JP4622263B2 - 送信装置、受信装置、再送制御方法 - Google Patents

送信装置、受信装置、再送制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、送信装置、受信装置、再送制御方法に関し、例えば、W−CDMA通信方式を採用した移動無線通信システムにおける無線基地局、移動局に関する。
現在、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で、第3世代移動通信システムの1つの方式であるW−CDMA方式の標準化が進められている。そして、標準化のテーマの1つとして下りリンクで最大約14Mbpsの伝送速度を提供するHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)が規定されている。
HSDPAは、適応符号化変調方式を採用しており、例えば、QPSK変調方式と16値QAM方式とを基地局、移動局間の無線環境に応じて適応的に切りかえることを特徴としている。
また、HSDPAは、H−ARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)方式を採用している。HSDPAは、移動局が基地局からの受信データについて誤りを検出した場合に、移動局からの要求により基地局からデータの再送が行われ、移動局は、既に受信済みのデータと、再送された受信データとの双方を用いて誤り訂正復号化を行うことで特徴付けられる。このようにH−ARQでは、誤りがあっても既に受信したデータを有効に利用することで、誤り訂正復号の利得を高め、再送回数を抑えている。
HSDPAに用いられる主な無線チャネルは、HS−SCCH(High Speed-Shared Control Channel)、HS−PDSCH(High Speed-Physical Downlink Shared Channel)、HS−DPCCH(High Speed-Dedicated Physical Control Channel)がある。
HS−SCCH、HS−PDSCHは、双方とも下り方向(即ち、基地局から移動局への方向)の共通チャネルであり、HS−SCCHは、HS−PDSCHにて送信するデータに関する各種パラメータを送信する制御チャネルである。各種パラメータとしては、例えば、どの変調方式を用いてHS−PDSCHによりデータを送信するかを示す変調タイプ情報や、拡散符号の割当て数(コード数)、送信データに対して行うレートマッチングのパターン等の情報が挙げられる。
一方、HS−DPCCHは、上り方向(即ち、移動局から基地局への方向)の個別の制御チャネルであり、HS−PDSCHを介して受信したデータの受信可、否に応じてそれぞれACK信号、NACK信号を移動局が基地局に対して送信する場合に用いられる。尚、移動局がデータの受信に失敗した場合(受信データがCRCエラである場合等)は、NACK信号が移動局から送信されるので、基地局は再送制御を実行することとなる。
その他、HS−DPCCHは、基地局からの受信信号の受信品質(例えばSIR)を測定した移動局が、その結果をCQI(Channel Quality Indicator)として基地局に送信するためにも用いられる。基地局は、受信したCQIにより、下り方向の無線環境の良否を判断し、良好であれば、より高速にデータを送信可能な変調方式に切りかえ、逆に良好でなければ、より低速にデータを送信する変調方式に切りかえる(即ち、適応変調を行う)。
・「チャネル構造」
次に、HSDPAにおけるチャネル構成について説明する。
図1は、HSDPAにおけるチャネル構成を示すための図である。尚、W−CDMAは、符号分割多重方式を採用するため、各チャネルは符号により分離されている。
まず、説明していないチャネルについて簡単に説明しておく。
CPICH(Common Pilot Channel)、P−CCPCH(Primary Common Control Channel)は、それぞれ下り方向の共通チャネルである。
CPICHは、移動局においてチャネル推定、セルサーチ、同一セル内における他の下り物理チャネルのタイミング基準として利用されるチャネルであり、いわゆるパイロット信号を送信するためのチャネルである。P−CCPCHは、報知情報を送信するためのチャネルである。
次に、図1を用いて、チャネルのタイミング関係について説明する。
図のように、各チャネルは、15個のスロットにより1フレーム(10ms)を構成している。先に説明したように、CPICHは他のチャネルの基準として用いられるため、P−CCPCH及びHS−SCCHのフレームの先頭はCPICHのフレームの先頭と一致している。ここで、HS−PDSCHのフレームの先頭は、HS−SCCH等に対して2スロット遅延しているが、移動局がHS−SCCHを介して変調タイプ情報を受信してから、受信した変調タイプに対応する復調方式でHS−PDSCHの復調を行うことを可能にするためである。また、HS−SCCH、HS−PDSCHは、3スロットで1サブフレームを構成している。
HS−DPCCHは、CPICHに同期していないが、上り方向のチャネルであり、移動局において生成されたタイミングに基づくためである。
以上が、HSDPAのチャネル構成の簡単な説明である。次に、送信データがHS−PDSCHを介して送信されるまでの過程についてブロック図を用いながら説明する。
・「基地局の構成」
図2は、HSDPAをサポートする基地局の構成を示す。
図において、1はCRC付加部、2は符号ブロック分割部、3はチャネル符号化部、4はビット分離部、5はレートマッチング部、6はビット収集部、7は変調部を示す。
次に各ブロックの動作について説明する。
HS−PDSCHを介して送信される送信データ(図1におけるHS−PDSCHの1サブフレーム内に収められるデータ)は、まず、1のCRC付加部においてCRC演算処理がなされ、演算結果が送信データの最後尾に付加される。そして、CRC演算結果の付加された送信データは、符号ブロック分割部2に入力されて、複数のブロックに分割される。これは、受信側における復号処理負荷を考慮して、誤り訂正符号化を行う単位のデータ長を短くするためであり、所定長を超える場合には、複数のブロックに等分するのである。分割数は2以上の整数を取り得るが、以下、説明を簡単にするため分割数が2であった場合について説明する。もちろんデータ長が短い場合は分割不要である。
分割された送信データのそれぞれは、チャネル符号化部3において、それぞれ別個の誤り訂正符号化の対象のデータとして扱われる。即ち、分割された第1ブロック、第2ブロックのそれぞれについて誤り訂正符号化処理が施される。チャネル符号化の例としては、ターボ符号化が挙げられる。
ここで、ターボ符号化について簡単に説明する。ターボ符号化は、符号化の対象となるデータをUとすると、Uに基づいて、Uそのものと、Uを畳み込み符号化して得られたU'と、Uをインタリーブ(並び替え処理)してから同様に畳み込み符号化して得られたU''とを出力することとなる。ここで、Uは、組織ビットと称され、ターボ復号において、2つの要素復号器の双方で用いられるデータであり、利用頻度が高いため重要度が高いデータであると解することができる。他方、U'、U''は冗長ビットであり、それぞれ2つの要素復号器の1方で用いられるデータであり、利用頻度が低いため重要度はUより低いものと解することができる。
即ち、組織ビットの方が冗長ビットよりも重要度が高く、組織ビットがより正しく受信されることで、ターボ復号器により正しい復号結果を得ることができるともいえる。
さて、このようにして生成された、組織ビットと、冗長ビットは、シリアルデータとしてビット分離部4に入力され、ビット分離部4は、入力されたシリアルデータをU、U'、U''の3つの系統のデータに分離し、パラレルデータとして出力する。
