JP2006163982A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 不特定の使用者に対して、データの編集/修正作業について制限することが可能な画像処理装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明に係る印刷装置は、印刷データ生成装置により送られたプリントデータを内部に保存し、送信時と非同期に印刷する手段を持つ印刷装置であって、プリントデータ送信時にユーザが文書に対してデータ変更制限条件を設定し、制限条件に応じて文書属性を生成し当該プリントデータに付加・通知し、印刷装置内でプリントデータ受信時にプリントデータに付帯する文書属性を取得し、取得した前記文書属性から当該プリントデータの変更制限情報を生成し、設定した前記変更情報に従ってプリントデータに対する変更処理の可否を判定することを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】 本発明に係る印刷装置は、印刷データ生成装置により送られたプリントデータを内部に保存し、送信時と非同期に印刷する手段を持つ印刷装置であって、プリントデータ送信時にユーザが文書に対してデータ変更制限条件を設定し、制限条件に応じて文書属性を生成し当該プリントデータに付加・通知し、印刷装置内でプリントデータ受信時にプリントデータに付帯する文書属性を取得し、取得した前記文書属性から当該プリントデータの変更制限情報を生成し、設定した前記変更情報に従ってプリントデータに対する変更処理の可否を判定することを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、入力プリントデータを内部記憶領域に保存する機能を含む印刷装置に関するものである。
ホストコンピュータなどのデータ生成装置上で作成されたプリントデータを受信して処理する印刷装置において、近年ではデータ受信時にそのまま印刷処理を行わず、一旦印刷装置内の記憶領域にデータを保存し、保存プリントデータを所望のタイミングで呼び出し印刷することが可能な機能を持つ印刷装置が多く存在する。
プリントデータを印刷装置内に保存することの有効性として、次のような点が考えられる。
・ホストコンピュータから印刷装置へ送信されたプリントデータに対して、実際の印刷処理を行う際、印刷装置へ直接指示することでホストコンピュータを介さず処理を実行することが可能
・プリントデータが印刷装置内に存在するため外部装置との通信状況に影響されず、また印刷コマンドデータまたは画像データ形式で保存されるため、ホストコンピュータ上でアプリケーションデータからプリントデータを生成する時間が不要となり処理速度的に有利である
上記有効性をふまえて、データ保存機能付印刷装置は、印刷処理が行われることを前提とした文書の一時または永久保存手段として用いられる。
・プリントデータが印刷装置内に存在するため外部装置との通信状況に影響されず、また印刷コマンドデータまたは画像データ形式で保存されるため、ホストコンピュータ上でアプリケーションデータからプリントデータを生成する時間が不要となり処理速度的に有利である
上記有効性をふまえて、データ保存機能付印刷装置は、印刷処理が行われることを前提とした文書の一時または永久保存手段として用いられる。
一例として、ユーザが各自で印刷することを前提に同一文書を部門内の不特定多数の受信者に配信する場合、当該文書を各ユーザが持つホストコンピュータへ配信する、あるいはサーバ上にあるオリジナル文書を各ユーザが自身のホストコンピュータへダウンロードし、さらにユーザがこれらの文書データを印刷装置へ送信するといった手順が考えられる。前者の場合は、同一の文書データが受信した全てのユーザのホストコンピュータ上に存在することになり、後者の場合はユーザが印刷処理を行う毎に、サーバからのデータダウンロードが発生する。
印刷を目的とする複数ユーザ向けの文書が各拠点に設置された印刷装置内に存在すれば、印刷物が必要なユーザはプリントデータの保存先に関する情報のみで所望の出力物を入手することが可能である(この場合、印刷された文書が必要なユーザは前記プリントデータの保存された印刷装置に対して直接印刷処理を実行すれば良く、個人のホストコンピュータに不要な文書を保持することなく、またサーバからのダウンロードによるネットワークへの負荷もない)。
このような印刷装置内の保存機能(以下、ボックス機能)のもっとも基本的な形態は、ホストコンピュータ上あるいは印刷装置上に用意されたボックス機能を制御するUIを用いて、保存先であるボックスを指定し、対象文書データを印刷装置に送信することで所望の保存状態を実現し、さらに印刷処理を実行する場合は前記ボックス制御用UIにより対象となるプリントデータの存在するボックスを指定しデータを特定し印刷を実行することで対象プリントデータの印刷結果を得る。
保存先として指定及び操作可能なボックスの形態としては、不特定多数のユーザが自由に格納・利用できる場合もあり、あるいは特定ユーザにのみ使用を許可するなど独自の制限や機能を持つ場合もある。
