JP2006166134A - 画像通信装置、その制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

画像通信装置、その制御方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 プロトコルを拡張することなく、なりすましファクシミリ送信を可及的に防止できるようにする。
【解決手段】 入力されたユーザ識別データに基いてユーザ認証処理を行い、認証されたユーザに係るユーザ識別データと送信日時を一定長のデータ列(ハッシュ値)に変換し、送信対象の画像データに対して、変換に係る一定長のデータ列を付加し、当該一定長のデータ列に係る元のユーザ識別データと送信日時は付加しないようにし、付加された一定長のデータ列と送信対象の画像データとをファクシミリ符号データに変換してファクシミリ送信する。
【選択図】 図19

Description

本発明は、画像通信装置、その制御方法、プログラム、及び記憶媒体に関し、特に、ファクシミリ通信が可能な画像通信装置等に関する。
近年、専ら公衆回線網を介してファクシミリ通信を行う旧来のファクシミリ装置の他に、公衆回線、及びインターネットを介してファクシミリ通信を行うインターネット接続型のファクシミリ装置が実現されている。このようなインターネット接続型のファクシミリ装置では、G3,或いはG4ファクシミリプロトコル、インターネットファクシミリプロトコル等の複数のプロトコルを有している(特許文献1参照)。
また、ファクシミリ通信においては、一般に、送信日時、送信者名、相手先名、ページ番号などの情報を、送信ヘッダとして送信対象の画像データに付加して送信している(特許文献1参照)。
特開2003−304369号公報
しかしながら、上記のような旧来のファクシミリ装置、或いはインターネット接続型のファクシミリ装置では、送信ヘッダを画像データに付加しないように設定することができ、また、装置の設定を変更することにより、送信者名や送信日時を偽って所謂、「なりすまし送信」を行うことができる。このため、従来は、受信側において、送信ヘッダの情報に基づいて、送信者や送信日時が真正であるか否かを確認することができなかった。
この確認処理は、例えば、送信側と受信側で送信ヘッダ情報のハッシュ値を求めて両者を比較するようにプロトコルを拡張するなど、プロトコルの拡張により実現することは容易であるが、この場合は、既存の通信装置に対してそのまま適用することはできない。
そこで、本発明は、プロトコルを拡張することなく、なりすましファクシミリ送信を可及的に防止し得る画像通信装置、その制御方法、プログラム、及び記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、ファクシミリ通信機能を有する画像通信装置において、入力されたユーザ識別データに基いてユーザ認証処理を行う認証手段と、少なくとも前記認証手段により認証されたユーザに係るユーザ識別データを一定長のデータ列に変換する第1の変換手段と、送信対象の画像データに対して、前記第1の変換手段により変換された一定長のデータ列を付加し、当該一定長のデータ列に係る元のユーザ識別データは付加しない付加手段と、前記付加手段により付加された一定長のデータ列と前記送信対象の画像データとをファクシミリ符号データに変換する第2の変換手段とを有している。
本発明によれば、プロトコルを拡張することなく、なりすましファクシミリ送信を可及的に防止し得る画像通信装置、その制御方法、プログラム、及び記憶媒体を提供することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。 図1は、本発明の実施の形態に係る画像通信装置を適用した通信システムのシステム構成図である。画像通信装置200、220、230、パーソナルコンピュータ240は、LAN(Local Area Network)、公衆回線(WAN:Wide Area Network)、インターネット等の通信回線2080により相互に通信可能に接続され、公衆回線(WAN)を介してG3又はG4ファクシミリ通信を行うと共に、インターネットを介してインターネットファクシミリ通信を行うことができる。
画像通信装置200,220,230は、画像読取機能、印刷機能、複写機能、ファクシミリ通信機能等の各種の機能を有する複合機により構成され、それぞれコントローラユニット2000,2200,2300、スキャナ2070,2270,2370、プリンタ2095,2295,2395、操作部2085,2285,2385を有している。また、パーソナルコンピュータ(以下PC)240は、FTP(File Transfer Protocol)プロトコル、SMB(Server Message Block)プロトコルを使用したファイルの送受信や電子メールの送受信を行うことができる。
図2は、画像通信装置200のハードウェア構成を説明するブロック図である(画像通信装置220,230も同様)。
コントローラユニット2000は、スキャナ(カラースキャナ)2070、プリンタ(カラープリンタ)2095、操作部2085に接続されると共に、LAN2080や公衆回線(WAN)2090にも接続されており、操作部2085の操作により入力されたコマンド等に従って、画像読取機能、印刷機能、複写機能、ファクシミリ通信機能等の各種の機能を実現するための各種の制御を行う。
コントローラユニット2000内のCPU2001は、装置全体の動作を制御するコントローラである。RAM(Random Access Memory)2002は、CPU(Central Processing Unit)2001が動作するためのワークメモリとして利用されると共に、画像データを一時記憶するための画像メモリとしても利用される。ROM(Read Only Memory)2003は、ブートROMとし利用され、ブートプログラムが格納されている。HDD(Hard Disk Drive)2004は、ハードディスクドライブであり、システムソフトウェア、画像データが格納される。操作部I/F2005は、操作部(UI)2085とのインタフェース部であり、操作部2085に画像データを出力したり、操作部2085からの入力データ(コマンドを含む)をCPU2001に伝えたりする。
ネットワークI/F2007は、LAN2080に接続され、LAN2080上の装置との間でデータの入出力を行う。モデム2050は、公衆回線2090に接続され、公衆回線2090上の装置との間でデータの入出力を行う。
2値画像回転部2052は、モデム2050を介して送受信する2値画像データを回転処理し、2値画像圧縮・伸張部2053は、モデム2050を介して送受信する2値画像データを圧縮・伸張する。なお、2値画像圧縮・伸張部2053は、JBIG、MMR、MR、MHの各圧縮・伸張方式をサポートしている(後述する圧縮部)。DMAC2009は、DMAコントローラであり、RAM2002に格納されている画像データをCPU2001を介することなく読み出してイメージバスI/F2011に転送すると共に、画像バス2010からの画像データをCPU2001を介することなくRAM2002に書き込む。以上のデバイスがシステムバス2008に接続される。
イメージバスI/F2011は、画像バス2010を介して高速に画像データを入出力するためのインタフェースである。圧縮部2012は、画像バス2010に画像データを送出する前に32画素×32画素の単位でJPEG方式により圧縮し、伸張部2013は、画像バス2010を介して送られてきた圧縮に係る画像データを伸張する。
