JP2006131373A - ホームオートメーションシステム - Google Patents

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Kenji Hayakawa
健次 早川
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Abstract

【課題】個人認証操作に基づくとともに、無駄な運行が少なく、利便性が維持されるようにエレベーターの運行を制御するホームオートメーションシステムを提供する。
【解決手段】ホームオートメーションシステムは、玄関ドアの屋外側に設けられ、共同住宅の居住者を識別するために居住者の個人識別情報を収集する個人識別情報収集装置が備えられる玄関装置と、居住者毎に2つの異なる個人識別情報に対応する2種類のエレベーターの制御内容があらかじめ記憶されている記憶装置、玄関装置で収集された個人識別情報が記憶装置に記憶されている2つの個人識別情報のいずれかと一致するとき玄関ドアを解錠して入室を許可する入室者許可手段および収集された個人識別情報に対応するエレベーターの制御内容に基づきエレベーターを制御する呼び登録判定手段を有するシステム管理装置と、が備えられる。
【選択図】図4

Description

この発明は、玄関を共有する共同住宅のエレベーターの制御を行うホームオートメーションシステムに関するものである。
従来の玄関を共有する共同住宅に備えられたエレベーターの制御システムは、玄関に設置された個人識別装置が居住者を認識すると、玄関のドアを解錠するとともにエレベーターの乗場呼びを自動登録し、エレベーターかごを玄関階に配車し、戸開待機させる。そして、エレベーターの制御システムは、エレベーターが混雑しているか否かを判定するエレベーター状態判定手段と、個人識別装置が居住者を認識した後で乗場呼び自動登録する前、エレベーター状態判定手段によりエレベーターが混雑していると判定された場合、居住者にエレベーターを利用するか否かを選択させ、居住者がエレベーターを利用しない時には乗場呼び自動登録を行わないようにさせるエレベーター利用選択装置と、を備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−012243号公報
しかし、従来のエレベーターの制御システムにおいて、エレベーターが混雑していないときに居住者が個人認証操作を行うと、常に玄関階へエレベーターかごが呼び寄せられるので、居住者にエレベーターを使う意思がない場合でも、エレベーターかごが呼び登録され、無駄な運転が発生してしまうという問題がある。
また、エレベーターが混雑しているときには、エレベーターを利用するか否かを選択する操作を行わなければならないので、手間が掛かってしまうという問題がある。
また、居住階が玄関階の居住者はエレベーターを利用する必要がないため、玄関階の居住者の個人認証操作に対してエレベーターのかごが呼ばれないように構成されているので、日頃エレベーターを利用する意思がない人が居住階を玄関階として偽って登録しておくことにより、個人認証操作を行ってもかごの配車をしないようにすることが可能であるが、実際の居住階と異なる情報をシステムに登録されているため、本来当該居住者宛に通知されるべきメッセージを通知できないという問題がある。
この発明の目的は、個人認証操作に基づくとともに、無駄な運行が少なく、利便性が維持されるようにエレベーターの運行を制御するホームオートメーションシステムを提供することである。
この発明に係わるホームオートメーションシステムは、玄関が共用され、上記玄関に設けられた玄関ドアと上記玄関が設けられた階床から他の各階床に連絡するエレベーターとが備えられた共同住宅を制御するホームオートメーションシステムにおいて、上記玄関ドアの屋外側に設けられ、上記共同住宅の居住者を識別するために上記居住者の個人識別情報を収集する個人識別情報収集装置が備えられる玄関装置と、上記居住者毎に2つの異なる上記個人識別情報に対応する2種類のエレベーターの制御内容があらかじめ記憶されている記憶装置、上記玄関装置で収集された上記個人識別情報が上記記憶装置に記憶されている2つの個人識別情報のいずれかと一致するとき上記玄関ドアを解錠して入室を許可する入室者許可手段および上記玄関装置で収集された上記個人識別情報に対応するエレベーターの制御内容に基づき上記エレベーターを制御する呼び登録判定手段を有するシステム管理装置と、が備えられる。
