JP2006113071A - 反能動懸架装置の垂直加速度及び速度測定方法 - Google Patents

反能動懸架装置の垂直加速度及び速度測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は3個の加速度センサーで測定された垂直加速度値と、これらのそれぞれの値に実際に望む位置での加速度値に補正するための定数とを掛けて、すべての値を足して残りの1個の垂直加速度値を求めることによって正確な垂直加速度値の測定及び補正が可能である。
【解決手段】 本発明は反能動懸架装置の垂直加速度及び速度測定方法に関し、特に本発明の垂直加速度測定方法は車両の反能動懸架装置の3個の垂直加速度センサーでそれぞれ測定された垂直加速度値から残りの1個の垂直加速度値を求める方法において、第1垂直加速度センサー乃至第3垂直加速度センサーでそれぞれ測定された垂直加速度値を入力される段階と、第1垂直加速度値乃至第3垂直加速度値を全部足すが、各垂直加速度値に補正定数を掛けて第1垂直加速度値乃至第3垂直加速度値を全部足して、残りの1個の垂直加速度値を求める段階と、を含む。
【選択図】 図4

Description

本発明は車両の反能動懸架装置に関し、特に反能動懸架装置の垂直加速度測定方法に関するものである。
本発明は車両の反能動懸架装置(semi active suspension system)に関し、特に反能動懸架装置の垂直加速度測定方法に関するものである。
一般的に反能動懸架装置は車両に装着されたダンパの運動特性をリアルタイムで可変させて走行安全性及び乗り心地を向上させる装置である。運転手が過度に操向するか、車両の挙動が一定の軌道から脱する場合、荷重差による傾き現象及び操向力喪失によって運転手は車両転覆や予測不可の危険な事態に処する恐れがある。しかし、この反能動懸架システムの装着された車両の場合は、不規則な路面の走行時、タイヤ接地面での垂直荷重を適切な水準に維持して旋回、制動、駆動時の車両の安全性を確保することができるし、車両の走行中に発生する路面の不規則な圧力を効果的に遮断することによって乗客に安楽な乗り心地(ride comfort)と運転の便宜性を提供する。
このような反能動懸架装置は車両に装着されたさまざまなセンサーの中で垂直加速度センサー、車速センサー、操向角センサー、ブレーキ感知センサー、スロットル位置感知センサーなどを通じて車両の走行状態を感知して4個の車輪にそれぞれ繋がれたダンパ及びアクチュエーターを制御するものである。
この中で垂直加速度センサーは4個のダンパ辺りにそれぞれ設置されるが、実際に加速度装着位置とダンパの設置位置とに差が生じるので、正確に車輪の加速度値を測定し難かった。
従来は各ダンパ側の辺りに位置するように車体の前方に装着された2個の垂直加速度センサーと、後方に装着された1個の垂直加速度センサーを通じて3個の垂直加速度値を求めて、残りの1個の垂直加速度値は数学式1のように3個の垂直加速度値を入力して ECUで演算して求めた。
Figure 2006113071

