JP2006139430A - 情報通知システム、情報通知装置、情報通知方法、携帯端末、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

情報通知システム、情報通知装置、情報通知方法、携帯端末、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】消費者の興味範囲の情報を自動的に入手でき、一方、売り手側では販売したい物品やサービスの情報を消費者へ提示できる情報通知システムを提供する。
【解決手段】この情報通知システムは、消費者側では、家族の各個人の興味範囲の情報を記憶するとともに、携帯端末と交信するホームサーバと、外出する個人が携帯し、前記ホームサーバから取得した、該個人の興味範囲の情報を記憶する携帯端末とを備えており、売り手側では、前記携帯端末が交信可能な距離に入ったときに、この携帯端末に記憶されていた興味範囲の情報のうち、取り扱っている物品やサービスに関する情報を前記携帯端末へ通知する情報通知装置とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報通知システム、情報通知装置、情報通知方法、携帯端末、プログラムおよび記録媒体に関し、具体的には、消費者が関心のある商品やサービスに関する情報を売り手側から提示する情報通知システム、情報通知装置、情報通知方法、携帯端末、プログラムおよび記録媒体に関する。
消費者が買い物をする場合には、出かける前に作成した買い物リストにしたがって行っている。そのためには、冷蔵庫に保存されている食品について種類、個数や賞味期限を確認したり、また、日用品の場合にも種類、使用期限や在庫量等を調べなくてはならない。さらに、家庭内にある器具や家具などのように耐用年数が長いものについては、買い替え時期をつい忘れがちである。
上述問題点について、特許文献1では、物品に貼付されているバーコード情報を取得して、そのバーコード情報から物品に関する情報を作成し、記憶手段に記憶するとともに、家庭と外出先との間で通信手段を介して在庫情報を送受信でき、物品の在庫管理をするホームサーバを家庭内に備えておく。このホームサーバから通信手段を介して物品の在庫情報を取得し、家庭内および外出先の両方から在庫管理できるようにしている。
一方、商店側では、店舗で販売している人気商品や特売商品を消費者に買ってもらいたいため、新聞の折り込みチラシや店頭における「人気商品の○×△の在庫があります」などの貼り紙で注意を引こうとしている。しかし、昨今では消費者のニーズが多様化しているために、必ずしも消費者の希望する商品と、商店側の持つ商品とが一致しない場合も少なくない。
このような問題点を解決するために、特許文献2では、在庫商品情報を店頭端末装置に入力して公開サーバに送信し、消費者からのアクセスを待つ。消費者は、希望商品情報を携帯電話から公開サーバに送信し、この公開サーバが希望商品情報と一致する在庫商品情報を検索し、携帯電話と店頭端末装置とに認証コードを送信する。そして、消費者が散策中に店頭端末装置に近づくと、近距離用無線通信手段によりお互いの通信機器が通信を開始して、携帯電話は店頭端末装置から受信した認証コードを照合し、双方の認証コードが一致している場合には、照合した商品の情報を消費者(携帯電話の利用者)に対して通知する。これにより、商店は、近くにさしかかった消費者の希望商品が在庫していることを通知できる。
また、特許文献3では、各商店の情報端末から一定の配信エリア内に当該商店の商品情報およびセール情報を無線で送信する。携帯端末を携帯した消費者がこの配信エリアに入ったときに、当該携帯端末が商品情報およびセール情報を自動受信して記憶する。また、消費者は別途それらの受信した情報を検索することによって、より詳細な情報を入手することができる。これにより、チラシ等から情報を集めたりあちこちの店舗の売場を回ったり、通信料金を払って情報を検索することなしに、各店舗の商品情報やセール情報を自動収集し、より能率よく買い物をするための情報を消費者に提供することができる。
特開2000−48091号公報 特開2002−149773号公報 特開2000−276532号公報
しかしながら、特許文献1では、家庭内にある食品、日用品や家具等の在庫量やその仕様を調べることができるが、そろそろ在庫切れになる物品や周期的に発売される物品あるいは消費者が興味を持っている物品に関しては、消費者へ教えてくれるものではない。
また、特許文献2や3では、消費者が買いたい物品を自分で予め携帯端末へ入力しなければならないという手間が掛かり、また、入力しておかない限り、消費者の関心のある物品や商店側の販売したい商品があっても、消費者はそれらの物品に関する情報を通知されることは無く、双方に機会損失が発生することになる。
本発明は、上記の実情を考慮してなされたものであって、消費者側では自分にとって関心のある情報あるいは過去において購入した物品やサービスに関する情報が、ホームサーバまたは移動体に搭載されているコンピュータから自動的に携帯端末に入力され、この入力情報に基づいて物品やサービスに関する情報を自動的に入手でき、一方、売り手側では販売したい物品やサービスに関する情報を消費者へ提示することができる情報通知システム、情報通知装置、情報通知方法、携帯端末、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の情報通知システムの発明は、消費者が携帯し、該消費者の興味範囲の情報を記憶するとともに、無線交信可能な携帯端末と、売り手側が設置し、前記携帯端末が交信可能な距離に入ったときに、この携帯端末に記憶されていた興味範囲の情報のうち、取り扱っている物品やサービスに関する情報を前記携帯端末へ無線で通知する情報通知装置とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報通知システムにおいて、家族の各個人の興味範囲の情報を記憶し、前記携帯端末と無線で交信するホームサーバを備え、前記ホームサーバは、外出する個人の携帯する前記携帯端末と無線で交信して、該個人の前記興味範囲の情報を当該携帯端末へ送信し、前記携帯端末は受信した興味範囲の情報を記憶することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の情報通知システムにおいて、家族の各個人の興味範囲の情報を記憶し、前記携帯端末と無線で交信するホームサーバを備え、前記ホームサーバは、外出する個人の携帯する前記携帯端末と無線で交信して、該個人の前記興味範囲の情報を当該携帯端末へ送信し、前記携帯端末は受信した興味範囲の情報を記憶することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の情報通知システムにおいて、移動体を構成する部品および移動体内に存在する物品に関する情報を記憶し、前記携帯端末と無線で交信する移動体サーバを備え、前記移動体サーバは、当該移動体から外へでる個人の携帯する前記携帯端末と無線で交信し、移動体を構成する部品および移動体内に存在する物品に関する情報を当該携帯端末へ送信し、前記携帯端末は受信した物品に関する情報を記憶することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の情報通知システムにおいて、前記情報通知装置は、消費者の携帯端末から取得した興味範囲の情報のうち、賞味期限(耐用年数)が過ぎた物品、あるいは在庫量が不足している物品に関する情報を通知するようにしたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の情報通知システムにおいて、前記携帯端末に前記情報通知装置との交信の可否を選択する選択手段を備え、前記携帯端末の所有者の自由意思によって前記情報通知装置と交信できるようにしたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の情報通知システムにおいて、前記情報通知装置からの交信要求があったときに、前記携帯端末に設けられた選択手段によって前記情報通知装置との交信の可否を選択するようにしたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載の情報通知システムにおいて、前記情報通知装置は、前記携帯端末に記憶された個人の前記興味範囲の情報に関する物品の傍を通り過ぎるときに、当該物品に関する情報を通知するようにしたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載の情報通知システムにおいて、前記携帯端末は、複数の前記情報通知装置から通知された情報を記憶しておき、同一物に関する安売り情報を表示するようにしたことを特徴とする。
請求項10に記載の携帯端末の発明は、消費者の興味範囲の情報を記憶する情報記憶手段と、売り手側が設置した情報通知装置が交信可能な距離に入ると、前記情報通知装置と交信を開始し、前記情報記憶手段に記憶されている興味範囲の情報のうち、売り手側で取り扱っている物品やサービスに関する情報を取得する無線交信手段と、前記取得した情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の携帯端末において、家族の個人が外出するときにホームサーバと交信を開始し、前記個人の興味範囲の情報を前記ホームサーバから取得する通信手段を備えることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項10に記載の携帯端末において、移動体から外へ出るときに当該移動体に設置された移動体サーバと交信を開始し、当該移動体を構成する部品および移動体内に存在する物品に関する情報を前記移動体サーバから取得する通信手段を備えることを特徴とする。
請求項13に記載の情報通知装置の発明は、取り扱っている物品やサービスに関する情報を管理する情報記憶手段と、携帯端末が交信可能な距離に入ると、前記携帯端末と交信を開始し、この携帯端末に記憶されていた所有者の興味範囲の情報のうち、前記情報記憶手段に記憶されている物品やサービスに関する情報を前記携帯端末へ無線で通知する通知手段を備えることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、家族の各個人の興味範囲の情報を記憶して、携帯端末と無線通信するホームサーバにおいて、前記個人が前記携帯端末を携帯して外出するのを検知する外出検知手段と、検知された個人の興味範囲の情報を当該携帯端末へ送信する送信手段を備えることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、移動体を構成する部品および移動体内に存在する物品に関する情報を記憶し、携帯端末と無線で交信する移動体サーバにおいて、前記携帯端末を携帯して前記移動体から外へ出るのを検知する下車検知手段と、この検知された携帯端末と無線で交信し、当該移動体を構成する部品および移動体内に存在する物品に関する物品やサービスに関する情報を前記携帯端末へ送信する送信手段を備えることを特徴とする。
請求項16に記載の情報通知方法の発明は、消費者の興味範囲の情報を無線交信可能な携帯端末に記憶し、前記携帯端末と情報通知装置とが交信可能な距離に入ったときに、この携帯端末に記憶されていた興味範囲の情報のうち、前記情報通知装置で取り扱っている物品やサービスに関する情報を前記携帯端末へ無線で通知することを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、コンピュータに、請求項1乃至9のいずれかに記載の情報通知システムの機能、または、請求項10、11または12に記載の携帯端末の機能、または、請求項13に記載の情報通知装置の機能、または、請求項14に記載のホームサーバの機能、または、請求項15に記載の移動体サーバの機能を実現させるためのプログラムである。