この発明に係わるホームオートメーションシステムの効果は、あらかじめ個人情報テーブルに登録された2種類のエレベーター制御情報を2つの個人識別情報に基づいて選択することにより、エレベーターかごの玄関階への配車の要否を選択できるので、エレベーターの無駄な運転による運行効率の低下を防止することができるとともに電力消費の節約にも寄与できる。
図1は、この発明の実施の形態1に係わるホームオートメーションシステムが装備された共同住宅の様子を示す図である。図2は、実施の形態1に係わるホームオートメーションシステムの構成図である。図3は、実施の形態1に係わるシステム管理装置に記憶されている指紋情報テーブルのデータ構造を示す図である。図4は、実施の形態1に係わるシステム管理装置に記憶されている個人情報テーブルのデータ構造を示す図である。図5は、実施の形態1に係わるシステム管理装置に記憶されている宅配ロッカー管理テーブルのデータ構造を示す図である。図6は、実施の形態1に係わるシステム管理装置の機能ブロック図である。
この発明の実施の形態1に係わるホームオートメーションシステムは、図1に示すように、玄関1を共用し、エレベーター2が備えられた共同住宅に適用することができる。そして、このホームオートメーションシステムが制御する対象は、共用の玄関1に備えられた玄関ドア3、各居住階を連絡するエレベーター2および玄関1に併設された宅配ロッカー4である。
この玄関ドア3は、図示しない電気錠により旋錠/解錠が行われ、解錠されている間に居住者が入室することができる。電気錠は、電気錠制御盤5からの信号により旋錠/解錠される。
また、宅配ロッカー4は、屋外側から配達物が収納され、屋内側から配達物が引き取られる。宅配ロッカー4には複数の収納ボックス6が装備されている。さらに、宅配ロッカー4には、配達物の届け先の部屋番号、収納ボックス番号、収納完了からなる収納情報を宅配業者が入力するテンキー入力装置7が備えられている。
そして、実施の形態1に係わるホームオートメーションシステムは、図1に示すように、玄関1の屋外側に備えられた玄関装置10、エレベーター2を制御するエレベーター制御装置11、ホームオートメーションシステム全体を管理するシステム管理装置12から構成されている。
玄関装置10は、図2に示すように、共同住宅の居住者か否かを識別するための個人識別情報としてのバイオメトリックス情報を入力する個人識別情報収集装置としての指紋リーダー14と識別の結果等を報知する報知装置15とが備えられている。この実施の形態1では、バイオメトリックス情報として指紋情報が用いられている。居住者はこの指紋リーダー14に指を置いて、指紋情報を読み取らせる。
なお、バイオメトリックス情報として、指紋情報以外に静脈情報、掌形情報、虹彩情報、網膜情報、耳形情報など個人に備わっていて、2種類の情報が得られるものであれば何れでもよく、また、これらを組み合わせて構成してもよい。
エレベーター制御装置11は、図2に示すように、システム管理装置12、エレベーターかご17およびエレベーター乗場釦18から入力された情報をプログラムに従って演算処理し、演算結果をエレベーターかご17、エレベーター乗場釦18、システム管理装置12に送る中央演算処理装置(CPU)20、CPU20を制御するプログラムおよび演算処理結果が記憶される記憶装置21、システム管理装置12、エレベーターかご17およびエレベーター乗場釦18との間で情報の送受信を行うインターフェース装置(I/F装置)22から構成されている。
システム管理装置12は、図2に示すように、エレベーター制御装置11、宅配ロッカー4、玄関装置10から入力された情報をプログラムに従って演算処理し、演算結果をエレベーター制御装置11、玄関装置10および電気錠制御盤5に送る中央演算処理装置(CPU)24、CPU24を制御するプログラム、居住者に係わる指紋データ情報、個人情報および演算結果が記憶されている記憶装置25、玄関装置10、エレベーター制御装置11、宅配ロッカー4、電気錠制御盤5との間で情報の送受信を行うインターフェース装置(I/F装置)26から構成されている。
