JP2006142428A - 切削工具用ホルダ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コレット4をホルダ本体2の第1内周面2c内に挿入し、切削工具3の保持部3aをホルダ本体2の工具貫通孔およびコレット4の貫通孔を貫通させて、コレット制御部材5の軸方向孔5b内に進入させる。コレット制御部材5をホルダ本体2の第1内周面2c内に挿入し、コレット制御部材5の雄ねじ5dをホルダ本体2の雌ねじ2gにねじ込む。これにより、コレット4が堅固に押圧され、コレット4は大きな締め付け力で保持部3aを強固に保持する。切削工具3を強固に保持した切削工具用ホルダ1の上端は、工作機械に取り付けられる。
【選択図】 図1
Description
また、本発明の他の目的は、切削工具を適正な位置に正確に保持できるとともに切削工具の締め付け力を大きくでき、しかも小型コンパクトに形成できる切削工具用ホルダを提供することである。
更に、請求項3の発明は、前記コレットが、前記コレット制御部材による締め付け制御されて前記切削工具を締め付け保持する一対の第1および第2締め付け部を有していることを特徴としている。
更に、ホルダ本体内にコレットを収容しているので、ホルダ本体とコレットとの継ぎ目がなく、しかもコレットを締め付ける締付けリングをコレットの外周に設ける必要もないので、コレットを一体的に組み付けた切削工具用ホルダの外形をスリムにでき、切削工具用ホルダの全体を小型コンパクトに形成することができる。これにより、切削工具用ホルダを深堀り切削加工に有利なものにできる。
図1は、本発明に係る切削工具用ホルダの実施の形態の一例を示し、(a)は部分的に断面をとって示す正面図、(b)は上面図、(c)は下面図である。なお、以下の説明において、上、下は、それぞれ、その説明に用いられている図において、上、下である。
図2に示すように、ホルダ本体2は細長い円筒状に形成されており、その外周面のうち、上側約3分の2の第1外周面2aが円筒外周面とされているとともに、下側約3分の1の第2外周面2bが、下方へ行くにしたがって径が小さくなる截頭円錐台形状の外周面とされている。また、ホルダ本体2の内周面のうち、上側約5分の4の第1内周面2cが円筒内周面とされているとともに、下側約5分の1の第2内周面が、下方へ行くにしたがって径が小さくなる截頭円錐台内周面とされている。この第2内周面は、後述するようにコレット4の第3外周面4cに外力を加えてコレット4の第3外周面4cの部分を弾性変形させて縮径する第1コレット縮径制御孔2dとして構成されている。
図3(a)ないし(c)に示すように、コレット4も細長い円筒状に形成されている。図3(a)に示すように、コレット4の外周面は、中央部より若干上側の第1外周面4aが一定の径の円筒外周面とされ、この第1外周面4aより上側の第2外周面4bが上方へ行くにしたがって径が小さくなる截頭円錐台外周面とされるとともに、第1外周面4aより下側の第3外周面4cが下方へ行くにしたがって径が小さくなる截頭円錐台外周面とされる。その場合、第2外周面4bの截頭円錐台外周面の傾斜が第3外周面4cの截頭円錐台外周面の傾斜より大きく設定されている。
したがって、第3外周面4cの部分が最も弾性変形がし易く、次いで第2外周面4bの部分が最も弾性変形がし易く、次いで第1外周面4aの部分が弾性変形がし易くされている。
図4(a)ないし(c)に示すように、コレット制御部材5は細長い円柱状に形成されている。このコレット制御部材5の外径は、コレット制御部材5がホルダ本体2の第1内周面2cにほとんど隙間なくかつ摺動自在に嵌合可能な大きさに設定されている。
まず、図3に示すコレット4を自由状態にしかつ第3外周面4c側が下になるようにした状態で、図2に示すホルダ本体2の第3内周面2c1、雌ねじ2gおよび第1内周面2c内にホルダ本体2の上端開口部から挿入する。すると、コレット4は、その第3外周面4c側の下端がホルダ本体2の第2内周面である第1コレット縮径制御孔2dに当接した状態で停止する。
更に、従来の焼嵌め式保持方法のような加熱冷却手段が不要となり、設備にかかるコストを低減することができる。
前述の図3に示す例のコレット4では、第2外周面4bに形成された4個の割溝4h,4i,4j,4kと第3外周面4cに形成された4個の割溝4m,4n,4o,4pとが第1外周面4aによって4軸方向に分割されて設けられているが、図6(a)ないし(c)に示すようにこれらの4個の割溝4h,4i,4j,4kと4個の割溝4m,4n,4o,4pとがそれぞれ連通して4個の割溝4h,4i,4j,4kとして形成されている。すなわち、4個の割溝4h,4i,4j,4kは、それぞれ第2外周面4bから第1外周面4aを通過して第3外周面4cの途中まで延設されている。
前述の図3に示す例のコレット4では、第2外周面4bに形成された4個の割溝4d,4e,4f,4gがそれぞれ第3外周面4cから第1外周面4aを通過して第2外周面4bの途中まで延設されているが、図7(a)ないし(c)に示すようにこれらの4個の割溝4d,4e,4f,4gは、それぞれ第1外周面4aによって分割されている。すなわち、4個の割溝4d,4e,4f,4gは、それぞれ第2外周面4bに形成された4個の割溝4d1,4e1,4f1,4g1と、第3外周面4cに形成された4個の割溝4d2,4e2,4f2,4g2とから構成されている。
前述の図6に示す例のコレット4では、第2外周面4bと第3外周面4cとの間に、一定の径の第1外周面4aを設けているが、図8(a)ないし(c)に示すようにこの例のコレット4では、第1外周面4aが省略されて第2外周面4bと第3外周面4cとが直接接続されている。その場合、第2外周面4bと第3外周面4cとの接続部は、湾曲したR部とされている。
前述の図7に示す例のコレット4では、第2外周面4bと第3外周面4cとの間に、一定の径の第1外周面4aを設けているが、図9(a)ないし(c)に示すようにこの例のコレット4では、第1外周面4aが省略されて第2外周面4bと第3外周面4cとが直接接続されている。その場合、第2外周面4bと第3外周面4cとの接続部は、湾曲したR部とされている。
更に、前述の各例では、第2外周面2bの傾斜角を第3外周面2cの傾斜角より大きく設定しているが、第2外周面2bの傾斜角を第3外周面2cの傾斜角と等しく、あるいは第3外周面2cの傾斜角より小さく設定することもできる。
Claims (3)
- 切削工具を保持して、工作機械に取り付けられる切削工具用ホルダにおいて、
筒状のホルダ本体と、このホルダ本体内に挿入されるとともに前記切削工具を締め付け保持する筒状のコレットと、前記ホルダ本体内に挿入されて前記コレットを押圧することで前記切削工具の締め付けを制御するコレット制御部材と、前記コレット制御部材に押圧力を付与するとともに、前記コレット制御部材が前記コレットを押圧した状態に前記コレット制御部材を固定する押圧固定手段とを備えていることを特徴とする切削工具用ホルダ。 - 前記押圧固定手段は、ホルダ本体に設けられた雌ねじと、前記コレット制御部材に設けられて前記雌ねじに螺合可能な雄ねじとからなることを特徴とする請求項1記載の切削工具用ホルダ。
- 前記コレットは、前記コレット制御部材による締め付け制御されて前記切削工具を締め付け保持する一対の第1および第2締め付け部を有していることを特徴とする請求項1または2記載の切削工具用ホルダ。
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