JP2006138259A - 軸流タービン - Google Patents

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Abstract

【課題】 主流と漏れ流れの干渉に起因する損失を低減し、タービン効率を向上させる軸流タービンを提供する。
【解決手段】 静翼列5と動翼列9が軸方向に交互に多段に配置され、静翼列5と動翼列9との間にキャビティ14、15が形成された軸流タービンにおいて、静翼ハブシュラウド3bの下流側側面に軸方向に沿って設けられたオーバーハング部10を、動翼プラットホーム7aの上流側側面に設けられたオーバーハング部11に対して、軸方向に所定長さ重なるように延設し、又、動翼チップシュラウド7bの下流側側面に軸方向に沿って設けられたオーバーハング部12を、静翼プラットホーム3aの上流側側面に設けられたオーバーハング部13に対して、軸方向に所定長さ重なるように延設する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軸流タービンに関し、詳細には、軸流タービンの静動翼列間の構造に関する。
図7に、従来の軸流タービンの静動翼列間の軸方向断面の概略図を示す。
図7に示すように、従来の軸流タービン40は、ケーシング41に設けられた静翼プラットホーム42aと内周側の静翼ハブシュラウド42bとの間に支持された複数の静翼43から構成される静翼列44と、中心軸Oを回転中心として回転するロータ45に設けられた動翼プラットホーム46aと外周側の動翼チップシュラウド46bとの間に支持された複数の動翼47から構成される動翼列48とを有しており、複数の静翼列44及び複数の動翼列48が、軸方向に交互に多段に配置されたものである。この部分が、ガスタービンや蒸気タービン等のように高温に晒される場合、ロータ45等の熱伸びを吸収する必要があり、そのため、静翼列44と動翼列48との間には空間が設けられ、キャビティ49、50が形成されている。
特開2004−44496号公報
蒸気タービンやガスタービン等に用いられる軸流タービンは、作動流体が軸方向から入り、軸方向に出るものであり、蒸気タービンやガスタービン等のタービン効率をより高くするには、作動流体のエネルギー損失をできるだけ低減させることが望ましい。ところが、図7に示すような、従来の軸流タービン40においては、静翼ハブシュラウド42b下流側のキャビティ49からの漏れ流れB及び動翼チップシュラウド46b下流側のキャビティ50からの漏れ流れCと、主流Aとが干渉し、損失が発生していた。
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、主流と漏れ流れの干渉に起因する損失を低減し、タービン効率を向上させる軸流タービンを提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係る軸流タービンは、
複数の静翼を有する静翼列と複数の動翼を有する動翼列が、軸方向に交互に多段に配置され、静翼列と動翼列との間にキャビティが形成された軸流タービンにおいて、
前記静翼列の静翼ハブシュラウドの下流側側面に、軸方向に沿って第1オーバーハング部を設けるともに、前記静翼ハブシュラウドに対向する前記動翼列の動翼プラットホームの上流側側面に、前記第1オーバーハング部のキャビティ側の面に対向する第2オーバーハング部を設け、
前記第1オーバーハング部は、前記第2オーバーハング部に対して、軸方向に所定長さ重なるように延設されたことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係る軸流タービンは、
上記第1の発明において、
前記動翼列の動翼チップシュラウドの下流側側面に、軸方向に沿って第3オーバーハング部を設けるともに、前記動翼チップシュラウドに対向する前記静翼列の静翼プラットホームの上流側側面に、前記第3オーバーハング部のキャビティ側の面に対向する第4オーバーハング部を設け、
前記第3オーバーハング部は、前記第4オーバーハング部に対して、軸方向に所定長さ重なるように延設されたことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係る軸流タービンは、
