JP2006141494A - パンツ型おむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】 股周りでの***物漏洩と液吸収体のスクイズ変形を防止できるパンツ型おむつの提供。
【解決手段】 パンツ型おむつのレッグ開口部の周縁に設けた自由端に隣接して第1弾性部材を配設すると共に、パンツ型おむつの股間部内側に縦長の液吸収体を縦方向に接合し、前身頃部分及び後身頃部分に延設される前記液吸収体の両側に、外装シートに配した第2弾性部材又は弾性帯状片から横方向への牽引力を作用させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パンツ型おむつに関するものであって、着用した際に人体への適合性に優れ、着用時に***物が内部に放出された際には、股回りから***物が漏洩する心配を大幅に軽減するパンツ型おむつに係る。
おむつは、フラット型のものを除くと、乳幼児用及び大人用とも、テープ型おむつとパンツ型おむつとに大別することができる。テープ型おむつは、おむつカバーとおむつ(液吸収体)が一体となった構造にあり、おむつカバーの前身頃と後身頃の両脇をテープで止着して使用する。一方、パンツ型おむつは、パンツにおむつ(液吸収体)を取り付けた構造にあり、下着のように穿かせて使用する。
テープ型おむつは、その着脱に際して止着テープを操作しなければならないため、介護者の負担が大きい。これに対し、パンツ型おむつは、止着テープの操作が必要しないため、特に大人用の介護用品として、パンツ型おむつに対する関心が近年高まっている。
一般に、パンツ型おむつの基本構造は、不織布製のパンツ型外装と、そのパンツ型外装の股間部内側に液吸収体を取り付けた構造にある。この種のパンツ型おむつでは、着用中のずり落ちを防止する目的で、パンツ型外装のウエスト開口部に沿って、1本又は複数本の弾性部材を配設し、レッグ開口部にもその周縁に沿って1本又は複数本の弾性部材を配設して、***物の外部への漏洩に備えている。
ウエスト開口部及びレッグ開口部に設けた弾性部材だけで、パンツ型おむつのずり落ちや***物の外部への漏洩を防止するためには、それぞれに部位に配設した弾性部材に、相当強い収縮力を発現させる必要がある。しかし、そうすることは、パンツ型おむつ着用者の腹や腿を過度に圧迫する虞があり、着用者に苦痛を強いる心配がある。このため、従来技術は、着用者に苦痛を強いることがなく、しかもすり落ちや***物の外部への漏洩を防止できるパンツ型おむつを幾つか提案している。
その一つに、胴回り方向に延びる帯状の防漏シートを、ウエスト開口部の下側の位置するように、パンツ型おむつの内側に付設したパンツ型おむつがある(特許文献1参照)。このパンツ型おむつにおける防漏シートは、ウエスト開口部に設けた弾性部材を助けてずり落ち防止に寄与し、パンツ型おむつの外装シートと協同して***物収容用ポケットを形成する。
他の一つは、パンツ型おむつの前身頃に、第1の弾性部材を横方向に複数本設けると共に、中央部が股下側に湾曲する第2の弾性部材を同じく横方向に複数本設けたパンツ型おむつである(特許文献2参照)。このパンツ型おむつでは、ウエスト開口部に通常配設される弾性部材を省略することができるとされている。さらに別の一つは、パンツ型おむつの液吸収体の股幅方向両側端に、液吸収体の長さ方向に延びる立体ガードを設け、さらに、当該液吸収体を長さ方向に収縮させることができる弾性部材を、液吸収体の下側に設けたパンツ型おむつがである(特許文献3参照)
特開2003−10237号公報 特開平10−127687号公報 特開2004−49765号公報
従来のパンツ型おむつの多くは、その股間部内側に配置される扁平な液吸収体が、典型的にはホットメルト型接着剤を用いて外装パンツの股間部に貼着されているのが通例である。この種のパンツ型おむつでは、着用者の運動、特に歩行によって、外装パンツに貼着されている液吸収体が頻繁にスクイズされ、圧搾作用や絞り作用を受ける結果、紐状に変形してしまうことが珍しくない。このような変形は、液吸収体の吸収能力を低減させてしまう点で好ましくない。
