JP2006147720A - パネルの切削方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パネル配置等に誤差が生じている場合であっても,フェイシングデュアルスピンドル型のダイシング装置を使用して,良好な2つのパネルを同時に切り出す。
【解決手段】 複数のパネルの配置位置を測定し,測定した配置位置情報から,第1の切削ブレードと第2の切削ブレードを使用して2つのパネルを同時に切削する際に,第1の切削ブレードの切削ラインと第2の切削ブレードの切削ラインとの角度ずれが最も少なくなるようなパネルの組み合わせを計算し,その計算結果により得られたパネルの組み合わせ情報に基づいて,第1の切削ブレードと第2の切削ブレードを使用して同時に2つのパネルを切削する。
【選択図】 図1

Description

本発明は,パネルの切削方法に関し,さらに詳細には,フェイシングデュアルスピンドル型ダイシング装置を使用して同時に2つのパネルを切削する切削方法に関する。
近年においては,半導体素子の高集積化及び小型化に伴い,半導体素子の集合体である半導体パッケージのサイズも軽薄短小化されると共に,半導体パッケージを高集積化及び高性能化が可能なように改良されたデバイスが使用されている。この代表的なものとして,例えば,CSP(Chip Size Package)がある。かかるCSPのうち,QFN(Quad Flat No−Lead)型CSPは,図7に示すように,リードフレームに予め形成されたエッチングパターンの所定位置に半導体素子チップをマウントし,このマウントされた複数のチップを1パネルとして樹脂によりモールディングが施される。このようにして,リードフレーム上に連続的に複数の半導体素子チップが内蔵されたパネル状の樹脂モールドを得ることができる。
上記CSPは,ダイシング装置によってパネルを分割してチップ形状として切り出される。例えば,1つの切削ブレードを有するダイシング装置で使用すれば,各パネル間の配置に多少の誤差があっても,通常,ダイシング装置のアライメント機能によって正常なパッケージを切り出すことができる。
ところで,近年においては,切削効率を向上させるため,切削ブレードを互いに対峙させて2つのスピンドルを配置するダイシング装置(フェイシングデュアルスピンドル型ダイシング装置)が使用されるようになった。このようなフェイシングデュアル型ダイシング装置によれば,図7に示すようなQFN(Quad Flat No−Lead)型CSP(Chip Size Package)が縦方向に配置された場合に,2つの切削ブレードによって基板上の2つのパネルを同時に切削することができる。
特開平11−26402号公報 特開2002−110590号公報
しかしながら,基板上にパネルを形成する際には以下の要因により誤差が発生するため,フェイシングデュアルスピンドル型のダイシング装置による切断では,パッケージの切断不良が発生する場合があった。
(要因1)
リードフレームのエッチングパターンにおける各パネル間の誤差(即ち,各パネルに相当するエッチングパターンは,オリジナルパターンを連続的にコピーしているので誤差が累積し易い。)
(要因2)
樹脂モールディングによる誤差(即ち,樹脂モールディングでの熱の影響により,リードフレームが伸縮するので,結果としてパネル配置に誤差が生じる。)
上記問題を回避するため,2つの切削ブレードのうち,一方の切削ブレードのみで切削することも可能であるが,この場合には,フェイシングデュアルスピンドル型ダイシング装置を使用する意味がなくなってしまう。また,1つのパネルに対して同時に2つの切削ブレードで切削する方法も考えられるが,2つの切削ブレードを接近させるには機械的配置に限界があるため,1つのパネルを同時に切削することは困難である,という問題があった。
したがって,本発明の目的は,パネル配置等に誤差が生じている場合であっても,フェイシングデュアルスピンドル型のダイシング装置を使用して,良好な2つのパネルを同時に切り出すことが可能な新規かつ改良されたパネルの切削方法を提供することにある。
