JP2006135114A - Led - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、簡単な構成により、周囲温度変化により光度,色度,順方向電流等の特性が安定した赤色,黄色,橙色の発光色を有するLEDを提供することを目的とする。
【解決手段】 一対の電極部材11,12と、一方の電極部材の先端に設けられたチップ実装部上に接合されると共に、双方の電極部材に対して電気的に接続されたLEDチップ13と、このLEDチップを包囲するように形成された波長変換材料を混入した透明樹脂部14と、を含んでいるLED10であって、上記LEDチップが、InGaN組成のLEDチップであり、上記透明樹脂部に混入された波長変換材料14aが、上記LEDチップからの光を赤色光,黄色光または橙色光に変換する窒化物または酸窒化物の蛍光体であるように、LED10を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、温度変化によって特性が変化しないようにしたLEDに関するものである。
従来、砲弾型の赤色LEDは、例えば図7に示すように構成されている。
即ち、図7において、赤色LED1は、一対のリードフレーム2,3と、一方のリードフレーム2の上端面に形成されたチップ実装部2a上に実装された赤色LEDチップ4と、上記リードフレーム2,3の上端そして赤色LEDチップ4を包囲するようにモールド樹脂により形成されたレンズ部5と、から構成されている。
上記リードフレーム2,3は、それぞれその先端にチップ実装部2a及びボンディング部2b,3aを備えるように、アルミニウム等の導電性材料から形成されていると共に、他端が、下方に延びて端子部2c,3bを構成している。
上記赤色LEDチップ4は、上記リードフレーム2のチップ実装部2a上に接合されると共に、その上面に設けられた二つの電極が、それぞれリードフレーム2,3の先端のボンディング部2b,3aに対してボンディングワイヤ4a,4bにより電気的に接続されるようになっている。
ここで、上記青色LEDチップ4は、例えばAlGaInPチップとして構成されており、上記リードフレーム2,3を介して駆動電圧が印加されたとき、赤色光を発するようになっている。
上記レンズ部5は、例えば透明エポキシ樹脂等から構成されており、赤色LEDチップ4を中心に、二本のリードフレーム2,3の上端付近全体を包囲するように形成されている。
このような構成の赤色LED1によれば、一対のリードフレーム2,3を介して赤色LEDチップ4に駆動電圧が印加されると、赤色LEDチップ4が発光し、この光がレンズ部5を介して外部に出射されることになる。
また、表面実装型の赤色LED6は、例えば図8に示すように、構成されている。
図8において、赤色LED6は、チップ基板7と、チップ基板7上に搭載された赤色LEDチップ4と、赤色LEDチップ4を包囲するようにチップ基板7上に形成された枠状部材8と、枠状部材8の凹陥部8a内に充填されたモールド樹脂9と、から構成されている。
上記チップ基板7は、平坦な銅張り配線基板として耐熱性樹脂から構成されており、その表面にチップ実装ランド7a,電極ランド7bと、これらから両端縁を介して下面に回り込む表面実装用端子部7c,7dと、を備えている。
そして、チップ基板7のチップ実装ランド7a上に、赤色LEDチップ4が接合されると共に、チップ実装ランド7a及び隣接する電極ランド7bに対してそれぞれワイヤボンディングにより電気的に接続されるようになっている。
上記枠状部材8は、同様に耐熱性樹脂によりチップ基板7上に形成されると共に、赤色LEDチップ4の周りを包囲するように逆円錐台状の凹陥部8aを備えている。尚、この凹陥部8aの内面は、好ましくは反射面として構成されている。
このような構成の赤色LED6によれば、表面実装用端子7c,7dを介して赤色LEDチップ4に駆動電圧が印加されると、赤色LEDチップ4が発光し、この光が直接にまたは凹陥部8aの内面で反射されて上方から外部に出射されることになる。
しかしながら、このような構成の赤色LED1,6においては、以下のような問題がある。