上記第1又は第2の発明において、
前記静翼ハブシュラウドの下流側のキャビティの軸方向の長さをG1とし、前記第1オーバーハング部と前記第2オーバーハング部とが重なる長さをL1とすると、
前記第1オーバーハング部と前記第2オーバーハング部は、0<L1/G1<0.5の関係が成り立つように、配置されたことを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係る軸流タービンは、
上記第2又は第3の発明において、
前記動翼チップシュラウドの下流側のキャビティの軸方向の長さをG2とし、前記第3オーバーハング部と前記第4オーバーハング部とが重なる長さをL2とすると、
前記第3オーバーハング部と前記第4オーバーハング部は、0<L2/G3<0.5の関係が成り立つように、配置されたことを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係る軸流タービンは、
複数の静翼を有する静翼列と複数の動翼を有する動翼列が、軸方向に交互に多段に配置され、静翼列と動翼列との間にキャビティが形成された軸流タービンにおいて、
前記静翼列の静翼ハブシュラウドの下流側側面に、軸方向に沿って第1オーバーハング部を設け、
前記第1オーバーハング部は、前記静翼列下流に生成される静圧が前記静翼列の周方向に略一定になる位置まで、延設されたことを特徴とする。
上記課題を解決する第6の発明に係る軸流タービンは、
上記第5の発明において、
前記動翼列の動翼チップシュラウドの下流側側面に、軸方向に沿って第3オーバーハング部を設け、
前記第3オーバーハング部は、前記動翼列下流に生成される静圧が前記動翼列の周方向に略一定になる位置まで、延設されたことを特徴とする。
上記課題を解決する第7の発明に係る軸流タービンは、
上記第1又は第2の発明において、
前記第1オーバーハング部は、前記静翼列下流に生成される静圧が前記静翼列の周方向に略一定になる位置まで、延設されたことを特徴とする。
つまり、第1オーバーハング部は、第2オーバーハング部と重なるように配置され、静圧が周方向に略一定になる位置まで延設される。
上記課題を解決する第8の発明に係る軸流タービンは、
上記第2の発明において、
前記第3オーバーハング部は、前記動翼列下流に生成される静圧が前記動翼列の周方向に略一定になる位置まで、延設されたことを特徴とする。
つまり、第3オーバーハング部は、第4オーバーハング部と重なるように配置され、静圧が周方向に略一定になる位置まで延設される。
上記課題を解決する第9の発明に係る軸流タービンは、
上記第5乃至第7のいずれかの発明において、
前記静翼のコード長をC1とし、前記静翼の後縁から前記第1オーバーハング部の先端までに長さをL3とすると、
前記第1オーバーハング部は、L3/C1>0.25の関係が成り立つように、延設されたことを特徴とする。
上記課題を解決する第10の発明に係る軸流タービンは、
上記第6乃至第8のいずれかの発明において、
前記動翼のコード長をC2とし、前記動翼の後縁から前記第3オーバーハング部の先端までの長さをL4とすると、
前記第3オーバーハング部又は前記第6オーバーハング部は、L4/C2>0.25の関係が成り立つように、延設されたことを特徴とする。
上記課題を解決する第11の発明に係る軸流タービンは、
複数の静翼を有する静翼列と複数の動翼を有する動翼列が、軸方向に交互に多段に配置され、静翼列と動翼列との間にキャビティが形成された軸流タービンにおいて、
前記静翼列の静翼ハブシュラウドの下流側側面に、軸方向に沿って第1オーバーハング部を設けるともに、前記静翼ハブシュラウドに対向する前記動翼列の動翼プラットホームの上流側側面に、前記第1オーバーハング部のキャビティ側の面に対向する第2オーバーハング部を設け、
前記第1オーバーハング部は、前記第2オーバーハング部に対して、該軸流タービンの主流側に所定段差を持って配置されたことを特徴とする。
上記課題を解決する第12の発明に係る軸流タービンは、
上記第11の発明において、
前記動翼列の動翼チップシュラウドの下流側側面に、軸方向に沿って第3オーバーハング部を設けるともに、前記動翼チップシュラウドに対向する前記静翼列の静翼プラットホームの上流側側面に、前記第3オーバーハング部のキャビティ側の面に対向する第4オーバーハング部を設け、
