JP2006127008A - 端末装置及びファイル制御プログラム - Google Patents

端末装置及びファイル制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006127008A
JP2006127008A JP2004312131A JP2004312131A JP2006127008A JP 2006127008 A JP2006127008 A JP 2006127008A JP 2004312131 A JP2004312131 A JP 2004312131A JP 2004312131 A JP2004312131 A JP 2004312131A JP 2006127008 A JP2006127008 A JP 2006127008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
reproduced
reproduction
music
files
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004312131A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Makino
栄 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2004312131A priority Critical patent/JP2006127008A/ja
Publication of JP2006127008A publication Critical patent/JP2006127008A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】 所望のファイル同士を、それぞれ所望のタイミングで関連付けすることを可能とする。
【解決手段】 各ファイルのヘッダ情報にリレーションコードを付加し、或いは各ファイルのファイル名に追加するかたちでリレーションコードを付加する。このリレーションコードは、制御部が自動でユニークなコードを形成してもよいし、ユーザにより入力されたコードを用いてもよい。制御部は、同じリレーションコードを有するファイル同士を、それぞれ関連性のあるファイルとして認識し、それぞれ同一のフォルダ(リレーションフォルダ)に格納して管理する。リレーションコードは、所望のファイルに対して所望のタイミングで付加することができる。このため、所望のファイル同士を、それぞれ所望のタイミングで関連付けすることを可能とすることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば携帯電話機,PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)等の携帯端末装置の他、ノート型のパーソナルコンピュータ装置或いはデスクトップ型のパーソナルコンピュータ装置等の端末装置に適用して好適な端末装置及びファイル制御プログラムに関する。
携帯電話機は、持ち運びが可能であり、基地局からの電波が届く範囲であれば、所望のタイミング、所望の場所で通話等の通信を行うことが可能となっている。また、近年における携帯電話機は、通話機能の他、メール送受信機能、Webブラウジング機能、カメラ機能、或いは赤外線通信機能等も設けられている。このように多機能化された携帯電話機は、ユーザにとって非常に利便性の高いものであり、一般に広く普及している。
ここで、携帯電話機が広く普及した理由の一つとして、所望の着信音が選択可能であることを掲げることができる。この着信音は、初期の頃には単一の電子音による着信音であったが、和音化、ステレオ化、高音質化、サラウンド化等のオーディオの進化の過程が継承されることで、近年では、音楽自体が着信音となっている。
このように着信音としても利用可能な音楽データは、所定のWebサイトからダウンロードして携帯電話機のメモリに記憶するのであるが、ダウンロードされるデータは音楽データのみとなっている。このため、アナログレコードやコンパクトディスクを購入した際に付属するアルバムジャケット、歌詞カード、解説文等の音楽データに関連した情報を取得する機会が減っている。
特開2002−215174号の公開特許公報(特許文献1)には、音楽データに関連した画像データを表示させる携帯端末装置が開示されている。この携帯端末装置の場合、音楽データと、この音楽データに関連する画像データやテキストデータ等を、所定のWebサイトから一括してダウンロードし、当該携帯端末装置の記憶媒体に記憶する。画像データは、ジャケット画像や、アーチストの画像、販売広告の画像であり、テキストデータは、歌詞となっている。携帯端末装置は、音楽データの再生中に、この画像データやテキストデータを自動的に再生し、表示部に表示する。これにより、音楽を聴きながら、画像データやテキストデータを確認可能となっている。
特開2002−215174号公報(第4頁〜第6頁:図4)
しかし、上述の特許文献1に開示されている携帯端末装置の場合、音楽データ及び関連データ(画像データ、テキストデータ等)は、予め相互に関連付けされており、ダウンロード時には、上記音楽データ及び関連データは、一塊りのデータとして一括してユーザの携帯端末装置にダウンロードされる。
このため、音楽データに関連付けされている上記関連データは固定的なものとなり、ユーザが後から所望の画像データやテキストデータ等を追加するかたちで関連付けすることが困難となる問題があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、所望のデータファイルに対して所望の関連データファイルを簡単かつ所望のタイミングで関連付けすることができるような端末装置及びファイル制御プログラムの提供を目的とする。
本発明に係る端末装置は、上述の課題を解決するための手段として、
関連性を有するファイル同士であることを示す同じリレーションコードが、ヘッダ情報、或いはファイル名にそれぞれ付加された複数のファイルが記憶された記憶手段と、
上記記憶手段に記憶されているファイルのうち、再生が指定されたファイルの再生を行う再生手段と、
上記再生手段により再生されているファイルに付加されているリレーションコードに基づいて、同じリレーションコードが付加された、該再生中のファイルと関連性を有する関連ファイルを上記記憶手段から検索して表示手段に表示する関連ファイル検索手段と、
上記関連ファイル検索手段により上記表示手段に表示された関連ファイルのうち、再生が指定された関連ファイルの再生を行うように上記再生手段を制御する制御手段と
を有する。
このような本発明に係る端末装置は、各ファイルのヘッダ情報、或いは各ファイルのファイル名に追加するかたちでリレーションコードが付加されている。このリレーションコードは、自動でユニークなコードを形成してもよいし、ユーザにより入力されたコードを用いてもよい。また、リレーションコードは、所望のファイルに対して所望のタイミングで付加することができる。これにより、同じリレーションコードを有するファイル同士を、それぞれ関連性のあるファイルとして認識して管理することを可能とすることができる。
また、本発明に係るファイル制御プログラムは、
関連性を有するファイル同士であることを示す同じリレーションコードが、ヘッダ情報、或いはファイル名にそれぞれ付加された複数のファイルが記憶された記憶手段から、再生が指定されたファイルの再生を行うように再生手段を再生制御する再生制御手段と、
