JP2006153432A - 加熱調理器および情報媒体およびプログラム - Google Patents

加熱調理器および情報媒体およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】加熱調理器の加熱制御を行う際に、レンジ・オーブン・グリルの設定や調理コース、調理時間といった設定をユーザがすべて入力するのではユーザの負担が大きくなってしまう。
【解決手段】加熱調理器10が、使用する調理器具12に接続されたICタグ14に前回使用された内容を示す使用履歴情報を書き込む。そして、加熱調理器10にて調理を行う場合には、前記ICタグ14から得られた情報をもとに使用履歴情報を取得し、ユーザにレンジ・オーブン・グリルの設定や調理コース、調理時間といった設定を提示し、レンジ/オーブン/グリルといった加熱手段を適切に制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、使用する調理器具と通信し、各加熱手段を制御する加熱調理器および情報媒体およびプログラムに関するものである。
加熱調理器として、レンジ/オーブン/グリル用の加熱手段を備え、加熱モード毎に手動および自動にて各加熱手段の設定を行い、多様な調理メニューを実行する加熱機器は数多く発売されている。これらの加熱機器は多彩な調理メニューを実行可能である反面、設定項目が多くなったり、選択肢となるキーが多くなったりと希望の調理を行う際のユーザにかかる負担は大きくなっている。
このようなユーザへの負担を軽減する為に、非接触ICタグを食品パッケージや容器に貼付し、貼付されたICタグから食品メーカー等により指定された食品の最適な条件を読み込んで調理する電子レンジが特許文献1に提示されている。この技術によれば、食品メーカーが提供する食品に対して最適な調理を電子レンジに自動的に行ってもらうことができ、ユーザの負担を軽くしながらも美味しい食品を提供することが出来る。また、調理時に使用するレンジ用ターンテーブル、オーブン用ターンテーブル、グリル用角皿を光センサによって識別し、その識別結果からレンジ/オーブン/グリルの加熱モードを設定する技術が特許文献2にて公開されており、この技術によってもユーザの負担を軽くすることができる。
特開2001−317741号公報 特開平4−10389号公報
しかしながら、例えば家庭において電子レンジが使用される状況を考えた場合、食品メーカーが提供する食品を調理することもさることながら、手持ちの食器や調理用の耐熱皿、ケーキ型、ターンテーブルや角皿(以後これらを総称して調理器具と呼ぶ)を使用するケースがほとんどであり、その調理器具の種類は各家庭において千差万別である。
そのような状況の中で、特許文献1の技術では、食品メーカーが提供する食品でなければ調理できず、特許文献2の技術では、光センサを使用しているため、たんぱく質や水分による汚れを生じやすい調理庫内においてはセンサ受光部の汚れ等によって誤検知が発生しやすい。また、使用している調理器具(光が透過するガラス製のターンテーブルであるのか、角皿が棚にセットされているのか等)を判別している為、レンジ/オーブン/グリルといった各加熱手段を使用する際に用いる器具の材質や形状は、予め指定されている器具を使用しなければならないという制限が生じてしまう。
これらの問題により、家庭における調理時のユーザの負担を軽くする、という課題に対して従来の技術では充分な解決策を提示することが出来ていないのが現状である。
そこで、前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器および情報媒体およびプログラムは、調理器具に付与された情報媒体から前記調理器具がどのような加熱制御手段で使用されたかの使用履歴情報を取得し、前記使用履歴情報を基に前記加熱手段を制御するものである。
各家庭で使用される調理器具の種類は千差万別ではあるが、その家庭毎に見れば例えば御飯茶碗は常にごはんを入れるものであり「ごはんあたため」しかしない。グラタン皿では(その家庭の定番料理である等の理由により)常にマカロニグラタンを作っており「オーブン200℃25分」しかしない等、その用途には偏りがある場合が多い。
そのため、“その調理器具はいつもどのような使われ方(加熱手段は何か、加熱時間はどのくらいか等)をしているか”を使用履歴として残し、その調理器具が使用される際には、使用履歴から設定を呼び出すことで、その調理器具がいつも使用されている設定を、ユーザの入力なしに設定することができる。