請求項18に記載の発明は、請求項17に記載のプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、消費者側では、関心のある情報あるいは過去に購入した物品や受けたサービスに関する情報が自動的に本人の携帯端末に入力されるので、消費者は入力する手間が省け、また、これらに関する情報を自動的に入手できるので、頻繁に購入する物品や賞味期限や耐用年数の過ぎた物品、あるいは関心のあるサービスについて購入する機会を失うことなく、適切に購入することができる。
また、売り手側では、販売する機会を逃すことなく、販売したい物品やサービスに関する情報を消費者に通知することができる。
以下、本発明の情報通知システム、情報通知装置、情報通知方法、プログラムおよび記録媒体に係る好適な実施形態について説明する。
まず、本実施形態では、家庭内の電化製品や家族の関心事あるいは過去に受けたサービスや将来受けたいサービス等に関する情報を管理しているホームサーバを設置していることを前提とする。
図1は、ホームサーバと電化製品等を家庭内LANで接続した、本発明の情報通知システムの概略構成図である。図1において、ホームサーバ100、複数台の電化製品110、複数台のタグリーダ120および1台以上の出入監視装置130を家庭内LAN140で接続している。
ホームサーバ100は、家庭内の各個人に関する情報や電化製品や食品、日用品等の在庫情報を保持し、購入した物品の情報の登録や情報検索、期限監視により購入すべき物品の検知、個人の関心事の抽出、過去に受けたサービス(音楽会へ出かけた、美容院へ行った、旅行へ行った)、あるいはこれから受けたいサービス等の登録管理を行う。また、ホームサーバ100は、アナログ公衆電話網PSTN150やインターネット160あるいはアンテナ170と接続され、例えば、家族がEPG(Electronic Program Guide)を利用してテレビジョン放送の予約や録画を行えるようにしている。
また、購入したすべての物品(例えば、食品、日用品、電化製品、家具、楽器、器具、書籍、自転車等)には、RFID(Radio Frequency-Identification)タグが貼付されており、そこには品目、品名、個体番号、製造日、賞味期限(耐用年数)等の情報、また、周期的に発売される物品(例えば、雑誌等)においては、さらに発売間隔等の情報が記憶されている。
さらに、家族の過去に受けた、あるいは将来予定されているすべてのサービスについても、例えば、旅行、食事、音楽会、映画、美容院といったサービスについても、いつ誰がどこでどのようなサービスを受けたかあるいは受けるかが記憶されている。
この物品を持ち込む個人は、個体識別番号を格納したRFIDタグが貼付され、その個人情報(例えば、名前、住所、年齢、性別、職業等)を記憶した携帯端末(例えば、携帯電話など)を所持しているものとする。
なお、このRFIDの通信距離は、主に電磁波の周波数によって決まり、低周波のものは通信距離が長く、高周波のものは通信距離が短いという特性がある。そして、低周波のものは、占有容積が大きくコストも高いが通信距離が1m程度まで可能であるため、遠隔通信に向く。一方、高周波のものは、通信距離が1mmから数cmと短いが全体を微小サイズに形成することができるため、占有容積が小さく、小型化することが可能であり、低コスト化できるという利点がある。
電化製品110は、例えば、冷蔵庫、テレビジョン、ゲーム機、電子レンジや厨房設備、パソコン等であり、家庭内LAN140で接続されたホームサーバ100と通信可能な製品である。また、冷蔵庫のような電化製品110ではタグリーダを備えており、RFIDタグを貼付した食品の出し入れを監視し、食品に貼付されたRFIDに記憶された食品の情報をホームサーバ100へ通知する。ホームサーバ100は、この情報により電化製品(冷蔵庫)110中の食品の在庫量を管理する。
タグリーダ120は、物品に貼付されたRFIDタグとの間で近距離無線通信を行い、そのRFIDタグに電子的に保持されている情報を電磁誘導により非接触で読み取り、読み取った情報をホームサーバ100へ送信する。このタグリーダ120は、例えば、日用品や家具あるいは家庭内LANに接続されていない電化製品等に貼付されたRFIDタグを読み取るためのものである。
出入監視装置130は、家屋の家庭の出入り口である玄関や通用口付近に設置される2台のタグリーダ133,134からなり、家族が家屋へ入ったかあるいは出て行ったかを監視して、その情報をホームサーバ100へ送信する(図2参照)。
図2を用いて説明すると、家族132aがRFIDタグを貼付した携帯端末を携帯して、玄関や通用口のような出入り口131からタグリーダ133を経てタグリーダ134の方向(方向B)へ移動すると、家庭内LAN140を介してそれぞれのタグリーダ133,134で読み取った情報(携帯端末に添付されたRFIDタグの個体識別番号と読み取った時間)をホームサーバ100へ送信する。ホームサーバ100は、この情報で家族132aが屋内へ入ったことを検知するとともに、RFIDタグの個体識別番号から家族が誰であるかを判別することができる。ここで家族以外の人や携帯端末を持たずに出入りすると、お客とみなされる。
また、逆に、家族132bがタグリーダ134から133の方向(方向A)へ移動した場合には、家族の誰かが外出したかを判別できる。
<実施形態1>
図3は、本実施形態1に係る情報通知システムの機能構成を示すブロック図であり、同図において、情報通知システムは、各家庭内に設置されたホームサーバ200とその家族の携帯する携帯端末300と売り手側が設置する情報通知サーバ(情報通知装置)400とから構成されている。