本発明は、パンツ型おむつの液吸収体が着用中にスクイズによって変形するのを予防でき、しかも、ウエスト開口部に設ける弾性部材の収縮力を徒に大きくしなくても、ずり落ちを防止でき、かつ、着用者への適合性に優れたパンツ型おむつを提供することを目的とする。
本発明に係るパンツ型おむつの一つは、直角四辺形シートを呈する原シートの対向する2辺の中央を弓形に切り欠き、その2辺に平行なシート中心線に関して対称的な2つの湾入部を設けた外装シートと、前記シート中心線の沿って外装シートに縦長に接合された平面形状が長方形または砂時計形の液吸収体とで構成され、その液吸収体を内側にして外装シートを屈曲させ、湾入部を設けていない対向2辺を対面させた際に対向する外装シートの湾入部設置側残留辺をそれぞれ接合したパンツ型おむつにおいて、
(A) 前記原シートに湾入部を設けた際に切除された辺の長さl(この長さlを湾入部最大長と呼ぶ)と、切除されずに残る残留辺の長さ2Lの比が、1/80〜8/9の範囲にあること、
(B) 外装シートに接合された前記の液吸収体が、2つの湾入部で形成される外装シートの狭隘領域を跨いで前記シート中心線方向に延設されていること、
(C) 外装シートの湾入部の縁から5〜30mmの幅で設けられる自由端の内側に、1本又は複数本の第1弾性部材が、湾入部の縁に沿って配設されていること、および
(D) 外装シートの前記狭隘領域を跨いで延設された液吸収体の両側に対応する外装シートの部位と、外装シートの前記残留辺との間を結んで、シート中心線と交差する方向に延びる1本又は複数本の第2弾性部材が、外装シートに配設されていること
を特徴とする。
本発明に係るパンツ型おむつの他の一つは、直角四辺形シートを呈する原シートの対向する2辺の中央を弓形に切り欠き、その2辺に平行なシート中心線に関して対称的な2つの湾入部を設けた外装シートと、前記シート中心線の沿って外装シートに縦長に接合された平面形状が長方形または砂時計形の液吸収体とで構成され、その液吸収体を内側にして外装シートを屈曲させ、湾入部を設けていない対向2辺を対面させた際に対向する外装シートの湾入部設置側残留辺をそれぞれ接合したパンツ型おむつにおいて、
(A′) 前記した2つの湾入部を設ける原シートに、3つの非弾性帯状片(イ)と、2つの弾性帯状片(ロ)とが、(イ)(ロ)(イ)(ロ)(イ)の順序にそれぞれの長辺で接合されたシートを使用し、前記の湾入部が非弾性非弾性帯状片(イ)が位置する原シートの対向2辺に設けられていること、
(B′) 原シートに湾入部を設けた際に切除された切除された辺の長さl(この長さlを湾入部最大長と呼ぶ)と、切除されずに残る残留辺の長さ2Lの比が、1/80〜8/9の範囲にあること、
(C′) 外装シート上に接合された前記の液吸収体が、2つの湾入部で形成される外装シートの狭隘領域を跨いで前記シート中心線方向に延設されていること、
(D′) 外装シートの湾入部の縁から5〜30mmの幅で設けられる自由端の内側に、1本又は複数本の第1弾性部材が、湾入部の縁に沿って配設されていること、および
(E′) 外装シートの狭隘領域を跨いで延設された液吸収体の両側が、外装シートを構成する2つの弾性帯状片それぞれと上下に重なる位置にあること、
を特徴とする。
本発明のパンツ型おむつでは、その股間部分に縦長に取り付けられた液吸収体には、特に、前身頃部分及び後身頃部分において、第2弾性部材又は弾性帯状片の収縮力が間接的に作用するため、液吸収体は常時左右方向に牽引され、スクイズによって紐状に変形するのを防止する。
また、本発明の第1弾性部材は、パンツ型おむつのレッグ開口部からの***物の漏洩防止に寄与する。
本発明に係るパンツ型おむつの実施例の一つでは、弾性部材を配設しない限り、シート自体は弾性を持たない原シートから、外装シートが調製される。図1はこの第1実施例の展開図を、弾性部材が配設されていない状態で示したものである。
シート自体は弾性を持たない外装シートには、親水性又は疎水性の不織布を使用することができ、不織布を構成している繊維の種類は、本発明ではこれを問わない。弾性部材を配設しない限り、弾性を発現しない不織布を、本発明では非弾性不織布と呼び、固有に弾性を発現する弾性不織布と区別する。