即ち、一般に、AlGaInPチップから成るLEDは、周囲温度変化によって光度,色度,順方向電流等の特性が変化することが知られている。
具体的には、図9に示すように、AlGaInPチップから成るLEDに関して、−40℃から85℃まで周囲温度が変化した場合、赤色LEDでは、ドミナント波長が4nm,相対光度が1.15,順電圧変化率が13.8%(2.17Vから1.87Vまで変化)となる。
また、AlGaInPチップから成る黄色LEDや橙色LEDも同様に特性が変化する。
これは、AlGaInPチップのエネルギーバンドのバンドギャップが比較的小さいためであると考えられる。
従って、上述した赤色LED1,6においては、周囲温度変化によって、赤色光の光度,色度,順方向電流等の特性が変化してしまう。
このため、上記赤色LED1,6が、一定の光度が必要とされたり、色度が重要視される用途に使用されるような場合、所定の光度や色度を満たすことができなくなることがある。
これに対して、InGaNチップから成る青色LED,青緑色LED,緑色LEDの場合には、図9に示すように、周囲温度変化による特性の変化が比較的少ないことが知られている。
しかしながら、InGaNチップによって、赤色LED,黄色LED,橙色LEDを構成することはできなかった。
本発明は、以上の点から、簡単な構成により、周囲温度変化により光度,色度,順方向電流等の特性が安定した赤色,黄色,橙色の発光色を有するLEDを提供することを目的としている。
上記目的は、本発明によれば、一対の電極部材と、一方の電極部材の先端に設けられたチップ実装部上に接合されると共に、双方の電極部材に対して電気的に接続されたLEDチップと、このLEDチップを包囲するように形成された波長変換材料を混入した透明樹脂部と、を含んでいるLEDであって、上記LEDチップが、InGaN組成のLEDチップであり、上記透明樹脂部に混入された波長変換材料が、上記LEDチップからの光を赤色光,黄色光または橙色光に変換する窒化物または酸窒化物の蛍光体であることを特徴とする、LEDにより、達成される。
本発明によるLEDは、好ましくは、上記一対の電極部材が、互いに並行に延びる二本のリードフレームであって、さらに、上記LEDチップ及び透明樹脂部を包囲する透明樹脂から成るレンズ部を備えている。
本発明によるLEDは、好ましくは、上記一対の電極部材が、チップ基板上に形成され、チップ基板裏面まで回り込んで表面実装用端子を画成する導電パターンから構成されており、上記透明樹脂部が、チップ基板上に形成された枠状部材のチップ実装部を露出させるように上方に拡った凹陥部内に充填されている。
本発明によるLEDは、好ましくは、上記LEDチップが、青色LEDチップであり、上記波長変換材料が、青色LEDチップからの光により、赤色光,黄色光または橙色光を発生させる。
上記構成によれば、一対の電極部材を介してLEDチップに駆動電圧が印加されることにより、LEDチップが光を出射する。
そして、LEDチップから出射した光は、透明樹脂部内の波長変換材料に入射することにより、波長変換材料が励起され、赤色光,黄色光または橙色光を出射することになる。
この場合、LEDチップがInGaN組成であることから、周囲温度変化によって、LEDチップの出射光に関して、光度,色度,順方向電流等の特性は比較的変化が小さいので、安定した発光色となる。従って、LEDチップからの光により励起されて波長変換材料から出射する光も、安定した特性の光となり、光度,色度,順方向電流等の特性が温度変化によりあまり変化しない。
このようにして、本発明によれば、従来のAlGaInP組成のLEDチップを使用した場合と比較して、InGaN組成のLEDチップを使用することによって、周囲温度変化に対して比較的安定した特性の赤色光,黄色光または橙色光が得られることになる。
上記一対の電極部材が、互いに並行に延びる二本のリードフレームであって、さらに、上記LEDチップ及び透明樹脂部を包囲する透明樹脂から成るレンズ部を備えている場合には、砲弾型のLEDを構成することができる。
