JP2006235685A - 買い物支援システム、買い物支援方法、及び情報処理装置 - Google Patents

買い物支援システム、買い物支援方法、及び情報処理装置 Download PDF

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JP2006235685A JP2005045209A JP2005045209A JP2006235685A JP 2006235685 A JP2006235685 A JP 2006235685A JP 2005045209 A JP2005045209 A JP 2005045209A JP 2005045209 A JP2005045209 A JP 2005045209A JP 2006235685 A JP2006235685 A JP 2006235685A
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Abstract

【課題】 買い物客の細かな要望に的確に対応した情報を提供することができ、買い物客の利便性を一層高めることのできる買い物支援システムを提供すること。
【解決手段】 情報処理手段30が、販売商品及び商品関連情報を含むDB36と、携帯端末装置10の利用者の要望を取得するメニューを携帯端末装置10へ送信する手段と、携帯端末装置10から受信した要望取得メニューに対する入力情報に基づいて、DB36から利用者の要望に対応した情報を抽出して利用者向け情報を生成する手段と、生成された利用者向け情報を携帯端末装置10へ送信する手段とを含み、携帯端末装置10が、情報処理手段30から要望取得メニューを受信して表示する手段と、表示された要望取得メニューに対する入力情報を情報処理手段30へ送信する手段と、情報処理手段30から利用者向け情報を受信して表示する手段とを含んで構成される買い物支援システム。
【選択図】 図1

Description

本発明は買い物支援システム、買い物支援方法、及び情報処理装置に関し、より詳細に
は、通信手段を備えた携帯端末装置と、買い物を行う際に利用可能な情報を提供するサー
ビスを実現するための情報処理手段とが、店舗側に設置された通信手段を介して通信可能
に接続された買い物支援システム、買い物支援方法、及び情報処理装置に関する。
従来から、献立の決定や献立に必要な食材の判断を簡単に行えるようにしたり、効率良
く買い物が行えるようにしたシステムの提案がなされている。例えば、下記の特許文献1
には、通信インターフェースを有する携帯端末装置と、店舗側に設けられて、前記携帯端
末装置と通信を行う通信処理手段とを用い、該通信処理手段と前記携帯端末装置との通信
経路が確立されたとき、買い物の行う際に利用可能な参考情報、例えば、献立や選択した
献立に必要な食材の一覧、選択した献立の調理方法を示すレシピ、いずれの商品が安価に
提供されているかを示す特売情報等が、前記通信処理手段から前記携帯端末装置に対して
供給される買い物支援システムが開示されている。
また、特許文献1には、前記携帯端末装置と前記通信処理手段との通信経路が確立され
たとき、前記携帯端末装置から前記通信処理手段に識別情報を供給するものとし、前記通
信処理手段では、前記携帯端末装置との通信経路が確立されると共に買い物の精算の終了
後に、新たに買い物を行う際に利用可能な特典情報、例えば、今後予定している特売情報
、精算金額に応じたポイント数、利用実績金額に応じた累積ポイント数などを、前記携帯
端末装置から供給された前記識別情報に応じて生成して前記携帯端末装置に供給すること
も開示されている。
このような特許文献1記載の買い物支援システムにおける前記携帯端末装置では、店舗
側から前記参考情報が供給されるようになっているが、該参考情報は、予め決まったメニ
ュー情報の中から、利用者が選択操作を繰り返しながら、参考となる情報を探し出すよう
な構成となっているため、特許文献1記載の買い物支援システムでは、例えば、利用者が
、ある特定の食材を使った料理メニューや予め決めていた予算に納まる料理メニューなど
を知りたい場合、これら利用者の細かな要求に的確に対応した情報が提供されるようには
なっていないため、選択操作を繰り返しながら参考になるような情報を探し出さなければ
ならず、利用者の細かな要求に対応した情報を探し出すのに手間がかかり、的確な情報を
容易に入手することが難しいという問題があった。
また、提供される献立情報に、利用者が嫌いな食材が入っていた場合や、利用者の好み
の材料が入っていない場合でも、提供される献立情報を変更したりすることができないの
で、利用者の嗜好情報が、提供される献立情報に反映されることがなく、利用者側から情
報の利用価値を高めることができないといった問題があった。
また、特許文献1記載の買い物支援システムでは、前記携帯端末装置の画面に、選択し
た献立に必要な食材の一覧が表示されるようになっているが、これら各食材の売り場がど
こにあるのかを把握することができず、行き慣れていない店舗や大型店舗では、売り場を
探すのに無駄な時間を要したり、店員等にいちいち聞いて確認したり、売り場やフロア毎
に設置されている店舗案内図を探したりして売り場を把握しなければならないといった問
題もあった。
また、特許文献1記載の買い物支援システムでは、前記特典情報に、精算金額の明細等
の情報を含めることにより、これらの情報をコンピュータ装置で読み出して処理すること
で、簡単に家計簿等を作成できることが提案されているが、精算金額の明細以外の情報に
、購入した商品の詳細情報、例えば、食材の正確な名称、生産メーカー、産地名、単価や
割引、仕入先などの情報まで含めることは提案されておらず、商品の購入後に、購入した
商品の詳細情報までは記録して残すことができなかった。
特開2003−30298号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、買い物を行う者の細かな要望に的確に
対応した情報を提供することができ、買い物を行う際の利便性を一層高めることのできる
買い物支援システム、買い物支援方法、及び情報処理装置を提供することを目的としてい
る。
上記目的を達成するために本発明に係る買い物支援システム(1)は、通信手段を有す
る携帯端末装置と、買い物を行う際に利用可能な情報を提供するサービスを実現するため
の情報処理手段とが、店舗に設置された店舗通信手段を介して通信可能に接続された買い
物支援システムであって、前記情報処理手段が、販売される商品及びこれら商品に関連し
た情報を含むデータベースと、前記携帯端末装置の利用者の要望を取得するための要望取
得メニューを前記携帯端末装置へ送信するメニュー送信手段と、前記携帯端末装置から前
記要望取得メニューに対して入力された情報を受信して、該受信した情報に基づいて、前
記データベースから前記利用者の要望に対応した情報を抽出して利用者向け情報を生成す
る情報生成手段と、該生成された利用者向け情報を前記携帯端末装置へ送信する情報送信
手段とを含み、前記携帯端末装置が、前記情報処理手段から送信されてくる前記要望取得
メニューを受信して表示するメニュー表示手段と、該表示された要望取得メニューに対し
て入力された情報を前記情報処理手段へ送信する要望データ送信手段と、前記情報処理手
段から送信されてくる前記利用者向け情報を受信して表示する情報表示手段とを含んで構
成されていることを特徴としている。
上記買い物支援システム(1)によれば、前記情報処理手段が、前記携帯端末装置から
前記要望取得メニューに対して入力された情報を受信して、該受信した情報に基づいて、
前記データベースから前記利用者の要望に対応した情報を抽出して利用者向け情報を生成
し、該生成した利用者向け情報を前記携帯端末装置へ送信する一方、前記携帯端末装置が
、前記情報処理手段から送信されてくる前記利用者向け情報を受信して表示するように構
成されているので、前記要望取得メニューに対して入力された前記利用者の細かな要望に
的確に対応した情報を前記利用者向け情報として前記利用者に提供することができるシス
テムを実現することができる。したがって、前記利用者は、買い物を行う際に、多くの情
報の中から必要な情報を、探し出す手間をかけることなく、効率よく参照することができ
、買い物を行う際の利便性を一層高めることができる。
また本発明に係る買い物支援システム(2)は、上記買い物支援システム(1)におい
て、前記情報処理手段の前記メニュー送信手段が、前記携帯端末装置から利用者識別情報
を受信した後に、前記要望取得メニューを前記携帯端末装置へ送信するものであることを
特徴としている。
上記買い物支援システム(2)によれば、前記情報処理手段では、前記携帯端末装置の
利用者を識別した上で前記要望取得メニューを送信することができ、前記利用者識別情報
を利用して前記利用者の情報管理を適切に行うことができる。
また本発明に係る買い物支援システム(3)は、上記買い物支援システム(1)又は(
2)において、前記要望取得メニューには、利用者の要望事項を入力する項目が含まれ、
前記情報処理手段の前記情報生成手段が、前記携帯端末装置で入力された前記利用者の要
望事項を加味した情報を前記データベースから抽出し、前記利用者向け情報として生成す
るものであることを特徴としている。
上記買い物支援システム(3)によれば、前記要望取得メニューで入力された前記利用
者の要望事項に対応した情報を前記利用者向け情報として提供することができるシステム
を実現することができる。したがって、前記利用者は、多くの情報の中から前記利用者の
要望事項に的確に対応した情報を、探し出す手間をかけることなく、効率よく参照するこ
とができ、前記利用者の要望に応じた買い物を効率よく行うことができ、買い物を行う際
の利便性を一層高めることができる。
また本発明に係る買い物支援システム(4)は、上記買い物支援システム(3)におい
て、前記利用者の要望事項として、買い物の予算、食材、及び/又は料理種別を入力する
項目が含まれ、前記情報処理手段の前記情報生成手段が、前記携帯端末装置で入力された
前記買い物の予算、食材、及び/又は料理種別を加味した料理・食材情報を前記データベ
ースから抽出し、前記利用者向け情報として生成するものであることを特徴としている。
上記買い物支援システム(4)によれば、前記要望取得メニューで入力された前記買い
物の予算、食材、及び/又は料理種別に対応した料理・食材情報を前記利用者向け情報と
して適確に提供することができるシステムを実現することができる。したがって、前記利
用者は、多くの料理メニュー等の情報の中から前記買い物の予算、利用者が食べたい食材
、及び/又は食べたい料理種別に的確に対応した前記料理・食材情報を、探し出す手間を
かけることなく、効率よく参照することができ、前記利用者の細かな要望に合った食材を
効率よく買い揃えたり、予定していた予算内の料理メニューやレシピを簡単に確認するこ
とができ、買い物を行う際の利用者の利便性を一層高めることができる。