前記第3オーバーハング部は、前記第4オーバーハング部に対して、該軸流タービンの主流側に所定段差を持って配置されたことを特徴とする。
上記課題を解決する第13の発明に係る軸流タービンは、
上記第1、第2、第5、第6、第7のいずれかの発明において、
前記第1オーバーハング部は、前記第2オーバーハング部に対して、該軸流タービンの主流側に所定段差を持って配置されたことを特徴とする。
つまり、第1オーバーハング部は、第2オーバーハング部と重なるように配置され、静圧が周方向に略一定になる位置まで延設され、更に、第2オーバーハング部に対して、所定段差を持って配置される。
上記課題を解決する第14の発明に係る軸流タービンは、
上記第2、第6、第7、第8のいずれかの発明において、
前記第3オーバーハング部は、前記第4オーバーハング部に対して、該軸流タービンの主流側に所定段差を持って配置されたことを特徴とする。
つまり、第3オーバーハング部は、第4オーバーハング部と重なるように配置され、静圧が周方向に略一定になる位置まで延設され、更に、第4オーバーハング部に対して、所定段差を持って配置される。
上記課題を解決する第15の発明に係る軸流タービンは、
上記第11〜第13のいずれかの発明において、
前記動翼の翼の高さをH1とし、前記第2オーバーハング部に対する前記第1オーバーハング部の段差をH2とすると、
前記第1オーバーハング部は、H2/H1<0.05の関係が成り立つように、配置されたことを特徴とする。
上記課題を解決する第16の発明に係る軸流タービンは、
上記第12〜第14のいずれかの発明において、
前記静翼の翼の高さをH3とし、前記第4オーバーハング部に対する前記第3オーバーハング部の段差をH4とすると、
前記第3オーバーハング部は、H4/H3<0.05の関係が成り立つように、配置されたことを特徴とする。
上記課題を解決する第17の発明に係る軸流タービンは、
複数の静翼を有する静翼列と複数の動翼を有する動翼列が、軸方向に交互に多段に配置され、静翼列と動翼列との間にキャビティが形成された軸流タービンにおいて、
前記静翼列の静翼ハブシュラウドの下流側に、キャビティ側から該軸流タービンの主流側に傾斜する第1傾斜部を設けたことを特徴とする。
上記課題を解決する第18の発明に係る軸流タービンは、
上記第17の発明において、
前記動翼列の動翼チップシュラウドの下流側に、キャビティ側から該軸流タービンの主流側に傾斜する第2傾斜部を設けたことを特徴とする。
上記課題を解決する第19の発明に係る軸流タービンは、
上記第17又は第18の発明において、
前記第1傾斜部における軸方向の長さをL5とし、軸方向に垂直な方向の高さをH5とすると、
前記第1傾斜部は、H5/L5<1.0の関係が成り立つように、形成されたことを特徴とする。
上記課題を解決する第20の発明に係る軸流タービンは、
上記第18又は第19の発明において、
前記第2傾斜部における軸方向の長さをL6とし、軸方向に垂直な方向の高さをH6とすると、
前記第2傾斜部は、H6/L6<1.0の関係が成り立つように、形成されたことを特徴とする。
第1〜第4の発明によれば、静翼列と動翼列のキャビティ部分に、互いに重なり合うオーバーハング部を静翼列、動翼列に設けたので、主流への漏れ流れ量が低減して、キャビティからの漏れ流れと主流との干渉に起因する損失を低減することができ、タービン効率を向上させることができる。
第5〜第10の発明によれば、静翼列、動翼列下流に形成する静圧が周方向に略一定になる位置まで、静翼列、動翼列の下流側にオーバーハング部を延設したので、主流への漏れ流れが周方向に一様となるため、キャビティからの漏れ流れと主流との干渉に起因する損失を低減することができ、タービン効率を向上させることができる。
第11〜第16の発明によれば、下流側のオーバーハング部に対して、上流側のオーバーハング部を主流側に所定段差を持って配置したので、主流に対する漏れ流れの流入角度が0°となり、キャビティからの漏れ流れと主流との干渉に起因する損失を低減することができ、タービン効率を向上させることができる。