レートマッチング部5は、HS−SCCHの3スロットで構成されるサブフレーム内に収まるように、所定のアルゴリズムによりビットを削除するパンクチャ処理を行ったり、ビットを繰り返すことによるレピテッション処理を行う。
このように、レートマッチング部5において、サブフレームへのビット適合化の処理が施されたビットは、ビット収集部6にパラレルに入力される。
ビット収集部6は、入力データに基づいて、例えば16値QAM変調の各信号点を示す4ビットのビット列を生成して出力する。尚、ビット列の生成に際しては、最初の送信時には、組織ビットを誤りずらい上位ビット側に優先的に配置される。
変調部7は、入力されたビット列により示される信号点に対応する振幅、位相となるように16値QAM変調された信号を出力して、周波数変換により無線周波数に変換してから不図示のアンテナ側へ送出する。
・「レートマッチング部5の詳細説明」
図3は、レートマッチング部5を示す。
レートマッチング部5は、図のように、第1レートマッチング部51、バーチャルバッファ52、第2レートマッチング部53を備えている。
第1レートマッチング部51は、ビット分離部4で分離された組織ビット(U)、第1冗長ビット(U')、第2冗長ビット(U'')に対して、レートマッチング処理(パンクチャ処理)を行う。この処理は後述する受信側の移動局の能力(既に受信済みのデータと再送されたデータを合成したデータを記憶可能なメモリの容量等)を考慮したもので、再送を含めて送信可能な最大のデータ量を移動局の能力以下とするために行われ、所定の法則でビットの削除が行われる。
バーチャルバッファ部52は、第1レートマッチング部51において、移動局の能力にあわせて、パンクチャ処理(ビット削除)された組織ビット、第1、第2冗長ビットを格納するためのバッファである。
第2レートマッチング部53は、バーチャルバッファから読み出したデータに対して、HS−SCCHの3スロットで構成されるサブフレーム内に収まるように、所定の法則によりビットを削除するパンクチャ処理等を行ったり、ビットを繰り返すことによるレピテッション処理を行う。
以上が、レートマッチング部5の構成、動作の説明であるが、図4を用いて、レートマッチング部5の処理にともなうデータの変化について詳細に説明する。
図4におけるブロックAは、第1レートマッチング部51に入力される組織ビット(U)、第1冗長ビット(U')、第2冗長ビット(U'')を示している。第1レートマッチング処理部51は、移動局の能力に応じて定まる所定のデータ量となるように、ブロックAに対してパンクチャ処理を施し出力する。即ち、移動局の能力を考慮してブロックBに示すデータ量となるようにビットの削除を行うのである。
削除するビットについては、種々の手法が考えられるが、例えば、図示したブロックBは、組織ビットは、重要なビットであるからパンクチャ処理を施さず、第1冗長ビット、第2冗長ビットについては、それぞれ、所定ビットをパンクチャ処理により削除(レートマッチング処理としてのパンクチャ処理が施されたことを示すためにU'(r)、U''(r)と示している。)することで生成されている。尚、図4では、左半分のビットを削除しているが、ある程度分散された位置のビットを削除することが好ましい。例えば、偶数番目のビットあるいは奇数番目のビットを削除する等である。
第2レートマッチング部53は、第1レートマッチング部51においてパンクチャ処理されたデータブロックBに基づいて、サブフレーム内に収まるように、レートマッチング処理を施し、送信データを出力する。
例えば、最初の送信では、パンクチャ処理を施して組織ビットUをブロックCとして出力し、2回目の送信(最初の再送)では、パンクチャ処理を施して第1冗長ビットU'(r)、第2冗長ビットU''(r)をブロックDとして出力する。尚、再送回数は、1以上の所定数に設定可能であるが、ここでは、最初の送信を含めて3回目の送信が最後の再送信とすると、3回目の送信(2回目の再送)では、例えば、ブロックBに対してパンクチャ処理して得られるブロックCを再度送信する。
上述した、HSDPAに関する事項は、例えば次の非特許文献1に開示されている。
3G TS 25.212(3rd Generation Partnership Project: Technical Specificati on Group Radio Access Network ; Multiplexing and channel coding (FDD))
先に説明した背景技術によれば、(第1)レートマッチングにより、再送を含めて移動局に送信されるデータ量は、受信装置の能力(既に受信済みのデータと再送されたデータを合成したデータを記憶可能なメモリの容量等)以下となるように、予め制限(ブロックBに制限)しているため、受信装置は、能力(メモリの容量)を越えるデータを受信することはなく、最初の受信データ、再送された受信データの全てを利用して誤り訂正復号処理を行うことができる。
しかし、このような制限は、受信装置のメモリの容量を越えるデータ部分の利用の途を閉ざすこととなり、誤り訂正復号処理の能力を十分に発揮できないものとしている。
受信装置のメモリの容量を増大させることでこのような制限をなくすことも考えられるが、メモリの増大化により移動局の小型化が疎外され、特に、誤り訂正復号処理に軟判定データを用いる場合には、データ量が極端に増大してしまうため、そのまま採用することができない。
従って、本発明の目的の1つは、受信装置で記憶しなければならないデータ量の増大をおさえつつ、誤り訂正復号処理が効率的に行えるようにすることである。
尚、上記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる効果であって、従来の技術によっては得られない効果を奏することも本発明の目的の1つとして位置付けることができる。
(1)本発明においては、受信済みのデータと再送信されたデータとを用いて誤り訂正復号処理を行う受信装置に対してデータを送信する送信装置において、誤り訂正符号化されたデータの第1の部分に対してレートマッチング処理を施して第1の送信データを生成し、該誤り訂正符号化されたデータの全体又は第2の部分に対してレートマッチング処理を施して、少なくとも該第1の部分に含まれないデータを含む第2の送信データを生成する送信データ生成手段と、該第1の送信データを送信した後に、前記再送信として該第2の送信データの送信を行う送信手段と、を備えたことを特徴とする送信装置を用いる。
(2)本発明においては、前記第2の送信データの送信は、実行される再送信のうち、最後の再送信であることを特徴とする(1)記載の送信装置を用いる。
好ましくは、(1)において、前記第2の送信データは、前記第1の送信データと共通するデータ部分を有し、前記第2の送信データの送信は、実行される再送信のうち、最後ではない再送信であるものとする。
また、好ましくは、(1)において、前記第1の部分は、前記誤り訂正符号化されたデータに対してレートマッチング処理を施して得る。
(3)本発明においては、前記第1の部分は、前記誤り訂正符号化されたデータに対して第1のパターンでレートマッチング処理を施して得られたデータ部分であり、前記第2の部分は、前記誤り訂正符号化されたデータに対して第2のパターンでレートマッチング処理を施して得られたデータ部分である、ことを特徴とする請求項1記載の送信装置を用いる。
(4)本発明においては、受信済みのデータと再送信されたデータとを合成して誤り訂正復号処理を行う受信装置に対してデータを送信する送信装置において、該受信装置が特定可能な特定の再送信を行う際には、その前に既に送信済みである、同じ誤り訂正符号化されたデータに関する全てのデータと合成すると、該受信装置が合成後のデータを格納するために有する記憶手段の容量を越えることとなる送信データを生成する送信データ生成手段と、該データを前記特定の再送信として送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする送信装置を用いる。