上記課題を解決するため,本発明の第1の観点においては,第1のスピンドルと前記第1のスピンドルの一端部に装着された第1の切削ブレードとを有する第1の切削手段と,第2のスピンドルと前記第2のスピンドルの一端部に装着された第2の切削ブレードとを有する第2の切削手段とを備え,前記第1の切削ブレードと前記第2の切削ブレードとが対向するように前記第1の切削手段および前記第2の切削手段が配設されたダイシング装置において,前記第1の切削ブレードと前記第2の切削ブレードとが対向する直線上に,一方向に並んだ複数のパネルが配置された基板を切削する切削方法であって,前記基板上における複数のパネルの配置位置を測定し,前記測定したパネルの配置位置情報から,前記第1の切削ブレードと前記第2の切削ブレードを使用して2つのパネルを同時に切削する際に,前記第1の切削ブレードの切削ラインと前記第2の切削ブレードの切削ラインとの角度ずれが最も少なくなるようなパネルの組み合わせを計算し,前記計算結果により得られたパネルの組み合わせ情報に基づいて,前記第1の切削ブレードと前記第2の切削ブレードを使用して同時に2つのパネルを切削する,ことを特徴とするパネルの切削方法が提供される。
上記記載の発明では,一方向に並んだ複数のパネルが配置された基板を切削する際に,パネル配置等に誤差が生じている場合であっても,2つの切削ブレードで同時に良好なパネルを切削することができるので,切削効率を高めることができる。
本発明においては,一方向に並んだ複数のパネルが配置された基板を切削する際に,パネル配置等に誤差が生じている場合であっても,2つの切削ブレードで同時に良好なパネルを切削することができるので,切削効率を高めることができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず,図1に基づいて,第1の実施の形態にかかるパネルの切削方法が適用されるフェイシングデュアルスピンドル型ダイシング装置の構成について説明する。なお,図1は,第1の実施の形態にかかるパネルの切削方法が適用されるフェイシングデュアルスピンドル型ダイシング装置の構成を示す斜視図である。
本実施形態にかかるフェイシングデュアルスピンドル型ダイシング装置10は,図1に示すように,例えば,対向配置された第1の切削ユニット20aおよび第2の切削ユニット20bと,WL−CSP基板12などの被加工物を保持するチャックテーブル30と,制御装置32と,表示装置34と,操作部36と,切削ユニット移動機構(図示せず)と,チャックテーブル移動機構(図示せず)と,を備える。このように,ダイシング装置10は,例えば,2つの切削ユニット20a,20bを具備するいわゆる対面型のデュアルダイサーとして構成されている。
本実施形態では,このダイシング装置10が切削加工する被加工物として,例えばWL−CSP基板12の例を挙げて説明する。このWL−CSP基板12(以下では,単に「基板12」という。)は,例えば,半導体ウェハの表面に半導体デバイスであるCSP(Chip Size Package)を縦横に等間隔に形成した後,このCSPが形成された側の面をプラスチック等の樹脂によって被覆した例えば略矩形状を有する基板である。なお,CSPは,ボール状の端子が裏面から突出した配線基板の表面に,1または2以上の半導体チップを積層してボンディングし,さらにこれらのチップ全体を樹脂でモールドした半導体デバイスである。
上記ダイシング装置10の第1の切削ユニット20aは,第1の切削手段として構成されている。この第1の切削ユニット20aは,図2に示すように,例えば,切削ブレード22aと,フランジ23aと,スピンドル24aと,スピンドルハウジング26aと,切削水供給ノズル27aと,ホイルカバー28aと,撮像手段40,42とを備える。なお,第2の切削ユニット20bは,第2の切削手段として構成されているが,第1の切削ユニット20aと略同一の機能構成を有するので,その説明を省略する。
