JP2006161940A - 非接触支持装置 - Google Patents

非接触支持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006161940A
JP2006161940A JP2004353551A JP2004353551A JP2006161940A JP 2006161940 A JP2006161940 A JP 2006161940A JP 2004353551 A JP2004353551 A JP 2004353551A JP 2004353551 A JP2004353551 A JP 2004353551A JP 2006161940 A JP2006161940 A JP 2006161940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
levitation
floating
accuracy
suction
porous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004353551A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4494179B2 (ja
Inventor
Masa Ito
雅 伊藤
Daiki Yamada
大樹 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CKD Corp filed Critical CKD Corp
Priority to JP2004353551A priority Critical patent/JP4494179B2/ja
Publication of JP2006161940A publication Critical patent/JP2006161940A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4494179B2 publication Critical patent/JP4494179B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

【課題】 コストの大幅な増加を抑えながら、高精度な浮上領域で本来意図した効果を確実に得る。
【解決手段】 相対的に浮上量を一定とする精度が高い浮上吸引混合部5と、精度が低い浮上テーブル3との間に、両者の中間の精度を有する多孔質浮上部4を設けた。このため、浮上吸引混合部5での浮上とその両側での浮上との間の精度ギャップを低減させることができる。これにより、高精度浮上が低精度浮上から受ける影響も低減する。そして、多孔質浮上部4を設けることは浮上吸引混合部5を広げるよりもコスト増加は低く抑えられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ワークを非接触の状態で支持する非接触支持装置に関する。
液晶パネルなどの製造工程では、液晶ガラスの表面を検査するための工程がある。この工程では、液晶ガラスはその性質上、支持装置に直接載置することを嫌って、液晶ガラスを非接触の状態で支持するための非接触支持装置が用いられている。そして、非接触支持装置の中には、表面検査を行う検査カメラの焦点合わせを容易にするため、一定の浮上量を得るための工夫がなされたものがある(特許文献1)。
図7にこのような一定の浮上量を得る従来の非接触支持装置51を示す。この非接触支持装置51は、静圧軸受け部材52と、その両側に設けられた一対の浮上テーブル53とを備えている。静圧軸受け部材52は負圧ユニット54と、その両側に設けられた一対の静圧ユニット55とを備えている。負圧ユニット54には吸引力が作用する負圧用溝56が形成され、静圧ユニット55には上面からエアが噴出する多孔質体57が設けられている。一方、各浮上テーブル53にはエアが噴出する細孔である噴出孔58が多数形成されている。
このように構成された非接触支持装置51では、ガラス基板Gはまず浮上テーブル53の上面から浮上した状態で移動する。そして、静圧軸受け部材52が設けられた領域(静圧軸受け領域)にかかると、多孔質体57の上面から噴出されるエアにより、両者の間にエア膜が形成され、静圧がもたらされる。それと同時に、負圧用溝56ではガラス基板Gに対してエアの吸引力が作用する。すると、この静圧と吸引力との調和から、静圧軸受け領域ではガラス基板Gに対する静圧浮上剛性が高められるとともに、浮上量を一定させることができる。すなわち、この領域では高精度な浮上が行われる。
ところで、前述した通り、この高精度な浮上が行われる静圧軸受け領域には、浮上テーブル53が隣接して設けられている。この浮上テーブル53では、単なる細孔である噴出孔58からエアを噴出させているだけであるから、その領域での浮上は不安定で、浮上量も一定しない、いわば低精度な浮上となっている。このため、従来の非接触支持装置51では、低精度な浮上と高精度な浮上という浮上精度のギャップが大きい領域が隣接して設けられているといえる。
このような従来の非接触支持装置51では、低精度領域での不安定な浮上状態が、高精度領域での浮上に影響を与えてしまい、高精度な浮上領域で本来得られるはずの効果、すなわち、静圧浮上剛性を高め、浮上量を一定させるという効果が充分に得られないという問題がある。
特開2004−152941号公報
上記の問題に対処すべく、高精度な浮上領域を広げることが考えられる。しかし、それでは、コストの増加を招くという問題が生じてしまう。