好ましくは、(4)において、送信回数、NACK信号の連続受信回数、最初の送信からの経過時間のいずれかに基づいて判定する制御部、を備える。
また、好ましくは、(4)において、前記特定の再送信であることを該受信装置に通知する通知手段を備え、必要に応じて、更に、前記送信装置はHSDPAをサポートする移動通信システムにおいて用いられる基地局であり、前記通知は、HS−SCCHを介して行う。
(5)本発明においては、受信済みのデータと再送信されたデータとを合成して誤り訂正復号処理を行う受信装置に対してデータを送信する送信手段と、該手段により実行する一連の再送信のうち、最後の再送信であることを該受信装置に通知する通知手段、を備えたことを特徴とする送信装置を用いる。
(6)本発明においては、受信済みのデータと再送信されたデータとを合成して誤り訂正復号処理を行う受信装置において、最初に受信したデータについて記憶を行う記憶手段と、特定の再送信でない場合の受信データについては、前記記憶手段から読み出したデータと該受信データを合成し、前記記憶手段に合成後のデータを格納する制御を行うが、特定の再送信である場合の受信データについては、前記記憶手段から読み出したデータと該受信データを合成するが、前記記憶手段に合成後のデータを格納する制御を行わないことを特徴とする受信装置を用いる。
(7)本発明においては、受信済みのデータと再送信されたデータとを合成して誤り訂正復号処理を行う受信装置において、最初に受信したデータについて記憶を行う記憶手段と、特定の再送信でない場合の受信データについては、前記記憶手段から読み出したデータと該受信データを合成し、前記記憶手段に合成後のデータを格納する制御を行うが、特定の再送信である場合の受信データについては、前記記憶手段から読み出したデータと該受信データを合成し、該合成後のデータのうち前記記憶手段に対応するデータ部分は、前記記憶手段に格納するが、対応しないデータ部分は記憶手段に格納しない制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする受信装置を用いる。
(8)本発明においては、前記受信装置は、前記特定の再送信であることを、基地局からの通知内容、NACK信号の送信回数、受信回数、最初の受信からの経過時間のいずれかに基づいて判定する特定の再送信検出部、を備えたことを特徴とする(6)又は(7)記載の受信装置を用いる。
好ましくは、(6)又は(7)において、前記受信装置は、HSDPAをサポートする移動通信システムにおいて用いられる移動局であり、前記特定の再送信であるかどうかは、HS−SCCHを介して基地局から通知される情報により判定する特定の再送信検出部により判定される、こととする。
(9)本発明においては、記憶手段に記憶している受信済みのデータと再送信されたデータとを合成して誤り訂正復号処理を行う受信装置において、再送信が最後の再送信であるかどうかを判定する判定手段と、該判定手段により最後の再送信でないと判定した場合は、該最後の再送信でないデータについての前記合成の後のデータを前記記憶手段に記憶させる制御を行うが、該判定手段により最後の再送信であると判定した場合は、該最後の再送信であるデータについての前記合成の後のデータを前記記憶手段に記憶させる制御は行わない制御手段と、を備えたことを特徴とする受信装置を用いる。
(10)本発明においては、基地局から送信したデータを受信した移動局が受信エラを検出した場合に、該移動局が該基地局に対して再送要求を行い、該再送要求に応じて基地局が再送を行う再送制御方法において、該基地局は、2回目以降の特定の再送を行う際には、その前に既に送信済みである同じ誤り訂正符号化されたデータに関する全てのデータと合成すると、該移動局が合成後のデータを格納するために有する記憶手段の容量を越えることとなる送信データを送信し、該移動局は、該特定の再送についての受信データと該記憶手段に記憶している受信済みのデータとの合成を行って誤り訂正復号処理を行うが、該合成後のデータは、前記記憶手段に記憶しない、ことを特徴とする再送制御方法を用いる。
(11)本発明においては、HARQを採用するCDMA移動通信システムにおけるデータ伝送方法において、最初の送信を行う際は、ファーストレートマッチング部が第1のパターンでレートマッチング処理を行って第1のデータを出力するように制御し、更に、セカンドレートマッチング処理部が該第1のデータに対してレートマッチング処理を施して第2のデータを出力するように制御し、特定の再送信を行う際は、前記ファーストレートマッチング部が第2のパターンでレートマッチング処理を行って前記第1のデータには含まれないデータを有する第3のデータを出力するように制御し、更に、前記セカンドレートマッチング処理部が該第3のデータに対してレートマッチング処理を施して前記第1のデータには含まれないデータを有する第4のデータを出力するように制御する、ことを特徴とするデータ伝送方法を用いる。
本発明にかかる送信装置によれば、受信装置で記憶しなければならないデータ量の増大をおさえつつ、誤り訂正復号処理を効果的に行うことができる。
以下、図面を参照することにより、本発明の実施の形態について説明する。
〔a〕第1実施形態の説明
図5は、本発明に係る送信装置を示す図である。
尚、送信装置の1例として、先に説明したHSDPAに対応したW−CDMA通信システムの送信装置(無線基地局)について説明することとする。他の通信システムにおける送信装置に適用することも可能である。
図において、10はHS―PDSCHを介して送信する伝送データ(1サブフレーム内で送信するデータ)を順次出力するとともに各部(11〜26等)の制御を行う制御部を示す。HS−PDSCHは、共通チャネルであるから、順次出力される伝送データは、それぞれ異なる移動局宛てであることが許容される。
11は、順次入力される伝送データ(同じ無線フレーム内で送信するデータ)に対してCRC演算を行い、この伝送データの最後尾にCRC演算結果を付加するCRC付加(CRC attachment)部、12は、CRC演算結果が付加された伝送データに対して、ビット単位でスクランブルをかけることで、送信データにランダム性を与えるビットスクランブル(Bit scrambling)部を示す。
13は、次に行うチャネル符号化において、符号化の対象とするデータ長が長くなりすぎることで、受信側の復号器の演算量が増大することを防止する等の目的から、入力されたビットスクランブル後の伝送データが、所定のデータ長を超える場合に、分割(例えば、2等分)する符号ブロック分割(Code block segmentation)部を示す。図では、入力データ長が所定のデータ長を超えており、2等分(第1データブロック、第2データブロックに分割)した場合の出力を示している。もちろん分割数として2以外の分割数とする例も考えられるし、また、等分ではなく、異なるデータ長に分割する例も考えられる。
14は、分割された各データについてそれぞれ、別個に誤り訂正符号化処理を施すチャネル符号化(Channel coding)部を示す。尚、チャネル符号化部14としては、前述のターボ符号器を用いることが望ましく、ここでもターボ符号器を用いることとする。
従って、その第1の出力は、先に説明したように、第1ブロックについて、符号化対象のデータと同じデータである重要な組織ビット(U)と、組織ビット(U)を畳み込み符号化して得られる第1冗長ビット(U')と、組織ビットをインタリーブ処理してから同様に畳み込み符号化して得られる第2冗長ビット(U'')とが含まれる。同様に、第2の出力には、第2ブロックについての組織ビット(U)、第1冗長ビット(U')、第2冗長ビット(U'')が含まれる。
15は、チャネル符号化部14(ターボ符号器)からシリアル入力された第1ブロック及び第2ブロックの各組織ビット(U)、第1冗長ビット(U')、第2冗長ビット(U'')をそれぞれ分離して出力するビット分離(Bit separation)部を示す。尚、第2ブロックについても同様のため、第1ブロックに対応する出力だけ図示している。