また、保存されたプリントデータの印刷処理を実行する場合は、ユーザが明確な格納先の情報を持たない場合、ボックス制御用UIを用いて対象となる印刷装置内の各ボックスに保存されるデータから所望のものを検索・選択する必要がある。
このように、従来の印刷装置が持つボックス機能は、プリントデータの保存先は保存を実行するユーザが明示的に指定し、保存データの管理はボックス単位で指定・実行され、保存されたデータは格納先であるボックス自身に何らかの制限がかけられていなければ、全てのユーザがボックス内の保存データを検索し、閲覧、再印刷、さらに保存データの編集機能を持つ印字装置においては編集処理を実施することが可能な仕組みとなっている。
図2は、本発明で前提とする保存データの編集機能を備える印刷装置における、データ処理フローを示す概念図である。
画像データ入力部において入力された画像データは、描画コマンド解析部にてコマンド解析され、コマンドを基にラスタライズ画像に展開される前段階の中間画像データである描画オブジェクトが生成される。描画オブジェクトは次のラスタライズ処理部でラスタライズ画像に展開され、画像データ処理部を経由して画像データ出力部より出力される。
更に、上記手段で出力された先がデータ保存部であった場合、再プリント要求により保存された画像データは読み出され、画像データ検索部において、入力時に画像データ記憶部に記憶されたデータと画像データとの比較判定が行われる。
上記比較が一致し、さらに当該データの修正要求がなされると、描画コマンド修正部で、入力画像に対する描画コマンド解析への変更指示が出される。これにより、画像データに展開される前のコマンドデータに修正が加えられ、修正後の画像が出力処理フローに投入される。
上記比較が一致し、さらに当該データの修正要求がなされると、描画コマンド修正部で、入力画像に対する描画コマンド解析への変更指示が出される。これにより、画像データに展開される前のコマンドデータに修正が加えられ、修正後の画像が出力処理フローに投入される。
この時、再プリント要求さらに編集要求は画像データ記憶部にアクセス可能なユーザであれば誰でも出すことが可能である。
保存データに対して不特定多数のユーザがアクセスすることを防ぐために、データ保存場所であるボックス等の記憶領域に対して、データアクセスの制限を設ける手段が存在する。この場合、特定ユーザに対し識別コードを公開して、データアクセス時に識別コードの入力を求める等と手法が一般的である。
保存データに対して不特定多数のユーザがアクセスすることを防ぐために、データ保存場所であるボックス等の記憶領域に対して、データアクセスの制限を設ける手段が存在する。この場合、特定ユーザに対し識別コードを公開して、データアクセス時に識別コードの入力を求める等と手法が一般的である。
図3は、従来のボックス機能で用いられるアクセス制御手段を示す模式図である。
本図を用いてプリントデータの保存先及び保存期間を設定する手段を説明する。
ホストコンピュータ301と印刷装置302はネットワークなどで接続されており、302は内部記憶装置(HD)303を備える。301上で作成した文書300を302へ送信する際、302に対応するプリンタドライバ304にて処理モードとして「保存」を選択すると、サブメニューとして保存先であるボックスリストが表示される。ここでボックスを指定して処理を実行すると印刷装置302の記憶装置303上にある所定の領域にプリントデータが保存される。
また、302上にある各ボックスに対してそれぞれアクセス時の権限者識別に用いるパスワードを設定する手段として、ホストコンピュータ301あるいは印刷装置302上の環境設定用UIにて設定対象のボックスを選択する画面306と、選択されたボックスに対するパスワードを指定するサブメニュー307、308を備える。302は内部に保持するボックスの動作制御を行うため、各ボックスの情報を管理するボックスリスト309を保持し、前期UIで設定されたパスワードはボックスリストの各ボックスIDにリンクされたアクセス情報テーブル310に個別に保持される仕組みを持つ。
実際に303内のボックスにアクセス要求がなされると、前記アクセス情報を参照して設定されたパスワードの入力を求め、入力値に応じてボックス内データへのアクセスを許可あるいは拒否する。
アクセス情報が設定されていないボックスに対しては特にアクセス時の判定処理は行われない。
このように、プリントデータの保存先とアクセス制限は管理者などのユーザによって設定され、設定されたパスワードによってアクセス制御が行われる。
特開2003−085179号公報
上記で延べたような構成の従来ボックス機能を持ち、さらに保存データに対する編集機能を備える印字装置においては、保存環境に関し下記のような問題点が存在する。
まず、データを保存する際、アクセス制御を行うためには印刷装置のボックス機能そのものに対する設定が必要なため、当該印刷装置のボックス機能に対する認識のない一般ユーザの利用は煩雑で困難か、或いは管理者のみに許されるオペレーションである場合も多い。
また、保存データの再利用には、閲覧、再印刷、編集など様々なレベルの形態があり、対象となるデータを保存する際、所有者がそれぞれの再利用レベルを異なるユーザに対して許可したいような場合、単にボックスに対する制限をかけるだけでは目的を達成できない場合が存在する。
