JP2006118806A - 加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高温の蒸気で運転されている事が容易に認識できる加熱装置を提供する。
【解決手段】被加熱物(図示せず)を収納する加熱室10と、前記加熱室10内に供給する蒸気を発生する蒸発部22と、前記蒸発部22により発生した蒸気を加熱すると共に発光する光放射手段33とを有するもので、高温の蒸気を発生させている時に光放射手段33が発光することで動作状態を確実に認識でき、安全性を向上できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、加熱装置に関するものである。
従来の加熱装置として、発熱体に気流を通して得られる高温の熱風を加熱室内に供給し被加熱物を加熱するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、高温熱風を循環する装置に、高温の蒸気発生部を付設して被加熱物を高温の蒸気で加熱するものがある(例えば、特許文献2参照)。高温の蒸気は、透明であり、被加熱物の加熱中には被加熱物を目視でき加熱進捗度合を把握できる利点があるが、大きい熱エネルギを有しているので使用にあたっては安全性の確保が必須である。
特開平9−126465号公報 特開2004−162936号公報
しかしながら、気流を利用して熱風を庫内に吹出して循環させる従来の加熱装置では、被加熱物の形状が不均一な場合、熱風が当らない部位では加熱不足となり、加熱ムラを生じるので、被加熱物内での熱拡散を待ち、被加熱物の加熱ムラを抑制するために加熱時間を長くしなければならないといった課題があった。
また、高温の蒸気を利用した従来の加熱装置にあっては、高温蒸気を利用した専用の加熱装置の形態がとられているので、その装置の使用者にとっては予め安全性の認識がなされていたが、高温蒸気を利用する加熱装置を一般家庭に展開する場合には、加熱装置の安全性を確実に使用者に認識してもらう方法が必要であった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、被加熱物の形状が不均一な場合においても加熱ムラがなく、しかも高温蒸気による加熱状態が容易に認識できる加熱装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱装置は、被加熱物を収納する加熱室と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気発生手段により発生した蒸気を加熱すると共に発光する光放射手段とを有するもので、高温の蒸気を発生させている時に光放射手段が発光することで動作状態を確実に認識でき、安全性を向上できる。
また、本発明の加熱装置は、被加熱物を収納する加熱室と、高周波を発生する高周波発生手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気発生手段により発生した蒸気の通流部に設けられた光放射手段とを備え、前記光放射手段は前記高周波により発光するようにしたもので、光放射手段からの光で加熱装置の動作状態が容易に認識できると共に、光放射手段は無電極構成とすることができ、漏電の危険性を解消して加熱装置へのコンパクト実装あるいは実装設計の自由度を高めることができる。
さらに本発明の加熱装置は、被加熱物を収納する加熱室と、高周波を発生する高周波発生手段と、前記高周波を前記加熱室内に放射する放射手段と、前記放射手段の放射方向を可変する放射可変手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気の通流部に設けられ発光する光放射手段と、前記高周波発生手段および放射可変手段を制御して光放射手段の発光度合を変えて蒸気の加熱度合を制御する制御手段とを備えたもので、蒸気温度も使用者が認識できるとともに確実に加熱が進行しているという安心感を与えることができる。
本発明の加熱装置は、高温の蒸気を用いて被加熱物を加熱ムラ無く高速に加熱することができるとともに、高温の蒸気を発生させる加熱手段に光放射手段を利用したことにより、高温蒸気で加熱していることを使用者が簡単に認識できるようになり、安全性が向上する。