第17〜第20の発明によれば、静翼列、動翼列の下流側に、キャビティ側から主流側に傾斜する傾斜部を設けたので、主流に対する漏れ流れの流入角度を小さくして、キャビティからの漏れ流れと主流との干渉に起因する損失を低減することができ、タービン効率を向上させることができる。
本発明は、主流と漏れ流れの干渉による損失を低減するため、主流に対して、漏れ流れの流入量を小さくする、漏れ流れの周方向分布を一様化する、漏れ流れの流入角度を小さくするという3つの観点に基づいて、軸流タービンを構成したものである。そこで、本発明に係る軸流タービンの実施形態例を、図1〜図6を参照して説明する。
図1は、本発明に係る軸流タービンの実施形態の一例を示す軸方向断面の概略図である。
図1に示すように、本実施例における軸流タービン1は、ケーシング2に設けられた静翼プラットホーム3aと内周側の静翼ハブシュラウド3bとの間に支持された複数の静翼4から構成される静翼列5と、中心軸Oを回転中心として回転するロータ6に設けられた動翼プラットホーム7aと外周側の動翼チップシュラウド7bとの間に支持された複数の動翼8から構成される動翼列9とを有しており、複数の静翼列5及び複数の動翼列9が軸方向に交互に多段に配置されたものである。ガスタービンや蒸気タービン等のように、軸流タービンが高温に晒される場合、タービン主軸(図示せず)やロータ等の熱伸びを吸収する必要があり、そのため、静翼列5と動翼列9との間には空間が設けられ、キャビティ14、15が形成されている。
本実施例においては、漏れ流れの量を小さくするべく、静翼ハブシュラウド3bと動翼プラットホーム7aに、図1に示すようなオーバーハング部10(第1オーバーハング部)、オーバーハング部11(第2オーバーハング部)を、静翼列5、動翼列9の周方向に設け、オーバーハング部10、11が互いに軸方向の長さL1だけ、接触することなく重なり合うように配置している。オーバーハング部10、オーバーハング部11の重なり合う長さL1は、キャビティ14の間隔をG1とすると、0.0<L1/G1<0.5とすることが望ましい。従って、最適なオーバーラップ長さL1とすることにより、図7に示した漏れ流れBの量を低減して、主流Aに対するミキシング損失を低減することができる。
又、本実施例では、動翼チップシュラウド7bと静翼プラットホーム3aにおいても、漏れ流れの量を小さくするべく、図1に示すようなオーバーハング部12(第3オーバーハング部)、オーバーハング部13(第4オーバーハング部)を設け、オーバーハング部12、13が互いに軸方向に長さL2だけ、接触することなく重なり合うように配置している。オーバーハング部12、13の重なり合う長さL2は、キャビティ15の間隔をG2とすると、0.0<L2/G2<0.5とすることが望ましい。従って、最適なオーバーラップ長さL2とすることにより、漏れ流れCの量を低減して、主流Aに対するミキシング損失を低減することができる。
図2は、本発明に係る軸流タービンの実施形態の他の一例を示す軸方向断面の概略図である。
なお、本実施例を含めた下記の実施例においては、実施例1に示した構成と同等のものには同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施例は、静翼ハブシュラウド3bと動翼プラットホーム7aにおいて、オーバーハング部10、11を設け、又、動翼チップシュラウド7bと静翼プラットホーム3aにおいても、オーバーハング部12、13を設けており、この点では、実施例1と同様である。しかしながら、本実施例においては、オーバーハング部10、12の長さに着目し、静翼4、動翼8下流に生成される静圧が周方向に略一定になる位置(静圧ポテンシャルが無くなる位置)まで、オーバーハング部10、12の長さを長く設定し、漏れ流れの周方向分布が一様となるようにしたものである。
具体的には、静翼ハブシュラウド3bのオーバーハング部10においては、静翼4のコード長をC1とする場合、静翼4の後縁からオーバーハング部10の先端までの長さL3を、L3/C1>0.25とすることで、静翼4により生成されるポテンシャルが無くなる位置の長さとし、漏れ流れBの周方向の不均一流出を低減し、主流Aに対するミキシング損失を低減することができる。