そこで、本発明は、コストの大幅な増加を抑えながら、高精度な浮上領域で、その本来の効果を確実に得ることができる非接触支持装置を提供することを主たる目的とする。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて作用、効果、より踏み込んだ具体的手段等を示しつつ説明する。なお以下では、理解を容易にするため、発明の実施の形態において対応する構成を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
手段1.ワーク支持側の面に、加圧気体(エア)によりその面からワーク(ガラス基板G)を浮上させた状態で支持する複数の浮上領域を隣接して備え、その各浮上領域では浮上量を一定とする精度が異なるように構成して、各浮上領域を相対的に精度の高い高精度浮上領域(浮上吸引混合部5が設けられた領域)と精度の低い低精度浮上領域(浮上テーブル3が設けられた領域)とに分け、高精度浮上領域の両側に低精度浮上領域を配置した非接触支持装置において、
前記高精度浮上領域と前記低精度浮上領域との間に、両精度の中間の精度を備えた中精度浮上領域(多孔質浮上部4が設けられた領域)を設けたことを特徴とする非接触支持装置。
手段1によれば、高精度浮上領域は一部の範囲に限られているため、その分コスト増加が抑えられている。また、中精度浮上領域を設けたことにより、高精度浮上領域における浮上とその両側での浮上とで、浮上量を一定とする浮上精度のギャップを低減できる。これにより、高精度浮上領域での浮上がそれよりも低い精度の浮上から受ける影響も低減される。そして、中精度浮上領域を設けることは高精度領域を広げるよりもコスト増加は低く抑えられる。その結果、コストの大幅な増加を抑えながら、本来意図する高精度な浮上を確実に得ることができる。なお、各浮上領域の配置構成として、より具体的には、ワークの搬送方向に沿って、高精度浮上領域の両側に中精度領域が配置され、さらにその外側に低精度領域が配置されている。
手段2.加圧気体(エア)を噴出させる静圧発生部(多孔質体23)と吸引部(負圧溝33)とで構成され、静圧発生部で生成する静圧と吸引部で生成する吸引力とを同時にワーク(ガラス基板G)に作用させてワークを浮上させる浮上吸引混合部を設けた非接触支持装置において、
前記浮上吸引混合部のワーク搬送方向に沿った両側に、浮上吸引混合部より浮上量を一定とする精度が低い状態でワークを浮上させる少なくとも2つの浮上部(浮上テーブル3、多孔質浮上部4)を設け、各浮上部の中では浮上吸引混合部に近いほど相対的に浮上精度が高くなるように構成したことを特徴とする非接触支持装置。
手段2によれば、2つの浮上部での浮上より高精度となる浮上吸引混合部は一部の範囲に限られているため、その分コスト増加が抑えられている。また、浮上吸引混合部の両側に設けられた少なくとも2つの浮上部の中で、混合部に近いほど、浮上量を一定とする精度が高くなっている。このため、ワークを最も高精度に浮上させる浮上吸引混合部での浮上とその両側の浮上部による浮上とで、浮上精度のギャップを低減できる。これにより、浮上吸引混合部での高精度な浮上がそれよりも低い精度の浮上から受ける影響も低減される。そして、少なくとも2つの浮上部を設けることは、高精度領域を広げるよりも、コスト増加は低く抑えられる。その結果、コストの大幅な増加を抑えながら、本来意図する高精度な浮上を確実に得ることができる。
手段3.加圧気体(エア)を噴出させる静圧発生部(多孔質体23)と吸引部(負圧溝33)とを備え、静圧発生部で生成する静圧と吸引部で生成する吸引力とを同時にワーク(ガラス基板G)に作用させてワークを浮上させる浮上吸引混合部と、
前記浮上吸引混合部の両側に隣接して配置され、加圧気体を多孔質体から噴出させて静圧を生成し、その静圧によりワークを浮上させる一対の多孔質浮上部と、
前記多孔質浮上部に前記浮上吸引混合部とは反対側で隣接して配置され、加圧気体を噴出孔から噴出させてワークを浮上させる一対の単純浮上部(浮上テーブル3)と
を備えたことを特徴とする非接触支持装置。
手段3によれば、ワークの浮上量を一定とする浮上精度は、相対的にみて浮上吸引混合部が最も高く、多孔質浮上部、単純浮上部の順に低下する。まず、浮上吸引混合部では、吸引力と静圧による離反力との調和により静圧浮上剛性が高められ、浮上量が略一定となる。その点で、高精度といえる。そして、高精度浮上が行われる浮上吸引混合部は一部の範囲に限定されているため、コストの増加が抑えられている。一方、単純浮上部では加圧気体を噴出孔から噴出させるだけであり、そこでの浮上量は一定ではない。その点で、低精度といえる。多孔質浮上部では、加圧気体が多孔質体の上面から均一に噴出するため、生成する静圧はワークに対して均等に作用する。このため、単純浮上部での浮上に比べれば、浮上量を一定とする精度は高まる。その点で、中精度といえる。
また、高精度に浮上させる浮上吸引混合部の両側(搬送方向の両側)に、低精度の単純浮上部ではなく、中精度の多孔質浮上部が設けられている。このため、ワークを高精度に浮上させる浮上吸引混合部での浮上とその両側の浮上とで、浮上精度のギャップを低減できる。これにより、浮上吸引混合部での高精度な浮上がそれよりも低い精度の浮上から受ける影響も低減される。そして、単純浮上部や多孔質浮上部を設けることは浮上吸引混合部を広げるよりもコスト増加は低く抑えられる。
その結果、コストの大幅な増加を抑えながら、本来意図する高精度な浮上を確実に得ることができる。