このことにより、本発明は、調理器具の使用用途に合わせた加熱手段を容易に設定することを可能とし、ユーザの調理時の負担を軽減し、利便性、操作性共に向上させるのに大きな効果を発揮する。
第1の発明は、調理器具に付与された情報媒体から前記調理器具がどのような加熱制御手段で使用されたかの使用履歴情報を取得し、前記使用履歴情報を基に前記加熱手段を制御するものである。
これにより、調理器具の使用用途に合わせた加熱手段を容易に設定することを可能とし、例えば、家庭においてオーブンレンジを使用する際に、以前にレンジ/オーブン/グリル等の加熱手段のうちどの手段をどのような順番でどのくらい使用したか、というような情報を呼び出すことが出来るので、使用するたびに一から設定をし直すことなく容易な操作で使用者の望む加熱制御を行うことが可能となる。このように、本発明ではユーザの調理時の負担を軽減し、利便性、操作性共に向上させることができる。
第2の発明は、複数の加熱手段を備えた加熱調理器において、調理器具に付与された情報媒体から前記調理器具を識別する調理器具識別情報を取得し、前記調理器具識別情報をキーとして内部若しくは外部に具備された保持手段より前記調理器具がどのような加熱制御手段で使用されたかの使用履歴情報を取得し、前記使用履歴情報を基に前記加熱手段を制御するものである。
これにより、情報媒体に記録する情報量を最低限に絞りながらも、調理器具の使用用途に合わせた加熱手段を容易に設定することを可能とするので、ユーザの調理時の負担を軽減し、利便性、操作性共に向上させることができる。
第3の発明は、特に第1もしくは第2の加熱調理器において、複数の加熱手段を制御するための加熱制御パターンである加熱制御情報を、前記使用履歴情報として前記情報媒体、または前記加熱調理器の内部の保持手段、または前記加熱調理器と接続された外部の保持手段に書き込むものである。
これにより、使用者が加熱調理器上でどのような加熱手段を用いて、どのくらいの量、手順の調理をどのくらいの時間行ったかを使用履歴情報として残すことができるので、特に、頻繁に同じ調理を行う場合においては、次回使用する際に改めて設定を行うことなく調理を開始することが可能となる。このことにより、ユーザの調理時の負担を軽減し、利便性、操作性共に向上させることができる。
第4の発明は、特に第1〜3の発明のいずれかに記載の加熱調理器において、取得した前記使用履歴情報とは異なる加熱手段を使用者が選択した場合には、その旨を報知するも
のである。
これにより、例えばオーブン用加熱手段でしか使用することの無い金属製の調理器具を入れた状態でレンジ用マイクロ波加熱手段を使用する、オーブン用加熱手段でもグリル用加熱手段でも使用することの無い耐熱仕様でない調理器具に対し、オーブン用加熱手段・グリル用加熱手段を使用する等調理器具の使用規定外の操作を使用者が行うことを未然に防ぐことができ、器具の損傷、災害の発生を防ぐことが可能となる。
また、これに加え、例えば同じ耐熱性のケーキ皿を、調理の過程で何度も使用するうちに焼きかすなどがこびりついてしまうようなオーブン調理用と、焦げ付くことがほとんど無く、比較的綺麗な状態で長く使用可能なレンジ調理とに使いわける、といったように、同じ容器を各個人の嗜好によって別々の用途として使い分けることが可能となり、利便性を向上させると共に、使用する用途を限定することで器具の耐用年数を延ばすことも可能である。
第5の発明は、第1〜4の発明のいずれかに記載の加熱調理器において、調理器具を使用した回数もしくは時間、もしくは前記調理器具が使用された最高温度の少なくとも1つの情報を前記使用履歴情報に含み、前記情報媒体もしくは保持手段に保持されている前記調理器具の耐用回数もしくは耐用時間もしくは耐用温度の少なくとも1つの情報を耐用条件情報として取得して、前記使用履歴情報と前記耐用条件情報とを比較することによって、前記調理器具の寿命もしくは前記情報媒体の寿命を検知するものである。
これにより、例えば、前記調理器具がいつから、何回使用されているもので、最高どのくらいの温度に耐えることが出来たかを検知することができるので、使用回数や使用期間から調理器具や情報媒体の劣化を検知し、破損する前に警告を与える等の対応が可能となり、破損による怪我や誤動作を防ぐことができる。