16は、入力されたデータ(複数のブロックに分割している場合は、分割されたブロックのデータの全て)が、後段のバーチャルバッファ部17の所定の領域に収まるデータ量となるように、入力データに対してパンクチャ処理(間引き)等のレートマッチング処理を行う第1レートマッチング(1st rate matching)部を示す。
第1レートマッチング部16は、最初の送信や、特定の再送信でない場合は、第1のパターンにより、レートマッチングを行う。この場合のレートマッチング後のデータ量は、データを受信する移動局が有するH−ARQを実現するためのメモリ(後述するメモリ31)と同じ(若しくは、以下の)容量に設定することが望ましい。例えば、移動局が発呼時に移動局の能力に関する情報を基地局に送信し、基地局の制御部10は、受信した能力に関する情報に基づいて移動局のH−ARQ用のメモリの容量を認識し、第1レートマッチング部、バーチャルバッファ部17にその認識した容量を通知、設定する。
また、第1レートマッチング部16は、特定の再送信時に、レートマッチングパターン(パンクチャパターン)を第2のパターンに変更するように、制御部10から指示される。
尚、この特定の再送信時としては、最後の再送信時又は最後ではない再送信時が挙げらる。いずれについても、移動局がデータを受信する際に、特定の再送信として送信されたデータに関するものであることを認識できることが望ましい。
以下、基地局が特定の再送信であることを認識する手法の例を挙げておく。
例1
基地局が送信した送信データについての移動局からの受信不可を示すNACK信号を受信部26を介して受信し、制御部10が、NACK信号の連即受信回数が所定値M(Mは自然数)に達したことを検出することで認識することができる。
例2
基地局が送信した送信データについての移動局からの受信不可を示すNACK信号に基づいて再送制御を行う際に、制御部10が、最初の送信を含めた送信回数が所定値N(Nは自然数)に達する再送信を行う必要があることを検出することで認識することができる。
例3
基地局が最初の送信を行ってから所定時間T経過し、かつ、最初の送信と同一の誤り訂正符号化データに関するデータを再送信する必要があることを制御部10が検出することで認識することができる。
移動局も特定の再送信であることの認識が必要となるが、例1の場合は、例えば、移動局はNACK信号の連続送信回数Mをカウントし、所定値Mに達したNACK信号に応じて再送信される送信が特定の再送信であることを認識することができる。また、例2の場合は、例えば、移動局は受信回数Nをカウントし、所定値N番目に達する受信(同じ誤り訂正符号化データに関するものである場合に限る)が特定の再送信であることを認識することができる。また、例3では、例えば、移動局は最初の受信から所定時間T経過しており、かつ、最初の受信と同一の誤り訂正符号化データに関するデータの再送信の受信が特定の再送信によるものであることを認識することができる。
ここで、所定値M,N、Tは予め移動局が記憶しておくこともできるし、基地局から通知することもできる。
また、例1、2に限らず、基地局から移動局への送信データが、特定の再送信時のものであるかどうか(最後の再送信であるかどうか)を直接知らせる方法もある。例えば、HS−SCCH等を介して対応するデータが特定の再送信であるかどうか(最後の再送信であるかどうか)を明示する情報を基地局が送信することで移動局へ通知するのである。
以上のように、いずれの手法にしても、特定の再送信であることが移動局によって認識されることとなる。
17は、制御部10により、送信対象の移動局の受信処理能力に応じた領域を設定され、その領域内に、第1レートマッチング部16により、レートマッチング処理されたデータを格納するバーチャルバッファ(Buffer)部を示す。尚、特定の再送信時(最後の再送信時を含む)には、レートマッチング(パンクチャ)のパターンが変わるため、格納すべきデータ量も変化する。従って、この場合には、変更されたパターンでパンクチャを行った場合のデータを格納可能な領域を制御部10により設定される。
18は、制御部10により、指定された1サブフレーム内に収納可能なデータ長に調整するための第2レートマッチング(2nd rate matching)部を示し、パンクチャ処理(間引き)、レピテション処理(繰り返し)を施すことで、指定されたデータ長となるように、入力されたデータのデータ長を調整する。
尚、HS−PDSCHにおいては、変調方式、拡散率、コード数(チャネル数)等のパラメータが可変なため、同じ長さのサブフレームであっても、収納できるビット数は一定ではなく、制御部10は、パラメータに応じたビット数を1サブフレームに収納可能なデータ長として第2レートマッチング部18に通知する。また、制御部10は、例えば再送を行う毎にレートマッチングのパターンを変更する場合には、変更後のパターンを第2レートマッチング部18へ通知する。
19は、第2レートマッチング部19からのデータを複数のビット列に配置するビット収集(Bit collection)部を示す。即ち、第1ブロックのデータと、第2ブロックのデータとを所定のビット配置方法により配置することで、それぞれ位相平面上における信号点を示すための複数のビット列を出力する。尚、この実施例では、16値QAM変調方式を用いるため、ビット列は4ビットで構成される。もちろん他の多値変調方式(例えば8相PSK等)を用いる例も考えられる。
20は、制御部10により通知された拡散符号の数(コード数)と同じ数の系統に、ビット列を分割して出力する。即ち、送信パラメータにおけるコード数がNの場合、入力されたビット列を順に1〜Nの系統に振り分けて出力する物理チャネル分割(Physical channel segmentation)部を示す。
21は、N系統のビット列のそれぞれに対して、インタリーブ処理を施して出力するインタリーブ(Interleaving)部を示す。
22は、入力された各ビット列に対してビット列内でのビットの再配置が可能なコンスタレーション再配置(Constellation re-arrangement for 16 QAM)部を示す。例えば、最初の送信時においては、入力された各ビット列をそのまま素通しで出力し、先に説明したH−ARQにおける再送時に、ビットの再配置を行うようにすることもできる。ビットの再配置としては、例えば、上位ビットと下位ビットを入れ替えるなどの処理であり、複数のビット列について同じ法則でビット入れ替えを行うことが好ましい。尚、再送時のもそのまま素通しすることもできる。
23は、後段のN系統のビット列を、後段の拡散処理部24の対応する拡散部に振り分ける物理チャネルマッピング(Physical channel mapping)部を示す。
24は、複数の拡散部を備え、それぞれ、N系統の各ビット列に基づき対応するI、Qの電圧値を出力し、それぞれ異なる拡散コードにより拡散処理を施して出力する拡散処理(Spreading)部を示す。
25は、拡散処理部24により拡散された各信号を合成し、これに基づいて、例えば16値QAM変調方式等の振幅位相変調を施し、無線信号に周波数変換してからアンテナ側に出力して無線信号として送信可能とする変調(Modulating)部を示す。
26は、受信部を示し、HS−DPCCH等を介して受信した移動局からの信号を受信し、ACK、NACK信号、CQI等を制御部10に与える。
以上が、各部の名称とその動作の説明である。この説明により、特に、第1レートマッチング部16が、特定の再送信の際には、レートマッチングパターンを変更することとなることがわかるが、これについて図6を用いて更に詳しく説明する。
・「レートマッチング処理によるデータの変化」