上記一対の電極部材が、チップ基板上に形成され、チップ基板裏面まで回り込んで表面実装用端子を画成する導電パターンから構成されており、上記透明樹脂部が、チップ基板上に形成された枠状部材のチップ実装部を露出させるように上方に拡った凹陥部内に充填されている場合には、表面実装型のLEDを構成することができる。
上記LEDチップが、青色LEDチップであり、上記波長変換材料が、青色LEDチップからの青色光により、赤色光,黄色光または橙色光を発生させる場合には、InGaN組成の青色LEDチップを使用して、青色光により波長変換材料を励起して、赤色光,黄色光または橙色光を発生させることによって、周囲温度変化に対して比較的安定した特性のLEDが得られることになる。
このようにして、本発明によれば、InGaN組成のLEDチップを使用して、このLEDチップからの光により波長変換材料を励起して、所望の発光色の励起光を発生させることにより、周囲温度変化により光度,色度,順方向電流等の特性が変化しないようにした赤色,黄色,橙色の発光色を有するLEDが得られることになる。
以下、この発明の好適な実施形態を図1乃至図6を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明によるLEDの第一の実施形態の構成を示している。
図1において、LED10は、所謂砲弾型のLEDとして構成されており、一対のリードフレーム11,12と、一方のリードフレーム11の上端面に形成されたチップ実装部11a上に実装された青色LEDチップ13と、上記リードフレーム11のチップ実装部11a上にて上記青色LEDチップ13を包囲するように形成された蛍光体14aを混入した透明樹脂部14と、上記リードフレーム11,12の上端そして青色LEDチップ13及び透明樹脂部14を包囲するようにモールド樹脂により形成されたレンズ部15と、から構成されている。
上記リードフレーム11,12は、それぞれその上端にチップ実装部11a及びボンディング部11b,12aを備えるように、アルミニウム等の導電性材料から形成されていると共に、他端が、下方に延びて端子部11c,12bを構成している。
上記青色LEDチップ13は、上記リードフレーム11のチップ実装部11a上に接合されると共に、その上面に設けられた二つの電極が、それぞれリードフレーム11,12の先端のボンディング部11b,12aに対してワイヤボンディングにより電気的に接続されるようになっている。
ここで、上記青色LEDチップ13は、例えばInGaNチップとして構成されており、上記リードフレーム11,12を介して駆動電圧が印加されたとき、例えば450乃至470nmにピーク波長を有する光を発するようになっている。
上記透明樹脂部14は、微粒子状の蛍光体14aを混入した例えばエポキシ樹脂等の透明樹脂から構成されており、上記リードフレーム11のチップ実装部11a上に形成され、硬化されている。
そして、この透明樹脂部14に、青色LEDチップ13からの青色光が入射することにより、蛍光体14aが励起され、蛍光体14aから赤色光を発生させるようになっている。
上記蛍光体14aは、窒化物または酸窒化物から成る蛍光体が使用され、上述した青色LEDチップ13からの青色光によって励起されて、赤色の励起光を発生させるようになっている。
ここで、このような窒化物または酸窒化物から成る蛍光体14aは、例えば25℃における励起光の発光強度を100%としたとき、170℃では85乃至90%の発光強度が得られ、良好な温度特性を有する。
上記レンズ部15は、例えば透明エポキシ樹脂等から構成されており、青色LEDチップ13及び透明樹脂部14を中心に、二本のリードフレーム11,12の上端付近全体を包囲するように形成されている。
本発明実施形態によるLED10は、以上のように構成されており、一対のリードフレーム11,12を介して青色LEDチップ13に駆動電圧が印加されると、青色LEDチップ13が発光して、青色光が出射する。
そして、青色LEDチップ13から出射する青色光が、透明樹脂部14に混入された蛍光体14aに入射することにより、蛍光体14aが励起されて、赤色光を発生させる。
この赤色光が、透明樹脂部14を通って、レンズ部15に入射し、さらにこのレンズ部15から外部に出射することになる。
このようにして、本発明実施形態による表面実装型白色LED10によれば、青色LEDチップ13から出射する青色光を蛍光体層14aにより赤色光に変換して、外部に出射させることにより、赤色LEDとして作用することになる。
その際、青色LEDチップ13が、InGaNチップとして構成されていることにより、周囲温度変化に対して、光度,色度,順方向電流等の特性の変化が比較的少なく、温度特性の良好なLED10が得ることができる。
図2は、本実施形態によるLED10の周囲温度−順電圧特性を示している。 図2において、LED10の場合、実線で示すように、順電圧は−40℃にて約4.25Vで、85℃にて約3.97V程度と、その変化率は図5に示すように、約6.7%であり、比較的温度変化による電圧低下が少ない。
これに対して、従来のAlInGaPチップの赤色LEDの場合、鎖線で示すように、順電圧は−40℃にて約2.75Vで、85℃にて約1.85Vと、その変化率は同様に図5に示すように約32.9%であり、温度変化により大きく低下していることが分かる。
また、図3は、本実施形態によるLED10の周囲温度−相対光度特性を示している。
図3において、LED10(実線図示)の場合、その相対光度の変化は図5に示すように、0.44であり、従来のAlInGaPチップの赤色LED(鎖線図示)の場合の相対光度の変化0.81と比較して、変化が少ないことが分かる。
さらに、図4は、本実施形態によるLED10の周囲温度−ドミナント波長特性を示している。
図4において、LED10の場合、実線で示すように、ドミナント波長は−40℃にて約616nmで、85℃にて約613nm程度と、その波長変化は約3.2nmであり、比較的温度変化による変化が少ない。
これに対して、従来のAlInGaPチップの赤色LEDの場合、鎖線で示すように、ドミナント波長は−40℃にて約615nmで、85℃にて約623nmと、その波長変化は約5.6nmであり、温度変化により大きく変化していることが分かる。
なお、このLED10で用いる蛍光体14aとして、25℃における励起光の発光強度を100%としたとき、170℃のときに40乃至60%の発光強度のもの、例えば酸化物または硫化物を用いた場合には、鎖線で示す特性に近似するものであり温度変化により大きく変化していた。
図6は、本発明によるLEDの第二の実施形態の構成を示している。
図6において、LED20は、所謂表面実装型のLEDとして構成されており、チップ基板21と、チップ基板21上に搭載された青色LEDチップ22と、青色LEDチップ22を包囲するようにチップ基板21上に形成された枠状部材23と、枠状部材23の凹陥部23a内に充填された透明樹脂部24と、から構成されている。
尚、上記青色LEDチップ22及び透明樹脂部24は、図1に示したLED10における青色LEDチップ13及び透明樹脂部14と同じ構成であるので、その説明を省略する。
上記チップ基板21は、平坦な銅張り配線基板として耐熱性樹脂から構成されており、その表面にチップ実装ランド21a,電極ランド21bと、これらから両端縁を介して下面に回り込む表面実装用端子部21c,21dと、を備えている。
そして、チップ基板21のチップ実装ランド21a上に青色LEDチップ22が接合されると共に、青色LEDチップ22は、その表面がチップ実装ランド21a及び隣接する電極ランド21bに対してそれぞれワイヤボンディングにより電気的に接続されるようになっている。
上記枠状部材23は、同様に耐熱性樹脂によりチップ基板21上に形成されると共に、青色LEDチップ22の周りを包囲するように逆円錐台状の凹陥部23aを備えている。尚、この凹陥部23aの内面は、好ましくは反射面として構成されている。
このような構成のLED20によれば、表面実装用端子21c,21dを介して青色LEDチップ22に駆動電圧が印加されると、青色LEDチップ22が発光して、青色光が出射する。
そして、青色LEDチップ22から出射する青色光が、透明樹脂部24に混入された蛍光体24aに入射することにより、蛍光体24aが励起されて、赤色光を発生させる。
この赤色光が、透明樹脂部24を通って、一部が直接に、また他の一部が枠状部材23の凹陥部23aの内面で反射されて、外部に出射することになる。
このようにして、上述したLED20によれば、図1に示したLED10と同様に作用して、青色LEDチップ22から出射する青色光が、蛍光体層24aに入射して、赤色光に変換されて、外部に出射されることにより、赤色LEDとして作用することになる。
その際、青色LEDチップ22が、InGaNチップとして構成されていることにより、周囲温度変化に対して、光度,色度,順方向電流等の特性の変化が比較的少なく、温度特性の良好なLED10が得ることができる。
上述した実施形態においては、青色LEDチップ13,22は、450乃至470nmにピーク波長を有するように構成されているが、これに限らず、蛍光体14aまたは23aを励起して赤色光を発生させるような波長であればよい。
このようにして、本発明によれば、簡単な構成により、周囲温度変化により光度,色度,順方向電流等の特性が安定した赤色,黄色,橙色の発光色を有するLEDが提供され得る。
本発明によるLEDの第一の実施形態の構成を示す概略断面図である。 図1のLEDによる周囲温度−順電圧特性を示すグラフである。 図1のLEDによる周囲温度−相対光度特性を示すグラフである。 図1のLEDによる周囲温度−ドミナント波長特性を示すグラフである。 図2乃至図4における各特性の変動幅を示す図である。 本発明によるLEDの第二の実施形態の構成を示す概略断面図である。 従来の砲弾型白色LEDの一例の構成を示す概略断面図である。 従来の表面実装型白色LEDの一例の構成を示す概略断面図である。 従来のAlInGaPチップ及びInGaNチップによるLEDの各特性の変動幅を示す図である。
符号の説明
10 LED(砲弾型LED)
11,12 リードフレーム(電極部材)
11a チップ実装部
11b,12a ボンディング部
11c,12b 端子部
13 青色LEDチップ
14 透明樹脂部
14a 蛍光体
15 レンズ部
20 LED(表面実装型LED)
21 チップ基板
21a チップ実装ランド(電極部材)
21b 電極ランド(電極部材)
21c,21d 表面実装用端子部
22 青色LEDチップ
23 枠状部材
23a 凹陥部
24 透明樹脂部
24a 蛍光体

Claims (4)

  1. 一対の電極部材と、
    一方の電極部材の先端に設けられたチップ実装部上に接合されると共に、双方の電極部材に対して電気的に接続されたLEDチップと、このLEDチップを包囲するように形成された波長変換材料を混入した透明樹脂部と、を含んでいるLEDであって、
    上記LEDチップが、InGaN組成のLEDチップであり、
    上記透明樹脂部に混入された波長変換材料が、上記LEDチップからの光を赤色光,黄色光または橙色光に変換する窒化物または酸窒化物の蛍光体であることを特徴とする、LED。
  2. 上記一対の電極部材が、互いに並行に延びる二本のリードフレームであって、 さらに、上記LEDチップ及び透明樹脂部を包囲する透明樹脂から成るレンズ部を備えていることを特徴とする、請求項1に記載のLED。
  3. 上記一対の電極部材が、チップ基板上に形成され、チップ基板裏面まで回り込んで表面実装用端子を画成する導電パターンから構成されており、
    上記透明樹脂部が、チップ基板上に形成された枠状部材のチップ実装部を露出させるように上方に拡った凹陥部内に充填されていることを特徴とする、請求項1に記載のLED。
  4. 上記LEDチップが、青色LEDチップであり、
    上記波長変換材料が、青色LEDチップからの青色光により、赤色光,黄色光または橙色光を発生させることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記載のLED。
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