本実施形態1では、次のように概略動作する。家族が携帯端末300を携帯して外出する際に、ホームサーバ200に蓄積されている、この本人に関係のある情報を受信して、携帯端末300へ記憶しておく。
この携帯端末300が情報通知サーバ400の交信可能範囲に入ると、情報通知サーバ400は、携帯端末300と交信して、この携帯端末300に記憶した、本人に関係のある情報を取得する。
情報通知サーバ400は、取得した本人の情報のうち、情報通知サーバ400が保持する物品やサービスに関する情報と合致していれば、その合致した物品やサービスに関するお勧め情報や特売情報等の通知情報を携帯端末300へ送信する。
例えば、定期購読している雑誌の発売日で、かつ、まだ購入していない場合には、携帯端末に情報通知サーバから「今日は雑誌「XXXX」の発売日ですよ」というような雑誌情報が通知される。
次に、本実施形態1の機能構成とその動作を詳細に説明する。
ホームサーバ200は、上述した家族に関する情報の管理機能を有しており、さらに、外出検知手段210、情報抽出手段220、個人情報データベース(以下、データベースをDBと略記する)230、購入情報DB240を含んで構成されている。
個人情報DB230は、例えば、家族の個人の名前、個人の識別子(ID)、この個人の持つ携帯端末に貼付されているRFIDタグに記憶されている個体識別番号と、携帯端末に記憶された名前、年齢、性別等、および購入した物品やサービスや電化製品の操作(TVを見たり、ゲームをしたりという操作)によって得た趣味や興味の対象等からなる、家族の個人個人に関する情報を保持している。
この趣味や興味の対象の判断は、例えば、ゲーム機を所有していたり、ゲームソフトを購入してきた場合には、ゲームに関することに興味があると判断し、また、過去1年ほどの間に購入した書籍の種類について、半年、1年あるいはシーズン単位で集計して、小説より漫画が多ければ、漫画本に興味があると判断する。また、予約あるいは録画を行ったテレビ番組が映画やドラマや歌番組であった場合であれば、好きな映画監督や俳優、タレント、歌手等を個人情報として保持しておく。また、旅行、食事、音楽会、観劇会等から判断される旅行好き、食事の好み、演奏家、役者等を個人情報として保持しておく。さらに、趣味や興味事を自分で入力して個人情報DB230へ記憶させておいてもよい。
購入情報DB240は、家族の個人が購入した物品に関する情報、例えば、購入品の品目、購入品の名前(機種名)、購入日、数量(例えば、パック入り卵のような場合でパックにだけRFIDタグが貼付されている場合には、1パックに入っている卵の個数を設定する)、賞味期限日(耐用期限日)、この物品に貼付されているRFIDタグに記憶されている個体識別番号、この物品の所有者の個人IDに関する情報を保持している。
この購入した物品に関する情報は、物品に貼付されたRFIDタグに記憶された、物品に関する情報を取得して、その物品を持って帰宅した人の所有物として、購入情報DB240に一旦記憶しておき、後で、本来の所有者の個人IDへ置き換えるようにする。
ここで、携帯端末自体を購入したときには、携帯端末に貼付されたRFIDタグに記録されている個体識別番号で個人情報DB230を更新し、物品としても購入情報DB240へ記録する。
また、この購入情報DB240には、旅行、食事、音楽会、映画、美容院といったサービスについても、いつ誰がどこでどのようなサービスを受けたかを記憶するようにしている。この購入情報DB240を定期的に分析することによって、個人の興味範囲を抽出して個人情報DB230へ記憶させる。
外出検知手段210は、家庭内LAN140を介して出入監視装置130から送られてきた携帯端末300に貼付されたRFIDタグに記憶されている個体識別番号と、タグリーダ133と134のいずれが先に交信を開始した時間を受信して、外出かあるいは帰宅かを判断し、外出と判断した場合には、このRFIDタグに記憶された個体識別番号を情報抽出手段220へ渡す。
情報抽出手段220は、個人情報DB230を参照して、RFIDタグに記憶されている個体識別番号に対応する個人を特定し、この個人の個人IDと、趣味や興味に関する情報をすべて抽出する。また、購入情報DB240を参照して、この個人IDを所有者の個人IDとする物品やサービスに関する情報をすべて抽出する。
最後に、情報抽出手段220は、抽出した趣味や興味に関する情報と物品やサービスに関する情報(以下、これらをまとめて「興味範囲の情報」と呼ぶことにする。)をまとめ、これらの情報をXML形式で表現して、外出しようとしている家族の個人の携帯端末300へ、出入監視装置130に設置した小電力無線通信手段(例えば、「Bluetooth」等)を介して送信する。
携帯端末300は、送信または受信する情報の選択等を行う際に情報を入力する入力手段、通知された情報その他を表示する表示手段、小電力無線通信手段(例えば、「Bluetooth」等)、受信した情報その他が記録される記憶装置、他の通信機器から情報を受信した際に振動によるバイブレート機能や着信音を発して通知する通知手段が設けられたバッテリ駆動可能な端末であり、RFIDタグ350が貼付されている。
また、この携帯端末300には、情報受信手段310、情報メモリ320、サーバ交信手段330、通知表示手段340の機能を備えている。
このRFIDタグ350は、携帯端末300の個体情報(例えば、携帯端末の個体識別番号、品目、機種名、購入日、耐用期限日等)を記憶している。出入監視装置130によって、携帯端末300に貼付されたRFIDタグ350が検出され、この携帯端末300を携帯した個人の識別と外出/帰宅の区別を知ることができる。
情報受信手段310は、小電力無線通信手段(例えば、「Bluetooth」等)を用いて、出入監視装置130を介してホームサーバ200と交信し、ホームサーバ200から送信される個人の興味範囲の情報を受信して情報メモリ320に記憶する。