上記再生手段により再生されているファイルに付加されているリレーションコードに基づいて、同じリレーションコードが付加された、該再生中のファイルと関連性を有する関連ファイルを上記記憶手段から検索して表示手段に表示する関連ファイル検索手段と、
上記表示手段に表示された関連ファイルのうち、再生が指定された関連ファイルの再生を行うように上記再生手段を再生制御する制御手段
としてコンピュータを機能させることで上述の課題を解決する。
このような本発明に係るファイル制御プログラムは、各ファイルのヘッダ情報、或いは各ファイルのファイル名に追加するかたちでリレーションコードが付加されている。このリレーションコードは、自動でユニークなコードを形成してもよいし、ユーザにより入力されたコードを用いてもよい。また、リレーションコードは、所望のファイルに対して所望のタイミングで付加することができる。これにより、同じリレーションコードを有するファイル同士を、それぞれ関連性のあるファイルとして認識して管理することを可能とすることができる。
本発明は、各ファイルのヘッダ情報、或いは各ファイルのファイル名に追加するかたちでリレーションコードを付加し、同じリレーションコードを有するファイル同士を、関連性を有するファイル同士として認識する。リレーションコードは、所望のファイルに対して所望のタイミングで付加することができるため、所望のファイルに対して所望の関連ファイルを簡単かつ所望のタイミングで関連付けすることができる。
[携帯電話機の構成]
本発明は、携帯電話機に適用することができる。この本発明の実施の形態となる携帯電話機は、図1に示すように基地局との間でデータの送受信を行うアンテナ1及び通信回路2と、受話音声,着信音,動画ファイルの音声,音楽ファイルの音声等の音声出力を得るためのスピーカ部3と、送話音声等を集音するマイクロホン部4と、待ち受け画像や携帯メールの文字等の他、後に説明する遠隔制御プログラムに基づいて表示されるユーザインターフェイス画面を表示する表示部5とを有している。
また、この携帯電話機は、入力操作を行うためのテンキーや回転操作キー等の複数のキーが設けられた操作部6と、着呼や携帯メールの着信等を光で知らせるための発光部7(LED:Light Emitting Diodes)と、所望の被写体の撮像を行うためのカメラ部8と、着呼や携帯メールの着信等を当該携帯電話機を振動させることで知らせるバイブレーションユニット9と、当該携帯電話機に着脱可能な外部メモリ11に対して電気的接続を図るための外部メモリインターフェイス10(外部メモリIF)と、テレビジョン信号を受信するアンテナ12及びテレビジョンユニット13とを有している。
また、この携帯電話機は、通信処理プログラム(コミュニケーションプログラム)や、以下に説明する音楽ファイル及びこの音楽ファイルに関連付けされた画像ファイル等の関連ファイルのファイル管理を行うファイル管理プログラム等が記憶されたメモリ14と、当該携帯電話機の全体の動作を制御する制御部15とを有している。
メモリ14には、図2に示すように所定のWebサイトからダウンロードされ、或いはパーソナルコンピュータ装置の端末装置から読み込まれた一つ或いは複数の音楽ファイル(音楽ファイルa〜c・・・)と、
この音楽ファイルに対して関連付けされる画像ファイル(画像ファイルa〜c・・・)、テキストファイル(テキストファイルa〜c・・・)、URLリンクファイル(URLリンクファイルa〜c・・・)、電話番号リンクファイル(電話番号リンクファイルa〜c・・・)、二次元コードリンクファイル(二次元コードリンクファイルa〜c・・・)等の関連ファイルと
が記憶されている。
上記音楽ファイルは、着信メロディとして設定することが可能となっており、
上記画像ファイルは、例えば歌手の写真やアルバムジャケットの写真、ユーザがカメラ部8を用いて撮像した所望の写真等となっており、
上記テキストファイルは、曲の歌詞やライナーノーツ、或いはユーザが操作部6を操作することで入力した文章等となっている。
また、上記URLリンクファイル(URL:Uniform Resource Locator)は、インターネット等の所定のネットワーク上のWebサイトに接続するためのアドレスファイルとなっており、
上記電話番号リンクファイルは、この電話番号に電話を掛けることで所定の電話サービスを受けることが可能な電話番号となっており、
上記二次元コードリンクファイルは、コードリーダ装置により読み込まれ解析されることで、所定のサービスを受けることが可能な二次元コードとなっている。
[ファイルの関連付け]
当該実施の形態の携帯電話機においては、メモリ14に記憶される音楽ファイルや関連ファイルのうち、所望のファイルに対してそれぞれ同じ「リレーションコード(relation code:関連コード)」を付加することにより、該同じ「リレーションコード」を付加した複数のファイル同士を簡単に関連付け可能となっている。
このリレーションコードは、音楽ファイルやその関連ファイルを提供する提供者(例えば、音楽ファイルを配信しているWebサイトの管理者)が、図3(a)に示すように関連性を持たせる各ファイルに対して予め付加する。後述するが、当該携帯電話機の制御部15は、各ファイルに付加されているリレーションコードに基づいて各ファイルの関連性を検出し、該各ファイルの管理を行う。
また、図3(b)に示すように、ユーザにより選択された各ファイルのヘッダ情報に対して、それぞれ同じリレーションコードを付加し、或いは図3(c)に示すように、ユーザにより選択された各ファイルのファイル名に対して、それぞれ同じリレーションコードを付加(=ファイル名の一部にリレーションコードを組み込む)してもよい。
この場合、ユーザは、操作部6を介して、ファイルの関連付けを指定操作する。この指定操作を検出すると制御部15は、例えばメモリ14に記憶されている各ファイルのファイル名を読み出し、これを図4(a)に示すように表示部5に表示制御する。図4(a)は、「雨の降る日という曲の音楽ファイルのファイル名」、「雨の降る日という曲の歌詞(テキストファイル)のファイル名」、「曇り空という曲の歌詞(テキストファイル)のファイル名」、「"あじさい"との表題が付けられた画像ファイルのファイル名」、「"夏祭り"との表題が付けられた画像ファイルのファイル名」が表示された例を示している。
ユーザは、操作部6を操作することで、図4(b)に示すように、表示部5に表示された各ファイルの中から関連付けを行うファイルを選択操作する。この図4(b)に示す例は、「雨の降る日という曲の音楽ファイル」、「雨の降る日という曲の歌詞のテキストファイル」、及び「"あじさい"との表題が付けられた画像ファイル」が、関連付けを行うファイルとして選択された例を示している。
ユーザは、このようにして関連付けを行うファイルを選択すると、操作部6の決定キーを押圧操作する。制御部15は、この場合において決定キーの押圧操作を検出すると、例えば図4(c)に示すようにユーザの上記選択により関連付けが指定された各ファイルのファイル名を表示部5に表示制御する。
また、制御部15は、ユニークなリレーションコードを形成し(リレーションコードは、ユーザにより入力されたコードを用いるようにしてもよい。)、これをユーザにより選択された各ファイルのヘッダ情報のリザーブ領域に書き込み(図3(b)参照)、或いはユーザにより選択された各ファイルのファイル名の一部にリレーションコードを組み込むかたちで、該各ファイルのファイル名を書き換え制御する(図3(c)参照)。