又、同様に、動翼チップシュラウド7bのオーバーハング部12においても、動翼4のコード長をC2とする場合、動翼8の後縁からオーバーハング部12の先端までの長さを、L4/C2>0.25とすることで、動翼8により生成されるポテンシャルが無くなる位置の長さとし、漏れ流れCの周方向の不均一流出を低減し、主流Aに対するミキシング損失を低減することができる。
上述したオーバーハング部10、12の長さL3、L4の設定条件は、翼間の静圧の変化から求めることができる。そこで、図3に、軸流タービンにおける翼間の静圧分布を示し、図4に、周方向位置及び流れ方向位置における静圧の変化を示し、これらの図を用いて説明を行う。
図3は、図2を参照すると、図2のS−S線断面部分の静圧分布を示したものである。なお、動翼8はR方向に回転している。
図3に示すように、例えば、静翼4の翼前縁では、流入流れの衝突により流れの淀み点ができ、この部分の静圧が局所的に上昇し、主流は、流れの動圧分だけ、淀み点より静圧が低くなる。従って、翼前縁付近では、周方向に静圧の高い部分と低い部分が形成され、周方向に変化幅の大きい静圧分布が形成される。同様に、静翼4の後縁付近についても、周方向に静圧の高い部分と低い部分が形成され、周方向に変化幅の大きい静圧分布が形成される。キャビティ14、15の近辺には、この不均一な静圧分布が存在するため、キャビティからの漏れ流れ量も、周方向に非一様な分布となってしまう。
そこで、静翼4の後縁付近において、静翼4の後縁から流れ方向に任意の距離離れた位置における周方向の無次元静圧(静翼出口平均静圧で無次元化)の変化を、図4(a)のグラフに示してみた。図4(a)に示すように、静翼4のコード長(軸方向長さ)をC1とすると、静翼4の後縁、つまり、X=0.00C1においては、周方向に平均静圧の約5%の静圧変化幅がある。そして、静翼4の後縁から流れ方向遠方に離れるに従い(図4(a)中、X=0.06C1〜X=0.25C1のプロットを参照)、静圧変化幅が小さくなり、X=0.25C1においては、静圧変化幅が極めて小さくなっている。そして、静翼4の後縁からの流れ方向位置X/Cを横軸に、各流れ方向位置における周方向の静圧変化幅を縦軸に取ってプロットしたものが図4(b)である。このグラフからも明らかなように、X=0.25C1においては、静圧変化幅が極めて小さくなっており、静翼4の後縁から少なくともX=0.25C1以上の位置においては、周方向の静圧変化幅が小さく、略均一な周方向の静圧分布が得られ、静翼4により生成されるポテンシャルが無くなる位置であることが分かる。
つまり、静翼4の後縁から少なくともX=0.25C1まで、静翼ハブシュラウド3bのオーバーハング部10を延設すれば、漏れ流れBの周方向の不均一流出を低減して、主流Aに対するミキシング損失を低減することができる。これは、動翼8についても同様であり、動翼8のコード長をC2とすると、動翼8の後縁から少なくともX=0.25C2まで、動翼ハブシュラウド7bのオーバーハング部12を延設すれば、漏れ流れCの周方向の不均一流出を低減して、主流Aに対するミキシング損失を低減することができる。
ここで、図4(a)のグラフにおいて、無次元静圧とは、翼出口での周方向平均静圧に対する局所静圧の比、つまり、(無次元静圧)=(局所静圧)/(翼出口での周方向平均静圧)であり、図4(b)おいては、図4(a)における周方向の無次元静圧の比の変動幅を流れ方向にプロットしている。
なお、本実施例においては、実施例1におけるオーバーハング部10〜13の構成条件も満たすように構成することができ、この場合、例えば、オーバーハング部10は、オーバーハング部11と重なるように配置されると共に、静圧が周方向に略一定になる位置まで延設されることとなる。
図5は、本発明に係る軸流タービンの実施形態の他の一例を示す軸方向断面の概略図である。
本実施例も、静翼ハブシュラウド21bと動翼プラットホーム23aにおいて、オーバーハング部25(第1オーバーハング部)、オーバーハング部26(第2オーバーハング部)を設け、又、動翼チップシュラウド23bと静翼プラットホーム21aにおいても、オーバーハング部27(第3オーバーハング部)、オーバーハング部28(第4オーバーハング部)を設けており、この点では、実施例1と同様である。しかしながら、本実施例においては、オーバーハング部25、26間の高さ、オーバーハング部27、28間の高さに着目し、主流Aに対して、漏れ流れB、Cのミキシング角度θ=0にするような高さに設定し、漏れ流れの角度を極めて小さくしたものである。