また本発明に係る買い物支援システム(5)は、上記買い物支援システム(3)におい
て、前記利用者の要望事項として、商品に関連するキーワードを入力する項目が含まれ、
前記情報処理手段の前記情報生成手段が、前記携帯端末装置で入力された前記キーワード
に該当する商品の情報を前記データベースから抽出し、前記利用者向け情報として生成す
るものであることを特徴としている。
上記買い物支援システム(5)によれば、前記要望取得メニューで入力された前記商品
に関連するキーワードに該当する商品の情報を前記利用者向け情報として提供することが
できるシステムを実現することができる。したがって、前記利用者は、多くの商品の中か
ら前記キーワードに該当する商品の情報を、探し出す手間をかけることなく、効率よく参
照することができ、前記利用者が必要な情報を探し出すための手間を省くことができる。
また前記利用者の要望に合った商品を効率よく買い揃えることができ、買い物を行う際の
利用者の利便性を一層高めることができる。
また本発明に係る買い物支援システム(6)は、上記買い物支援システム(3)におい
て、前記利用者の要望事項として、現在位置の案内を依頼する項目が含まれ、前記情報処
理手段が、前記携帯端末装置から現在位置の案内を依頼する信号を受信した場合、前記情
報生成手段が、前記携帯端末装置の現在位置を案内するための情報を前記利用者向け情報
として生成するものであることを特徴としている。
上記買い物支援システム(6)によれば、前記携帯端末装置の現在位置を案内するため
の情報、例えば、前記携帯端末装置と通信可能な最寄りの店舗通信手段の設置場所が示さ
れた案内情報を提供することができるシステムを実現することができる。したがって、前
記利用者は、店舗内で迷ったりしても、最寄りの店舗通信手段の場所などから現在位置を
把握することができ、買い物を行う際の利便性を高めることができる。
また本発明に係る買い物支援システム(7)は、上記買い物支援システム(1)〜(5
)のいずれかにおいて、前記利用者向け情報には、前記利用者の要望に合った商品の情報
と、該商品の売り場を案内する情報とが含まれていることを特徴としている。
上記買い物支援システム(7)によれば、前記利用者向け情報には、前記利用者の要望
に合った商品の情報と、該商品の売り場を案内する情報とが含まれているので、前記利用
者は、前記利用者の要望に合った商品の情報を、探し出す手間をかけることなく直に確認
することができ、また前記商品の置き場所など売り場を案内する情報を参照することによ
り、広い店舗でも、迷うことなく、商品をスムーズに取り揃えることができ、買い物する
時間を節約することができ、時間を有意義に使用することができる。
また本発明に係る買い物支援システム(8)は、上記買い物支援システム(7)におい
て、前記携帯端末装置が、前記利用者の要望に合った商品の情報の中から必要又は不必要
な商品を前記利用者に選択させるための商品選択手段と、該選択された必要又は不必要な
商品の選択情報と、前記商品の売り場を案内する情報とに基づいて、前記利用者が必要と
している商品の売り場を案内する情報を生成する案内情報生成手段とを含んで構成されて
いることを特徴としている。
上記買い物支援システム(8)によれば、前記商品選択手段を通じて前記利用者により
選択された必要又は不必要な商品の選択情報と、前記商品の売り場を案内する情報とに基
づいて、前記利用者が必要としている商品の売り場を案内する情報、すなわち、前記利用
者が必要としていない商品の売り場を案内する情報を含まない情報が生成されるので、前
記利用者に対して、該利用者が必要としている商品の売り場を案内する情報を提供するこ
とができる。前記利用者が必要としていない商品の売り場を案内しないようにするため、
利用者は、必要な商品のみを効率よく買い揃えることができ、買い物を行う際の利用者の
利便性をさらに高めることができる。
また本発明に係る買い物支援システム(9)は、上記買い物支援システム(7)におい
て、前記携帯端末装置が、利用者が既に購入している商品の情報と、前記利用者の要望に
合った商品の情報とを照合して、必要又は不必要な商品を抽出する商品抽出手段と、該抽
出された必要又は不必要な商品の抽出情報と、前記商品の売り場を案内する情報とに基づ
いて、前記利用者が必要としている商品の売り場を案内する情報を生成する案内情報生成
手段とを含んで構成されていることを特徴としている。
上記買い物支援システム(9)によれば、前記商品抽出手段により、前記利用者が既に
購入している商品の情報と、前記利用者の要望に合った商品の情報とが照合されて、必要
又は不必要な商品の情報が自動的に抽出され、該抽出された必要又は不必要な商品の抽出
情報と、前記商品の売り場を案内する情報とに基づいて、前記利用者が必要としている商
品、すなわち、購入してない商品の売り場を案内する情報が生成されるので、前記利用者
に対して、該利用者が必要としている商品の売り場を案内する情報を提供することができ
、前記利用者が必要としていない商品、つまり、既に購入している商品の売り場を案内し
ないようにするため、利用者は、購入していない商品のみを効率よく買い揃えることがで
き、買い物を行う際の時間と費用を節約することが可能になり、利用者の利便性をさらに
高めることができる。
なお、前記利用者が既に購入している商品の情報には、例えば、利用者の自宅冷蔵庫内
の食料品の在庫情報、収納庫内の日用品の在庫情報、洋服ダンス内の洋服の情報などを含
めることができ、前記携帯端末装置に予め記録させたり、通信により取得することが可能
となっている。
また本発明に係る買い物支援システム(10)は、上記買い物支援システム(7)〜(
9)のいずれかにおいて、前記商品の売り場を案内する情報には、前記商品を効率良く買
い揃えるための情報が含まれていることを特徴としている。
上記買い物支援システム(10)によれば、前記商品の売り場を案内する情報には、前
記商品を効率良く買い揃えるための情報、例えば、商品を買い揃える順序やルートの情報
などを含めることにより、より一層買い物を短時間でスムーズに行うことができ、買い物
時間を節約することができる。
また本発明に係る買い物支援システム(11)は、上記買い物支援システム(1)〜(
10)のいずれかにおいて、前記利用者向け情報には、利用者により変更可能な情報が含
まれ、前記携帯端末装置が、前記利用者により変更可能な情報に対して入力された変更情
報を前記情報処理手段へ送信する変更情報送信手段を含み、前記情報処理手段が、前記携
帯端末装置から送信される前記変更情報を受信して前記データベースに登録する変更情報
登録手段を含んで構成されていることを特徴としている。
上記買い物支援システム(11)によれば、前記携帯端末装置で入力された変更情報が
、前記情報処理手段の前記データベースに登録されるので、前記利用者向け情報に含まれ
る前記利用者により変更可能な情報を、前記利用者の好み等に応じて変更して登録するこ
とができ、前記利用者の好み等が反映されたデータベースを構築することができ、該デー
タベースの利用価値を高めることができる。
また本発明に係る買い物支援システム(12)は、上記買い物支援システム(11)に
おいて、前記変更情報には、前記データベースに、前記利用者のみが利用できる情報とし
て登録するか、又は前記利用者以外でも利用できる情報として登録するかを指定した情報
が含まれていることを特徴としている。
上記買い物支援システム(12)によれば、前記変更情報を、前記データベースに、前
記利用者のみが利用できる情報として登録するか、又は前記利用者以外でも利用できる情
報として登録するのかを指定することができ、前記利用者のみが利用できる情報として登
録する指定がなされた場合、前記データベースに前記利用者のみが利用できる個人情報と
して登録される。又、前記利用者以外でも利用できる情報として登録する指定がなされた
場合、前記利用者以外でも利用できる公開情報として登録されるので、これらの情報を多
くの利用者に提供することができ、商品等を選ぶための選択肢を増やすことができ、前記
データベースの利用価値を高めることができる。
また本発明に係る買い物支援システム(13)は、上記買い物支援システム(7)〜(
10)のいずれかにおいて、前記利用者向け情報には、前記利用者の要望に合った商品の
取り揃えを店舗側に依頼するか否かを入力する項目が含まれ、前記情報処理手段が、前記
携帯端末装置から前記商品の取り揃えを依頼する入力情報を受信した場合、店舗側の端末
装置に前記商品の取り揃えを指示する情報を送信する商品取揃指示手段を含んで構成され
ていることを特徴としている。
上記買い物支援システム(13)によれば、前記利用者の要望に合った商品の取り揃え
を店舗側に依頼することができ、前記利用者は、買い物にかける時間を大きく節約するこ
とが可能になり、節約した時間を他の用途に使用することができ、時間を有意義に活用す
ることができる。
また本発明に係る買い物支援システム(14)は、上記買い物支援システム(1)〜(
13)のいずれかにおいて、前記情報処理手段が、前記携帯端末装置から前記利用者のメ
ールアドレスを受信して、前記データベースに利用者情報として登録する手段と、該登録
された利用者のメールアドレスに対して前記利用者向け情報を送信する手段とを含んで構
成されていることを特徴としている。
上記買い物支援システム(14)によれば、前記情報処理手段から、予め登録された利
用者のメールアドレスに対して前記利用者向け情報を送信することも可能となり、前記メ
ールアドレスとして自宅のパソコン用のメールアドレスを登録しておけば、自宅のパソコ
ンを通じて前記利用者向け情報を確認することができる。
また本発明に係る買い物支援システム(15)は、上記買い物支援システム(1)〜(
14)のいずれかにおいて、前記情報処理手段が、店舗の精算手段から精算が終了した前
記利用者の商品情報を取得する手段と、該取得した前記利用者の商品情報に基づいて、前
記データベースから該当する商品に関する詳細情報を抽出する手段と、該抽出された前記
商品に関する詳細情報を前記携帯端末装置へ送信する手段とを含み、前記携帯端末装置が
、前記情報処理手段から送信されてくる前記商品に関する詳細情報を受信して記憶手段に
記録する手段を含んで構成されていることを特徴としている。
上記買い物支援システム(15)によれば、精算が終了した商品の詳細情報、すなわち
従来の紙レシートに記載された情報(日付、商品の略称、金額、合計金額)以外に、例え
ば、食料品の場合、商品のフルネーム、生産・加工の履歴情報、単価や割引情報、品質保
持期限、原材料・栄養情報などを含む詳細情報が、前記携帯端末装置へ送信され、該携帯
端末装置の記憶手段に記録されるようになっているので、前記利用者は、詳細情報を含む
電子家計簿を作成することができる。また、商品の詳細情報を通じて、商品の安全性等を
確認することができ、商品の詳細情報を知りたい利用者のニーズに応えることができる。
