JP2006121656A - 電子透かし埋込装置、電子透かし埋込方法、その方法をコンピュータに実行させるためのプログラム - Google Patents

電子透かし埋込装置、電子透かし埋込方法、その方法をコンピュータに実行させるためのプログラム Download PDF

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Yoko Sugiura
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Abstract

【課題】画像データの特定の領域についての改竄を防止又は第三者からの不正アクセスを防止し、他の領域については変更を許容すること。
【解決手段】画像データの表示される全ての領域を示す全表示領域に対して文字を含む領域であるか否か判定を行い、文字と判定された領域を文字判定領域とし、それ以外の領域を非文字判定領域として各領域の範囲を特定し、特定された領域から電子透かしを埋め込む領域を判断する判断部と、判断された領域に電子透かしを埋め込む埋込部と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子透かし埋込装置、電子透かし埋込方法、その方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものであり、特に画像情報の所定の領域に電子透かしを埋め込む技術に関するものである。
情報ネットワークの発展に伴い、他人により作成された電子情報を取得することが容易となった。そして電子情報を取得することが容易となった反面、著作権が発生している電子情報を著作者に無断で改竄等が行われるという問題が発生している。そして改竄等を防止、あるいは抑止させるため、電子透かし技術が注目されている。
画像データに、電子透かしを埋め込んで改竄を検出する技術について多くの提案が為されている。例えば特許文献1については電子透かしが埋め込まれた画像を圧縮/非圧縮にかかわらず改竄を検出可能としている。
特開2003−204429号公報
しかしながら上述した技術は画像データの全ての領域に電子透かしを埋め込んで改竄を検出しているが、画像データの全ての領域で改竄されたか否か検出する必要がない場合もある。つまり画像データの全ての領域に電子透かしを埋め込むと、改竄されても問題ない部分が変更された場合でも、画像データの改竄が検出されるという問題がある。
例えば価格を表示した公告の画像データについて、絵柄等は変更されても問題ないが、価格を示す文字の変更を防止したい場合などが考えられる。つまり絵等が変更された画像データであっても価格表示が正確であれば公告としての機能を果たすためネットワークを通じて送受信されても問題ないと考えられるが、金額表示が変更された場合は改竄を検出して適切な処理が行われるのが望ましい。
つまり、上述した例では、絵柄等が変更されたとしても価格表示さえ正しければ、公告機能を果たしている。このため、元の画像データの権利者が、絵柄等が変更された画像データでもネットワークを介して広く伝わることを望むことも多いと考えられる。しかしながら、絵柄等が変更された画像データを改竄として検出すると、結果として画像データ送受信等が抑止することになると考えられる。これにより、画像データが広く伝わることを阻害し、かえって公告機能を阻害することになりかねない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、所定の領域に対して電子透かしを埋め込むことで、所定の領域に限り、改竄の防止あるいは第三者からの不正アクセスを防止し、他の領域の変更を許容することを可能とする電子透かし埋込装置、電子透かし埋込方法、その方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、画像に対して、所定の領域があるか否か判断する判断手段と、前記判断手段により前記所定の領域と判断された領域に対して、電子透かしを埋め込む埋込手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、利用者から、電子透かしが埋め込まれる所定の領域の選択を受け付ける領域選択受付手段、をさらに備え、前記判断手段は、前記画像に対して、前記領域選択受付手段により選択を受け付けた前記所定の領域があるか否か判断すること、を特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記判断手段は、前記画像に対して、文字が含まれている文字領域、又は文字が含まれていない非文字領域を特定し、当該特定した領域から電子透かしを埋め込む領域を判断し、前記埋込手段は、前記判断手段により前記埋め込む領域と判断された前記文字領域及び前記非文字領域のうち少なくとも一方の領域に電子透かしを埋め込むこと、を特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記判断手段は、前記文字領域と特定した領域に対して、さらに黒文字が含まれている黒文字領域、又は黒以外の色の文字が含まれている他色文字領域を特定し、当該特定した領域から電子透かしを埋め込む領域を判断し、前記埋込手段は、前記判断手段により前記電子透かしを埋め込む領域と判断された前記黒文字領域、前記他色文字領域及び前記非文字領域のうち少なくとも1つ以上の領域に電子透かしを埋め込むこと、を特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項2にかかる発明において、利用者から所定の領域の選択を変更できる権限を有しているか否か認証する利用者認証手段、をさらに備え、前記領域選択受付手段は、前記利用者認証手段により前記権限を有していると認証された前記利用者から、所定の領域の選択を受け付けること、を特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項5にかかる発明において、前記利用者認証手段により前記権限を有していると認証された利用者から、他の任意の利用者に対して、所定の領域を選択できる権限を有するか否か設定する権限設定手段を、さらに備え、前記利用者認証手段は、前記権限設定手段により権限を有すると設定された他の任意の利用者を、前記権限を有していると認証すること、を特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記画像にかかる画像データを記憶する画像記憶手段と、前記画像記憶手段に記憶された前記画像データを出力する出力処理手段と、前記画像に電子透かしを埋め込む時期を、前記画像記憶手段に蓄積する前、又は蓄積した後にするかの選択を受け付ける蓄積前後選択受付手段と、をさらに備え、前記埋込手段は、前記蓄積前後選択受付手段により蓄積した後の選択を受け付けていた場合、前記出力処理手段により前記画像記憶手段に記憶された前記画像データを出力する前に、前記所定の領域に電子透かしを埋め込むこと、を特徴する。
また、請求項8にかかる発明は、請求項7にかかる発明において、前記埋込手段は、前記蓄積前後選択手段により蓄積する前の選択を受け付けていた場合、前記所定の領域に電子透かしを埋め込んだ後に、前記画像データを前記画像記憶手段に蓄積すること、を特徴する。
また、請求項9にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、利用者から、前記画像に対して電子透かしを埋め込む際の設定を受け付ける設定受付手段と、前記画像に対して電子透かしを埋め込む際の設定と、前記画像とを対応付けた画像属性情報を記憶する画像属性記憶手段と、前記画像が入力された際、前記設定受付手段により受け付けた前記設定を、前記画像と対応付けて、前記画像属性記憶手段に記憶されている前記画像属性情報に追加する属性情報生成手段と、をさらに備え、前記埋込手段は、前記属性情報生成手段により追加された前記画像属性情報に基づいて、前記画像に電子透かしを埋め込むこと、を特徴する。