また、使用回数等をユーザに提示することができるので、ユーザが調理器具を満遍なく使うことができ、例えば5枚セットの皿をすべての皿について、使用回数の差からある皿はうす汚れてしまい、ある皿は欠けてしまっているのに2枚だけは新品同様であり5枚をセットとして使用できなかったり、頻繁に使用する皿の情報媒体だけが読み取れなくなってしまったりすることを防ぐことができる。また、温度によって、耐用年数が短くなってしまうような素材の容器等に関して報知を行うことで喚起を促したり、何度までなら使用実績があるかを提示したりすることも可能である。
第6の発明は、第1〜5の発明のいずれかに記載の加熱調理器において、前記調理器具の情報媒体または保持手段から、使用履歴情報もしくは加熱制御情報に加え、調理器具の種別情報を読み込み、読み込んだ情報をキーとして、データベースより調理レシピ情報を取得するものである。
これにより、同じ調理器具(例えば使いやすい調理器具や家族構成にあった量を調理できるお気に入りの調理器具等)を使用し、その使用用途(レンジなのか、オーブンなのか、グリルなのか)を考慮した上で、新しい調理レシピをユーザに提示することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
第7の発明は、第1〜6の発明の加熱調理器にて用いる情報媒体であり、調理器具が今回どのような加熱制御手段で使用されたかを前記加熱調理器により使用履歴情報として読み書き込み可能としたものである。
第8の発明は、第1〜6の発明のいずれかに記載の加熱調理器の少なくとも一つの手段
をコンピュータに実行させるためのプログラムである。この構成によれば、プログラムであるのでマイコンなどを用いて、本発明の加熱調理機器の一部あるいは全てを容易に実現することができる。また、記録媒体に記録したり通信回線を用いて、プログラムを配信したりすることでプログラムの配布を容易とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて実施形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1に本発明実施時の構成概要図を示す。ここでは、加熱調理器は、レンジ、オーブン、グリル機能を備えた電子レンジとし、各機能を実現する為に、レンジ用マイクロ波加熱手段と、オーブン用加熱手段と、グリル用加熱手段とを実装しているものとする。なお、各機能は電子レンジ前面にある操作パネルに配置されるボタンを操作することによって切り替えることが可能であるとする。
図1における電子レンジ10は調理を行う調理室11を備え、調理を行う際には、調理用途に合わせて調理器具12をセットする。このとき、調理用途や調理物13の特性(液体である、粘性が強い、固体である等)によって、耐熱ガラス製皿、ホーロー加工の鉄製トレイ、角皿、網、ケーキ型、耐熱ボール、陶器などの調理器具が調理器具12として採択される。
これらの調理器具の底面には予め非接触の情報媒体としてICタグ14が貼付されており、ICタグ14には調理器具12を使用するときにレンジ、オーブン、グリルのうちどの加熱機能を利用するかという加熱制御情報が記録されている。この加熱制御情報は、調理器具12の製造過程にて記録されるものであっても構わないし、器具を購入後、ユーザが設定するものであっても構わない。また、ICタグを予め器具に埋め込んで製造することも可能であるし、器具を購入後にユーザ自身で貼付することも可能である。
調理室内底面には読取/書込装置15が設置されており、調理器具12がセットされると、読取/書込装置15はICタグ14に読み込み用の電波を発し、ICタグ14に記録されている加熱制御情報を読み出す。読み込まれた加熱制御情報をもとに、電子レンジ10は、自身が持つレンジ、オーブン、グリルの機能の中から、適当な機能を選択、加熱制御パターンを算出する。その結果は電子レンジ前面にある表示用パネル16に表示され、表示内容を確認したユーザが操作パネル17内スタートボタンを押下することで加熱制御を開始する。
ここで用いているICタグ14とは、読取/書込装置15から照射される電磁波を、アンテナの共振やコイルの誘導により電流に変換して電力源として利用し、予め記憶している情報を読取/書込装置15に送信したり、電磁波に重畳されたコマンドに応じた動作をしたりする非接触の情報媒体である。この技術は現在流通分野等に活用されつつあり、容器の大きさに対して充分小さいサイズのタグも開発されているため、本発明に適用を期待できる技術の1つとなっている。また、非接触型の情報媒体は、接触型の媒体に比べ、接触不良による読み込みエラーを起こすことがなく、調理室内全領域を検知可能であるので、器具の大きさ、どこに置くかを気にすることなく使用することができるという利点からも本発明に適用するのに望ましい。