外装シートを調製する際の原シートの形状は、正方形であっても差し支えないが、一般的には長方形である。
図1に示す外装シート1は、長方形を呈する原シートの2短辺の中央を弓形に切除することで形成される2つ湾入部2,2′を備える。この2つ湾入部2.2′は、上記短辺に平行なシート中心線に関して対称的な位置関係にある。湾入部の設置で切除された原シートの辺の長さl(この長さを、以下、湾入部最大長と呼ぶ)と、切除されずに残る残留辺の長さ2Lとの比は、1/80〜8/9の範囲で任意に選ぶことができる。一般に、この比l/2Lの値が小さければ小さいほど、得られるパンツ型おむつの形状はトランクスに近似し、この値が大きければ大きいほど、得られるパンツ型おむつの形状は、ブリーフに類似する。また、長方形を呈する原シートの短辺側に2つの湾入部を形成させれば、胴回りが比較的大きなパンツ型おむつを得ることができ、長辺側に2つの湾入部を形成させれば、股上が長いパンツ型おむつを得ることができる。
図示のパンツ型おむつでは、平面形状が砂時計形の液吸収体3が、外装シート1の縦方向中心線に沿って縦長に配置され、ホットメルト型接着剤などによって外装シート1に接合されている。縦長形状の液吸収体3は、図示の通り、左右2つの湾入部2,2′で形成される外装シートの狭隘領域を縦方向に跨いで延設されている。
本明細書では、2つの湾入部が形成する外装シートの狭隘領域を、外装シートの股間部分と呼び、それ以外の領域を、外装シートの前身頃部分及び後身頃部分と呼ぶが、本発明のパンツ型おむつでは、縦長形状の液吸収体を、外装シートの前身頃部分及び後身頃部分まで延設させることが要件の一つである。
液吸収体の横寸法(幅)は、外装シート1の狭隘領域から逸脱しない範囲で任意に選ぶことができる。一方、液吸収体の縦寸法は、図1において、外装シート1に設けた左右2つの湾入部の最大長lより長いことを条件に任意選ぶことができるが、一般的には、湾入部最大長lの1.5〜3.0倍程度とすることが好ましい。
本発明で使用される液吸収体3は、フラッフパルプ(綿状パルプ)と高吸水性ポリマーとの混合物又はこれに熱融着性合成繊維を加えた混合物を芯材(コア)とし、これを液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートとで被覆した構造にある。表面シートには、親水性の不織布が使用でき、裏面シートには、液不透過性のプラスチックフィルム又はこれに不織布を重ね合わせたラミネートフィルムが使用できる。液吸収体3を外装シート1に接合するに当たっては、液吸収体の裏面シートが外装シートに当接する姿勢で接合する。接合にはホットメルト型接着剤が通常使用される。
外装シート1の湾入部2,2′には、その周縁から5〜30mmの範囲の幅で自由端が設けられ、その内側に1本又は複数本の第1弾性部材が、湾入部の周縁に沿って配設される。図1に示す符号4,4′は、第1弾性部材が配設される部位を示す。この部位に配する弾性部材としては、天然ゴム製、ポリウレタン製又はセグメント化ポリウレタン(ライクラ)製の糸状弾性体又は帯状弾性体を任意に使用することができる。第1弾性部材の配設本数は、パンツ型おむつのレッグ開口部付近に付与する収縮力の多寡によって適宜調節される。
図1に示す第1実施例のパンツ型おむつでは、第1弾性部材に加えて第2弾性部材が外装シート1に配設される。図1の符号5,5′は第2弾性部材の配設領域を示し、図示のとおり、シートの中心線に沿って外装シート1の前身頃部分及び後身頃部分まで延設された液吸収体3の両側に対応する外装シート1の部位と、外装シートの残留辺との間で、複数本の第2弾性部材がシート中心線と交差する方向に、通常は互いに並行するように配設される。
第2弾性部材には、第1弾性部材と同様、天然ゴム製、ポリウレタン製又はセグメント化ポリウレタン(ライクラ)製の糸状弾性体又は帯状弾性体を任意に使用することができる。
外装シート1の領域5,5′に配設される第2弾性部材は、液吸収体が接合される全領域にまで延設されることは望ましくない。しかし、液吸収体接合領域の一部分に第2弾性部材の一端が掛かっていることは好ましい。