具体的には、動翼プラットホーム23aの高さ位置に対して、静翼ハブシュラウド21bのオーバーハング部25の高さを高さH2だけ段差を付けて設けており、動翼8の翼の高さをH1とする場合、静翼ハブシュラウド21bのオーバーハング部25の高さH2を、H2/H1<0.05とするように構成している。上記構成により、漏れ流れBのミキシング角度θ=0として、下流側の動翼8に流入させることができ、主流Aに対するミキシング損失を低減することができる。
又、同様に、動翼チップシュラウド23bのオーバーハング部27においても、静翼プラットホーム21aの高さ位置に対して、動翼チップシュラウド23bのオーバーハング部27の高さを高さH4だけ段差を付けて設け、静翼4の翼の高さをH3とする場合、動翼チップシュラウド23bのオーバーハング部27の高さH4を、H4/H3<0.05としている。上記構成により、漏れ流れCのミキシング角度θ=0として、下流側の静翼4に流入させることができ、主流Aに対するミキシング損失を低減することができる。
なお、本実施例においても、実施例1、2におけるオーバーハング部10〜13の構成条件も満たすように構成することができ、例えば、オーバーハング部10は、オーバーハング部11と重なるように配置され、静圧が周方向に略一定になる位置まで延設され、更に、オーバーハング11部に対して、所定段差を持って配置されることとなる。
図6は、本発明に係る軸流タービンの実施形態の他の一例を示す軸方向断面の概略図である。
本実施例は、静翼ハブシュラウド31bと動翼チップシュラウド33bにおいて、傾斜部32、34を設けており、傾斜部32、34により、主流Aに対する漏れ流れB、Cのミキシング角度が小さくなるように構成したものである。
具体的には、静翼ハブシュラウド31bの下流側角部を切り欠いて傾斜部32(第1傾斜部)を設けており、翼の高さ方向の傾斜部32の高さをH5とし、翼の軸方向の傾斜部32の長さをL5とすると、傾斜部32の傾斜がH5/L5<1.0となるように構成している。上記構成により、主流Aに対する漏れ流れBのミキシング角度を小さくし、漏れ流れBの半径方向成分の速度を極力小さくして、主流Aに対するミキシング損失を低減することができる。なお、傾斜部32の傾斜は、漏れ流れBのミキシング角度をできるだけ小さくすることが望ましい。
又、同様に、動翼チップシュラウド33bにおいても、動翼チップシュラウド33bの下流側角部を切り欠いて傾斜部34(第2傾斜部)を設けており、翼の高さ方向の傾斜部34の高さをH6とし、翼の軸方向の傾斜部34の長さをL6とすると、傾斜部34の傾斜がH6/L6<1.0以下となるように構成している。上記構成により、主流Aに対する漏れ流れCのミキシング角度を小さくし、漏れ流れCの半径方向成分の速度を極力小さくして、主流Aに対するミキシング損失を低減することができる。なお、傾斜部34の傾斜も、漏れ流れCのミキシング角度をできるだけ小さくすることが望ましい。
本発明は、軸流タービンが用いられるガスタービン、蒸気タービン等に適用可能である。
本発明に係る軸流タービンの実施形態の一例(実施例1)を示す概略図である。 本発明に係る軸流タービンの実施形態の他の一例(実施例2)を示す概略図である。 軸流タービンにおける翼間の静圧分布を示す図である。 軸流タービンにおける翼間の無次元静圧の変化を示すものであり、(a)は、任意の流れ方向位置における周方向の無次元静圧の変化を示すグラフであり、(b)は、周方向における無次元圧力変化量を、流れ方向位置に対してプロットしたグラフである。 本発明に係る軸流タービンの実施形態の他の一例(実施例3)を示す概略図である。 本発明に係る軸流タービンの実施形態の他の一例(実施例4)を示す概略図である。 従来の軸流タービンにおける問題点を説明する図である。
符号の説明
1、20、30 軸流タービン
2 ケーシング
3a、21a、31a 静翼プラットホーム
3b、21b、31b 静翼ハブシュラウド
4 静翼
5 静翼列
6 ロータ
7a、23a、33a 動翼プラットホーム