ここでは、読み取る情報を加熱制御情報としたが、ICタグ14からは、調理器具12を特定する情報である識別IDのようなものを取得し、その識別IDをキーとして、加熱調理器10の内部に保持してある使用履歴情報(加熱制御情報を含む)を取得しても構わないし、ネットワーク上に配置されているサーバから同様の使用履歴情報(加熱制御情報
を含む)を取得しても構わない。
ここでは、使用履歴情報として加熱制御情報を主に用いたが、加熱制御情報のみならず、使用した調理器具の種別情報(皿なのか、ボールなのか、マグカップなのか)や、調理を行った量などの調理量情報を使用履歴情報として保持させておくことも可能である。また、ICタグもしくはネットワーク上のサーバ等に保持されている使用者の情報を併せて使用履歴情報として使用しても構わない。
調理器具の種別情報は調理量情報を加熱制御情報とともに用いた場合には、使用履歴情報を用いて、これまで使用したメニューを設定するのみならず、同じ調理器具を使用した別の調理コースをサーバ等より検索し、取得表示させたり、調理量に応じて、加熱制御情報を調整したりすることもできる。また、使用者の情報を加熱制御情報とともに用いた場合には、使用者別に使用したコースを表示させたりすることができるので、各使用者に合わせて適切な情報を取得、表示することができる。
図2に図1に示した加熱調理器10の内部構成図を示す。
本発明の加熱調理器10は、器具に貼付されたICタグと通信する通信処理手段20(図1の読取/書込装置15)、レンジ用マイクロ波加熱手段21、オーブン用加熱手段22、グリル用加熱手段23を備え、通信処理手段20にて読み込んだ加熱制御情報に従い、各加熱手段21〜23を制御する加熱制御手段24を備える。
ここでは、通信処理手段20で読み込む情報は、器具を特定する識別情報であるとする。加熱制御手段24は、前記識別情報をキーとして、保持手段27にアクセスし、それまでの使用履歴情報を取得する。この使用履歴情報にて得られた加熱制御情報(調理に使用する加熱制御手段、どの加熱制御手段をどのくらいの出力/時間/タイミングで制御するかの情報)をもとに調理時間・調理方法をユーザに提示する調理情報表示手段25(図1の表示用パネル16)とユーザが入力を行う外部入力手段26(図1の操作パネル17)とを備え、ユーザは調理情報表示手段25に表示された内容を確認したら、操作パネル上に配置されているスタートボタン等の外部入力手段26を操作し、調理を開始する。
このとき、ユーザは調理情報表示手段25にて表示されている調理方法や調理時間をユーザの好みに応じて外部入力手段26から再調整することが可能である。
ここでの外部入力手段26には、「仕上がり強め」、「仕上がり弱め」、「温度+」、「温度−」、「時間+」、「時間−」、「調理コース選択」等各種設定を調整するようなボタンやキーが配置されているものとする。また、ユーザの「熱めの仕上がりが好き」「ぬるめの仕上がりが好き」等の好みによっては、外部入力手段26から加熱制御手段24にて計算される値にユーザ好みの係数を設定することで、調理時間を通常算出時間の0.8倍、1.2倍等に設定するなどユーザ毎にカスタマイズすることが可能である。
ここでの調理方法とは、「あたため強」、「あたため弱」、「ほんわかあたため」等の調理時の加熱モードであっても構わないし、「電子レンジ」、「オーブン1段」、「オーブン2段」、「グリル」、「トースター」等の調理機能であっても構わないし、「レンジ1分オーブン5分:グラタンおまかせコース」等の調理コースであっても構わない。また、調理物を「ごはん」、「みそ汁」、「煮物」等指定するような外部入力手段24を備え、その指定によって加熱制御手段24にて算出される加熱制御パターンを調整しても構わない。
これらの過程によって、加熱手段を制御する加熱制御パターンが調整された場合には、
決定された新たな加熱制御パターンを、スタートボタン押下後や調理終了後等の適当なタイミングに保持手段27に書き込む。
ここで書き込み方式として「上書き」「追記」の二通りの方式を挙げることができる。前者であれば、その調理器具は常に一意の用途にて使用することが出来るので、適切に調整された値が書き込まれていれば、あとはスタートボタンの押下のみでユーザの望む加熱調理を行うことが可能となる。また、後者であれば、調理器具の使用履歴情報として使用した加熱制御情報を器具に記憶させておくことが可能であるので、同じ調理器具に複数の使用用途を持たせることができる。