例えば、同一ボックス内に保存する一連の書類中、A文書は、ユーザMとNには閲覧のみ、ユーザLには編集を許可し、またB文書はMとLに再印刷を、Nは閲覧不可に、といった制御をかけることはできない。
また、同一文書中の一部分のみ編集不可とする制御も不可能である。
印刷データ生成装置により送られたプリントデータを内部に保存し、送信時と非同期に印刷する手段を持つ印刷装置にあって上記問題点を解決するために、
印刷データ生成装置により送られたプリントデータを内部に保存し、送信時と非同期に印刷する手段を持つ印刷装置であって、プリントデータ送信時にユーザが文書に対してデータ変更制限条件を設定する手段と、前記制限条件に応じて文書属性を生成し当該プリントデータに付加・通知する手段と、印刷装置内でプリントデータ受信時にプリントデータに付帯する文書属性を取得し、取得した前記文書属性から当該プリントデータの変更制限情報を生成する手段と、設定した前記変更情報に従ってプリントデータに対する変更処理の可否を判定する手段と、を有し
さらに、前記手段を備える印刷装置であって、印刷装置に対して保存する文書に対する1つあるいは複数のキー情報(パスワード等)を設定する手段と、前記キー情報を当該保存文書のプリントジョブ情報として追加し、印刷装置に通知する手段と、印刷装置がプリントジョブを受信する際に前記キー情報が付加されているか否かを判定し、付加されている場合は当該プリントジョブに対するキーテーブルに前記にキー情報を登録する手段と、ユーザによって当該保存文書が選択された際に入力されるキー情報と、保存文書に対応するプリントジョブに付加されているキー情報を比較し、データの変更制限を判別する手段と、を有し、
さらに、印刷装置内の保存先(ボックス等)に対して識別コード(ユーザ名称等)と当該保存先中のデータに対する可能な処理(閲覧/印刷/編集等)を登録する手段と、印刷装置に対して保存する文書に対する識別コード情報または保存後に予定している処理を設定する手段と、前記識別コード情報または予定処理を当該保存文書のプリントジョブ情報として追加し、印刷装置に通知する手段と、印刷装置がプリントジョブを受信する際に前記識別コード情報及び予定処理が付加されているか否かを判定し、付加されている場合は当該識別コードが登録され、予定処理を許可されている保存先を自動的に選択し保存する手段と、ユーザによって当該保存文書の選択がなされた際、識別コードに合致するか否かの判定を行い、指定された処理の可否を決定する手段と、を有する。
印刷データ生成装置により送られたプリントデータを内部に保存し、送信時と非同期に印刷する手段を持つ印刷装置であって、プリントデータ送信時にユーザが文書に対してデータ変更制限条件を設定する手段と、前記制限条件に応じて文書属性を生成し当該プリントデータに付加・通知する手段と、印刷装置内でプリントデータ受信時にプリントデータに付帯する文書属性を取得し、取得した前記文書属性から当該プリントデータの変更制限情報を生成する手段と、設定した前記変更情報に従ってプリントデータに対する変更処理の可否を判定する手段と、を有し
さらに、前記手段を備える印刷装置であって、印刷装置に対して保存する文書に対する1つあるいは複数のキー情報(パスワード等)を設定する手段と、前記キー情報を当該保存文書のプリントジョブ情報として追加し、印刷装置に通知する手段と、印刷装置がプリントジョブを受信する際に前記キー情報が付加されているか否かを判定し、付加されている場合は当該プリントジョブに対するキーテーブルに前記にキー情報を登録する手段と、ユーザによって当該保存文書が選択された際に入力されるキー情報と、保存文書に対応するプリントジョブに付加されているキー情報を比較し、データの変更制限を判別する手段と、を有し、
さらに、印刷装置内の保存先(ボックス等)に対して識別コード(ユーザ名称等)と当該保存先中のデータに対する可能な処理(閲覧/印刷/編集等)を登録する手段と、印刷装置に対して保存する文書に対する識別コード情報または保存後に予定している処理を設定する手段と、前記識別コード情報または予定処理を当該保存文書のプリントジョブ情報として追加し、印刷装置に通知する手段と、印刷装置がプリントジョブを受信する際に前記識別コード情報及び予定処理が付加されているか否かを判定し、付加されている場合は当該識別コードが登録され、予定処理を許可されている保存先を自動的に選択し保存する手段と、ユーザによって当該保存文書の選択がなされた際、識別コードに合致するか否かの判定を行い、指定された処理の可否を決定する手段と、を有する。
また、印刷データ生成装置により送られたプリントデータを内部に保存し、送信時と非同期に印刷する手段を持つ印刷装置であって、プリントデータ送信時にユーザが文書内の特定部分に対してデータ変更制限条件を設定する手段と、前記制限条件に応じて文書属性を生成し当該プリントデータに付加・通知する手段と、印刷装置内でプリントデータ受信時にプリントデータに付帯する文書属性を取得し、取得した前記文書属性から当該プリントデータの変更制限情報を生成する手段と、設定した前記変更情報に従ってプリントデータに対する変更処理の可否を判定する手段と、を有し、