図6におけるブロックAは、第1レートマッチング部16に入力される組織ビット(U)、第1冗長ビット(U')、第2冗長ビット(U'')を示している。第1レートマッチング部16は、特定の再送信でない場合は、制御部10により通知された移動局の能力(H−ARQ用のメモリ31)に応じて定まる所定のデータ量となるように、ブロックAのデータに対して第1のパターンでレートマッチング処理(パンクチャ処理)を施して、第1の部分であるブロックBとして出力する。尚、本実施例では、ブロックBのデータ量はメモリ31の容量に一致させているが、一致させない場合も考えられる。
第1のパターンとして、組織ビットを優先して残すパターン、冗長ビットを優先して残すパターン等種々のパターンが考えられるが、図示したブロックBでは、例えば、組織ビットは重要なビットであるからパンクチャ処理を施さず、そのまま出力し、第1冗長ビット、第2冗長ビットについては、それぞれ、所定ビットをパンクチャ処理により削除(第1のパンクチャ処理が施されたことを示すためにU'(r1)、U''(r1)と示している。)している。尚、左半分のビットを削除した図を示しているが、ある程度分散された位置のビットを削除することが好ましい。例えば、偶数番目のビットあるいは奇数番目のビットを削除する等である。
また、第1レートマッチング処理部16は、特定の再送信を行う際には、ブロックAのデータに対して第2のパターンでレートマッチング処理を施して、ブロックEとして出力する(第2のパターンでのパンクチャ処理が施されたことを示すためにU'(r2)、U''(r2)と示している。)。尚、第2のパターンは、第1のパターンとは、異なるパターンであり、少なくとも第1のパターンには含まれないデータを含むパターンである。
また、特定の再送信時とは、再送信を行う場合の最後の再送信時とすることが望ましいが、移動局が特定可能ないずれかの再送信時(最後の再送信時とは限らない)とすることもできる。
最後の再送信時とすると、移動局は、既に受信してメモリ31に記憶済みのデータと、この最後の再送信により受信したデータとの合成を行って誤り訂正復号することができ、かつ、その後に再送信がないことから、合成後のデータを更なる再送信に備え、合成用データとしてメモリ31に記憶することを要求されないからである。
また、移動局が特定可能ないずれかの再送信時(最後の再送信時とは限らない)とすると、この特定の再送信を受信した移動局は、既に受信してメモリ31に記憶済みのデータと、この再送信時に受信したデータを合成して誤り訂正復号を行うとともに、合成後のデータの一部について、既に記憶済みのデータと同じビットに関するデータが含まれるのであれば、そのデータについてはメモリ31に記憶するという特別の処理を行うことができ、次の再送信があった場合に、この特定の再送信により受信したデータの全てが利用不可能となってしまうことがないからである。
以上が第1レートマッチング部16におけるレートマッチング処理であるが、第2のパターンによるレートマッチング処理後のデータには、誤り訂正符号化されたブロックAに含まれるビットであって、第1のパターン1によるレートマッチング処理後のデータに含まれないビットが含まれる点に留意すべきである。説明した例では、第2のパターンによるレートマッチング処理後のデータ、第1のパターンによるレートマッチング処理後のデータに重複部分はなく、ブロックAを全体とすると、ブロックEはブロックBの補集合に相当するこので、第2のレートマッチング部におけるレートマッチングのパターンによらず第2のパターンによるレートマッチング処理後のデータには、誤り訂正符号化されたブロックAに含まれるビットであって、第1のパターン1によるレートマッチング処理後のデータに含まれないビットが含まれることを確実なものとしている。
但し、後述する第2レートマッチング部18におけるレートマッチングのパターンの設定により、先に説明した例に制限されない点に留意すべきである。
即ち、ブロックAを第1のパターンによりパンクチャして得たブロック1と第2のパターンによりパンクチャしたブロック2に、少なくとも異なるデータ部分が含まれるのであれば、第2レートマッチング部18が、ブロック2についてレートマッチング処理を施した後に、その異なるデータ部分の少なくとも一部を残すことが可能であり、それを可能とするようなパターンで第2レートマッチング部18がレートマッチングを行えばよい。
尚、この際、ブロック2についてのレートマッチング処理後のデータに、第1のパターンによるパンクチャ後のデータにも含まれるデータを含めることで、特定の再送信が最後の再送信ではなく、次の再送信がなされる場合等においても、特定の再送信時に移動局が受信するデータの全てが利用不可(合成不可)となってしまうような事態を回避することができる。
第2レートマッチング部18は、第1レートマッチング部16においてパンクチャ処理された第1の部分としてのデータブロックB、第2の部分としてのデータブロックEに基づいて、サブフレーム内に収まるように、制御部10に指定されたパターンにより、レートマッチング処理を施し、送信データをブロックC、D、Fとして出力する。即ち、特定の再送信が3回目の送信(再送信としては2回目)である場合は、最初の送信時には、第2レートマッチング処理部18は、ブロックBに含まれるデータに基づいて、レートマッチング処理を施してブロックCを出力し、次の送信時には第2レートマッチング処理部は18は、ブロックBに含まれるデータに基づいて、レートマッチング処理を施してブロックDを出力する。そして、3回目の最後の再送信時には、第2レートマッチング処理部18は、ブロックEに含まれるデータに基づいて、レートマッチング処理を施して、ブロックFを出力する。
以上が、レートマッチング処理の流れであるが、受信装置が特定可能な特定の再送信を行う際(例えば3回目の送信)には、その前に既に送信済みである、同じ誤り訂正符号化データに関するデータ(1回目の送信データであるブロックC、2回目の送信データであるブロックD)と合成すると、移動局が合成後のデータを格納するために有する記憶手段(例えばメモリ31)の容量を越える(ブロックC、ブロックD、ブロックFを合成すると、ブロックAとなり、メモリ31の容量であるブロックBのサイズを超える)こととなるブロックFを送信データとして生成し、送信している点にも特徴がある。
尚、第1レートマッチング部16、第2レートマッチング部18で2段階のレートマッチング処理を行う例で説明したが、1段階で2段階のレートマッチングにより得られるデータと同じデータを生成することもできる。即ち、ブロックAに対して、ブロックC、ブロックD、ブロックFを直接生成するようなパターンでレートマッチング処理を行うのである。この場合も、ブロックC、ブロックD、ブロックFを合成すると、ブロックAとなり、メモリ31の容量であるブロックBのサイズを超えることは明らかである。
次に、本発明に係る受信装置について説明する。
・「受信装置(移動局)の説明」
図7は、本発明に係る受信装置を示す図である。
尚、受信装置の1例として、先に説明したHSDPAに対応したW−CDMA通信システムの受信装置(移動局)について説明することとする。他の通信システムにおける受信装置に適用することも可能である。
図において、27は、受信部であり、受信信号に対して直交検波、逆拡散処理等を施した受信信号を出力するものである。尚、後述するチャネル復号化36において、軟判定情報も利用するため、受信部27の出力は軟判定情報も含まれる。
28は、特定の再送信検出部であり、例えば、HS−PDSCHを介してデータを受信する前に、HS−SCCH等を介して特定の再送信であるかどうかの通知を受けることにより特定の再送信であるかどうかを判定し、判定結果に応じてSW30を制御する。
尚、特定の再送信であることの検出手法として考えられる別の手法は、NACK信号を連続して送信した回数を特定の再送信検出部28がカウントして所定値Mとなったことを検出する手法、HS−PDSCHを介して何回データを受信したか(最初の送信と再送信を含めて、同じ誤り訂正符号化データに対して何回送信されたか)を特定の再送信検出部28がカウントして所定値Nとなったことを検出する手法、新規のデータの受信から所定時間T経過したことを特定の再送信検出部28がタイマにより検出する手法が考えられる。