サーバ交信手段330は、小電力無線通信手段によって情報通知サーバ400と交信し、情報メモリ320に記憶した興味範囲の情報と個体識別番号を送信する。また、情報通知サーバ400から通知情報を受信した場合には、通知表示手段340へ受信した通知情報を渡す。
通知表示手段340は、サーバ交信手段330から渡された通知情報を表示手段へ表示するとともに、通知手段によって振動や着信音を発生させて、携帯端末300の所有者へ通知情報の着信を知らせる。
情報通知サーバ(情報通知装置)400は、売り手側で設置したサーバコンピュータであり、当該売り手が取り扱っている物品やサービスに関する情報や、これらの物品やサービスに関する特売情報等を管理している。
また、売り手側では、消費者が携帯する携帯端末300が交信可能な距離に入ったことを監視する携帯端末監視装置を設置してある。この携帯端末監視装置は、小電力無線通信手段(例えば、「Bluetooth」等)を利用して携帯端末300と無線交信し、携帯端末300が交信可能な距離にあることを情報通知サーバ400へ知らせたり、通知情報を当該携帯端末300へ送信したりする。
この小電力無線通信手段を利用すれば、携帯端末監視装置から数十メートル乃至百メートル程度の範囲にある携帯端末と交信可能であるが、この距離が長くなるほど大出力を要し、他の携帯端末監視装置と混信する可能性が高くなるので、他の携帯端末監視装置との位置関係に応じて送信出力や使用する周波数帯を適切に選択することが望ましい。さらに、携帯端末を監視する場合と、情報を送受信する場合に異なる周波数帯を使用することによって、監視と通知とを並列に交信できるようにしてもよい。
さらに、情報通知サーバ400には、端末交信手段410、通知情報抽出手段420、通知情報DB430の機能を備えている。
端末交信手段410は、携帯端末監視装置から携帯端末300が交信可能な距離にきたことを知らされ、当該携帯端末300に記憶されている所有者の興味範囲の情報を携帯端末監視装置を介して取得して、通知情報抽出手段420へ渡す。
また、端末交信手段410は、通知情報抽出手段420から受け取った通知情報を当該携帯端末300へ送信する。
通知情報抽出手段420は、売り手側が販売対象としている物品やサービスに関する情報(例えば、物品(サービス)の品目、物品名(機種、サービス名)、価格等)やお勧め情報(例えば、新製品情報および特売期間や割引率、宣伝文等)を記憶している通知情報DB430を参照して、受け取った情報の中から販売対象としている物品やサービスに関するものを抜き出し、抜き出したもののうち、次のような物品やサービスと、それらに関連する物品やサービスに関するお勧め情報等を通知情報として作成して、端末交信手段410へ渡す。
(1)賞味期限を過ぎた物品、
(2)耐用年数を過ぎた家具や電化製品、
(3)趣味や興味に関する物品やサービス、
(4)過去に購入した周期的に販売される物品(例えば、週刊誌、月刊誌等)、
(5)在庫量が不足している物品(例えば、食品や日用品で残量が少なくなったもの)等。
特売情報に関しては、物品やサービスごとに過去の販売価格の履歴を保存しておき、今日の販売価格が過去の価格よりも安いときには、今日を特売日として自動的に設定するようにしてもよい。
上述の携帯端末300は、売り手側で設置した携帯端末監視装置の交信可能な距離に入ったときに交信するようにしたが、携帯端末側でこの交信を行わせるか否かを選択するボタンを備えるようにして、消費者側で売り手側を選別できるようにしてもよい。
また、携帯端末が交信可能な距離に来たときに、情報通知サーバ側から「情報を送ってもよいですか?」というようなメッセージを送信して、携帯端末の所有者の了解を得てから、携帯端末に記憶されている個人の興味範囲の情報を取得するようにしてもよい。
また、携帯端末に記憶された個人のすべての興味範囲の情報について、情報通知サーバから一度に通知するのではなく、携帯端末が興味範囲の情報に関する物品のそばを通り過ぎるときに、その物品に関する通知情報と、その物品に関連する物品やサービスに関する通知情報を送信するようにしてもよい。
次に、図4のフローチャートを用いて、本実施形態1における情報通知システムの処理手順を説明する。
ホームサーバ200は、出入監視装置130により個人が携帯する携帯端末300を監視し(ステップS10)、外出と判断した場合(ステップS11のYES)、個人情報DB230を参照して、携帯端末に貼付されたRFIDタグの個体識別番号に対応する個人を特定し、この個人の個人IDと、趣味や興味に関する情報をすべて抽出するとともに、購入情報DB240を参照して、この個人IDを所有者の個人IDとする物品やサービスに関する情報をすべて抽出して、これらの情報をXML形式で表現して、外出しようとしている個人の携帯端末300へ、出入監視装置130に設置した小電力無線通信手段を介して送信する(ステップS12)。送信が終了すると、ステップS10へ戻って他の携帯端末の出入りを監視する。
一方、携帯端末300では、ホームサーバ200から送信される個人本人の趣味や興味に関する情報および購入した物品やサービスに関する情報(以下、これらをまとめて興味範囲の情報と呼ぶことにする)を、小電力無線通信手段を用いて受信して、情報メモリ320に以前に記憶されていた情報を削除してからこの情報メモリ320に記憶する(ステップS20)。その後で、個人はこの携帯端末を所持して外出する。
外出先では、売り手側が設置した携帯端末監視装置で携帯端末300を監視しており(ステップS30)、携帯端末が交信可能な距離にきた場合(ステップS31のYES)、情報通知サーバ400は当該携帯端末300に記憶されている興味範囲の情報を携帯端末監視装置を介して取得する(ステップS32)。
このとき、携帯端末300では、小電力無線通信手段によって情報通知サーバ400と交信し、情報メモリ320に記憶した興味範囲の情報を送信する(ステップS21)。