ラスタイメージプロセッサ(RIP)2018は、次のように機能する。すなわち、パーソナルコンピュータ240からのPDLコードデータがネットワークI/F2007を介して入力されると、そのPDLコードデータは、CPU2001の制御の下にシステムバス2008を介してRAM2002に格納される。そして、CPU2001は、RAM2002上のPDLコードデータを中間コードデータに変換し、システムバス2008を介してRIP2018に入力する。RIP2018は、中間コードデータをプリンタ2095で印刷可能にビットマップイメージデータ(多値)に展開する。
スキャナ画像処理部2014は、スキャナ2070からの画像データ(カラー/白黒)に対して、各種の画像処理(たとえば補正、加工、編集)を行い、多値データとして圧縮部2012に出力する。プリンタ画像処理部2016は、伸張部2013から出力された印刷対象の画像データ(カラー/白黒)に対して、各種の画像処理(たとえば補正、加工、編集)を行い、プリンタ2095に出力する。なお、伸張部2013で2値―多値変換を行うことができるので、プリンタ画像処理部2016は、2値および多値の画像データをプリンタ2095に出力することができる。
画像変換部2030は、画像メモリ(RAM2002)に展開された画像データをCPU2001の制御の下に読み出して各種の画像変換処理を行い、再度、RAM2002に書き戻す場合に利用される。画像変換部2030の回転部2019は、画像データを指定された角度で32×32画素の単位で回転することができ、2値、および多値の画像データに対応している。変倍部2020は、画像データの解像度を変換したり(たとえば600dpiから200dpi)、変倍したりする機能(たとえば25%から400%まで)を有し、変倍する前には32×32画素の画像データを32ライン単位の画像データに並び替える。色空間変換部2021は、入力された多値の画像データの色空間を他の色空間に変換する(例えば、YUV画像データをLab画像データに変換する)。また、色空間変換部2021は、3×8のマトリクス演算部、および1次元ルックアップテーブルを有し、公知の下地とばし処理や裏写り防止処理を行うことができる。
2値多値変換部2022は、1bitの2値(2階調)の画像データを8bitの多値(256階調)の画像データに変換する。逆に、多値2値変換2025は、例えばRAM2002上の8bit多値(256階調)の画像データを誤差拡散処理などの手法により1bitの2値(2階調)の画像データに変換する。合成部2023は、RAM2002上の2枚の多値の画像データを合成し、1枚の多値の画像データにする機能を有する。例えば、RAM2002上の或る会社のロゴの画像と原稿の画像データを合成することで、原稿の画像データに簡単に会社のロゴを付加することができる。
間引き部2024は、多値の画像データについて所定間隔で画素データを間引くことで解像度変換を行うユニットであり、1/2、1/4、1/8に縮小した多値の画像データを出力することができ、変倍部2020と合わせて使うことで、より広範囲な拡大、縮小を行うことが可能となる。移動部2025は、入力された2値、或いは多値の画像データに対して余白部分をつけたり、余白部分を削除したりして出力することができる。
なお、上記の回転部2019、変倍部2020、色空間変換部2021、2値多値変換部2022、合成部2023、間引き部2024、移動部2025、及び多値2値変換部2026は、連動して動作することが可能であり、例えばRAM2002上の多値の画像データを回転すると共に解像度変換する場合は、回転処理後の画像データを一旦RAM2002に書き戻すことなく(すなわちRAM2002を介さずに)、回転処理と解像度変換処理を連動して行うことができる。
図3は、画像通信装置200で扱う画像データの形式を示す図である。本実施の形態で使用される画像データの形式は、特開2001−103473号公報で開示されている画像パケット構造を利用している。圧縮部2012では、ラスタ形式の画像データを、図3に示したように、32×32画素単位のパケットとして並び替え、パケット単位でJPEG方式の圧縮を行う。また、図4に示したように、上記のパケットにパケットの位置を示すパケットID、色空間、QテーブルID、データ長などの情報を付加してヘッダとする。また、文字、写真を示す2値のデータも同様に圧縮して、その圧縮データ(像域フラグMMR)をJPEGデータの後ろに付加する。
伸張部2013では、このヘッダ情報に基づいてパケット単位でJPEGデータを伸張し、ラスタ画像データに並び替える。このようにパケット単位で処理することで、画像回転の場合にはパケット内部の画像のみを回転し、パケットIDの位置を変更することで伸張、或いは圧縮した画像データを回転することができるため、非常に効率良く回転処理を行うことができる。なお、画像バス2010を流れる画像データは、全てパケット単位の画像データである。
また、画像データをRAM2002上で扱う場合には、パケットテーブルを用いる。パケットテーブルは、1つの要素が1つのパケットの先頭アドレス情報と当該パケットのサイズ情報で構成され、この要素に係る情報を主走査方向、及び副走査方向に並べることにより、1つの画像データを示している(図3参照)。このパケットテーブルを用いることにより、画像データを構成するパケットがRAM2002上で離散的に配置されている場合でも、1つの画像に係る画像データとして扱うことが可能になる。
なお、FAX送信や2値画像回転部2052、2値画像圧縮・伸張部2053などでラスタ画像データが必要な場合は、パケット単位の画像データからラスタ画像データへの変換処理をソフトウェアによって行う。
図5は、スキャナ画像処理部2014の詳細な構成を示している。スキャナ2070から入力されたRGBの各色に係る8bitの輝度信号は、マスキング部2501によりCCDのフィルタ色に依存しない標準的なRGB色信号に変換される。フィルタ部2502では、例えば9×9のマトリクス状のフィルタを使用し、画像のぼかし処理や、メリハリをつける処理が行われる。ヒストグラム部2503は、下地レベルを判定するために、入力に係る画像信号(画像データ)をサンプリングする。すなわち、ヒストグラム部2503は、主走査方向、副走査方向にそれぞれ指定した開始点から終了点で囲まれた矩形領域内のRGBデータを、主走査方向、副走査方向に一定のピッチでサンプリングし、ヒストグラムを作成する。このヒストグラムは、下地とばし処理や、裏写り防止処理が指定された場合に読み出され、ヒストグラムから原稿の下地を推測し、下地とばしのレベルを示すデータとして画像データと共にRAM2002やHDD2004に保存され、その後、印刷時や送信時の画像処理において使用される。
ガンマ部2504では、画像全体の濃度を濃く或いは薄くするための処理が行われる。例えば、入力画像データの色空間を任意の色空間に変換したり、入力系の色味に関する補正処理を行ったりする。色空間変換部2505は、原稿がカラーか白黒かを判断するために、変倍前の画像信号を公知のLab画像データに変換する。このLab画像データのうち、図5に示したa,bは、色信号成分を表しており、比較器2506は、色信号成分a,bが所定のレベル以上であれば有彩色、そうでなければ無彩色と判定し、1bitの判定信号をカウンタ2507に出力する。カウンタ2507は、比較器2506から入力された有彩色、無彩の判定信号を個別にカウントする。
文字/写真判定部2508は、画像データから文字エッジを抽出し、画像データを文字部分と写真部分とに分離し、文字/写真判定信号を出力する。この文字/写真判定信号も画像データと共にRAM2002やHDD2004に格納され、印刷時に使用される。特定原稿判定部2509は、入力画像信号と当該特定原稿判定部2509が有する特定原稿の信号パターンとの一致の度合により、入力画像信号が特定原稿に係るものであるか否かを判定する。この判定結果に応じて、画像信号を加工し、紙幣や有価証券などの偽造を防止することができる。