なお、制御部15により形成されたユニークなリレーションコードが例えば「1234」であった場合、ファイル名の一部にリレーションコードを組み込むことで作成される新たなファイル名は、「雨の降る日.1234.txt(txtはテキストファイルの拡張子)」或いは「雨の降る日.1234.jpg(jpgは画像ファイルの拡張子)」等に変更される。
[関連付けされたファイルの管理動作]
次に、このように各ファイルに対してリレーションコードが付加されると、自動的或いは半自動的に関連付けされた各ファイルが制御部15により認識され管理されるようになっている。
〔自動管理〕
まず、音楽ファイルやその関連ファイルを提供する提供者により予めリレーションコードが付されたファイルのダウンロードを行った場合、各関連付けされたファイルの自動管理が可能となる。図5のフローチャートに、この自動管理の場合の動作の流れを示す。このフローチャートは、当該携帯電話機でWebサイトから何らかのファイルをダウンロードした際、或いは外部メモリ11からファイルの読み込みを行った際に、制御部15がメモリ14に記憶されているファイル管理プログラムに基づいてスタートさせる。
このフローチャートをスタートさせると、制御部15は、ステップS1において、上記ダウンロード或いは読み込みを行ったファイルの確認を行い、処理をステップS2に進める。
次に、この携帯電話機の場合、ユーザは、当該自動管理を行うか否かを予め選択設定可能となっており、この設定情報がメモリ14に記憶されている。このため、制御部15は、ステップS2において、このメモリ14に記憶されている設定情報に基づいて、自動管理を行う設定がなされているか否かを判別し、この自動設定がなされていない場合は、そのままこの図5のフローチャートを終了する。
これに対して、制御部15は、自動設定がなされている場合はステップS3に処理を進め、上記ダウンロード或いは読み込みを行ったファイルにリレーションコードが付加されているか否かを判別する。
具体的には、この例の場合、例えば図6(a)に示すように各ファイルには、提供者により、「code:1234」等のリレーションコードがヘッダ情報に予め付加されている。このため、制御部15は、このヘッダ情報を検索することで、リレーションコードの有無を判別する。そして、リレーションコードが付加されていない場合は、当該ファイルの自動管理を行うことができないため、そのままこの図5のフローチャートを終了し、リレーションコードが付加されている場合は、ステップS4に処理を進める。
ステップS4では、制御部15が、上記ステップS3で検出されたリレーションコードに対応するフォルダ(リレーションフォルダ)がメモリ14内に存在するか否かを判別する。具体的には、図6(b)に示すように、「code:1234」のリレーションコードが付されたテキストファイルがダウンロード等された場合、制御部15は、ステップS4において、図6(c)に示すように、この「code:1234」のリレーションコードを有するリレーションフォルダがメモリ14内に存在するか否かを判別する。
すなわち、図6(c)において、「code:1234」が付された音楽ファイルa及び画像ファイルaで形成されるフォルダが、このリレーションフォルダである。同様に、「code:5252」が付された音楽ファイルb及び画像ファイルbで形成されるフォルダ、及び「code:8818」が付された音楽ファイルc及び画像ファイルcで形成されるフォルダが、このリレーションフォルダである。
この例の場合、ダウンロードされたテキストファイルには「code:1234」のリレーションコードが付されているため、制御部15は、上記ステップS4において、この「code:1234」のリレーションコードに対応するリレーションフォルダ(=上記音楽ファイルa及び画像ファイルaのリレーションフォルダ)を検出することとなる。
次に、このステップS4において、メモリ14内に上記リレーションコードに対応するリレーションフォルダが存在しないと判別した場合、制御部15は、ステップS6に処理を進め、メモリ14に記憶するファイルに付されたリレーションコードに対応するリレーションフォルダを該メモリ14内に形成しステップS5に処理を進める。
次に、上記ステップS4において、上記リレーションコードに対応するリレーションフォルダがメモリ14内に存在することを検出し、或いは上記ステップS6において上記リレーションコードに対応するリレーションフォルダを新たに形成することで処理をステップS5に進めると、制御部15は、この検出或いは新たに形成したリレーションフォルダに、上記ダウンロード等したファイルを移動制御してこの図5のフローチャートを終了する。
具体的には、上記ダウンロード等されたファイルが「code:1234」のリレーションコードが付されたテキストファイルであり、メモリ14内に、音楽ファイルa及び画像ファイルaからなる「code:1234」のリレーションフォルダが検出された場合、制御部15は、図6(d)に示すように、この「code:1234」のリレーションフォルダに、「code:1234」のリレーションコードが付されたテキストファイルを移動制御する。そして、「code:1234」のリレーションフォルダを、音楽ファイルa、画像ファイルa及びテキストファイルaからなるリレーションフォルダとして更新し、この図5のフローチャートを終了する。
〔半自動管理〕
次に、図4(a)〜(c)を用いて説明したように、手動で各ファイルの関連付けが行われた場合、制御部15は、図7のフローチャートに示す動作で各関連付けされたファイルの半自動管理を行う。このフローチャートは、ユーザにより操作部6を介してファイルの関連付けが指定されたことを制御部15が検出することでスタートとなる。
ステップS11では、制御部15が、図4(a)を用いて説明したように、メモリ11に記憶されている各ファイルのファイル名の一覧を表示部5に表示制御して処理をステップS12に進める。
図4(b)を用いて説明したように、ユーザは、この一覧表示されたファイルの中から関連付けを行うファイルを選択し決定キーを操作して、該選択したファイルの関連付けを指定するのであるが、ステップS12では、制御部15が、この決定キーの操作の有無を判別することにより、ユーザにより関連付けを行うファイルが選択されたか否かを判別し、該選択がなされたことを検出したタイミングで処理をステップS13に進める。
次に、制御部15は、ステップS13において、上記ステップS12でユーザにより選択された各ファイルに対してリレーションコードを付加する。このリレーションコードの付加は、図3(b)を用いて説明したように、各ファイルのヘッダ情報のリザーブ領域に付加してもよいし、図3(c)を用いて説明したように、各ファイルのファイル名の一部として付加してもよい。また、各ファイルに付加するリレーションコードは、制御部15がユニークなリレーションコードを形成してもよいし、ユーザにより入力されたリレーションコードを用いるようにしてもよい。
次に制御部15は、ステップS14において、上記ステップS12で関連付けが指定された各ファイルを格納するリレーションフォルダをメモリ14内に形成する。そして、このリレーションフォルダに対して、所定のフォルダ名を付加する。
リレーションフォルダのフォルダ名としては、制御部15が、上記ステップS13で各ファイルに付加したリレーションコードの全部或いは一部を該フォルダ名としてリレーションフォルダに付加する。或いは、制御部15が、例えば「フォルダ名を入力してください」等の、フォルダ名の入力を促すメッセージを表示部5に表示制御し、このメッセージに対応してユーザから入力されたフォルダ名の全部或いは一部を該フォルダ名としてリレーションフォルダに付加する。
