JP2006137303A - 車両用空調装置 - Google Patents

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晴樹 生田
Koichi Ito
伊藤  公一
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Abstract

【課題】 助手席前部に配置されていた送風機のスペースをユーティリティスペース又は助手の足元スペースの拡大に利用できると共に、車両への搭載性を改善した車両用空調装置を提供する。
【解決手段】 吸入口1a,1bから導入される内気又は外気を冷却又は加熱する空調ユニットの上流側に配置されていた送風機を廃止し、空調ユニットの下流側に接続される複数のダクト8の各々に設けられる吹出口9に、夫々小型送風機10を配置している。即ち、冷却器3→加熱器4→複数のダクト8→複数の送風機10→複数の吹出口9となるように構成することで、空調ユニットの上流側に配置されていた容積の大きな送風機2を廃止している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の吹出口を有し、これら吹出口から各種の空調風を吹出す車両用空調装置に関する。
従来の車両用空調装置は、図4に示すように構成されている。即ち、車両用空調装置のケース1内には、空気通路上流側より、送風機2、冷却器3及び加熱器4が順次配設されており、送風機2が駆動を開始すると、内外気切替ダンパ5により内気又は外気のいずれかが選択導入され、冷却器3によって冷却される。その後、冷却器3によって冷却された空気はエアミックスダンパ6の回動により加熱器4を通過する空気と通過しない空気とに分けられ、しかる後に混合室7で加熱器4を通過した暖気と通過しない冷気とが混合され、デフロスタ吹出口9aフェース吹出口9b,9cフット吹出口9d等の各種の吹出口9から車室内に空調風が吹き出される。
このように、従来の車両用空調装置では、1個の送風機2→冷却器3→加熱器4→複数のダクト8→複数の吹出口9という構成になっており、1つの車両用空調装置に対して送風機を1つ配置していた。しかしながら、この場合には、送風機容積が大きく車両に搭載しづらいという問題が生じていた。また、後席乗員に対する吹出口では、ダクトの長さが長くなり、送風抵抗が増大するため十分な空調が行われないという問題があった。
このため、ダクト内にも補助用送風機を設けたものが、特許文献1乃至4により知られている。
特開昭55−123521号公報 特開昭62−255596号公報 実開昭64−22507号公報 実開昭64−1013号公報
しかしながら、上記特許文献1乃至4に係る車両用空調装置においても、吸込側の送風機は、依然として存在しており、そのためのスペースを確保する必要がある。通常、この吸込側の送風機は助手席前部に配設されており、ユーティリティスペース又は助手の足元スペースを拡大することができないという問題は、依然として解決されていない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、助手席前部に配置されていた送風機のスペースを、ユーティリティスペース又は助手の足元スペースの拡大に利用できると共に、車両への搭載性を改善した車両用空調装置を提供することである。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項に記載の車両用空調装置を提供する。
請求項1に記載の車両用空調装置は、吸入口から導入される内気又は外気を冷却又は加熱する空調ユニットの上流側に配置されていた送風機を廃止し、空調ユニットの下流側に接続される複数のダクトの各々に設けられる吹出口に夫々小型送風機を配置するようにしたものであり、これにより、空調ユニット上流側の送風機のスペースを利用して、ユーティリティスペース又は助手の足元スペースの拡大を図ることが可能となる。
請求項2の車両用空調装置は、小型送風機として貫流式ファン、シロッコファン又はターボファンのいずれかを使用したものである。
請求項3の車両用空調装置は、小型送風機の吐出口を吹出口としたものであり、これにより、吹出口と小型送風とを一体化することができる。
請求項4の車両用空調装置は、小型送風機の吐出口の方向を可変にしたものであり、これにより、乗員の好みの空調風の吹出方向とすることができると共に、車両内の空調温度を均一化することができる。
以下、図面に従って本発明の実施の形態の車両用空調装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態の車両用空調装置の概略の全体構成を示す図である。車両用空調装置100は、車両の車室内を冷暖房(空調)する車室内空調手段に相当するものであり、車室内に設けられた各種の吹出口(後に詳述する)から空調風を吹き出すことによって車室内を空調している。車両用空調装置100は、主としてインストルメントパネル内に装設されていて、空調ケース1の一端側には、内気吸入口1a及び外気吸入口1bが形成されている。また、空調ケース1の一端側内部には、内外気切替ダンパ5が設けられていて、これら内気吸入口1a及び外気吸入口1bを選択的に開閉する。
内外気切替ダンパ5の下流の空調ケース1内には、空調ユニットを構成する空気冷却手段としてのエバポレータ(冷却器)3と空気加熱手段としてのヒータコア(加熱器)4とが設けられている。このエバポレータ3には、図示しないコンプレーサ、コンデンサ及び膨張弁等からなる冷凍サイクル内を循環する冷媒が導入されるようになっており、導入された空気を冷却している。
