JP2006128970A - 浴槽音響装置 - Google Patents

浴槽音響装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006128970A
JP2006128970A JP2004313373A JP2004313373A JP2006128970A JP 2006128970 A JP2006128970 A JP 2006128970A JP 2004313373 A JP2004313373 A JP 2004313373A JP 2004313373 A JP2004313373 A JP 2004313373A JP 2006128970 A JP2006128970 A JP 2006128970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
sound
sound generator
vibration
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004313373A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsuda
宏 松田
Mamoru Hashimoto
衛 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP2004313373A priority Critical patent/JP2006128970A/ja
Publication of JP2006128970A publication Critical patent/JP2006128970A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bathtub Accessories (AREA)
  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

【課題】身体に伝達する振動と耳に伝達する音響を個別に調整できるようにする。
【解決手段】浴槽2に発音器3を備えた浴槽音響装置1において、発音器3として、浴槽内の溜水域Rへ振動を放出させるための溜水域用発音器3Aと、溜水域Rより上方の空間域Sへ音を放出させるための空間域用発音器3Bを備えている。
【効果】溜水域Rへ放出する振動と空間域Sへ放出する音を異なる発音器3A,3Bから発することができ、入浴者の身体に伝達する振動と入浴者の耳に伝達する音響を個別に調整できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、浴槽に張った湯を振動させると共に湯面より上方の空間へ音を放出して、入浴者に振動と音楽を提供する発音器を備えた浴槽に関するものである。
入浴者に音楽を楽しんでもらうための浴槽スピーカが提案されている(特許文献1)。この浴槽スピーカは、浴槽の裏面に一つの音源ユニットを固着し、音源ユニットの振動により浴槽を発音体として音響を発生させ、その音響振動を、浴槽内の浴湯を媒体として入浴者の身体に伝達させると共に浴室内の空気を媒体として入浴者の耳にも伝達させるようにしている。
特開平3−15423号公報
しかし、前記浴槽スピーカは、一つの音源ユニットで浴槽を振動させるめた、浴湯を媒体として入浴者の身体に伝達する振動と、空気を媒体として入浴者の耳に伝達する音響とをバランス良く調整することができないため、入浴者によっては心地好さが得られないこともある。
本発明は、上記問題を解決するために、身体に伝達する振動と耳に伝達する音響とのバランスを調整できる浴槽音響装置の提供を目的とする。
身体に伝達する振動と耳に伝達する音響を個別に調整できるようにするために請求項1記載の本発明が採用した手段は、浴槽に発音器を備えた浴槽音響装置において、前記発音器として、前記浴槽内の溜水域へ振動を放出させるための溜水域用発音器と、該溜水域より上方の空間域へ音を放出させるための空間域用発音器を備えていることを特徴とする浴槽音響装置である。前記空間域用発音器を複数個を備えて、ステレオ効果を得るようにすることもある。また、前記溜水域用発音器を複数個を備えて、前記溜水域の振動させる範囲を広くすることもある。
本発明にあっては、溜水域へ放出する振動と空間域へ放出する音を異なる発音器から発することができ、入浴者の身体に伝達する振動と入浴者の耳に伝達する音響を個別に調整できる。
振動の伝達構造を簡単にするために請求項2記載の本発明が採用した手段は、前記溜水域用発音器及び前記空間域用発音器の少なくとも一方は、前記浴槽の裏面にその振動出力部を当接して浴槽へ振動を伝達させることで、前記溜水域へ振動を放出させるか又は前記空間域へ音を放出させるようにした請求項1記載の浴槽音響装置である。
本発明にあっては、発音器の振動出力部から発せられた振動が浴槽へ伝達して、溜水域へ振動を放出させ又は空間域へ音を放出させることができる。
振動又は音の放出を効率的に行うため請求項3記載の本発明が採用した手段は、前記浴槽の内側に振動板を露出させ、前記溜水域用発音器及び空間域用発音器の少なくとも一方は、その振動出力部を該振動板に当接して該振動板を振動させることで、前記溜水域へ振動を放出させるか又は前記空間域へ音を放出させるようにした請求項1記載の浴槽音響装置である。