また、請求項10にかかる発明は、画像情報に対して、所定の領域があるか否か判断する判断ステップと、前記判断ステップにより前記所定の領域と判断された領域に対して、電子透かしを埋め込む埋込ステップと、を備えたことを特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、請求項10にかかる発明において、利用者から、電子透かしが埋め込まれる所定の領域の選択を受け付ける領域選択受付ステップ、をさらに備え、前記判断ステップは、前記画像に対して、前記領域選択受付ステップにより選択を受け付けた前記所定の領域があるか否か判断すること、を特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、請求項10にかかる発明において、前記判断ステップは、前記画像に対して、文字が含まれている文字領域、又は文字が含まれていない非文字領域を特定し、当該特定した領域から電子透かしを埋め込む領域を判断し、前記埋込ステップは、前記判断ステップにより前記埋め込む領域と判断された前記文字領域及び前記非文字領域のうち少なくとも一方の領域に電子透かしを埋め込むこと、を特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、請求項10にかかる発明において、前記判断ステップは、前記文字領域と特定した領域に対して、さらに黒文字が含まれている黒文字領域、又は黒以外の色の文字が含まれている他色文字領域を特定し、当該特定した領域から電子透かしを埋め込む領域を判断し、前記埋込ステップは、前記判断ステップにより前記電子透かしを埋め込む領域と判断された前記黒文字領域、前記他色文字領域及び前記非文字領域のうち少なくとも1つ以上の領域に電子透かしを埋め込むこと、を特徴とする。
また、請求項14にかかる発明は、請求項11にかかる発明において、利用者から所定の領域の選択を変更できる権限を有しているか否か認証する利用者認証ステップ、をさらに備え、前記領域選択受付ステップは、前記利用者認証ステップにより前記権限を有していると認証された前記利用者から、所定の領域の選択を受け付けること、を特徴とする。
また、請求項15にかかる発明は、請求項14にかかる発明において、前記利用者認証ステップにより前記権限を有していると認証された利用者から、他の任意の利用者に対して、所定の領域を選択できる権限を有するか否か設定する権限設定ステップを、さらに備え、前記利用者認証ステップは、前記権限設定ステップにより権限を有すると設定された他の任意の利用者を、前記権限を有していると認証すること、を特徴とする。
また、請求項16にかかる発明は、請求項10にかかる発明において、画像記憶手段に記憶された前記画像にかかる画像データを出力する出力処理ステップと、前記画像に電子透かしを埋め込む時期を、前記画像記憶手段に蓄積する前、又は蓄積した後にするかの選択を受け付ける蓄積前後選択受付ステップと、をさらに備え、前記埋込ステップは、前記蓄積前後選択受付ステップにより蓄積した後の選択を受け付けていた場合、前記出力処理ステップにより前記画像記憶手段に記憶された前記画像データを出力する前に、前記所定の領域に電子透かしを埋め込むこと、を特徴する。
また、請求項17にかかる発明は、請求項16にかかる発明において、前記埋込ステップは、前記蓄積前後選択ステップにより蓄積する前の選択を受け付けていた場合、前記所定の領域に電子透かしを埋め込んだ後に、前記画像データを前記画像記憶ステップに蓄積すること、を特徴する。
また、請求項18にかかる発明は、請求項10にかかる発明において、利用者から、前記画像に対して電子透かしを埋め込む際の設定を受け付ける設定受付ステップと、前記画像が入力された際、画像属性記憶手段で前記設定と前記画像とを対応付けて記憶している画像属性情報に対して、前記設定受付ステップにより受け付けた前記設定と、前記画像を対応付けて追加する属性情報生成ステップと、をさらに備え、前記埋込ステップは、前記属性情報生成ステップにより追加された前記画像属性情報に基づいて、前記画像に電子透かしを埋め込むこと、を特徴する。
また、請求項19にかかる発明は、請求項10〜18のいずれか1つに記載された電子透かし埋込方法をコンピュータで実行させることを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、所定の領域に対して電子透かしを埋め込むことで、所定の領域に限り、改竄の防止あるいは第三者からの不正アクセスを防止し、他の領域の変更を許容することが可能という効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、利用者の選択により電子透かしが埋め込まれる所定の領域を変更できるので、利用者が所望する所定の領域に限り、改竄の防止あるいは第三者からの不正アクセスを防止し、他の領域の変更を許容することが可能という効果を奏する。
また、請求項3にかる発明によれば、文字領域又は非文字領域のいずれか1つ以上の領域に電子透かしを埋め込むことで、当該埋め込まれた領域に限り、改竄の防止あるいは第三者からの不正のアクセスを防止し、他の領域の変更を許容することが可能という効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、文字領域と判断された領域で黒文字か他色文字か判断して、黒文字領域、他色文字領域及び非文字領域のいずれか1つ以上の領域に電子透かしを埋め込むことで、利用者が改竄を防止したい領域をより詳細に設定することが可能となり、利用者が改竄を防止したい領域を適切に保護し、他の領域の変更を許容することが可能という効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、権限を有している利用者に限り所定の領域の選択を変更できるので、悪意を持つ利用者が所定の領域を変更することを防止することになり、保護すべき領域が改竄可能となった画像情報の出力を防止することが可能という効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、権限を有する利用者が他の任意の利用者に権限の有無の設定を可能としたので、権限を有する利用者のみ所定の領域の変更できることで安全性を確保しつつ、利用者に対して容易に権限の有無を設定できることで利便性が向上するという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、電子透かしを埋め込む時期を蓄積する前か蓄積した後か選択可能にし、蓄積した後を選択することで出力する際に画像情報に対して電子透かしを埋め込むので、出力時に画像情報の所定の処理を施す必要がある場合、処理後に電子透かしを埋め込むことが可能となり、改竄を防止することが可能という効果を奏する。
また、請求項8にかかる発明によれば、電子透かしを埋め込む時期を蓄積する前を選択することで、画像記憶手段に記憶されている画像情報を不正に出力する場合でも予め電子透かしが埋め込まれているため、改竄を防止することが可能という効果を奏する。
また、請求項9にかかる発明によれば、画像情報に対応付けられた前記設定に基づいて前記画像情報に電子透かしが埋め込まれることで、利用者により設定された条件に基づいて電子透かしが埋め込まれるので、利便性が向上するという効果を奏する。
また、請求項10にかかる発明によれば、所定の領域に対して電子透かしを埋め込むことで、所定の領域に限り、改竄の防止あるいは第三者からの不正アクセスを防止し、他の領域の変更を許容することが可能という効果を奏する。
また、請求項11にかかる発明によれば、利用者の選択により電子透かしが埋め込まれる所定の領域を変更できるので、利用者が所望する所定の領域に限り、改竄の防止あるいは第三者からの不正アクセスを防止し、他の領域の変更を許容することが可能という効果を奏する。
また、請求項12にかる発明によれば、文字領域又は非文字領域のいずれか1つ以上の領域に電子透かしを埋め込むことで、当該埋め込まれた領域に限り、改竄の防止あるいは第三者からの不正のアクセスを防止し、他の領域の変更を許容することが可能という効果を奏する。
また、請求項13にかかる発明によれば、文字領域と判断された領域で黒文字か他色文字か判断して、黒文字領域、他色文字領域及び非文字領域のいずれか1つ以上の領域に電子透かしを埋め込むことで、利用者が改竄を防止したい領域をより詳細に設定することが可能となり、利用者が改竄を防止したい領域を適切に保護し、他の領域の変更を許容することが可能という効果を奏する。
また、請求項14にかかる発明によれば、権限を有している利用者に限り所定の領域の選択を変更できるので、悪意を持つ利用者が所定の領域を変更することを防止することになり、保護すべき領域が改竄可能となった画像情報の出力を防止することが可能という効果を奏する。
また、請求項15にかかる発明によれば、権限を有する利用者が他の任意の利用者に権限の有無の設定を可能としたので、権限を有する利用者のみ所定の領域の変更できることで安全性を確保しつつ、利用者に対して容易に権限の有無を設定できることで利便性が向上するという効果を奏する。
また、請求項16にかかる発明によれば、電子透かしを埋め込む時期を蓄積する前か蓄積した後か選択可能にし、蓄積した後を選択することで出力する際に画像情報に対して電子透かしを埋め込むので、出力時に画像情報の所定の処理を施す必要がある場合、処理後に電子透かしを埋め込むことが可能となり、改竄を防止することが可能という効果を奏する。