次に、情報通知サーバ400は、売り手側で販売対象としている物品やサービスに関する情報を記憶している通知情報DB430を参照して、受け取った情報の中から販売対象の物品やサービスに関する情報を抜き出し、抜き出した情報に関するお勧め情報と、その情報に関連のある物品やサービスに関するお勧め情報を通知情報として抽出して(ステップS33)、当該携帯端末300へ送信する(ステップS34)。通知情報を送信終了後、ステップS30へ戻って、他の携帯端末の監視を続ける。
一方、携帯端末300では、情報通知サーバ400から通知情報を受信し(ステップS22)、情報通知サーバ400から受信した通知情報を表示手段へ表示するとともに、通知手段によって振動や着信音を発生させて、携帯端末の所有者へ通知情報の着信を知らせる(ステップS23)。
この後で、この表示された通知情報を見て、必要と判断した場合には、表示された物品やサービスに購入のチェックを付けておき、最後に清算して買い物をする(ステップS24)。
あるいは、その場で判断ができない場合には、この通知情報のさらに詳しい情報を得て、購入を検討するようにしてもよい。
以上のように実施形態1を構成することによって、消費者側では、関心のある情報あるいは過去に購入した物品や受けたサービスに関する情報が自動的にホームサーバから本人の携帯端末に入力されるので、消費者は入力する手間が省け、また、これらに関する情報を売り手側から自動的に入手できるので、頻繁に購入する物品や賞味期限や耐用年数の過ぎた物品、あるいは関心のあるサービスについて購入する機会を失うことなく、適切に購入することができる。
また、売り手側では、販売する機会を逃すことなく、販売したい物品やサービスに関する情報を消費者に通知することができる。
<実施形態2>
図5は、本実施形態2に係る情報通知システムの構成を示すブロック図である。図3と同一部分は、同一符号を付しその説明を省略する。
図5において、情報通知システムは、ホームサーバ200、複数の電化製品110、家族の個人が携帯する携帯端末300、売り手側の設置した情報通知サーバ400から構成される。
この電化製品110は、例えば、冷蔵庫、コンピュータ、オーディオ、テレビ、DVDレコーダ、プリンタ等の電化製品であり、家庭内LAN140を介してホームサーバ200と通信可能となっている。
この電化製品110には、製造会社あるいは販売会社においてRFIDタグが貼付され、RFIDタグには電化製品の個体識別番号、品目、機種名、製造日、耐用年数(または耐用年限)等が記録される。
このような電化製品110が所定の場所に設置され、家庭内LAN140に接続されると、ホームサーバ200からのブロードキャストによる問合せに対して、RFIDタグの内容を送信する。
ホームサーバ200では、電化製品110からのRFIDタグの内容を受信すると、購入情報DB240へ記録する。この電化製品の所有者の個人IDは、購入情報DB240へRFIDタグの内容が記録された後、所有者によって設定される。
また、冷蔵庫のように多数の食品等を保持できたり、プリンタのようにインクやトナーなどの消耗品を使う電化製品の場合には、ホームサーバ200では購入した食品や消耗品の数量が購入情報DB240に蓄積し、消費されるとその数量を更新する。
上記のように電化製品110が家庭内LAN140に接続された後、この所有者が外出するときには、所有者の興味範囲の情報に加えて、この所有者が所有する電化製品の情報(機種名、製造日、耐用年数等)もホームサーバ200から携帯端末300へ書き込まれる。また、消耗品のような物品に関しては、購入したときの量に代えて現在の量が携帯端末300へ書き込まれる。
携帯端末300が情報通知サーバ400の交信可能な距離にくると、情報通知サーバ400は、携帯端末300から上記の情報を取得する。
情報通知サーバ400では、取得した情報と通知情報DB430の情報とを比較し、電化製品に関するお勧め情報と、この電化製品に関連のある物品やサービスに関する情報を通知する。例えば、ゲーム機を所持している場合には、新発売のゲームソフトやゲーム機の新製品等の情報を携帯端末に通知したり、また、DVDプレイヤを所持している場合には、新発売のDVDソフトに関する情報を通知する。また、消耗品のような場合には、現在量が少量になっていれば、購入を促す情報を通知する。
以上のように本実施形態2を構成することにより、消費者側では、家族の個人が所有している電化製品や消耗品に関する情報が自動的にホームサーバから本人の携帯端末に入力されるので、消費者は入力する手間が省け、また、これらに関連する物品やサービスに関する情報を自動的に入手できるので、頻繁に購入する物品や賞味期限や耐用年数の過ぎた物品、あるいは関心のあるサービスについて購入する機会を失うことなく、適切に購入することができる。
また、売り手側では、販売する機会を逃すことなく、販売したい物品やサービスに関する情報を消費者に通知することができる。
<実施形態3>
図6は、上述のホームサーバの代わりに移動体サーバとした実施形態3に係る情報通知システムの構成を示すブロック図である。図3や図5と同一部分は、同一符号を付しその説明を省略する。ここで、移動体とは、サーバコンピュータを設置可能であり、携帯端末を携帯する人を運搬可能な、例えば、自動車のようなものである。
図6において、情報通知システムは、移動体サーバ500、家族の個人が携帯する携帯端末300、売り手側が設置する情報通知サーバ400から構成される。
この移動体サーバ500には、下車検知手段510、情報抽出手段520、購入情報DB530を含んで構成される。
この購入情報DB530は、実施形態1における購入情報DB240と同様なデータを保持するものであるが、本実施形態3では移動体自体の部品や設備に関する情報や移動体内におかれた日用品(ティッシュペーパ、DVDやCD等に記録された音楽)や移動体で消費されるガソリンやオイル等の消耗品に関する情報が記録される。