また本発明に係る買い物支援システム(16)は、上記買い物支援システム(1)〜(
15)のいずれかにおいて、前記情報処理手段が、前記携帯端末装置から前記データベー
スへのアクセスに応じて、前記携帯端末装置の利用者に対するポイントを付与する手段と
、該付与されたポイントに基づいて、利用者向け特典情報を生成する手段と、該生成され
た特典情報を前記携帯端末装置へ送信する手段とを含んで構成されていることを特徴とし
ている。
上記買い物支援システム(16)によれば、前記携帯端末装置の利用者に対して、前記
データベースへのアクセスに応じて付与されたポイントに応じた特典情報を提供するサー
ビスを実現することができる。
また本発明に係る買い物支援方法(1)は、通信手段を有する携帯端末装置と、買い物
を行う際に利用可能な情報を提供するサービスを実現するための情報処理手段とを、店舗
に設置された店舗通信手段を介して通信可能な状態にして行う買い物支援方法であって、
前記情報処理手段が、前記携帯端末装置の利用者の要望を取得するための要望取得メニュ
ーを前記携帯端末装置へ送信するステップと、前記携帯端末装置から前記要望取得メニュ
ーに対して入力された情報を受信して、該受信した情報に基づいて、販売される商品及び
これら商品に関連した情報を含むデータベースから前記利用者の要望に対応した情報を抽
出して利用者向け情報を生成するステップと、該生成された利用者向け情報を前記携帯端
末装置へ送信するステップとを含み、前記携帯端末装置が、前記情報処理手段から送信さ
れてくる前記要望取得メニューを受信して表示するステップと、該表示された要望取得メ
ニューに対して入力された情報を前記情報処理手段へ送信するステップと、前記情報処理
手段から送信されてくる前記利用者向け情報を受信して表示するステップとを含んで構成
されていることを特徴としている。
上記買い物支援方法(1)によれば、前記情報処理手段が、前記携帯端末装置から前記
要望取得メニューに対して入力された情報を受信して、該受信した情報に基づいて、前記
データベースから前記利用者の要望に対応した情報を抽出して利用者向け情報を生成し、
該生成した利用者向け情報を前記携帯端末装置へ送信する一方、前記携帯端末装置が、前
記情報処理手段から送信されてくる前記利用者向け情報を受信して表示するようになって
いるので、前記要望取得メニューに対して入力された前記利用者の細かな要望に的確に対
応した情報を前記利用者向け情報として前記利用者に提供することができる。したがって
、前記利用者は、買い物を行う際に、多くの情報の中から必要な情報を、探し出す手間を
かけることなく、効率よく参照することができ、買い物を行う際の利便性を一層高めるこ
とができる。
また本発明に係る情報処理装置(1)は、通信手段を有する携帯端末装置と、店舗に設
置された店舗通信手段を介して通信可能に接続され、買い物を行う際に利用可能な情報を
提供するサービスを実現するための情報処理装置であって、販売する商品及びこれら商品
に関連した情報を含むデータベースと、前記携帯端末装置の利用者の要望を取得するため
の要望取得メニューを前記携帯端末装置へ送信するメニュー送信手段と、前記携帯端末装
置から前記要望取得メニューに対して入力された情報を受信して、該受信した情報に基づ
いて、前記データベースから前記利用者の要望に対応した情報を抽出して利用者向け情報
を生成する情報生成手段と、該生成された利用者向け情報を前記携帯端末装置へ送信する
情報送信手段とを含んで構成されていることを特徴としている。
上記情報処理装置(1)によれば、前記携帯端末装置から前記要望取得メニューに対し
て入力された情報を受信して、該受信した情報に基づいて、前記データベースから前記利
用者の要望に対応した情報を抽出して利用者向け情報を生成し、該生成した利用者向け情
報を前記携帯端末装置へ送信するようになっているので、前記要望取得メニューに対して
入力された前記利用者の細かな要望に的確に対応した情報を前記利用者向け情報として、
前記利用者に提供することができる。したがって、前記利用者は、買い物を行う際に、多
くの情報の中から必要な情報を、探し出す手間をかけることなく、効率よく参照すること
が可能となり、買い物を行う際の利便性を一層高めることができる。
また本発明に係る情報処理装置(2)は、上記情報処理装置(1)において、前記携帯
端末装置から受信した前記利用者のメールアドレスを前記データベースに利用者情報とし
て登録する手段と、該登録された利用者のメールアドレスに対して前記利用者向け情報を
送信する手段とを含んで構成されていることを特徴としている。
上記情報処理装置(2)によれば、予め登録された利用者のメールアドレスに対して前
記利用者向け情報を送信することができ、例えば、前記メールアドレスとして自宅のパソ
コン用のメールアドレスを登録しておけば、前記利用者は、自宅のパソコンを通じて前記
利用者向け情報を確認することができる。
また本発明に係る情報処理装置(3)は、上記情報処理装置(1)又は(2)において
、店舗の精算手段から精算が終了した前記利用者の商品情報を取得する手段と、該取得し
た前記利用者の商品情報に基づいて、前記データベースから該当する商品に関する詳細情
報を抽出する手段と、該抽出された前記商品に関する詳細情報を前記携帯端末装置へ送信
する手段とを含んで構成されていることを特徴としている。
上記情報処理装置(3)によれば、精算が終了した商品の詳細情報、すなわち従来の紙
レシートに記載された情報(日付、商品の略称、金額、合計金額)以外に、例えば、食料
品の場合、商品のフルネーム、生産・加工の履歴情報、単価や割引情報、品質保持期限、
原材料・栄養情報などを含む詳細情報を、前記携帯端末装置へ提供することができる。
また本発明に係る情報処理装置(4)は、上記情報処理装置(1)〜(3)のいずれか
において、前記携帯端末装置から前記データベースへのアクセスに応じて、前記携帯端末
装置の利用者に対するポイントを付与する手段と、該付与されたポイントに基づいて、利
用者向け特典情報を生成する手段と、該生成された利用者向け特典情報を前記携帯端末装
置へ送信する手段とを含んで構成されていることを特徴としている。
上記情報処理装置(4)によれば、前記携帯端末装置の利用者に対して、前記データベ
ースへのアクセスに応じて付与されたポイントに応じた特典情報を提供するサービスを実
現することができる。
以下、本発明に係る買い物支援システム、買い物支援方法、及び情報処理装置の実施の
形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態に係る買い物支援システムの概略構
成を示したブロック図である。
図中10は、買い物をする人が所持している携帯端末装置を示しており、携帯端末装置
10は、基地局42等を介して通話やデータ通信(Eメールなど)を行うための電話・通
信部11と、特定の無線機との間で無線通信を行うための無線部12と、小型の液晶ディ
スプレイを含んで構成される表示部13と、数字や文字等の入力キーや選択キーなどの各
種操作キーを含んで構成される操作部14と、音声を入力するためのマイク15と、音声
を出力するためのスピーカ16と、マイク15から入力された音声やスピーカ16から出
力される音声データを処理する音声処理部17と、半導体メモリなどから構成される記憶
部18と、これら各部の動作を制御する制御部19とを含んで構成されている。なお、制
御部19は、図示しないCPU、ROM、及びRAMを含むマイクロコンピュータから構
成されている。
無線部12は、アンテナ12aを介して、後述する店舗に設置された無線機21A、2
1B、…との間でデータのやり取りを行うものであり、DSRC(Dedicated Short Rang
e Communication )方式の通信モジュール、電波や赤外線を使ってワイヤレスで通信を行
う無線LAN、Bluetoothなどの、短距離間での通信を行うための通信モジュー
ルを含んで構成されている。
無線部12では、アンテナ12aを介して、店舗に設置された無線機21A、21B、
…のアンテナ21a、21b、…から発信された信号を受信した場合、受信した信号の復
調処理等を行い、得られた信号を制御部19に供給し、制御部19では、無線部12から
供給された受信信号に基づいて、表示部13への受信情報の表示処理などが行われるよう
になっている。また、表示部13に表示された情報に基づき操作部14が操作された場合
、制御部19では、この操作内容に応じた情報を無線部12に供給し、無線部12では、
制御部19から供給された信号の変調処理を行い、変調後の信号をアンテナ12aから出
力する処理が行われるようになっている。
また、制御部19に接続された記憶部18には、無線部12を介して取り込んだ情報、
操作部14を介して利用者が入力した情報、電話・通信部11を介して取り込んだEメー
ルなどの情報等が記憶されるようになっており、記憶部18は、内蔵型のメモリの他、着
脱式のメモリであってもよい。なお、Eメールの情報には、自宅冷蔵庫内の食料品の在庫
状況を管理する端末装置(図示せず)から送信されてきた食品の在庫情報などの受信情報
も含まれる。
また図中20は、買い物を行う際に利用可能な情報を利用者(お客)に提供するサービ
スを実現するための店舗側の情報提供システムを示しており、情報提供システム20は、
店舗内の所定箇所に設置された無線機21A、21B、…、これら無線機と接続された制
御部31、及び制御部31とLANなどのネットワーク32を介して接続されたサーバ3
3を含んで構成されている。なお、制御部31は、図示しないCPU、ROM、RAMを
含むマイクロコンピュータから構成され、サーバ33は、ホストコンピュータ34と、デ
ータベース36が記録されている記憶装置35とを含んで構成されており、本実施の形態
では、制御部31とサーバ33とを含んで情報処理手段(情報処理装置)30が構成され
ている。
また、精算機であるレジスタ23がネットワーク32に接続されており、利用客が精算
した商品データが、制御部31やサーバ33へ送信されるようになっている。また、利用
客からの商品の取り揃え要求に対する管理等の商品管理を行う店舗端末24がネットワー
ク32に接続されている。また、店員が所持している店員端末25が、無線機21A、2
1B、…を介して情報処理手段30との間でデータのやりとりが行えるようになっている
図2は、店舗内における無線機21A、21B、…の配置位置を説明するための図であ
り、無線機21A、21B、…は、商品棚22ごとに設置したり、各売り場の精算機23
に設置されるようになっており、各無線機21A、21B、…のアンテナ21a、21b
、…を介して、携帯端末装置10の無線部12との間でデータのやり取りが行えるように
なっている。
すなわち、無線機21A、21B、…は、制御部31から供給されてきた信号の変調処
理を行い、送信信号を生成してアンテナ21a、21b、…から出力したり、アンテナ2
1a、21b、…で受信した信号の復調処理を行い、得られた携帯端末装置10からの信