また、加熱制御情報の中に、出力・時間・目的等も含めて記憶させておけば、例えばオーブン用の角皿に「クッキー用に200度30分予熱あり」、「ケーキ用に180度45分予熱あり」、「パン焼き用に発酵40度30分オーブン200度20分」、「グラタン用レンジ500W10分オーブン250度15分予熱なし」等を履歴として残すことが可能であるので、再度同じ調理を行う際には、使用履歴情報の中から選択するだけで、加熱制御設定を完了することができる。
また、本実施の形態では、使用履歴情報・加熱制御情報は、加熱調理器内部に備える保持手段にて保持し、書き込みを行ったが、これらの情報は調理器具に貼付される情報媒体に保持し、書き込みを行っても構わない。あるいはまた、ネットワーク上のサーバ等加熱調理器10と接続された外部の保持手段に保持し、書き込みを行っても構わない。情報媒体に保持させる場合には、それらの情報を保持するだけのメモリ容量を必要とするが、加熱調理器内部もしくは外部の保持手段に保持させる場合には、調理器具に貼付する情報媒体には個体識別IDを持たせるだけでよいので、情報媒体に多くのメモリを必要とせず、加熱調理器の記憶媒体やサーバの記憶媒体を利用して多くの使用履歴情報や、細かい加熱制御情報を保持させることができ、ユーザに多くの情報を提供することができる。
図3に調理時のシーケンス図を示す。
例えばオーブン機能を使用してケーキを焼く場合を例にとり調理器具12を角皿として説明する。ケーキを焼く場合にはオーブン機能を使用するので、角皿に付与されているICタグには加熱制御情報として「オーブン」という情報が入っている。加えて本実施例では、「ケーキコース」、「180度」で「45分」、「予熱あり」、「パウンドケーキ型」、「一本」という情報も加熱制御情報として記憶されているものとする。
ケーキを調理する為ユーザは、まず調理室11内に角皿をセットする。通信手段20にて、ICタグよりデータを読み取った電子レンジ10(S0)は、読み取った情報より、加熱制御手段24にて「オーブン」コースが設定される調理であると判断する。このとき、使用履歴情報として保持されている情報の中から使用期間情報を取得し、調理器具(この場合は角皿)の耐用期間内かどうかを判別する(S1)。この使用期間情報は「1 ○月○日 X時XX分:レンジあたため5分」のように、加熱制御情報にタイムスタンプが付与され、その初回日時と現在日時の差分を取るでも構わないし、初回使用日時を別途取得する形であっても構わない。使用期間と別途保持している「調理器具想定耐用年数」の情報とを比較し、(使用期間)<(調理器具想定耐用年数)であれば耐用期間内であると判定し、次処理へ進む。
この「調理器具想定耐用年数」は、一般的な使い方で使用した場合の耐用年数を、例えば調理器具の品番をサーバに問い合わせて取得するようなものであったり、調理器具の材質(ガラス製か、陶器か、アルミか等)から加熱調理器自身が算出するようなものであったりしてもよい。
また、取得した使用履歴情報と合わせて、一般的な使い方で使用した場合は調理器具想定耐用年数通りに警告するが、一般的な使い方が50℃と設定されていた場合に、60℃で使用される毎に耐用年数を1年減らす等補正計算を行うことでより正確な耐用年数を算出することが出来、調理器具が破損する恐れのある場合には、S7にて「耐用年数を超えました。劣化による破損にご注意ください」等の調理器具の寿命を知らせるメッセージをユーザに提示することができる。
もちろん、この調理器具の寿命を使用時間や期間ではなく、使用回数、使用最高温度を基に算出しても構わないし、サーバ等に問い合わせを行い、取得しても構わない。また、この処理により、調理器具のみならず、ICタグの寿命も同様に判定することが可能となる。
耐用期間のチェック(S1)がYesであれば、「オーブン機能にて庫内を180度まで温めたあと報知し、パウンドケーキ型1本が挿入されたら45分間180度で調理を行い終了」という加熱制御パターンをオーブン用加熱手段22に設定する(S2)。
そして、ユーザに対し、『ケーキコース(パウンドケーキ型一本分):180度で45分(予熱あり)』と調理情報表示手段25に表示する(S3)。内容を確認したユーザによる「スタートボタン押下」が外部入力手段26にて検知されたら設定した加熱制御を開始する(S6)。
ここで、スタートボタンを押す前にユーザが「前回はパウンドケーキ1本焼いたけれど、今回は2本焼こう」と思った場合には、設定ボタンにて「一本」を「二本」に変更する。変更を受けた電子レンジは、「二本」にあわせて調理時間を45分から50分に設定しなおし、「オーブン機能にて庫内を180度まで温めたあと報知し、パウンドケーキ型2本が挿入されたら50分間180度で調理を行い終了」と加熱制御パターンを再設定する(S4)。
