JP2006119121A - 光学部材の形状測定方法及び形状測定装置 - Google Patents

光学部材の形状測定方法及び形状測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】両面非球面レンズの偏心の大きさを手間をかけずに精度よく測定する。
【解決手段】偏心測定装置10は、プローブ11及び触針13とを備え、治具12に取り付けられたレンズ31の表面を走査してその形状を測定する。治具12は、回転軸18によって支持台16に軸支された回転ステージ17を備えており、レンズ31を180度反転させることで、レンズ31の表裏両面の形状を測定できる。レンズ31の両面の形状を測定した後、演算部26により各面の光軸との交点座標が求められる。また、演算部26では、回転軸18の偏心等に基づいて光軸との交点座標を補正する処理が行われ、2つの非球面の偏心量が高精度に測定される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の曲面を有するレンズ等の光学部材を測定対象物として、各曲面の相対的な位置差を測定する光学部材の形状測定方法及び形状測定装置に関する。
光ディスク用対物レンズや携帯電話機に内蔵されるカメラ用対物レンズ等に両面非球面レンズが広く利用されている。両面非球面レンズは、2つの非球面の光軸が極めて高い精度で合致している必要があり、非球面レンズを製造する際には、実際に作製したレンズから非球面間の偏心を測定し、測定結果を製造工程にフィードバックしてレンズの成形精度を高める等の工夫がなされている。
特許文献1には、レンズの表面に押し当てられる2本の位置決めピンが形成された治具を有する偏心測定装置が記載されている。この偏心測定装置では、レンズの前面を測定する際に、レンズ前面を2本の位置決めピンに下方から押し当て、レンズの位置を固定した後に表面の形状を測定する。レンズの後面を測定する際には、レンズを位置決めピンから一度離して180度回転させ、レンズ後面を2本の位置決めピンに上方から押し当て、レンズの位置を固定した後に表面の形状を測定する。レンズの前面と後面の表面形状が測定されると各非球面の光軸の位置が求められ、非球面間の偏心量が算出される。
また、特許文献2に記載された偏心測定装置は、位置決め用の3つの真球が設けられたレンズ保持板を備えている。3つの真球は、その一部がレンズ保持板の前面と後面からそれぞれ露呈されている。レンズの前面を測定する際には、3つの真球の頂点位置を測定し、基準座標の決定とレンズ保持板の走査平面に対する傾き量の算出が行われる。レンズの後面を測定する際には、レンズ保持板を装置から外して裏返しにした後、同様にして3つの真球の頂点座標を測定し、基準座標の決定とレンズ保持板の傾き量の算出が行われる。レンズの前面と後面の表面形状が測定された後、真球によって決定された基準座標とレンズ保持板の傾き量から、各非球面の光軸の位置とその偏心量が算出される。
特開2002−214071号公報 特開2002−71344号公報
しかしながら、上記特許文献1の偏心測定装置は、両面の形状を測定するためにレンズを裏返す際、レンズを位置決めピンから離す必要があるため、位置決めピンに突き当てるだけではレンズの基準位置を一定に保てず、精度の高い偏心測定ができないという問題があった。また、特許文献2記載の偏心測定装置は、レンズ保持板を裏返すために、レンズの各面を1度測定するたびに3つの真球の頂点座標を求める必要があり、手間と時間がかかるという問題があった。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、測定に要する手間や時間を削減し、高精度な偏心測定を可能とする光学部材の形状測定方法及び形状測定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、物体の表面形状を測定する表面形状測定手段により、複数の曲面を有する光学部材の各曲面の形状を測定し、各曲面が有する特徴点の位置をそれぞれ求め、前記特徴点の位置を比較して各曲面間の位置ズレの大きさを測定する光学部材の形状測定方法において、前記光学部材を保持するための保持体を、回転軸を介して支持体に軸支させ、前記保持体を回転することにより、前記形状測定手段による形状測定の可能な測定位置に各曲面を変位させ、各測定位置で前記曲面の表面形状をそれぞれ測定し、求められた特徴点の位置から各曲面間の位置ズレの大きさを測定することを特徴とする。