ここで、移動体自体の部品や設備に関する情報は、移動体を購入したとき、あるいは購入したときに、個体識別番号、品目、名称、製造日、耐用年数等の情報を販売店にて設定される。また、ガソリンやオイルの場合には、それらを注入したときに、量や注入日等を設定する。
下車検知手段510は、携帯端末300を携帯する個人が移動体から下車するか否かを検知し、下車すると判別すると、情報抽出手段520を呼び出す。
情報抽出手段520は、購入情報DB530に記録されているすべての情報を下車する個人の携帯端末300へ送信する。
携帯端末300が情報通知サーバ400の交信可能な距離にくると、情報通知サーバ400は、携帯端末300から移動体に関する上記の情報を取得する。
情報通知サーバ400は、取得した情報と通知情報DB430の情報とを比較し、移動体や移動体内においてある物品に関するお勧め情報と、それらの物品に関連する物品やサービスに関する情報を通知する。
例えば、携帯端末300をもって、自動車部品を販売する情報通知サーバの近所に行くと、情報通知サーバ400は、自動車に関する情報を携帯端末300から取得し、残量や個数が少なくなっている部品に関する情報を通知する。また、情報通知サーバ400は、オイルの交換時期を過ぎている、タイヤが磨耗している、あるいは芳香剤が少なくっていると判断した場合には、オイル交換通知、タイヤの交換や芳香剤の特売通知を行う。
以上のように本実施形態3を構成することにより、消費者側では、移動体に関連する情報が自動的に移動体サーバから携帯端末に入力されるので、消費者は入力する手間が省け、また、これらに関連する物品やサービスに関する情報を自動的に入手できるので、頻繁に購入する物品や賞味期限や耐用年数の過ぎた物品、あるいは関心のあるサービスについて購入する機会を失うことなく、適切に購入することができる。
また、売り手側では、販売する機会を逃すことなく、販売したい物品やサービスに関する情報を消費者に通知することができる。
<実施形態1乃至3の変形例>
上述した個人の関心ごとや購入した物品、所有している電化製品に関する情報を所持している携帯端末に記録して、情報通知サーバから通知された通知情報を売り手名とともに記録するようにし、他の売り手に対しても同じように通知情報を取得する。
この取得した売り手ごとの通知情報を解析して、品目ごとに安売り情報を表示することも可能である。
<実施形態4>
さらに、本発明は上述した実施形態や変形例のみに限定されたものではなく、ホームサーバ、携帯端末および情報通知サーバ(情報通知装置)を構成する各機能をそれぞれプログラム化し、各装置に対応するプログラムを予めCD−ROM等の記録媒体に書き込んでおき、各装置に備えられたCD−ROMドライブのような媒体駆動装置にこのCD−ROMを装着して、これらのプログラムを各装置のメモリあるいは記憶装置に格納して、各装置の備える演算処理装置によって実行することにより、本発明の目的を達成することができる。
なお、記録媒体としては半導体媒体(例えば、ROM、不揮発性メモリカード等)、光媒体(例えば、DVD、MO、MD、CD−R等)、磁気媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)のいずれであってもよい。
また、ロードしたプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラム等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、上述したプログラムをサーバコンピュータの磁気ディスク等の記憶装置に格納しておき、ネットワークで接続された利用者のコンピュータからダウンロードして頒布する場合、また、サーバコンピュータから配信して頒布する場合、このサーバコンピュータの記憶装置も本発明の記録媒体に含まれる。
このように、本発明の各装置の機能をプログラム化して記録媒体に記録し、頒布することによって、コスト、可搬性、汎用性を向上させることができる。
ホームサーバと電化製品等を家庭内LANで接続した、本発明の情報通知システムの概略構成図である。 出入監視装置の機能を説明するための図である。 実施形態1に係る情報通知システムの機能構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る情報通知システムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態2に係る情報通知システムの構成を示すブロック図である。 実施形態3に係る情報通知システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
100…ホームサーバ、110…電化製品、120…タグリーダ、130…出入監視装置、131…出入り口、132…家族(個人)、133,134…タグリーダ、140…家庭内LAN、150…アナログ公衆電話網PSTN、160…インターネット、170…アンテナ、200…ホームサーバ、210…外出検知手段、220…情報抽出手段、230…個人情報DB、240…購入情報DB、300…携帯端末、310…情報受信手段、320…情報メモリ、330…サーバ交信手段、340…通知表示手段、350…RFIDタグ、400…情報通知サーバ(情報通知装置)、410…端末交信手段、420…通知情報抽出手段、430…通知情報DB、500…移動体サーバ、510…下車検知手段、520…情報抽出手段、530…購入情報DB。

Claims (18)

  1. 消費者が携帯し、該消費者の興味範囲の情報を記憶するとともに、無線交信可能な携帯端末と、売り手側が設置し、前記携帯端末が交信可能な距離に入ったときに、この携帯端末に記憶されていた興味範囲の情報のうち、取り扱っている物品やサービスに関する情報を前記携帯端末へ無線で通知する情報通知装置とを備えることを特徴とする情報通知システム。