そして、ユーザの確認を受けた(スタートボタンが押された)後、設定が変更されているのでICタグに「オーブン」、「ケーキコース」、「180度」、「50分」、「予熱あり」、「パウンドケーキ型」、「二本」と追記する。追記したことで、次回ユーザは角皿を入れた時に「パウンドケーキ一本」焼く時の設定と「パウンドケーキ二本」焼く時の設定を選択することが可能である。
また、S4にて加熱制御パターンを再設定する際に、オーブン用として使用されていた角皿に対し、「レンジ」機能を設定しようとした場合には、加熱手段が変更されているので「加熱手段が異なります」とエラーを報知し(S7)、確認を促す為「前回はオーブンとして使用していましたが電子レンジに使用してもよいですか」等を表示する(S8)。このとき、金属皿のようにレンジでは使用不可な調理器具では「オーブン」等のデータを書き換え禁止モードでICタグに記憶させておき、エラーを検出した場合(S7)には安全性の確保の為S8はスキップし、調理終了させることが望ましい(S9)。
ただし、安全性が保障されている(耐熱ガラス製の調理器具など、すべての加熱手段に耐え得る製品を使用する場合)上であれば、この処理は必須ではない。このような容器は複数のパターンで使用される(例えば耐熱ガラス製の大皿はオーブンでパイを焼く、電子レンジでピザをあたためるなどに使用される等)ことが多い。その場合には、前回の加熱制御パターンを表示するだけでなく、過去に使用された加熱制御パターンを使用頻度の順に並べてその中から加熱制御パターンを選択する形をとっても構わない。
以上のように、ケーキを焼く際にユーザは「角皿を入れる」「表示を確認する(もしくは1つのパターンを選択する)」「スタートボタンを押す」という基本動作のみでケーキを焼く為の設定を済ませ、予熱を開始することができる。
ここでは「角皿」をオーブン用の調理器具として規定したが、ケーキを焼きあげる為にケーキ型を途中で入れる際にもICタグを備えたパウンドケーキ型を使用し、途中報知のタイミングで正しく「パウンドケーキ型」が「一本」入れられたか否かを判定したり、「オーブン用角皿」と「パウンドケーキ型」の二つの条件がそろったら予め設定されている「ケーキコース」を加熱制御パターンとして設定したりする、という制御も考えられる。
使用される調理器具は複数の組み合わせによって条件付けられていても構わないし、読み取った加熱制御情報から加熱制御パターンを生成する手順については特に本実施例にて本発明が限定されるものではない。このように、調理中にも「どのような器具」が「どのくらい」挿入されるかを検知することで、加熱制御パターンを途中で調整し直すことも可能である。
また、赤外線や光などを用いた距離センサや接触センサなどを併用することで、角皿が現在下段/中段/上段等「どこ」にセットされているかを検知することも可能となるので、「オーブン上下段180度50分 20分経過後上下段入れ替え報知あり」という制御を追加することも可能であり、より適切な加熱制御パターンに調整することも可能となる。
ここではケーキを焼く場合にオーブン機能のみを使用した場合を例にとり説明したが、レンジ機能とオーブン機能とグリル機能を組み合わせた制御も可能である。例えば冷凍の具材をレンジにて解凍し、オーブン機能で充分に火を通してから最後に表面に焦げ目をつけるといった「グラタンコース:レンジあたため500W10分+オーブン250度予熱なし10分+グリル3分」を加熱制御情報として耐熱皿のICタグに記憶させる等が考えられる。
また、加熱制御を途中で中断した場合にその記録も加熱制御情報として書き込んでおけば、「グラタンコース」のオーブン工程中に例えばお茶碗に入れたご飯をレンジ機能であたためる等の割り込み作業(「レンジであたため」に関する情報は使用するお茶碗に貼付されているICタグに記憶されている)が発生しても、角皿とそのお茶碗を交換するだけで電子レンジ10は加熱手段をオーブン用加熱手段からレンジ用加熱手段に切り替えることができ、割り込み作業が終了した時点でお茶碗と角皿を入れ替え、グラタンコースの途中であるオーブン工程(○分経過)から調理を再開することもユーザの特別な操作や設定変更を必要せずに行うことが可能である。
(実施の形態2)
図4に、使用履歴情報を利用して調理レシピをダウンロードする際のシステム構成図を示す。既述のものについては、同一符号を振り、説明は省略する。