Figure 2006113071
このように3個の垂直加速度値と車輪のトレッド値を利用して残りの1個の垂加速度値を求める場合は、正確な垂直加速度値を求め難いので車両の運動性を正確に判断するのに問題点があった。
なお従来は3個の速度センサーから残りの1個の速度センサー値を求める場合にも正確な速度値を求め難いという問題点があった。
本発明の目的は上記のような従来技術の問題点を解決するために3個の加速度センサーで測定された垂直加速度値と、これらのそれぞれの値に実際に望む位置での加速度値に補正するための定数を掛けて、すべての値を足して残りの1個の垂直加速度値とを求めることによって正確な垂直加速度値の測定及び補正の可能な反能動懸架装置の垂直加速度測定方法を提供することにある。
本発明の他の目的は3個の速度センサーで測定した速度値と、これらの速度値に実際に望む位置での速度値に補正するための定数を掛けて、すべての値を足して残りの1個の速度値とを求めることによって正確な速度値の測定及び補正の可能な反能動懸架装置の速度測定方法を提供することにある。
本発明の目的は上記のような従来技術の問題点を解決するために3個の加速度センサーで測定された垂直加速度値と、これらのそれぞれの値に実際に望む位置での加速度値に補正するための定数を掛けて、すべての値を足して残りの1個の垂直加速度値とを求めることによって正確な垂直加速度値の測定及び補正の可能な反能動懸架装置の垂直加速度測定方法を提供することにある。
本発明の他の目的は3個の速度センサーで測定された速度値と、これらの速度値に実際に望む位置での速度値に補正するための定数を掛けて、すべての値を足して残りの1個の速度値とを求めることによって正確な速度値の測定及び補正の可能な反能動懸架装置の速度測定方法を提供することにある。
上記目的を果たすために本発明は車両の反能動懸架装置の3個の垂直加速度センサーでそれぞれ測定された垂直加速度値から残りの1個の垂直加速度値を求める方法において、第1垂直加速度センサー乃至第3垂直加速度センサーでそれぞれ測定された垂直加速度値を入力する段階と、第1垂直加速度値乃至3垂直加速度値を全部足すが、下記数式により各垂直加速度値に補正定数を掛けて第1垂直加速度値乃至第3垂直加速度値を皆足して残りの 1個の垂直加速度値(Ad)を求める段階とを含む。
Figure 2006113071
ここでα、β、γはそれぞれ残りの 1個の垂直加速度センサーに対応するダンパ位置での補正定数、Adは残りの 1個の垂直加速度値、Aa1、Aa2、Aa3は第1乃至第3垂直加速度値である。
上記他の目的を果たすために本発明は車両の反能動懸架装置の3個の速度センサーでそれぞれ測定された速度値から残りの1個の速度値を求める方法において、第1速度センサー乃至第3速度センサーでそれぞれ測定された速度値を入力する段階と、第1速度値乃至3速度値を全部足すが、下記数学式により各速度値に補正定数を掛けて第1速度値乃至第3速度値を全部足して残りの1個の速度値(Ad)を求める段階とを含む。
Figure 2006113071
ここでα、β、γはそれぞれ残りの1個の速度センサーに対応するダンパ位置での補正定数、Adは残りの1個の速度値、Aa1、Aa2、Aa3は第1乃至第3速度値である。
以上で説明したとおり、本発明は3個の加速度センサーで測定された垂直加速度値と、これらのそれぞれの値に実際に望むダンパ位置での加速度値に補正するための定数を掛けて全部足して、残りの一つの垂直加速度値を求めて、3個の加速度センサーで測定された垂直加速度値に該ダンパ位置での補正定数を掛けて補正された垂直加速度値を得ることができる。
したがって、本発明はダンパ位置での垂直加速度値を求めることができるし、補正定数で、センサーで測定した垂直加速度値も補正が可能であるので、補正された垂直加速度値で車両の乗り心地をより正確に調整することができる効果がある。
また本発明は垂直加速度センサーの代わりに速度センサーにも適用することができるので、車両の乗り心地をより正確に調整することができる。
一方、本発明は上述した実施例に限るものではなく、後述する請求範囲に記載された本発明の技術的思想と範疇内で当業者によるさまざまな変形が可能である。
以下添付された図面を参照して本発明の望ましい実施例に関して説明する。