第2弾性部材の向きは、図1に示す外装シート1の上下辺に平行でもよく、上下辺に対して傾斜していても差し支えない。傾斜させる場合は、外装シートの縦方向中心線に関して対称的に、前身頃部分の配設領域5では、各弾性部材が下向きに傾斜していることが好ましく、後身頃部分の配設領域5′では、各弾性部材が上向きに傾斜していることが好ましい。この場合、両領域における弾性部材の傾斜角度は、個別に任意に設定することができが、その角度は30°以下であることが好ましい。
上記の領域5及び5′に配設する弾性部材の本数と配設間隔は、当該領域に求める収縮力の大小によって、適宜選択することができる。本発明のパンツ型おむつでは、上記の領域5及び5′に弾性部材を配設することに加えて、そのウエスト開口部近辺にも、1本又はそれ以上の弾性部材を必要に応じて配設することができる。
第1実施例の外装シート1は、それ自体では弾性を持たないが、外装シートの少なくとも片面に上記した第1弾性部材および第2弾性部材を配設し、必要に応じて別の弾性部材を配設することにより、外装シートに弾性を付与することができる。2枚又はそれ以上の非弾性不織布を外装シート素材(原シート)として使用する場合には、第1弾性部材および第2弾性部材を挟んで複数枚の非弾性不織布を積層させる方法によっても、外装シートに弾性を付与することが可能である。
図2は本発明に係るパンツ型おむつの第2実施例を示し、このものは外装シート1が部分的に弾性を有する原シートから調製されている点で、図1に示す第1実施例のパンツ型おむつと相違する。
すなわち、図2に示す外装シート1は、3枚の非弾性帯状片(イ)と2枚の弾性帯状片(ロ)とを、長辺同士が接するように(イ)(ロ)(イ)(ロ)(イ)の順序に並べ、隣接する各長辺を接合した原シートから調製されている。図示の例では、長方形を呈する上記原シートの対向する長辺側に、非弾性帯状片(イ)が位置している。この原シートの対向する2長辺の中央を、第1実施例の場合と同様、弓形に切除し、シート中心線に関して対称的な湾入部2,2′を設けたのが図2に示す外装シート1である。
第2実施例で原シートを構成する非弾性帯状片(イ)には、通常の非弾性不織布が使用でき、弾性帯状片(ロ)には、弾性不織布又はウレタンフィルムが使用できるほか、ウレタンフィルムを2枚の非弾性不織布に挟まれたサンドウィッチ構造の積層体が使用できる。非弾性不織布及び弾性不織布は親水性であっても、疎水性であっても差し支えなく、不織布を構成している繊維の種類も、第1実施例の場合と同様、これを問わない。
図2に示す外装シート1は、図1のそれと同様、湾入部最大長lと、残留辺の長さ2Lとの比l/2Lが、1/80〜8/9の範囲にある。また、外装シートの湾入部2,2′には、その周縁から5〜30mmの範囲の幅で自由端が設けられ、その内側に1本又は複数本の第1弾性部材が、湾入部の周縁に沿って配設される。図2に示す符号4,4′は、第1弾性部材が配設される部位を示す。
図2において、符号3は液吸収体を示し、符号4,4′は外装シートに第1弾性部材が配設される部位を示めす。液吸収体の構成、その寸法及び第1弾性部材などについては、第1実施例での説明を、そのまま図2の第2実施例に適用することできる。
外装シートの素材が相違する以外に、第2実施例のパンツ型おむつが第1実施例のそれと異なる点は、外装シート1に第2弾性部材が配設されておらず、従って、図2に示す外装シート1には、第2弾性部材の配設領域5,5′が存在しない点である。
図2に示す第2実施例において、第1実施例の第2弾性部材と同様な役割を担うのは、外装シートの縦方向中心線に関して対称の位置関係で、外装シート1に配された2つの弾性帯状片(ロ)である。つまり、外装シート1の縦方向中心線に沿って縦長に接合される液吸収体3は、第1実施例の場合と同様、外装シートの狭隘領域を跨いでシート中心線方向に延び、外装シートの前身頃部分及び後身頃部分まで延設されるが、その液吸収体3は、前後両身頃部分まで延設された部分において、外装シートの縦方向中心に位置する非弾性帯状片を跨ぐように、外装シート1に配置されている。従って、図2に示す液状吸収体3には、左右2つの弾性帯状片(ロ)の作用で横方向への張力を及ぼすことができる。
本発明に係るパンツ型おむつの第1実施例を示す展開図。 本発明に係るパンツ型おむつの第2実施例を示す展開図