7b、23b、33b 動翼チップシュラウド
8 動翼
9 動翼列
10、11、12、13 オーバーハング部
14、15 キャビティ
25、26、27、28 オーバーハング部
32、34 傾斜部

Claims (20)

  1. 複数の静翼を有する静翼列と複数の動翼を有する動翼列が、軸方向に交互に多段に配置され、静翼列と動翼列との間にキャビティが形成された軸流タービンにおいて、
    前記静翼列の静翼ハブシュラウドの下流側側面に、軸方向に沿って第1オーバーハング部を設けるともに、前記静翼ハブシュラウドに対向する前記動翼列の動翼プラットホームの上流側側面に、前記第1オーバーハング部のキャビティ側の面に対向する第2オーバーハング部を設け、
    前記第1オーバーハング部は、前記第2オーバーハング部に対して、軸方向に所定長さ重なるように延設されたことを特徴とする軸流タービン。
  2. 請求項1に記載の軸流タービンにおいて、
    前記動翼列の動翼チップシュラウドの下流側側面に、軸方向に沿って第3オーバーハング部を設けるともに、前記動翼チップシュラウドに対向する前記静翼列の静翼プラットホームの上流側側面に、前記第3オーバーハング部のキャビティ側の面に対向する第4オーバーハング部を設け、
    前記第3オーバーハング部は、前記第4オーバーハング部に対して、軸方向に所定長さ重なるように延設されたことを特徴とする軸流タービン。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の軸流タービンにおいて、
    前記静翼ハブシュラウドの下流側のキャビティの軸方向の長さをG1とし、前記第1オーバーハング部と前記第2オーバーハング部とが重なる長さをL1とすると、
    前記第1オーバーハング部と前記第2オーバーハング部は、0<L1/G1<0.5の関係が成り立つように、配置されたことを特徴とする軸流タービン。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の軸流タービンにおいて、
    前記動翼チップシュラウドの下流側のキャビティの軸方向の長さをG2とし、前記第3オーバーハング部と前記第4オーバーハング部とが重なる長さをL2とすると、
    前記第3オーバーハング部と前記第4オーバーハング部は、0<L2/G3<0.5の関係が成り立つように、配置されたことを特徴とする軸流タービン。
  5. 複数の静翼を有する静翼列と複数の動翼を有する動翼列が、軸方向に交互に多段に配置され、静翼列と動翼列との間にキャビティが形成された軸流タービンにおいて、
    前記静翼列の静翼ハブシュラウドの下流側側面に、軸方向に沿って第1オーバーハング部を設け、
    前記第1オーバーハング部は、前記静翼列下流に生成される静圧が前記静翼列の周方向に略一定になる位置まで、延設されたことを特徴とする軸流タービン。
  6. 請求項5に記載の軸流タービンにおいて、
    前記動翼列の動翼チップシュラウドの下流側側面に、軸方向に沿って第3オーバーハング部を設け、
    前記第3オーバーハング部は、前記動翼列下流に生成される静圧が前記動翼列の周方向に略一定になる位置まで、延設されたことを特徴とする軸流タービン。
  7. 請求項1又は請求項2に記載の軸流タービンにおいて、
    前記第1オーバーハング部は、前記静翼列下流に生成される静圧が前記静翼列の周方向に略一定になる位置まで、延設されたことを特徴とする軸流タービン。
  8. 請求項2に記載の軸流タービンにおいて、
    前記第3オーバーハング部は、前記動翼列下流に生成される静圧が前記動翼列の周方向に略一定になる位置まで、延設されたことを特徴とする軸流タービン。
  9. 請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の軸流タービンにおいて、
    前記静翼のコード長をC1とし、前記静翼の後縁から前記第1オーバーハング部の先端までの長さをL3とすると、
    前記第1オーバーハング部は、L3/C1>0.25の関係が成り立つように、延設されたことを特徴とする軸流タービン。