号を制御部31に供給するようになっている。
例えば、無線機21Aを介して携帯端末装置10から利用者IDを示す信号を受信した
場合、制御部31では、携帯端末装置10の利用者の買い物に対する要望を取得するため
の要望取得メニューに関するデータを無線機21Aから送信する処理を行うようになって
いる。なお、要望取得メニューに関するデータは、制御部19を構成するROMに記憶さ
れている。
また、携帯端末装置10から要望取得メニューに対して入力された情報を、例えば無線
機21Aを介して受信した場合、制御部31は、サーバ33に対して、携帯端末装置10
へ提供する利用者向け情報を要求する処理を行うようになっている。すなわち、サーバ3
3では、要望取得メニューに対して入力された情報を基にして、データベース36から利
用者の要望に対応した情報を抽出して利用者向け情報を生成し、ネットワーク32を介し
て制御部31に供給し、制御部31では、サーバ33から供給されてきた利用者向け情報
を、無線機21Aから携帯端末装置10へ送信する処理が行われるようになっている。
このように、制御部31は、無線機21A、21B、…のいずれかで受信した携帯端末
装置10からの要望取得メニューに対して入力された情報をサーバ33へ供給したり、サ
ーバ33から供給されてきた利用者向け情報などを、無線機21A、21B、…のいずれ
かを介して携帯端末装置10へ送信する処理などを行うようになっている。なお、本実施
の形態では、ネットワーク32を介して制御部31とサーバ33とが接続されているが、
ネットワーク32やサーバ33を用いることなく、制御部31にサーバ33の機能を含ま
せる構成としてもよい。
また、サーバ33は、公衆回線41を介して、携帯電話の基地局42や、一般家庭等の
モデム43に接続されており、サーバ33から基地局42を介して携帯端末装置10にメ
ールを送信したり、モデム43に接続されたパソコン44にメールを送信したりする処理
が行えるようになっている。
また、サーバ33のホストコンピュータ34に接続されている記憶装置35には、デー
タベース36が格納されており、データベース36には、販売する商品、及びこれら商品
に関連した情報が更新記録されるようになっている。
図3〜図5は、データベース36に記憶されている食料品データベースのデータ構造の
一例を示した図である。食料品データベースは、商品データベース(図3参照)と、料理
情報データベース(図4参照)と、レシピデータベース(図5参照)とを含んで構成され
ており、各データベースは、商品名やメニュー名などからリンクさせることができるよう
になっている。
図3に示した商品データベースは、商品毎に付与された商品コード、商品名、価格、原
材料、産地、製造・加工メーカー(仕入先)、加工日、品質保持期限、売り場位置、栄養
情報、画像データ、商品キーワードなどの情報を含んで構成されている。なお、各商品に
ICタグを取り付けて、商品データベースの情報を記録させるようにしてもよい。
また、図4に示した料理情報データベースは、料理種別、メニュー(献立)の名称、材
料(食材、調味料などを含む)情報、栄養情報、材料金額などの情報を含んで構成されて
いる。また、図5に示したレシピデータベースは、料理情報データベースに含まれている
各メニューのレシピ(調理手順を示す)情報を含んで構成されている。
なお、データベース36には、食料品データベースの他に、衣料品データベース、日用
品データベースなど、店舗で取り扱う商品の分類毎のデータベースが記録されている。な
おデータベース36内の情報は、商品の仕入れ状況等に対応させて最新の情報に随時更新
される。
次に、店舗側の情報提供システム20から携帯端末装置10へ送信される要望取得メニ
ューについて説明する。図6(a)〜(h)は、携帯端末装置10で受信して表示される
要望取得メニュー画面の表示例を示しており、利用者は、これらの画面を通じて、取得し
たい情報を特定するための要望事項を入力して送信することができるようになっている。
まず、最初に表示される要望取得メニュー画面(図6(a))では、店舗で取り扱う商
品の分類、すなわち、食料品、衣料品、日用品などの選択が行えるようになっており、例
えば、「食料品」が指定された後「選択」ボタンが入力されると、図6(b)に示した食
料品要望メニュー画面に切り替わる。
図6(b)に示した食料品要望メニュー画面では、食料品に関する各種の要望事項の選
択が行えるようになっており、「食材入力」が指定された後「選択」ボタンが入力される
と、図6(c)に示した食材入力画面に切り替わり、利用者は、この画面を通じて、食べ
たい食材など、必要な食材の名称を直接入力することができるようになっている。そして
、食材の名称が入力された後「次」ボタンが入力されると、図6(d)に示した料理種別
入力画面に切り替わり、利用者は、好みの料理種別を選択入力することができるようにな
っている。
そして、好みの料理種別が指定された後「次」ボタンが入力されると、図6(e)に示
した予算入力画面に切り替わり、利用者は、この画面を通じて、料理にかける予算、すな
わち、一人当りの予算と、必要な人数を入力することができるようになっている。
そして、予算が入力された後「次」ボタンが入力されると、図6(f)に示した要望確
認画面に切り替わり、利用者は、この画面を通じて、入力した要望事項を再確認すること
ができるようになっており、確認後、「送信」ボタンが入力されると、これらの利用者の
要望事項に関するデータが、無線部12のアンテナ12aから送信され、店舗側の通信可
能な最寄りの無線機(21A、21B、…のいずれか)で受信されるようになっている。
そして、店舗側の情報提供システム20では、携帯端末装置10と通信可能な最寄りの
無線機(21A、21B、…のいずれか)で前記利用者の要望事項に関するデータを受信
すると、制御部31は、サーバ33に対して、携帯端末装置10へ提供する利用者向け情
報を要求する処理を行い、サーバ33では、要望取得メニューに対して入力された情報、
すなわち、前記利用者の要望事項に関するデータを基にして、データベース36から利用
者の要望に対応した情報を抽出して利用者向け情報を生成し、ネットワーク32を介して
制御部31に供給し、制御部31では、利用者向け情報を、携帯端末装置10と通信可能
な最寄りの無線機から携帯端末装置10へ送信するようになっている。
一方、図6(b)に示した食料品要望メニュー画面において、「現在地案内」が選択さ
れると、図6(g)に示した現在地案内要求画面に切り替わり、この画面で「はい」が入
力されると、現在地案内要求信号が、無線部12のアンテナ12aから送信され、店舗側
の通信可能な最寄りの無線機(21A、21B、…のいずれか)で受信されるようになっ
ている。
そして、店舗側の情報提供システム20では、現在地案内要求信号を受信すると、制御
部31が、サーバ33に対して、現在地の売り場を案内する情報を要求する処理を行い、
サーバ33では、現在地案内要求信号を受信した最寄りの無線機の位置データ(売り場位
置)に基づいて、現在地案内要求信号を受信した無線機の位置をおよその現在位置とした
売り場案内情報(売り場案内図)を生成して、ネットワーク32を介して制御部31に供
給する。そして、制御部31では、利用者向け情報(この場合、現在位置(最寄りの無線
機の位置)をマークした売り場案内図)を携帯端末装置10へ送信するようになっている
また一方、図6(b)に示した食料品要望メニュー画面において、「商品キーワード」
が選択されると、図6(h)に示した商品キーワード入力画面に切り替わり、利用者は、
この画面を通じて、商品を特定するためのキーワードを入力することができるようになっ
ている。そして、キーワード入力後「送信」ボタンが入力されると、入力されたキーワー
ド情報が、無線部12のアンテナ12aから送信され、店舗側の通信可能な最寄りの無線
機(21A、21B、…のいずれか)で受信されるようになっている。
そして、店舗側の情報提供システム20では、キーワード情報を受信すると、制御部3
1が、サーバ33に対して、キーワードに該当する商品情報を要求する処理を行い、サー
バ33では、キーワードに基づいて商品データベース(図3)を検索し、該当する商品の
情報を抽出して利用者向け商品情報を生成し、ネットワーク32を介して制御部31に供
給する。そして、制御部31では、利用者向け商品情報を、最寄りの無線機を介して携帯
端末装置10へ送信するようになっている。
次に、店舗側の情報提供システム20から携帯端末装置10へ送信される利用者向け情
報について説明する。図7(a)〜(k)、図8、及び図9(a)、(b)は、携帯端末
装置10で受信した利用者向け情報の表示例を示しており、利用者は、これらの画面を通
じて、要望取得メニューに対して入力された情報を基に生成された利用者向け情報の参照
が可能となり、利用者の要望に的確に対応した情報が参照できるようになっている。
図7(a)〜(k)は、図6(f)に示した要望確認画面で「送信」ボタンが入力され
、利用者の要望事項に関するデータを送信した後、店舗側の情報提供システム20から送
信されてきた利用者向け情報の表示例を示している。
図7(a)は、利用者の要望事項(すなわち、食材、料理種別、及び予算)を満たす料
理メニューの一覧画面を示しており、利用者は、この画面を通じて、食べたい食材が使わ
れ、且つ予算内に納まる和食メニューを選択することができるようになっている。なお、
ここでは、材料費が安いメニューから順に表示されるようになっている。これらの和食メ
ニューの中から食べたいメニューが指定された後「材料」ボタンが入力されると、図7(
b)に示した、選択された料理メニューに必要な材料の一覧画面に切り替わり、利用者は
、この画面を通じて、選択された料理メニューに必要な材料のすべてを確認することがで
きるようになっている。
そして、材料一覧画面における「レシピ」ボタンが入力されると、図7(c)に示した
、選択された料理メニューのレシピ紹介画面に切り替わり、利用者は、この画面を通じて
、選択された料理メニューのレシピを確認することができるようになっている。そして、
レシピ紹介画面における「保存」ボタンが入力されると、レシピ紹介内容が記憶部18に
保存され、後で参照することができるようになっている。
また、図7(b)に示した材料の一覧画面における「売場」ボタンが入力されると、図
7(d)に示した売り場案内メニュー画面に切り替わり、利用者は、この画面を通じて、
選択された料理メニューに必要な材料の売り場案内の方法を選択することができるように
なっている。例えば、「すべて案内」が指定された後「選択」ボタンが入力されると、図
7(e)に示した売り場案内図画面に切り替わり、利用者は、この売り場案内図画面を通
じて、選択された料理メニューに必要な全ての材料の売り場位置、すなわち商品の置き場
所を確認することができるようになっている。なお、売り場案内図中の数字は、図中星印
で示した利用者の位置(最寄りの無線機の位置)から最適な買い物の順番を示しており、