手段4.前記多孔質浮上部を、複数の多孔質ユニットを組み合わせて構成したことを特徴とする手段3に記載の非接触支持装置。
手段4によれば、多孔質ユニットの数を適宜変更することで、多孔質浮上部を各種の大きさに変更することができる。このため、さまざまな大きさの装置に対応させることができ、汎用性が高まる。
手段5.前記高精度領域又は前記浮上吸引混合部での浮上量を、他の領域での浮上量よりも大きくなるように設定したことを特徴とする手段1乃至4のいずれかに記載の非接触指示装置。
手段5によれば、高精度領域又は浮上吸引混合部におけるワークの浮上量と、中・低精度領域、又は多孔質浮上部及び単純浮上部での浮上量との違いによる影響を小さくし、本来所望していた高精度な浮上をより得やすくすることができる。手段1乃至4によれば浮上量の安定性の違いによる影響を小さくできたが、それとあいまって、本来所望していた高精度な浮上がより得やすくなる。
ここで、手段5に記載の非接触指示装置において、以下の構成を備えることが好ましい。すなわち、中精度浮上領域を構成する箇所、浮上吸引混合部に隣接する浮上部又は多孔質浮上部に供給される加圧気体を設定圧に調整する圧力調整手段(電空レギュレータ43)と、ワークの先端が高精度浮上領域又は浮上吸引混合部の領域に導入されてからその上面すべてを覆うまでの間(導入時)、及び後端が高精度浮上領域又は浮上吸引混合部の領域を抜け始めてから抜けきるまでの間(導出時)で、高精度浮上領域又は浮上吸引混合部の領域にあるワークを、高精度浮上領域又は浮上吸引混合部での設定浮上量まで持ち上げるように前記圧力調整手段の設定圧を制御する制御手段(コントローラ44)とである。
この構成によれば、制御手段によって圧力調整手段の設定圧が制御されることにより、導入・導出時で、ワークの先端部又は後端部が、高精度浮上領域又は浮上吸引混合部での設定浮上量まで持ち上げられる。そうすると、導入・導出時では、高精度浮上領域又は浮上吸引混合部での浮上作用が充分でなくても、ワークの先端部又は後端部は設定浮上量まで浮上する。これにより、ワークが高精度浮上領域又は浮上吸引混合部の上方を通過する際、その先端から後端までの全体を通して浮上量の変位を少なくできる。
また、前記制御手段による制御は、具体的には次のように行われる。まず、浮上吸引混合部よりも浮上量を小さくした設定圧を通常設定圧(圧力Pa)とする。ワークの先端部が浮上吸引混合部の領域に導入されたタイミング(t1)で、その先端部の浮上量が混合部での設定浮上量まで大きくなるように通常設定圧から設定圧を高め(圧力Pbとする)、その後、浮上吸引混合部の上面すべてを覆うまで(タイミングt2まで)徐々に低下させて通常設定圧とする。ワークが浮上吸引混合部の上面すべてを覆っている間は、通常設定圧を維持する。ワークの後端部が浮上吸引混合部の領域を抜け始めたタイミング(t3)で、通常設定圧から徐々に設定圧を高め始め、その後、浮上吸引混合部から抜けきるとき(タイミングt4)には後端部の浮上量が混合部での設定浮上量まで大きくする設定圧とする(圧力Pbとする)。
以下、発明を具体化した一実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態では、非接触支持装置をワークの表面検査装置に用いた場合について具体化している。図1は非接触支持装置を示す平面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のB−B線断面図である。
図1乃至図3に示すように、非接触支持装置1は、後述する各部材を支持するベース2を備え、そのベース2は図示しない脚で支持されている。ベース2上には、一対の浮上テーブル3と、一対の多孔質浮上部4と、浮上吸引混合部5とが設けられ、それぞれ適宜の固定手段でベース2に固定されている。これら各部材はまず浮上吸引混合部5の両側に多孔質浮上部4が配置され、さらにその外側に浮上テーブル3が配置されている。
単純浮上部としての浮上テーブル3には、それぞれ下面(ベース2との接合面)に、ほぼ全域にわたり凹部11が設けられている。このため、各浮上テーブル3の凹部11とベース2の上面とで一対の内部空間12が形成されている。そして、この内部空間12にはベース2に設けられた図示しないポート及び通路を介して加圧気体としてのエアが供給されている。ベース2の上面と各浮上テーブル3の下面との間は、例えばメタルシール等によってシールが施されている。
また、各浮上テーブル3にはその上面で開口し、前記内部空間12と外部とを連通する噴出孔13が形成されている。噴出孔13は凹部11が形成された領域全体にわたり、格子状に多数形成されている。そして、内部空間12に供給されたエアはこの噴出孔13から噴出される。なお、噴出孔13は拡大して図示されているが、実際には細孔として形成されている。
ここで、各浮上テーブル3は、アルミニウム等、手に入れ易くて加工もし易い金属材料で形成されている。これにより、前記凹部11や前記噴出孔13の形成も容易となるため、浮上テーブル3は安価に製造できる。
次に、前記多孔質浮上部4は、多数の多孔質ユニット21で構成されている。そして、各多孔質浮上部4において、多孔質ユニット21は複数個がワークとしてのガラス基板Gの搬送方向に沿って列をなすように並接され、その列がガラス基板Gの幅(搬送方向と直交する方向の幅)に合わせて複数列並設されている。本実施の形態では、2個の多孔質ユニット21で構成される列が4列設けられている。多孔質ユニット21はベース2に固定されるユニット本体22と多孔質体23とを備えている。ユニット本体22にはその上面に収容溝24が形成され、その収容溝24に多孔質体23が両者の上面で同一平面を形成するようにして収容されている。なお、多孔質体23の上面が若干突出するように収容してもよい。収容溝24の底面には流通溝25が形成されている。そして、ベース2に設けられた図示しない流路、及びユニット本体22に設けられたエア通路26を介してこの流通溝25内にエアが供給される。