ユーザ32が加熱調理器10を使用した場合には、実施の形態1の図2で述べたように使用履歴情報がサーバ31に蓄積されるものとする(図4(1))。サーバ31は、複数の調理レシピをデータベースとして保持しており、加熱調理器10は、ユーザ32の使用開始を検知(図3のS0)した場合、もしくは外部入力手段26からの何らかの入力を検知した場合、もしくは定期的にサーバ31にアクセスし、蓄積された調理レシピの中から、調理器具12A、調理器具12Aの使用履歴情報として保持されている加熱手段や加熱制御パターン、加熱時間等をキーとして、条件に合致した調理レシピをサーバ31より取得し、調理情報表示手段25に表示する(図4(2))。
表示する際には、他の家庭(機器使用領域)33A〜33Dの使用履歴情報を加味して、複数の調理レシピを同じ条件下で最も選択された回数の多い(人気のある)順に並べ替えて提示することも可能である。
調理器具12としてパウンドケーキ型Aを使用した場合を例にとり、使用履歴情報から調理メニューを取得する場合について図5を用いて説明する。
調理器具12が常にケーキを焼く為にオーブン200℃40分を使用履歴情報として持っていた場合には、加熱調理器12はサーバから調理レシピを取得するキーとして「パウンドケーキ型」「オーブン」「200℃」「40分」が使用可能である。
このとき、キーとして「パウンドケーキ型」「オーブン」「200℃」「40分」を採用すれば、すべてのキーが合致する「レーズンケーキ」を取得し表示する。
また、「パウンドケーキ型」「オーブン」を採用すればこの二つのキーが合致する「ころころロールパン」「ほうれん草と卵のヘルシーキッシュ」を取得し表示する。
同様に、「パウンドケーキ型」「オーブン」「200℃」をキーとして「エビとホタテの海鮮グラタン」、「オーブン」「40分」をキーとして「やきいも」を取得し、表示することが可能である。
また、条件に合致した調理メニューが複数あった場合には、家庭33A〜33Dのうちで取得回数の多い順に取得、表示させることも可能である。
ユーザは、他のケーキレシピやパン、キッシュ、グラタン、やきいものレシピを取得することが出来、普段はケーキしか焼いたことのなかったパウンドケーキ型で、さまざまな調理を行うことができる。
なお、図4では、調理レシピを提供するためにネットワークサーバ31群を用いているが、調理レシピのデータベースは加熱調理器10本体の記憶領域にて保持していても構わないが、多くのバリエーションを持たせたい、常に新しい情報に更新したい、というニーズを考えると本実施の形態で示すようにサーバで管理し、ユーザがデータを都度もしくはまとめてダウンロードする方式の方がより効果的である。
このように調理器具毎に加熱制御情報を使用履歴として記憶させ、その使用履歴情報によって加熱手段を制御することで、ユーザは「レンジ」「オーブン」といった加熱手段を意識することなく、同じ「調理器具を入れてスタートボタンを押下する」という動作で、ケーキを焼いたり、ご飯をあたためたりグラタンを焼いたりすることができる(スタートボタンの代わりに掌理室の扉の開閉状態をトリガとしても同様である)。
また、「レンジ」と「オーブン」により、まったく同じ2つの調理器具を使い分ける(例えば耐熱ガラス製のパウンドケーキ型をレンジを使用するゼリー作成用とオーブンを使用するケーキ作成用とに使い分ける)ことも、調理器具を調理室にセットするだけで容易に可能となる。
以上のように、本実施の形態においては調理器具が今回どのような加熱制御手段で使用されたかを前記調理器具に付与された情報媒体に使用履歴情報として書き込むことで、1つの調理器具に対し複数の加熱手段の設定を行うことができるので、複数の調理器具を使用用途全てに対して用意する必要がなく、使用者の利便性を高めることが可能である。
また、使用する器具に接続された情報媒体と通信することで得られた情報をもとに、その器具に適した加熱手段を制御することで、素材や形状に限定されることなく調理器具の識別を高い精度で容易に行い、ユーザの負担を軽減しつつ、調理器具の使用用途にあわせた加熱手段を設定することが可能となるので、操作性を高めると共に、更なる利便性の向上を期待することができる。
加えて、使用履歴情報の中から以前に使用した加熱制御情報を取得し、設定することが出来るので、一から設定をし直すことなく容易な操作で使用者の望む加熱制御を行うことが可能となる。