図6は、プリンタ画像処理部2016の詳細な構成を示している。下地とばし部2601は、画像データの地色を飛ばし、不要な下地のカブリ除去を行う。下地とばし部2601は、例えば、3×8のマトリクス演算部や、1次元ルックアップテーブルにより下地飛ばし処理を行う。モノクロ生成部2602は、カラー画像データをモノクロ画像データに変換する。モノクロ生成部2602は、例えば、RGB信号に任意の定数を掛け合わせ、Gray信号とする1×3のマトリクス演算処理を行う。
出力色補正部2603は、画像データを出力するプリンタ2095の特性に合わせて色補正を行う。出力色補正部2603は、例えば、4×8のマトリクス演算や、ダイレクトマッピングにより色補正を行う。フィルタ処理部2604は、例えば、9×9のマトリクス演算処理により、画像データの空間周波数を任意に補正する。ガンマ補正部2605は、通常、1次元のルックアップテーブルを用いて、プリンタ2095の特性に合わせてガンマ補正処理を行う。
中間調補正部2606は、2値化や32値化など、任意のスクリーン処理や、誤差拡散処理を行うことにより、プリンタ2095の階調数に合わせて任意に中間調処理を行う。なお、プリンタ画像処理部2016の上記の各処理は、前述の文字/写真判定信号によって切り替えることも可能である。ドラム間遅延メモリ2607は、CMYKの各色用の感光ドラムを持つカラープリンタにおいて、CMYKの各色の印字タイミングをドラム間分ずらすことで、CMYKの各色の画像を重ね合わせるためのメモリであり、CMYKの各色の画像の位置を合わせるべく、これら各色の画像信号を遅延させる。
図7は、画像通信装置200として機能する複合機の外観図である。スキャナ2070は、原稿上の画像を照明し、CCDラインセンサ(図示せず)を走査することで、原稿に係る画像光をラスターイメージデータとして電気信号に変換する。この場合、原稿は原稿フィーダ2701のトレイ2702にセットされ、使用者が操作部2085から読み取りを指示することにより、スキャナ2070は、コントローラユニット2000のCPU2001の制御の下に、トレイ2702上の原稿を原稿フィーダ2071により1枚ずつフィードし、原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ2095は、感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式で印刷を行っているが、微小ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等の他の方式のプリンタであってもよい。プリント動作の起動は、CPU2001からの指示によって行われる。プリンタ2095は、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の用紙カセット2703、2704、2705を有している。また、プリンタ2095は、印字し終わった用紙を排出するための排紙トレイ2706を有している。
図8は、操作部2085の構成を示している。LCD表示部2801は、LCD上にタッチパネルシート2802が貼られており、本装置の操作画面およびソフトキーを表示するとともに、表示中のキーが押されるとその位置情報をCPU2001に伝える。スタートキー2803は、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。このスタートキー2803の中央部には、緑と赤の2色LED2804が設けられ、その点灯した色によってスタートキー2803が使える状態にあるか否かを示すように構成されている。
ストップキー2805は、稼働中の動作を停止させるためのキーである。IDキー2806は、置数キーや記号キー(IDキー2806の左側の12個のキー)によりユーザIDやパスワードを入力する場合に用いられる。リセットキー2807は、操作部2085により設定した内容を初期化する場合に用いられる。
ユーザ設定キー2808は、画像通信装置200に関する通常変更することのない設定(発信人名称、機器名称、日付時刻、ネットワーク設定等)を変更する場合に用いられ、このユーザ設定キー2808では、タイマー送信時のタイマー設定、送信ヘッダを送信画像データの外側に付加する外付けヘッダモード、送信ヘッダを送信画像データの内側に付加する内付けヘッダモード、送信ヘッダを送信画像データに付加しないヘッダ無しモード等のモード設定等を行うために利用することができる。ただし、後述するように、ファクシミリ送信、或いはインターネットファクシミリ送信を行う場合は、設定されたヘッダモードの如何に拘らず、常に、送信ヘッダが付加される。
また、この送信ヘッダ中の送信日時、発信人名称(実際には認証ID)は、所定のハッシュ関数により変換されたハッシュ値として送信される。ただし、ユーザ設定キー2808により、送信日時、発信人名称をハッシュ値に変換した送信ヘッダとするか、或いはハッシュ値に変換しない通常の送信ヘッダとするかを設定するようにしてもよい。
なお、CPU2001は、ユーザの認証無しには、後述の初期画面および標準画面に移行することができないように制御する。すなわち、画像通信装置200のHDD2004等には、本画像通信装置200を使用可能なユーザのユーザIDやパスワードが登録されており、このユーザIDやパスワードが入力された場合に当該ユーザが認証され、認証されたユーザだけが本画像通信装置200を使用できるようになっている。なお、ユーザ認証を行うためのユーザIDやパスワードの入力は、キー入力ではなく予めユーザIDやパスワードを記録した認証カードにより行うことも可能である。
図9は、操作部2085のLCD表示部2801に表示される初期画面(送信設定画面)を示しており、この初期画面は、各画像形成機能を設定した後に戻ってくる標準画面でもある。コピータブ3101は、コピー設定用の画面に切り替える際に利用される。送信タブ3102は、スキャンした画像データをファックスや電子メールで送信するための設定画面(図9の画面)に切り替える際に利用される。ボックスタブ3103は、HDD2004にスキャン画像データ、PDL画像データを格納する場合、或いはHDD2004に格納されたスキャン画像データ、PDL画像データを印字、送信、編集するための設定画面に切り替える際に利用される。
ウィンドウ3104には、読込設定ボタン3105によって設定された画像読込時の設定内容が表示される。読込設定ボタン3105は、画像読み込み時の解像度、濃度などを設定するために利用される。送信設定ボタン3106は、送信ヘッダの情報としての発信人名称(または機器略称)、相手先略称を選択して設定するために利用される。なお、その他の送信ヘッダの情報、すなわち、送信日時、発信電話番号タイプ(FAX/TEL)、発信元回線電話番号、ページ番号等は、ユーザ設定キー2808により予め設定される。なお、スキャン画像データを送信するための図9の画面だけでなく、後述の図13の送信ボタン3503を押下した際に表示されるPDL画像データを送信するための画面(図示省略)でも、同様の機能を有する送信設定ボタンが表示される。
ウィンドウ3107には、宛先表ボタン3108の操作により宛先表が表示される。詳細情報ボタン3109は、ウィンドウ3107に表示された宛先表の中から指定した宛先の詳細な情報を表示させる際に利用される。消去ボタン3110は、ウィンドウ3107に表示された宛先を消去するために利用される。