本発明にあっては、振動出力部の出力を受けて振動する振動板から直接に、溜水域へ振動を放出させ又は空間域へ音を放出させることができる。
浴湯が発音器に掛かりにくするために請求項4記載の本発明が採用した手段は、前記浴槽に設けた開口部を前記振動板で水密状態に覆い、前記振動板に浴槽外側から該開口部を介して前記振動出力部を当接した請求項3記載の浴槽音響装置である。
本発明にあっては、浴湯の掛かりにくい浴槽外側に発音器を配置できる。
浴槽を加工することなく個別に調整できるようにするために請求項5記載の本発明が採用した手段は、前記浴槽の内側に配置する容器に前記振動板を備え、該容器内に前記溜水域用発音器及び前記空間域用発音器を格納した請求項3記載の浴槽音響装置である。
本発明にあっては、浴槽の内側に容器を配置するだけで、入浴者の身体に伝達する振動と入浴者の耳に伝達する音響を個別に調整できる。
入浴者の身体に伝達する振動と入浴者の耳に伝達する音響を最適な状態に調整できるようにするために請求項6記載の本発明が採用した手段は、前記溜水域用発音器及び前記空間域用発音器に個別に音信号を供給する音信号出力装置を備え、該音信号出力装置は、この供給する各音信号の特性を個別に調節するコントロール回路を備えている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の浴槽音響装置である。
本発明にあっては、溜水域用発音器及び空間域用発音器に供給する個々の音信号の特性をコントロール回路で個別に調整できる。
請求項1記載の本発明に係る浴槽音響装置は、入浴者の身体に伝達する振動と入浴者の耳に伝達する音響を、入浴者が心地好さを得ることができるように個別に調整できる。
請求項2記載の本発明に係る浴槽音響装置は、浴槽を振動の伝達媒体とすることで振動の伝達構造を簡単にすることができる。
請求項3記載の本発明に係る浴槽音響装置は、発音器の振発動出力部で振動板を振動させることで、振動又は音の放出を効率的に行うことができる。
請求項4記載の本発明に係る浴槽音響装置は、浴湯の掛かりにくい浴槽外側に発音器を簡単に配置することができる。
請求項5記載の本発明に係る浴槽音響装置は、浴槽の内側に容器を配置するだけで、浴槽を加工することなく入浴者の身体に伝達する振動と入浴者の耳に伝達する音響を個別に調整できる。
請求項6記載の本発明に係る浴槽音響装置は、溜水域用発音器及び空間域用発音器に供給する個々の音信号の特性を個別に調整することで、入浴者の身体に伝達する振動と入浴者の耳に伝達する音響を最適な状態にすることができる。
本発明に係る浴槽音響装置(以下、「本発明浴槽音響装置」という)を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
図1乃至図3は、本発明浴槽音響装置の第1の実施の形態を示すものであり、図1は本発明浴槽音響装置1を備えた浴室を示すものであり、(A)は平面図、(B)は断面した右側面図である。図2は本発明浴槽音響装置1の要部を拡大した右側面図及び音信号供給装置4のブロック図を示すものである。図3は発音器3(3A,3B)を拡大して示すものであり、(A)は半分を断面した平面図、(B)は背面図である。
本発明浴槽音響装置1は、浴槽2に複数個の発音器3を備えている。本発明浴槽音響装置1は、浴槽内2aの溜水域Rへ振動を放出させるための溜水域用発音器3Aと、溜水域Rより上方の空間域Sへ音を放出させるための空間域用発音器3Bを備え、溜水域R中の浴湯Wを介して入浴者の身体に伝達する振動と、空間域Sを介して入浴者の耳に伝達する音響を個別に調整できるようにしてある。溜水域用発音器3Aは、少なくとも1個が備えられるが、溜水域Rの振動させる範囲を広くするために、浴槽2の外側又は内側の前後左右底の適所に複数個を配置することもある。また、空間域用発音器3Bは、少なくとも1個が備えられるが、入浴者の両耳に個別に音響を伝えてステレオ効果を得るようするために、浴槽2の外側又は内側の左右両側の各々に配置することもある。
前記発音器3(3A,3B)の取付けは、図2に示す如く、浴槽2の壁部裏面2bにその振動出力部3aを当接して浴槽2へ振動を伝達させることで、浴槽2の壁部2cを振動Eさせて溜水域Rへ振動を放出させるか又は空間域Sへ音を放出させるようにしてある。本発明浴槽音響装置1は、浴槽2を振動の伝達媒体とすることで振動の伝達構造を簡単にすることができる。浴槽2は、発音器3(3A,3B)を取付ける以外の裏面箇所を、吸音層2dで覆い、浴槽以外に振動を極力放出しないようにしてある。