また、請求項17にかかる発明によれば、電子透かしを埋め込む時期を蓄積する前を選択することで、画像記憶手段に記憶されている画像情報を不正に出力する場合でも予め電子透かしが埋め込まれているため、改竄を防止することが可能という効果を奏する。
また、請求項18にかかる発明によれば、画像情報に対応付けられた前記設定に基づいて前記画像情報に電子透かしが埋め込まれることで、利用者により設定された条件に基づいて電子透かしが埋め込まれるので、利便性が向上するという効果を奏する。
また、請求項19にかかるプログラムは、コンピュータに読み取らせて実行することによって、請求項10〜18のいずれか一つに記載された電子透かし埋込方法をコンピュータの利用で実現することができ、これら各電子透かし埋込方法と同様の効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる電子透かし埋込装置、電子透かし埋込方法、その方法をコンピュータに実行させるためのプログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる電子透かし埋込装置の構成を示すブロック図である。本図に示すように電子透かし埋込装置100の内部は、入力処理部101と、判断部102と、圧縮部103と、埋込部105と、改竄検出部106と、出力処理部107と、操作処理部108と、埋込判定部109と、管理者設定部110と、フォーマット変換部111と、管理者認証部112と、属性情報生成部113と、表示処理部114と、記憶部115を備え、パソコン10あるいはスキャナ20から入力された画像データに必要に応じて電子透かしを埋め込み、出力する旨の要求があった場合に記憶部115に記憶された画像データに必要に応じて電子透かしを埋め込んで出力する。
記憶部115は、本発明の画像記憶手段及び画像属性記憶手段に相当し、画像データ及び画像属性テーブルを記憶する。記憶部115が記憶する画像データは、プリントデータ、コピーデータ、スキャナデータあるいはFAXデータとする。プリントデータとは、パソコン10等から入力されたJPEGあるいはBMPフォーマットによる画像データとし、これら以外にも文字の表現方法をフォントデータとして持つデータ、例えばPDFデータ等が考えられる。また記憶部115は、画像データを入力する際に用いる設定データ、サムネイル画像及び管理者保持テーブルも記憶する。設定データは、画像データを入力する際に用いる設定であり、例えば電子透かしを埋め込むか否か、電子透かしを埋め込む適用範囲、入力に用いられる適用モード、電子透かしを埋め込む時期を保持する。また管理者保持テーブルは、管理者を示すユーザIDとパスワードを対応付けて保持する。
図2は画像属性テーブルのテーブル構造の一例を示した図である。本図で示したように画像属性テーブルは画像データに関する属性データを対応付けて保持するテーブルをいう。本実施の形態では画像属性テーブルは、ファイル名、サムネイル名、データ種類、透かし埋込、適用範囲、透かし出力、生成日時を対応付けて保持する。また、画像属性テーブルは、換言すれば画像属性情報に相当する。また、後述する埋込部105は、この画像属性テーブルの‘透かし埋込’フィールドを参照することで、画像データに電子透かしが埋め込まれているか否か確認することが可能となる。
画像属性テーブルの‘透かし出力’フィールドは、画像データを出力する際に電子透かしを埋め込むか否かを保持するフィールドとする。画像データを出力する場合に、本フィールドを参照して電子透かしを埋め込むか否か判断する。本フィールドが‘0’、つまり電子透かしを入れて出力する旨が設定されていた場合、埋込部105が画像データに電子透かしを埋め込んでから、出力されることになる。これにより画像データを出力する際にフォーマット変換等が行われる場合でも画像データに電子透かしを埋め込むことが可能となる。例えば、スキャナデータなど直接パソコンで参照できないフォーマット形式の画像データをパソコン11に対して出力する要求がなされた際、BMPなどのパソコン11で参照可能なフォーマットに変換し、電子透かしを埋め込んで出力する。これにより利便性が向上すると共に電子透かしが埋め込まれることで情報の漏洩の防止や改竄の検知に有効となる。また画像データのサイズが圧縮されることで通信回線の負荷が軽減される。
図1に戻り、表示処理部114は、管理者に対してタッチパネル等に、画像データを入力処理する際の電子透かしの埋め込みするか否かの選択、電子透かしを埋め込む領域を示す適用範囲の選択、原稿の入力処理を行うための適用モードの選択、あるいは埋め込み時期等の選択を受け付けるために必要な情報を表示する(なお、本実施の形態においてはこれらの選択を変更する権限を有している利用者を、管理者とする)。また画像データを出力する際に、表示処理部114が、画像データ及び画像データの属性情報を一覧表示する。この際、利用者が管理者ならば、出力する際に電子透かしを入れて出力するか否か等を選択することが可能となる。
操作処理部108は、埋込選択処理部121、蓄積前後選択受付部122、領域選択受付部123及びモード入力処理部124から構成され、利用者がタッチパネル等により電子透かし埋込装置100に対して行われた操作を処理する。操作処理部108は、利用者が行った操作の処理として、例えば電子透かしを埋め込むか否かの選択、電子透かしの埋め込む時期の選択、電子透かしを埋め込む領域の選択あるいは画像データを入力処理する際のモード選択、記憶部115に記憶された画像データから出力する画像データの選択等を受け付けて処理する。
図3−1または図3−2は、画像データの電子透かしに関する設定を行うためにタッチパネルに表示される画面の一例を示した図である。また本タッチパネルにより利用者により行われた設定を、操作処理部108が入力する処理を行う。なお、図3−1及び図3−2で示した画面例は、利用者が後述する管理者認証部112で管理者として認証された場合に限り表示される画面例であり、管理者のみ画像データに電子透かしを埋め込むための設定を行うことが可能となる。
図3−1は、パソコン10等から画像データを入力するためにタッチパネルに表示される画面例を示した図である。本図で示した画面例において、‘電子透かし’では電子透かしを埋め込むか否かを設定する。そして電子透かしを埋め込むと設定した場合、‘適用範囲’で文字部、文字部以外及び全面のいずれの領域に電子透かしを埋め込むかを設定し、‘埋め込み時期’で画像データの蓄積前あるいは蓄積後に電子透かしを埋め込むかを設定する。また、‘適用範囲’で文字部を選択した場合、文字部の全域か、黒文字の領域、あるいは黒以外の文字の領域か選択することが可能である。なお、この文字の色による領域の選択する方法は後述する。この画面例により設定された内容を記憶部115の設定データとして保持し、後述する入力処理部101により画像データを入力する際や埋込判定部109により電子透かしを埋め込むか否か判定する際等に用いられる。
図3−2は、スキャナ20で読み取られた画像データを入力するためにタッチパネルに表示される画面例を示した図である。本図で示したタッチパネルの画面例は、‘適用モード’を表示し、管理者として認証された利用者が入力する際の‘適用モード’を選択できる点が図3−1で示したタッチパネルの画面例とは異なる。利用者は適用モードを選択することで画像データの品質等を設定することが可能となる。
また適用モードで‘写真’と設定されている場合、画像データに電子透かしを埋め込まれない。そして適用モードで‘写真’と設定された場合に、電子透かしが埋め込まれないため、電子透かしの埋込による画質の劣化が生じなくなり、高品質の画像データを生成することが可能となる。なお適用モードで‘写真’を設定した場合、設定した利用者に対して電子透かしが埋め込まれない旨を確認のために表示する。
図1に戻り、埋込選択処理部121は、図3−1及び図3−2で示した画面で、利用者が’電子透かし’で設定した電子透かしを埋め込むか否かの情報を入力処理する。
蓄積前後選択受付部122は、図3−1及び図3−2で示した画面で、利用者が‘埋込時期’で設定した電子透かしを埋め込む時期を蓄積前か後かの選択を受け付けて、入力処理する。
領域選択受付部123は、図3−1及び図3−2で示した画面で、利用者が‘適用範囲’で設定した電子透かしを埋め込む領域の選択を受け付けて、入力処理する。また‘適用範囲’で文字部を選択する場合、さらに文字部の全てか、黒文字のみか、黒以外の色か選択することができる。