切削ブレード22aは,第1の切削ブレードとして構成されており,略リング形状を有する極薄の切削砥石である。この切削ブレード22aは,フランジ23aによって両側から挟持されてスピンドル24aの一端部に装着される。スピンドル24aは,第1のスピンドルとして構成されており,一端部に切削ブレード22が装着され,他端部でスピンドルモータM1と連結されている。このスピンドル24aは,例えば,Y軸方向に延びるように配設されており,スピンドルモータM1が発生した回転駆動力によって切削ブレード24を高速回転させることができる。スピンドルハウジング26aは,スピンドル24aを回転可能に支持する。切削水供給ノズル27aは,加工点に切削水を供給して冷却する。ホイルカバー28aは,切削ブレード22aの外周を覆って切削水や切り屑などの飛散を防止する。
かかる構成の第1の切削ユニット20aは,切削ブレード22aを高速回転させながら基板12に切り込ませることにより,基板12を切削予定ラインに沿って切削(切断を含む)して,極薄のカーフ(切溝)を形成することができる。なお,この切削予定ラインは,例えば,隣接するCSPの間において,基板12の縦方向(X軸方向)および横方向(Y軸方向)にそれぞれ略平行に複数配されており,切削予定ライン全体としては,基板12に略格子状の切削領域を形成している。
切削ユニット移動機構は,例えば,電動モータなどから構成され,第1の切削ユニット20aおよび第2の切削ユニット20bを例えばY軸およびZ軸方向に同時若しくは個別に移動させることができる。この切削ユニット移動機構が切削ユニット20a,20bをZ軸方向に移動させることにより,基板12に対する切削ブレード22a,22bの切り込み深さを調整することができる。また,この切削ユニット移動機構30が切削ユニット20a,20bをY軸方向に移動させることにより,例えば,基板12の切削予定ラインに切削ブレード22a,22bの刃先位置を合わせたり,切削予定ライン若しくはカーフ上に撮像手段を配置したりすることができる。
チャックテーブル30は,例えば,真空チャック等を備えた略円盤状のテーブルであり,その上部に載置された被加工物を保持する。このチャックテーブル30は,例えば,ウェハテープ14を介してフレーム16に支持された状態の基板12を,真空吸着して保持することができる。
チャックテーブル移動機構は,例えば,電動モータなどから構成され,チャックテーブル30をX軸およびY軸方向に移動させたり,回転させたりすることができる。これにより,切削加工前のアライメント時や切削加工後のカーフチェック時には,チャックテーブル30上に保持された基板12を,可視光カメラや赤外線カメラの下方に移動させることができる。また,切削加工中には,基板12の表面に例えば2つの切削ブレード22a,22bを切り込ませた状態で,当該基板12を切削ユニット20a,20bに対して切削方向(X軸方向)に平行移動させることができる。
制御装置32は,例えばダイシング装置10の内部に配設されており,例えば,CPU等で構成された演算処理装置と,ROM,RAM,ハードディスク等で構成され,各種のデータやプログラムを記憶する記憶部と,を備える。この制御装置32は,オペレータの入力や予め設定されたプログラム等に基づいて,上記各部の動作を制御する機能を有する。また,この制御装置32は,撮像手段による撮像画像をアライメント用にパターンマッチング処理したり,カーフチェック用に画像処理して表示装置34に表示させたりする画像処理手段(図示せず)として機能する。さらに,制御装置32は,後述するアライメント情報の作成・記録処理や,ターゲットの基準パターンの登録処理などを実行するデータ処理手段(図示せず。)としても機能する。
また,本実施形態においては,制御装置32は,撮像手段により撮像された基板画像から複数のパネルの配置位置を測定し,測定した配置位置情報から2つのパネルを同時に切削する際に,第1の切削ブレードの切削ラインと第2の切削ブレードの切削ラインとの角度ずれが最も少なくなるようなパネルの組み合わせを計算する。さらに,その計算結果により得られたパネルの組み合わせ情報に基づいて,第1の切削ブレードと第2の切削ブレードに対して切削位置の移動を指示する。なお,パネルの組み合わせは,例えば,基準線からの各パネル端部のずれ量を使用してパネルの傾斜角度のずれを把握することにより,角度ずれが最も少ない好適な2つのパネルの組み合わせを簡易かつ容易に決定することができる。