第1の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気発生手段により発生した蒸気を加熱すると共に発光する光放射手段とを有するもので、高温の蒸気を発生させている時に光放射手段が発光することで動作状態を確実に認識でき、安全性を向上できる。
第2の発明は、特に、第1の発明の光放射手段を加熱室の外部に配置し、前記加熱室の前記光放射手段に対向する壁面に複数の開口を配設したもので、光放射手段を加熱室外に設けたことで加熱室内に障害物がなくなり使い勝手を向上できる。
第3の発明は、特に、第1の発明の蒸気発生手段の発生する蒸気の少なくとも一部を導くとともに加熱室内にその蒸気を供給する蒸気通流部を設け、前記蒸気通流部に光放射手段を配したもので、蒸気の通流部分を規定させたことで、蒸気を確実に加熱することができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の蒸気通流部は、加熱室の壁面を共用し、前記壁面に複数の開口を配設したもので、蒸気通流部の壁面を加熱室と共用したことで加熱室壁面も加熱されるので、蒸気の有する熱エネルギを被加熱物の加熱に有効に寄与させることができる。
第5の発明は、特に、第4の発明の複数の開口を、加熱室に蒸気を吹出す吹出口としたもので、吹出し開口を複数化することで、蒸気を庫内全体に拡散吹出しでき、被加熱物全体に蒸気を拡散して加熱ムラを抑制できる。
第6の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、高周波を発生する高周波発生手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気発生手段により発生した蒸気の通流部に設けられた光放射手段とを備え、前記光放射手段は前記高周波により発光するようにしたもので、光放射手段からの光で加熱装置の動作状態が容易に認識できると共に、光放射手段は無電極構成とすることができ、漏電の危険性を解消して加熱装置へのコンパクト実装あるいは実装設計の自由度を高めることができる。
第7の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、高周波を発生する高周波発生手段と、前記高周波を前記加熱室内に放射する放射手段と、前記放射手段の放射方向を可変する放射可変手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気の通流部に設けられ発光する光放射手段と、前記高周波発生手段および放射可変手段を制御して光放射手段の発光度合を変えて蒸気の加熱度合を制御する制御手段とを備えたもので、蒸気温度を使用者が認識できるとともに確実に加熱が進行しているという安心感を与えることができる。
第8の発明は、特に、第1〜7のいずれか1つの発明の光放射手段に、高電界により発光する気体ガスを封入したもので、発光による温度の立上りが早いので、高温の蒸気が必要な時間タイミングに確実にその温度の蒸気を生成させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における加熱装置の側面断面図、図2は、同加熱装置の平面断面図である。
図1、図2において、被加熱物を収納する加熱室10は、高周波であるマイクロ波を閉じ込めることができる金属材料の境界面である左壁面11、右壁面12、底面13、上壁面14、奥壁面15および加熱室10内を透視できるパンチング板を有する開閉扉16とで構成し、加熱室10の底には、被加熱物を載置すると共に誘電材料からなる載置板17を配置している。載置板17の下方の底面13は、凹状に絞り加工した構成とし、その略中央にマイクロ波を放射する回転式の放射手段18を配する。また底面13の加熱室10の外側にはマイクロ波を伝搬する導波管19を配する。導波管19の一端には、高周波を発生させる高周波発生手段となるマイクロ波発生手段(図示せず)が配されている。
このマイクロ波発生手段が発生するマイクロ波は、導波管19を伝搬して、放射手段18に導かれる。放射手段18は、底面13に設けた開孔13aを貫通してモータ20の出力軸20aに嵌合組立しており、モータ20を動作させることで放射手段18を回転駆動する。このモータ20は放射可変手段として機能する。
放射手段18は、上面18aが略扇形形状とし、マイクロ波の伝搬を抑制する側壁面を持ち、さらに底面13に略平行な最下面18bを配する。最下面18bには、放射手段18を底面13から所定の間隔で保持させる絶縁部材を備える。放射手段18は、このような構成とすることで扇形形状の広がり方向に指向性を有する放射特性としている。