図1は反能動懸架装置を採択した車両での3個のダンパ及び垂直加速度センサーの位置を示した図面として、それを参照すると車両車体(1)で前方のダンパ(18、20)の方にそれぞれ2個の垂直加速度センサー(10、12)が設置され、後方のダンパ(22、24)のどちらか一方のダンパ側に1個の垂直加速度センサー(14)が設置される。この時、車体の横(幅)方向を X、車体の縦(長さ)方向を Yとして基準にすれば、前方の2個の垂直加速度センサー(10、12)のそれぞれの位置は(X2、Y2)、(X1、Y1)であり、後方の1個の垂直加速度センサー(14)の位置は(X3、Y3)である。説明されていない図面符号 1=FRは前方左側(front left)の第1ダンパ(18)位置、2=FLは前方右側(front right)の第2ダンパ(20)位置、3=RRは後方左側(rear left)の第3ダンパ(22) 位置、4=RLは後方右側(rear right)の第4ダンパ(24) 位置を示したものである。
本発明はそのような3個の垂直加速度センサー(10、12、14)の間の X、Y 位置座標(例えば X1-X2、Y1-Y3)を利用して実際に残りの1個の垂直加速度センサーが設置されるべき位置で測定された垂直加速度値の補正定数を求める。
図2は本発明による垂直加速度測定方法を説明するための反能動懸架装置のブロック図として、それを参照すると反能動懸架装置は第1乃至第3垂直加速度センサー(10、 12、14)と、ECU(16)と、第1乃至第4ダンパ(18、20、22、24)と、第1乃至第4アクチュエーター(26、28、30、32)とで構成される。
第1乃至第3垂直加速度センサー(10、12、14)は車体の4個のダンパの中で3個のダンパ辺りに設置されて車両の上下運動(bounce motion)を測定するためのセンサーとして、上下車体運動である垂直加速度値を重力加速度単位の電気的な電圧で出力するセンサーである。
ECU(16)はマイクロプロセッサー(microprocessor)を用いているし、内部に各車輪のダンパ減衰力を独立的に制御するためのスカイフックロジッグ(sky-hook logic)を基本にするバウンス(bounce)、ロール(roll)、ダイブ(dive)、スクワット(squat) などの制御アルゴリズムが含まれている。
第1乃至第4ダンパ(18、20、22、24)は可変バルブがダンパ側面に附着されていて引上/圧縮時、それぞれの第1乃至第4アクチュエーター(26、28、30、32)を制御するためのダンパ減衰力を調整する。
このように構成された反能動懸架装置での本発明による垂直加速度測定方法は次のとおりに進行される。
第1乃至第3垂直加速度センサー(10、12、14)でそれぞれ測定された垂直加速度値(Aa1、Aa2、Aa3)は ECU(16)に入力される。
ECU(16)は第1、第2及び第3垂直加速度センサー(10、12、14)でそれぞれ測定された垂直加速度値(Aa1、Aa2、Aa3)が入力されて、次の数学式2のように残りの1個の垂直加速度値(Ad)を求める。
Figure 2006113071
ここでα、β、γは残りの 1個の垂直加速度センサーに対応する第 4ダンパ位置での補正定数で、Adは残りの 1個の垂直加速度値であり、Aa1、Aa2、Aa3は第 1 乃至第 3垂直加速度値を示す。
数学式2を参照すると、垂直加速度センサーが設置されない第4ダンパ位置の残りの1個の垂直加速度値(Ad)は第1、第2及び第3垂直加速度センサー(10、12、14)でそれぞれ測定された垂直加速度値(Aa1、Aa2、Aa3)に該補正定数(α、β、γ)を掛けた後、補正定数を掛けた第1加速度値乃至第3加速度値を全部足したものである。
この時、補正定数(α、β、γ)を求める過程は次のとおりである。
例えば、車体に設置された垂直加速度センサーに対する平面方程式(P)を Z = AX + BY + Cであると仮定すれば、各垂直加速度センサーの位置座標は皆 P 方程式に含まれる。
Figure 2006113071
ここで A、B、Cは定数であり、各定数は次の数学式を参照する。
Figure 2006113071
Figure 2006113071
Figure 2006113071