次に、システム管理装置12の記憶装置25に記憶されている居住者の指紋情報テーブルと個人情報テーブルについて図3、図4を参照して説明する。図3は、居住者の指紋情報テーブルのデータ構造を示す図である。図4は、居住者の個人情報テーブルのデータ構造を示す図である。なお、この対象の共同住宅には、居住者がn人として説明する。そして、居住者が引っ越しなどで変更があったとき、適宜いなくなった人の情報を削除し、新たに居住者になった人の情報を追加する。
指紋情報テーブル30には、図3に示すように、3つのフィールドにそれぞれ居住者を識別するための居住者番号31と、2つの当該居住者の参照用の指紋データ情報32、33が格納されている。そして各居住者のデータが各レコードに格納されている。参照用の指紋データ情報32、33は、指紋情報の特徴点などを数値化した情報であり、個人識別情報として入力された指紋情報と照合するために予め参照用の指紋情報を収集し、それを数値化したものである。また、2つの指紋データ情報32、33は、当該居住者の異なる指、例えば、一方が人差指、他方が中指、の指紋情報を数値化したものである。
個人情報テーブル35には、図4に示すように、5つのフィールドにそれぞれ居住者を識別するための居住者番号36、当該居住者が居住する階床を示す居住階37、当該居住者が居住する部屋を識別する部屋番号38、指紋情報テーブル30の第1の指紋データ情報32に対応する第1のエレベーター制御情報(例えば、エレベーターのかごを玄関階に配車することを望んでいるので、エレベーターのかごの玄関階への呼び登録を行う。)39、指紋情報テーブル30の第2の指紋データ情報33に対応する第2のエレベーター制御情報(例えば、エレベーターのかごを玄関階に配車することを望んでいないので、エレベーターのかごの玄関階への呼び登録を行わない。)40が格納されている。そして各居住者のデータが各レコードに格納されている。
なお、第1のエレベーター制御情報39および第2のエレベーター制御情報40は、居住者が任意に決めることができる。
次に、システム管理装置12の記憶装置25に記憶されている宅配ロッカー情報テーブルについて図5を参照して説明する。図5は、宅配ロッカー情報テーブルのデータ構造を示す図である。
宅配ロッカー管理テーブル42には、2つのフィールドにそれぞれ配達物が収納された収納ボックス6を識別できるボックス番号43、当該収納ボックス6に収納された配達物の届け先である届け先部屋番号44が格納されている。この宅配ロッカー管理テーブル42には、宅配業者が配達物を収納ボックス6に収納したとき、ボックス番号43と届け先部屋番号44とが格納され、居住者が収納ボックス6から配達物を引き取ったとき、該当する届け先部屋番号が削除される。
次に、システム管理装置12の機能を図6を参照して説明する。
システム管理装置12は、図6に示すように、玄関装置10から入力された指紋情報に基づき居住者か否かを判断し、居住者と判断したとき、電気錠制御盤5に解錠を指示する入室者許可手段46、入室者許可手段46により居住者と判断されたとき、当該居住者に対して通知すべき情報の有無を判断し、有るとき、玄関装置10に該当する情報を送る情報通知判定手段47、入室者許可手段46により居住者と判断されたとき、玄関装置10から入力された指紋情報に基づきエレベーターかご17の玄関階への呼び登録の要否を判定する呼び登録判定手段48、宅配ロッカー管理テーブル42を管理する宅配ロッカー管理手段49を有している。
入室者許可手段46は、玄関装置10から入力された指紋情報により指紋情報テーブル30を検索し、本人であると判定できる一致率の指紋データ情報があるとき、当該指紋データ情報に対応する居住者が認証操作を行ったと判断し、電気錠制御盤5に解錠指令を行う。
情報通知判定手段47は、入室者許可手段46により求められた認証操作を行った人の居住者番号により個人情報テーブルを検索し、当該居住者番号に対応する部屋番号を求める。そして、当該部屋番号により宅配ロッカー管理テーブル42を検索し、宅配ロッカー4に配達物が収納されているか否かを判断する。宅配ロッカー4に配達物が収納されているとき、ボックス番号43を求め、当該ボックス番号43の収納ボックス6に配達物があることを玄関装置10に送信する。なお、玄関装置10の報知装置15では、この情報に基づいて、収納ボックス6に配達物があることをボックス番号43と合わせて報知する。報知を受けた入室者は、当該収納ボックス6から配達物を引き取る。