一方、前記多孔質体23は、焼結三フッ化樹脂、焼結四フッ化樹脂といったフッ素樹脂により形成されている。そして、前記流通溝25にエアが供給されると、そのエアが多孔質体23の微細孔を通過し、上面から噴出する。なお、多孔質体23は、フッ素樹脂以外でも、焼結ナイロン樹脂、焼結ポリアセタール樹脂等の合成樹脂材料や、焼結アルミニウム、焼結銅、焼結ステンレス等の金属材料、焼結カーボン、焼結セラミックスなどで形成してもよい。
次に、前記浮上吸引混合部5は、多数の多孔質ユニット31及び吸引ユニット32で構成されている。そして、これら多数の両ユニット31,32が、互いに隣り合わないように配置され、それぞれがベース2に固定されている。多孔質ユニット31については、前述した多孔質浮上部4を構成する多孔質ユニット21と同様の構成である。このため、説明を省略し、その各構成部分を示す符号も先の多孔質ユニット21と同じ符号を付してある。一方、吸引ユニット32にはその上面に負圧溝33が形成されている。そして、負圧溝33は、吸引通路34及びベース2に設けられた図示しない吸引通路を介して、図示しない吸引ポートにつながっている。このため、真空引き等によって吸引ポートに吸引力が作用すると、負圧溝33の開口部周囲に吸引力が作用する。
以上のように構成された非接触支持装置1では、ガラス基板Gを次のように非接触保持する。ガラス基板Gは図示しない搬送手段により搬送されてこの装置1の上方を移動する。また、ガラス基板Gは非接触であることが要求されない箇所、例えば幅方向の両端部で接触支持されながら搬送される。
まず、各浮上テーブル3では、その内部空間12にエアを供給して、噴出孔13から噴出させる。これにより、浮上テーブル3の上面とガラス基板Gとの間に正圧が発生し、それによって基板Gは非接触状態で保持される。ただ、この正圧は単なる細孔である噴出孔13からのエア噴出により発生させただけであり、浮上テーブル3が設けられた領域での浮上は、他の領域での浮上に比べるともっとも浮上量が一定せず安定していない。そこで、この領域での浮上は他の領域での浮上との比較において低精度な浮上といえる。
次に、各多孔質浮上部4では、ユニット本体22のエア通路26にエアを供給して、多孔質体23の上面からエアを噴出させる。これにより、多孔質体23の上面とガラス基板Gとの間に静圧が発生し、それによって基板Gは非接触状態で保持される。多孔質体23の上面からエアが均一に噴出するため、このとき発生する静圧はガラス基板Gに対して均等に作用する。かかる静圧によってガラス基板Gを浮上させるため、前述した浮上テーブル3による低精度な浮上に比べれば、その浮上量はより安定する。そこで、この多孔質浮上部4が設けられた領域での浮上は、他の領域での浮上との比較において中精度な浮上といえる。
次に、浮上吸引混合部5では、多孔質ユニット31のユニット本体22に設けられた通路26にエアを供給して、多孔質体23の上面からエアを噴出させる。これにより、多孔質体23の上面とガラス基板Gとの間に静圧が発生し、それによって基板Gは非接触状態で保持される。それと同時に、負圧ユニット32の吸引通路34に吸引力を作用させる。すると、負圧溝33内は負圧となる。これにより、負圧溝33の開口部分周辺に吸引力が作用し、ガラス基板Gは浮上吸引混合部5の上面に引き寄せられる。この引き寄せられる力(吸引力)と、前述した多孔質体23との間で生じる静圧によりガラス基板Gが浮上吸引混合部5の上面から離れようとする力(離反力)との調和により、浮上吸引混合部5と基板Gとの間では静圧浮上剛性が高まる。そして、浮上吸引混合部5では、この剛性が高められた静圧軸受けによりガラス基板Gが非接触保持される。これにより、ガラス基板Gは浮上吸引混合部5の上面に対し略一定した浮上量で浮上し、安定した浮上となる。そこで、この浮上吸引混合部5が設けられた領域での浮上は、浮上量が略一定となる点で前述した二つの領域での浮上よりも高精度な浮上といえる。
非接触支持装置1は、搬送方向端部から同方向に沿って順に、浮上テーブル3、多孔質浮上部4、浮上吸引混合部5、多孔質浮上部4、浮上テーブル3と並設されている。このため、ガラス基板Gは順次、低精度浮上、中精度浮上を経て高精度浮上に至り、その後、中精度浮上、低精度浮上を経て送り出される。浮上吸引混合部5の上方には検査カメラCAが設置されており(図4参照)、高精度に浮上するガラス基板Gの表面が検査カメラCAによって検査される。高精度な浮上状態では浮上量が略一定しており、カメラCAの焦点合わせが容易なため、表面検査を確実に行うことができる。
そして、本実施の形態ではガラス基板Gを高精度に浮上させる浮上吸引混合部5の両側に、中精度に浮上させる多孔質浮上部4を設け、さらにその両側に低精度に浮上させる浮上テーブル3を設けた構成としている。すなわち、ガラス基板Gの浮上精度が極端に異なる領域が隣り合って設けられるのではなく、その間に中間の精度で浮上させる領域を設けている。そのため、浮上吸引混合部5での高精度な浮上とその両側の領域での浮上とで浮上精度のギャップが低減される。これにより、浮上吸引混合部5での高精度な浮上がそれよりも低い精度の浮上から受ける影響も低減されることになり、本来意図する高精度な浮上を確実に得ることができる。