図10は、図9の読込設定ボタン3105を押下したときに表示されるウィンドウである。読取サイズボタン3201は、読取対象の原稿のサイズをポップアップメニューの中から選択して設定するためのボタンであり、設定された読取サイズはボックス3202に表示される。読取色モードボックス3203は、原稿の読取り色を設定するためのボックスであり、カラー、ブラック、自動(ACS)の3種類の読取り色モードを設定することができる。
解像度ボックス3204は、原稿読取りの解像度を設定するためのボックスである。スライダ3205は、原稿読取り濃度を調整するためのスライダであり、9段階の濃度調整を行うことができる。自動ボタン3206は、新聞画像のように下地がかぶった画像を読込む場合に濃度を自動的に決定するためのボタンである。
図11は、図9のコピータブ3101を押下したときに表示されるコピー設定画面を示している。ボックス3301は、コピーできる状態であるか否の情報を表示するボックスであり、設定したコピー部数も表示される。自動ボタン3302は、図9の自動ボタン3206と同等の機能を有するボタンであり、下地除去を自動的にするか否かを選択するためのボタンである。スライダ3303は、図9のスライダ3205と同等の機能を有し、9段階の濃度調整を行うことができる。ボックス3304は、原稿のタイプを選択するためのボックスであり、文字・写真・地図、文字、印画紙写真、印刷写真を選択することができる。
応用モードボタン3305は、縮小レイアウト(複数枚の原稿を1枚の用紙に縮小印字する機能)や、カラーバランス(CMYKの各色微調整)などを設定することができる。ソート設定ボタン3306は、各種フィニッシングに係る設定を行うためのボタンであり、シフトソート、ステープルソート、グループソートを設定することができる。両面ボタン3307は、両面読み込み、および、両面印刷に係る設定を行うためのボタンである。
図12は、図9のボックスタブ3103を押下したときに表示されるボックス設定画面を示している。ボックス3401には、HDD2004を論理的に区分した各フォルダに係る情報が表示される。すなわち、ボックス3401には、フォルダに予め割り振られたフォルダ番号、当該フォルダで使用しているディスク容量の割合、任意に付けられたフォルダの名称が表示される。また、ボックス3402には、HDD2004の全体の使用量が表示される。
図13は、図12のボックス3401に表示されているフォルダNo.0に係るフォルダを指定(押下)した場合に表示される画面を示している。符号3501および3502はフォルダに格納されている文書を示しており、この文書は複数のページで構成されている。符号3501で示した文書については、スキャン文書であることを示すアイコン、当該文書のHDD2004の使用量、ユーザが任意に設定した文書名が表示されている。また、符号3502で示した文書については、PDL文書であることを示すアイコン、当該文書のHDD2004の使用量、ユーザが任意に設定した文書名が表示されている。上記のアイコンを押下することで対応する文書名が反転表示され、選択状態であることがユーザに示される。
送信ボタン3503は、上記のようにして選択された文書を送信するためのボタンである。読み込みボタン3504は、スキャナ2070により原稿画像を読み込んで文書を生成するためのボタンである。全選択ボタン3505は、フォルダ内の全ての文書を選択するためのボタンである。削除ボタン3506は、選択された文書を削除するためのボタンである。プリントボタン3507は、選択された文書を印刷するためのボタンである。
編集ボタン3508は、選択された文書を編集するためのボタンであり、この編集処理としては、例えば2つの文書を結合して1つの文書にして保存する、特定のページを削除する等の処理を行うことができる。詳細情報ボタン3509は、選択された文書の詳細情報を表示するためのボタンである。この詳細情報としては、文書名の他に解像度、原稿サイズ、カラー等の情報がある。
図14は、画像通信装置200(複合機)のソフトウェア構成を示す図である。図14に示したように、画像通信装置200(複合機)は、操作部2085を制御するUI制御部4010、UI制御部4010からの指示に従ってコピー処理を行うコピーアプリケーション4020、送信処理を行う送信アプリケーション4021、上記のボックス画面に係るスキャン処理やプリント処理を行うBOXアプリケーション4022を有している。
また、画像通信装置200(複合機)は、ネットワークアプリケーション4120からPDLプリントデータを受け取り、PDLプリントジョブを投入するPDLアプリケーション4023、UI制御部4010の機器依存部分を吸収するための共通インタフェース部4030、共通インタフェース部4030から受け取ったジョブ情報を整理し、下位層のドキュメント処理部に伝達するジョブマネージャ4040を有している。
このドキュメント処理部は、FAXマネージャ4041、スキャンマネージャ4050、ファイルリードマネージャ4060、PDLマネージャ4070、シンクマネージャ4080、プリントマネージャ4090、ファイルストアマネージャ4100、及びイメージマネージャ4110を有している。
ローカルコピーを行う場合は、スキャンマネージャ4050とプリントマネージャ4090が作動し、リモートコピーの送信ジョブを実行する場合は、スキャンマネージャ4050とファイルストアマネージャ4100が作動し、リモートコピーの受信ジョブを実行する場合は、ファイルリードマネージャ4060とプリントマネージャ4090が作動し、LIPS(登録商標)やPostScript(登録商標)などのPDLプリントを行う場合は、PDLマネージャ4070とプリントマネージャ4090が作動する。
これらドキュメントマネージャ間の同期取り、および各種画像処理を行うイメージマネージャ4110への画像処理の依頼は、シンクマネージャ4080を介して行われる。スキャン時やプリント時の画像処理や画像ファイルの格納は、イメージマネージャ4110により行われる。
次に、ローカルコピーを行う場合の各ソフトウェアの処理について説明する。使用者の指示により、UI制御部4010からコピー指示信号、及びコピー処理に係る設定情報を含むジョブ情報がコピーアプリケーション4020に伝達される。コピーアプリケーション4020は、UI制御部4010からのジョブ情報を共通インタフェース部4030を介してジョブマネージャ4040に転送する。ジョブマネージャ4040は、スキャンマネージャ4050とプリントマネージャ4090にジョブ情報を伝達する。
スキャンマネージャ4050は、図示しないデバイスI/F(デバイスI/Fはコントローラユニット2000とスキャナ2070、およびコントローラユニット2000とプリンタ2095を結ぶシリアルI/F)を介してスキャナ2070にスキャン要求を行うと共に、シンクマネージャ4080を介してイメージマネージャ4110にスキャン用の画像処理を要求する。イメージマネージャ4110は、スキャンマネージャ4050の指示に従って、スキャナ画像処理部2014に対する設定を行い、この設定が完了するとシンクマネージャ4080を介してスキャンマネージャ4050にスキャン準備完了信号を出力する。
スキャンマネージャ4050は、スキャン準備完了信号が入力されると、スキャナ2070に対して原稿画像のスキャンを指示する。スキャナ2070は、原稿画像のスキャンが完了すると、スキャン完了信号を出力するが、このスキャン完了信号は、ハードウェアからの割り込み信号によりイメージマネージャ4110に伝達され、イメージマネージャ4110は、スキャン完了信号をシンクマネージャ4080に転送する。シンクマネージャ4080は、転送されたスキャン完了信号を更にスキャンマネージャ4050、及びプリントマネージャ4090に転送すると共に、RAM2002に蓄積されたスキャンに係る圧縮画像データをファイル化してHDD2004に保存するようイメージマネージャ4110に指示する。