  2. 請求項1に記載の情報通知システムにおいて、家族の各個人の興味範囲の情報を記憶し、前記携帯端末と無線で交信するホームサーバを備え、前記ホームサーバは、外出する個人の携帯する前記携帯端末と無線で交信して、該個人の前記興味範囲の情報を当該携帯端末へ送信し、前記携帯端末は受信した興味範囲の情報を記憶することを特徴とする情報通知システム。
  3. 請求項2に記載の情報通知システムにおいて、前記ホームサーバと交信可能な電化製品を備え、前記ホームサーバは、前記電化製品が設置されたときに当該電化製品に関する情報を受信して、該電化製品の所有者と関連付けて記憶するようにしたことを特徴とする情報通知システム。
  4. 請求項1に記載の情報通知システムにおいて、移動体を構成する部品および移動体内に存在する物品に関する情報を記憶し、前記携帯端末と無線で交信する移動体サーバを備え、前記移動体サーバは、当該移動体から外へでる個人の携帯する前記携帯端末と無線で交信し、移動体を構成する部品および移動体内に存在する物品に関する情報を当該携帯端末へ送信し、前記携帯端末は受信した物品に関する情報を記憶することを特徴とする情報通知システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の情報通知システムにおいて、前記情報通知装置は、消費者の携帯端末から取得した興味範囲の情報のうち、賞味期限(耐用年数)が過ぎた物品、あるいは在庫量が不足している物品に関する情報を通知するようにしたことを特徴とする情報通知システム。
  6. 請求項1乃至4のいずれかに記載の情報通知システムにおいて、前記携帯端末に前記情報通知装置との交信の可否を選択する選択手段を備え、前記携帯端末の所有者の自由意思によって前記情報通知装置と交信できるようにしたことを特徴とする情報通知システム。
  7. 請求項6に記載の情報通知システムにおいて、前記情報通知装置からの交信要求があったときに、前記携帯端末に設けられた選択手段によって前記情報通知装置との交信の可否を選択するようにしたことを特徴とする情報通知システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報通知システムにおいて、前記情報通知装置は、前記携帯端末に記憶された個人の前記興味範囲の情報に関する物品の傍を通り過ぎるときに、当該物品に関する情報を通知するようにしたことを特徴とする情報通知システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の情報通知システムにおいて、前記携帯端末は、複数の前記情報通知装置から通知された情報を記憶しておき、同一物に関する安売り情報を表示するようにしたことを特徴とする情報通知システム。
  10. 消費者の興味範囲の情報を記憶する情報記憶手段と、売り手側が設置した情報通知装置が交信可能な距離に入ると、前記情報通知装置と交信を開始し、前記情報記憶手段に記憶されている興味範囲の情報のうち、売り手側で取り扱っている物品やサービスに関する情報を取得する無線交信手段と、前記取得した情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする携帯端末。
  11. 請求項10に記載の携帯端末において、家族の個人が外出するときにホームサーバと交信を開始し、前記個人の興味範囲の情報を前記ホームサーバから取得する通信手段を備えることを特徴とする携帯端末。
  12. 請求項10に記載の携帯端末において、移動体から外へ出るときに当該移動体に設置された移動体サーバと交信を開始し、当該移動体を構成する部品および移動体内に存在する物品に関する情報を前記移動体サーバから取得する通信手段を備えることを特徴とする携帯端末。
  13. 取り扱っている物品やサービスに関する情報を管理する情報記憶手段と、携帯端末が交信可能な距離に入ると、前記携帯端末と交信を開始し、この携帯端末に記憶されていた所有者の興味範囲の情報のうち、前記情報記憶手段に記憶されている物品やサービスに関する情報を前記携帯端末へ無線で通知する通知手段を備えることを特徴とする情報通知装置。
  14. 家族の各個人の興味範囲の情報を記憶して、携帯端末と無線通信するホームサーバにおいて、前記個人が前記携帯端末を携帯して外出するのを検知する外出検知手段と、検知された個人の興味範囲の情報を当該携帯端末へ送信する送信手段を備えることを特徴とするホームサーバ。
  15. 移動体を構成する部品および移動体内に存在する物品に関する情報を記憶し、携帯端末と無線で交信する移動体サーバにおいて、前記携帯端末を携帯して前記移動体から外へ出るのを検知する下車検知手段と、この検知された携帯端末と無線で交信し、当該移動体を構成する部品および移動体内に存在する物品に関する物品やサービスに関する情報を前記携帯端末へ送信する送信手段を備えることを特徴とする移動体サーバ。
  16. 消費者の興味範囲の情報を無線交信可能な携帯端末に記憶し、前記携帯端末と情報通知装置とが交信可能な距離に入ったときに、この携帯端末に記憶されていた興味範囲の情報のうち、前記情報通知装置で取り扱っている物品やサービスに関する情報を前記携帯端末へ無線で通知することを特徴とする情報通知方法。
  17. コンピュータに、請求項1乃至9のいずれかに記載の情報通知システムの機能、または、請求項10、11または12に記載の携帯端末の機能、または、請求項13に記載の情報通知装置の機能、または、請求項14に記載のホームサーバの機能、または、請求項15に記載の移動体サーバの機能を実現させるためのプログラム。
  18. コンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、請求項17に記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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