また放射手段18の扇形形状の広がり方向を検出するための回転位置検出手段21を配する。この回転位置検出手段21は、たとえばモータ20の出力軸20aに設けた位置検知用突起部(図示せず)と、前記位置検知用突起部が当接することで開閉する開閉手段(図示せず)にて構成されている。
次に、蒸気を発生する蒸気発生手段の構成について説明する。蒸気発生手段は、加熱室10の底の奥側に凹状に絞り加工して形成された蒸発部22と、加熱装置の左側に着脱自在に設けられた貯水部23と、貯水部23の水を給水する給水手段24および給水管25からなり、給水手段24を動作させることで給水口26から蒸発部22に水を給水する。また蒸発部22の下方には蒸発部22の底面を形成する金属板27を加熱する加熱手段28が配されている。蒸発部22に給水された水は加熱手段28を動作させることで加熱昇温し蒸気化される。
また蒸発部22の上面には蒸発部カバー29を配する。加熱室10の奥壁面15の下方側には凹状に絞った蒸気導入部30を設けている。この蒸気導入部30の凹部には蒸気を通流する開口31を設けている。蒸発部カバー29は、蒸発部22と蒸気導入部30とを蒸気が通流できる状態で覆っている。
奥壁面15の外側には、奥壁面15を共用の壁面とする蒸気通流部32を設けており、その内部にはクリプトンガス、キセノンガスあるいはハロゲンガスなどの気体を封入し発光する光放射手段33を配する。またこの光放射手段33に対向する奥壁面15には複数の開口34を設けている。光放射手段33は複数の開口34の配設位置の下方部側に配設している。複数の開口34は蒸気の吹出し口である。
蒸気を高温化するための蒸気の通流路を規定したことで、蒸気を確実に加熱することができる。また、蒸気通流部32の壁面を加熱室10と共用したことで加熱室10の壁面を加熱することができるので、蒸気の有する熱エネルギを被加熱物の加熱に有効に寄与させることができる。さらに蒸気通流部32を加熱室10の外に設けることで加熱室10内に障害物が無くなり使い勝手を向上できる。さらにまた、蒸気化の部分は加熱室10内に配置しているので、蒸発部22の水垢などの付着処理を容易に行うことができる。
また、マイクロ波発生手段であるマグネトロンを動作させるインバータ駆動電源部(図示していない)が配されている。また被加熱物の表面温度を検出する非接触温度検出手段や加熱室10内の雰囲気温度を検出する温度検出手段(いずれも図示していない)などを付帯させている。制御手段35は操作部(図示せず)からの加熱情報の入力信号や各種検出手段の検出信号に基づいて加熱装置全体の各構成要素(マイクロ波発生手段、モータ20、給水手段24、加熱手段28および光放射手段33)の動作を制御する。また被加熱物を載置する着脱自在な網皿(図示せず)やオーブン皿36を備えている。
以上のように構成された加熱装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず被加熱物を高温の蒸気を用いて加熱する場合の動作について説明する。なお以下の説明内容は本発明の動作作用の特徴をより明確にするために野菜のブランチング処理を例として説明する。
被加熱物である野菜(図示せず)をオーブン皿36に載置して加熱室10内に収納後、使用者は図示しない操作部で「ブランチング」キーを選択し、「スタート」キーを押すことで野菜のブランチング処理が開始される。
制御手段35は、給水手段24を所定時間動作させて蒸発部22に所定量の水を給水する。また給水手段24の動作開始と同時に加熱手段28および光放射手段33を動作させる。蒸発部22の水は加熱手段28によって加熱され、蒸気化する。給水手段24を動作させて蒸発部22に水を供給することで、蒸気は連続的に発生する。この蒸気は蒸気カバー29の存在により蒸気導入部30に導かれ、蒸気通流部32に流れ込む。そして、光放射手段33によって高温化した蒸気通流部32の壁面および光放射手段33自体に接触して120℃〜150℃の高温に加熱され複数の開口34から加熱室10内に吹出す。
複数の開口34は、光放射手段33の配設位置に対向する領域から上方側に配設したことで高温の蒸気は蒸気通流部32内で十分に加熱されて加熱室10内に拡散して吹出させることができる。