次に制御部15は、ステップS15において、このフォルダ名を付加したリレーションフォルダに対して、上記リレーションコードを付加した各ファイルを格納し、この図7に示すフローチャートを終了する。これにより、関連付けを行うファイルの選択は手動で行う必要があるが、このファイルの選択後は、各ファイルが自動的に関連性のあるフォルダに格納されて管理されることとなる。
このように、当該実施の形態の携帯電話機は、所望のファイルを指定することで、該各ファイルに対して自動的に或いは半自動的にリレーションコードが付加され、同じリレーションコードが付加されたファイル同士が関連性のあるファイルとして管理される。このため、所望のファイルに対して所望のタイミングでかつ簡単に関連性を持たせて管理することができる。
〔リレーション管理テーブル〕
以上の説明では、関連性を持たせる各ファイルに対してそれぞれ同じリレーションコードを付加することで、該同じリレーションコードを有する各ファイルを関連性を有するファイルとして管理することとしたが、これは、図3(d)に示すように例えばファイルA,ファイルB及びファイルEは第1のファイル群、ファイルD,ファイルC及びファイルFは第2のファイル群・・・等のように、どのファイルがどのファイル群に属するかということを管理するリレーション管理テーブルをメモリ14に設け、このリレーション管理テーブルで各ファイルの関連性を管理するようにしてもよい。
図8は、各ファイルの関連性を管理するリレーション管理テーブルの更新動作を示すフローチャートである。この図8のフローチャートは、ユーザにより操作部6を介してファイルの関連付けが指定されたことを制御部15が検出することでスタートとなる。
ステップS21では、制御部15が、図4(a)を用いて説明したように、メモリ11に記憶されている各ファイルのファイル名の一覧を表示部5に表示制御して処理をステップS22に進める。
図4(b)を用いて説明したように、ユーザは、この一覧表示されたファイルの中から関連付けを行うファイルを選択し決定キーを操作して、該選択したファイルの関連付けを指定するのであるが、ステップS22では、制御部15が、このユーザにより手動で選択された各ファイルを認識して処理をステップS23に進める。
ステップS23では、制御部15が、上記ステップS21においてユーザにより関連付けが指定された各ファイルを格納するリレーションフォルダをメモリ14内に形成し、このリレーションフォルダに、上記ユーザにより関連付けが指定された各ファイルを格納して処理をステップS24に進める。
ステップS24では、制御部15が、図3(d)に示すように、各フォルダと、該各フォルダにそれぞれ格納されるファイルの関係を示すリレーション管理テーブルに対して、ステップS23で新たに形成されたリレーションフォルダのフォルダ名、及びこのリレーションフォルダに格納される各ファイル名を記憶制御することで、該リレーション管理テーブルの更新を行い、この図8のフローチャートを終了する。
このようにメモリ14にリレーション管理テーブルを設けることで、リレーションコードを用いることなく各ファイルの関連性を管理することができる。
[再生動作]
次に、このように各ファイルを関連付けて記憶することで、一方のファイルの再生中に、この一方のファイルに関連する他方のファイルを再生することが可能となる。
〔音楽ファイルの再生〕
図9は、音楽ファイルの再生中に歌詞等のテキストファイルを再生する動作の流れを示すフローチャートである。このフローチャートは、ユーザにより操作部6を介して音楽ファイルの再生が指定されることでスタートとなる。
ステップS31では、制御部15が、ユーザにより選択され再生が指定された音楽ファイルをメモリ14から読み出し、スピーカ部3を介して発音制御すると共に、この音楽ファイルのファイル名等を図10(a)に示すように表示部5に表示制御して処理をステップS32に進める。
次に制御部15は、ステップS32において、ユーザにより再生が指定された音楽ファイル(=現在、再生中の音楽ファイル)に関連するファイルをメモリ14から検索し、図10(b)に示すようにこの関連するファイルのファイル名の一覧を表示部5に表示制御する。この図10(b)に示す例は、現在、再生中の音楽ファイルのファイル名が「雨の降る日(=曲名)」であり、この音楽ファイルの関連ファイルとして、「雨の降る日の歌詞」、「あじさいの花の画像」、「雨の降る日のホームページのURL(オフィシャルサイト)」、「雨の降る日のメッセージダイヤル(電話サービス)」、及び「割引クーポン」の各関連ファイルがメモリ14内に記憶されていることを示している。
ユーザは、このように一覧表示された関連ファイルの中から所望のファイルを選択して再生を指定する。ユーザによりこの関連ファイルの中から「雨の降る日の歌詞」のテキストファイルが選択された場合、制御部15は、ステップS33において、メモリ14に記憶されている各ファイルの中からこのテキストファイルを検索して処理をステップS34に進める。
ステップS34では、制御部15が、音楽ファイルの再生中にテキストファイルの再生が可能であるか否かを判別し、テキストファイルの再生ができないと判別した場合はステップS36において、例えば「そのファイルは再生できません」等のエラーメッセージを表示部5に表示制御して、この図9のフローチャートを終了する。
これに対して、テキストファイルの再生が可能であると判別した場合、制御部15はステップS35において、図10(c)に示すように現在再生中の「雨の降る日」の曲の歌詞であるテキストファイルをメモリ14から読み出し、これを表示部5に表示制御してこの図9のフローチャートを終了する。
なお、この例は、音楽ファイルの再生中に上記一覧からテキストファイルの再生が指定された場合であったが、該一覧から画像ファイルの再生が指定された場合も同様の動作の流れとなる。この場合、制御部15は、上記ステップS34において、音楽ファイルの再生中に画像ファイルの再生が可能であるか否かを判別し、画像ファイルの再生ができないと判別した場合はステップS36において、例えば「そのファイルは再生できません」等のエラーメッセージを表示部5に表示制御して、この図9のフローチャートを終了する。
これに対して、画像ファイルの再生が可能であると判別した場合、制御部15はステップS35において、図10(d)に示すように現在再生中の「雨の降る日」の曲に合った画像である例えばあじさいの花の画像をメモリ14から読み出し、これを表示部5に表示制御してこの図9のフローチャートを終了する。
〔メッセージダイヤル〕
次に、図11は、音楽ファイルの再生中に、この再生中の音楽に関連する電話サービスを受ける動作の流れを示すフローチャートである。このフローチャートは、ユーザにより操作部6を介して音楽ファイルの再生が指定されることでスタートとなる。
ステップS41では、制御部15が、ユーザにより選択され再生が指定された音楽ファイルをメモリ14から読み出し、スピーカ部3を介して発音制御すると共に、この音楽ファイルのファイル名等を図10(a)に示すように表示部5に表示制御して処理をステップS42に進める。