さらに、前記手段を備える印刷装置であって、印刷装置に対して保存する文書中の特定のオブジェクトに対する変更制限(文字/図形/イメージ等)を設定する手段と、前記特定オブジェクトに対する変更制限情報を当該保存文書のプリントジョブ情報内に追加し、印刷装置に通知する手段と、印刷装置がプリントジョブを受信する際に前記特定オブジェクトに対する変更制限情報が含まれるか否かを判定し、含まれる場合は当該プリントジョブに対するオブジェクト別情報テーブルに前記変更制限情報を登録する手段と、ユーザによって当該保存文書が選択された際に、保存文書に対応するプリントジョブ中の変更制限が設定されているオブジェクトに対する変更要求を却下する手段と、を有し、
さらに、前記手段を備える印刷装置であって、印刷装置に対して保存する文書中の特定のページ内画像位置に対する変更制限を設定する手段と、前記設定に対する位置情報と変更制限情報を当該保存文書のプリントジョブ情報内に追加し、印刷装置に通知する手段と、印刷装置がプリントジョブを受信する際に前記特定位置に対する変更制限情報が含まれるか否かを判定し、含まれる場合は当該プリントジョブに対する情報テーブルに前記位置情報と変更制限情報を登録する手段と、ユーザによって当該保存文書が選択された際に、保存文書に対応するプリントジョブ中の変更制限が設定されている位置に含まれるデータに対する変更要求を却下する手段と、
を有することにより、前記課題を解決する。
さらに、前記手段を備える印刷装置であって、印刷装置に対して保存する文書中の特定のオブジェクトに対する変更制限(文字/図形/イメージ等)を設定する手段と、前記特定オブジェクトに対する変更制限情報を当該保存文書のプリントジョブ情報内に追加し、印刷装置に通知する手段と、印刷装置がプリントジョブを受信する際に前記特定オブジェクトに対する変更制限情報が含まれるか否かを判定し、含まれる場合は当該プリントジョブに対するオブジェクト別情報テーブルに前記変更制限情報を登録する手段と、ユーザによって当該保存文書が選択された際に、保存文書に対応するプリントジョブ中の変更制限が設定されているオブジェクトに対する変更要求を却下する手段と、を有し、
さらに、前記手段を備える印刷装置であって、印刷装置に対して保存する文書中の特定のページ内画像位置に対する変更制限を設定する手段と、前記設定に対する位置情報と変更制限情報を当該保存文書のプリントジョブ情報内に追加し、印刷装置に通知する手段と、印刷装置がプリントジョブを受信する際に前記特定位置に対する変更制限情報が含まれるか否かを判定し、含まれる場合は当該プリントジョブに対する情報テーブルに前記位置情報と変更制限情報を登録する手段と、ユーザによって当該保存文書が選択された際に、保存文書に対応するプリントジョブ中の変更制限が設定されている位置に含まれるデータに対する変更要求を却下する手段と、
を有することにより、前記課題を解決する。
前記解決手段をもつことにより、
ユーザがデータを保存する際、対象とするプリントデータ全体に対して、あるいは特定の部位に対し編集等の再処理に関する制限機能を選択的に課すことが可能となる。
ユーザがデータを保存する際、対象とするプリントデータ全体に対して、あるいは特定の部位に対し編集等の再処理に関する制限機能を選択的に課すことが可能となる。
これにより、まず、データを保存する際、アクセス制御を行うためには印刷装置のボックス機能そのものに対する設定が必要なため、当該印刷装置のボックス機能に対する認識のない一般ユーザの利用は煩雑で困難か、或いは管理者のみに許されるオペレーションである場合も多いといった問題や、また、保存データの再利用には、閲覧、再印刷、編集など様々なレベルの形態があり、対象となるデータを保存する際、所有者がそれぞれの再利用レベルを異なるユーザに対して許可したいような場合、単にボックスに対する制限をかけるだけでは目的を達成できない場合が存在する問題、例えば、同一ボックス内に保存する一連の書類中、A文書は、ユーザMとNには閲覧のみ、ユーザLには編集を許可し、またB文書はMとLに再印刷を、Nは閲覧不可に、といった制御をかけることはできない、また、同一文書中の一部分のみ編集不可とする制御も不可能であるといった問題を解決することが可能となる。
(実施例1)
図1は,本発明が機能する保存機能付印刷装置を示すブロック図である。
図1は,本発明が機能する保存機能付印刷装置を示すブロック図である。
印刷装置は,スキャナなどの画像入力部100,UIパネルなどの動作環境設部101,ビデオコントローラなどの画像処理部102、HDなどの外部記憶装置103、ネットワークI/FボードやFaxなどの画像送受信部104、プリンタなどの画像出力部105から構成される。上記はホストコンピュータ116と接続するプリンタや、スキャナを備えたコピー、Faxなどが一体となる複合型印刷装置を想定しているが、本発明の構成として全てを要求するものではない。
データ処理部102は、入力部I/F110、設定部I/F111、出力部I/F112、送受信I/F113、記憶装置I/F114を備え、内部バスによって、データ処理・制御用プログラムROM106、データROM107、CPU108、内部記憶領域であるRAM109、タイマー(時計機能)115などに接続される。