この高温の蒸気は、加熱室10内に拡散しながら充満する過程で、被加熱物である野菜の表面に結露し、凝縮熱によって野菜の表面がすばやく加熱され、野菜のブランチング処理が行われる。
次に被加熱物を蒸し加熱する場合は、光放射手段33を間欠動作させて奥壁面15に設けた複数の開口34を通過した輻射熱により、加熱室10内に充満している蒸気の温度の低下を抑制して蒸し加熱を促進させる。
以上のように、本実施の形態によれば、光放射手段33を上述のように動作させることで、使用者は、複数の開口34を通して光放射手段33からの光でその動作を認識することができるので、加熱装置がどのような状態で動作しているかが容易に識別でき安全性を知らせることができる。
さらに、本加熱装置でマイクロ波加熱する場合は、制御手段35は放射手段18を連続回転させて、加熱室10内全体にマイクロ波を放射させる。そして加熱室10内に供給するマイクロ波パワーは被加熱物の加熱条件に応じて適宜可変制御する。このマイクロ波加熱においても蒸気を供給する場合には、加熱手段28を動作させて蒸気を加熱室10内に供給するようにする。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における加熱装置の平面断面図である。なお、上記第1の実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
上記第1の実施の形態では、光放射手段を加熱室10の外側に設けたが、本実施の形態は、光放射手段50を加熱室10内に設けたもので、他の構成は、上記第1の実施の形態と同一である。
すなわち、図3において、蒸発部(図示せず)は、加熱室10の奥側に実施の形態1の蒸発部22よりも長く配設し、その上に蒸気カバー51を設けている。この蒸気カバー51には複数の蒸気通流口51a〜51eを設け、この蒸気通流口51a〜51eの上方に光放射手段50を配置している。
このような構成において、蒸気カバー51は光放射手段50の輻射熱によって加熱されるので、蒸気カバー51で覆われた蒸発部内の蒸気は100℃の高温を維持して光放射手段50の表面に勢いよく吹出し、光放射手段50の表面の高温部に接触することで約120℃の高温になり、加熱室10内に拡散する。
また、加熱室10内に拡散した蒸気は、光放射手段50からの輻射熱で、二次加熱されるので高温を維持して被加熱物の加熱を促進することができる。
そして、この約120℃の蒸気を利用して蒸し料理、野菜のゆでなどを簡便に行うことができる。また、蒸気を加熱する手段であると共に発光する光放射手段50を加熱室10内に配置したことで、蒸気の加熱動作をより明確に使用者に報知することができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の第3の実施の形態における加熱装置の側面断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態が上記第1、第2の実施の形態と相違する点は、蒸気を加熱する光放射手段60を高周波であるマイクロ波にて発光させる点である。すなわち、図4において、加熱室10の奥壁面15の外に設けた光放射手段60を内部に配置する蒸気通流部61に、蒸気導入部62を通して高周波が進入できるように構成している。そして、蒸発カバー63には、この蒸気導入部62をめがけて蒸気を噴出するように蒸気噴出口63aを設けている。
光放射手段60をマイクロ波によって発光させる方法は、指向性を備えた放射手段18から放射されるマイクロ波を蒸気導入部62側に高指向となるように放射手段18を向けて停止させ、マイクロ波発生手段を動作させる。図4には蒸気導入部62に向けてマイクロ波を放射するように停止させた放射手段18の停止状態を示す。
なお、放射手段18の放射特性は、扇形形状の広がり方向により強く指向されるので、放射したマイクロ波は加熱室10の奥壁面15に設けた開口である蒸気導入部62を通過して蒸気通流部61を形成する通流壁面64に届く。そしてマイクロ波は、この通流壁面64で反射し、光放射手段60を内部に配する蒸気通流部61に入射する。この蒸気通流部61に入射したマイクロ波により光放射手段60に封入されたガスがマイクロ波の高電界によって励起されて発光する。
以上のように、本実施の形態によれば、光放射手段60をマイクロ波により発光するようにしたので、光放射手段60は無電極構成とすることができ、漏電の危険性を解消して加熱装置へのコンパクト実装あるいは実装設計の自由度を高めることができる。
蒸気通流部61は、マイクロ波の導波管として作用させており、光放射手段60の配設位置は蒸気通流部61の終端部65から蒸気通流部61内を伝搬するマイクロ波の波長の略1/4あるいは略5/4の距離の位置に設けて高電界を供給できるようにしている。
また、マイクロ波発生手段の出力あるいは放射手段18の回転を制御することで、光放射手段60の発光度合を制御することができるので、その発光度合で蒸気温度を使用者が認識できるとともに確実に加熱が進行しているという安心感を与えることができる。
光放射手段60に、高電界により発光する気体ガスを封入したものを用いることで、発光による光放射手段60の管表面温度をすばやく立上げることができ、高温の蒸気が必要なタイミングに確実にその温度の蒸気を生成させることができる。
また、被加熱物をマイクロ波と蒸気との組合せで加熱することで、被加熱物へのマイクロ波の供給不足時間を最小限にして蒸気の高温化を効率よく行い、蒸気とマイクロ波とのそれぞれの利点を組み合わせて被加熱物を最適に加熱することができる。
また、被加熱物の加熱条件に基づいて、放射手段18を連続回転させたり、特定の回転方向で停止させたりすることにより、マイクロ波加熱のみや蒸気加熱のみあるいはそれらの組合せなど被加熱物をさまざまな加熱条件にて加熱できる加熱装置を提供することができる。
なお、上記実施の形態では、光放射手段は一つとして説明したが複数配設して構わないし、それぞれの実施の形態を自由に組み合わせて実施することもできるものである。
以上のように、本発明にかかる加熱装置は、高温の蒸気を用いて被加熱物を加熱ムラ無く高速に加熱することができるとともに、高温の蒸気を発生させる加熱手段に光放射手段を利用したことにより、高温蒸気で加熱していることを使用者が簡単に認識できるようにして、安全性を高めたもので、食品加熱、解凍装置、陶芸加熱装置、乾燥装置あるいは生体化学反応装置等の用途に適用できる。
本発明の実施の形態1における加熱装置の側面断面図 同加熱装置の平面断面図 本発明の実施の形態2における加熱装置の平面断面図 本発明の実施の形態3における加熱装置の側面断面図
符号の説明
10 加熱室
18 放射手段
20 モータ(放射可変手段)
22 蒸発部(蒸気発生手段)
25 給水手段(蒸気発生手段)
28 加熱手段(蒸気発生手段)
32、61 蒸気通流部
33、50、60 光放射手段
34 開口
35 制御手段

Claims (8)

  1. 被加熱物を収納する加熱室と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気発生手段により発生した蒸気を加熱すると共に発光する光放射手段とを有する加熱装置。
  2. 光放射手段を加熱室の外部に配置し、前記加熱室の前記光放射手段に対向する壁面に複数の開口を配設した請求項1に記載の加熱装置。
  3. 蒸気発生手段の発生する蒸気の少なくとも一部を導くとともに加熱室内にその蒸気を供給する蒸気通流部を設け、前記蒸気通流部に光放射手段を配した請求項1に記載の加熱装置。
  4. 蒸気通流部は、加熱室の壁面を共用し、前記壁面に複数の開口を配設した請求項3に記載の加熱装置。
  5. 複数の開口を、加熱室に蒸気を吹出す吹出口とした請求項4に記載の加熱装置。
  6. 被加熱物を収納する加熱室と、高周波を発生する高周波発生手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気発生手段により発生した蒸気の通流部に設けた光放射手段とを備え、前記光放射手段は前記高周波により発光するようにした加熱装置。
  7. 被加熱物を収納する加熱室と、高周波を発生する高周波発生手段と、前記高周波を前記加熱室内に放射する放射手段と、前記放射手段の放射方向を可変する放射可変手段と、前記加熱室内に供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気の通流部に設けられ発光する光放射手段と、前記高周波発生手段および放射可変手段を制御して光放射手段の発光度合を変えて蒸気の加熱度合を制御する制御手段とを備えた加熱装置。
  8. 光放射手段に、高電界により発光する気体ガスを封入した請求項1〜7のいずれか1項に記載の加熱装置。
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