前記発音器3(3A,3B)は、図3に示す如く、入力された音信号の強さに応じて振動出力部3aが移動するものであり、ボイスコイルを備えたエキサイター(励振器)が用いられている。エキサイターは、ボビン14に巻装したボイスコイル15と、ボイスコイル15との間で磁気ギャップを形成する磁気回路17とを備え、ボイスコイル15に音響再生信号が流れると、その強さに応じてボイスコイル15と共にボビン14がピストン運動し、ボビン14の先端側の振動出力部18に当接する浴槽2を振動させて音を再生するものである。本例のエキサイターは、ヨーク11と、ヨーク11の中央に取付けたプレート12付き磁石13と、磁石13の外周に嵌装したボビン14と、ボビン14の外周に巻いたボイスコイル15と、ヨーク11とボビン14を連結するダンパー16と、ボビン14の先端側に設けた振動出力部18(3a)と、キャンセルマグネット19と、ボイスコイル用端子20を備えている。前記発音器3(3A,3B)は、振動出力部18(3a)と浴槽2の外側面との間に、木質,セラミック質等の音質調整具21を配置することもある。なお、前記発音器3(3A,3B)は、エキサイター(励振器)に限定するものではなく、図示は省略したが、電磁コイルで生じる磁界変化で超磁歪ロッドを伸縮させる超磁歪式アクチュエータ−や、圧電振動子を用いたアクチュエータ−等を選択することも可能である。
前記発音器3(3A,3B)は、図3に示す如く、浴槽2に取着された支持具22に、押圧具23を介して取付けられる。押圧具23は、板バネやコイルバネ等からなり、浴槽2の壁部裏面2bに振動出力部18(3a)を適度の押圧力で押圧するようにしてある。本例の押圧具23は、バネ板材23aに、同心である複数の仮想円に沿って並列する複数の円弧状切欠き23bを開設して、隣接する切欠き23b,23bの間に設けた連結部23cでバネ力を発揮するようにしたものである。なお、前記発音器3(3A,3B)は、支持具22を用いることなく、浴槽2の壁部裏面2bに振動出力部18(3a)を接着等で接合することもある。
前記発音器3A,3Bへ音信号を供給する音信号供給装置4は、図2に示す如く、音楽テープ、CD(コンパクトディスク)若しくはMD(ミニディスク)等を再生するプレーヤー、または、ラジオ電波を受信するチューナー等からなる音源供給装置5と、各発音器3A,3B毎に設けられ、溜水域用発音器3A及び空間域用発音器3Bに供給する個々の音信号の特性(周波数,音量,位相等)を調節するコントロール回路6と、音信号を発音器3A,3Bへ出力する増幅器7とを備えている。音信号供給装置4は、溜水域用発音器3A及び空間域用発音器3Bに供給する個々の音信号の特性(周波数,音量,位相等)をコントロール回路6で個別に調整できるので、入浴者の身体に伝達する振動と入浴者の耳に伝達する音響を最適な状態にすることができる。
本発明者は、浴槽2の壁部裏面2bに発音器3である前記エキサイターの振動出力部18(3a)を当接して浴槽2を振動させたとき、エキサイターから離れて振動を体感できる限界の距離を測定する実験をして、図7に示すグラフを得た。実験は、人造大理石製の浴槽2にエキサイターの振動出力部18(3a)を当接して、エキサイターを約1ワットの入力で発振させ、浴湯Wに入れた手をエキサイターから離反させるように移動させ、各周波数について振動を振動を体感できる限界距離Lを測定した。実験は、甲及び乙の二名について行った。図7に示す実験の結果から明らかなように、浴湯Wを伝達して体感できる振動の周波数は、20〜600Hzk範囲であり、特に80Hz近辺にピークがあり、この付近の振動がよく伝達する。従って、溜水域用発音器3Aに供給する音信号の周波数特性を調節するコントロール回路6の回路Aは、高音フィルーターでカットした後の低音領域を調節するとよい。
本発明浴槽音響装置1は、図2に示す如く、音信号供給装置4から溜水域用発音器3A及び空間域用発音器3Bに音信号が出力されると、各発音器3(3A,3B)の振動出力部18(3a)で浴槽2の壁部2cを振動Eさせ、溜水域Rへ振動を放出して浴湯Wを振動させると共に空間域Sへ音を放出させる。入浴者は、浴湯Wの振動(特に、低音域)を身体で体感し、空間域Sへ放出された音響(特に、中高音域)を耳で聞くことができる。本発明浴槽音響装置1は、溜水域用発音器3A及び空間域用発音器3Bを備えることで、入浴者の身体に伝達する振動と入浴者の耳に伝達する音響を、入浴者が心地好さを得ることができるように個別に調整できる。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明浴槽音響装置の第2の実施の形態の要部を示す断面図である。本実施の形態に係る本発明浴槽音響装置30は、浴槽2の内側の溜水域Rに振動板31を露出させると共に空間域Sに振動板31を露出させ、発音器3(3A,3B)の振動出力部18(3a)を対応する振動板31に当接して振動板31を振動させることで、振動板31から溜水域Rへ振動を放出させると共に空間域Sへ音を放出させるようにしてある。本発明浴槽音響装置30は、発音器3(3A,3B)の振動出力部18(3a)で、浴槽2に比べて軽量の振動板31を振動させることで、振動又は音の放出を効率的に行うことができる。
また、本発明浴槽音響装置30は、浴槽2の壁部2cに設けた開口部32を椀状の振動板31で水密状態に覆い、浴槽外側から開口部32を介して発音器3(3A,3B)の振動出力部18(3a)を振動板31に当接し、浴湯Wの掛かりにくい浴槽外側に発音器3を配置してある。発音器3(3A,3B)は、板バネやコイルバネ等からなる押圧具23で押圧され、振動板31に振動出力部18(3a)を圧接させてある。前記振動板31は、ステンレス鋼板や、合成樹脂板等から成形され、フランジ部31aを浴槽2の壁部2cに水密状態で接合してある。なお、発音器3(3A,3B)の構造及び発音器3A,3Bへ音信号を供給する音信号供給装置4の構成は、前記第1の実施の形態と実質的に同一である。