呼び登録判定手段48は、入室者許可手段46により求められた認証操作を行った人の居住者番号31により個人情報テーブル35を検索し、当該居住者番号に対応する居住階37を求める。そして、求められた当該居住階37が玄関階のとき、エレベーターかご17の玄関階への呼び登録を行わない。また、求められた当該居住階37が玄関階以外のとき、認証操作により入力された指紋情報が指紋情報テーブル30の当該居住者番号31のレコードに格納されている第1の指紋データ情報32または第2の指紋データ情報33のいずれかであるか求める。その後、求められた第1の指紋データ情報32または第2の指紋データ情報33により個人情報テーブル35を検索し、エレベーターかご17を玄関階に呼び登録するか否かを求める。そして、エレベーターかご17を玄関階に呼び登録する場合、エレベーター制御装置11にエレベーターかご17を玄関階に呼び登録するように呼び登録指令を送信する。なお、エレベーター制御装置11は、呼び登録指令に基づいて、エレベーターかご17を玄関階に配車する。
宅配ロッカー管理手段49は、宅配ロッカー4から入力される収納情報および引き取り情報に基づき、宅配ロッカー管理テーブル42を更新する。
次に、宅配業者が宅配ロッカー4に配達物を収納するときと居住者が宅配ロッカーから配達物を引き取るときとのホームオートメーションシステムの動作について図7、図8を参照して説明する。図7は、宅配業者が宅配ロッカー4に配達物を収納し、宅配ロッカー管理テーブル42に情報が格納される手順を示すフローチャートである。また、図8は、居住者が配達物を引き取り、宅配ロッカー管理テーブル42から該当する情報が削除される手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、ステップ(以下、Sと略記する。)101では、宅配業者は、空いている収納ボックス(収納ボックスの屋外側の扉の上方に装備されたランプが点いていない収納ボックスであり、ランプが点いている収納ボックスは配達物が収納されており、屋外側の扉は開けられないようになっている。)6に配達物を入れ、屋外側の扉を閉め、テンキー入力装置7からボックス番号と部屋番号とを入力し、収納釦を押すと、屋外側の扉が旋錠される。さらに、ボックス番号、部屋番号および収納完了からなる収納情報がシステム管理装置12に伝送される。
S102では、システム管理装置12の宅配ロッカー管理手段49は、収納情報を受信すると、宅配ロッカー管理テーブル42のボックス番号のレコードに部屋番号を格納する。
図8に示すように、S201では、居住者は収納ボックス6から配達物を引き取るために設定された暗証番号を入力し、屋内側の扉の上方に装備されている引き取り釦を押すと、扉が開いて配達物を引き取ることができる。そして、引き取り完了とボックス番号からなる引き取り情報がシステム管理装置12に伝送される。
S202では、システム管理装置12の宅配ロッカー管理手段49は、引き取り情報を受信すると、該当するボックス番号に係わるフィールドの情報を削除する。
このようにして宅配ロッカー管理テーブル42のデータが更新される。
次に、共同住宅に共用玄関から入室するときのホームオートメーションシステムの動作について図9を参照して説明する。
図9に示すように、S301では、システム管理装置12の入室者許可手段46は、玄関装置10が認証操作されて、指紋情報が入力されたか否かを判断する。指紋情報が入力されていないとき、S301を繰り返す。一方、指紋情報が入力されたとき、S302へ進む。
S302では、入室者許可手段46は、入力された指紋情報から特徴点を抽出して当該指紋情報の指紋データ情報を作成し、指紋情報テーブル30に当該指紋データ情報と一致する指紋データ情報が登録されているか否かを判断する。指紋データ情報が登録されていないとき、S303へ進み、指紋データ情報が登録されているとき、S304へ進む。
S303では、入室者許可手段46は、認証操作を行った人が居住者以外、または指紋情報の入力が間違っていると判断し、エラーメッセージまたは来訪者向けメッセージを玄関装置10に伝送し、玄関装置10からそのメッセージが認証操作を行った人に報知されて、認証操作に対応する動作を終了する。
S304では、入室者許可手段46は、一致した指紋データ情報32、33に対応する居住者番号31より個人情報テーブル35を検索し、居住者番号36に対応する部屋番号38を求める。
S305では、情報通知判定手段47は、求められた部屋番号38により宅配ロッカー管理テーブル42を検索し、部屋番号宛に配達物が有るか否かを判断する。配達物があるとき、S306へ進み、配達物がないとき、S307へ進む。
S306では、情報通知判定手段47は、ボックス番号43と合わせて配達物がある旨、玄関装置10に送信し、S307へ進む。なお、このとき玄関装置10は、認証操作した人にボックス番号43の収納ボックス6に配達物がある旨報知する。
S307では、入室者許可手段46は、電気錠制御盤5に共用の玄関ドア3の電気錠を解錠するように解錠指令を送信する。なお、このとき電気錠制御盤5は、玄関ドア3の電気錠を解錠する。
S308では、呼び登録判定手段48は、求められた居住者番号36に基づき個人情報テーブル35から居住階37を求める。そして、求められた居住階37が玄関階であるか否かを判断する。玄関階である場合、認証操作に対応する動作を終了する。一方、玄関階でない場合、S309へ進む。
S309では、呼び登録判定手段48は、認証操作にともなって入力された指紋情報が指紋情報テーブル30に登録されている第1の指紋データ情報32または第2の指紋データ情報33のいずれに一致するか判断する。第1の指紋データ情報32に一致するとき、S310へ進み、第2の指紋データ情報33に一致するとき、S311へ進む。
S310では、呼び登録判定手段48は、個人情報テーブル35に第1のエレベーター制御情報39として登録されている情報を読み出し、S312へ進む。
S311では、呼び登録判定手段48は、個人情報テーブル35に第2のエレベーター制御情報40として登録されている情報を読み出し、S312へ進む。
S312では、呼び登録判定手段48は、読み出された情報に基づき、エレベーターかご17を玄関階に呼び登録するか否かを判断する。呼び登録が必要ない場合、認証操作に対応する動作を終了する。呼び登録が必要な場合、S313へ進む。
S313では、呼び登録判定手段48は、エレベーター制御装置11にエレベーターかご17を玄関階に配車するように呼び登録指令を送信して、認証操作に対応する動作を終了する。なお、エレベーター制御装置11は、呼び登録指令を受信すると、エレベーターかご17を玄関階に配車する。
次に、エレベーターかごの玄関階への呼び登録についてより具体的に説明する。
例えば、居住者番号が1の居住者の場合、第1の指紋データ情報32に対応する第1のエレベーター制御情報39として玄関階へ配車が登録されている。また、第2の指紋データ情報33に対応する第2のエレベーター制御情報40として配車無しが登録されている。そして、この居住者が普段はエレベーターを使わずに階段を使おうとしている場合、普段、この居住者は第2の指紋情報を用いて認証操作を行うので、エレベーターかご17の玄関階への配車は行われない。しかし、この居住者が重い荷物を持っている場合などエレベーターを使用しようと思ったとき、この居住者は第2の指紋情報を用いて認証操作を行うので、エレベーターかご17が玄関階に配車される。このように異なる指の指紋情報を用いて認証操作を行えば、エレベーターかご17の玄関階への配車が選択できる。
なお、図4にも示すように、必ずしもエレベーターかご17の玄関階への呼び登録を選択せずに、常に配車を選択してあってもよい。また、逆に常に配車無しであってもよい。
このようにあらかじめ個人情報テーブル35に2種類のエレベーター制御情報39、40を登録しておき、この2種類のエレベーター制御情報39、40を2つの個人識別情報に基づいて選択することにより、エレベーターかご17の玄関階への配車の要否を選択できるので、エレベーター2の無駄な運転による運行効率の低下を防止することができるとともに電力消費の節約にも寄与できる。
また、効率的なエレベーター2の運行のために、個人に備わっている同じ種類の2つのバイオメトリックス情報を用いるので、バイオメトリックス情報取得装置があらかじめ備わっているホームオートメーションシステムであれば、バイオメトリックス情報を1つ増やすだけでシステムを構成することができる。
また、1回の認証操作を行えばよいので、操作回数を増やすことも必要ない。
実施の形態2.