前記保持体に保持させた真球の形状を前記表面形状測定手段により各測定位置で測定し、求められた真球の頂点の位置から前記回転軸の偏心量を算出し、回転軸の偏心量に基づいて前記各曲面の特徴点の位置を補正することを特徴とする。
前記形状測定値と前記設計値とを比較して、前記各曲面の測定基準面に対する傾き量をそれぞれ算出し、求められた2つの傾き量の差に基づいて前記特徴点の位置を補正することを特徴とする。
前記傾き量は、前記保持体に形成された平面部の傾きと、前記光学部材の一部を当接させる平坦な座面部の傾きとの差から算出することを特徴とする。
前記光学部材は、光軸を中心として回転対称な2つの非球面を有する両面非球面レンズであり、前記保持体を180度回転させて各非球面の光軸との交点を前記特徴点として求めるとともに、前記表面形状測定手段により測定された非球面の一部の形状測定値を、各曲面の設計値と比較することにより前記交点の位置を算出することを特徴とする。
前記表面形状測定手段は、物体表面との距離が一定に保たれるように触針を変位させながら物体表面を走査して表面形状を測定するプローブを備えていることを特徴とする。
また、本発明の形状測定装置は、上記の形状測定方法を使用する装置であって、物体の表面を走査してその形状を測定する形状測定手段と、複数の曲面が形成された光学部材を保持する保持体と、回転軸を介して前記保持体を回転自在に支持し、各曲面形状の測定が可能な位置に前記光学部材を変位させる支持手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、光学部材を保持する保持体を回転軸によって任意に回転させることができ、光学部材を反転させることによる位置ズレが発生しないから、精度の高い曲面間の位置ズレ、あるいは偏心を測定することが可能となり、測定に要する時間や手間を削減できる。また、曲面間の相対的な傾き量を高精度かつ短時間に測定できるから、光学部材の形状を正確に測定することができる。このような効果により、金型成形を用いて加工される光学部材においては金型の合わせ位置を微調整して成形精度を高めることや、曲面間の位置ズレ、偏心量を反映させた実物の物性値に近い高精度なシミュレーション等を実現できる。
図1において、本発明を適用した偏心測定装置10は、三次元形状測定を行うプローブ11と、偏心測定を行うレンズを保持する治具12とを備えている。プローブ11には触針13が設けられている。プローブ11は、測定される対象物の表面に沿って触針13を基準座標軸であるX軸,Y軸,Z軸の3方向に移動させる。偏心測定装置10は、X軸とY軸を含む水平な基準平面を触針13の走査基準面としている。触針13は、その先端と測定対象物との間に原子間力が作用する距離まで接近し、原子間力が一定の大きさに保たれるようにZ軸方向に進退移動する。触針13は、プローブ11が例えば数十ミリメートルの範囲を3方向に移動するのに対し、例えば数マイクロメートルの範囲でZ軸方向に変位する。触針13には、曲率半径が例えば約5マイクロメートルに研磨されたダイヤモンドからなる先端部が設けられている。なお、ダイヤモンドの他に、ルビー、鋼球等を用いることもある。
治具12は、支持台16と回転ステージ17とからなる。回転ステージ17には回転軸18とレンズホルダー19が設けられている。回転ステージ17は支持台16に軸支されている。回転軸18の一端には、回転操作されるハンドル20が設けられている。ハンドル20を操作すると、回転ステージ17が回転軸18を中心に回転する。レンズホルダー19には、取り付けられたレンズを押さえるための板バネであるレンズ押さえ板21が設けられている。支持台16の側面にはピン差込み穴22が設けられている。ピン差込み穴22には回転ステージ17を固定するための位置決めピン23が差し込まれる。