次に制御部15は、ステップS42において、ユーザにより再生が指定された音楽ファイル(=現在、再生中の音楽ファイル)に関連するファイルをメモリ14から検索し、図10(b)に示すようにこの関連するファイルのファイル名の一覧を表示部5に表示制御する。ユーザは、この一覧表示された関連ファイルの中から所望のファイルを選択して再生を指定する。ユーザによりこの関連ファイルの中から「メッセージダイヤル」が選択された場合、制御部15は、ステップS43において、メモリ14に記憶されている各ファイルの中からこのメッセージダイヤルのテキストファイルを検索すると共に、図12に示すようにダイヤル発信の是非を問うメッセージを表示部5に表示制御して処理をステップS44に進める。
このメッセージに対応してユーザからダイヤル発信の実行が指定された場合、制御部15は、ステップS44において、音楽ファイルの再生中にダイヤル発信が可能であるか否かを判別し、ダイヤル発信ができないと判別した場合はステップS45において、例えば「音楽の再生中はダイヤル発信はできません」等のエラーメッセージを表示部5に表示制御して、この図11のフローチャートを終了する。
これに対して、ダイヤル発信が可能であると判別した場合、制御部15はステップS46において、現在行っている音楽ファイルの再生を停止制御する。そして、ステップS47において、「メッセージダイヤル」の電話番号にダイヤル発信を行うように通信回路2を制御する。これにより、図12に示すように上記「雨の降る日」の発売元が運営する電話サービスに電話が繋がり、例えば歌手のメッセージ等を聞くことができる。
〔ホームページへのアクセス及び割引クーポンサービス〕
次に、上記ファイルの一覧から「ホームページリンク」を選択すると、関連するWebサイトに自動的にアクセスされ、例えば「割引クーポン」のダウンロード等の所定のサービスを受けることが可能となっている。
図13は、音楽ファイルの再生中に、この再生中の音楽に関連するWebサイトにアクセスし、割引クーポンのダウンロードサービスを受ける動作の流れを示すフローチャートである。このフローチャートは、ユーザにより操作部6を介して音楽ファイルの再生が指定されることでスタートとなる。
ステップS51では、制御部15が、ユーザにより選択され再生が指定された音楽ファイルを再生制御すると共に、この音楽ファイルの関連ファイルのファイル名をメモリ14から読み出して表示部5に一覧表示して処理をステップS52に進める。
この音楽ファイルの再生中に、ユーザにより図10(b)に示す「ホームページリンク」が選択されると、制御部15は、ステップS52において、音楽ファイルの再生中にWebサイトへのアクセスを図ることが可能であるか否かを判別し、可能である場合に、メモリ14に記憶されている、この再生中の音楽ファイルに関連するホームページのURLが記録されたテキストファイルを読み出す。そして、ステップS53において、通信回路2を制御して、このURLのWebサイトにアクセスを図る。これにより、現在再生中の音楽ファイルに関連するWebサイトに自動的にアクセスされ、ユーザは、例えば図14に示すようにそのホームページを閲覧することが可能となる。
ここで、このWebサイトにおいて、例えば「割引クーポン」のダウンロードサービスを開催しており、ユーザがこの「割引クーポン」のダウンロードを行った場合、制御部15は、ステップS54において、図15(a)に示すように上記Webサイトからダウンロードされた「割引クーポン」の画像を表示部5に表示制御する。この図15(a)の例は、いわゆる二次元コードで割引クーポンがダウンロードされた例である。
次に制御部15は、このダウンロードされた割引クーポンをメモリに保存するか否かを問うメッセージを表示部5に表示制御し、ユーザから「保存」が選択されると、ステップS55及びステップS56において、上記音楽ファイルの関連ファイルとしてリレーションフォルダに割引クーポンのファイルを保存制御することで、この図13のフローチャートを終了する。
例えば、このように割引クーポンをダウンロードしたユーザは、当該携帯電話機を店舗等に持ち込み、割引クーポンを表示部5に表示したうえで当該携帯電話機を店員に手渡す。店員は、図15(b)に示すようなコードリーダ装置を用いて、二次元コードとなっている割引クーポンを読み取る。この読み取り操作により、割引クーポンが正規の割引クーポンであることが認められれば、例えば「雨の降る日」のCDを、100円引きで購入できる等の所定のサービスを受けることができる。
〔着信メロディのダウンロードサービス〕
次に、当該実施の形態の携帯電話機が有するブラウジング機能を用いて以下に説明する新規なネットワークサービスを提供することができる。このサービスの流れを図16のフローチャート及び図17の模式図に示す。
まず、このサービスは、図16のフローチャートのステップS61及び図17に示すように、ユーザが当該携帯電話機を携帯して店舗に出向き、当該携帯電話機に設けられている電子財布機能を用いて所望の商品を購入する。店舗の店員は、電子財布機能(非接触無線通信機能)を用いた決済の際に、この購入された商品に対応するサービスポイントデータを、リーダライタ装置を介してユーザの携帯端末装置に送信する。ユーザの携帯端末装置の制御部15は、このサービスポイントデータをメモリ14に記憶制御する。これにより、ステップS62及び図17に示すように、ユーザの携帯端末装置のメモリ14には、所定の店舗で商品を購入する毎に上記サービスポイントデータが蓄積されることとなる。
このサービスポイントは、蓄積されたポイントに対応する景品と交換可能となっている。このため、ユーザは、所望の景品との交換に値するサービスポイントがメモリ14に蓄積されたタイミングで、ステップS63及び図17に示すように当該携帯電話機のブラウジング機能を用いて所定のWebサイトにアクセスする。
そして、ステップS64及び図17に示すように、所望の着信メロディと、メモリ14に蓄積されたサービスポイントとを交換操作する。この交換操作がなされると、制御部15は、基地局及びコミュニケーションネットワーク(図17には通信網として図示)及びホストサーバ装置を介して、メモリ14に蓄積されているサービスポイントデータのうち、上記交換する着信メロディに対応するポイント分のサービスポイントデータを、インターネット上のWebサーバ装置に送信すると共に、この送信したポイント分のサービスポイントデータをメモリ14から削除制御する。
Webサーバ装置は、このサービスポイントデータを受信すると、上記着信メロディの着信データをユーザの携帯端末装置に返信する。ユーザの携帯端末装置の制御部15は、この着信データを、アンテナ1及び通信回路2を介して取り込み、メモリ14に保存制御する。
ここで、このWebサーバ装置からダウンロードされる着信データには、図3(a)を用いて説明したように、ヘッダ情報のリザーブ領域にリレーションコードが挿入されている。このため、制御部15は、図5のフローチャートを用いて説明したように、この着信データに含まれるリレーションコードに基づいて、メモリ14内にリレーションフォルダを形成し、このリレーションフォルダに着信データを格納する。
これにより、所定の店舗で商品を購入することで蓄積されたサービスポイントで、所定のWebサイトから着信メロディ等のダウンロードを可能とする新規なネットワークサービスを提供することができる。
〔テレビジョン放送の視聴証明書に基づくプレゼントサービス〕
次に、当該実施の形態の携帯電話機は、以下に説明する新規なネットワークサービスであるテレビジョン放送の視聴証明書に基づくプレゼントサービスを提供することができる。このサービスの流れを図18のフローチャート及び図19の模式図に示す。