ここで、多孔質浮上部4及び浮上テーブル3での浮上量を、浮上吸引混合部5での浮上量と同程度又はそれより大きく設定すると、それらの領域での浮上が高精度な浮上に与える影響が大きくなり、本来所望していた高精度な浮上を得にくくなる。そこで、非接触支持装置1では、通常、浮上吸引混合部5での浮上量が、多孔質浮上部4及び浮上テーブル3での浮上量よりも大きくなるように設定される。その場合、浮上吸引混合部5に関しては、多孔質ユニット31及び負圧ユニット32の設置個数や配置、エアの供給圧力を調整すること等で設定される。また、多孔質浮上部4及び浮上テーブル3に関してはそれぞれに供給されるエア圧力を調整することで設定される。これを通常制御状態とする。
ただ、ガラス基板Gの搬送中、浮上吸引混合部5への導入・導出時にもこの通常制御状態を維持し続けると、次のような問題が生じる。すなわち、導入・導出時では浮上吸引混合部5の領域にあるガラス基板Gに対し、離反力や吸引力の作用が不十分なため、浮上量は浮上吸引混合部5での設定浮上量よりも小さくなる。そして、導入当初・導出直前であるほどその浮上量は小さく、浮上吸引混合部5の上面がすべて覆われた状態(高精度浮上時)に近いほど、設定浮上量に近くなり浮上量も大きい。このため、導入・導出時に浮上吸引混合部5における浮上量の変位が大きくなってしまう(図6参照。なお、図6については後で説明する。)。例えば、一つの試験結果として、180μmもの差が生じる。この場合、導入・導出時に検査カメラCAの下方を通過するガラス基板Gの先端部及び後端部では焦点合わせが困難となり、検査カメラCAでの検査が充分に行えなくなる。
なお、具体的に導入時とは、ガラス基板Gの搬送方向先端が浮上吸引混合部5の領域に導入されてから同混合部5の上面がガラス基板Gによってすべて覆われるまでの間をいう。また、導出時とは、ガラス基板Gの搬送方向後端が浮上吸引混合部5の領域を抜け始めてから完全に抜けるまでの間をいう。
そこで、本実施の形態の非接触支持装置1では、導入・導出時において浮上吸引混合部5の領域にあるガラス基板Gの浮上量変位を小さくすべく、多孔質浮上部4の多孔質ユニット21から噴出されるエアの供給圧力を制御するように構成されている。
まず、その具体的な構成を図4の回路図に基づいて説明する。図4では、理解を容易にするため、浮上吸引混合部5を網掛けで示し、多孔質浮上部4を白抜きで示している。また、浮上吸引混合部5へのエア供給経路は省略されている。
図4に示すように、両多孔質浮上部4への供給ポートに接続される各配管41とエア供給源42との間には、圧力調整手段としての電空レギュレータ43が設けられている。この電空レギュレータ43により、その出力側圧力が制御手段としてのコントローラ44からの指令信号に基づく設定圧に制御される。そして、その設定圧とされたエアが多孔質浮上部4に供給される。
また、多孔質浮上部4と浮上吸引混合部5との境界の上方には、基板検出センサSが設けられている。この基板検出センサSはコントローラ44に接続されている(図示略)。そして、基板検出センサSによりガラス基板Gの存在が検出されると、コントローラ44に基板検出信号が入力される。導入側の基板検出センサS−1からの信号が入力されると、コントローラ44はガラス基板Gの先端が浮上吸引混合部5の領域に入ったと判断する(タイミングt1)。さらに、導出側の基板検出センサS−2からの信号も入力されると、コントローラ44は浮上吸引混合部5の上面すべてが基板Gで覆われたと判断する(タイミングt2)。その後、導入側の基板検出センサS−1からの信号入力がなくなると、コントローラ44はガラス基板Gの後端が浮上吸引混合部5から抜け始めたと判断する(タイミングt3)。そして、導出側の基板検出センサS−2からの信号入力もなくなると、コントローラ44はガラス基板Gの後端が浮上吸引混合部5から完全に抜けきったと判断する(タイミングt4)。
次に、コントローラ44による具体的な圧力制御を、図5に示した圧力変動のタイムチャートに基づいて説明する。
まず、ガラス基板Gの搬送方向先端が浮上吸引混合部5の領域に入るまでの間、各多孔質浮上部4への供給圧が通常制御状態での圧力Paとなるよう、コントローラ44は電空レギュレータ43に指令信号を出力する。その後、ガラス基板Gの移動が進み、先端が浮上吸引混合部5の領域に入る前記t1のタイミングで、コントローラ44は供給圧力を圧力Pbまで高めるよう、電空レギュレータ43に指令信号を出力する。ここでは、浮上吸引混合部5での浮上量は通常制御状態のまま維持されている。そして、圧力Pbは、浮上吸引混合部5に存在するガラス基板Gの先端部を同混合部5での設定浮上量まで持ち上げるのに必要な圧力であり、多孔質浮上部4における供給圧力と浮上量との関係から予め設定されている。
t1のタイミングからガラス基板Gが移動して浮上吸引混合部5の上面が順次覆われていくと、離反力及び吸引力の作用による影響も順次増大する。このため、コントローラ44は浮上吸引混合部5の上面がすべてガラス基板Gで覆われる前記t2のタイミングまでの間で、供給圧力を徐々に通常制御状態の圧力Paに下げるよう、電空レギュレータ43−1に指令信号を出力する。その後、ガラス基板Gの後端が浮上吸引混合部5の領域から抜け始める前記t3のタイミングまで、供給圧力は圧力Paを維持する。
t3のタイミングで、コントローラ44は導出側の多孔質浮上部4−2への供給圧力を、通常制御状態の圧力Paから供給圧力を高めるべく、電空レギュレータ43−2に指令信号を出力する。そして、ガラス基板Gが浮上吸引混合部5の領域から完全に抜けきる前記t4のタイミングで再び前記圧力Pbとなるよう、徐々に圧力が高められる。