29は第1デパンクチャ部であり、第2レートマッチング部18の処理の逆の処理に対応し、パンクチャ処理により削除されたビット位置に尤度0の情報を挿入する。尤度0の情報を入れることで、チャネル復号化部36における誤り訂正復号処理への悪影響が抑えられる。
尚、送信毎に第2レートマッチング部18におけるレートマッチングのパターンは変更されるが、HS−SCCHを介してそのパターンを予め制御部10が認識することができるので、制御部10は、データの受信毎に基地局から通知されたパターンに対応するデパンクチャ処理を行うように第1デパンクチャ部29を制御する。
次に、30はスイッチ(SW)部を示す。SW部30は、特定の再送信検出部28の制御により、特定の再送信にかかるデータの場合は、第3デパンクチャ部34側を選択する。また、特定の再送信にかかるデータでない場合は、合成部32側を選択する。
従って、特定の再送信でないデータについては、全て合成部32における合成の対象となる。
32は、合成部、31はメモリを示し、最初の送信にかかるデータについては、そのまま第2デパンクチャ部33に出力し、メモリ31に記憶する。一方、特定の再送信でない2回目以降の送信データについては、既にメモリ31に記憶しているデータと合成して第2デパンクチャ部33に出力し、再びメモリ31に合成後のデータを記憶する。尚、合成を行う際には、例えば、尤度情報の平均化を行うことが考えられる。即ち、最初の受信だけ尤度が高かったが、その後の受信は尤度が低い場合には合成により尤度は最初の尤度に対して低下する。
33は第2デパンクチャ部、34は第3デパンクチャ部を示し、第1レートマッチング部16の処理の逆の処理に対応し、パンクチャ処理により削除されたビット位置に尤度0の情報を挿入する。
特定の再送信でない場合には、第1のパターンでレートマッチング処理が施されているため、第2デパンクチャ部33は、第1のパターンに対応してデパンクチャ処理を施し、特定の再送信の場合は、第2のパターンでレートマッチング処理が施されているため、第3デパンクチャ部34は、第2のパターンに対応してデパンクチャ処理を施すこととなる。
尚、第2デパンクチャ部の前段には、デパンクチャの対象となる合成後のデータを格納するメモリ31が存在するのに対して、第3デパンクチャ部の前段にはそのようなメモリを有する必要がないことに留意すべきである。
35は、合成部であり、第2デパンクチャ部33と第3デパンクチャ部34の出力を合成して出力する。
36は、チャネル復号化部を示し、合成部35からの出力に基づいてターボ復号化等の誤り訂正復号処理等を施して誤り訂正後のデータを出力する。
37は、CRCチェック部であり、誤り訂正された後のデータに付加されたCRCビットを用いて誤り検出処理がなされ、その結果を制御部38に通知する。
制御部38は、各部の制御を行うとともに、CRCチェック部37からのCRCエラの有無に応じて送信部39を制御してACK、NACKを基地局に送信する。尚、CRCエラ無しであれば、ACK信号を送信し、CRCエラ有りでればNACK信号を送信するため、基地局は、NACK信号の受信時に再送を行うこととなる。
上記構成では、第3デパンクチャ部34についての入出力データを保持するメモリを特段有さない例を挙げたが、第1レートマッチング部16において、第1のパターン、第2のパターンで重複するビット部分が存在する場合には、重複する部分については、メモリ31の出力に合成した上で、メモリ31に再度書き込んでおくことが望ましい。但し、合成するビットの対応をとる必要があるので、予め第1のパターン、第2のパターンに基づいて対応関係を記憶しておき、対応するビット間で合成を行うことが望ましい。
このようにすることで、特定の再送信により特別なデータを送信したものの受信エラとなり、更に次の再送信が行われる場合であっても、特定の再送信で送信したデータの全てが再利用できないといった不都合が生じず、効率的であるからである。
尚、次の再送信としては、第1レートマッチング部16が第1のパターンを用いる場合と第2のパターンを用いる場合が考えられるが、移動局は、第1のパターンである場合は、特定の再送信検出部28が特定の再送信であることを検出しない場合の動作を行い、第2のパターン(第1、第2のパターンと異なり、第1のパターンには含まれないビットを含む第3のパターンとしてもよい)である場合は、特定の再送信検出部28が特定の再送信であることを検出した場合の動作を行えばよい。
以上のように、受信装置としての移動局の能力(H−ARQ用のメモリ31)のために、従来は第1レートマッチング処理により、送信の対象からそもそも除外されていたデータを含むブロックEから生成したデータを送信することができるとともに、受信装置は、ブロックEについては、メモリ31に記憶することが必要とされない。尚、先に指摘したように、第1レートマッチング部16において、誤り訂正符号化されたデータについて、第1のパンクチャパターンにより生成された第1の部分と、第2のパンクチャパターンにより生成された第2の部分に共通部分がある場合には、共通部分についてメモリ31に記憶することもできるので、特定の送信に失敗しても受信データに利用できる部分があるので効率的である。
また、基地局が送信するデータが最後の再送信であることを特定の再送信検出部28が検出した場合は、移動局は、先に説明した特定の再送信時の動作を行うことで、メモリ31に合成後のデータを記憶させる制御を行わなくともよいという制御負担の軽減が図られる。
〔b〕第2実施形態の説明
第1実施形態において説明した移動局のように、メモリ31の容量を越えるデータを受信しても、その受信データを用いた誤り訂正復号をすることができない移動局が存在する場合の配慮を行うこともできる。
即ち、移動局は、発呼時等に自局の能力(メモリ31の容量情報等)を基地局に送信する際に、あわせて、実施形態1で説明した基地局の特定の送信に対応することができるかどうかの情報を送信する。この送信により、基地局の制御部10は、移動局が特定の再送信に対応可能と判断すると特定の再送信を許容する制御を行い、移動局が対応不可能である場合には、特定の再送信を禁止する制御を行うのである。
〔c〕第3実施形態の説明
基地局が再送を行う際には、制御部10において記憶していたデータを再び出力し、第1実施形態で説明した手順で再送信を行うこともできるが、好ましくは、第1レートマッチング部16は、最初の送信時において、入力された誤り訂正符号化データに対して、第1のパターンでパンクチャしたデータ及び第2のパターンでパンクチャしたデータを出力し、バーチャルバッファに格納することが好ましい。尚、バーチャルバッファの各領域は必要に応じて確保すればよい。
このようにしておけば、特定の送信時でない場合には、第1のパターンに対応するデータをバーチャルバッファから読み出し、特定の送信時の場合には、第2のパターンに対応するデータをバーチャルバッファから読み出し、後段の第2レートマッチング部18等へ出力すればよいので、再送信時に、11〜15の各部における処理が省略可能となる。
尚、このように再送時のためにデータを格納しておく必要がないのであれば、バーチャネルバッファ部は、現実にはバッファ装置により構成する必要はないことに留意しできである。即ち、第1の実施例形態のバーチャルバッファ部を省略し、第1レートマッチング部16と第2レートマッチング部18を接続することもできる。
以上の実施例に記載された本発明のポイントについて付記として以下に列挙する。
(付記1)
受信済みのデータと再送信されたデータとを用いて誤り訂正復号処理を行う受信装置に対してデータを送信する送信装置において、
誤り訂正符号化されたデータの第1の部分に対してレートマッチング処理を施して第1の送信データを生成し、該誤り訂正符号化されたデータの全体又は第2の部分に対してレートマッチング処理を施して、少なくとも該第1の部分に含まれないデータを含む第2の送信データを生成する送信データ生成手段と、