この番号順に従うことで、全ての材料を短時間で揃えることが可能になっている。また、
「拡大」、「縮小」ボタンにより、売り場案内図の表示エリアを変更することができ、「
拡大」ボタンを入力すると、売り場案内図の縮尺率を段階的に大きくすることができ、材
料名なども表示されるようになっている。一方、「縮小」ボタンを入力すると、売り場案
内図の縮尺率を小さくすることができ、売り場の全体図を表示させることが可能になって
いる。また、売り場案内図は、操作部14のキー操作によりスクロールさせることもでき
るようになっている。
また、図7(d)に示した売り場案内メニュー画面において、「ユーザ選択」が指定さ
れて「選択」ボタンが入力されると、図7(f)に示した画面に切り替わり、利用者は,
この画面を通じて、売り場案内が不要な材料を選択することができるようになっており、
不要な材料を指定して「選択」ボタンを入力する操作を行った後(不要な材料が複数ある
場合は、前記操作を繰り返し行った後)、「案内」ボタンが入力されると、図7(g)に
示した売り場案内図画面に切り替わり、利用者は、この売り場案内図画面を通じて、案内
が必要な材料の売り場位置を確認することができるようになっている。なお、売り場案内
図中の数字は、上記と同様、利用者の現在位置から最適な買い物順序を示している。なお
、図7(f)に示した画面の代わりに、案内が必要な材料を複数選択させる画面を表示さ
せるようにしても良い。
また、図7(d)において、「在庫照合」が選択されると、図7(h)に示した在庫照
合結果画面に切り替わり、利用者は、この画面を通じて、予め記憶部18に記録された、
又はEメールで受信した自宅冷蔵庫内の食材の在庫情報と、選択された料理メニューに必
要な材料との照合結果を確認することができるようになっており、「案内」ボタンが入力
されると、図7(i)に示した売り場案内図画面に切り替わり、利用者は、この売り場案
内図画面を通じて、在庫が無い材料の売り場位置を確認することができるようになってい
る。なお、売り場案内図中の数字は、上記と同様、利用者の現在位置から最適な買い物順
序を示している。
また、図7(e)、(g)、(i)に示した売り場案内図画面に設けられた「一任」ボ
タンが入力されると、図7(j)に示した材料の取り揃え依頼画面に切り替わり、「はい
」ボタンが入力されると、材料の取り揃えを店舗側に依頼する信号と、取り揃える材料デ
ータとが、無線部12のアンテナ12aから送信され、店舗側の最寄りの無線機(21A
、21B、…のいずれか)で受信されるようになっている。
そして、店舗側の情報提供システム20では、材料取り揃え依頼信号と、取り揃え材料
データとを受信すると、制御部31が、材料の取り揃えを指示する信号を、店員が所持し
ている店員端末25や店舗端末24に送信するようになっている。制御部31は、店員端
末25や店舗端末24から材料の取り揃え完了信号を受信すると、材料の取り揃え完了情
報を携帯端末装置10へ送信する処理を行うようになっている。利用者は、携帯端末装置
10で受信した材料の取り揃え完了情報を確認して、例えば、店舗の受け取りカウンター
で精算を行って、商品を受け取ることができるようになっている。
また、図7(b)に示した料理メニューに必要な材料の一覧画面において、「変更」ボ
タンが入力されると、図7(k)に示した材料変更メニュー画面に切り替わり、利用者は
、この画面を通じて、使用しない材料の削除、追加したい材料の入力が行えるようになっ
ており、これらの入力後「ユーザ登録」ボタンが入力されると、材料変更情報が、無線部
12のアンテナ12aから送信され、最寄りの無線機(21A、21B、…のいずれか)
で受信され、制御部31からサーバ33へ送られるようになっている。サーバ33では、
受信した材料変更情報を、当該利用者のユーザ情報として、データベース36に登録する
ようになっている。また一方、「公開登録」ボタンが入力されると、材料変更情報が、無
線部12のアンテナ12aから送信され、最寄りの無線機(21A、21B、…のいずれ
か)で受信され、制御部31からサーバ33へ送られるようになっている。サーバ33で
は、材料変更情報を、当該メニューの新しい材料リストとしてデータベース36のうちの
食料品データベース(料理情報データベース)に登録するようになっている。
図8は、図6(g)に示した現在地案内要求画面で「はい」ボタンを入力して、現在位
置案内要求信号を送信した後、店舗側の情報提供システム20から送信されてきた利用者
向け情報、この場合、現在位置の売り場案内図の表示例を示しており、図中星印が、利用
者の現在位置(最寄りの無線機の位置)を示している。利用者は、この画面を通じて、店
舗内でのおよその現在位置を把握することができるようになっている。なお、「拡大」、
「縮小」ボタンは、図7(e)に示したものと同一の機能を有するものである。
図9(a)は、図6(h)に示した商品キーワード入力画面でキーワード入力後「送信
」ボタンを入力して、キーワード情報を送信した後、店舗側の情報提供システム20から
送信されてきた利用者向け情報、この場合、キーワードに該当する商品の情報の表示例を
示しており、利用者は、この画面を通じて、キーワードに該当する商品を確認することが
できるようになっており、所望の商品を指定して「売場」ボタンが入力されると、図9(
b)に示した、指定された商品の売り場案内図が表示されるようになっており、図では、
星印が利用者の位置(最寄りの無線機の位置)、黒丸印が指定商品の売り場位置を示して
おり、この画面を通じて、利用者が、要望した商品の売り場が分かるようになっている。
なお、「拡大」、「縮小」ボタンは、図7(e)に示したものと同一の機能を有するもの
である。
次に実施の形態に係る買い物支援システムにおける携帯端末装置10と情報提供システ
ム20との間で行われる処理動作を図10に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
なお本処理動作は、携帯端末装置10の無線部12と、情報提供システム20の無線機(
21A、21B、…のいずれか)との間で、通信が行える状態になった場合に実行される
まず、ステップS1では、携帯端末装置10が、無線機(21A、21B、…のいずれ
か)から発信された電波を受信したか否かを判断し、無線機から発信された電波を受信し
た、すなわち、無線機(21A、21B、… のいずれか)との通信が可能な状態になっ
たと判断すればステップS2に進む。ステップS2では、利用者識別情報(利用者ID)
を無線部12のアンテナ12aから送信する処理を行い、その後ステップS3に進む。
ステップS3では、情報提供システム20を構成する制御部31が、携帯端末装置10
から利用者IDを受信したか否かを判断し、利用者IDを受信したと判断すればステップ
S4に進む。ステップS4では、利用者IDを送信した携帯端末装置10に対して、現在
居る売り場(例えば、食料品売り場)に関する要望取得メニューを既に送信したか(送信
済か)否かを判断し、送信済と判断すればステップS11に進む一方、未送信であると判
断すればステップS5に進む。ステップS5では、携帯端末装置10に対して、現在居る
売り場に関する要望取得メニューを送信する処理を行い、その後ステップS6に進む。
ステップS6では、携帯端末装置10が、最寄りの無線機(21A、21B、…のいず
れか)から送信された要望取得メニューを受信したか否かを判断し、該要望取得メニュー
を受信したと判断すればステップS7に進む。ステップS7では、要望取得メニュー(例
えば、図6(a)参照)を表示部13に表示する処理を行い、その後ステップS8に進み
、ステップS8では、要望取得メニューに対する入力を受け付けて(図6(b)〜(h)
参照)、その後ステップS9に進む。ステップS9では、要望取得メニューに対して入力
された情報(利用者要望データ)の送信指示があったか否かを判断し、利用者要望データ
の送信指示がなかったと判断すればステップS8に戻る一方、利用者要望データの送信指
示があったと判断すればステップS10に進み、利用者要望データを無線部12のアンテ
ナ12aを介して送信する処理を行い、その後ステップS11に進む。
ステップS11では、情報提供システム20を構成する制御部31が、携帯端末装置1
0から利用者要望データを受信したか否かを判断し、該利用者要望データを受信したと判
断すればステップS12に進む。ステップS12では、制御部31から要求を受けたサー
バ33が、受信した利用者要望データに基づいて、データベース36から利用者の要望に
対応した情報を抽出して利用者向け情報(料理メニューに関する情報、キーワードに対応
した商品情報、現在位置案内情報など)を生成して制御部31に供給するとともに、当該
利用者IDのデータベースのアクセスカウンタKに1を加算する処理を行い、その後ステ
ップS13に進む。
ステップS13では、制御部31が、生成された利用者向け情報を携帯端末装置10の
最寄りの無線機(21A、21B、…のいずれか)のアンテナから送信する処理を行い、
その後ステップS14に進む。
ステップS14では、携帯端末装置10が、最寄りの無線機(21A、21B、…のい
ずれか)から送信された利用者向け情報を受信したか否かを判断し、利用者向け情報を受
信したと判断すればステップS15に進み、ステップS15では、受信した利用者向け情
報を表示部13に表示する処理を行い(図7〜図9参照)、その後、後述する個別の処理
動作へ進む。
次に実施の形態に係る買い物支援システムにおけるサーバ33の行う利用者向け情報の
生成処理動作(図10におけるステップS12の処理動作)を図11に示したフロ−チャ
−トに基づいて説明する。なお、ここでは、携帯端末装置10から受信した利用者要望デ
ータに買い物の予算、利用者が食べたい食材、及び料理種別のデータが含まれている場合
について説明する。
まず、ステップS21では、受信した利用者が食べたい食材(食材Aとする)を含む料
理メニューを検索してデータベース36から抽出する処理を行い、その後ステップS22
に進む。ステップS22では、データベース36から抽出された、食材Aを含む料理メニ
ューの中から、受信した利用者が食べたい料理種別(ジャンルBとする)に該当する料理
メニューを検索して抽出する処理を行い、その後ステップS23に進む。
ステップS23では、抽出された、食材Aを含み、且つジャンルBに該当する各料理メ
ニューに必要な材料の合計金額をそれぞれ算出する処理を行い、その後ステップS24に
進む。ステップS24では、食材Aを含み、且つジャンルBに該当する各料理メニューの
中から、受信した利用者の予算(予算Cとする)に納まる料理メニューを検索して抽出す
る処理を行い、その後ステップS25に進む。
ステップS25では、抽出された、食材Aを含み、且つジャンルBに該当し、尚且予算
Cに納まる料理メニューに関する情報を利用者向け情報として生成する、すなわち、該当
する料理メニューの一覧データ、各料理メニューに必要な材料(食材、調味料、値段など