符号の説明
1:外装シート 2,2′:湾入部
3:液吸収体 4,4′:第1弾性部材配設部位
5,5′:第2弾性部材配設領域
イ:非弾性帯状片 ロ:弾性帯状片

Claims (6)

  1. 直角四辺形シートを呈する原シートの対向する2辺の中央を弓形に切り欠き、その2辺に平行なシート中心線に関して対称的な2つの湾入部を設けた外装シートと、前記シート中心線の沿って外装シートに縦長に接合された平面形状が長方形または砂時計形の液吸収体とで構成され、その液吸収体を内側にして外装シートを屈曲させ、湾入部を設けていない対向2辺を対面させた際に対向する外装シートの湾入部設置側残留辺をそれぞれ接合したパンツ型おむつにおいて、
    (A) 前記原シートに湾入部を設けた際に切除された辺の長さl(この長さlを湾入部最大長と呼ぶ)と、切除されずに残る残留辺の長さ2Lの比が、1/80〜8/9の範囲にあること、
    (B) 外装シートに接合された前記の液吸収体が、2つの湾入部で形成される外装シートの狭隘領域を跨いで前記シート中心線方向に延設されていること、
    (C) 外装シートの湾入部の縁から5〜30mmの幅で設けられる自由端の内側に、1本又は複数本の第1弾性部材が、湾入部の縁に沿って配設されていること、および
    (D) 外装シートの前記狭隘領域を跨いで延設された液吸収体の両側に対応する外装シートの部位と、外装シートの前記残留辺との間を結んで、シート中心線と交差する方向に延びる1本又は複数本の第2弾性部材が、外装シートに配設されていること、
    を特徴とするパンツ型おむつ。
  2. 外装シートが1枚の非弾性不織布からなり、第1弾性部材及び第2弾性部材が前記不織布の少なくとも片面に配設されていることを特徴とする請求項1記載のパンツ型おむつ。
  3. 外装シートが2枚の非弾性不織布からなり、第1弾性部材及び第2弾性部材が2枚の非弾性不織布の間に挟持されていることを特徴とする請求項1記載のパンツ型おむつ。
  4. 直角四辺形シートを呈する原シートの対向する2辺の中央を弓形に切り欠き、その2辺に平行なシート中心線に関して対称的な2つの湾入部を設けた外装シートと、前記シート中心線の沿って外装シートに縦長に接合された平面形状が長方形または砂時計形の液吸収体とで構成され、その液吸収体を内側にして外装シートを屈曲させ、湾入部を設けていない対向2辺を対面させた際に対向する外装シートの湾入部設置側残留辺をそれぞれ接合したパンツ型おむつにおいて、
    (A′) 前記した2つの湾入部を設ける原シートに、3つの非弾性帯状片(イ)と、2つの弾性帯状片(ロ)とが、(イ)(ロ)(イ)(ロ)(イ)の順序にそれぞれの長辺で接合されたシートを使用し、前記の湾入部が非弾性帯状片(イ)が位置する原シートの対向2辺に設けられていること、
    (B′) 原シートに湾入部を設けた際に切除された切除された辺の長さl(この長さlを湾入部最大長と呼ぶ)と、切除されずに残る残留辺の長さ2Lの比が、1/80〜8/9の範囲にあること、
    (C′) 外装シート上に接合された前記の液吸収体が、2つの湾入部で形成される外装シートの狭隘領域を跨いで前記シートの中心線方向に延設されていること、
    (D′) 外装シートの湾入部の縁から5〜30mmの幅で設けられる自由端の内側に、1本又は複数本の第1弾性部材が、湾入部の縁に沿って配設されていること、
    (E′) 外装シートの狭隘領域を跨いで延設された液吸収体の両側が、外装シートを構成する2つの弾性帯状片それぞれと上下に重なる位置にあること、
    を特徴とするパンツ型おむつ。
  5. 原シートを構成する弾性帯状片が、弾性不織布又はウレタンフィルムからなり、非弾性帯状片が非弾性不織布からなることを特徴とする請求項4記載のパンツ型おむつ。
  6. 原シートを構成する弾性帯状片が、ウレタンフィルムを中間層とし、非弾性不織布を外層とする積層物からなり、非弾性帯状片が非弾性不織布からなることを特徴とする請求項4記載のパンツ型おむつ。
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