入力データは、スキャナなどの画像入力部100で画像をスキャンしたり、外部ホストコンピュータ、外部Faxやネットワーク経由で送られたプリントデータを送受信部104を介して受信することによりデータ処理部102に取り込まれる。
102に取り込まれたプリントデータは、101で設定された動作環境、または外部からのプリントデータに含まれる動作環境情報に従って処理され、処理後のプリントデータを、目的とする動作に応じて、当該印刷装置で印刷する場合は105、外部ネットワークへプリントデータを送信する場合は104、当該印刷装置内に保存する場合は103へそれぞれ渡される。
102におけるプリントデータ処理時は、必要に応じてデータROM107の情報などを使用しながら111を経由して取得した処理動作環境に従って、プログラムROM106からプログラムを読み出し、内部記憶領域109などを利用しながら処理を実行する。
以下、図4、図8、図11及び図12〜7−3を用いて、請求項1〜2にかかる実施例を詳細に説明する。
図4は、本発明にかかる第1のデータ変更制限設定手段を示す模式図である。
ホストコンピュータ321と印刷装置322はネットワークなどで接続されており、322は内部記憶装置(HD等)323を備える。321上で作成した文書320を322へ送信する際、322に対応するプリンタドライバ325にて処理モードとして「保存」を選択すると、サブメニューとして保存先であるボックスリストが表示される。ここでボックスを指定し、さらに保存データに対する編集制限を課す場合は、編集制限設定処理を実行すると328、329で文書識別コード(パスワード等)の設定が行われる。
この時、文書データに対する前記識別コードが文書属性情報として付加される処理を、図11を用いて説明する。
印刷装置へ送信されるプリントデータは、プリントジョブとして生成され、ジョブヘッダ部601、印刷データ部602、ジョブフッタ603から成る。ジョブヘッダにはジョブ開始命令と当該ジョブのIDが含まれる。
プリントデータ全体に対する編集制限を指示する識別コードは、文書属性情報としてジョブIDにリンクして生成される。
上記のように文書属性情報として識別コードを付加されたプリントデータはプリントジョブとして印刷装置322に送られ、記憶装置303上にある所定の領域にプ保存される。
印刷装置322で前記プリントジョブを受信すると、それが保存指定である場合、各プリントジョブに対して保存文書IDが付加される。次に、プリントジョブのヘッダ部に当該保存ジョブに対する文書属性として識別コードが付加されている場合、保存文書IDに対して文書属性値テーブル(図ではパスワード情報テーブル)332を生成し、パスワードと指定ボックスを格納する。
実際に、図8で示すようなUIを用いて、323内のボックス内に保存されるプリントジョブに対応する文書へのアクセス要求がなされると、保存文書IDとそれに付随するパスワード情報を参照して設定されたパスワードの入力を求め、入力値に応じて指定文書データへのアクセスを許可あるいは拒否する。
327、330においてパスワード情報が設定されていないプリントデータに対応する文書に対しては特にアクセス時の判定処理は行われない。
以下、図12〜7−3を用いて、請求項1〜2にかかる実施例を詳細に説明する。
ユーザが印刷装置に対してデータ保存を要求すると、図12で示す処理が行われる。
711で印刷装置への送信・動作モードが保存指定であるか否かを判定し、保存指定でない場合はそのまま716でプリントデータを送信する。
保存指定である場合、712で保存先を指定し、713で編集制限を設定するか否かを選択する。設定しない場合はそのまま716で送信を行う。
設定する場合は、714でパスワードを設定し、715で当該プリントデータに対応するジョブヘッダにパスワード情報を付加し、716でプリントデータを印刷装置へ送信する。
次に、印刷装置がプリントデータを受信すると、図13で示す処理が行われる。
データを受信すると、721において当該プリントジョブに対する保存ジョブIDがIDリストに追加される。
次に722において、受信したプリントデータ中のジョブヘッダにパスワードの設定があるか否かを判定し、設定されていない場合は725に移行しジョブデータを保存する。
設定されている場合は、723にてジョブ情報テーブルを作成し、当該ジョブIDに対するジョブ情報テーブルにパスワード情報を付加し、その後ジョブデータを保存する。
最後に、印刷装置上で保存データを指定し再利用(図では編集)を要求すると、図14で示す処理が行われる。
731でジョブの編集要求が出されると、732で指定ジョブのIDを取得し、733で当該ジョブにパスワードが設定されているか否かを判定する。
パスワードが設定されている場合は、734でパスワード入力要求を出し、735で入力されたパスワードが有効と判断された場合は736でジョブデータ編集を許可、実施する。
無効と判断された場合は編集要求は却下し、そのまま終了する。
ジョブにパスワードが設定されていない場合は、736で編集を許可する。
以上の手段を用いることにより、ユーザがデータを保存する際、対象とするプリントデータ全体に対して編集等の再処理に関する制限機能を実現することが可能となる。