)の一覧データ、各料理メニューのレシピデータ、各料理メニューに必要な材料の売り場
案内情報などをデータベース36から抽出して生成する処理を行い、その後ステップS2
6に進む。ステップS26では、当該利用者IDのデータベース36へのアクセスカウン
タKに1を加算する処理を行い、その後、図10に示したステップS12以降の処理へ進
む。
なお、この場合、携帯端末装置10から受信した利用者要望データに買い物の予算、利
用者が食べたい食材、及び料理種別のデータが含まれる場合について説明したが、別の実
施の形態では、利用者要望データに買い物の予算と、利用者が食べたい食材とのデータが
含まれている(料理種別のデータが含まれていない)場合、あるいは買い物の予算と料理
種別とのデータが含まれている(食べたい食材のデータが含まれていない)場合でも同様
に処理を行うことができ、食材Aを含み、且つ予算Cに納まる料理メニューに関する情報
を利用者向け情報として生成したり、あるいは、料理種別B、且つ予算Cに納まる料理メ
ニューに関する情報を利用者向け情報として生成させることができる。
次に実施の形態に係る買い物支援システムにおける携帯端末装置10と情報提供システ
ム20との間で行われる処理動作を図12に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
なお、本処理動作は、携帯端末装置10で受信した利用者向け情報に含まれる所定の情報
の変更指示(この場合、図7(b)に示した料理メニューの材料リストの変更指示操作)
が行われた場合に実行される。
まず、ステップS31では、携帯端末装置10が、料理メニューの材料リストの変更指
示があったか否か、すなわち、図7(b)に示した表示画面における「変更」ボタンの入
力があったか否かを判断し、料理メニューの材料リストの変更指示がなかったと判断すれ
ば処理を終了する一方、料理メニューの材料リストの変更指示があったと判断すればステ
ップS32に進む。ステップS32では、図7(k)に示した材料リストの変更メニュー
画面を表示して、次のステップS33では、材料リストの変更(追加や削除)情報の入力
を受け付けて、その後ステップS34に進む。
ステップS34では、材料リストの変更メニューに表示された「ユーザ登録」又は「公
開登録」ボタンの入力があったか否かを判断し、「ユーザ登録」又は「公開登録」ボタン
の入力があったと判断すればステップS35に進む。ステップS35では、材料リストの
変更メニューに入力された変更情報と、入力されたボタンの識別信号とを無線部12のア
ンテナ12aから送信する処理を行い、その後ステップS36に進む。
ステップS36では、情報提供システム20を構成する制御部31が、携帯端末装置1
0から変更情報を受信したか否かを判断し、携帯端末装置10から変更情報を受信したと
判断すればステップS37に進む。ステップS37では、受信した入力ボタンの識別信号
を判別して、「ユーザ登録」ボタンであると判断すればステップS38に進む。
ステップS38では、受信した変更情報をユーザ情報としてデータベース36に登録す
る処理を行う、すなわち、変更情報に基づいて変更した材料リストの情報をユーザの料理
メニュー情報として、利用者IDと関連付けて記録して、処理を終える。これらの記録デ
ータは、再度同じ料理メニューの情報を利用者に提供する場合にユーザ情報として追加提
供される。
一方ステップS37において、受信した入力ボタンの識別信号を判別して、「公開登録
」ボタンであると判断すればステップS39に進む。ステップS39では、受信した変更
情報を公開情報としてデータベース36に登録する処理を行う、すなわち、変更情報に基
づいて変更した材料リストの情報を、その料理メニューにおける新規の材料リスト情報と
して追加登録する処理を行い、その後処理を終える。これらの記録データは、当該料理メ
ニューの情報を提供する場合に、どの利用者に対しても公開情報として提供される。
次に実施の形態に係る買い物支援システムにおける携帯端末装置10の行う処理動作を
図13に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお本処理動作は、携帯端末装置1
0において、一覧表示された商品の売り場を確認する操作(この場合、図7(b)で示し
た材料リスト画面における「売場」ボタンの入力)が行われた場合に実行される。
まず、ステップS41では、料理メニューの材料リストに含まれる商品(材料)の売り
場の案内要求があったか否か、すなわち、図7(b)に示した材料一覧画面における「売
場」ボタンの入力があったか否かを判断し、前記商品の売り場案内要求があった(「売場
」ボタンの入力があった)と判断すればステップS42に進む。
ステップS42では、図7(d)に示した売り場案内メニューを表示し、次のステップ
S43では、選択された案内項目を判断し、ステップS43において、「すべて案内」が
選択されたと判断すればステップS44に進む。ステップS44では、図7(b)に示し
た材料リストに含まれる全ての材料の売り場が示された売り場案内図(図7(e)参照)
を表示する処理を行い、その後処理を終える。
一方、ステップS43において、「ユーザ選択」が選択されたと判断すればステップS
45に進み、ステップS45では、図7(f)に示した売り場案内が不要な材料を選択す
るための材料選択画面を表示して、売り場案内が不要な材料の選択操作を受け付けて、そ
の後ステップS46に進む。ステップS46では、選択が完了したか否か、すなわち図7
(f)に示した画面における「案内」ボタンの入力があったか否かを判断し、「案内」ボ
タンの入力があったと判断すればステップS47に進み、ステップS47では、売り場案
内が不要な材料を除いた、すなわち必要な材料の売り場が示された案内図を表示して、そ
の後処理を終える。
また、一方、ステップS43において、「在庫照合」が選択されたと判断すればステッ
プS48に進む。ステップS48では、予め記憶部18に記録された、又はEメールで受
信した自宅冷蔵庫内の食材の在庫情報と、図7(b)に表示された材料リストとを照合し
て、自宅冷蔵庫内にない材料を抽出する処理を行い、その後ステップS49に進む。
ステップS49では、在庫照合結果を示す画面(図7(h)参照)を表示する処理を行
い、その後ステップS50に進み、ステップS50では、在庫照合結果を示す画面におけ
る「案内」ボタンの入力があったか否かを判断し、「案内」ボタンの入力があったと判断
すればステップS51に進む。ステップS51では、在庫にない材料の売り場が示された
案内図(図7(i))を表示する処理を行い、その後処理を終える。
次に実施の形態に係る買い物支援システムにおける携帯端末装置10と情報提供システ
ム20とで行われる処理動作を図14に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお
本処理動作は、携帯端末装置10において、利用者が必要な品物の取り揃えを店舗側に依
頼する要求指示(この場合、図7(e)、(g)、(i)で示した材料の売り場案内画面
における「一任」ボタンの入力操作)が行われた場合に実行される。
まず、ステップS61では、携帯端末装置10が、売り場案内表示された品物の取り揃
えを店舗側に依頼する要求指示があったか否か、すなわち、図7(e)、(g)、(i)
のいずれかの表示画面における「一任」ボタンの入力があったか否かを判断し、前記品物
の取り揃え要求指示がなかった(「一任」ボタンの入力がなかった)と判断すれば処理を
終える一方、前記品物の取り揃え要求指示があった(「一任」ボタンの入力があった)と
判断すればステップS62に進む。ステップS62では、品物の取り揃え要求データ、す
なわち、「一任」ボタンの入力信号と、売り場案内表示された品物のデータと、利用者I
Dとを含むデータを無線部12のアンテナ12aから送信する処理を行い、その後ステッ
プS63に進む。
ステップS63では、情報提供システム20を構成する制御部31が、携帯端末装置1
0から送信された品物の取り揃え要求データを受信したか否かを判断し、該品物の取り揃
え要求データを受信したと判断すればステップS64に進む。ステップS64では、制御
部31が、取り揃える品物データを含む品物の取り揃え指示データを、品物の取り揃えを
管理する店舗端末24及び/又は取り揃えを行う店員が所持している端末25に送信する
処理を行い、その後ステップS65に進む。
ステップS65では、制御部31が、店舗端末24又は店員端末25から送信された品
物の取り揃え完了信号を受信したか否かを判断し、品物の取り揃え完了信号を受信したと
判断すればステップS66に進む。ステップS66では、制御部31が、品物の取り揃え
完了通知信号を、携帯端末装置10の最寄りの無線機(21A、21B、…のいずれか)
のアンテナから送信する処理を行い、その後ステップS67に進む。
ステップS67では、携帯端末装置10が、品物の取り揃え完了通知信号を無線部12
のアンテナ12aを介して受信したか否かを判断し、品物の取り揃え完了通知信号を受信
したと判断すればステップS68に進み、品物の取り揃え完了を利用者に通知する処理を
行い、その後処理を終える。
次に実施の形態に係る買い物支援システムにおける携帯端末装置10と情報提供システ
ム20とで行われる処理動作を図15に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお
本処理動作は、レジスタ23で商品の精算を終了した後に実行される。
まず、ステップS71では、情報提供システム20を構成する制御部31が、レジスタ
23から精算を行った商品データ(精算時にレジスタ23に入力される利用者IDも含む
)を受信したか否かを判断し、精算を行った商品のデータを受信したと判断すればステッ
プS72に進む。ステップS72では、制御部31から要求を受けたサーバ33が、受信
した精算済の商品データに基づいて、データベース36から該当する商品の詳細情報(商
品データベースに登録されている情報)をそれぞれ抽出して、購入商品に関する詳細情報
を生成して制御部31に供給する処理を行い、その後ステップS73に進む。
ステップS73では、サーバ30が、当該利用者IDのデータベースへのアクセスカウ
ント数(ポイント数)を読み出し、ポイント数に応じた特典情報(割引情報)を生成して
制御部31に供給する処理を行い、その後ステップS74に進む。
ステップS74では、制御部31が、生成された購入商品に関する詳細情報と特典情報
とをレジスタ23に設置された無線機(図2における21F又は21G)のアンテナから
送信する処理を行い、その後ステップS75に進む。
ステップS75では、携帯端末装置10が、レジスタ23に設置された無線機(21F
又は21G)から送信された購入商品に関する詳細情報と特典情報とを受信したか否かを
判断し、購入商品に関する詳細情報と特典情報とを受信したと判断すればステップS76