イメージマネージャ4110は、この指示に従ってRAM2002上の画像データ(文字/写真判定信号を含めて)をファイル形式でHDD2004に格納する。この場合、イメージマネージャ4110は、画像データの付随情報として、カラー判定/白黒判定結果、下地とばしのレベル、画像入力元としてスキャン画像、色空間RGBも図示しないSRAMに格納しておく。また、イメージマネージャ4110は、HDD2004へのファイル格納が終了し、スキャナ2070からのスキャン完了信号を受けると、シンクマネージャ4080を介してスキャンマネージャ4050にファイル化の終了信号を出力する。スキャンマネージャ4050は、ファイル化の終了信号をジョブマネージャ4040に転送し、ジョブマネージャ4040は、その終了信号を共通インタフェース部4030を介してコピーアプリケーション4020に転送する。
プリントマネージャ4090は、RAM2002に画像データが格納され始めた時点で、デバイスI/Fを介してプリンタ2095に当該画像データの印刷処理を要求すると共に、シンクマネージャ4080にプリント画像処理を要求する。シンクマネージャ4080は、プリントマネージャ4090からの要求に応じて画像処理に係る設定をイメージマネージャ4110に依頼する。イメージマネージャ4110は、上記の画像データの付随情報に従ってプリンタ画像処理部2016に対する設定を行い、シンクマネージャ4080を介してプリントマネージャ4090にプリント準備完了信号を出力する。
プリントマネージャ4090は、プリント準備完了信号を受け取ると、プリンタ2095に対して印刷指示信号と共に、プリンタ画像処理部2016で処理された画像データ(プリント画像)を出力する。この際、プリント画像転送完了信号は、図示しないハードウェアからの割り込み信号によって、イメージマネージャ4110に伝えられる。シンクマネージャ4080は、イメージマネージャ4110からのプリント準備完了信号をプリントマネージャ4090に転送する。プリンタ2095は、プリントに係る用紙を排紙した段階で排紙完了信号をプリントマネージャ4090に出力する。この排紙完了信号は、ジョブマネージャ4040、共通インタフェース部4030を介してコピーアプリケーション4020に転送される。コピーアプリケーション4020は、排紙完了信号を受けると、ローカルコピーに係るスキャン、プリントのジョブ終了をUI制御部4010に通知する。
次に、リモートコピーのスキャンジョブ、送信ジョブを実行する場合の各ソフトウェアの処理について説明する。
ジョブマネージャ4040は、リモートコピーのスキャンジョブ、及び送信ジョブについては、プリントマネージャ4090に代わってファイルストアマネージャ4100に伝達すると共に、スキャンマネージャ4050に伝達する。
ファイルストアマネージャ4100は、スキャンマネージャ4050等の処理により得られたスキャン画像データ(画像ファイル)をHDD2004に格納し終わった時点で、シンクマネージャ4080から格納完了通知を受け、その格納完了信号を共通インタフェース部4030を介してコピーアプリケーション4020、又は送信アプリケーション4021に伝達する。
この場合、ファイルストアマネージャ4100は、リモートコピーのスキャンジョブに基づいてスキャン画像データ(画像ファイル)をHDD2004に格納したときは、画像ファイルの格納完了信号をコピーアプリケーション4020に伝達し、送信ジョブに基づいてスキャン画像データ(画像ファイル)をHDD2004に格納したときは、画像ファイルの格納完了信号を送信アプリケーション4021に伝達する。
コピーアプリケーション部4020、送信アプリケーション4021は、上記の格納完了信号を受けた場合、HDD2004に格納された画像ファイルの送信をネットワークアプリケーション4120に依頼し、送信依頼を受けたネットワークアプリケーション4120は画像ファイルを送信する。ネットワークアプリケーション4120は、リモートコピーの場合は、送信開始時にコピーアプリケーション4020からリモートコピーに関する設定情報を受け、その設定情報もリモート側(送信先)の機器に通知する。また、ネットワークアプリケーション4120は、リモートコピーの場合は、機器固有の通信プロトコルを使用して送信を行い、送信ジョブの場合は、FTP、SMBのような標準的なファイル転送プロトコルを使用する。
ファクシミリ送信する場合は、画像ファイルがHDD2004に格納された後、送信アプリケーション4021から共通インタフェース部4030、ジョブマネージャ4040を介してFAXマネージャ4041に送信指示がなされる。この送信指示を受けてFAXマネージャ4041は、モデム2050を介して相手機器とネゴシエーションし、必要な画像処理(カラー−白黒変換、多値2値変換、回転、変倍等)をイメージマネージャ4110に依頼し、画像処理後の画像データをモデム2050を介して送信する。
また、送信先の機器がプリンタ機能を有する場合、送信アプリケーション4021は、共通インタフェース部4030を介してプリントジョブとしてプリントの指示を行う。そのときの指示動作は、以下で説明するリモートコピーのプリントジョブの場合と同様である。また、送信宛先が当該画像通信装置200内のボックス宛先になっているときは、ファイルストアマネージャ4100によって機器内のファイルシステムに格納する。
ファクシミリ受信時は、FAXマネージャ4041がモデム2050を介して画像データを受信し、画像ファイルとしてHDD2004に格納する。ボックスアプリケーション4022は、画像データをHDD2004に格納した旨の通知をFAXマネージャ4041から受けると、共通インタフェース部4030を介してジョブマネージャ4040に受信プリントの指示を行う。その後の動作は、通常のボックスプリントジョブと同じ動作になるため省略する。
リモートコピーのプリントジョブの場合は、ネットワークアプリケーション4120が送信側からの画像データをHDD2004に保存するとともに、コピーアプリケーション部4020に対してプリントジョブを発行し、コピーアプリケーション部4020が、共通インタフェース部4030を介してジョブマネージャ4040にプリントジョブを投入する。また、ローカルコピーの場合と異なり、スキャンマネージャ4050に代わってファイルリードマネージャ4060が、ジョブマネージャ4040からの処理要求を受ける。
ファイルリードマネージャ4060は、HDD2004内の受信画像データをRAM2002に展開するための要求を、シンクマネージャ4080を介してイメージマネージャ4110に行う。イメージマネージャ4110は、HDD2004内の受信画像データをRAM2002に展開し、その展開が終了した時点で、受信画像データの展開終了をシンクマネージャ4080を介してファイルリードマネージャ4060とプリントマネージャ4090に伝える。
プリントマネージャ4090は、受信画像データがRAM2002に展開され始めた時点で、ジョブマネージャ4040から指示された給紙段、もしくは指示された用紙サイズを有する給紙段を選択し、デバイスI/Fを介してプリンタ2095に印刷要求をだす。なお、用紙自動選択の場合には、プリントマネージャ4090は、画像サイズから給紙段を決定して印刷要求を行う。プリントマネージャ4090は、同時にシンクマネージャ4080に対してプリント画像処理要求を行う。