図4は、タッチパネル上の‘適用範囲’で‘文字部’を選択した場合に表示される画面例を示した図である。本図で示すように‘適用範囲’で‘文字部’を選択した場合、‘全て’、‘黒文字’、‘黒以外’が一覧表示され、利用者はこれらから電子透かしを埋め込む文字領域を選択する。例えば利用者が黒以外の色による単なる装飾文字に電子透かしを埋め込む必要はなく、黒文字で記載された原稿部分のみ電子透かしを埋め込んで改竄を防止したい場合等に有効である。なお画像データから各領域の範囲の特定方法は後述する。
図1に戻り、モード入力処理部124は、図3−2で示した画面で、利用者が‘適用モード’で設定したスキャナ20等で読み取られた原稿を画像データとして入力する際に必要な設定情報を入力処理する。
入力処理部101は、パソコン10、スキャナ20、FAX30からの画像データを入力する。またスキャナ20等から紙媒体の原稿を入力する際、入力処理部101は、記憶部115に記憶された設定データが保持する適用モードの設定に基づいて画像データを入力処理する。例えば適用モードが‘写真’であった場合には高品質になるように画像データを入力処理し、‘文字’であった場合には二値化等により画像データを入力処理する。
埋込判定部109は、入力された画像データあるいは出力する画像データに対して電子透かしを埋め込むか否か判定する。埋込判定部109が埋め込むか否かの判定方法は入力された画像データと出力する画像データでは異なる。
入力された画像データの場合、埋込判定部109は、記憶部115が保持する設定データに基づいて電子透かしを埋め込むか否か判定する。例えば設定データが電子透かしを埋め込む旨及び電子透かしの埋め込む時期として蓄積前を保持している場合に、埋込判定部109は電子透かしを埋め込むと判定する。また埋込判定部109は、設定データが電子透かしを埋め込まない旨又は電子透かしを埋め込む時期として蓄積後を保持していた場合は、埋込判定部109は電子透かしを埋め込まないと判定する。また、スキャナ20により画像データを入力する際に、適用モードが‘写真’である場合、埋込判定部109は画像データに電子透かしを埋め込まないと判定する。これにより設定されたモードに基づいて電子透かしを埋め込むか否か判定が可能となり、設定されたモードの品質を維持することが可能となる。
蓄積前にした場合、埋込部105が、記憶部115に蓄積される前に電子透かしが埋め込まれることになる。これにより、例えば記憶部115が外されて他の装置に接続し、画像データを取得した場合でも予め電子透かしが埋め込まれている。つまり、不正に取得された画像データでも改竄の検知等を行うことができる。
また、蓄積後にした場合、埋込部105は、記憶部155に蓄積されている時には電子透かしを埋め込まず、出力する際に埋め込むことになる。ところで、他の装置に画像データを出力する場合、通常は送信するために適したフォーマットに変換する必要がある。そして、フォーマット変換を行うことで通常の電子透かしであれば情報が欠落する可能性がある。つまり、埋込部105が、フォーマット変換された後で出力の前に電子透かしを埋め込むことで、例えば、他の装置に送信する場合に適切に電子透かしを埋め込むことを可能とする。
出力する画像データの場合、埋込判定部109は、記憶部115に記憶された画像属性テーブルを参照して埋め込むか否か判定する。つまり画像属性テーブルにおいて、出力する画像データのファイル名と対応付けられた‘透かし出力’フィールドを参照し、電子透かしを入れて出力する旨を示す‘0’が設定されている場合に、埋込判定部109は電子透かしを埋め込むと判定する。また埋込判定部109は、利用者が画像データを出力する際に、電子透かしを埋め込むか否かの設定を変更した場合、この変更された設定に基づいて電子透かしを埋め込むか否か判定する。なお、出力する際に電子透かしを埋め込むか否かの設定を変更する方法は後述する。
判断部102は、入力処理された画像データの所定のサイズのブロック毎から抽出された模様のパターンにより文字であるか否か判定して、文字と判定された全てのブロックを文字判定領域と、それ以外のブロックを非文字判定領域等と特定し、設定データ等に基づいて、これら各領域から埋め込む領域を判断する。判断部102により画像データで文字が記載されている領域等の範囲を特定することが可能となる。また判断部102により利用者が電子透かしを埋め込む領域を具体的に設定する必要なく、タッチパネルで選択するだけで、文字又は絵柄のいずれか一方以上の領域について電子透かしを埋め込むことができるため操作性及び利便性が向上する。
図5は、判断部102のブロック構成を示した図である。本図で示したように、判断部102は、エッジ分離部401、網点分離部402、有彩分離部403、判定部404及び特定部405から構成される。入力処理された画像データの所定のブロック毎に、エッジ分離部401は入力処理された画像データの文字エッジを検出し、網点分離部402は画像データから網点領域を検出し、有彩分離部403は画像データから有彩部分を検出する。
次に判定部404は、エッジ分離部401でエッジを検出し、網点分離部402で網点を検出せず、有彩分離部403で有彩部分を検出しなかった場合に、黒文字によるブロックと判定する。次に判定部404は、エッジ分離部401でエッジを検出し、網点分離部402で網点を検出せず、有彩分離部403で有彩部分を検出した場合、黒以外の色の文字によるブロックと判定する。そして判定部404は、それ以外の検出パターンの場合、文字以外によるブロックと判定する。
そして特定部405は、判定部404により黒文字によるブロックと判定された全ブロックを黒文字判定領域と、黒以外の色の文字によるブロックと判定された全ブロックを黒以外文字判定領域と、文字以外によるブロックと判定された全ブロックを非文字判定領域と特定する。また黒文字判定領域及び黒以外文字判定領域を併せた領域を文字判定領域とする。
そして、設定データ等で、黒文字判定領域、黒以外文字判定領域、非文字判定領域のいずれか1つ以上を埋め込む領域として保持しているので、判断部102が、これらの領域から埋め込む領域を判断することができる。また、判断部102、特定部405により特定された文字判定領域、非文字判定領域または全表示領域から、電子透かしを埋め込む領域を判断する。
また、判断部102は、画像データが入力された際に電子透かしを埋め込む場合、電子透かしを埋め込む領域を、記憶部115に記憶された設定データが保持する適用範囲に基づいて判断する。また、判断部102は、画像データを出力する際に電子透かしを埋め込む場合、電子透かしを埋め込む領域を、記憶部115に記憶された画像属性テーブルにおいて出力する画像データと対応付けられた‘適用範囲’フィールドに基づいて判断する。また出力する際に利用者により適用範囲が変更された場合、判断部102は、変更された設定を優先して埋め込む領域を判断する。また判断部102は、文字判定領域を選択する場合、さらに黒文字判定領域及び黒以外文字判定領域のいずれか1つ以上を、電子透かしを埋め込む領域と判断する。
例えば画像データが出力する際には、判断部102は、画像属性テーブルに保存された適用範囲フィールドの数値を取得し、‘1’の場合に画像データの全表示領域を埋め込む領域と、‘2’の場合に非文字判定領域を埋め込む領域と、‘3’の場合に文字判定領域を埋め込む領域と、‘4’の場合に黒文字判定領域を埋め込む領域と、‘5’の場合に黒以外文字判定領域と判断する。また設定データも適用範囲として上述した数値を保持しているため、判断部102は、設定データを取得することで、画像データを入力する際に電子透かしを埋め込む領域を特定することが可能となる。
図1に戻り、圧縮部103は、スキャナ20又はFAX30等により入力された画像データを圧縮する。圧縮部103で画像圧縮する理由は、スキャナ20により入力された画像データは256階調のデータであり、この画像データを圧縮せずに記憶部115に記憶すると、1枚の原稿画像で画像メモリを大量に占有するためである。つまり圧縮部103で画像圧縮を行う事で、限られた記憶部115の記憶領域を有効に利用することが可能となる。
埋込部105は、埋込判定部109により電子透かしを埋め込むと判定された場合、判断部102により判断された領域に電子透かしを埋め込む。本実施の形態において埋込部105は、改竄が行われた場合に埋め込まれた情報が破壊されることで改竄の有無を検知する改竄検知情報を、電子透かしとして画像データに埋め込む。また入力された画像データに電子透かしを埋め込んだ場合、埋込部105はその旨を属性情報生成部113に出力するとともに、電子透かしを埋め込んだ画像データを記憶部115に蓄積する。