に進む。なお、これらの受信情報には利用者IDが付されており、該利用者IDを基に、
購入商品に関する詳細情報と特典情報とが、当該利用者に対応するものであるか否かが判
断されるようになっている。
ステップS76では、受信した購入商品に関する詳細情報を記憶部18に記憶する処理
を行い、その後ステップS77に進み、ステップS77では、購入商品に関する詳細情報
を受信したことを通知する処理、例えば、画面への受信メッセージの表示などを行い、そ
の後処理を終える。
なお、記憶部18に記憶された購入商品に関する詳細情報や特典情報は、後で表示部1
3に表示させて参照したり、電話・通信部11を介して自宅のパソコン44にメールで送
信したりすることもできる。また、購入商品に関する詳細情報や特典情報を携帯端末装置
10に送信する代わりに、利用者IDに対応付けて登録されたメールアドレス(例えば自
宅のパソコン44用のメールアドレス)に添付して送信するようにしてもよい。
上記実施の形態に係る買い物支援システムによれば、情報処理手段30が、携帯端末装
置10から要望取得メニューに対して入力された情報を受信して、該受信した情報に基づ
いて、データベース36から利用者の要望に対応した情報を抽出して利用者向け情報を生
成し、該生成した利用者向け情報を携帯端末装置10へ送信する一方、携帯端末装置10
が、情報処理手段30から送信されてくる前記利用者向け情報を受信して表示するように
構成されているので、要望取得メニューに対して入力された前記利用者の細かな要望に的
確に対応した情報を前記利用者向け情報として利用者に提供することができるシステムを
実現することができる。
例えば、要望取得メニューにおいて、買い物の予算、食材、及び/又は料理種別が入力
された場合、買い物の予算、食材、及び/又は料理種別に対応した料理・食材情報を利用
者向け情報として提供することができる。したがって、利用者は、多くの料理メニュー等
の情報の中から買い物の予算、食材、及び/又は料理種別に的確に対応した料理・食材情
報を、探し出す手間をかけることなく、効率よく参照することができ、前記利用者の細か
な要望に合った食材を効率よく買い揃えたり、予定していた予算内の料理メニューやレシ
ピを簡単に確認することができ、買い物を行う際の利用者の利便性を一層高めることがで
きる。
また、要望取得メニューにおいて、商品に関連するキーワードが入力された場合、入力
された前記商品に関連するキーワードに該当する商品の情報を利用者向け情報として提供
することができる。したがって、前記利用者は、多くの商品の中から前記キーワードに該
当する商品の情報を、探し出す手間をかけることなく、効率よく参照することができ、前
記利用者の利便性を一層高めることができる。
また、要望取得メニューにおいて、現在地案内の項目が入力された場合、携帯端末装置
10の現在位置を案内するための情報、例えば、携帯端末装置10と通信可能な最寄りの
店舗の無線機の設置場所が示された店舗案内情報を提供することができる。したがって、
前記利用者は、店舗内で迷ったりしても、最寄りの店舗の無線機の場所などから現在位置
を把握することができる。
また、情報処理手段30では、携帯端末装置10の利用者を利用者IDで識別した上で
要望取得メニューを送信することができ、利用者IDを利用して携帯端末装置10の利用
者の情報管理を適切に行うことができる。
また、情報処理手段30から提供される利用者向け情報には、利用者の要望に合った商
品の情報と、該商品の売り場を案内する情報とが含まれているので、前記利用者は、前記
利用者の要望に合った商品の情報を、探し出す手間をかけることなく直に確認することが
でき、また前記商品の売り場を案内する情報を参照することにより、広い店舗でも、迷う
ことなく、商品をスムーズに取り揃えることができ、買い物する時間を節約することがで
き、時間を有意義に使用することができる。
また、図7(f)に示した選択画面を通じて利用者により選択された不必要な商品の選
択情報と、商品の売り場を案内する情報とに基づいて、図7(g)に示したような利用者
が必要としている商品の売り場を案内する情報、すなわち、利用者が必要としていない商
品の売り場を案内する情報を含まない情報が提示されるので、利用者が必要としている商
品の売り場を案内する情報を提供することができ、利用者は、必要な商品のみを効率よく
買い揃えることができ、買い物を行う際の利便性をさらに高めることができる。
また、図7(d)に示した売り場案内メニュー画面における「在庫照合」メニューが選
択された場合、利用者が既に購入している商品の情報(自宅冷蔵庫内の食材の在庫情報)
と、利用者の要望に合った商品の情報(図7(b)の材料リスト)とが照合されて、必要
又は不必要な商品の情報が自動的に抽出され、該抽出された必要又は不必要な商品の抽出
情報と、前記商品の売り場を案内する情報とに基づいて、図7(i)に示したような利用
者が必要としている商品、すなわち、購入してない商品の売り場を案内する情報が提示さ
れるので、利用者は、購入していない商品のみを効率よく買い揃えることができ、買い物
を行う際の時間と費用を節約することが可能になり、利用者の利便性をさらに高めること
ができる。
また、図7(k)に示した材料変更メニュー画面で入力された変更情報が、情報処理手
段30のデータベース36に登録されるので、利用者向け情報に含まれる料理メニューの
食材リストの情報を、利用者の好み等に応じて変更して登録することができ、利用者の好
み等が反映されたデータベースを構築することができ、データベースの利用価値を高める
ことができる。また、前記変更情報を、データベース36に、利用者のみが利用できるユ
ーザ情報として登録するか、又はだれでも利用できる公開情報として登録するのかを指定
することができ、データベース36に利用者のみが利用できる個人情報として登録したり
、又は、だれでも利用できる公開情報として登録することができる。公開情報として登録
された場合、これらの情報を多くの利用者に提供することができ、商品等を選ぶための選
択肢を増やすことができ、データベース36の利用価値を高めることができる。
また、図7(e)、図7(g)、図7(i)に示した売り場案内画面における「一任」
ボタンの操作を通じて、売り場案内された商品の取り揃えを店舗側に依頼することができ
、利用者は、買い物にかける時間を大きく節約することが可能になり、節約した時間を他
の用途に使用することができ、時間を有意義に利用することができる。
また、精算が終了した商品の詳細情報、すなわち従来の紙レシートに記載された情報(
日付、商品の略称、金額、合計金額)以外に、例えば、食料品の場合、商品のフルネーム
、生産・加工の履歴情報、単価や割引情報、品質保持期限、原材料・栄養情報などを含む
詳細情報が、携帯端末装置10へ送信され、携帯端末装置10の記憶部18に記録される
ようになっているので、利用者は、詳細情報を含む電子家計簿を作成することができる。
また、商品の詳細情報を通じて、商品の安全性等を確認することができ、商品の詳細情報
を知りたい利用者のニーズに答えることができる。また、携帯端末装置10の利用者に対
して、データベース36へのアクセスに応じて付与されたポイントに応じた特典情報を提
供するサービスを実現することができる。
なお、上記実施の形態では、店舗の食料品売り場において、データベース36内の食料
品データベースが利用された場合について説明したが、買い物支援システムは、食料品売
り場だけでなく、例えば、衣料品売り場において、データベース36内の衣料品データベ
ースを利用して、携帯端末装置10の利用者に情報提供するサービスを行うこともできる
また、上記実施の形態では、携帯端末装置10として、携帯電話機やPHS端末、ある
いはPDA端末など、利用者が所持している装置が使用される場合について説明したが、
別の実施の形態では、店舗用の携帯端末装置、例えば、買い物かごやカートに無線部など
を備えた端末装置を取り付けた構成のものを採用することもできる。この場合、利用客の
ICカードを装着できるようにして、ICカードに登録された利用者IDにより利用客の
識別を行ったり、ICカードに精算情報や特典情報を記録させるようにする。また、IC
カードにより電子決済が行える機能を設ければ、レジの待ち時間なども短縮させることが
でき、利用客の利便性をさらに高めることができる。
本発明の実施の形態に係る買い物支援システムの概略構成を示したブロック図である。 店舗内における無線機の配置位置を説明するための図である。 データベースに記憶されている食料品データベース(商品データベース)のデータ構造の一例を示した図である。 データベースに記憶されている食料品データベース(料理情報データベース)のデータ構造の一例を示した図である。 データベースに記憶されている食料品データベース(レシピデータベース)のデータ構造の一例を示した図である。 (a)〜(h)は、携帯端末装置で受信して表示された要望取得メニュー画面の表示例を示した図である。 (a)〜(k)は、携帯端末装置で受信して表示された利用者向け情報画面(料理・材料情報画面)の表示例を示した図である。 携帯端末装置で受信して表示された別の利用者向け情報画面(現在地案内画面)の表示例を示した図である。 (a)、(b)は、携帯端末装置で受信して表示された、さらに別の利用者向け情報画面(キーワード商品情報画面)の表示例を示した図である。 実施の形態に係る買い物支援システムにおける携帯端末装置と情報提供システムとの間で行われる処理動作を示したフロ−チャ−トである。 実施の形態に係る買い物支援システムにおける情報提供システム(サーバ)の行う処理動作を示したフロ−チャ−トである。 実施の形態に係る買い物支援システムにおける携帯端末装置と情報提供システムとの間で行われる処理動作を示したフロ−チャ−トである。 実施の形態に係る買い物支援システムにおける携帯端末装置の行う処理動作を示したフロ−チャ−トである。 実施の形態に係る買い物支援システムにおける携帯端末装置と情報提供システムとの間で行われる処理動作を示したフロ−チャ−トである。 実施の形態に係る買い物支援システムにおける携帯端末装置と情報提供システムとの間で行われる処理動作を示したフロ−チャ−トである。
符号の説明
10 携帯端末装置
12 無線部
19 制御部
13 表示部
14 操作部
18 記憶部
20 情報提供システム
21A、21B 無線機
30 情報処理手段
31 制御部
32 ネットワーク
33 サーバ
34 ホストコンピュータ
36 データベース

Claims (21)

  1. 通信手段を有する携帯端末装置と、買い物を行う際に利用可能な情報を提供するサービ
    スを実現するための情報処理手段とが、店舗に設置された店舗通信手段を介して通信可能
    に接続された買い物支援システムであって、
    前記情報処理手段が、
    販売される商品及びこれら商品に関連した情報を含むデータベースと、
    前記携帯端末装置の利用者の要望を取得するための要望取得メニューを前記携帯端末装