(実施例2)
以下、図5及び図15〜8−4を用いて、請求項1及び3にかかる実施例を詳細に説明する。
以下、図5及び図15〜8−4を用いて、請求項1及び3にかかる実施例を詳細に説明する。
図5は、本発明にかかる第2の変更制限設定手段を示す模式図である。
本実施例において、まずユーザ別の権限レベルを指定する登録処理を実施する。
ホストコンピュータ上あるいは印刷装置上のUIに、345で示すユーザの権限レベルを登録するメニューを持ち、設定に移行すると346のメニューで権限レベルとこれを許可するユーザ名の登録を行う。この情報は、印刷装置に独自に送信されるか、または最初のプリントジョブに付加されて印刷装置342上のボックス情報テーブルに反映される。本説明図では、ボックス毎に処理カテゴリが決められていて、対応するレベルのボックスに対してユーザを振り分ける手法を取っている。その他、ボックスとは独立で権限レベルと許可ユーザをリンクさせたてーブルのみを保持しても良い。
上記登録がなされた状態で、プリントデータの保存処理を実行すると、347で対象文書に対する権限レベルを設定するメニュー348〜350を表示する。この時の権限レベルは先に登録したユーザへの許可割り当てに対応する。
348で権限レベルを1と設定した場合、当該文書データに対応するプリントジョブ中に本設定が付加され、印刷装置342上の文書属性セレクタにより指定の設定を、対応する文書IDにリンクした識別コード情報テーブル354及びボックス情報テーブル355に情報が反映される。
351のように保存文書に対して権限レベルを設定しない場合は、データ保存時に識別コード情報やボックス情報を生成せず、制限なしとして保存が成される。
図15は、ユーザの権限レベル登録処理を説明するフローチャートである。
ユーザ登録が開始されると、811で権限レベルの指定を行い、812で各権限レベルを許可するユーザ名を登録する。前記設定情報は印刷装置に送られ、813で指定された権限レベルに合致するボックスを選択する。さらに前記選択されたボックスの情報テーブルにユーザ登録を実施する。
図16は、印刷装置に対するデータ保存を要求する処理を説明するフローチャートである。
実際にプリントデータ処理が開始されると、821で現在の処理が保存要求か否かを判定し、保存処理でない場合は824で直接プリントデータ送信をおこなう。
保存要求の場合は、822で対象データに対する権限レベルの設定の有無を確認し、設定がない場合は824へ移行する。設定がある場合は823で権限レベルをプリントジョブデータ中に付加し、824でデータを印刷装置へ送信する。
図17は、印刷装置がプリントデータを受信し、保存する際の処理を説明するフローチャートである。
824で送信されたデータを印刷装置で受信すると、831で受信データに対する保存ジョブIDを付加し保存リストに追加する。832で当該保存ジョブヘッダを解析しに権限レベルの設定がある場合は833で識別コード情報テーブルを作成し、834で前記識別コード情報として権限レベルを設定する。さらに、835で権限レベルに対応し格納すべきボックスを検索・選択し、836で選択されたボックスをジョブIDにリンクさせ、837でデータを保存する。
権限設定がなければ直接837でデータを保存する。
図18は、印刷装置上で保存データを指定し再利用(図では編集)要求がなされた場合の処理を説明するフローチャートである。
837で保存されたデータを再利用(本説明では編集)する際、まず841で対象ジョブを選択し、842でジョブIDを取得する。843でジョブに権限レベル設定があるか否かを判定し、なければジョブデータ編集へ移行する。
設定がある場合、識別コードであるユーザ名の入力を要求し、さらに845で選択された文書が格納されるボックス情報を取得する。846で入力されたユーザ名が当該ボックスに登録されているか否かを判定し、されていなければ無効と判断してジョブデータ編集要求を拒否する。登録されている場合は847でジョブデータ編集を許可する。
以上の手段を用いることにより、ユーザがデータを保存する際、様々なレベルの処理権限設定を対象(ユーザ)に対して個別に設定することが可能となり、よりきめ細かい制限機能を実現することが可能となる。
(実施例3)
以下、図6、図9、図11、及び図19〜9−3、を用いて、請求項4及び5にかかる実施例を詳細に説明する。
以下、図6、図9、図11、及び図19〜9−3、を用いて、請求項4及び5にかかる実施例を詳細に説明する。
本実施例においては、文書全体に対する制限ではなく、文書中に含まれるデータ群の個別の属性を持つものに対して制限をかける処理を説明する。
図6は、本発明により特定のデータ属性に対して編集制限が選択された場合のページ内画像データの例を示す図である。
文書中に文字、図形、イメージのそれぞれ異なる属性を持つデータが存在する場合、ユーザの制限設定においてイメージを特定した場合、保存文書中のイメージ部のみ編集などのデータ変更が不可能となる。
この設定を行うにあたり、印刷装置またはホストコンピュータ上に図9のようなUIを持つ。編集領域指定として文字/表・グラフ(図形)/写真(イメージ)のいずれか、または複数選択できる例を示す。