Figure 2006113071
車体に設置された第1乃至第4ダンパに対する平面方程式が z= Ax + By + Cであるとしてこれを2次微分する。 この時、これらダンパの位置は x、yと表記する。
Figure 2006113071
Figure 2006113071

Figure 2006113071
函数 Aが Z1、Z2、Z3に対する函数であり、 Z1、Z2、Z3も時間に対する函数であるので、時間に対する函数 Aの微分はチェーンルールを適用すれば次の数学式9のとおりである。数学式8を各係数に対して確張した後、各センサー加速度別に整理すれば、数学式9のように示すことができる。
Figure 2006113071
Figure 2006113071
それで、ダンパ位置(x、y)での補正定数α、β、γは次の数学式11のとおりである。
Figure 2006113071

Figure 2006113071
Figure 2006113071

Figure 2006113071
Figure 2006113071

Figure 2006113071
Figure 2006113071
上記数学式12乃至14で求めた値を数学式11に代入すると、垂直加速度センサーが設置されていない第4ダンパ位置(x、y)での補正定数α、β、γは、次の数学式15のように3個の垂直加速度センサー(10、12、14)の位置座標(X1、X2、X3)(Y1、Y2、Y3)で求めることができる。
Figure 2006113071
このように、数学式15で求めた補正定数α、β、γは第1乃至第3垂直加速度センサー(10、12、14)の値(Aa1、Aa2、Aa3)を数学式2に代入すると、ECU(16)は垂直加速度センサーが設置されない第4ダンパ(24) 位置での垂直加速度値(Ad)を求めるようになる。
それから本発明のECU(16)は第1乃至第3垂直加速度センサー(10、12、14)の値を下記数学式16によりそれぞれの第1乃至第3ダンパ(18、20、22、24) 位置での垂直加速度値に補正する。
Figure 2006113071

Figure 2006113071
例えば、下記の表1のように第1乃至第3垂直加速度センサーの X、Y 位置値(1500、1800)(200、1800)(1400、300)と、第1乃至第4ダンパの x、y 位置値(1700、2000)(0、2000)(1600、500)(100、500)とが与えられると、これらのそれぞれのダンパ位置での補正定数α、β、γを求める。 それから第4ダンパ位置の補正定数と第1乃至第3垂直加速度センサーの X、Y 位置値で残り の1個、即ち第 4ダンパ位置での垂直加速度値を測定することができる。(表1には未表示)
Figure 2006113071
本発明のECU(16)はこのように各ダンパ位置での補正定数α、β、γを利用して第1乃至第4ダンパ位置での垂直加速度に補正された値によって車両の乗り心地を高めるために第1乃至第4ダンパ(18、20、22、24)の減衰力を調整する値を送り、それによって減衰力値によって第1乃至第4アクチュエーター(26、28、30、32)が作動するようになる。
図3は反能動懸架装置を採択した車両での3個のダンパ及び速度センサーの位置を示した図面である。図3を参照すると、車両車体(1)で前方ダンパ(18、20)の方にそれぞれ2個の速度センサー(100、102)が設置され、後方ダンパ(22、24)のどちらか一方のダンパ側に1個の速度センサー(104)が設置される。この時、車体の横(幅)方向を X、車体の縦(長さ)方向を Yとして基準にすれば、前方の2個の速度センサー(100、102)の各位置は (X2、Y2)、(X1、Y1)であり、後方の 1個の速度センサー(104)の位置は (X3、Y3)である。説明されていない部分は図1の装置と同一であるので説明を略した。
本発明はこのような3個の速度センサー(100、102、104) の間の X、Y 位置座標(例えば X1-X2、Y1-Y3)を利用して実際に残りの 1個の速度センサーが設置されるべき位置で測定された速度値の補正定数を求める。
図4は本発明による速度測定方法を説明するための反能動懸架装置のブロック図として、これを参照すると反能動懸架装置は第1乃至第3速度センサー(100、102、104)と、 ECU(16)と、第1乃至第4ダンパ(18、20、22、24)と、第1乃至第4アクチュエーター(26、28、30、32)とで構成される。ここで第1乃至第3速度センサー(100、102、104)は車体の 4個のダンパの中で3個のダンパ辺りに設置されて車両の速度を測定するためのセンサーである。
このように構成された反能動懸架装置での本発明による速度測定方法は次のとおりに進行される。 その一方、本発明の速度測定方法において速度値は加速度値を積分したものと同一であるので、上述した加速度測定方法に説明された数学式と同一な数学式を用いることにする。
まず第1乃至第3速度センサー(100、102、104)でそれぞれ測定された速度値(Aa1、Aa2、Aa3)は ECU(16)に入力される。
ECU(16)は第1、第2及び第3速度センサー(100、102、104)でそれぞれ測定された速度値(Va1、Va2、Va3)を入力されて、次の数学式 17のように残りの 1個の速度値(Ad)を求める。
Figure 2006113071
ここでα、β、γは残りの1個の速度センサーに対応する第4ダンパ位置での補正定数で、Vdは残りの1個の速度値であり、Va1、Va2、Va3は第1乃至第3速度値を示す。
数学式17を参照すると、速度センサーが設置されていない第4ダンパ位置の残りの1個の速度値(Vd)は第1、第 2、第 3速度センサー(100、102、104)でそれぞれ測定された速度値(Va1、Va2、Va3)に該補正定数(α、β、γ)を掛けた後、これらの補正定数を掛けた第1速度値乃至第3速度値を皆足したものである。
各速度値に掛けられる補正定数(α、β、γ)は次のとおり求められる。
例えば、車体に設置された速度センサーに対する平面方程式(P)をZ = AX + BY + Cであると仮定すれば、各速度センサーの位置座標は全部 P 方程式に含まれる。
Figure 2006113071
ここで A、 B、 Cは定数であり、各定数は次の数学式を参照する。
Figure 2006113071
Figure 2006113071
Figure 2006113071

