JP2006130037A5 - - Google Patents

Claims (3)

1. 被検者の頭頸部にコーンビームＸ線を照射してＸ線ＣＴ撮影を行う頭頸用コーンビームＸ線ＣＴ撮影装置において、
   コーンビームＸ線を照射するＸ線発生器と、前記被検者を透過したコーンビームＸ線を検知するＦＰ型２次元センサーとを対向配置した旋回アームと、前記旋回アームを旋回するための垂直方向に延設する旋回軸と、前記旋回軸を中心に前記旋回アームを旋回駆動する旋回駆動ユニットとを備え、
   前記ＦＰ型２次元センサーは、前記被検者の肩部上方に配置され、入力面が前記旋回軸に対して平行な垂直方向に配置され、
   前記Ｘ線発生器の焦点と前記ＦＰ型２次元センサーの入力面の上下幅中心とを結ぶ直線が、水平線に対して上方向に角度θを有するように配置され、
   ＣＴ撮影の際に、前記角度θに上下方向の投影角度を補正して画像再構成する処理手段を備えることを特徴とする頭頸部用コーンビームＸ線ＣＴ撮影装置。
2. 前記旋回アームと前記旋回軸との連結部に、水平方向に前記Ｘ線発生器の焦点と前記旋回軸の中心との間の寸法を所定範囲に任意に可変移動するための旋回軸位置可変機構と、前記旋回軸位置可変機構の駆動を制御する制御手段とを備えることを特徴とする請求項１に記載の頭頸部用コーンビームＸ線ＣＴ撮影装置。
3. 請求項２に記載の頭頸部用コーンビームＸ線ＣＴ撮影装置において、
   前記処理手段は、前記旋回軸位置可変機構が前記Ｘ線発生器の焦点と前記旋回軸の中心との間を寸法変化して拡大撮影を行う際、予め設定された基準値との比較演算処理によって拡大率を補正して画像再構成することを特徴とする頭頸部用コーンビームＸ線ＣＴ撮影装置。