まず、このサービスは、図18のフローチャートのステップS71において、携帯電話機の制御部15が、図10(b)を用いて説明したように再生中の音楽ファイルに関連するファイルのファイル名一覧を表示部5に表示制御する。このファイル一覧の中から、ユーザにより「ホームページリンク」が選択された場合、制御部15は、ステップS72及びステップS73において、前述のようにそのホームページにアクセスを図る。これにより、再生中の音楽ファイルに関連するホームページの閲覧が可能となる。
次にユーザは、このホームページを閲覧することで、ステップS74において上記音楽ファイルに対応する歌手が出演する番組を確認し、ステップS75において、その番組のテレビジョン放送を受信するように操作部6を操作する。制御部15は、この操作がなされると、図1に示すテレビジョンユニット13を介してユーザにより指定された番組を選局制御し、番組映像を表示部5に表示制御すると共に、番組音声をスピーカ部3を介して発音制御する。
次に、放送局側では、図19に示すようにこの番組のテレビジョン信号に所定のタイミングで視聴証明書のデータを重畳して放送を行う。携帯電話機の制御部15は、視聴証明書のデータの受信を検出すると、ステップS76において、この視聴証明書のデータをテレビジョン信号から抽出する。この視聴証明書のデータには、図3(a)を用いて説明したように、ヘッダ情報のリザーブ領域にリレーションコードが挿入されている。このリレーションコードは、ユーザが再生していた音楽ファイルに付されているリレーションコードと同じリレーションコードとなっている。このため、制御部15は、視聴証明書のデータに付されているリレーションコードに基づいて、ユーザが再生していた音楽ファイルが格納されているリレーションフォルダをメモリ14から検索し、ステップS77において、このリレーションフォルダに視聴証明書のデータを格納する。
次に、ユーザは、ステップS78において、上記ファイル一覧を再度表示させ上記「ホームページリンク」を再度選択することで、再生中の音楽ファイルに関連するホームページの再閲覧を行う。このホームページには、視聴証明書を掲示したユーザに対してプレゼントを行う旨の公募がなされている。このため、ユーザは、ステップS79において、このプレゼントの応募フォームに必要事項を記入のうえ、上記ステップS76及びステップS77で取得した視聴証明書を添付して送信する。
この応募フォーム及び視聴証明書の各データは、制御部15により、基地局、コミュニケーションネットワーク(通信網)、ホストサーバ装置、インターネットを介して放送局のWebサーバ装置に送信される。放送局側では、このWebサーバ装置で応募フォーム及び視聴証明書が集計されたユーザの中から当選者を決定し、後日、そのユーザの自宅等に景品を郵送する。
これにより、テレビジョン放送の視聴証明書に基づいてプレゼントサービスを行う新規なネットワークサービスを提供することができる。
[実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この実施の形態の携帯電話機は、所望のファイルを指定することで、該各ファイルに対して自動的に或いは半自動的にリレーションコードが付加され、同じリレーションコードが付加されたファイル同士が関連性のあるファイルとして管理される。このため、所望のファイルに対して所望のタイミングでかつ簡単に関連性を持たせて管理することができる。
或いは、例えばファイルA,ファイルB及びファイルEは第1のファイル群、ファイルD,ファイルC及びファイルFは第2のファイル群・・・等のように、どのファイルがどのファイル群に属するかということを管理するリレーション管理テーブルをメモリ14に設け、このリレーション管理テーブルで各ファイルの関連性を管理する。これにより、リレーション管理テーブルを書き換えるだけで、ファイルの関連性を更新することができる。従って、このリレーション管理テーブルを設けた場合でも、リレーションコードを用いた場合と同様に、所望のファイルに対して所望のタイミングでかつ簡単に関連性を持たせて管理することができる。
また、関連付けして管理しているファイルの中に、「所定のWebサイトのURL」、「電話サービスに対応する電話番号」を含ませて管理することで、再生したファイルに関連するWebサイトへのアクセス、或いは再生したファイルに関連する電話サービスに電話をかけることを可能とすることができる。このため、各ファイルの関連性をメモリ14に記憶されたファイル間で管理するのみならず、外部の情報機関にまで広げて管理することを可能とすることができる。
[変形例]
なお、上述の実施の形態の説明では、本発明を携帯電話機に適用することとしたが、これは、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System),無線通信機能を有するPDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、無線通信機能を有するノート型のパーソナルコンピュータ装置、或いはネットワークに接続されたデスクトップ型のパーソナルコンピュータ装置等の他の端末装置に適用してもよい。
最後に、上述の実施の形態は、あくまでも本発明の一例として開示したに過ぎない。このため、本発明は、上述の実施の形態に限定されることはなく、上述の実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した実施の形態の携帯電話機のブロック図である。 実施の形態の携帯電話機に設けられているメモリに記憶された各種ファイルの模式図である。 各ファイルに付加されているリレーションコード、及びリレーション管理テーブルを説明するための図である。 メモリに記憶されている各ファイルの一覧の表示例を示す図である。 各ファイルに予め付されているリレーションコードに基づく該ファイルの自動管理動作の流れを示すフローチャートである。 ファイルに付されているリレーションコードに基づいて、該ファイルがリレーションコードに対応するフォルダに各格納されて管理される様子を示す図である。 ユーザが各ファイルにリレーションコードを付すことで、このリレーションコードに基づいて半自動的にファイル管理が行われる動作の流れを示すフローチャートである。 リレーション管理テーブルで各ファイルの関連性を管理する動作を説明するためのフローチャートである。 音楽ファイルの再生中に歌詞のテキストファイルの表示を行う動作を説明するためのフローチャートである。 音楽ファイルの再生中に表示される関連ファイルの一覧及び各関連ファイルの表示例を示す図である。 音楽ファイルの再生中に関連する電話サービスに電話を掛ける動作を説明するためのフローチャートである。 音楽ファイルの再生中に関連する電話サービスに電話を掛ける動作を説明するための模式図である。 音楽ファイルの再生中に関連するWebサイトにアクセスして割引クーポンを取得する動作を説明するためのフローチャートである。 音楽ファイルの再生中に関連するWebサイトにアクセスした際の表示例を示す図である。 音楽ファイルの再生中に関連するWebサイトにアクセスすることで取得した割引クーポン、及びこの割引クーポンの使用例を説明するための図である。 電子マネーで商品を購入することで取得したサービスポイントで、所定のWebサイトから着信メロディのダウンロードを可能とする新規なサービスを説明するためのフローチャートである。 電子マネーで商品を購入することで取得したサービスポイントで、所定のWebサイトから着信メロディのダウンロードを可能とする新規なサービスを説明するための模式図である。 放送番組を視聴することで視聴証明書を取得し、この視聴証明書を添付してプレゼントの応募を行う新規なサービスを説明するためのフローチャートである。 放送番組を視聴することで視聴証明書を取得し、この視聴証明書を添付してプレゼントの応募を行う新規なサービスを説明するための模式図である。