属性情報生成部113は、サムネイル生成部131を有し、画像属性テーブルに追加する属性データの数値等を生成して、記憶部115の属性テーブルに画像データのファイル名と対応付けて追加する。つまり属性情報生成部113は、‘データ種類’の数値を、入力された画像データのフォーマット形式から生成し、‘透かし埋込’の数値を埋込部105により電子透かしが埋め込まれたか否かにより生成し、‘適用範囲’の数値を入力する際に参照した設定データの適用範囲から取得し、‘透かし出力’の数値を設定データの電子透かしを埋め込むか否かの情報及び電子透かしを埋め込む時期を蓄積前か後かの情報に基づいて生成し、‘生成日時’を入力処理部101が画像データの入力した時刻から生成する。なお、各フィールドに設定される数値等は図2で示したものとする。
また属性情報生成部113は、例えば‘透かし出力’の数値として、電子透かしを埋め込む旨で且つ埋め込むのが蓄積後である場合に‘0’を、電子透かしを埋め込まない場合は‘1’を、電子透かしを埋め込む旨で且つ埋め込むのが蓄積前である場合に‘2’を設定する。
そして属性情報生成部113は、生成あるいは取得した各属性データを、入力された画像データのファイル名及び後述するサムネイル生成部131により生成されるサムネイルのファイル名と対応付けて記憶部115に記憶される画像属性テーブルに追加する。
サムネイル生成部131は、画像データのサムネイル画像を生成する。そしてサムネイル生成部131は生成したサムネイル画像を記憶部115に蓄積する。
改竄検出部106は、出力処理部107から入力された改竄の検出の要求の対象となる画像データに対して、埋め込まれた電子透かしに基づいて改竄が行われたか否かを検出する。
出力処理部107は、出力する要求がなされた画像データを出力する。出力処理部107が行う画像データの出力先として、例えばパソコン11やプリンタ21等が考えられる。
図6は、利用者が記憶部115に記憶された画像データを出力する際にタッチパネル上に表示される画面の一例を示した図である。本図で示したように、タッチパネル上の画面には出力可能な画像データの一覧が表示される。表示処理部114は記憶部115に記憶された画像属性テーブルを参照して、一覧表示する画像データのファイル名、‘データ種類’フィールド、‘透かし埋込’フィールド、‘適用範囲’、‘透かし出力’フィールドの情報を取得して、利用者に視認できるように本図で示した画面として表示する。そして利用者により選択された画像データのファイル名を操作処理部108が入力する処理を行い、記憶部115の画像属性テーブルで選択された画像データに対応付けられていた属性データを出力処理部107に出力する。
また、画像データを出力する際、後述する管理者認証部112で管理者として認証された利用者の場合、画像データに電子透かしが埋め込まれていない場合、図6で示された‘電子透かし出力’の項目を変更することで出力する際に電子透かしを埋め込むか否か選択、さらには‘適用範囲’の項目を変更することで電子透かしを埋め込む領域の選択、再度行うことが可能となる。変更された場合は、操作処理部108が変更された設定の入力処理を行い、埋込判定部109或いは領域選択部104に出力する。
そして出力処理部107は、出力する画像データの‘透かし埋込’フィールドにより電子透かしが埋め込まれているか否か確認し、電子透かしが埋め込まれていると判断した場合、出力する画像データが改竄されているか否かを検出する旨の要求を改竄検出部106に出力する。そして改竄検出部106により改竄を検出しなかった場合には、出力処理部107に画像データを出力する。
また、出力処理部107は電子透かしが埋め込まれていないと判断した場合、その旨を埋込判定部109に出力し、埋込判定部109により電子透かしを埋め込むか否か判定する。そして埋込判定部109で電子透かしを埋め込むと判定された場合、埋込部105が画像データに電子透かしを埋め込み、出力処理部107が電子透かしを埋め込まれた画像データを出力する。また出力処理部107で画像データを出力する前に、必要に応じて後述するフォーマット変換部111により画像データのフォーマットを変換する。
図7は、改竄検出部106により改竄を検出した際に、出力処理部107がプリンタ21から出力する画像データの一例を示した図である。本図で示すように、出力処理部107は改竄検出部106で改竄を検出した領域について一定の濃度で塗りつぶし、改竄された領域について視認できないようにする。
フォーマット変換部111は、他の装置等から画像データの出力処理の要求があった場合、必要に応じて画像データのフォーマットを変換する。例えばスキャナデータについて他の装置等から出力処理の要求があった場合、フォーマット変換部111は、画像データを他の装置等で参照可能なフォーマット形式、例えばPDFフォーマットに変換する。これにより他の装置等は、記憶部115に記憶されている画像データのフォーマット形式にかかわらず画像データを参照することが可能となる。
管理者認証部112は、利用者が電子透かし埋込装置100の管理者であるか否かの認証を行い、換言すれば利用者認証手段に相当する。管理者であるか否かの認証は利用者により操作処理部108を介して入力されたユーザID及びパスワードが、記憶部115に記憶された管理者保持テーブルに対応付けて保持されている場合に管理者であると認証する。そして管理者として認証された利用者に限り、電子透かしを埋め込むか否かの選択、電子透かしを埋め込む処理を記憶部115に蓄積する前か後かの選択、電子透かしを埋め込む領域の選択等を可能とする。これにより悪意を持つ利用者が埋め込むか否か、電子透かしを埋め込む領域、記憶部115に蓄積するか前か等の変更することを防止することになり、保護すべき領域が改竄可能となった画像情報の出力を防止できる。これにより管理者であれば問題なく領域の変更が可能となるため、安全性を確保しつつ利便性が向上する。
管理者設定部110は、管理者認証部112により管理者と認証された利用者により操作処理部108を介して入力された、他の利用者のユーザID及びパスワードを、管理者として記憶部115に記憶された管理者保持テーブルに追加する。
これにより管理者設定部110は、権限を有する利用者が他の任意の利用者を管理者として設定することを可能としたので、管理者のみ埋め込む領域等の変更できることで安全性を確保しつつ、他の利用者を管理者として設定できることで利便性が向上する。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかる電子透かし埋込装置100におけるスキャナ20からの画像データの入力から記憶部115に蓄積されるまでの処理について説明する。図8は、本実施の形態にかかる電子透かし埋込装置100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
入力処理部101がスキャナ20により読み取られた画像データを入力する(ステップS801)。画像データを入力する際に、図3―2で示した画面例により管理者により行われた設定を記憶部115の設定データより取得して、取得した設定に基づいて入力処理部101は処理を行う。
そして埋込判定部109により、入力された画像データに対して電子透かしを埋め込むか否か判定する(ステップS802)。埋込判定部109は、記憶部115に記憶された設定データとして保持されている電子透かしを埋め込むか否か及び電子透かしの埋め込む時期に基づいて電子透かしを埋め込むか否か判定する。つまり設定データとして電子透かしを埋め込む旨及び電子透かしを埋め込む時期が蓄積前だった場合に電子透かしを埋め込むと判定する。電子透かしを埋め込まない旨、あるいは電子透かしを埋め込む旨の選択ではあるが電子透かしを埋め込む時期が蓄積後だった場合に電子透かしを埋め込まないと判定する。また設定データで保持されている適用モードが‘写真’の場合も、埋込判定部109は電子透かしを埋め込まないと判定する。
埋込判定部109により電子透かしを埋め込むと判定された場合(ステップS802:Yes)、判断部102は、画像データにおいて文字判定領域と、文字以外判定領域を特定し、特定された領域から、設定データに保存された適用範囲より電子透かしを埋め込む領域を判断する(ステップS803)。また判断部102は、文字判定領域については、さらに黒文字判定領域と黒以外文字判定領域を特定してから、埋め込む領域を判断する。
そして圧縮部103は画像データを圧縮する(ステップS804)。
そして埋込部105は、画像データの領域選択部104により選択された領域に電子透かしを埋め込み、埋め込みが行われた画像データを記憶部115に蓄積する(ステップS805)。なお埋込部105が埋め込む電子透かしは改竄検知情報とする。
また埋込判定部109により電子透かしを埋め込まないと判定された場合(ステップS802:No)、圧縮部103が画像データを圧縮して、記憶部115に画像データを蓄積する(ステップS806)。