表示装置34は,例えば,CRTやLCD等で構成されたモニタであり,上記制御装置32によって画像処理された画像を表示することができる。また,操作部36は,各種のスイッチ,ボタン,タッチパネル,キーボード等の入力装置などで構成され,オペレータによるダイシング装置10の各部に対する指示が入力される部分である。例えば,オペレータは,この操作部36を操作することにより,基板12の撮像動作を行う撮像手段を可視光カメラまたは赤外線カメラのいずれかに切り替えることができる。
上記構成のダイシング装置10は,高速回転させた切削ブレード22a,22bを基板12に所定の切り込み深さで切り込ませながら,第1および第2の切削ユニット20a,20bとチャックテーブル30とを例えばX軸方向に相対移動させることができる。これにより,基板12上の2つの切削予定ラインをストロークで同時に切削加工することができる。
例えば,図3に示すように,第1の切削ユニット20aと第2の切削ユニット20bは,切削ブレード22aの側面と切削ブレード22bの側面とが対面するように,対向して配設されている。このとき,両切削ユニット20a,20bのスピンドル24a,24bの軸心が,例えば略同一直線上に位置するように,配置調整されている。一方,基板12は,例えば,裏面12bを上向きにした状態で,ウェハテープ14を介してチャックテーブル30に保持されている。
また,上記第1の切削ユニット20aの例えばスピンドルハウジング26a及び第2の切削ユニット20bの例えばスピンドルハウジング26bには,基板12を撮像するための撮像装置40,42,50,52が設置されている。
切削ブレード22a,22bが基板を切削する際には,図4に示すように,2つの切削ブレード22a,22bが平行な切削ラインを同時に切削する。第1の切削ブレードと第2の切削ブレードとが対向する直線上に,複数のパネルが一方向に並んだ基板が配置されている場合には,基板上の切削ラインを決定する方法として,複数のパネルの配置位置を測定して平均化し,平均化された切削ラインの方向(あるいは角度)を全てのパネルの切削ライン方向(あるいは角度)とするという方法が考えられる。しかしながら,パネルの配置位置のバラツキ(分散)が大きい場合には,不良品が発生するという問題を避けることができない。また,パネルの数が多くなほど,その問題が大きくなる可能性がある。
したがって,本実施形態においては,複数のパネルの配置位置を測定した後に,その配置位置情報から2つのパネルの角度ずれが最も少なくなるようにパネルの組み合わせを計算し,その計算結果得られたパネルの組み合わせ情報に基づいて,第1の切削ブレードと第2の切削ブレードが2つのパネルを同時に切削する方法を採用する。かかる切削方法により,パネルの数が多くなっても良好にパネルを切削することができる。
次に,図5に基づいて,本実施形態にかかるパネルの切削方法について説明する。なお,図5は,本実施形態にかかるパネルの切削方法を示すフローチャートである。
まず,ステップS102で,第1の切削ブレード22aと第2の切削ブレード22bとが対向する直線上に,一方向に並んだ複数のパネル120が配置された基板を載置する(ステップS102)。
次いで,ステップS104で,各パネル120の配置位置を測定する(ステップS104)。例えば,4枚のパネルを例に説明すると,図6に示すように,パネルA120aを基準線Sとし,他の各パネルB120b,パネルC120c,D120dの端部の基準線Sからのずれ量を計測する。例えば,図6に示すように,パネルA120aは0μm,パネルB120bは+50μm,パネルC120cは−10μm,パネルD120dは+40μmと測定される(但し,時計方向周りのずれを正方向とする)。かかる基準線Sからのずれ量に基づいて各パネルの傾斜角度のずれを把握して,各パネルの配置位置情報となる。
その後,ステップS106で,パネルの配置位置情報から,第1の切削ブレード22aと第2の切削ブレード22bを使用して2つのパネルを同時に切削する際に,第1の切削ブレードの切削ラインと第2の切削ブレードの切削ラインとの角度ずれが最も少なくなるようなパネルの組み合わせを計算する(ステップS106)。例えば,図6に示す例では,パネルの角度ずれが最も少ない組み合せとして(CSPの誤差を,MAX10μmとした場合),パネルA120aとパネルC120cの組み合わせ,及びパネルB120bとパネルD120dの組み合せを最良の組み合わせとすることができる。なお,かかる組み合わせの算出方法において,通常,各パネル120の傾斜角度を直接求めるのは時間や手間がかかるため,パネルの基準線Sからのずれ量を利用することにより各パネル120の傾斜角度を簡易かつ容易に把握することができる。