図19は、印刷装置に対するデータ保存を要求する処理を説明するフローチャートである。
前実施例と同じくユーザによりプリントデータの送信が開始されると、911で保存要求か否かの判定を行い、保存でなければ919で印刷装置へデータ送信を行う。
保存の場合は、912でボックスを指定するなど保存先を設定し、913で編集制限を設定するか否かを決定する。制限しない場合はその後の処理を行わず919へ移行する。制限する場合は、914で文書全体を制限するのか、または特定のデータ属性のみ制限するのかを選択し、全体を制限する場合は図12の714や図15の823などに移行する。
特定のデータ属性のみ制限する場合、915で制限属性を指定し、916でプリントデータ中の指定された属性を持つデータを検索する。制限は固定でも良いし、さらに当該属性データに対して選択的制限を設ける場合は917でパスワードなど識別コード設定を行う。
918で、生成した制限情報をジョブヘッダ604に、あるいは印刷データ部の対象属性データ部605、606等に付加し、919で印刷装置へデータを送信する。
図20は、印刷装置がプリントデータを受信し、保存する際の処理を説明するフローチャートである。
印刷装置で保存データを受信すると、前記実施例と同じく921でIDを付加し、922で保存ジョブの解析を行う。解析データ中に923で制限付データ属性が存在する場合、まずジョブ情報テーブルを作成し、その中に925で各オブジェクトに関する情報テーブルをリンクさせ、さらに926で該当するオブジェクトに制限情報を付加し、927でデータを保存する。
図21は、印刷装置上で保存データを指定し再利用(図では編集)要求がなされた場合の処理を説明するフローチャートである。
保存されたジョブに対する編集要求がなされると、931で対象ジョブを選択し、932でジョブIDを取得する。前記IDからジョブ情報テーブル/オブジェクト情報テーブルを検索し、933で制限付きオブジェクトが存在すると判断された場合は、934で制限されたオブジェクトへの編集要求を不可とし、制限のないデータのみ編集用ウインドウに表示するなどユーザからアクセスできないよう処理を行う。
制限がなければ全データに対して編集を許可する。
以上の手段を用いることにより、ユーザがデータを保存する際、同一データ中の特定の属性を持つデータに対して個別に制限を設定することが可能となり、よりきめ細かい制限機能を実現することが可能となる。
(実施例4)
以下、図7、図10、図11、及び図22〜10−3、を用いて、請求項4及び6にかかる実施例を詳細に説明する。
以下、図7、図10、図11、及び図22〜10−3、を用いて、請求項4及び6にかかる実施例を詳細に説明する。
本実施例においては、文書全体に対する制限ではなく、文書中に含まれるデータ群の特定の位置を持つものに対して制限をかける処理を説明する。
図7は、本発明により特定のデータ属性に対して編集制限が選択された場合のページ内画像データの例を示す図である。
文書中の異なる描画位置に存在するデータに対し、ユーザの制限設定において位置または範囲を特定した場合、保存文書中の指定領域に含まれるデータのみ編集などのデータ変更が不可能となる。
この設定を行うにあたり、印刷装置またはホストコンピュータ上に図10のようなUIを持つ。編集領域指定として範囲を位置を直接設定できる例を示すが、これ以外にパネル上に表示したプレビュー上で領域を指示するなどの設定も可能である。
図22は、印刷装置に対するデータ保存を要求する処理を説明するフローチャートである。
前実施例と同じくユーザによりプリントデータの送信が開始されると、1011で保存要求か否かの判定を行い、保存でなければ1019で印刷装置へデータ送信を行う。
保存の場合は、1012でボックスを指定するなど保存先を設定し、1013で編集制限を設定するか否かを決定する。制限しない場合はその後の処理を行わず1019へ移行する。制限する場合は、1014で文書全体を制限するのか、または特定の範囲にあるデータのみ制限するのかを選択し、全体を制限する場合は図12の714や図15の823などに移行する。
特定のデータ範囲のみ制限する場合、1015で制限領域を指定し、1016でプリントデータ中の指定された領域情報をジョブヘッダに設定する。制限対象は固定でも良いし、さらに当該位置にあるデータに対して選択的制限を設ける場合は1017でパスワードなど識別コード設定を行い、1018で、生成したパスワード情報をジョブヘッダ604に、あるいは印刷データ部の対象属性データ部605、606等に付加し、1019で印刷装置へデータを送信する。
図23は、印刷装置がプリントデータを受信し、保存する際の処理を説明するフローチャートである。
印刷装置で保存データを受信すると、前記実施例と同じく1021でIDを付加し、1022で保存ジョブの解析を行う。解析データ中に1023で制限付データ領域が存在する場合、まず1024でジョブ情報テーブルを作成し、その中に1025で各オブジェクトに関する情報テーブルをリンクさせ、さらに1026で制限領域内の該当するオブジェクトに制限情報を付加し、1027でデータを保存する。
図24は、印刷装置上で保存データを指定し再利用(図では編集)要求がなされた場合の処理を説明するフローチャートである。