シンクマネージャ4080は、プリントマネージャ4090からプリント画像処理要求を受けると、プリント画像処理設定をイメージマネージャ4110に依頼する(この場合、たとえば最適サイズの用紙がなくなり、回転が必要になれば別途回転指示も依頼する。また、回転指示があった場合には、イメージマネージャ4110が回転部2019を用いて画像データを回転する)。
イメージマネージャ4110は、プリント画像処理設定の依頼を受けると、プリンタ画像処理部2016に対するプリント画像処理設定を行い、その設定が完了すると、シンクマネージャ4080を介してプリントマネージャ4090にプリント準備完了信号を出力する。プリントマネージャ4090は、プリント準備完了信号を受け取ると、プリンタ2095に対して印刷指示信号と共に、プリンタ画像処理部2016で処理された画像データ(プリント画像)を出力する。
この際、プリント画像転送完了信号は、図示しないハードウェアからの割り込み信号によって、イメージマネージャ4110に伝えられる。シンクマネージャ4080は、イメージマネージャ4110からのプリント準備完了信号をファイルリードマネージャ4060とプリントマネージャ4090に転送する。ファイルリードマネージャ4060は、プリント準備完了信号をジョブマネージャ4040に転送する。
プリンタ2095は、プリントに係る用紙を排紙した段階で排紙完了信号をプリントマネージャ4090に出力する。この排紙完了信号は、ジョブマネージャ4040、共通インタフェース部4030を介してコピーアプリケーション4020に転送される。コピーアプリケーション4020は、排紙完了信号を受けると、リモートコピーに係るプリントジョブの終了をUI制御部4010に通知する。
PDLデータ展開格納ジョブの場合は、パーソナルコンピュータ240等からのPDLプリント要求が、ネットワークアプリケーション4120を介してPDLアプリケーション4023に伝達され、PDLアプリケーション4023が、PDLデータ展開格納ジョブを共通インタフェース部4030を介してジョブマネージャ4040に発行する。この場合、PDLマネージャ4070とファイルストアマネージャ4100が、ジョブマネージャ4040からの処理要求を受ける。
PDLマネージャ4070は、PDLデータをビットマップイメージデータに変換してRAM2004に展開し、ファイルストアマネージャ4100は、RAM2004上の画像データ(ビットマップイメージデータ:文字/写真判定信号を含む)をHDD2004に格納する。この場合、ファイルストアマネージャ4100は、画像データの付随情報として、カラー/白黒情報、画像入力元としてPDL画像データ、色空間CMYKもしくはRGBも、図示しないSRAMに格納する。
ファイルストアマネージャ4100は、PDL画像に係るビットマップイメージデータをHDD2004に格納し終わった時点で、格納完了信号をジョブマネージャ4040経由で共通インタフェース部4030を介してPDLアプリケーション4023に転送する。PDLアプリケーション4023は、この格納完了信号を更にネットワークアプリケーション4420を介してPDLプリントを要求したパーソナルコンピュータ240等に転送する。なお、PDLプリントジョブの場合には、RAM2004上に展開された画像データをPDLマネージャ4070とプリントマネージャ4090によって印字する。
PDL展開されHDD2004に格納された画像データをプリントする場合は、UI制御部4010は、HDD2004に格納された画像データを指定したプリントジョブをボックスアプリケーション4022に対して発行する。ボックスアプリケーション4022は、共通インタフェース部4030を介してジョブマネージャ4040に当該プリントジョブを投入する。ローカルコピーの場合とは異なり、スキャンマネージャ4050に代わってファイルリードマネージャ4060がジョブマネージャ4040からの処理要求を受ける。ファイルリードマネージャ4060は、印刷指示された画像データをHDD2004から読み出してRAM2004に展開するための要求を、シンクマネージャ4080を介してイメージマネージャ4110に行う。この後の動作はリモートコピーのプリントジョブで説明した動作と同様のため、省略する。
次に、本実施の形態におけるファクシミリ送信画像の生成方法(文字列画像の合成方法)を、図15に基づいて説明する。図15は、スキャナ2070により読み取ってHDD2004に蓄積した画像データをファクシミリ送信、又はインターネットファクシミリ送信する場合を示している。この場合、スキャナ2070により読み取った画像データは、前述の画像パケットデータおよび画像パケットテーブルデータとして、ページ単位でHDD2004に蓄積されている。
そこで、CPU2001は、まず、HDD2004に蓄積されているデータの中から送信対象となる1ページ分の画像パケットデータおよび画像パケットテーブルデータを指定し(ステップ5001)、RAM2002上に読み出す(ステップ5002)。この画像データは、平均17MB程度のデータ量のYUVの色成分を持つパケットJPEGデータであり、画像サイズはA3で、600×600DPIの解像度を持つデータとなっている(ステップ5003)。
次に、CPU2001は、ステップ5004において、RAM2002上の画像データに対して、伸張部2013、画像変換部2030、圧縮部2012を使用して、解像度変換処理、YUVからRGBへの色空間変換処理、回転処理を実行する。これら処理が施された画像データは、平均2MB程度のデータ量のRGBの色成分を持つパケットJPEGデータであり、画像サイズはA4で、200×200DPIの解像度を持つデータとなっている(ステップ5005)。
次に、CPU2001は、ステップ5006において、再び伸張部2013、画像変換部2030を使用して、RGBから2値への色空間変換処理を実行する。この色空間変換処理が施された画像データは、平均700kB程度のデータ量の2値のパケット生画像データであり、画像サイズはA4で、200×200DPIの解像度を持つデータとなっている(ステップ5007)。
次に、CPU2001は、ステップ5008において、ソフト処理によって上記の2値のパケット生画像データをラスタ画像データに変換し、このラスタ画像データに後述のハッシュデータ等を送信ヘッダとして付加し、送信可能なサイズになるように、必要に応じて余白削りや余白付けを行ない、圧縮部2012を使用してファクシミリ送信用の画像データ[(MR(Modified READ)符号化方式等で符号化されたファクシミリ符号データ)]に変換する。この送信用の画像データは、平均100kB程度のデータ量の2値のラスタ形式のデータであり、画像サイズはA4で、200×200DPIの解像度を持つデータとなっている(ステップ5009)。
最後に、CPU2001は、ステップ5010において、ファクシミリ送信用のラスタ画像データ(ファクシミリ符号データ)を送信する。なお、宛先がインターネットファクスの場合は、CPU2001は、上記の送信用のラスタ画像データをさらにMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)形式等のデータに変換して送信する。
次に、送信ヘッダの付加方法を図16に基づいて説明する。送信ヘッダ[(図16(a)の5101参照]は、送信開始時(G4FAXの場合は受信画像印刷時)に送信画像[図16(a)の5102参照]に付加される帯状の画像であり、この送信ヘッダ5101には、例えば日時情報、発信元情報、ページ番号などの情報が含まれる。