符号の説明
1 アンテナ、2 通信回路、3 スピーカ部、4 マイクロホン部、5 表示部、6 操作部、7 発光部(LED)、8 カメラ部、9 バイブレーションユニット、10 外部メモリインターフェイス(外部メモリIF)、11 外部メモリ、12 テレビジョンユニットのアンテナ、13 テレビジョンユニット、14 メモリ、15 制御部

Claims (8)

  1. 関連性を有するファイル同士であることを示す同じリレーションコードが、ヘッダ情報、或いはファイル名にそれぞれ付加された複数のファイルが記憶された記憶手段と、
    上記記憶手段に記憶されているファイルのうち、再生が指定されたファイルの再生を行う再生手段と、
    上記再生手段により再生されているファイルに付加されているリレーションコードに基づいて、同じリレーションコードが付加された、該再生中のファイルと関連性を有する関連ファイルを上記記憶手段から検索して表示手段に表示する関連ファイル検索手段と、
    上記関連ファイル検索手段により上記表示手段に表示された関連ファイルのうち、再生が指定された関連ファイルの再生を行うように上記再生手段を制御する制御手段と
    を有する端末装置。
  2. 請求項1に記載の端末装置であって、
    上記再生手段により再生されたファイルが音楽ファイルであり、上記再生が指定された関連ファイルが、この再生中の音楽の歌詞のテキストファイル、或いは再生中の音楽に関連する画像ファイルであった場合、上記制御手段は、上記音楽ファイルを再生すると共に、上記歌詞のテキストファイル、或いは再生中の音楽に関連する画像ファイルを表示部に表示するように上記再生手段を制御すること
    を特徴とする端末装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の端末装置であって、
    Webブラウジング手段を有し、
    上記制御手段は、上記再生が指定されることで上記再生手段を制御して再生した関連ファイルが、現在再生中のファイルに関連するWebサイトのアドレスを示すテキストファイルであった場合、このテキストファイルが示すアドレスにアクセスするように上記Webブラウジング手段を制御すること
    を特徴とする端末装置。
  4. 請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の端末装置であって、
    電話手段を有し、
    上記制御手段は、上記再生が指定されることで上記再生手段を制御して再生した関連ファイルが、現在再生中のファイルに関連する電話サービスの電話番号を示すテキストファイルであった場合、このテキストファイルが示す電話番号に電話を掛けるように上記電話手段を制御すること
    を特徴とする端末装置。
  5. 関連性を有するファイル同士であることを示す同じリレーションコードが、ヘッダ情報、或いはファイル名にそれぞれ付加された複数のファイルが記憶された記憶手段から、再生が指定されたファイルの再生を行うように再生手段を再生制御する再生制御手段と、
    上記再生手段により再生されているファイルに付加されているリレーションコードに基づいて、同じリレーションコードが付加された、該再生中のファイルと関連性を有する関連ファイルを上記記憶手段から検索して表示手段に表示する関連ファイル検索手段と、
    上記表示手段に表示された関連ファイルのうち、再生が指定された関連ファイルの再生を行うように上記再生手段を再生制御する制御手段
    としてコンピュータを機能させるためのファイル制御プログラム。
  6. 請求項5に記載のファイル制御プログラムであって、
    上記再生手段により再生されたファイルが音楽ファイルであり、上記再生が指定された関連ファイルが、この再生中の音楽の歌詞のテキストファイル、或いは再生中の音楽に関連する画像ファイルであった場合、上記制御手段としてコンピュータを機能させる際に、上記音楽ファイルを再生すると共に、上記歌詞のテキストファイル、或いは再生中の音楽に関連する画像ファイルを表示部に表示するように上記再生手段を制御する制御手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とするファイル制御プログラム。
  7. 請求項5又は請求項6に記載のファイル制御プログラムであって、
    上記再生が指定されることで上記再生手段を制御して再生した関連ファイルが、現在再生中のファイルに関連するWebサイトのアドレスを示すテキストファイルであった場合、上記制御手段としてコンピュータを機能させる際に、このテキストファイルが示すアドレスにアクセスするようにWebブラウジング手段を制御する制御手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とするファイル制御プログラム。
  8. 請求項5から請求項7のうち、いずれか一項に記載のファイル制御プログラムであって、
    上記再生が指定されることで上記再生手段を制御して再生した関連ファイルが、現在再生中のファイルに関連する電話サービスの電話番号を示すテキストファイルであった場合、上記制御手段としてコンピュータを機能させる際に、このテキストファイルが示す電話番号に電話を掛けるように電話手段を制御する制御手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とするファイル制御プログラム。
JP2004312131A 2004-10-27 2004-10-27 端末装置及びファイル制御プログラム Pending JP2006127008A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004312131A JP2006127008A (ja) 2004-10-27 2004-10-27 端末装置及びファイル制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004312131A JP2006127008A (ja) 2004-10-27 2004-10-27 端末装置及びファイル制御プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006127008A true JP2006127008A (ja) 2006-05-18

Family

ID=36721733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004312131A Pending JP2006127008A (ja) 2004-10-27 2004-10-27 端末装置及びファイル制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006127008A (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1185149A (ja) * 1997-09-09 1999-03-30 C T Ee:Kk 音楽用記憶媒体および電子音楽再生装置
JPH11265188A (ja) * 1998-03-17 1999-09-28 Daiichikosho Co Ltd アーティストの宣伝映像を出力するカラオケ装置