    置へ送信するメニュー送信手段と、
    前記携帯端末装置から前記要望取得メニューに対して入力された情報を受信して、該受
    信した情報に基づいて、前記データベースから前記利用者の要望に対応した情報を抽出し
    て利用者向け情報を生成する情報生成手段と、
    該生成された利用者向け情報を前記携帯端末装置へ送信する情報送信手段とを含み、
    前記携帯端末装置が、
    前記情報処理手段から送信されてくる前記要望取得メニューを受信して表示するメニュ
    ー表示手段と、
    該表示された要望取得メニューに対して入力された情報を前記情報処理手段へ送信する
    要望データ送信手段と、
    前記情報処理手段から送信されてくる前記利用者向け情報を受信して表示する情報表示
    手段とを含んで構成されていることを特徴とする買い物支援システム。
  2. 前記情報処理手段の前記メニュー送信手段が、前記携帯端末装置から利用者識別情報を
    受信した後に、前記要望取得メニューを前記携帯端末装置へ送信するものであることを特
    徴とする請求項1記載の買い物支援システム。
  3. 前記要望取得メニューには、利用者の要望事項を入力する項目が含まれ、
    前記情報処理手段の前記情報生成手段が、前記携帯端末装置で入力された前記利用者の
    要望事項を加味した情報を前記データベースから抽出し、前記利用者向け情報として生成
    するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の買い物支援システム。
  4. 前記利用者の要望事項として、買い物の予算、食材、及び/又は料理種別を入力する項
    目が含まれ、
    前記情報処理手段の前記情報生成手段が、前記携帯端末装置で入力された前記買い物の
    予算、食材、及び/又は料理種別を加味した料理・食材情報を前記データベースから抽出
    し、前記利用者向け情報として生成するものであることを特徴とする請求項3記載の買い
    物支援システム。
  5. 前記利用者の要望事項として、商品に関連するキーワードを入力する項目が含まれ、
    前記情報処理手段の前記情報生成手段が、前記携帯端末装置で入力された前記キーワー
    ドに該当する商品の情報を前記データベースから抽出し、前記利用者向け情報として生成
    するものであることを特徴とする請求項3記載の買い物支援システム。
  6. 前記利用者の要望事項として、現在位置の案内を依頼する項目が含まれ、
    前記情報処理手段が、前記携帯端末装置から現在位置の案内を依頼する信号を受信した
    場合、前記情報生成手段が、前記携帯端末装置の現在位置を案内するための情報を前記利
    用者向け情報として生成するものであることを特徴とする請求項3記載の買い物支援シス
    テム。
  7. 前記利用者向け情報には、前記利用者の要望に合った商品の情報と、該商品の売り場を
    案内する情報とが含まれていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の買
    い物支援システム。
  8. 前記携帯端末装置が、
    前記利用者の要望に合った商品の情報の中から必要又は不必要な商品を前記利用者に選
    択させるための商品選択手段と、
    該選択された必要又は不必要な商品の選択情報と、前記商品の売り場を案内する情報と
    に基づいて、前記利用者が必要としている商品の売り場を案内する情報を生成する案内情
    報生成手段とを含んで構成されていることを特徴とする請求項7記載の買い物支援システ
    ム。
  9. 前記携帯端末装置が、
    利用者が既に購入している商品の情報と、前記利用者の要望に合った商品の情報とを照
    合して、必要又は不必要な商品を抽出する商品抽出手段と、
    該抽出された必要又は不必要な商品の抽出情報と、前記商品の売り場を案内する情報と
    に基づいて、前記利用者が必要としている商品の売り場を案内する情報を生成する案内情
    報生成手段とを含んで構成されていることを特徴とする請求項7記載の買い物支援システ
    ム。
  10. 前記商品の売り場を案内する情報には、前記商品を効率良く買い揃えるための情報が含
    まれていることを特徴とする請求項7〜9のいずれかの項に記載の買い物支援システム。
  11. 前記利用者向け情報には、利用者により変更可能な情報が含まれ、
    前記携帯端末装置が、
    前記利用者により変更可能な情報に対して入力された変更情報を前記情報処理手段へ送
    信する変更情報送信手段を含み、
    前記情報処理手段が、
    前記携帯端末装置から送信される前記変更情報を受信して前記データベースに登録する
    変更情報登録手段を含んで構成されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかの
    項に記載の買い物支援システム。
  12. 前記変更情報には、前記データベースに、前記利用者のみが利用できる情報として登録
    するか、又は前記利用者以外でも利用できる情報として登録するかを指定した情報が含ま
    れていることを特徴とする請求項11記載の買い物支援システム。
  13. 前記利用者向け情報には、前記利用者の要望に合った商品の取り揃えを店舗側に依頼す
    るか否かを入力する項目が含まれ、
    前記情報処理手段が、
    前記携帯端末装置から前記商品の取り揃えを依頼する入力情報を受信した場合、店舗側
    の端末装置に前記商品の取り揃えを指示する情報を送信する商品取揃指示手段を含んで構
    成されていることを特徴とする請求項7〜10のいずれかの項に記載の買い物支援システ
    ム。
  14. 前記情報処理手段が、
    前記携帯端末装置から前記利用者のメールアドレスを受信して、前記データベースに利
    用者情報として登録する手段と、
    該登録された利用者のメールアドレスに対して前記利用者向け情報を送信する手段とを
    含んで構成されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれかの項に記載の買い物支
    援システム。
  15. 前記情報処理手段が、
    店舗の精算手段から精算が終了した前記利用者の商品情報を取得する手段と、
    該取得した前記利用者の商品情報に基づいて、前記データベースから該当する商品に関
    する詳細情報を抽出する手段と、
    該抽出された前記商品に関する詳細情報を前記携帯端末装置へ送信する手段とを含み、
    前記携帯端末装置が、
    前記情報処理手段から送信されてくる前記商品に関する詳細情報を受信して記憶手段に
    記録する手段を含んで構成されていることを特徴とする請求項1〜14のいずれかの項に
    記載の買い物支援システム。
  16. 前記情報処理手段が、
    前記携帯端末装置から前記データベースへのアクセスに応じて、前記携帯端末装置の利
    用者に対するポイントを付与する手段と、
    該付与されたポイントに基づいて、利用者向け特典情報を生成する手段と、
    該生成された特典情報を前記携帯端末装置へ送信する手段とを含んで構成されているこ
    とを特徴とする請求項1〜15のいずれかの項に記載の買い物支援システム。
  17. 通信手段を有する携帯端末装置と、買い物を行う際に利用可能な情報を提供するサービ
    スを実現するための情報処理手段とを、店舗に設置された店舗通信手段を介して通信可能
    な状態にして行う買い物支援方法であって、
    前記情報処理手段が、
    前記携帯端末装置の利用者の要望を取得するための要望取得メニューを前記携帯端末装
    置へ送信するステップと、
    前記携帯端末装置から前記要望取得メニューに対して入力された情報を受信して、該受
    信した情報に基づいて、販売される商品及びこれら商品に関連した情報を含むデータベー
    スから前記利用者の要望に対応した情報を抽出して利用者向け情報を生成するステップと

    該生成された利用者向け情報を前記携帯端末装置へ送信するステップとを含み、
    前記携帯端末装置が、
    前記情報処理手段から送信されてくる前記要望取得メニューを受信して表示するステッ
    プと、
    該表示された要望取得メニューに対して入力された情報を前記情報処理手段へ送信する
    ステップと、
    前記情報処理手段から送信されてくる前記利用者向け情報を受信して表示するステップ
    とを含んで構成されていることを特徴とする買い物支援方法。
  18. 通信手段を有する携帯端末装置と、店舗に設置された店舗通信手段を介して通信可能に
    接続され、買い物を行う際に利用可能な情報を提供するサービスを実現するための情報処
    理装置であって、
    販売する商品及びこれら商品に関連した情報を含むデータベースと、
    前記携帯端末装置の利用者の要望を取得するための要望取得メニューを前記携帯端末装
    置へ送信するメニュー送信手段と、
    前記携帯端末装置から前記要望取得メニューに対して入力された情報を受信して、該受
    信した情報に基づいて、前記データベースから前記利用者の要望に対応した情報を抽出し
    て利用者向け情報を生成する情報生成手段と、
    該生成された利用者向け情報を前記携帯端末装置へ送信する情報送信手段とを含んで構
    成されていることを特徴とする情報処理装置。
  19. 前記携帯端末装置から受信した前記利用者のメールアドレスを前記データベースに利用
    者情報として登録する手段と、
    該登録された利用者のメールアドレスに対して前記利用者向け情報を送信する手段とを
    含んで構成されていることを特徴とする請求項18記載の情報処理装置。
  20. 店舗の精算手段から精算が終了した前記利用者の商品情報を取得する手段と、
    該取得した前記利用者の商品情報に基づいて、前記データベースから該当する商品に関
    する詳細情報を抽出する手段と、
    該抽出された前記商品に関する詳細情報を前記携帯端末装置へ送信する手段とを含んで
    構成されていることを特徴とする請求項18又は請求項19記載の情報処理装置。
  21. 前記携帯端末装置から前記データベースへのアクセスに応じて、前記携帯端末装置の利
    用者に対するポイントを付与する手段と、
    該付与されたポイントに基づいて、利用者向け特典情報を生成する手段と、
    該生成された利用者向け特典情報を前記携帯端末装置へ送信する手段とを含んで構成さ
    れていることを特徴とする請求項18〜20のいずれかの項に記載の情報処理装置。
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