該第1の送信データを送信した後に、前記再送信として該第2の送信データの送信を行う送信手段と、
を備えたことを特徴とする送信装置。(1)
(付記2)前記第2の送信データの送信は、実行される再送信のうち、最後の再送信であることを特徴とする付記1記載の送信装置。(2)
(付記3)前記第2の送信データは、前記第1の送信データと共通するデータ部分を有し、
前記第2の送信データの送信は、実行される再送信のうち、最後ではない再送信であることを特徴とする付記1記載の送信装置。
(付記4)前記第1の部分は、前記誤り訂正符号化されたデータに対してレートマッチング処理を施して得たことを特徴とする付記1記載の送信装置。
(付記5)前記第1の部分は、前記誤り訂正符号化されたデータに対して第1のパターンでレートマッチング処理を施して得られたデータ部分であり、前記第2の部分は、前記誤り訂正符号化されたデータに対して第2のパターンでレートマッチング処理を施して得られたデータ部分である、
ことを特徴とする付記1記載の送信装置。 (3)
(付記6)受信済みのデータと再送信されたデータとを合成して誤り訂正復号処理を行う受信装置に対してデータを送信する送信装置において、
該受信装置が特定可能な特定の再送信を行う際には、その前に既に送信済みである、同じ誤り訂正符号化されたデータに関する全てのデータと合成すると、該受信装置が合成後のデータを格納するために有する記憶手段の容量を越えることとなる送信データを生成する送信データ生成手段と、
該データを前記特定の再送信として送信する送信手段と、
を備えたことを特徴とする送信装置。(4)
(付記7)前記特定の再送信であることを、送信回数、NACK信号の連続受信回数、最初の送信からの経過時間のいずれかに基づいて判定する制御部、
を備えたことを特徴とする付記6記載の送信装置。
(付記8)前記特定の再送信であることを該受信装置に通知する通知手段、
を備えたことを特徴とする付記6記載の送信装置。
(付記9)前記送信装置はHSDPAをサポートする移動通信システムにおいて用いられる基地局であり、
前記通知は、HS−SCCHを介して行われる、
ことを特徴とする付記8記載の送信装置。
(付記10)受信済みのデータと再送信されたデータとを合成して誤り訂正復号処理を行う受信装置に対してデータを送信する送信手段と、
該手段により実行する一連の再送信のうち、最後の再送信であることを該受信装置に通知する通知手段、
を備えたことを特徴とする送信装置。(5)
(付記11)受信済みのデータと再送信されたデータとを合成して誤り訂正復号処理を行う受信装置において、
最初に受信したデータについて記憶を行う記憶手段と、
特定の再送信でない場合の受信データについては、前記記憶手段から読み出したデータと該受信データを合成し、前記記憶手段に合成後のデータを格納する制御を行うが、特定の再送信である場合の受信データについては、前記記憶手段から読み出したデータと該受信データを合成するが、前記記憶手段に合成後のデータを格納する制御を行わないことを特徴とする受信装置。(6)
(付記12)受信済みのデータと再送信されたデータとを合成して誤り訂正復号処理を行う受信装置において、
最初に受信したデータについて記憶を行う記憶手段と、
特定の再送信でない場合の受信データについては、前記記憶手段から読み出したデータと該受信データを合成し、前記記憶手段に合成後のデータを格納する制御を行うが、特定の再送信である場合の受信データについては、前記記憶手段から読み出したデータと該受信データを合成し、該合成後のデータのうち前記記憶手段に対応するデータ部分は、前記記憶手段に格納するが、対応しないデータ部分は記憶手段に格納しない制御を行う制御手段と、
を備えたことを特徴とする受信装置。(7)
(付記13)前記受信装置は、前記特定の再送信であることを、基地局からの通知内容、NACK信号の送信回数、受信回数、最初の受信からの経過時間のいずれかに基づいて判定する特定の再送信検出部、
を備えたことを特徴とする付記11又は12記載の受信装置。(8)
(付記14)前記受信装置は、HSDPAをサポートする移動通信システムにおいて用いられる移動局であり、
前記特定の再送信であるかどうかは、HS−SCCHを介して基地局から通知される情報により判定する特定の再送信検出部により判定される、
ことを特徴とする付記11又は12記載の受信装置。
(付記15)記憶手段に記憶している受信済みのデータと再送信されたデータとを合成して誤り訂正復号処理を行う受信装置において、
再送信が最後の再送信であるかどうかを判定する判定手段と、
該判定手段により最後の再送信でないと判定した場合は、該最後の再送信でないデータについての前記合成の後のデータを前記記憶手段に記憶させる制御を行うが、該判定手段により最後の再送信であると判定した場合は、該最後の再送信であるデータについての前記合成の後のデータを前記記憶手段に記憶させる制御は行わない制御手段と、
を備えたことを特徴とする受信装置。(9)
(付記16)基地局から送信したデータを受信した移動局が受信エラを検出した場合に、該移動局が該基地局に対して再送要求を行い、該再送要求に応じて基地局が再送を行う再送制御方法において、
該基地局は、2回目以降の特定の再送を行う際には、その前に既に送信済みである同じ誤り訂正符号化されたデータに関する全てのデータと合成すると、該移動局が合成後のデータを格納するために有する記憶手段の容量を越えることとなる送信データを送信し、
該移動局は、該特定の再送についての受信データと該記憶手段に記憶している受信済みのデータとの合成を行って誤り訂正復号処理を行うが、該合成後のデータは、前記記憶手段に記憶しない、
ことを特徴とする再送制御方法。(10)
(付記17)HARQを採用するCDMA移動通信システムにおけるデータ伝送方法において、
最初の送信を行う際は、ファーストレートマッチング部が第1のパターンでレートマッチング処理を行って第1のデータを出力するように制御し、更に、セカンドレートマッチング処理部が該第1のデータに対してレートマッチング処理を施して第2のデータを出力するように制御し、
特定の再送信を行う際は、前記ファーストレートマッチング部が第2のパターンでレートマッチング処理を行って前記第1のデータには含まれないデータを有する第3のデータを出力するように制御し、更に、前記セカンドレートマッチング処理部が該第3のデータに対してレートマッチング処理を施して前記第1のデータには含まれないデータを有する第4のデータを出力するように制御する、
ことを特徴とするデータ伝送方法。(11)
HSDPAにおけるチャネル構成を示すための図である。 HSDPAをサポートする基地局の構成を示す図である。 レートマッチング部5を示すである。 レートマッチング部5におけるデータの変化を示す図である。 本発明に係る送信装置(無線基地局)を示す図である。 本発明に係るレートマッチング処理によるデータの変化を示す図である。 本発明に係る受信装置(移動局)のを示す図である。
符号の説明
1 CRC付加部
2 符号ブロック分割部
3 チャネル符号化部
4 ビット分離部
5 レートマッチング部
6 ビット収集部
7 変調部
10 制御部
11 CRC付加部
12 ビットスクランブル部
13 符号分割部
14 チャネル符号化部
15 ビット分離部
16 第1レートマッチング部
17 バーチャルバッファ部
18 第2レートマッチング部
19 ビット収集部
20 物理チャネル分割部
21 インタリーブ処理部
22 コンスタレーション再配置部
23 物理チャネルマッピング部
24 拡散処理部
25 変調部
26 送信部
27 受信部
28 第1デパンクチャ部
29 最後の再送信検出部
30 SW部
31 メモリ
32 合成部
33 第2デパンクチャ部
34 第3デパンクチャ部
35 合成部
36 チャネル復号化部
37 CRCチェック部
38 制御部
39 送信部
51 第1レートマッチング部
52 バーチャルバッファ部
53 第2レートマッチング部

Claims (9)