Figure 2006113071
車体に設置された第1乃至第4ダンパに対する平面方程式が z= Ax + By + Cであるとして、これを1次微分する。この時、これらのダンパの位置は x、yで表記する。
Figure 2006113071
Figure 2006113071

Figure 2006113071
函数 Aが Z1、Z2、Z3に対する函数で、 Z1、Z2、Z3も時間に対する函数であるので、時間に対する函数 Aの微分はチェーンロールを適用すれば次の数学式24のとおりである。 すなわち、数学式23を各係数に対して確張した後、各センサーの速度別に整理すれば、数学式24のように示すことができる。
Figure 2006113071
Figure 2006113071
それで、ダンパ位置(x、y)での補正定数α、β、γは次の数学式26のとおりである。
Figure 2006113071

Figure 2006113071
Figure 2006113071

Figure 2006113071
Figure 2006113071

Figure 2006113071
Figure 2006113071
上記数学式27乃至29で求めた値を数学式26に代入すると、速度センサーが設置されていない第4ダンパ位置(x、y)での補正定数α、β、γは次の数学式30のように3個の速度センサー(100、102、104)の位置座標(X1、X2、X3)(Y1、Y2、Y3)で求めることができる。
Figure 2006113071
このように、数学式30で求めた補正定数α、β、γは第1乃至第3速度センサー(100、102、104)の値(Va1、Va2、Va3)を数学式17に代入すれば、 ECU(16)は速度センサーが設置されていない第 4ダンパ(24) 位置での速度値(Vd)を求めるようになる。
それから本発明の ECU(16)は第1乃至第3速度センサー(100、102、104)の値を下記数学式31によりそれぞれの第1乃至第3ダンパ(18、20、22、24) 位置での速度値に補正する。
Figure 2006113071

Figure 2006113071
それで第1乃至第3速度センサーの X、Y 位置値と1乃至第4ダンパの x、y 位置値が与えられると、本発明の ECU(16)は第1乃至第4ダンパ位置での補正定数α、β、γを求める。それから第4ダンパ位置の補正定数と第1乃至第3速度センサーの X、 Y 位置値とで残りの1個、即ち、第4ダンパ位置での速度値を測定する。そして第1乃至第4ダンパ位置での速度に補正された値によって車両の乗り心地を高めるための第1乃至第4ダンパ(18、20、22、24)の減衰力を調整する値を送って、調整された減衰力値によって第1乃至第4アクチュエーター(26、28、30、32)が作動するようになる。
図1は反能動懸架装置を採択した車両での3個のダンパ及び垂直加速度センサーの位置を示した図面 図2は本発明による垂直加速度測定方法を説明するための反能動懸架装置のブロック図 図3は反能動懸架装置を採択した車両での3個のダンパ及び速度センサーの位置を示した図面 図4は本発明による速度測定方法を説明するための反能動懸架装置のブロック図
符号の説明
10 : 第 1加速度センサー 12 : 第 2加速度センサー
14 : 第 3加速度センサー 16 : ECU
18 : 第 1ダンパ 20 : 第 2ダンパ
22 : 第 3ダンパ 24 : 第 4ダンパ
26 : 第 1アクチュエーター 28 : 第 2アクチュエーター
30 : 第 3アクチュエーター 32 : 第 4アクチュエーター
100 : 第 1速度センサー 102 : 第 2速度センサー
104 : 第 3速度センサー