図10は、この発明の実施の形態2に係わるホームオートメーションシステムの構成図である。
実施の形態2に係わるホームオートメーションシステムは、実施の形態1に係わるホームオートメーションシステムと玄関装置10bが異なっており、その他は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明を省略する。
実施の形態2に係わる玄関装置10bは、実施の形態1の玄関装置10とは個人識別情報収集装置の数が1つと2つの違いがある。
2つの個人識別情報収集装置としての照合器A51aおよび照合器B51bのいずれかから個人識別情報が入力されたかにより、エレベーターかご17の呼び登録を選択する。
例えば、照合器A51aから個人識別情報が入力されたとき、呼び登録判定手段48は第1のエレベーター制御情報39を個人情報テーブル35から読み出し、照合器B51bから同じ個人識別情報が入力されたとき、呼び登録判定手段48は第2のエレベーター制御情報40を個人情報テーブル35から読み出し、この読み出した情報に基づきエレベーターかご17の呼び登録の要否を判定する。
このようなホームオートメーションシステムは、照合器51a、51bが2つ用意され、そのいずれかを選択することによりエレベーターかご17の呼び登録を選択できるので、1つの個人識別情報だけでよく、簡便である。
この発明の実施の形態1に係わるホームオートメーションシステムが装備された共同住宅の様子を示す図である。 実施の形態1に係わるホームオートメーションシステムの構成図である。 実施の形態1に係わるシステム管理装置に記憶されている指紋情報テーブルのデータ構造を示す図である。 実施の形態1に係わるシステム管理装置に記憶されている個人情報テーブルのデータ構造を示す図である。 実施の形態1に係わるシステム管理装置に記憶されている宅配ロッカー管理テーブルのデータ構造を示す図である。 実施の形態1に係わるシステム管理装置の機能ブロック図である。 宅配業者が宅配ロッカーに配達物を収納し、宅配ロッカー情報テーブルに情報が格納される手順を示すフローチャートである。 居住者が配達物を引き取り、宅配ロッカー情報テーブルから該当する情報が削除される手順を示すフローチャートである。 共同住宅に共用玄関から入室するときのホームオートメーションシステムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係わるホームオートメーションシステムの構成図である。
符号の説明
1 玄関、2 エレベーター、3 玄関ドア、4 宅配ロッカー、5 電気錠制御盤、6 収納ボックス、7 テンキー入力装置、10、10b 玄関装置、11 エレベーター制御装置、12 システム管理装置、14 指紋リーダー、15 報知装置、17 エレベーターかご、18 エレベーター乗場釦、20、24 中央処理演算装置(CPU)、21、25 記憶装置、22、26 インターフェース装置(I/F装置)、30 指紋情報テーブル、31、36 居住者番号、32、33 指紋データ情報、35 個人情報テーブル、37 居住階、38 部屋番号、39、40 エレベーター制御情報、42 宅配ロッカー管理テーブル、43 ボックス番号、44 届け先部屋番号、46 入室者許可手段、47 情報通知判定手段、48 呼び登録判定手段、49 宅配ロッカー管理手段、51a、51b 照合器。

Claims (4)

  1. 玄関が共用され、上記玄関に設けられた玄関ドアと上記玄関が設けられた階床から他の各階床に連絡するエレベーターとが備えられた共同住宅を制御するホームオートメーションシステムにおいて、
    上記玄関ドアの屋外側に設けられ、上記共同住宅の居住者を識別するために上記居住者の個人識別情報を収集する個人識別情報収集装置が備えられる玄関装置と、
    上記居住者毎に2つの異なる上記個人識別情報に対応する2種類のエレベーターの制御内容があらかじめ記憶されている記憶装置、上記玄関装置で収集された上記個人識別情報が上記記憶装置に記憶されている2つの個人識別情報のいずれかと一致するとき上記玄関ドアを解錠して入室を許可する入室者許可手段および上記玄関装置で収集された上記個人識別情報に対応するエレベーターの制御内容に基づき上記エレベーターを制御する呼び登録判定手段を有するシステム管理装置と、
    が備えられることを特徴とするホームオートメーションシステム。
  2. 玄関が共用され、上記玄関に設けられた玄関ドアと上記玄関が設けられた階床から各階床に連絡するエレベーターとが備えられた共同住宅を制御するホームオートメーションシステムにおいて、
    上記玄関ドアの屋外側に設けられ、上記共同住宅の居住者を識別するために上記居住者の個人識別情報を収集する2つの個人識別情報収集装置が備えられる玄関装置と、
    上記居住者毎に上記個人識別情報を収集する2つの上記個人識別情報収集装置にそれぞれ対応する2種類のエレベーターの制御内容があらかじめ記憶されている記憶装置、上記玄関装置で収集された上記個人識別情報が上記記憶されている個人識別情報と一致するとき上記玄関ドアを解錠して入室を許可する入室者許可手段および上記個人識別情報を収集する上記個人識別情報収集装置に対応するエレベーターの制御内容に基づき上記エレベーターを制御する呼び登録判定手段を有するシステム管理装置と、
    が備えられることを特徴とするホームオートメーションシステム。
  3. 上記個人識別情報は、指紋情報、静脈情報、掌形情報、虹彩情報、網膜情報および耳形情報のいずれか、またはこれらを組み合わせたバイオメトリックス情報であることを特徴とする請求項1または2に記載するホームオートメーションシステム。
  4. 上記2種類のエレベーターの制御内容は、上記エレベーターのかごの上記玄関階への呼び登録の要否であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載するホームオートメーションシステム。
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