また、記録されている加熱制御情報と異なる設定が行われた場合に報知を行うことで、金属製の器具を入れた状態でレンジ用マイクロ波加熱手段を使用する、耐熱仕様でない調理器具に対してオーブン用加熱手段・グリル用加熱手段を使用する等調理器具の使用規定外の操作を使用者が行うことを未然に防ぐことができ、器具の損傷、災害の発生を防ぐことが可能となる。
そして、保持した使用履歴情報から調理レシピを取得することにより、ユーザに新たな調理レシピを提供することが出来、ユーザの利便性を向上すると共に、コンテンツ配信の幅を広げ、新たな需要を生み出すことが可能となる。
また、本システムにて少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラムにすると、マイコンまたはパソコンなどを用いて本発明のシステムの一部あるいは全てを容易に実現することが可能である。また、記録媒体に記録したり通信回線を用いたりすることでプログラムの配布が簡単にできるようになる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器およびプログラムは、情報媒体との通信を可能としたものであり、また、器具に情報媒体であるICタグのようなものを貼付するものであるので、あらゆる食器、調理器具、容器、包装等に展開することが出来、電子レンジ、オーブン、グリルに限らず、電磁調理器やコンロ、炊飯器、電気ポット等の製品に家庭用業務用問わず応用することが可能である。
また、調理以外でも利用可能であるし、その場合は調理器具に限らず加熱物を包むような容器であればよい。
また、コンテンツ配信ビジネスとして新たな分野を開拓することができる。
本実施の形態1の加熱調理器の構成概要図 本実施の形態1の加熱調理器の内部構成図 本実施の形態1のシーケンス図 本実施の形態2のシステム構成図 本実施の形態2の検索メニュー例を示す図
符号の説明
10 電子レンジ(加熱調理器)
12 調理器具
13 調理物
14 ICタグ(非接触ICタグ、情報媒体)
21 レンジ用マイクロ波加熱手段(加熱制御手段)
22 オーブン用加熱手段(加熱制御手段)
23 グリル用加熱手段(加熱制御手段)
27 保持手段
31 ネットワークサーバ(データベース)

Claims (8)

  1. 複数の加熱手段を備えた加熱調理器において、調理器具に付与された情報媒体から前記調理器具がどのような加熱制御手段で使用されたかの使用履歴情報を取得し、前記使用履歴情報を基に前記加熱手段を制御する加熱調理器。
  2. 複数の加熱手段を備えた加熱調理器において、調理器具に付与された情報媒体から前記調理器具を識別する調理器具識別情報を取得し、前記調理器具識別情報をキーとして内部若しくは外部に具備された保持手段より前記調理器具がどのような加熱制御手段で使用されたかの使用履歴情報を取得し、前記使用履歴情報を基に前記加熱手段を制御する加熱調理器。
  3. 複数の加熱手段を制御するための加熱制御パターンである加熱制御情報を、前記使用履歴情報として前記情報媒体、または前記保持手段に書き込む請求項1または請求項2記載の加熱調理器。
  4. 取得した前記使用履歴情報とは異なる加熱手段を使用者が選択した場合には、その旨を報知する請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  5. 調理器具を使用した回数、もしくは時間、もしくは前記調理器具が使用された最高温度、の少なくとも1つの情報を前記使用履歴情報に含み、
    前記情報媒体もしくは保持手段に保持されている前記調理器具の耐用回数もしくは耐用時間もしくは耐用温度の少なくとも1つの情報を耐用条件情報として取得して、
    前記使用履歴情報と前記耐用条件情報とを比較することによって、前記調理器具の寿命もしくは前記情報媒体の寿命を検知する請求項1〜4のいずれか1項記載の加熱調理器。
  6. 前記調理器具の情報媒体または保持手段から、前記使用履歴情報もしくは前記加熱制御情報に加え、前記調理器具の種別情報を読み込み、読み込んだ情報をキーとして、データベースより調理レシピ情報を取得する請求項1〜5のいずれか1項記載の加熱調理器。
  7. 請求項1〜6記載の加熱調理器で用いる調理器具が今回どのような加熱制御手段で使用されたかを前記加熱調理器により使用履歴情報として読み書き可能な情報媒体。
  8. 請求項1〜6記載の加熱調理器の少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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