保存されたジョブに対する編集要求がなされると、1031で対象ジョブを選択し、1032でジョブIDを取得する。前記IDからジョブ情報テーブル/オブジェクト情報テーブルを検索し、1033で制限領域に存在するオブジェクトがあると判断された場合は、1034で制限されたオブジェクトへの編集要求を不可とし、制限のないデータのみ編集用ウインドウに表示するなどユーザからアクセスできないよう処理を行う。
制限がなければ全データに対して編集を許可する。
以上の手段を用いることにより、ユーザがデータを保存する際、同一データ中の特定の位置にあるデータに対して個別に制限を設定することが可能となり、よりきめ細かい制限機能を実現することが可能となる。
Claims (6)
- 印刷データ生成装置により送られたプリントデータを内部に保存し、送信時と非同期に印刷する手段を持つ印刷装置であって、プリントデータ送信時にユーザが文書に対してデータ変更制限条件を設定する手段と、前記制限条件に応じて文書属性を生成し当該プリントデータに付加・通知する手段と、印刷装置内でプリントデータ受信時にプリントデータに付帯する文書属性を取得し、取得した前記文書属性から当該プリントデータの変更制限情報を生成する手段と、設定した前記変更情報に従ってプリントデータに対する変更処理の可否を判定する手段と、を有することを特徴とする印刷装置。
- 請求項1にかかる印刷装置であって、印刷装置に対して保存する文書に対する1つあるいは複数のキー情報(パスワード等)を設定する手段と、前記キー情報を当該保存文書のプリントジョブ情報として追加し、印刷装置に通知する手段と、印刷装置がプリントジョブを受信する際に前記キー情報が付加されているか否かを判定し、付加されている場合は当該プリントジョブに対するキーテーブルに前記にキー情報を登録する手段と、ユーザによって当該保存文書が選択された際に入力されるキー情報と、保存文書に対応するプリントジョブに付加されているキー情報を比較し、データの変更制限を判別する手段と、を有することを特徴とする印刷装置。
- 請求項1にかかる印刷装置であって、印刷装置内の保存先(ボックス等)に対して識別コード(ユーザ名称等)と当該保存先中のデータに対する可能な処理(閲覧/印刷/編集等)を登録する手段と、印刷装置に対して保存する文書に対する識別コード情報または保存後に予定している処理を設定する手段と、前記識別コード情報または予定処理を当該保存文書のプリントジョブ情報として追加し、印刷装置に通知する手段と、印刷装置がプリントジョブを受信する際に前記識別コード情報及び予定処理が付加されているか否かを判定し、付加されている場合は当該識別コードが登録され、予定処理を許可されている保存先を自動的に選択し保存する手段と、ユーザによって当該保存文書の選択がなされた際、識別コードに合致するか否かの判定を行い、指定された処理の可否を決定する手段と、を有することを特徴とする印刷装置。
- 印刷データ生成装置により送られたプリントデータを内部に保存し、送信時と非同期に印刷する手段を持つ印刷装置であって、プリントデータ送信時にユーザが文書内の特定部分に対してデータ変更制限条件を設定する手段と、前記制限条件に応じて文書属性を生成し当該プリントデータに付加・通知する手段と、印刷装置内でプリントデータ受信時にプリントデータに付帯する文書属性を取得し、取得した前記文書属性から当該プリントデータの変更制限情報を生成する手段と、設定した前記変更情報に従ってプリントデータに対する変更処理の可否を判定する手段と、を有することを特徴とする印刷装置。
- 請求項4にかかる印刷装置であって、印刷装置に対して保存する文書中の特定のオブジェクトに対する変更制限(文字/図形/イメージ等)を設定する手段と、前記特定オブジェクトに対する変更制限情報を当該保存文書のプリントジョブ情報内に追加し、印刷装置に通知する手段と、印刷装置がプリントジョブを受信する際に前記特定オブジェクトに対する変更制限情報が含まれるか否かを判定し、含まれる場合は当該プリントジョブに対するオブジェクト別情報テーブルに前記変更制限情報を登録する手段と、ユーザによって当該保存文書が選択された際に、保存文書に対応するプリントジョブ中の変更制限が設定されているオブジェクトに対する変更要求を却下する手段と、を有することを特徴とする印刷装置。
- 請求項4にかかる印刷装置であって、印刷装置に対して保存する文書中の特定のページ内画像位置に対する変更制限を設定する手段と、前記設定に対する位置情報と変更制限情報を当該保存文書のプリントジョブ情報内に追加し、印刷装置に通知する手段と、印刷装置がプリントジョブを受信する際に前記特定位置に対する変更制限情報が含まれるか否かを判定し、含まれる場合は当該プリントジョブに対する情報テーブルに前記位置情報と変更制限情報を登録する手段と、ユーザによって当該保存文書が選択された際に、保存文書に対応するプリントジョブ中の変更制限が設定されている位置に含まれるデータに対する変更要求を却下する手段と、を有することを特徴とする印刷装置。
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