  10. 請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の軸流タービンにおいて、
    前記動翼のコード長をC2とし、前記動翼の後縁から前記第3オーバーハング部の先端までの長さをL4とすると、
    前記第3オーバーハング部又は前記第6オーバーハング部は、L4/C2>0.25の関係が成り立つように、延設されたことを特徴とする軸流タービン。
  11. 複数の静翼を有する静翼列と複数の動翼を有する動翼列が、軸方向に交互に多段に配置され、静翼列と動翼列との間にキャビティが形成された軸流タービンにおいて、
    前記静翼列の静翼ハブシュラウドの下流側側面に、軸方向に沿って第1オーバーハング部を設けるともに、前記静翼ハブシュラウドに対向する前記動翼列の動翼プラットホームの上流側側面に、前記第1オーバーハング部のキャビティ側の面に対向する第2オーバーハング部を設け、
    前記第1オーバーハング部は、前記第2オーバーハング部に対して、該軸流タービンの主流側に所定段差を持って配置されたことを特徴とする軸流タービン。
  12. 請求項11に記載の軸流タービンにおいて、
    前記動翼列の動翼チップシュラウドの下流側側面に、軸方向に沿って第3オーバーハング部を設けるともに、前記動翼チップシュラウドに対向する前記静翼列の静翼プラットホームの上流側側面に、前記第3オーバーハング部のキャビティ側の面に対向する第4オーバーハング部を設け、
    前記第3オーバーハング部は、前記第4オーバーハング部に対して、該軸流タービンの主流側に所定段差を持って配置されたことを特徴とする軸流タービン。
  13. 請求項1、請求項2、請求項5、請求項6、請求項7のいずれかに記載の軸流タービンにおいて、
    前記第1オーバーハング部は、前記第2オーバーハング部に対して、該軸流タービンの主流側に所定段差を持って配置されたことを特徴とする軸流タービン。
  14. 請求項2、請求項6、請求項7、請求項8のいずれかに記載の軸流タービンにおいて、
    前記第3オーバーハング部は、前記第4オーバーハング部に対して、該軸流タービンの主流側に所定段差を持って配置されたことを特徴とする軸流タービン。
  15. 請求項11乃至請求項13のいずれかに記載の軸流タービンにおいて、
    前記動翼の翼の高さをH1とし、前記第2オーバーハング部に対する前記第1オーバーハング部の段差をH2とすると、
    前記第1オーバーハング部は、H2/H1<0.05の関係が成り立つように、配置されたことを特徴とする軸流タービン。
  16. 請求項12乃至請求項14のいずれかに記載の軸流タービンにおいて、
    前記静翼の翼の高さをH3とし、前記第4オーバーハング部に対する前記第3オーバーハング部の段差をH4とすると、
    前記第3オーバーハング部は、H4/H3<0.05の関係が成り立つように、配置されたことを特徴とする軸流タービン。
  17. 複数の静翼を有する静翼列と複数の動翼を有する動翼列が、軸方向に交互に多段に配置され、静翼列と動翼列との間にキャビティが形成された軸流タービンにおいて、
    前記静翼列の静翼ハブシュラウドの下流側に、キャビティ側から該軸流タービンの主流側に傾斜する第1傾斜部を設けたことを特徴とする軸流タービン。
  18. 請求項17に記載の軸流タービンにおいて、
    前記動翼列の動翼チップシュラウドの下流側に、キャビティ側から該軸流タービンの主流側に傾斜する第2傾斜部を設けたことを特徴とする軸流タービン。
  19. 請求項17又は請求項18に記載の軸流タービンにおいて、
    前記第1傾斜部における軸方向の長さをL5とし、軸方向に垂直な方向の高さをH5とすると、
    前記第1傾斜部は、H5/L5<1.0の関係が成り立つように、形成されたことを特徴とする軸流タービン。
  20. 請求項18又は請求項19に記載の軸流タービンにおいて、
    前記第2傾斜部における軸方向の長さをL6とし、軸方向に垂直な方向の高さをH6とすると、
    前記第2傾斜部は、H6/L6<1.0の関係が成り立つように、形成されたことを特徴とする軸流タービン。
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