偏心測定装置10には、測定値出力部25と演算部26が設けられている。測定値出力部25は、プローブ11と触針13が物体表面を走査して得られた各座標軸方向成分の変位情報が電気信号として入力され、これをデジタルデータに変換して出力する。演算部26は、測定対象物の曲面の設計式が予め入力され、測定値出力部25から出力される測定値と、予め入力された設計値とを比較して、測定値を設計値に合致(フィッティング)させる演算処理を行う。この演算処理では、測定値と設計値との較差から、測定された曲面の走査基準面に対する傾き量と、曲面が有する特徴点、例えば曲面の最高点、最低点である頂点座標や光軸との交点座標を算出することができる。
図2において、回転ステージ17には、平坦に形成されたステージ前面17fとステージ後面17bが設けられている。また、回転ステージ17には、ステージ前面17fからステージ後面17bに亘って貫通した開口部30が設けられている。レンズホルダー19は回転ステージ17のステージ前面17fの側から開口部30に取り付けられる。レンズホルダー19は回転ステージ17にネジ止めされ、測定するレンズの種類を変更するときに交換することができる。レンズホルダー19には、座面19aにレンズ31がセットされる。レンズ31は両面非球面レンズである。
レンズ31は、レンズ押さえ板21により上方から押さえられ、レンズホルダー19の内部に保持される。レンズホルダー19は、その中心に穴が形成されており、回転ステージ17を180度回転させることによってレンズ31の表裏両面がプローブ11及び触針13にそれぞれ対面する。回転ステージ17の側面には固定穴32が設けられている。固定穴32は、回転ステージ17の一方の側面から他方の側面に貫通しており、支持台16のピン差込み穴22から差し込まれた位置決めピン23の先端部分が差し込まれる。位置決めピン23を用いることにより、回転ステージ17はレンズ31を180度回転させるごとに固定することができる。
図3において、偏心測定装置10により両面非球面レンズの偏心量を求めるための原理について説明する。レンズ31の各面の光軸との交点位置を正確に求めるためには、治具12の精度等に起因する較正データを求める必要がある。この較正データは、治具12を設置する面の水平度に関する誤差と回転ステージ17を反転させた時の回転角度の誤差とを足し合わせた傾き量θr(f),θr(b)(図3(a))と、レンズホルダー19の座面19aの水平度に関する誤差である傾き量θs(図3(b))と、回転ステージ17のステージ前面17fとステージ後面17bの平行度に関する誤差である傾き量θp(f),θp(b)(図3(c))とがある。また、回転軸18が有する誤差として、回転軸18の軸心18aのX軸に対する平行度の誤差である傾き量θzと、XY平面上における軸心18aからレンズホルダー19の中心までの距離(オフセット量)Yoがある(図8参照)。なお、θzは、軸心18aをX軸方向に補正するために必要なZ軸を回転中心とする傾き量を表す。
上記θr,θs,θpをはじめとする各傾きの誤差の大きさは、X軸を回転中心とする成分とY軸を中心とする回転成分とに分離できる。以降の説明では、XとYの指数をそれぞれ付することにより各座標軸を回転中心とする傾き量の成分を表すものとする。
レンズ31の前面形状を測定することにより求められるレンズ前面31fの傾き量をθm(f)としたとき、その成分θmx(f)とθmy(f)は、
θmx(f)=θlx(f)+θsx+θrx(f)
θmy(f)=θly(f)+θsy+θry(f)+θky(f)
と表される。なお、θl(f)は、レンズ前面31fの真の傾き量であり、θk(f)は、ステージ前面17fをプローブ11と対面させた状態における回転軸18の軸心18aの傾き量である。
また、回転ステージ17のステージ前面17fの形状を測定することにより求められる傾き量をθh(f)としたとき、その成分は、
θhx(f)=θrx(f)+θpx(f)
θhy(f)=θry(f)+θpy(f)+θky(f)
と表される。これらの値とレンズ前面31fの形状を測定して求められる光軸A1のXY平面上における位置座標Xm(f),Ym(f)とから、光軸A1の真の位置座標Xl(f),Yl(f)とレンズ前面31fの真の傾き量θlx(f),θly(f)が算出できる。