なお、本発明浴槽音響装置は、溜水域用発音器3A及び空間域用発音器3Bのいずれか一方を、前記振動板31に振動出力部18(3a)を当接させると共に、他方を前記第1の実施の形態と同様に浴槽2の壁部裏面2bに振動出力部18(3a)を当接させるように構成することも可能である。
(第3の実施の形態)
図5及び図6は、本発明浴槽音響装置の第3の実施の形態を示すものであって、図5は全体を示す右側断面図、図6は要部を示す中間省略した右側断面図である。本実施の形態に係る本発明浴槽音響装置40は、浴槽2と別体に形成されて浴槽2の内側に配置するものであって、浴槽の内側に配置する容器41と、容器41の内側に格納した溜水域用発音器3A及び空間域用発音器3Bを備えている。容器41は、図6に示す如く、基盤42と、基盤42に水密に接合して浴槽2の内側の溜水域R及び空間域Sに露出した振動板43とを備えている。発音器3(3A,3B)は、板バネや発泡樹脂層等の押圧部材44を介して基盤42に取付けられ、その振動出力部18(3a)を振動板43に圧接して振動板43を振動させることで、振動板43から溜水域Rへ振動を放出させると共に空間域Sへ音を放出させるようにしてある。振動板43は、溜水域Rに露出するものと、空間域Sに露出するものとを別個に形成することもある。なお、発音器3(3A,3B)の構造及び発音器3A,3Bへ音信号を供給する音信号供給装置4の構成は、前記第1の実施の形態と実質的に同一である。
本発明浴槽音響装置40は、基盤42に取付けた吸盤45,45で浴槽2の内面に取着するか、基盤42に取付けたフック46(図5参照)で浴槽2に引っ掛けるようにしてある。本発明浴槽音響装置40は、発音器3(3A,3B)を格納した容器41を浴槽2の内側に配置するだけで、溜水域用発音器3A及び空間域用発音器3Bの各々に発する振動で、入浴者の身体に伝達する振動と入浴者の耳に伝達する音響を、入浴者が心地好さを得ることができるように調整できる。
本発明浴槽音響装置の第1の実施の形態を示すものであり、(A)は本発明浴槽音響装置を備えた浴室を示す平面図、(B)は断面した右側面図である。 第1実施の形態における本発明浴槽音響装置の要部を拡大した右側面図及び音信号供給装置のブロック図である。 第1実施の形態における発音器を拡大して示すものであり、(A)は半分を断面した平面図、(B)は背面図である。 本発明浴槽音響装置の第2の実施の形態の要部を示す断面図である。 本発明浴槽音響装置の第3の実施の形態の全体を示す右側断面図である。 第3実施の形態における要部を示す中間省略した右側断面図である。 実験の結果を示すグラフである。
符号の説明
2…浴槽、3(3A,3B)…発音器、R…溜水域、S…空間域

Claims (6)

  1. 浴槽に発音器を備えた浴槽音響装置において、前記発音器として、前記浴槽内の溜水域へ振動を放出させるための溜水域用発音器と、該溜水域より上方の空間域へ音を放出させるための空間域用発音器を備えていることを特徴とする浴槽音響装置。
  2. 前記溜水域用発音器及び前記空間域用発音器の少なくとも一方は、前記浴槽の裏面にその振動出力部を当接して浴槽へ振動を伝達させることで、前記溜水域へ振動を放出させるか又は前記空間域へ音を放出させるようにした請求項1記載の浴槽音響装置。
  3. 前記浴槽の内側に振動板を露出させ、前記溜水域用発音器及び空間域用発音器の少なくとも一方は、その振動出力部を該振動板に当接して該振動板を振動させることで、前記溜水域へ振動を放出させるか又は前記空間域へ音を放出させるようにした請求項1記載の浴槽音響装置。
  4. 前記浴槽に設けた開口部を前記振動板で水密状態に覆い、前記振動板に浴槽外側から該開口部を介して前記振動出力部を当接した請求項3記載の浴槽音響装置。
  5. 前記浴槽の内側に配置する容器に前記振動板を備え、該容器内に前記溜水域用発音器及び前記空間域用発音器を格納した請求項3記載の浴槽音響装置。
  6. 前記溜水域用発音器及び前記空間域用発音器に個別に音信号を供給する音信号出力装置を備え、該音信号出力装置は、この供給する各音信号の特性を個別に調節するコントロール回路を備えている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の浴槽音響装置。
JP2004313373A 2004-10-28 2004-10-28 浴槽音響装置 Pending JP2006128970A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004313373A JP2006128970A (ja) 2004-10-28 2004-10-28 浴槽音響装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004313373A JP2006128970A (ja) 2004-10-28 2004-10-28 浴槽音響装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006128970A true JP2006128970A (ja) 2006-05-18

Family

ID=36723191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004313373A Pending JP2006128970A (ja) 2004-10-28 2004-10-28 浴槽音響装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006128970A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202012105049U1 (de) 2012-12-21 2013-02-07 Franz Kaldewei Gmbh & Co. Kg Sanitärwannenanordnung mit einem Schallerzeugungssystem
DE102012113034B3 (de) * 2012-12-21 2014-02-27 Franz Kaldewei Gmbh & Co. Kg Sanitärwannenanordnung mit einem Schallerzeugungssystem
JP2017163380A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 点検口蓋スピーカー
KR101877140B1 (ko) * 2016-12-07 2018-07-10 광주대학교산학협력단 음악 감상을 위한 욕조용 진동 스피커 및 욕조 시스템
WO2022224228A1 (en) * 2021-04-23 2022-10-27 Spa-Tech International Limited Audio apparatuses

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202012105049U1 (de) 2012-12-21 2013-02-07 Franz Kaldewei Gmbh & Co. Kg Sanitärwannenanordnung mit einem Schallerzeugungssystem
DE102012113034B3 (de) * 2012-12-21 2014-02-27 Franz Kaldewei Gmbh & Co. Kg Sanitärwannenanordnung mit einem Schallerzeugungssystem
JP2017163380A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 点検口蓋スピーカー
KR101877140B1 (ko) * 2016-12-07 2018-07-10 광주대학교산학협력단 음악 감상을 위한 욕조용 진동 스피커 및 욕조 시스템
WO2022224228A1 (en) * 2021-04-23 2022-10-27 Spa-Tech International Limited Audio apparatuses

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6908686B2 (ja) 音響の包括的な知覚のための装置
US7688992B2 (en) Seat electroacoustical transducing
KR20220113969A (ko) 소리출력장치
JP2010081142A (ja) パネル状スピーカー
JP3314162B2 (ja) 浴室の音響再生装置
JP2006287545A (ja) スピーカ装置及びスピーカ装置付きキッチン設備
US5125031A (en) Speaker system with focused vibration
JP2006128970A (ja) 浴槽音響装置
JP2006174432A (ja) 骨伝導スピーカ及びこれを用いたヘッドフォン、ヘッドレスト、枕
JPH0315423A (ja) バスサウンドシステム
JP2002354567A (ja) 音響装置、音響装置を内蔵した家具及び音響装置を座席に内蔵した交通機関
US4961227A (en) Portable loud speaker system
JP2008016982A (ja) 音響システム
CN101483796B (zh) 头戴式受话器
JP2010541366A (ja) 音叉タイプのサウンド振動子
KR950011496B1 (ko) 체감 스피커
JP2002084588A (ja) 浴室の音響再生装置
JP3554548B2 (ja) 肌に音の微妙な振動を伝える装置
JP2004351038A (ja) 浴室音響装置
KR200278711Y1 (ko) 음향 체감의자 시스템
JPS584316Y2 (ja) 音響振動装置
JP2002204492A (ja) 超指向性スピーカー装置
JP2006136443A (ja) 振動発生器付き浴槽
RADIATORS REVIEWS OF ACOUSTICAL PATENTS
JPH05292584A (ja) 体感スピーカー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090709