その後、ガラス基板Gが浮上吸引混合部5の領域から完全に抜けきってしまうと、コントローラ44は供給圧を圧力Pbから通常制御状態での圧力Paに戻すよう、電空レギュレータ43に指令信号を出力する。そして、ガラス基板Gが新たに搬送されるたび、上述した供給圧の制御が繰返し行われる。
図6は、導入・導出時、及び高精度浮上時における基板Gの浮上の様子を示した模式図である。図4と同様、浮上吸引混合部5を網掛けで示し、多孔質浮上部4を白抜きで示している。また、仮想線での領域区分も模式的なものである。
図6(a),(b)に示したように、導入・導出時に前述した多孔質浮上部4への供給圧力を制御することにより、浮上吸引混合部5の領域にあるガラス基板Gの先端部(実線で図示)は二点鎖線で示すような低い浮上状態から、一点鎖線で示す設定浮上量まで持ち上げられている。このため、導入・導出時におけるガラス基板Gの浮上量変位が小さくなる。例えば、前述の試験(180μmの変位が生じたもの)と同じ状況で行った試験結果として、供給圧力の制御により70μmまで変位を小さくすることができた。なお、図6(c)に示すように、高精度浮上時では、浮上吸引混合部5の領域にあるガラス基板Gは設定浮上量で浮上する。このため、ガラス基板Gが浮上吸引混合部5の上方を通過する際、先端から後端までを通して浮上量の変位が少なくなる。
以上詳述したように、本実施の形態によれば、以下の優れた効果を有する。
高精度に浮上させる浮上吸引混合部5の両側に、低精度の浮上テーブル3ではなく、中精度の多孔質浮上部4が設けられている。このため、高精度な浮上がそれに隣接する浮上から受ける影響を少なくして、本来意図する高精度な浮上を確実に得ることができる。しかも、多孔質浮上部4への供給圧力を調整して浮上吸引混合部5への導入・導出時における浮上量変位を抑えたため、先端から後端までを通して浮上量の変位が少ない。これにより、検査カメラCAによる焦点合わせはその下方を通過するガラス基板Gの先端から後端まで通して容易となり、検査カメラCAでの検査を確実に行うことができる。
これにより、非接触支持装置1全体に浮上吸引混合部5のような高精度浮上を得るための構成を設ける必要がなくなる。そもそも、浮上吸引混合部5は、大量のエアを多孔質体23から噴出させるのと同時に吸引力も作用させることで高い静圧浮上剛性が得られ、浮上量を一定とするものである。このため、多孔質ユニット31と負圧ユニット32の複合という点でそれ自体高価であるとともに、大量のエアを消費するという点でランニングコストも高価となる。それに比べると、本実施の形態のように、浮上吸引混合部5を限定して設けただけの構成であれば、製造コスト及びランニングコストのいずれも大幅な低減が望める。しかも、前述した構成や供給圧力の制御によって、高精度な浮上を一部に限定したことの不都合性は充分に解消されている。したがって、コストの増加を大幅に抑えながら、必要とする高精度な浮上が確実に得られる。
なお、実施の形態は上記の内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。
上記実施の形態では、浮上吸引混合部5を構成する多孔質ユニット31として、図1に示すように2種類の平面形状をなすものを用いたが、多孔質ユニット31及び負圧ユニット32の平面形状をすべて統一してもよい。また、多孔質体23及び負圧溝33の平面形状は円形状に限定されず、長円形状とするなど他の形状としてもよい。さらに、多孔質ユニット31及び負圧ユニット32の個数や配置は、図1に示されたものに限定されず、ガラス基板Gの重量や要求される浮上量その他の要因によって適宜変更してもよい。
上記の実施形態では、多孔質浮上部4を構成する多孔質ユニット21を、浮上吸引混合部5を構成する多孔質ユニット31と異なる平面形状としたが、両者を統一してもよい。また、多孔質体23の平面形状も円形状に限定されない。さらに、多孔質浮上部4は多数の多孔質ユニット21によって構成するのではなく、一つの部材で構成してもよい。
上記実施の形態では、導入・導出時に多孔質浮上部4の供給圧力を高める際の圧力Pbを予め設定していたが、多孔質浮上部4の上方に設けたレーザ変位計等でガラス基板Gの浮上量を検出し、浮上吸引混合部5での浮上量を目標値とするフィードバック制御する構成としてもよい。
上記の実施形態では、ワークとしてガラス基板Gを例にあげて説明したが、薄板状のものであればガラス基板Gに限定されない。
上記実施の形態では、非接触支持装置1に供給される加圧気体としてエアを例に挙げて説明したが、エア以外にも窒素等の他の気体を用いても良い。
非接触支持装置を示す平面図。 図1のA−A線断面図。 図1のB−B線断面図。 多孔質浮上部へのエアの供給経路を示す回路説明図。 多孔質浮上部に供給されるエアの圧力変動を示すタイムチャート。 ガラス基板の浮上の様子を示した模式図。 従来の非接触支持装置を示す平面図。
符号の説明
1…非接触支持装置、3…単純浮上部としての浮上テーブル、4…多孔質浮上部、5…浮上吸引混合部、23…多孔質体、33…負圧溝、43…圧力調整手段としての電空レギュレータ、44…制御手段としてのコントローラ。

Claims (5)

  1. ワーク支持側の面に、加圧気体によりその面からワークを浮上させた状態で支持する複数の浮上領域を隣接して備え、その各浮上領域では浮上量を一定とする精度が異なるように構成して、各浮上領域を相対的に精度の高い高精度浮上領域と精度の低い低精度浮上領域とに分け、高精度浮上領域の両側に低精度浮上領域を配置した非接触支持装置において、