JP2001076463A (ja) * 1999-07-05 2001-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd データファイルのデータ構造、データファイル記録媒体及びデータファイル再生装置
JP2002142185A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Toshiba Corp 電子カメラ装置及びファイル管理方法
WO2003001777A1 (fr) * 2001-06-21 2003-01-03 Alcatel Procede pour composer automatiquement un numero de telephone
JP2003274047A (ja) * 2002-03-14 2003-09-26 Oas Kk 電話発信システム及び電話番号情報変換プログラム
JP2003284016A (ja) * 2002-03-26 2003-10-03 Sony Corp 情報提供装置及び方法
JP2004117618A (ja) * 2002-09-25 2004-04-15 Toshiba Corp 情報処理装置、コンテンツ転送方法、および音楽再生装置
JP2004158105A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Funai Electric Co Ltd 光ディスク再生装置
JP2004178485A (ja) * 2002-11-29 2004-06-24 Casio Comput Co Ltd 情報処理装置、発信方法、画像処理方法、発信プログラム、画像処理プログラム

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1185149A (ja) * 1997-09-09 1999-03-30 C T Ee:Kk 音楽用記憶媒体および電子音楽再生装置
JPH11265188A (ja) * 1998-03-17 1999-09-28 Daiichikosho Co Ltd アーティストの宣伝映像を出力するカラオケ装置
JP2001076463A (ja) * 1999-07-05 2001-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd データファイルのデータ構造、データファイル記録媒体及びデータファイル再生装置
JP2002142185A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Toshiba Corp 電子カメラ装置及びファイル管理方法
WO2003001777A1 (fr) * 2001-06-21 2003-01-03 Alcatel Procede pour composer automatiquement un numero de telephone
JP2003274047A (ja) * 2002-03-14 2003-09-26 Oas Kk 電話発信システム及び電話番号情報変換プログラム
JP2003284016A (ja) * 2002-03-26 2003-10-03 Sony Corp 情報提供装置及び方法
JP2004117618A (ja) * 2002-09-25 2004-04-15 Toshiba Corp 情報処理装置、コンテンツ転送方法、および音楽再生装置
JP2004158105A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Funai Electric Co Ltd 光ディスク再生装置
JP2004178485A (ja) * 2002-11-29 2004-06-24 Casio Comput Co Ltd 情報処理装置、発信方法、画像処理方法、発信プログラム、画像処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4315627B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム
JP4189627B2 (ja) 画像サーバ並びに画像表示システム
US6423892B1 (en) Method, wireless MP3 player and system for downloading MP3 files from the internet
CN100488208C (zh) 用于存储和再现移动电话的铃音乐曲的方法及其***
JP4264564B2 (ja) データ受信装置、受信状況表示方法およびデータ送信方法
CN1925685B (zh) 电子设备、数据处理***、数据处理方法和记录介质
US6700049B2 (en) Music data providing apparatus, music data receiving apparatus, music data reproducing apparatus, and music data providing method
CN100556207C (zh) 服务器、移动通信***及其中的数据更新方法
JP4845683B2 (ja) コンテンツ再生方法及び通信端末装置
JP2007058103A (ja) 歌詞ダウンロード機能付き携帯端末装置
JP4574299B2 (ja) 音楽再生装置
JP4019761B2 (ja) 選曲装置及び音楽再生システム
JP5451689B2 (ja) 端末装置及びプログラム
JP2002132609A (ja) 通信端末、プログラム格納媒体および記録媒体
JP2006127008A (ja) 端末装置及びファイル制御プログラム
JP2004342044A (ja) 携帯端末のカスタマイズシステム、管理サーバ、携帯端末、並びに携帯端末のプログラム
JP2003125098A (ja) コンテンツ受信装置
JP3971424B2 (ja) データ配信システム
KR100805631B1 (ko) 온라인 음악 동기 재생 서비스 제공 시스템 및 방법
JP2002123273A (ja) 情報端末装置
JP2005352601A (ja) データ提供方法、データ提供システム、データ提供装置、及びコンピュータプログラム
KR20020035524A (ko) 벨소리와 그림 파일의 이동 통신 단말기 전송 방법 및 그시스템
KR20030095683A (ko) 이동통신 단말기용 디지털 컨텐츠 다운로드 시스템
JP5009650B2 (ja) 合成装置、合成システム、合成方法及びプログラム
KR100622640B1 (ko) 이동 통신망을 이용한 통화 연결음 미리 듣기 서비스 제공방법 및 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070828

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070828

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071009

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100720

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100907

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101005