  1. 受信済みのデータと再送信されたデータとを用いて誤り訂正復号処理を行う受信装置に対してデータを送信する送信装置において、
    誤り訂正符号化されたデータの第1の部分であって、該受信装置が受信データの合成後のデータを記憶手段に格納するために使用する記憶データ量内に収まるデータ部分に対してレートマッチング処理を施して、1サブフレーム内に収まる第1の送信データを生成し、該誤り訂正符号化されたデータの第2の部分であって、少なくとも該第1の部分に含まれないデータを含むデータ部分に対してレートマッチング処理を施して、少なくとも該第1の部分に含まれないデータを含む第2の送信データを生成する送信データ生成手段と、
    該第1の送信データを送信した後に、前記再送信として該第2の送信データの送信を行う送信手段と、
    を備えたことを特徴とする送信装置。
  2. 前記第2の送信データの送信は、実行される再送信のうち、最後の再送信であることを特徴とする請求項1記載の送信装置。
  3. 前記第1の部分は、前記誤り訂正符号化されたデータに対して第1のパターンでレートマッチング処理を施して得られたデータ部分であり、前記第2の部分は、前記誤り訂正符号化されたデータに対して第2のパターンでレートマッチング処理を施して得られたデータ部分である、
    ことを特徴とする請求項1記載の送信装置。
  4. 誤り訂正符号化されたデータの第1の部分であって、受信装置が受信データの合成後のデータを記憶手段に格納するために使用する記憶データ量内に収まるデータ部分に対してレートマッチング処理を施して、1サブフレーム内に収まる第1の送信データを生成し、該誤り訂正符号化されたデータの第2の部分であって、少なくとも該第1の部分に含まれないデータを含むデータ部分に対してレートマッチング処理を施して、少なくとも該第1の部分に含まれないデータを含む第2の送信データを生成し、該第1の送信データを送信した後に、前記再送信として該第2の送信データの送信を行う送信装置から受信したデータについて、誤り訂正復号処理を行う受信装置において、
    前記第1の送信データについて記憶を行う記憶手段と、
    特定の再送信でない場合の受信データについては、前記記憶手段から読み出したデータと該受信データを合成し、前記記憶手段に合成後のデータを格納する制御を行うが、特定の再送信である場合の受信データである前記第2の送信データについては、前記記憶手段から読み出したデータと該受信データを合成するが、前記記憶手段に合成後のデータを格納する制御を行わないことを特徴とする受信装置。
  5. 誤り訂正符号化されたデータの第1の部分であって、受信装置が受信データの合成後のデータを記憶手段に格納するために使用する記憶データ量内に収まるデータ部分に対してレートマッチング処理を施して、1サブフレーム内に収まる第1の送信データを生成し、該誤り訂正符号化されたデータの第2の部分であって、少なくとも該第1の部分に含まれないデータを含むデータ部分に対してレートマッチング処理を施して、少なくとも該第1の部分に含まれないデータを含む第2の送信データを生成し、該第1の送信データを送信した後に、前記再送信として該第2の送信データの送信を行う送信装置から受信したデータについて、誤り訂正復号処理を行う受信装置において、
    前記第1の送信データについて記憶を行う記憶手段と、
    特定の再送信でない場合の受信データについては、前記記憶手段から読み出したデータと該受信データを合成し、前記記憶手段に合成後のデータを格納する制御を行うが、特定の再送信である場合の受信データである前記第2の送信データについては、前記記憶手段から読み出したデータと該受信データを合成し、該合成後のデータのうち前記記憶手段に対応するデータ部分は、前記記憶手段に格納するが、対応しないデータ部分は記憶手段に格納しない制御を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする受信装置。
  6. 前記受信装置は、前記特定の再送信であることを、基地局からの通知内容、NACK信号の送信回数、受信回数、最初の受信からの経過時間のいずれかに基づいて判定する特定の再送信検出部、
    を備えたことを特徴とする請求項4又は5記載の受信装置。
  7. 誤り訂正符号化されたデータの第1の部分であって、受信装置が受信データの合成後のデータを記憶手段に格納するために使用する記憶データ量内に収まるデータ部分に対してレートマッチング処理を施して、1サブフレーム内に収まる第1の送信データを生成し、該誤り訂正符号化されたデータの第2の部分であって、少なくとも該第1の部分に含まれないデータを含むデータ部分に対してレートマッチング処理を施して、少なくとも該第1の部分に含まれないデータを含む第2の送信データを生成し、該第1の送信データを送信した後に、前記再送信として該第2の送信データの送信を行う送信装置から受信したデータについて、誤り訂正復号処理を行う受信装置において、
    再送信が最後の再送信であるかどうかを判定する判定手段と、
    該判定手段により最後の再送信でないと判定した場合は、該最後の再送信でないデータについての前記合成の後のデータを前記記憶手段に記憶させる制御を行うが、該判定手段により最後の再送信であると判定した場合は、該最後の再送信である前記第2の送信データについての前記合成の後のデータを前記記憶手段に記憶させる制御は行わない制御手段と、
    を備えたことを特徴とする受信装置。
  8. 受信済みのデータと再送信されたデータとを用いて誤り訂正復号処理を行う受信装置に対して送信装置からデータを送信する通信システムにおける再送制御方法において、
    前記送信装置は、
    誤り訂正符号化されたデータの第1の部分であって、該受信装置が受信データの合成後のデータを記憶手段に格納するために使用する記憶データ量内に収まるデータ部分に対してレートマッチング処理を施して、1サブフレーム内に収まる第1の送信データを生成し、該誤り訂正符号化されたデータの第2の部分であって、少なくとも該第1の部分に含まれないデータを含むデータ部分に対してレートマッチング処理を施して、少なくとも該第1の部分に含まれないデータを含む第2の送信データを生成し、
    該第1の送信データを送信した後に、前記再送信として該第2の送信データの送信を行い、
    前記受信装置は、
    前記第1の送信データについて記憶手段に記憶を行い、
    特定の再送信でない場合の受信データについては、前記記憶手段から読み出したデータと該受信データを合成し、前記記憶手段に合成後のデータを格納する制御を行うが、特定の再送信である場合の受信データである前記第2の送信データについては、前記記憶手段から読み出したデータと該受信データを合成するが、前記記憶手段に合成後のデータを格納する制御を行わない、
    ことを特徴とする再送制御方法。
  9. HARQを採用するCDMA移動通信システムにおけるデータ伝送方法において、
    最初の送信を行う際は、ファーストレートマッチング部が第1のパターンでレートマッチング処理を行って移動局が受信データの合成後のデータを記憶手段に格納するために使用する記憶データ量内に収まる第1のデータを出力するように制御し、更に、セカンドレートマッチング処理部が該第1のデータに対してレートマッチング処理を施して1サブフレーム内に収まる第2のデータを出力するように制御し、
    特定の再送信を行う際は、前記ファーストレートマッチング部が第2のパターンでレートマッチング処理を行って前記第1のデータには含まれないデータを有する第3のデータを出力するように制御し、更に、前記セカンドレートマッチング処理部が該第3のデータに対してレートマッチング処理を施して前記第1のデータには含まれないデータを有する第4のデータを出力するように制御する、
    ことを特徴とするデータ伝送方法。
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