    前記高精度浮上領域と前記低精度浮上領域との間に、両精度の中間の精度を備えた中精度浮上領域を設けたことを特徴とする非接触支持装置。
  2. 加圧気体を噴出させる静圧発生部と吸引部とで構成され、静圧発生部で生成する静圧と吸引部で生成する吸引力とを同時にワークに作用させてワークを浮上させる浮上吸引混合部を設けた非接触支持装置において、
    前記浮上吸引混合部のワーク搬送方向に沿った両側に、浮上吸引混合部より浮上量を一定とする精度が低い状態でワークを浮上させる少なくとも2つの浮上部を設け、各浮上部の中では浮上吸引混合部に近いほど相対的に浮上精度が高くなるように構成したことを特徴とする非接触支持装置。
  3. 加圧気体を噴出させる静圧発生部と吸引部とを備え、静圧発生部で生成する静圧と吸引部で生成する吸引力とを同時にワークに作用させてワークを浮上させる浮上吸引混合部と、
    前記浮上吸引混合部の両側に隣接して配置され、加圧気体を多孔質体から噴出させて静圧を生成し、その静圧によりワークを浮上させる一対の多孔質浮上部と、
    前記多孔質浮上部に前記浮上吸引混合部とは反対側で隣接して配置され、加圧気体を噴出孔から噴出させてワークを浮上させる一対の単純浮上部と
    を備えたことを特徴とする非接触支持装置。
  4. 前記多孔質浮上部を、複数の多孔質ユニットを組み合わせて構成したことを特徴とする請求項3に記載の非接触支持装置。
  5. 前記高精度領域又は前記浮上吸引混合部での浮上量を、他の領域での浮上量よりも大きくなるように設定したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の非接触指示装置。
JP2004353551A 2004-12-07 2004-12-07 非接触支持装置 Expired - Fee Related JP4494179B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004353551A JP4494179B2 (ja) 2004-12-07 2004-12-07 非接触支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004353551A JP4494179B2 (ja) 2004-12-07 2004-12-07 非接触支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006161940A true JP2006161940A (ja) 2006-06-22
JP4494179B2 JP4494179B2 (ja) 2010-06-30

Family

ID=36664190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004353551A Expired - Fee Related JP4494179B2 (ja) 2004-12-07 2004-12-07 非接触支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4494179B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006266351A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Ckd Corp 非接触支持装置
JP2006266352A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Ckd Corp 非接触支持装置
JP2008115876A (ja) * 2006-10-31 2008-05-22 Ckd Corp 非接触支持装置
JP2008140953A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Tanken Seal Seiko Co Ltd 浮上装置
JP2011523215A (ja) * 2008-06-09 2011-08-04 ケーエルエー−テンカー・コーポレーション 基板調査デバイス
CN113130368A (zh) * 2021-04-13 2021-07-16 南京中安半导体设备有限责任公司 气浮卡盘及晶圆几何参数测量装置
CN114857172A (zh) * 2022-05-30 2022-08-05 北京半导体专用设备研究所(中国电子科技集团公司第四十五研究所) 气浮支撑机构

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09222124A (ja) * 1996-02-19 1997-08-26 Nippon Seiko Kk 静圧気体軸受
JPH10157851A (ja) * 1996-12-02 1998-06-16 Ckd Corp 浮上式搬送装置における被送体の搬送方法及び浮上式搬送装置
JP2000337375A (ja) * 1999-05-24 2000-12-05 Ntn Corp 静圧気体軸受装置
JP2003074554A (ja) * 2001-09-03 2003-03-12 Ckd Corp 静圧スライダ、非接触式チャック及びチャック装置
JP2004152941A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Ckd Corp 非接触支持装置