l(f)=Xm(f)+Hz(f)・sin(θhy(f)−θpy(f))+Lz(f)・sin(θsy)
l(f)=Ym(f)+Hz(f)・sin(θhx(f)−θpx(f))+Lz(f)・sin(θsx)
θlx(f)=θmx(f)−θsx−θhx(f)+θpx(f)
θly(f)=θmy(f)−θsy−θhy(f)+θpy(f)
但し、図4に示すように、Hz(f)はレンズ前面31fの頂点(光軸との交点)から軸心18aまでの距離、Hz(b)はレンズ後面31bの頂点から軸心18aまでの距離、Lz(f),Lz(b)はそれぞれレンズ単体での各面の高さである。なお、Hz(f),Hz(b),Lz(f),Lz(b)は、測定の性質上、治具12及びレンズ31の設計値から求められる値で十分であるが、測定精度をさらに高める場合には実測値を用いてもよい。また、上式に示されるように、θr(f)は式中で打ち消され、回転ステージ17の回転角度の誤差は測定結果に影響しない。
レンズ後面31bの形状を測定することにより求められるレンズ後面31bの傾き量θm(b)は、
θmx(b)=θlx(b)+θsx+θrx(b)
θmy(b)=−θly(b)+(−θsy)+θry(b)+θky(b)
と表され、ステージ後面17bの形状を測定することにより求められる傾き量θh(b)は、
θhx(b)=θrx(b)+θpx(b)
θhy(b)=θry(b)+(−θpy(b))+θky(b)
と表される。
上記の各値とレンズ後面31bの形状を測定して求められる光軸A2の位置座標Xm(b),Ym(b)とから、光軸A2の真の位置座標Xl(b),Yl(b)とレンズ前面31fの傾き量θlx(b),θly(b)が算出できる。Yl(b)については、軸心18aの偏心によるオフセット量Yoを考慮する。
l(b)=Xm(b)−Hz(b)・sin(θhy(b)−(−θpy(b)))−Lz(b)・sin(−θsy)
l(b)=−(Ym(b)−Hz(b)・sin(θhx(b)−θpx(b))−Lz(b)・sin(θsx)−2・Yo)
θlx(b)=θmx(b)−θsx−θhx(b)+θpx(b)
θly(b)=−θmy(b)−θsy+θhy(b)+θpy(b)
但し、Hz(b)は、軸心18aからレンズ後面31bの頂点までの距離、Lz(b)は、レンズの高さである。
一般に、θが十分小さい時、sinθ≒θ,cosθ≒1であることが知られている。したがって、
sin(θa+θb)=θa+θb
とみなすことができ、偏心量Sを求めるには、Xl(f),Xl(b),Yl(f),Yl(b)はそれぞれ以下の形に近似してもよい。
l(f)=Xm(f)+Hz(f)・(θhy(f)+(θsy−θpy(f)) 1)
l(b)=Xm(b)−Hz(b)・(θhy(b)−(θsy−θpy(b)) 2)
l(f)=Ym(f)+Hz(f)・(θhx(f)+(θsx−θpx(f)) 3)
l(b)=−[Ym(b)−Hz(b)・(θhx(b)+(θsx−θpx(b))−2・Yo] 4)
図5において、レンズ前面31fの光軸A1とレンズ後面31bの光軸A2との間の偏心量Sは、以下の式により求めることができる。
S=((Xl(f)−Xl(b))2+(Yl(f)−Yl(b))2)1/2 5)
また、レンズ前面31fとレンズ後面31bの相対的な傾き量であるレンズ面の倒れTx,Tyを、
x=θlx(f)−θlx(b) 6)
x=θly(f)−θly(b) 7)
として求めることができる。
次に、図6を用いてレンズ31の偏心量を測定する際の手順について説明する。レンズ31の形状を測定する前に、治具12の較正データを得るための予備測定を行う。この予備測定では、座面19aの傾きと、回転ステージ17のステージ前面17f及びステージ後面17bの傾きとの差を求めることにより、(θsx−θpx(f)),(θsx−θpx(b)),(θsy−θpy(f)),(θsy−θpy(b))を算出する。また、真球35を用いて軸心18aのX軸に対する傾き量θzとオフセット量Yoを求める。
回転ステージ17にレンズホルダー19を取り付けた治具12を用意し、座面19aの形状を測定する。座面19aの形状測定値から演算部26によって求められる傾き量は、治具12の傾きθrとレンズ座面19aの傾きθsとを含んだ値である。次に、回転ステージ17に取り付けたレンズホルダー19にレンズ31とほぼ同じ直径の真球35を取り付け、真球35の表面形状を測定する。なお、真球35にはG10以上の等級の高い真球を使用する。偏心測定装置10では、プローブ11が触針13をX軸及びY軸に沿って十字状に移動させて物体表面を走査する。なお、触針13は、十字状の走査に限らず、ジグザグ状、放射状、同心円状に走査してもよく、非球面レンズの偏心測定を行う場合には、非球面の一部を十字状に1度走査するのみで十分である。
図7(a)に示すように、プローブ11と回転ステージ17のステージ前面17fとが対面している状態で、プローブ11及び触針13を真球35に接近させ、真球35の表面の形状を測定する。演算部26では、真球35の測定値から真球35の頂点の座標XB(f)とYB(f)が算出される。位置決めピン23を取り外してハンドル20を操作し、回転ステージ17を180度反転させる。図7(b)に示すように、プローブ11及び触針13を回転ステージ17のステージ後面17bと対面させ、同様にして真球35の表面の形状を測定し、真球35のステージ後面17bにおける頂点の座標XB(b)とYB(b)が算出される。
図8において、プローブ11と回転ステージ17のステージ前面17fとが対面する第1測定位置と、ステージ後面17bと対面する第2測定位置とでそれぞれ算出された真球35の頂点座標XB(f),YB(f)とXB(b)とYB(b)より、軸心18aのX軸に対する傾き量θzとオフセット量Yoを算出する。θzは、
θz=90−tan-1((YB(f)−YB(b))/(XB(f)−XB(b)))
として算出され、YoはθzによりYB(f),YB(b)を補正したYB’(f)とYB’(b)を用い、
o=[(YB’(f)−YB’(b)]/2
として算出される。
図9において、位置決めピン23を外し、回転ステージ17を180度反転させて元に戻し、レンズホルダー19にセットした真球35を取り外す。レンズホルダー19に偏心量Sを測定するレンズ31をセットし、回転ステージ17のステージ前面17fの形状測定を行う(図9(a))。この測定によって、ステージ前面17fの水平度を表す傾き量θh(f)の各成分θhx(f),θhy(f)が求められる。先に測定した座面19aの傾き量をθh(f)から差し引くことにより、(θsx−θpx(f)),(θsy−θpy(f))を算出することができる。以下の説明では、
θsx−θpx(f)=θspx(f)
θsy−θpy(f)=θspy(f)
とする。
次に、レンズ前面31fの形状を測定する(図9(b))。レンズ前面31fの形状が測定されると、その測定値と設計値とが演算部26により比較され、レンズ前面31fの光軸A1の座標Xm(f),Ym(f),Zm(f)とその傾き量θmx(f),θmy(f)が算出される。
位置決めピン23を外し、回転ステージ17を180度反転させて第2測定位置にセットする。プローブ11及び触針13をレンズ後面31bに接近させ、レンズ後面31bの形状を測定する(図9(c))。演算部26により、レンズ後面31bの光軸A2の座標Xm(b),Ym(b),Zm(b)と、傾き量θmx(b),θmy(b)が算出される。次に、ステージ後面17bの形状測定を行い(図9(d))、ステージ後面17bの傾き量θhx(b),θhy(b)が算出される。先に測定した座面19aの傾き量と、θh(b)とから、(θsx−θpx(b)),(θsy−θpy(b))を算出することができる。以下の説明では、
θsx−θpx(b)=θspx(b)
θsy−θpy(b)=θspy(b)
とする。
このようにして各値を求めた後、光軸A1,A2の位置座標(Xm(f),Ym(f),Zm(f)),(Xm(b),Ym(b),Zm(b))にθzによる補正演算を行う。なお、θzを考慮する必要のない場合は、上記測定結果によって求められた値を1)〜4)式に代入すればよい。θzによる補正では、光軸A1,A2のZ軸成分は不変であるから、補正後の光軸A1の位置座標を(Xm’(f),Ym’(f),Zm(f))、光軸A2の位置座標を((Xm’(b),Ym’(b),Zm(b))とすると、各光軸の座標のX軸成分とY軸成分は、それぞれ一般的な回転の写像として求められ、
m’(f)=cos(θz)・Xm(f)+sin(θz)・Ym(f)
m’(f)=−sin(θz)・Xm(f)+cos(θz)・Ym(f)
m’(b)=cos(θz)・Xm(b)+sin(θz)・Ym(b)
m’(b)=−sin(θz)・Xm(b)+cos(θz)・Ym(b)
となる。
また、θzによって補正を行ったθm(f),θm(f)の各成分を(θmx’(f),θmy’(f)),(θmx’(b),θmy’(b))とすると、
θmx’(f)=tan-1(−tan(θmy(f))・sin(θz))+tan(θmx(f))・cos(θz))
θmy’(f)=tan-1(tan(θmy(f))・cos(θz))+tan(θmx(f))・sin(θz))
θmx’(b)=tan-1(−tan(θmy(b))・sin(θz))+tan(θmx(b))・cos(θz))
θmy’(b)=tan-1(tan(θmy(b))・cos(θz))+tan(θmx(b))・sin(θz))
となる。
また、同様にしてθh(f)とθh(b)についても補正を行う。θzによる補正がなされたθh’(f)とθh’(b)の各成分を(θhx’(f),θhy’(f)),(θhx’(b),θhy’(b))とすると、
θhx’(f)=tan-1(−tan(θhy(f))・sin(θz))+tan(θhx(f))・cos(θz))
θhy’(f)=tan-1(tan(θhy(f))・cos(θz))+tan(θhx(f))・sin(θz))
θhx’(b)=tan-1(−tan(θhy(b))・sin(θz))+tan(θhx(b))・cos(θz))
θhy’(b)=tan-1(tan(θhy(b))・cos(θz))+tan(θhx(b))・sin(θz))
となる。なお、θspx(f),θspy(f),θspx(b),θspy(b)は、θh’(f)とθh’(b)とからθspx’(f),θspy’(f),θspx’(b),θspy’(b)として算出される。
以上の補正処理を行った後、上記1)〜4)式に各値を代入することでレンズ前面31fの光軸A1とレンズ後面31bの光軸A2について真の位置座標が算出される。
l(f)=Xm’(f)+Hz(f)・(θhy’(f)+θspy’(f))
l(f)=Ym’(f)+Hz(f)・(θhx’(f)+θspx’(f))
l(b)=Xm’(b)−Hz(b)・(θhy’(b)−(θspy’(b))
l(b)=−[Ym’(b)−Hz(b)・(θhx’(b)+(θspx’(b))−2・Yo]
θlx(f)=θmx’(f)−θhx’(f)+θspx’(f)
θly(f)=θmy’(f)−θhy’(f)−θspy’(f)
θlx(b)=θmx’(b)−θhx’(b)−θspx’(b)
θly(b)=−θmy’(b)+θhy’(b)−θspy’(b)
5)〜7)式から偏心量S,レンズ面の相対的な傾き量(レンズ面の倒れ)Tx,Tyが求められる。以下に測定例を示す。
Figure 2006119121
なお、θzは治具12を動かす又は交換することがない限り、同じ値を用いることができ、θsp(f),θsp(b),Yoは、レンズホルダー19を交換しない限り同じ値を用いることができるので、2回目以降の測定では、図6に示す測定手順の一部を省略することができる。すなわち、同じ形状の異なるレンズを測定する場合、ステップ1〜ステップ7を省略し、ステップ8以降のみを行えばよく、測定に要する時間を短縮できる。
また、θsp(f),θsp(b)の値を求めるには、座面19aと回転ステージ17のステージ前面17fとステージ後面17bの形状測定を行う以外にも、2つの方法が考えられる。第1の方法は、レンズと同形、かつ平坦性が保証された円板をレンズホルダー19に取り付け、この円板の形状とステージ両面の形状を測定して、それらの差を算出することによりθsp(f),θsp(b)を求めるものである。
第2の方法は、偏心や面の倒れがない精度の高い両面非球面レンズを使用するものである。この両面非球面レンズをレンズホルダー19に取り付け、ステップ9〜ステップ13を行う。これにより、レンズ面の倒れθm(f,0)とθm(b,0)と回転ステージ17の傾き量θh(f,0)とθh(b,0)とが求められる。また、レンズホルダー19から両面非球面レンズを取り外し、これを180度回転させてレンズホルダー19に再び取り付ける。同様にして、ステップ9〜13を行い、θm(f,180),θm(b,180),θh(f,180)とθh(b,180)が求められ、以下の式によりθspx(f),θspy(f),θspx(b) θspy(b)を算出できる。
θspx(f)=[(θmx(f,0)+θmx(f,180))−(θhx(f,0)+θhx(f,180))]/2
θspy(f)=[(θmy(f,0)+θmy(f,180))−(θhy(f,0)+θhy(f,180))]/2
θspx(b)=[(θmx(b,0)+θmx(b,180))−(θhx(b,0)+θhx(b,180))]/2
θspy(b)=−[(θmy(b,0)+θmy(b,180))−(θhy(b,0)+θhy(b,180))]/2
また、オフセット量Yoを求めるにあたり、真球35を用いない方法として、十分な面精度を有する両面非球面レンズを用いる方法が考えられる。この非球面レンズをレンズホルダー19に取り付け、ステップ9〜ステップ13を行い、上述の4)式のYoを0としてXm(f,0),Ym(f,0),Xm(b,0),Ym(b,0)を求める。また、レンズホルダー19から両面非球面レンズを取り外して180度回転して、再びレンズホルダー19に取り付けてステップ9〜ステップ13を行い、Xm(f,180),Ym(f,180),Xm(b,180),Ym(b,180)を求める。Yoを求めるためには、Ym(f,0),Ym(b,0),Ym(f,180),Ym(b,180)の4つの値を下記の式に代入すればよい。
o=[Ym(f,0)−Ym(b,0)+Ym(f,180)−Ym(b,180)]
なお、本発明においては、回転軸18と支持台16の軸受け部分とのガタをなくすために、支持台16の軸受け部分に回転軸18を付勢するバネ等を設けてもよく、測定の精度を高めることを目的に、治具12の細部に種々の工夫を施すのが好適である。また、測定するレンズを保持するためには、レンズホルダー19の上方からレンズ押さえ板21のバネ力で挟持する以外にも、レンズホルダー19に設けた穴から空気を吸引してレンズの縁をレンズホルダーに固定させる、又はレンズをレンズホルダー19に接着して固定する等など適宜の手段を用いることができる。また、回転ステージ17を回転させる際には手動に限らず、自動で行われるようにしてもよい。さらに、回転ステージ17の平面測定にレーザー干渉計等の光学的な測定手段を使用してもよい。
本発明は、両面非球面レンズの偏心測定のみならず、球面の外径を正確に測定することを前提として、片面非球面レンズや球面レンズの偏心測定に利用してもよく、眼鏡用レンズの測定に用いてもよい。あるいは、図10に示すように、自由曲面等からなる曲面が形成された偏心光学部材50のように厳密な光軸が定義されない広義のレンズの形状測定に利用してもよく、この場合、偏心光学部材50曲面S1の特徴点として、最高点P1或いは最低点P2の頂点座標を求め、曲面S2の特徴点として、最高点P3或いは最低点P4の頂点座標を求め、これらの特徴点の位置ズレが設計値に対してどの程度の食い違いを生じているかによって曲面S1と曲面S2の相対的な位置ズレ量を測定してもよい。なお、1つの光学面上に複数の錐体が設けられた光学部材のように、複数の不連続な平面又は曲面から成り立つ光学面についても広義の曲面とし、固有の特徴点が定められる光学面を有するものであれば、本発明を適用することが可能である。
また、レンズ以外にも、柱体の側面に曲面を形成したプリズムや鏡面を有する光学部材、宝石や石材等のガラスと異なる物質からなる透明体又は不透明体の形状測定に用いることができる。また、表面形状を測定する光学部材は、180度の回転ごとに固定できるものに限らず、90度又は45度ごとのように様々な回転角度で光学部材の測定位置が固定できるようにし、様々な形状の光学部材の形状測定を可能にすることが好適である。さらに、本発明において使用する表面形状測定装置は、原子間力に基づく走査変位から表面形状を測定するものに限らず、触針13と光学部材がともに導電性を有している場合にはトンネル電流を利用した表面形状測定を行ってもよく、各種の走査型プローブを用いた測定を行ってもよく、光学部材の曲面各部にレーザー等の光や電磁波を照射し、その反射光や透過光から表面形状を測定する非接触・光学式の測定を行ってもよい。
偏心測定装置を概略的に示す斜視図である。 治具の側断面図である。 治具が有する誤差の種類を示す説明図である。 レンズ及び治具に固有の各係数を示す説明図である。 偏心量を算出する原理を示す説明図である。 偏心量を測定する手順を示すフローチャートである。 較正データを求めるために真球の表面を測定する様子を示す回転ステージの断面図である。 θzとYoを算出する原理を示す説明図である。 レンズとステージ表面を測定する様子を示す回転ステージの断面図である。 一般的なレンズと異なる光学部材を示す断面図である。
符号の説明
10 偏心測定装置
11 プローブ
12 治具
13 触針
16 支持台
17 回転ステージ
17f ステージ前面
17b ステージ後面
18 回転軸
18a 軸心
19 レンズホルダー
19a 座面
26 演算部
31 レンズ
31f レンズ前面
31b レンズ後面
35 真球
A1 光軸
A2 光軸

Claims (7)

  1. 物体の表面形状を測定する表面形状測定手段により、複数の曲面を有する光学部材の各曲面の形状を測定し、各曲面が有する特徴点の位置をそれぞれ求め、前記特徴点の位置を比較して各曲面間の位置ズレの大きさを測定する光学部材の形状測定方法において、
    前記光学部材を保持するための保持体を、回転軸を介して支持体に軸支させ、
    前記保持体を回転することにより、前記表面形状測定手段による形状測定の可能な測定位置に各曲面を変位させ、
    各測定位置で前記曲面の表面形状をそれぞれ測定し、求められた特徴点の位置から各曲面間の位置ズレの大きさを測定することを特徴とする光学部材の形状測定方法。
  2. 前記保持体に保持させた真球の形状を前記表面形状測定手段により各測定位置で測定し、求められた真球の頂点の位置から前記回転軸の偏心量を算出し、回転軸の偏心量に基づいて前記各曲面の特徴点の位置を補正することを特徴とする請求項1記載の光学部材の形状測定方法。
  3. 前記形状測定手段による測定値と前記曲面の設計値とを比較して、各曲面の測定基準面に対する傾き量をそれぞれ算出し、求められた2つの傾き量の差に基づいて前記特徴点の位置を補正することを特徴とする請求項1又は2記載の光学部材の形状測定方法。
  4. 前記傾き量は、前記保持体に形成された平面部の傾きと、前記光学部材の一部を当接させる平坦な座面部の傾きとの差から算出することを特徴とする請求項3記載の光学部材の形状測定方法。
  5. 前記光学部材は、光軸を中心として回転対称な2つの非球面を有する両面非球面レンズであり、前記保持体を180度回転させて各非球面の光軸との交点を前記特徴点として求めるとともに、
    前記表面形状測定手段により各非球面の一部分の形状を測定した形状測定値を、各曲面の設計値と比較することにより前記交点の位置を算出し、非球面間の偏心量を求めることを特徴とする請求項1ないし4にいずれか1つ記載の光学部材の形状測定方法。
  6. 前記表面形状測定手段は、物体表面との距離を一定に保ちながら触針を変位させて表面形状を測定するプローブを備えていることを特徴とする請求項1ないし5にいずれか1つ記載の光学部材の形状測定方法。
  7. 物体の表面を走査してその形状を測定する形状測定手段と、複数の曲面が形成された光学部材を保持する保持体と、回転軸を介して前記保持体を回転自在に支持し、各曲面形状の測定が可能な位置に前記光学部材を変位させる支持手段とを備えたことを特徴とする光学部材の形状測定装置。
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