ヒータコア4は、エバポレータ3の下流側に配設され、一般には図示しないエンジンの冷却水が導入され、その熱によって導入された空気を加温している。
ヒータコア4の上流側には、エアミックスダンパ6が配設されており、このエアミックスダンパ6の回動により、エバポレータ3を通過した冷却された空気風を、ヒータコア4を迂回してそのまま流す冷却空気風とヒータコア4を通って暖められて温風となる加温空気風とに分岐している。これらの空気風は、ヒータコア4を通過後、混合室7で再び合流して混合され、最適な温度の空調風となる。このように、エアミックスダンパ6によって、エバポレータ3の通過空気に対するヒータコア4への導入割合が変更されて、空気風の温度調整が行われるようになる。
混合室7には、複数のダクト8が接続しており、これらのダクト8のそれぞれの先端に空調風を車室内に吹き出す吹出口9が設けられている。複数のダクト8としては、例えばデフロストダクト8a、センタフェースダクト8b、サイドフェースダクト8c、フットダクト8d等があり、複数の吹出口9としては、例えばデフロスト吹出口9a、センタフェース吹出口9b、サイドフェース吹出口9c、フット吹出口9d等がある。なお、後席乗員用のダクト8及び吹出口9も適宜設けることも可能である。
また、複数のダクト8の入口付近には、空調風の吹出モードを変えるためのダンパ11が設けられている。
本実施形態では、各ダクト8の全ての吹出口9の直前にそれぞれ小型送風機10が設置されている。図2は、吹出口部分の拡大斜視図である。吹出口9の直前のダクト8内に小型送風機10が内蔵されている。なお、符号10aは、小型送風機10のモータである。図2では、小型送風機10として貫流式ファンが示されているが、シロッコファン又はターボファンを使用してもよい。
上記で説明したように本実施形態では、エバポレータ(冷却器)3→ヒータコア(加熱器)4→複数のダクト8→複数の送風機10→複数の吹出口9という構成となっており、全ての吹出口9の直前のダクト8内に送風機10を分散配置しているので、送風機10を小型化でき、その設置スペースはほとんど必要のないものである。しかも、従来の吸入口の近辺に設けた大容量の送風機を除去することができ、その設置スペース分をユーティリティスペースや助手の足元スペースの拡大に使用でき、スペースの有効利用が図れるものである。このようにして、本実施形態の車両用空調装置は、その搭載性を向上することができる。
図3は、本発明の別の実施形態である吹出口部分の拡大斜視図である。この実施形態では、小型送風機10の吐出口10bをそのまま吹出口として利用しているものであり、吹出口9を小型送風機10に一体化したものである。この小型送風機10においては、吸込口10cがその両側部に設けられている。したがって、両側の吸込口10cから吸い込まれた空調風が合流して吐出口10bから吹き出される。また、小型送風機10の吐出口10bは、上下方向に回動できるようになっている。回動機構(図示せず)は、例えば小型送風機10をダクト8に回動可能に軸支し、モータ等を使用して軸を回動させる等の適宜の機構を採用することができる。
このようにして、この別の実施形態では、吹出口9の方向を変えることができ、乗員の好みの方向に空調風の吹出方向を変えることができるので、快適感を得ることが可能となる。また、夫々の吹出口9の方向を変えることによって、車室内を容易に均一に空調することが可能となる。
本発明の実施の形態の車両用空調装置の概略の全体構成を示す図である。 図1の吹出口部分の拡大斜視図である。 別の実施形態の吹出口部分の拡大斜視図である。 従来の車両用空調装置の概略の全体構成を示す図である。
符号の説明
1 空調ケース
3 エバポレータ(冷却器)
4 ヒータコア(加熱器)
5 内外気切替ダンパ
6 エアミックスダンパ
7 混合室
8 ダクト
9 吹出口
10 小型送風機
10a モータ
10b 吐出口

Claims (4)

  1. 内気と外気とを選択する内外気切替ダンパと、吸入口から導入される内気又は外気を冷却又は加熱する空調ユニットと、前記空調ユニットの下流側に接続される複数のダクトと、前記複数のダクトの各々に接続し、車室内に空調風を吹き出す複数の吹出口とを備えている車両用空調装置において、
    前記空調ユニットの上流側に配置されていた導入側の送風機を廃止し、前記複数の吹出口の各々に小型送風機のみを配設したことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記小型送風機が、貫流式ファン、シロッコファン又はターボファンのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記小型送風機の吐出口が、前記吹出口となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記小型送風機の吐出口の方向が可変であることを特徴とする請求項3に記載の車両用空調装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011116264A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Honda Motor Co Ltd 車両用空調装置
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