そして属性情報生成部113は、埋込部105により入力された電子透かしが埋め込まれたか否か、及び記憶部115に記憶されていた設定データより取得した情報を、蓄積した画像データのファイル名と対応付けて画像属性テーブルに追加する(ステップS807)。なおこの際にサムネイル生成部131は蓄積された画像データのサムネイル画像を生成し、属性情報生成部113は生成したサムネイル画像のファイル名も画像データのファイル名と対応付けて画像属性テーブルに追加する。
上述した処理手順は、スキャナ20等により読み込まれた画像データに電子透かしを埋め込んで、記憶するまでの手順の一例を示したもので、上述した処理手順に制限するものではない。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかる電子透かし埋込装置100におけるパソコン10による画像データの入力から記憶部115に蓄積されるまでの処理について説明する。図9は、本実施の形態にかかる電子透かし埋込装置100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
入力処理部101でパソコン10から送信された画像データを入力する(ステップS901)。なお、図8のステップS801で示した入力処理手順のように、記憶部115の設定データを取得する必要はない。
そして図8で示したステップS802〜S803、ステップS805〜S806、ステップS807と同様にして、電子透かしを埋め込むか否か判定し、埋め込む場合は文字判定領域等の領域を特定して、特定された領域から電子透かしを埋め込む領域を判断して電子透かしを埋め込み、埋め込まれた画像データのファイル名と画像データについての属性データを対応付けて画像属性テーブルに追加に追加する(ステップS902〜S906)。つまり図9で示したステップS902以降の処理手順は、図8のステップS804及びステップS807で示したような圧縮部103で画像データの圧縮を行わない以外は、図8で示した処理手順と同様の処理手順により、画像データの蓄積及び画像属性テーブルに追加にレコードの追加まで行われる。
これはパソコン10から入力された画像データは、スキャナ20により入力された画像データのように256階調のデータではないため特に圧縮する必要はないものとして処理を行ったためである。
上述した処理手順は、パソコン10等から送信された画像データに電子透かしを埋め込んで、記憶するまでの手順の一例を示したもので、上述した処理手順に制限するものではない。
上述した図8及び図9で示した処理手順により、入力された画像データに対して文字判定領域等の選択された領域に記憶部115に蓄積される前に電子透かしを埋め込むことが可能となる。蓄積される前に電子透かしを埋め込むことで記憶部115のみ盗難にあった場合等、記憶部115から不正に画像データを出力された場合でも画像データが改竄されたか否か検出することが可能となる。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかる電子透かし埋込装置100において利用者により選択された画像データを出力するまでの処理について説明する。図10は、本実施の形態にかかる電子透かし埋込装置100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
操作処理部108は、タッチパネル上に表示された画像データの一覧から利用者により行われた出力する画像データの選択を受け付けて、入力処理する(ステップS1001)。タッチパネル上に表示される画面は、図6で示した画面例とする。そして操作処理部108は、選択された画像データの情報を埋込判定部109に出力する。また利用者が管理者権限を有し、タッチパネル上で設定を変更した場合、変更された設定も入力する。
そして埋込判定部109は、画像属性テーブルにおいて、操作処理部108からの入力により特定される画像データと対応付けられた‘透かし出力’フィールドにより埋め込むか否か判定する(ステップS1002)。例えば‘透かし出力’フィールドが‘0’の場合に埋め込むと判定し、‘1’または‘2’であった場合には埋め込まないと判定する。また埋込判定部109は、操作処理部108から‘電子透かし出力’の設定を変更された旨を入力された場合、変更された設定に基づいて電子透かしを埋め込むか否か判定する。また適用モードが‘写真’の場合も、埋込判定部109は電子透かしを埋め込まないと判定する。
埋込判定部109により電子透かしを埋め込むと判定された場合(ステップS1002:Yes)、判断部102は、画像データにおいて文字判定領域と、文字以外判定領域を特定し、特定された領域から、画像属性テーブルで出力する画像データと対応付けられていた‘適用範囲’より電子透かしを埋め込む領域を判断する(ステップS1003)。また、管理者がタッチパネルで‘適用範囲’の設定を変更した場合、判断部102は、変更された設定に基づいて電子透かしを埋め込む領域を判断する。
そしてフォーマット変換部111は画像データのフォーマットを変換する(ステップS1004)。フォーマットの変換は出力先に応じて適切なフォーマットが選択されることとする。例えば出力先がパソコン10であった場合にはBMPやPDFフォーマットに変換され、出力先がプリンタ21の場合はコピーデータ等のプリンタ21で出力可能なフォーマットに変換する。
そして埋込部105は、画像データに対して、判断部102により判断された領域に電子透かしを埋め込む(ステップS1005)。なお埋込部105が埋め込む電子透かしは改竄検知情報とする。
また埋込判定部109により電子透かしを埋め込まないと判定された場合(ステップS1002:No)、フォーマット変換部111は、画像データのフォーマットを変換する。(ステップS1006)。
そして出力処理部107は、画像データを出力する(ステップS1007)。画像データの出力先はパソコン11やプリンタ21等とし、利用者がタッチパネル等により設定された出力先に出力する。
上述した処理手順により、記憶部115に記憶された画像データに電子透かしを埋め込んで出力することが可能となる。これによりフォーマットが変換される場合等にかかわらず出力される画像データに対して電子透かしを埋め込むことが可能となる。また利用者は出力する際に、再度設定を変更することで、利用者の要求に応じて電子透かしを埋め込むことが可能となる。これにより保護したい領域の情報を適切に保護することが可能となる。なお、上述した処理手順は、記憶部115に記憶された画像データを出力するまでの手順の一例を示したもので、上述した処理手順に制限するものではない。
図11は、電子透かし埋込装置100の機能を実現するハードウェア構成を示した図である。本図で示すように、電子透かし埋込装置100は、エンジン部とプリントコントローラ部を汎用バス1115で接続するハードウェア構成となっている。
エンジン部は、FAXコントローラ1101と、読み取りユニット1102と、スキャナ補正1103と、圧縮器1104と、エンジンコントローラ1105と、プリンタ補正1106と、伸張器1107と、作像ユニット1108と、GAVD1109とから構成される。そして、スキャナ補正1103に判断部1221が含まれている。判断部1221は、上述した判断部102と同様の機能を有し、圧縮器1104で圧縮される前に領域の判断を行うことを可能としている。
またプリントコントローラ部は、NIC(Network Interface Control)1110と、プリンタコントローラ1111と、HDD(Hard Disk Drive)1112と、メモリ1113と、画像フォーマット変換ユニット1114とから構成される。プリンタコントローラ1111に埋込部1222が含まれている。埋込部1222は、上述した埋込部105と同様の機能を有し、HDDに蓄積される前、HDDに蓄積されていた画像データを伸張器1107に出力して印刷処理を行う前、又は外部PCに送信するために画像フォーマット変換ユニット1114で変換した後に、電子透かしを埋め込む処理を行う。
また、上述したように電子透かし埋込装置は、上述した構成を備えているMFP(Multi Function Peripherals)などの画像形成装置に備えられていても良いが、他の装置に備えても良い。例えば、スキャナなどの画像読み取り装置に上述した構成を備えることで、紙原稿を読み取った画像データに対して電子透かしを埋め込まれるようにすること等も考えられる。
さらに、画像形成装置や、画像読み取り装置等の画像処理装置に備えることに制限するものではなく、例えば、PC(Personal Computer)で電子透かし埋込プログラムを実行することで上述した電子透かし埋込装置を実現しても良い。このように画像処理装置と別構成として備えてもよい。また、この場合、スキャナ又はプリンタとネットワークを介して接続されており、これらの装置から入力された画像データに対して電子透かしを埋め込んでも良く、又はCD(Compact Disk)等の媒体を介して入力された画像データに対して電子透かしを埋め込んでも良い。