Claims (6)

  1. 車両の反能動懸架装置の3個の垂直加速度センサーでそれぞれ測定された垂直加速度値より残りの1個の垂直加速度値を求める方法において、
    第1垂直加速度センサー乃至第3垂直加速度センサーでそれぞれ測定された垂直加速度値が入力される段階と、
    上記第1垂直加速度値乃至3垂直加速度値を全部足すが、下記の数学式により各垂直加速度値に補正定数を掛けて第1垂直加速度値乃至第3垂直加速度値を全部足して、残りの1個の垂直加速度値(Ad)を求める段階と、を含む反能動懸架装置の垂直加速度測定方法。
    Figure 2006113071

    ここでα、β、γはそれぞれ残りの1個の垂直加速度センサーに対応するダンパ位置での補正定数、Adは残りの1個の垂直加速度値、 Aa1、 Aa2、Aa3は第1乃至第3垂直加速度値である。
  2. 上記補正定数(α、β、γ)は上記第1乃至第3垂直加速度センサーの X、Y 位置座標とセンサーが設置されないダンパの x、 y 位置座標として、下記数式のとおりに求めることを特徴とする請求項1に記載の反能動懸架装置の垂直加速度測定方法。
    Figure 2006113071
    X1、X2、X3はそれぞれ第1垂直加速度センサー乃至第3垂直加速度センサーの X 位置値で、Y1、Y2、Y3はそれぞれ第1垂直加速度センサー乃至第3垂直加速度センサーの Y 位置値であり、 x、 yは残り の1個の垂直加速度センサーの位置に対応するダンパの X 及び Yの位置値である。
  3. 第1項または第2項において、
    残りの1個の垂直加速度値を求める段階以後に、
    上記第1乃至第3垂直加速度センサーの値を下記数学式により該ダンパ位置での垂直加速度値に補正する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の反能動懸架装置の垂直加速度測定方法。
    Figure 2006113071

    Figure 2006113071
  4. 車両の反能動懸架装置の3個の速度センサーでそれぞれ測定された速度値から残りの1個の速度値を求める方法において、
    第1速度センサー乃至第3速度センサーからそれぞれ測定された速度値を入力する段階と、
    上記第1速度値乃至3速度値を全部足すが、下記数学式により各速度値に補正定数を掛けて第1速度値乃至第3速度値を全部足して残りの1個の速度値(Ad)を求める段階と、を含む反能動懸架装置の速度測定方法。
    Figure 2006113071
    ここでα、β、γはそれぞれ残りの1個の速度センサーに対応するダンパ位置での補正定数、 Adは残りの1個の速度値、 Aa1、 Aa2、Aa3は第1乃至第3速度値である。
  5. 上記補正定数(α、β、γ)は上記第1乃至第3速度センサーの X、Y 位置座標とセンサーが設置されないダンパの x、y 位置座標として、下記数学式のとおりに求めることを特徴とする請求項4に記載の反能動懸架装置の速度測定方法。
    Figure 2006113071
    X1、X2、X3はそれぞれ第1速度センサー乃至第3速度センサーの X 位置値で、 Y1、 Y2、 Y3はそれぞれ第1速度センサー乃至第3速度センサーの Y 位置値であり、 x、 yは残りの1個の速度センサー位置に対応するダンパの X 及び Y の位置値である。
  6. 残りの1個の速度値を求める段階以後に、
    上記第1乃至第3の速度センサー値を下記数学式により該ダンパ位置での速度値に補正する段階をさらに含むことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の反能動懸架装置の速度測定方法。
    Figure 2006113071

    Figure 2006113071

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