図16(b)は、送信ヘッダ5101が送信画像5102の外側に付加される外付けヘッダモード時の受信側の画像例を示しており、この場合、送信画像5102はそのままで、送信画像5102の先頭に送信ヘッダ5101が付加されている。図16(c)は、送信ヘッダ5101が送信画像5102の内側に付加される内付けヘッダモード時の受信側の画像例を示しており、この場合、送信画像5102の先頭部分が送信ヘッダ5101の縦幅分だけ切り取られ、その切り取り部分に送信ヘッダ5101が付加されている。図16(d)は、送信ヘッダ5101を付加しないヘッダ無しモード時の受信側の画像例を示しており、この場合、送信画像5102は手を加えられることなく送信される。
図17は、従来の画像送信時に付加される送信ヘッダの例を示している。従来の送信ヘッダは、機器(画像通信装置)の設定に応じて、日時情報(1999 09/16 THU 12:00)、発信電話番号タイプ(FAX/TEL)、発信元回線電話番号(12345678901234567890、発信人名称(または機器略称:AAAAAAAAAABBBBBBBBBBCCCC、相手先略称(YOU)、ページ番号(P001/034)などが含まれる。
図18は、本実施の形態における送信ヘッダの例を示している。本実施の形態では、オペレータ認証情報(認証ID)、送信日時を、所定のハッシュ関数により一定長のデータ列(ハッシュデータ列)に変換し、図16で説明した送信ヘッダに係るモード(すなわち、送信ヘッダの有無)の設定の如何に拘らず、常に、認証情報として付加している。
なお、本実施の形態では、上記のように、ハッシュデータ列に係る元のデータである認証IDと送信日時を送信ヘッダとして付加して送信していないことから推測できるように、受信側では、ハッシュデータ列に係る元のデータである認証IDと送信日時に基いてハッシュデータ列を生成し、この生成したハッシュデータ列と受信したハッシュデータ列を比較することにより、送信者と送信日時が真正であるか否かを判別するという処理は行っていない。
すなわち、本実施の形態では、プロトコルを拡張することにより「なりすまし送信」を判別するのではなく、受信した発信元電話番号に基いて発信元に送信状況を問い合わせることにより「なりすまし送信」を判別することを想定しており、「なりすまし送信」を判別するために受信側機器の構成を変更する必要はない。なお、送信状況の問い合わせを受けた発信元のユーザは、発信元の機器に記録されている送信ログデータを参照することにより、送信状況の問い合わせに対処することができる。
次に、送信ヘッダの付加処理を図19のフローチャートに基づいて説明する。なお、この送信ヘッダの付加処理は、CPU2001の制御の下にFAXマネージャ4120によりハッシュデータ列等に係る文字コード列を生成し、その文字コード列をイメージマネージャ4110により画像データに変換して、送信ヘッダとして送信画像データに付加するものである。
CPU2001は、実行対象の送信ジョブで指定された送信画像データに付加する送信ヘッダの1つの情報として、認証ID(パスワードを含む:以下同様)を取得する(ステップS5201)。この認証IDは、図8の認証画面から図9の標準画面に移行する際に使用されたものであり、すなわち、本画像通信装置200を使用可能なユーザとして登録され、ユーザID、パスワードの入力により認証されたユーザのIDであり、送信ジョブのパラメータの1つとして設定されているものである。従って、CPU2001は、ステップS5201では、認証IDを送信ジョブのパラメータから取得する。
次に、CPU2001は、現在の日時(送信日時)、当該画像通信装置200に設定された発信電話番号タイプ、発信元電話番号、相手先名称を取得し、さらに現在の送信ページ番号を取得する(ステップS5202)。なお、本実施の形態では、CPU2001は、当該画像通信装置200内の時計回路(図示省略)から送信日時を取得する。
次に、CPU2001は、公知のSHA−1(Secure Hash Algorithm 1)やMD5(Message Digest 5)などのアルゴリズムにより、ステップS5201、S5202で取得したデータのうち認証ID、および送信日時のデータをハッシュデータ列(ハッシュ値)に変換し、このハッシュデータ列を文字コード列に変換する(ステップS5203)。
次に、CPU2001は、上記の発信電話番号タイプ、発信元電話番号、相手先名称に係る文字コード列、ハッシュデータ列に係る文字コード列、ページ番号に係る文字コード列を、スペース文字でレイアウトを調整してバッファ上に展開する(ステップS5204)。
次に、CPU2001は、ステップS5204でバッファ上に展開した文字コード列をフォントROMを使用してビットマップ画像データ(ラスタイメージデータ)に変換すると共に、送信対象の画像データを画像展開メモリ(RAM2002)上に展開する(ステップS5205)。なお、画像展開メモリは、予め背景色で初期化しておく。
次に、CPU2001は、ヘッダモードとして外付けヘッダモードが設定されているか否かを判別する(ステップS5206)。その結果、外付けヘッダモードが設定されている場合は、CPU2001は、上記のバッファ上のビットマップ画像データを、送信ヘッダの画像データとして画像展開メモリ上の送信対象の画像データの先頭(外側)に付加し(ステップS5207)、これら送信ヘッダの画像データと送信対象の画像データとを合わせた画像データのサイズが例えばA4サイズとなるように画像サイズの変更処理を行い(ステップS5208)、送信ヘッダの付加処理を終了する。
一方、内付けヘッダモードが設定されている場合は、CPU2001は、上記のバッファ上のビットマップ画像データを、送信ヘッダの画像データとして画像展開メモリ上の送信対象の画像データの先頭部分に上書きし(ステップS5209)、ステップS5208に進む。ただし、この場合は、画像サイズの変更等が不要なため、ステップS5208では特に何も処理を行なわず、送信ヘッダの付加処理を終了する。
このように、本実施の形態では、認証ID、送信日時をハッシュ値に変換した送信ヘッダを付加して画像データをファクシミリ送信、インターネットファクシミリ送信しているので、受信側ではヘッダ情報だけでは送信者を認識することができず、発信側に電話をかけるなどして受信に係るハッシュデータを問い合わせない限り送信者を認識することができないので、偽りのユーザによる「なりすまし送信」を可及的に防止することが可能となる。なお、この場合、上記の問い合わせを受けた発信側では、問い合わせを受けたハッシュデータを送信履歴データ上で検索することで元の認証IDを認識することができるので、偽りのユーザによる「なりすまし送信」が見破られることとなる。
なお、例えば拾ったり盗んだりした認証カードによりユーザ認証を受ける、盗み見たユーザID、パスワードによりユーザ認証を受けるなど、不正にユーザ認証を受けた後、送信機器の設定をなりすましに係るユーザや機器(発信元)、或いはなりすましに係る送信日時に変更してファクシミリ送信、インターネットファクシミリ送信を行った場合には、なりすましに係るユーザや機器(発信元)、なりすましに係る送信日時に基づいてハッシュデータが生成され、このハッシュデータが他の送信ヘッダ情報と共に送信される。この場合も受信側ではヘッダ情報だけでは送信者を認識することができず、発信側に電話をかけるなどして受信に係るハッシュデータを問い合わせない限り送信者を認識することができないので、不正にユーザ認証を受けたユーザによる「なりすまし送信」をも可及的に防止することが可能となる。