なお、本実施形態の電子透かし埋込装置100で実行される電子透かし埋込プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施形態の電子透かし埋込装置で実行される電子透かし埋込プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の電子透かし埋込装置100で実行される電子透かし埋込プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の電子透かし埋込装置100で実行される電子透かし埋込プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態の電子透かし埋込装置で実行される電子透かし埋込プログラムは、上述した各部(入力処理部101、判断部102、圧縮部103、埋込部105、改竄検出部106、出力処理部107、操作処理部108、埋込判定部109、管理者設定部110、フォーマット変換部111、管理者認証部112、属性情報生成部113、表示処理部114)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから電子透かし埋込プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、入力処理部101、判断部102、圧縮部103、埋込部105、改竄検出部106、出力処理部107、操作処理部108、埋込判定部109、管理者設定部110、フォーマット変換部111、管理者認証部112、属性情報生成部113、表示処理部114が主記憶装置上に生成されるようになっている。
本実施の形態における電子透かし埋込装置100により、電子透かしを埋め込む領域を判断して、判断された領域に電子透かしを埋め込むことで、判断された領域に限り画像データの改竄を防止あるいは第三者からの不正アクセスを防止し、他の領域の変更を許容することができる。つまり、利用者が改竄を防止したい特定の領域に限り保護することが可能となる。また、文字判定領域、非文字判定領域のいずれか1つ以上について画像データの改竄を防止することが可能となる。また改竄を検知する必要がない領域については電子透かしを埋め込まないため自由に変更することが可能となり利便性が向上する。
本実施の形態における電子透かし埋込装置100により、電子透かしを埋め込む時期から蓄積前または蓄積後のどちらかを一方を選択する際に、蓄積後を選択することで出力する際に画像データに対しフォーマット変換などが行われる場合でも適切に電子透かしを埋め込むことができるため、改竄を防止することが可能となる。また蓄積前を選択することで記憶部115に記憶されている画像データを不正に出力する場合でも改竄を防止することが可能となる。
また、適用モードの設定により、電子透かしを埋め込むか否か判定されるため、画像データは選択されたモードの品質を確保することが可能となる。
本実施の形態は、特定される領域を、文字判定領域あるいは非文字判定領域に制限するものではなく、例えば網点による領域か網点以外の領域か等、画像データから抽出される模様のパターンに基づいて画像的な特徴を有するか否か判定できる領域であればよい。
本実施の形態は、画像データに埋め込む電子透かしを改竄検知情報に制限するものではなく、例えば改竄が行われた場合であっても読込可能な秘密情報を選択された領域に電子透かしとして埋め込むことにしても良い。これにより保護したい領域のみ切り取られた場合でも秘密情報を取得することが可能となり、第三者の不正アクセスを防止することが可能となる。
本実施の形態は、利用者が管理者である場合など一定の権限を有する場合に限り電子透かしを埋め込むことを可能とするものに制限せず、任意の利用者が画像データに電子透かしを埋め込むことを可能としても良い。
また本実施の形態においては、画像データのフォーマットにかかわらず文字判定領域等を特定することとしたが、画像データのフォーマットがBMP等の場合には領域の特定を行わず全ての領域に電子透かしを埋め込み、PDFデータやスキャナデータ等の場合に限り文字領域等の特定を行い、選択された領域に電子透かしを埋め込むことにしても良い。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態においては電子透かし埋込装置100について説明したが、本実施の形態は、第1の実施の形態の電子透かし埋込装置100の機能を有する画像形成装置1200について説明するものである。
画像形成装置1200は、図1において電子透かし埋込装置100と、スキャナ20とFAX30と、プリンタ21を一体として備えた構成を有しており、実施の形態1と同一の構成要素となるため、その説明を省略する。また画像形成装置1200により行われる処理手順も第1の実施の形態で説明した処理手順と同様であるため、その説明を省略する。
本実施の形態における画像形成装置1200は、上述した構成を有しているため、電子透かしを埋め込む領域を選択して、選択された領域に電子透かしを埋め込むことで、選択された領域について画像データの改竄を防止あるいは第三者からの不正アクセスを防止することが可能となる。また、文字判定領域、非文字判定領域のいずれか1つ以上について画像データの改竄を防止することが可能となる。また改竄を検知する必要がない領域については電子透かしを埋め込まないため自由に変更することが可能となり利便性が向上する。
以上のように、本発明にかかる電子透かし埋込装置、電子透かし埋込方法、その方法をコンピュータに実行させるためのプログラムは、画像データに対する電子透かしの埋め込みに有用であり、特に保護したい領域を電子透かしで改竄を防ぐ技術に適している。
第1の実施の形態にかかる電子透かし埋込装置の構成を示すブロック図である。 画像属性テーブルのテーブル構造の一例を示した図である。 第1の実施の形態にかかる電子透かし埋込装置においてパソコン等から画像データを入力するためにタッチパネルに表示される画面の一例を示した図である。 第1の実施の形態にかかる電子透かし埋込装置においてスキャナで読み取られた画像データを入力するためにタッチパネルに表示される画面の一例を示した図である。 第1の実施の形態にかかる電子透かし埋込装置において画像データを入力する際に表示されるタッチパネルの画面で‘適用範囲’に‘文字部’を選択した場合に表示される画面の一例を示した図である。 第1の実施の形態にかかる電子透かし埋込装置において判断部のブロック構成を示した図である。 第1の実施の形態にかかる電子透かし埋込装置において、利用者が記憶部に記憶された画像データを出力する際にタッチパネル上に表示される画面の一例を示した図である。 第1の実施の形態にかかる電子透かし埋込装置の改竄検出部により改竄を検出した際に、出力処理部がプリンタから出力する画像データの一例を示した図である。 第1の実施の形態にかかる電子透かし埋込装置においてスキャナからの画像データの入力から記憶部に蓄積されるまでの処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかる電子透かし埋込装置においてパソコンからの画像データの入力から記憶部に蓄積されるまでの処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかる電子透かし埋込装置において記憶部に記憶された画像データから利用者により選択された画像データを出力するまでの処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかる電子透かし埋込装置の機能を実現するハードウェア構成を示した図である。
符号の説明
10、11 パソコン
20 スキャナ
21 プリンタ
100 電子透かし埋込装置
101 入力処理部
102 判断部
103 圧縮部
105 埋込部
106 改竄検出部
107 出力処理部
108 操作処理部
109 埋込判定部
110 管理者設定部
111 フォーマット変換部
112 管理者認証部
113 属性情報生成部
114 表示処理部
115 記憶部
121 埋込選択処理部
122 蓄積前後選択受付部
123 領域選択受付部
124 モード入力処理部
131 サムネイル生成部
401 エッジ分離部
402 網点分離部
403 有彩分離部
404 判定部
405 特定部
1101 FAXコントローラ
1102 読み取りユニット
1103 スキャナ補正
1104 圧縮器