さらに,ステップS108で,計算結果により得られたパネルの組み合わせ情報に基づいて,第1の切削ブレード120aと第2の切削ブレード120bで2つのパネルを同時に切削する(ステップS108)。図6に示す例では,パネルA120aを第1のスピンドルに装着されたブレード22aで切削し,パネルC120cを第2のスピンドルに装着されたブレード22bで同時に切削する。その後,同様に,パネルB120bとパネルD120dを同時に切削する。このようにして,複数のパネル間の配置の誤差(角度ずれ)が最小となる組み合せを算出されるので,2つのパネルを同時に良好に切削することができる。
本実施形態においては,複数のパネルが一方向に並んだパネルが配置された基板を,2つの切削ブレードで同時に切削しても切削精度が低下しないので,不良品の発生を防止することができる。このことにより,パネルの切削効率が向上し,生産効率を高めることができる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は,パネルの切削方法に適用可能であり,さらに詳細には,フェイシングデュアルスピンドル型ダイシング装置を使用して同時に2つのパネルを切削するパネルの切削方法に適用可能である。
第1の実施の形態にかかるフェイシングデュアルスピンドル型ダイシング装置の構成を示す斜視図である。 第1の実施の形態にかかるダイシング装置における切削ユニットの構成を示す斜視図である。 第1の実施の形態にかかるフェイシングデュアルスピンドル型のダイシング装置のパネルの切削方法を説明するための正面図である。 第1の実施の形態にかかるフェイシングデュアルスピンドル型のダイシング装置のパネルの切削方法を説明するための正面図である。 第1の実施の形態にかかるパネルの切削方法を説明するためのフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるパネルの切削方法の具体例を示すパネルの正面図である。 従来におけるパネルの切削方法を示すためのパネルの上面図である。
符号の説明
10 ダイシング装置
12 WL−CSP基板
20a 第1の切削ユニット
20b 第2の切削ユニット
22a,22b 切削ブレード
24a,24b スピンドル
30 チャックテーブル
32 制御装置
34 表示装置
36 操作部
60 カーフ
120 パネル
122 半導体素子チップ
S 基準線
L ストリート

Claims (1)

  1. 第1のスピンドルと前記第1のスピンドルの一端部に装着された第1の切削ブレードとを有する第1の切削手段と,第2のスピンドルと前記第2のスピンドルの一端部に装着された第2の切削ブレードとを有する第2の切削手段とを備え,前記第1の切削ブレードと前記第2の切削ブレードとが対向するように前記第1の切削手段および前記第2の切削手段が配設されたダイシング装置において,前記第1の切削ブレードと前記第2の切削ブレードとが対向する直線上に,一方向に並んだ複数のパネルが配置された基板を切削する切削方法であって,
    前記基板上における複数のパネルの配置位置を測定し,
    前記測定したパネルの配置位置情報から,前記第1の切削ブレードと前記第2の切削ブレードを使用して2つのパネルを同時に切削する際に,前記第1の切削ブレードの切削ラインと前記第2の切削ブレードの切削ラインとの角度ずれが最も少なくなるようなパネルの組み合わせを計算し,
    前記計算結果により得られたパネルの組み合わせ情報に基づいて,前記第1の切削ブレードと前記第2の切削ブレードを使用して同時に2つのパネルを切削する,
    ことを特徴とするパネルの切削方法。
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