また、なりすましユーザがユーザ認証を受けた後に例えば、送信側の機器の時計回路の設定(日付時刻の設定)を変更することにより、ハッシュデータ列内に偽りの送信日時を入力し、送信日時を偽ってファクシミリ送信することができる。このような弊害を防止するため、送信日時は、送信機器の時計回路から取得することなく、例えばネットワーク上のサーバ等から取得した標準日時を使用するようにするようにしてもよい。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、例えば、認証IDと送信日時に基づいてハッシュ値(一定長のデータ列)を生成することなく、認証ID、或いは送信日時の何れか一方に基いてハッシュ値を生成することも可能である。また、認証ID、送信日時だけでなく、発信元電話番号、ページ番号等の全ての送信ヘッダ情報に基づいてハッシュ値を生成することも可能である。また、ファクシミリ通信とインターネットファクシミリ送信の両方が可能な画像通信装置だけでなく、何れか一方の通信が可能な通信装置に本発明を適用することも可能である。また、ファクシミリ送信機能を有する装置であれば、複合機以外の画像通信装置に本発明を適用することも可能である。
さらに、本発明の目的は、上記実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行されることによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施に形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに備わる機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した(図19に示す)フローチャート等に対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の実施の形態に係る画像通信装置(複合機)を適用した通信システムのシステム構成図である。 上記画像通信装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 上記画像通信装置で扱う画像データの形式を説明するための図である。 上記画像データ(パケット画像データ)に付加するヘッダの情報を示す図である。 上記画像通信装置のスキャナ画像処理部の構成を示すブロック図である。 上記画像通信装置のプリンタ画像処理部の構成を示すブロック図である。 上記画像通信装置の外観図である。 上記画像通信装置の操作部の構成を示す外観図である。 上記画像通信装置の操作部に表示される送信設定画面(初期画面、標準画面)を示す図である。 上記送信設定画面で読込設定ボタンを押下した際に表示されるウィンドウを示す図である。 上記画像通信装置の操作部に表示されるコピー設定画面を示す図である。 上記画像通信装置の操作部に表示されるボックス設定画面を示す図である。 上記ボックス設定画面でフォルダを指定した場合に表示される画面を示す図である。 上記画像通信装置のソフトウェア構成を示す図である。 本発明の実施の形態におけるファクシミリ送信画像の生成方法を示す図である。 送信ヘッダ付加方法を示す図である。 従来の送信ヘッダの内容例を示す図である。 本発明の実施の形態における送信ヘッダの内容例を示す図である。 本発明の実施の形態における送信ヘッダの付加処理を示すフローチャートである。
符号の説明
200,220,230…画像通信装置(複合機)
240…パーソナルコンピュータ
2000,2200,2300…コントローラユニット
2001…CPU
2002…RAM
2004…HDD
2050…モデム
2070,2270,2370…スキャナ
2080…通信回線
2085,2285,2385…操作部
2095,2295,2395…プリンタ
4021…送信アプリケーション
4040…ジョブマネージャ
4041…FAXマネージャ
4110…イメージマネージャ

Claims (12)

  1. ファクシミリ通信機能を有する画像通信装置において、
    入力されたユーザ識別データに基づいてユーザ認証処理を行う認証手段と、
    少なくとも前記認証手段により認証されたユーザに係るユーザ識別データを一定長のデータ列に変換する第1の変換手段と、
    送信対象の画像データに対して、前記第1の変換手段により変換された一定長のデータ列を付加し、当該一定長のデータ列に係る元のユーザ識別データは付加しない付加手段と、
    前記付加手段により付加された一定長のデータ列と前記送信対象の画像データとをファクシミリ符号データに変換する第2の変換手段と、
    を有することを特徴とする画像通信装置。
  2. 前記第1の変換手段は、前記ユーザ識別データと送信日時データとを一定長のデータ列に変換し、前記付加手段は、送信対象の画像データに対して、前記第1の変換手段により変換された一定長のデータ列を付加し、当該一定長のデータ列に係る元のユーザ識別データと送信日時データは付加しないことを特徴とする請求項1に記載の画像通信装置。
  3. 前記送信日時データは、前記画像通信装置以外の他の装置から取得された標準日時データであることを特徴とする請求項2に記載の画像通信装置。
  4. 前記付加手段は、送信対象の画像データに対して、前記第1の変換手段により変換された一定長のデータ列をヘッダ情報として付加することを特徴とする請求項1に記載の画像通信装置。
  5. 前記付加手段は、設定されているヘッダ有無のモードの如何に拘らず、
    送信対象の画像データに対して、前記第1の変換手段により変換された一定長のデータ列をヘッダ情報として付加することを特徴とする請求項4に記載の画像通信装置。
  6. ファクシミリ通信機能を有する画像通信装置の制御方法において、
    入力されたユーザ識別データに基いてユーザ認証処理を行う認証工程と、
    少なくとも前記認証工程により認証されたユーザに係るユーザ識別データを一定長のデータ列に変換する第1の変換工程と、
    送信対象の画像データに対して、前記第1の変換工程により変換された一定長のデータ列を付加し、当該一定長のデータ列に係る元のユーザ識別データは付加しない付加工程と、
    前記付加工程により付加された一定長のデータ列と前記送信対象の画像データとをファクシミリ符号データに変換する第2の変換工程と、
    を有することを特徴とする画像通信装置の制御方法。
  7. 前記第1の変換工程は、前記ユーザ識別データと送信日時データとを一定長のデータ列に変換し、前記付加工程は、送信対象の画像データに対して、前記第1の変換工程により変換された一定長のデータ列を付加し、当該一定長のデータ列に係る元のユーザ識別データと送信日時データは付加しないことを特徴とする請求項6に記載の画像通信装置の制御方法。
  8. 前記送信日時データは、前記画像通信装置以外の他の装置から取得された標準日時データであることを特徴とする請求項7に記載の画像通信装置の制御方法。
  9. 前記付加工程は、送信対象の画像データに対して、前記第1の変換工程により変換された一定長のデータ列をヘッダ情報として付加することを特徴とする請求項6に記載の画像通信装置の制御方法。
  10. 前記付加工程は、設定されているヘッダ有無のモードの如何に拘らず、送信対象の画像データに対して、前記第1の変換工程により変換された一定長のデータ列をヘッダ情報として付加することを特徴とする請求項9に記載の画像通信装置の制御方法。
  11. 請求項6〜10の何れか1項に記載の画像通信装置の制御方法を実行するプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
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