1105 エンジンコントローラ
1106 プリンタ補正
1107 伸張器
1108 作像ユニット
1109 GAVD
1110 NIC
1111 プリンタコントローラ
1112 HDD
1113 メモリ
1114 画像フォーマット変換ユニット
1115 汎用バス
1200 画像形成装置

Claims (19)

  1. 画像に対して、所定の領域があるか否か判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記所定の領域と判断された領域に対して、電子透かしを埋め込む埋込手段と、
    を備えたことを特徴とする電子透かし埋込装置。
  2. 利用者から、電子透かしが埋め込まれる所定の領域の選択を受け付ける領域選択受付手段、をさらに備え、
    前記判断手段は、前記画像に対して、前記領域選択受付手段により選択を受け付けた前記所定の領域があるか否か判断すること、
    を特徴とする請求項1に記載の電子透かし埋込装置。
  3. 前記判断手段は、前記画像に対して、文字が含まれている文字領域、又は文字が含まれていない非文字領域を特定し、当該特定した領域から電子透かしを埋め込む領域を判断し、
    前記埋込手段は、前記判断手段により前記埋め込む領域と判断された前記文字領域及び前記非文字領域のうち少なくとも一方の領域に電子透かしを埋め込むこと、
    を特徴とする請求項1に記載の電子透かし埋込装置。
  4. 前記判断手段は、前記文字領域と特定した領域に対して、さらに黒文字が含まれている黒文字領域、又は黒以外の色の文字が含まれている他色文字領域を特定し、当該特定した領域から電子透かしを埋め込む領域を判断し、
    前記埋込手段は、前記判断手段により前記電子透かしを埋め込む領域と判断された前記黒文字領域、前記他色文字領域及び前記非文字領域のうち少なくとも1つ以上の領域に電子透かしを埋め込むこと、
    を特徴とする請求項1に記載の電子透かし埋込装置。
  5. 利用者から所定の領域の選択を変更できる権限を有しているか否か認証する利用者認証手段、をさらに備え、
    前記領域選択受付手段は、前記利用者認証手段により前記権限を有していると認証された前記利用者から、所定の領域の選択を受け付けること、
    を特徴とする請求項2に記載の電子透かし埋込装置。
  6. 前記利用者認証手段により前記権限を有していると認証された利用者から、他の任意の利用者に対して、所定の領域を選択できる権限を有するか否か設定する権限設定手段を、さらに備え、
    前記利用者認証手段は、前記権限設定手段により権限を有すると設定された他の任意の利用者を、前記権限を有していると認証すること、
    を特徴とする請求項5に記載の電子透かし埋込装置。
  7. 前記画像にかかる画像データを記憶する画像記憶手段と、
    前記画像記憶手段に記憶された前記画像データを出力する出力処理手段と、
    前記画像に電子透かしを埋め込む時期を、前記画像記憶手段に蓄積する前、又は蓄積した後にするかの選択を受け付ける蓄積前後選択受付手段と、をさらに備え、
    前記埋込手段は、前記蓄積前後選択受付手段により蓄積した後の選択を受け付けていた場合、前記出力処理手段により前記画像記憶手段に記憶された前記画像データを出力する前に、前記所定の領域に電子透かしを埋め込むこと、
    を特徴する請求項1に記載の電子透かし埋込装置。
  8. 前記埋込手段は、前記蓄積前後選択手段により蓄積する前の選択を受け付けていた場合、前記所定の領域に電子透かしを埋め込んだ後に、前記画像データを前記画像記憶手段に蓄積すること、
    を特徴する請求項7に記載の電子透かし埋込装置。
  9. 利用者から、前記画像に対して電子透かしを埋め込む際の設定を受け付ける設定受付手段と、
    前記画像に対して電子透かしを埋め込む際の設定と、前記画像とを対応付けた画像属性情報を記憶する画像属性記憶手段と、
    前記画像が入力された際、前記設定受付手段により受け付けた前記設定を、前記画像と対応付けて、前記画像属性記憶手段に記憶されている前記画像属性情報に追加する属性情報生成手段と、をさらに備え、
    前記埋込手段は、前記属性情報生成手段により追加された前記画像属性情報に基づいて、前記画像に電子透かしを埋め込むこと、
    を特徴する請求項1に記載の電子透かし埋込装置。
  10. 画像情報に対して、所定の領域があるか否か判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより前記所定の領域と判断された領域に対して、電子透かしを埋め込む埋込ステップと、
    を備えたことを特徴とする電子透かし埋込方法。
  11. 利用者から、電子透かしが埋め込まれる所定の領域の選択を受け付ける領域選択受付ステップ、をさらに備え、
    前記判断ステップは、前記画像に対して、前記領域選択受付ステップにより選択を受け付けた前記所定の領域があるか否か判断すること、
    を特徴とする請求項10に記載の電子透かし埋込方法。
  12. 前記判断ステップは、前記画像に対して、文字が含まれている文字領域、又は文字が含まれていない非文字領域を特定し、当該特定した領域から電子透かしを埋め込む領域を判断し、
    前記埋込ステップは、前記判断ステップにより前記埋め込む領域と判断された前記文字領域及び前記非文字領域のうち少なくとも一方の領域に電子透かしを埋め込むこと、
    を特徴とする請求項10に記載の電子透かし埋込方法。
  13. 前記判断ステップは、前記文字領域と特定した領域に対して、さらに黒文字が含まれている黒文字領域、又は黒以外の色の文字が含まれている他色文字領域を特定し、当該特定した領域から電子透かしを埋め込む領域を判断し、
    前記埋込ステップは、前記判断ステップにより前記電子透かしを埋め込む領域と判断された前記黒文字領域、前記他色文字領域及び前記非文字領域のうち少なくとも1つ以上の領域に電子透かしを埋め込むこと、
    を特徴とする請求項10に記載の電子透かし埋込方法。
  14. 利用者から所定の領域の選択を変更できる権限を有しているか否か認証する利用者認証ステップ、をさらに備え、
    前記領域選択受付ステップは、前記利用者認証ステップにより前記権限を有していると認証された前記利用者から、所定の領域の選択を受け付けること、
    を特徴とする請求項11に記載の電子透かし埋込方法。
  15. 前記利用者認証ステップにより前記権限を有していると認証された利用者から、他の任意の利用者に対して、所定の領域を選択できる権限を有するか否か設定する権限設定ステップを、さらに備え、
    前記利用者認証ステップは、前記権限設定ステップにより権限を有すると設定された他の任意の利用者を、前記権限を有していると認証すること、
    を特徴とする請求項14に記載の電子透かし埋込方法。
  16. 画像記憶手段に記憶された前記画像にかかる画像データを出力する出力処理ステップと、
    前記画像に電子透かしを埋め込む時期を、前記画像記憶手段に蓄積する前、又は蓄積した後にするかの選択を受け付ける蓄積前後選択受付ステップと、をさらに備え、
    前記埋込ステップは、前記蓄積前後選択受付ステップにより蓄積した後の選択を受け付けていた場合、前記出力処理ステップにより前記画像記憶手段に記憶された前記画像データを出力する前に、前記所定の領域に電子透かしを埋め込むこと、
    を特徴する請求項10に記載の電子透かし埋込方法。
  17. 前記埋込ステップは、前記蓄積前後選択ステップにより蓄積する前の選択を受け付けていた場合、前記所定の領域に電子透かしを埋め込んだ後に、前記画像データを前記画像記憶ステップに蓄積すること、
    を特徴する請求項16に記載の電子透かし埋込方法。
  18. 利用者から、前記画像に対して電子透かしを埋め込む際の設定を受け付ける設定受付ステップと、
    前記画像が入力された際、画像属性記憶手段で前記設定と前記画像とを対応付けて記憶している画像属性情報に対して、前記設定受付ステップにより受け付けた前記設定と、前記画像を対応付けて追加する属性情報生成ステップと、をさらに備え、
    前記埋込ステップは、前記属性情報生成ステップにより追加された前記画像属性情報に基づいて、前記画像に電子透かしを埋め込むこと、
    を特徴する請求項10に記載の電子透かし埋込方法。
  19. 請求項10〜18のいずれか1つに記載された電子透かし埋込方法をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
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