JP2004279335A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Olympus Corp 基板検査装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09222124A (ja) * 1996-02-19 1997-08-26 Nippon Seiko Kk 静圧気体軸受
JPH10157851A (ja) * 1996-12-02 1998-06-16 Ckd Corp 浮上式搬送装置における被送体の搬送方法及び浮上式搬送装置
JP2000337375A (ja) * 1999-05-24 2000-12-05 Ntn Corp 静圧気体軸受装置
JP2003074554A (ja) * 2001-09-03 2003-03-12 Ckd Corp 静圧スライダ、非接触式チャック及びチャック装置
JP2004152941A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Ckd Corp 非接触支持装置
JP2004279335A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Olympus Corp 基板検査装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006266351A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Ckd Corp 非接触支持装置
JP2006266352A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Ckd Corp 非接触支持装置
JP4491364B2 (ja) * 2005-03-23 2010-06-30 シーケーディ株式会社 非接触支持装置
JP4494262B2 (ja) * 2005-03-23 2010-06-30 シーケーディ株式会社 非接触支持装置
JP2008115876A (ja) * 2006-10-31 2008-05-22 Ckd Corp 非接触支持装置
JP2008140953A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Tanken Seal Seiko Co Ltd 浮上装置
JP2011523215A (ja) * 2008-06-09 2011-08-04 ケーエルエー−テンカー・コーポレーション 基板調査デバイス
CN113130368A (zh) * 2021-04-13 2021-07-16 南京中安半导体设备有限责任公司 气浮卡盘及晶圆几何参数测量装置
CN114857172A (zh) * 2022-05-30 2022-08-05 北京半导体专用设备研究所(中国电子科技集团公司第四十五研究所) 气浮支撑机构

Also Published As

Publication number Publication date
JP4494179B2 (ja) 2010-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10418262B2 (en) Gas floated workpiece supporting apparatus and noncontact workpiece support method
JP4535972B2 (ja) ワークステージ及び露光装置
JP2013191604A (ja) 塗布装置
JP4607665B2 (ja) 非接触支持装置
JP2008192718A (ja) 基板支持装置、基板支持方法、基板加工装置、基板加工方法、表示装置構成部材の製造方法、検査装置、検査方法
JP4494179B2 (ja) 非接触支持装置
JP4494262B2 (ja) 非接触支持装置
JP2006264804A (ja) 大型フラットパネルの浮上ユニット及びこれを用いた非接触搬送装置
JP2021015931A (ja) 基板浮上型レーザ処理装置及び浮上量の測定方法
JP6518891B2 (ja) 搬送装置
JP4491364B2 (ja) 非接触支持装置
JP2010260715A (ja) 浮上ユニット及び浮上装置
JP4583882B2 (ja) 非接触支持装置
JP4442685B2 (ja) ワークの支持装置
JP2004152941A (ja) 非接触支持装置
JP2009179423A (ja) 浮上用構造体、スライド部材およびステージ装置
JP2008114953A (ja) 搬送物浮上装置及びステージ装置
JP6456904B2 (ja) ガス浮上ワーク支持装置
JPH09222124A (ja) 静圧気体軸受
JP6685894B2 (ja) エアベアリング装置及び測定装置
JP4359833B2 (ja) 可動部材支持装置
JP2009063032A (ja) スライダ
JP2004060833A (ja) 静圧気体直線案内装置
JP2005226709A (ja) 可動部材支持装置
JP2008244054A (ja) 電子部品搬送装置及び電子部品搬送方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4494179

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees