JP2006100994A - 画像入力装置および画像入力方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 紙種によらず、紙詰まりや紙しわを発生させることなく、原稿搬送を行うことができる画像入力装置を提供する。
【解決手段】 原稿給送ユニット10の原稿トレイ154上に、RFIDリーダとして複数のアンテナアレイ部620、621、622が設けられている。RFID付きの原稿が載置されると、その情報をアンテナアレイ部によって読み取り、その情報に従って、操作部7の画面に制御内容を表示したり、原稿搬送制御や画像読取制御等の設定内容を変更する。
【選択図】 図16
【解決手段】 原稿給送ユニット10の原稿トレイ154上に、RFIDリーダとして複数のアンテナアレイ部620、621、622が設けられている。RFID付きの原稿が載置されると、その情報をアンテナアレイ部によって読み取り、その情報に従って、操作部7の画面に制御内容を表示したり、原稿搬送制御や画像読取制御等の設定内容を変更する。
【選択図】 図16
Description
本発明は、原稿を走査しながら画像を読み取る画像入力装置および画像入力方法に関する。
従来、原稿給送装置を備え、流し読み機能(原稿を移動させながらその画像を読み取る機能)を有する画像入力装置として、安価で生産性の高いものが既に登場している。この流し読みを行う場合、流し読み開始前に原稿サイズを検知し、検知された原稿サイズを基に読み取りサイズを決定していた。
また近年、紙に付加的な情報を与えることができるようになっている。この付加的な情報を与える手段として、ICチップが用いられている(例えば、特許文献1参照)。このICチップは、フレキシブルコンデンサ、フレキシブルLSIなどからなり、0.25〜0.76mm厚の紙に埋め込まれる。そして、RFID(Radio Frequency Identification)付きスキャナは、紙に埋め込まれたICチップの情報を読み取り、複写禁止やデータ送信禁止等を行うようにしている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−024845号公報
特開2002−190911号公報
しかしながら、上記画像入力装置では、以下に掲げる問題があった。すなわち、原稿給送装置は、搬送する紙種(坪量)として、普通紙(80g/m2)を基準としている。原稿給送装置に厚紙(160g/m2)や”こし”の強い紙を搬送させようとする場合、片面搬送では紙詰まりしないが、両面搬送では紙詰まりを起こしてしまうことがあった。さらに、厚い厚紙(250g/m2)を搬送させようとすると、紙詰まりが発生してしまうおそれがあった。また、薄紙(50g/m2)を搬送する場合、紙しわをつけてしまうおそれがあった。
また、原稿給送装置では、検知できる原稿サイズは限定されている。ところが、市販されているサイズは、定型サイズで定義されているA4サイズ等のサイズ以外に種々あり、これらを原稿サイズ検知手段で検知しようとすると、誤検知してしまい、画像欠けや画像ずれの他、流し読みによりゴミ画像(流し読み筋)を発生させてしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、紙種によらず、紙詰まりや紙しわを発生させることなく、原稿搬送を行うことができる画像入力装置および画像入力方法を提供することを目的とする。また、本発明は、原稿サイズによらず、正確に画像を読み取ることができる画像入力装置および画像入力方法を提供することを他の目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像入力装置は、原稿を読取位置に搬送し、前記原稿を走査しながら画像を読み取る画像入力装置であって、前記原稿に付加された情報記憶媒体から原稿種別情報を読み取る原稿種別情報読取手段と、前記読み取られた原稿種別情報を基に、前記原稿の搬送を制御する搬送制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の画像入力装置は、原稿を走査しながら画像を読み取る画像入力装置であって、前記原稿に付加された情報記憶媒体から原稿種別情報を読み取る原稿種別情報読取手段と、前記原稿種別情報に含まれる原稿の幅および高さを基に、前記原稿の画像を読み取る画像読取手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の画像入力方法は、原稿を読取位置に搬送し、前記原稿を走査しながら画像を読み取る画像入力方法であって、前記原稿に付加された情報記憶媒体から原稿種別情報を読み取る原稿種別情報読取ステップと、前記読み取られた原稿種別情報を基に、前記原稿の搬送を制御する搬送制御ステップとを有することを特徴とする。
本発明の画像入力方法は、原稿を走査しながら画像を読み取る画像入力方法であって、前記原稿に付加された情報記憶媒体から原稿種別情報を読み取る原稿種別情報読取ステップと、前記原稿種別情報に含まれる原稿の幅および高さを基に、前記原稿の画像を読み取る画像読取ステップとを有することを特徴とする。
本発明の請求項1に係る画像入力装置によれば、原稿に付加された情報記憶媒体から原稿種別情報を読み取り、読み取られた原稿種別情報を基に、原稿の搬送を制御するので、原稿に応じた最適な搬送制御を行うことができる。請求項2乃至5に係る画像入力装置によれば、紙種によらず、紙詰まりや紙しわを発生させることなく、原稿搬送を行うことができる。また、両面原稿の紙詰まりを抑制することができる。さらに、原稿にしわをつけることもなくなる。請求項7乃至9に係る画像入力装置によれば、原稿サイズによらず、正確に画像を読み取ることができる。したがって、原稿サイズ検知センサが誤検知してしまうような特殊紙サイズであっても、正しい読み取り動作を行うことができる。請求項10乃至14に係る画像入力装置によれば、画面に表示することで、オペレータに通知したり、オペレータの確認を得ることができる。
本発明の画像入力装置および画像入力方法の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の画像入力装置は画像形成装置に適用される。
(画像形成装置の構成)
図1は実施の形態における画像形成装置の全体的構成を示す図である。画像形成装置1は、イーサネット(登録商標)等のLAN(Local Area Network)400を介して第1のホストコンピュータ3および第2のホストコンピュータ4に接続されている。すなわち、画像形成装置1は、リーダ部2、プリンタ部6、コントローラ部5および操作部7から構成される。リーダ部2は画像データの読取処理を行う。プリンタ部6は画像データの出力処理を行う。操作部7は、画像データの入出力操作を行うキーボード、および画像データや各種機能の表示などを行う液晶パネルを備える。コントローラ部5は、全体動作を制御する単一の電子部品からなるものであり、コントローラ部5には、制御プログラムや画像データ等が予め書き込まれたCD−ROMドライブ8が装着されている。
図1は実施の形態における画像形成装置の全体的構成を示す図である。画像形成装置1は、イーサネット(登録商標)等のLAN(Local Area Network)400を介して第1のホストコンピュータ3および第2のホストコンピュータ4に接続されている。すなわち、画像形成装置1は、リーダ部2、プリンタ部6、コントローラ部5および操作部7から構成される。リーダ部2は画像データの読取処理を行う。プリンタ部6は画像データの出力処理を行う。操作部7は、画像データの入出力操作を行うキーボード、および画像データや各種機能の表示などを行う液晶パネルを備える。コントローラ部5は、全体動作を制御する単一の電子部品からなるものであり、コントローラ部5には、制御プログラムや画像データ等が予め書き込まれたCD−ROMドライブ8が装着されている。
リーダ部2は、原稿用紙を搬送する原稿給紙ユニット10、および原稿画像を光学的に読み取り、電気信号としての画像データに変換するスキャナ部11を有する。プリンタ部6は、記録用紙を収容する複数段の給紙カセットを備えた給紙ユニット12、画像データを記録用紙に転写・定着するマーキングユニット13、および印字された記録用紙に対してソート処理やステイプル処理を施し、外部に排出する排紙ユニット14を有する。
図2は画像形成装置1におけるリーダ部2およびプリンタ部6の内部構造を示す図である。リーダ部2はプリンタ部6に載置されている。リーダ部2では、原稿給送ユニット10に積層された原稿用紙は、その積層順に先頭から順次1枚ずつプラテンガラス15上に給送される。そして、スキャナユニット11で所定の読取動作が行われると、読み取られた原稿用紙は、プラテンガラス15上から再び原稿給送ユニット10に排出される。
スキャナユニット11は、原稿用紙がプラテンガラス15上に給送されると、ランプ16を点灯して、光学ユニット17の移動を開始し、原稿用紙を下方から照射して、原稿を走査する。原稿用紙からの反射光は、複数のミラー18、19、20およびレンズ21を介してCCDイメージセンサ(以下、単にCCDという)22に導かれ、走査された原稿画像はCCD22によって読み取られる。そして、CCD22で読み取られた画像データは、所定の処理が施された後、コントローラ部5に転送される。
(原稿給送ユニットの構成)
原稿給送ユニット10は、リーダ部2の所定の読み取り位置まで原稿を搬送するものである。図3は原稿給送ユニット10の内部構造を示す図である。原稿給送ユニット10は、その上方に原稿が載置される原稿トレイ154を有し、その下方に駆動ローラ536およびターンローラ537に巻回された幅広ベルト157を有する。
原稿給送ユニット10は、リーダ部2の所定の読み取り位置まで原稿を搬送するものである。図3は原稿給送ユニット10の内部構造を示す図である。原稿給送ユニット10は、その上方に原稿が載置される原稿トレイ154を有し、その下方に駆動ローラ536およびターンローラ537に巻回された幅広ベルト157を有する。
原稿トレイ154に載置された原稿Pは、順次最上紙から分離され、リーダ部2の読取位置であるプラテンガラス(プラテン)15上に搬送される。図4は原稿給送ユニット10の先端部の構造を示す図である。搬送パスには、フラッパ522が設けられ、原稿の搬送方向を切り換える。幅広ベルト157は、プラテン15に当接しており、原稿トレイ154から搬送されたシート原稿Pをプラテン15の所定位置に載置したり、プラテン15に載置されたシート原稿Pを排紙トレイ510に搬出する。尚、原稿は上から順に1ページ(2ページ)、3ページ(4ページ)、…の順番で原稿トレイ154に載置される。
(原稿トレイ154の構成)
原稿トレイ154はシート状の原稿を積載するものであり、原稿トレイ154には、一対の幅方向規制板(規制ガイド)529が原稿Pの幅方向にスライド自在に配置されている。この幅方向規制板529は、原稿トレイ154に載置される原稿Pの幅方向を規制し、原稿Pの給送時の安定性を確保する。図5は原稿給送ユニット10における原稿トレイの搬送方向下流側の構造を示す図である。原稿トレイ154の搬送方向下流側端部には、ストッパ521が回動自在に設けられており、原稿トレイ154にセットされたシート原稿Pは、突出したストッパ521により規制され、下流に進出できない。
原稿トレイ154はシート状の原稿を積載するものであり、原稿トレイ154には、一対の幅方向規制板(規制ガイド)529が原稿Pの幅方向にスライド自在に配置されている。この幅方向規制板529は、原稿トレイ154に載置される原稿Pの幅方向を規制し、原稿Pの給送時の安定性を確保する。図5は原稿給送ユニット10における原稿トレイの搬送方向下流側の構造を示す図である。原稿トレイ154の搬送方向下流側端部には、ストッパ521が回動自在に設けられており、原稿トレイ154にセットされたシート原稿Pは、突出したストッパ521により規制され、下流に進出できない。
(原稿トレイ154のセンサ)
ストッパ521の上流部近傍には、シート原稿束Pがセットされたことを検出する透過型の光センサからなる原稿セット検知センサ540(540a、540b)が設けられている(図3参照)。また、原稿トレイ154の中程には、セットされた原稿がハーフサイズ原稿であるか否かを判定するための原稿後端検知センサ541が設けられている。この原稿後端検知センサ541は、反射型の光センサからなり、ストッパ521から225mmの距離に配置されており、長手原稿(ラージサイズシート)がセットされた場合、オンになる。原稿セット検知センサ540と原稿後端検知センサ541の中間には、反射型の光センサからなる最終原稿検知センサ543が設けられており、搬送中の原稿が最終原稿であるか否かを判定する。また、原稿トレイ154の下部には、幅方向規制板529の位置を検出することにより、原稿トレイ154にセットされた原稿束Pの幅(左右)方向の長さを検知する紙幅検知センサ544が設けられている。
ストッパ521の上流部近傍には、シート原稿束Pがセットされたことを検出する透過型の光センサからなる原稿セット検知センサ540(540a、540b)が設けられている(図3参照)。また、原稿トレイ154の中程には、セットされた原稿がハーフサイズ原稿であるか否かを判定するための原稿後端検知センサ541が設けられている。この原稿後端検知センサ541は、反射型の光センサからなり、ストッパ521から225mmの距離に配置されており、長手原稿(ラージサイズシート)がセットされた場合、オンになる。原稿セット検知センサ540と原稿後端検知センサ541の中間には、反射型の光センサからなる最終原稿検知センサ543が設けられており、搬送中の原稿が最終原稿であるか否かを判定する。また、原稿トレイ154の下部には、幅方向規制板529の位置を検出することにより、原稿トレイ154にセットされた原稿束Pの幅(左右)方向の長さを検知する紙幅検知センサ544が設けられている。
ここで、原稿トレイ154にA3サイズの原稿が積載された場合を想定する。原稿後端センサ541がONとなるので、ラージサイズ原稿と判断される。その後、第2の給紙ローラ159を通過した後、給紙センサ535を通過した時間を計測し、送り方向の長さを算出する。この第2の給紙ローラ159は紙種類によってはすべり等を発生するので、送り方向の長さは、マージンを設けて判定される。幅方向の長さは、幅方向規制板529の位置を検出することによって得られる。原稿サイズA3(297mm x 420mm)が原稿トレイ154に積載されると、幅方向297mm、送り方向420mmの長さから、A3サイズであると判断される。
原稿給送ユニット10が原稿流し読み機能を有する場合、原稿用紙は原稿流し読み位置15a(図2参照)を一定の速度で通過する。この場合、光学ユニット17は原稿流し読み位置15aに移動し、等速で搬送される原稿をランプ16によって照射し、CCD22によって随時読み取ることで画像データを生成し、コントローラ部5に転送される。
(片面原稿搬送モード)
図6および図7は片面原稿搬送モード時の原稿の流れを示す図である。原稿搬送モードが片面原稿搬送モードである場合、パス切替ソレノイド617はオフに制御されるので、搬送パスは原稿給送路側になっており、先行原稿P1はプラテン15上に進入していく。先行原稿P1がプラテン15に進入する前、幅広ベルト157の搬送速度は、第2給送ローラ159の速度と一致するように制御される。先行原稿P1の後端が給紙ローラ155のニップ点を通過すると、給送ローラ155は再び降下し、後続原稿P2の給紙動作に備える。さらに、先行原稿P1の後端が第1給紙ローラ155のニップ点を抜けると、分離クラッチ516がオンし、給紙ローラ155による後続原稿P2の給紙を開始する(図6(A)参照)。
図6および図7は片面原稿搬送モード時の原稿の流れを示す図である。原稿搬送モードが片面原稿搬送モードである場合、パス切替ソレノイド617はオフに制御されるので、搬送パスは原稿給送路側になっており、先行原稿P1はプラテン15上に進入していく。先行原稿P1がプラテン15に進入する前、幅広ベルト157の搬送速度は、第2給送ローラ159の速度と一致するように制御される。先行原稿P1の後端が給紙ローラ155のニップ点を通過すると、給送ローラ155は再び降下し、後続原稿P2の給紙動作に備える。さらに、先行原稿P1の後端が第1給紙ローラ155のニップ点を抜けると、分離クラッチ516がオンし、給紙ローラ155による後続原稿P2の給紙を開始する(図6(A)参照)。
先行原稿P1の後端が第2給送ローラ159のニップを抜けると、第2搬送ローラ159を停止させる。後続原稿P2は給紙ローラ155による給紙開始後に急加速され、第2搬送ローラ159が停止するとき、給紙センサ535(図4参照)に到着するように制御される。後続原稿P2によって給紙センサ535がオンすると、先行原稿P1の場合と同様に斜行取りのための制御が行われる。
先行原稿P1はプラテン15上の搬送パスに入っており、幅広ベルト157によって単独搬送され、その後端が給紙センサ535を抜けてから所定距離進んだところで、先行原稿P1は一旦停止する(図6(B)参照)。このとき、原稿P1の先端と第2の画像読み取り位置R2の間は距離L5になるように制御される。また、原稿P1の後端と第2の給送ローラ159のニップ点との間の距離L8は、L8=L2−L5で表される。ここで、搬送原稿サイズL2は、読み取り位置R2から第2給送ローラまでの距離で表される距離であるので、距離L8は常にプラスになるように設定されている。つまり、原稿P1の後端が第2給送ローラのニップを過ぎている。
原稿給送ユニット10では、先行原稿P1を一旦停止させると同時に、複写機(画像形成装置)本体に対して搬送完了信号を出力し、搬送開始信号が入力されるのを待つ。複写機本体からの搬送開始信号を受信し、かつ後続原稿P2の斜行取り制御が完了すると、幅広ベルト157を起動し、先行原稿P1を画像形成速度で搬送する。また、先行原稿P1の後端と後続原稿P2の先端の距離、つまり紙間距離が所定距離になると、第2給送ローラ159を起動し、先行原稿P1と同様に後続原稿P2を画像形成速度で搬送する。幅広ベルト157と第2給送ローラ159の搬送速度が一致したところで、紙間距離がL6となるように、第2給送ローラ159の起動と加速が制御される。先行原稿P1が読み取り位置R2に達すると、原稿給送ユニット10は画先到達信号を出力する。複写機本体はこれを受けて、先行原稿P1の画像読み取りを開始する。
図6(C)には、原稿P1の画像読み取り終了後の状態が示されている。原稿P1は、読み取りが終了してから所定距離(L9)搬送された後、停止している。このとき、後続原稿P2は、読み取り位置R2から距離L5の位置に停止している。さらに後続原稿P3は、第2給送ローラ159で斜行取りのためのループを維持しながら待機している。この状態で、複写機本体1から搬送開始信号が入力されると、原稿P2の画像形成が行われる。
図7(D)には、原稿P2の画像読み取り中、搬送パス内の原稿位置が示されている。原稿P1は幅広ベルト157、手差しレジストローラ511および排紙ローラ512によって搬送される。このとき、幅広ベルト157と手差しレジストローラ511の搬送速度は等しくなるように制御される。また、排紙ローラ512の搬送速度はこれらの速度と等しいかあるいは若干早めに制御される。図7(E)には、後続原稿P2の読み取りが終了したときの状態が示されている。読み取り終了後、幅広ベルト157は停止するので、後続原稿P2、P3はプラテン15上に停止している。先行原稿P1の後端は既に手差しレジストローラ511のニップを抜けているので、排紙ローラ512により単独搬送されて排紙トレイ510に排出される。
(両面原稿搬送モード)
図8、図9および図10は両面原稿搬送時の原稿の流れを示す図である。ここで、第2給送ローラ159と幅広ベルト157の搬送速度は、特別な場合を除き、等速となるように制御される。原稿搬送モードが両面原稿搬送モードの場合、最初、反転給紙フラッパ522および反転フラッパ523は図4の実線位置にあり、原稿P1は反転給送路b、c、dの側に導かれる(図8(A)参照)。そして、原稿P1の後端が一方向フラッパ524を通過すると、ローラ517、518を逆転させて原稿P1を逆方向に搬送する。給排フラッパ525は図4の実線の位置にあるので、逆転して搬送された原稿P1は、プラテン15上の搬送路に導かれる(図8(B)参照)。
図8、図9および図10は両面原稿搬送時の原稿の流れを示す図である。ここで、第2給送ローラ159と幅広ベルト157の搬送速度は、特別な場合を除き、等速となるように制御される。原稿搬送モードが両面原稿搬送モードの場合、最初、反転給紙フラッパ522および反転フラッパ523は図4の実線位置にあり、原稿P1は反転給送路b、c、dの側に導かれる(図8(A)参照)。そして、原稿P1の後端が一方向フラッパ524を通過すると、ローラ517、518を逆転させて原稿P1を逆方向に搬送する。給排フラッパ525は図4の実線の位置にあるので、逆転して搬送された原稿P1は、プラテン15上の搬送路に導かれる(図8(B)参照)。
反転センサ550によって原稿の搬送方向の後端を検知した時点から、さらに原稿を所定距離搬送したところで、幅広ベルト157は停止する。その結果、固定読みモード時の読み取り位置R1に原稿P1は載置される(図9(C)参照)。この状態で、複写機本体のスキャナユニット11によって第2面目の読み取り走査が行われる。原稿P1の載置完了と前後してパス切替ソレノイド617がオフになる。これにより、反転給紙フラッパ522および給排フラッパ525は揺動して図4の鎖線の位置となる。複写機本体1のスキャナユニット11によって原稿P1の第2面の読み取り走査が完了すると、幅広ベルト157は逆転して原稿P1を原稿給排路eに搬送する。このとき、幅広ベルト157の逆転と同時に、反転フラッパ523は揺動して図4の鎖線の位置に移動しているので、原稿P1は原稿反転路fに導かれる(図9(D)参照)。
反転センサ550で原稿先端を検出した時点から原稿を所定距離搬送したところで、幅広ベルト157の回転が一旦停止した後、逆転から正転に変わる。反転してきた原稿P1の先端がプラテン15上の搬送路gにさしかかる時、第2給送ローラ159と幅広ベルト157の搬送速度が一致するように制御される。先行原稿P1の後端が第2給送ローラ159のニップ点を通過すると、第2給送ローラ159を停止し、後続原稿P2の到着を待つ。先行原稿P1は幅広ベルト157によって単独搬送されるが、給紙センサ535によって原稿の後端が検知された時点から所定距離だけ原稿が搬送されたところで、幅広ベルト157は停止する。その結果、原稿P1は、固定読みモード時の読み取り位置R1に載置されることになる。
この状態でスキャナユニット11により第1面の読み取り走査が行われる。また、給紙センサ535による先行原稿P1の後端検知と前後して、後続原稿P2の分離動作が開始され、第2給送ローラ159によって周知の斜行取りが行われる。複写機本体1のスキャナユニット11による原稿P1の第1面の走査中に、後続原稿P2の反転動作が完了する。反転後の後続原稿P2は、その先端近傍が第1反転ローラ517にニップされた状態で待機している(図10(E)参照)。この後、先行原稿P1の排紙および後続原稿P2の読み取りが行われる(図10(F)参照)。
(プリンタ部6の動作)
プリント部6では、コントローラ部5から出力された画像データに対応するレーザ光が、レーザドライバにより駆動されるレーザ発光部24から発光されると、このレーザ光はマーキングユニット13の感光ドラム25にレーザ光に応じた静電潜像を形成する。静電潜像の部分には、現像器26により現像剤が付着する。
プリント部6では、コントローラ部5から出力された画像データに対応するレーザ光が、レーザドライバにより駆動されるレーザ発光部24から発光されると、このレーザ光はマーキングユニット13の感光ドラム25にレーザ光に応じた静電潜像を形成する。静電潜像の部分には、現像器26により現像剤が付着する。
一方、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、給紙ユニット12(給紙カセット12a,12b)から記録用紙が給紙され、転写部27に搬送されると、感光ドラム25に付着している現像剤を記録用紙に転写する。現像された画像が転写された記録用紙は、定着部28に搬送されると、定着部28における加熱・加圧処理により記録紙に画像が定着する。
画像を記録用紙の片面に記録する場合、定着部28を通過した記録用紙が排出ローラ29によってそのまま排紙ユニット14に排出され、排紙ユニット14は排出された記録用紙を束ねて仕分けを行ったり、仕分けされた記録用紙のステイプル処理を行う。また、画像を記録用紙の両面に記録する場合、排出ローラ29まで記録用紙を搬送した後、この排出ローラ29の回転方向を逆転させ、フラッパ30によって再給紙搬送路31へと導く。この再給紙搬送路31に導かれた記録用紙は、同様に転写部27に搬送される。
(コントローラ部5の構成)
コントローラ部5は、単一の電子部品で構成され、リーダ部2で読み取られた画像データをコードに変換し、LAN400を介して第1のホストコンピュータ3および第2のホストコンピュータ4に送信するスキャナ機能、第1、第2のホストコンピュータ3、4からLAN400を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ部6に出力するプリンタ機能、その他の機能を有する。
コントローラ部5は、単一の電子部品で構成され、リーダ部2で読み取られた画像データをコードに変換し、LAN400を介して第1のホストコンピュータ3および第2のホストコンピュータ4に送信するスキャナ機能、第1、第2のホストコンピュータ3、4からLAN400を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ部6に出力するプリンタ機能、その他の機能を有する。
図11はコントローラ部5の詳細な構成を示すブロック図である。メインコントローラ32は、CPU33、バスコントローラ34、および各種コントローラ回路を含む機能ブロックを内蔵する。また、メインコントローラ32には、ROMI/F35を介してROM36が接続され、DRAMI/F37を介してDRAM38が接続され、コーデックI/F39を介してコーデック40が接続され、さらに、ネットワークI/F41を介してネットワークコントローラ42が接続されている。
ROM36には、メインコントローラ32内のCPU33によって実行される各種制御プログラムや演算データが格納されている。DRAM38は、CPU33が各種制御プログラムを実行する際の作業領域や、画像データを蓄積するための領域として使用される。コーデック40は、DRAM38に蓄積されたラスターイメージデータをMH/MR/MMR/JBIGなどの周知の圧縮方式で圧縮し、また圧縮されたデータをラスタイメージに伸長する。また、コーデック40にはSRAM43が接続されており、このSRAM43はコーデック40の一時的な作業領域として使用される。ネットワークコントローラ42は、コネクタ44を介して接続されるLAN400との間で所定の制御動作を行う。
また、メインコントローラ32は、スキャナバス45を介してスキャナI/F46に接続され、プリンタバス47を介してプリンタI/F48に接続され、さらにPCIバス等の汎用高速バス49を介して拡張コネクタ50および入出力制御部(I/O制御部)51に接続されている。拡張コネクタ50には拡張ボードが接続される。一方、I/O制御部51は、リーダ部2やプリンタ部6との間で制御コマンドを送受信するための調歩同期式のシリアル通信コントローラ52を2チャンネル装備している。シリアル通信コントローラ52は、I/Oバス53を介してスキャナI/F46およびプリンタI/F48に接続されている。
スキャナI/F48は、第1の調歩同期シリアルI/F54および第1のビデオI/F55を介してスキャナコネクタ56に接続されている。このスキャナコネクタ56はリーダ部2のスキャナユニット11に接続されている。スキャナI/F46は、スキャナ部11から受信した画像データに対し、所望の2値化処理を行ったり、主走査方向および/または副走査方向の変倍処理を行う他、スキャナユニット11から送られてきたビデオ信号に基づいて制御信号を生成し、スキャナバス45を介してメインコントローラ32に転送する。
プリンタI/F48は、第2の調歩同期シリアルI/F57および第2のビデオI/F58を介してプリンタコネクタ59に接続されている。このプリンタコネクタ59は、プリンタ部6のマーキングユニット13に接続されている。そして、プリンタI/F48は、メインコントローラ32から出力された画像データにスムージング処理を施し、画像データをマーキングユニット13に出力し、さらにマーキングユニット13から送られたビデオ信号に基づいて、生成された制御信号をプリンタバス47に出力する。
CPU33は、ROM36からROMI/F35を介して読み込まれた制御プログラムを実行し、例えば、第1および第2のホストコンピュータ3、4から受信したPDL(ページ記述言語)データを解釈し、ラスタイメージデータに展開処理を行う。バスコントローラ34は、スキャナI/F46、プリンタI/F48、その他拡張コネクタ50等に接続された外部機器から入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時のアービトレーション(調停)やDMAデータ転送の制御を行う。例えば、DRAM38およびコーデック40間のデータ転送、スキャナユニット11からDRAM38へのデータ転送、DRAM38からマーキングユニット13へのデータ転送等は、バスコントローラ34によって制御され、DMA転送される。
I/O制御部51は、LCDコントローラ60およびキー入力I/F61を介してパネルI/F62に接続されている。さらに、パネルI/F62は操作部7に接続されている。また、I/O制御部51には、不揮発性メモリとしてのEEPROM66が接続され、E−IDEコネクタ63を介してCD−ROMドライブ8が接続され、リアルタイムクロックモジュール64が接続されている。リアルタイムクロックモジュール64は、機器内で管理する日付および時刻を更新/保存する。尚、リアルタイムクロックモジュール64にはバックアップ用電池65が接続されており、このバックアップ用電池65により、リアルタイムクロックモジュール64はバックアップされている。
(メインコントローラ32の構成)
図12はメインコントローラ32の内部構成を詳細に示すブロック図である。バスコントローラ34は、4×4の64ビットクロスバススイッチで構成され、64ビットのプロセッサバス(Pバス)67を介してCPU33に接続され、またメモリ専用のローカルバス(Mバス)68を介してキャッシュメモリ69aを備えたメモリコントローラ69に接続されている。尚、メモリコントローラ69は、ROM36やDRAM38などのメモリ群に接続され、これらのメモリ群の動作を制御する。
図12はメインコントローラ32の内部構成を詳細に示すブロック図である。バスコントローラ34は、4×4の64ビットクロスバススイッチで構成され、64ビットのプロセッサバス(Pバス)67を介してCPU33に接続され、またメモリ専用のローカルバス(Mバス)68を介してキャッシュメモリ69aを備えたメモリコントローラ69に接続されている。尚、メモリコントローラ69は、ROM36やDRAM38などのメモリ群に接続され、これらのメモリ群の動作を制御する。
また、バスコントローラ34は、グラフィックスバス(Gバス)70を介してGバスアービタ71およびスキャナ・プリンタコントローラ72と接続され、入出力バス(Bバス)73を介してBバスアービタ74、Gバスアービタ71、インタラプトコントローラ75および各種機能ブロックと接続されている。各種機能ブロックとして、電力管理ユニット76、UARTなどのシリアルI/Fコントローラ77、USB(Universal Serial Bus)コントローラ78、IEEE1284等のパラレルI/Fコントローラ79、LANコントローラ80、汎用入出力コントローラ81、Bバス73と外部バスであるPCIバスとの間でI/F動作を司るPCIバスI/F82およびスキャナ・プリンタコントローラ72が設けられている。
Bバスアービタ74は、Bバス73を協調・制御するアービトレーションであり、Bバス73のバス使用要求を受け付け、調停の後、使用許可を選択された1つのマスタに与えることにより、同時に2つ以上のマスタがバスアクセスを行うのを禁止している。尚、アービトレーション方式は3段階の優先権を有し、それぞれの優先権に複数のマスタが割り当てられる。
インタラプトコントローラ75は、上記各機能ブロックおよびコントローラ部5の外部からインタラプトを集積し、CPU33がサポートするコントローラ群72、77〜82およびノンマスカブルインタラプト(NMI)に再配分する。
電力管理ユニット76は、各機能ブロック毎に電力を管理し、さらに1チップで構成されている電子部品としてのコントローラ部5の消費電力量の監視を行う。すなわち、コントローラ部5は、CPU33を内蔵された大規模なASIC(特定用途向けIC)で構成されている。このため、全ての機能ブロックが同時に動作すると、大量の熱が発生し、コントローラ部9自体が破壊されてしまうおそれがある。そこで、このような事態を防止するために、各機能ブロック毎に消費電力を管理する。各機能ブロックの消費電力量は、パワーマネージメントレベルとして電力管理ユニット76に集積される。そして、電力管理ユニット76は、各機能ブロックの消費電力量を合計し、この消費電力量が限界消費電力を超えないように、各機能ブロックの消費電力量を一括して監視する。
Gバスアービタ71は、中央アービトレーション方式によりGバス70を協調・制御しており、各バスマスタに対して専用の要求信号および許可信号を有する。尚、バスマスタへの優先権の付与方式として、全てのバスマスタを同じ優先権として、公平にバス権を付与する公平アービトレーションモード、およびいずれか1つのバスマスタに対して優先的にバスを使用させる優先アービトレーションモードのいずれかを指定することができる。
(アンテナアレイ部)
図13は原稿給送ユニット10の外観を示す斜視図である。原稿給送ユニット10の原稿トレイ154には、原稿束PにRFID310が付けられているか否かを調べるためのアンテナアレイ部620、621、622が設けられている。本実施形態では、RFIDとしてICチップが使用されている。尚、アンテナアレイ部621、622もアンテナアレイ部620と同様の構成を有する。
図13は原稿給送ユニット10の外観を示す斜視図である。原稿給送ユニット10の原稿トレイ154には、原稿束PにRFID310が付けられているか否かを調べるためのアンテナアレイ部620、621、622が設けられている。本実施形態では、RFIDとしてICチップが使用されている。尚、アンテナアレイ部621、622もアンテナアレイ部620と同様の構成を有する。
また、エリア620aは、アンテナアレイ部620で検知可能なRFIDの範囲である。同様に、エリア621aはアンテナアレイ部621で検知可能な範囲である。エリア622aはアンテナアレイ部622で検知可能な範囲である。つまり、アンテナアレイ部620、621、622を用いることで、原稿トレイ154上の全領域に亘ってRFIDを検知することが可能である。さらに、原稿給送ユニット10の先端側内部には、原稿が分離された後、原稿1枚毎のRFID310を検知するアンテナアレイ部623が設けられている。このアンテナアレイ部623の構成もアンテナアレイ部620と同様である。
図14はアンテナアレイ部620の構成を示す図である。アンテナアレイ部620は、N個のダイポールアンテナ200、201から構成される。各ダイポールアンテナへの電圧供給線は、アンテナセレクタ260を介してA/Dエンコーダ265、A/Dデコーダ266に接続されている。アンテナセレクタ260は、A/Dエンコーダ265およびA/Dデコーダ266に接続されるダイポールアンテナを選択する。したがって、アンテナセレクタ260を制御することにより、任意のダイポールアンテナをA/Dデコーダ266およびA/Dエンコーダ265に接続することが可能となる。
A/Dエンコーダ265は、原稿給送ユニット10からのデジタル信号であるRFリーダ発信信号をアンテナ用アナログ信号として変換する。一方、A/Dデコーダ266は、アンテナから読み取ったアナログ状態のICチップからの応答をデジタル信号であるICチップ読取信号として、原稿給送ユニット10からスキャナユニット11を経由し、さらにスキャナI/F46およびスキャナバス45を経由してコントローラ部5内のメインコントローラ32に通知する。そして、メインコントローラ32内のCPU33によって、ICチップ読取信号は処理される。
(操作部7)
操作部7は、リーダ部2における画像編集内容、コピー枚数等の画像動作を指示する各種キー群、操作内容等を表示する表示部を有する。図15は操作部7の構成を示す正面図である。操作部7には、各種キー群、およびドットマトリックスで構成される液晶表示部238が配置されている。液晶表示部238は、装置の状態、コピー枚数、倍率、選択用紙および各種操作画面を表示し、コントロールキー等により操作される。
操作部7は、リーダ部2における画像編集内容、コピー枚数等の画像動作を指示する各種キー群、操作内容等を表示する表示部を有する。図15は操作部7の構成を示す正面図である。操作部7には、各種キー群、およびドットマトリックスで構成される液晶表示部238が配置されている。液晶表示部238は、装置の状態、コピー枚数、倍率、選択用紙および各種操作画面を表示し、コントロールキー等により操作される。
スタートキー203は、コピーをスタートさせるキーである。復帰キー202は、設定モードを標準状態に復帰させるキーである。キー群205には、コピー枚数、ズーム倍率等として0〜9までの数値を入力するテンキー、およびその入力をクリアするクリアキーが含まれている。濃度キー207は、濃度をアップダウンさせるキーである。この濃度キー207によって調整される濃度は、表示部241に表示される。キー237は、自動濃度調整機能をON/OFFするキーおよびその表示部である。キー206は、給紙段およびオート用紙選択を選択するキーである。用紙の選択状態は、液晶表示部238に表示される。キー208、キー210はそれぞれ等倍、定形縮小/拡大を設定するキーである。キー218はオート変倍モードを設定するキーである。この選択状態は、液晶表示部238に表示される。
(RFID読取処理)
上記構成を有する画像形成装置の動作を示す。図16は原稿がセットされた際のRFID読取処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、コントローラ部5内のROM36に格納されており、メインコントローラ32内のCPU33によって実行される。
上記構成を有する画像形成装置の動作を示す。図16は原稿がセットされた際のRFID読取処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、コントローラ部5内のROM36に格納されており、メインコントローラ32内のCPU33によって実行される。
原稿セット検知センサ540によって原稿が検知されたか否かを判別する(ステップS1)。原稿が検知されると、アンテナアレイ部620によりRFID310が原稿束Pに存在するか否かをサーチする(ステップS2)。サーチの結果、アンテナアレイ部620により得られたデータから原稿束の中にRFIDが存在するか否かを判別する(ステップS3)。RFIDが存在する場合、RFIDのデータを解析する(ステップS4)。そして、スタート動作を受ける状態に移行する(ステップS5)。このスタート動作を受ける状態への移行、つまり原稿搬送制御等の具体的な設定例については、後述する。そして、原稿が分離されると、アンテナアレイ部623を動作させ、原稿1枚毎のRFIDを読み取る状態に移行する、つまりアンテナアレイ部623からRFIDデータを読み取り、原稿1枚の搬送制御、読取制御などを決定する(ステップS6)。この後、本処理を終了する。
一方、ステップS3において、RFIDが存在しない場合、アンテナアレイ部621により原稿束にRFIDが存在するか否かをサーチする(ステップS7)。サーチの結果、アンテナアレイ部621により得られたデータから原稿束の中にRFIDが存在するか否かを判別する(ステップS8)。RFIDが存在する場合、前述したステップS4に進み、同様の処理を行う。すなわち、ステップS4でRFIDデータを解析した後、ステップS5でスタート動作を受ける状態に移行し、ステップS6でアンテナアレイ部623を動作させ、原稿1枚毎のRFIDを読み取る状態に移行する。
また一方、ステップS8において、RFIDが存在しない場合、アンテナアレイ部622によりRFIDが原稿束に存在するか否かをサーチする(ステップS9)。サーチの結果、アンテナアレイ部622により得られたデータから原稿束の中にRFIDが存在するか否かを判別する(ステップS10)。RFIDが存在する場合、同様に前述したステップS4に進み、同様の処理を行う。すなわち、ステップS4でRFIDデータを解析した後、ステップS5でスタート動作を受ける状態に移行し、ステップS6でアンテナアレイ部623を動作させ、原稿1枚毎のRFIDを読み取る状態に移行する。一方、ステップS10でRFIDが存在しない場合、RFIDが存在しない動作状態に移行する(ステップS11)。この後、本処理を終了する。
ここで、例えば、ステップS2〜S10では、アンテナアレイ部620〜622によって原稿束にRFIDが付けられているか否かだけを読み取り、スタートキーが押されて原稿トレイから1枚の原稿を分離した後、アンテナアレイ部623で読み取ったRFIDデータを基に、原稿搬送、画像読取、画面表示などの制御を行うようにしてもよい。また、アンテナアレイ部620〜622によって原稿束から読み取られるRFIDデータが完全には統一されていない場合(例えば、原稿サイズは同じであるが、先頭頁と最終頁は厚紙、その他は薄紙である場合など)、統一されている設定内容については、アンテナアレイ部620〜622によって読み取られたRFIDデータを基に制御を行い、一方、異なる設定内容については、アンテナアレイ部623によって原稿1枚毎に読み取られるRFIDデータを基に制御を行うようにしてもよい。
(ステップS5においてスタート動作を受ける状態に移行する際の具体的な制御内容)
例えば、RFID付きの原稿が原稿給送ユニット10に1枚積載され、RFIDの情報として、原稿の紙種厚紙、原稿の坪量230g/m2 原稿サイズコードA3、原稿の幅長297mm、原稿の送り長420mmのデータを読み取ることができた場合を想定する。そして、操作部7の両面キー250が押下されると、両面設定画面を表示する。図17は両面設定画面を示す図である。キー901は片面原稿を両面印刷する片両キーである。キー902は両面原稿を両面印刷する両両キーである。キー903は、両面原稿を片面印刷する両片キーである。両両キー902もしくは両片キー903をONにすると、両面原稿読取モードが設定される。ここで、RFIDデータから原稿は厚紙であり、その坪量は230g/m2であるので、この原稿の両面読取を行おうとすると、紙詰まりが発生することが予め定められている。図18は操作部7における両面読取できない旨を通知する両面設定画面を示す図である。ここで、OKキー910を押下すると、操作部7における両面読取を解除する。また、図18の表示状態でスタートキー203を押下すると、原稿給送ユニット10は両面読取を解除し、片面読取で読込を開始する。
例えば、RFID付きの原稿が原稿給送ユニット10に1枚積載され、RFIDの情報として、原稿の紙種厚紙、原稿の坪量230g/m2 原稿サイズコードA3、原稿の幅長297mm、原稿の送り長420mmのデータを読み取ることができた場合を想定する。そして、操作部7の両面キー250が押下されると、両面設定画面を表示する。図17は両面設定画面を示す図である。キー901は片面原稿を両面印刷する片両キーである。キー902は両面原稿を両面印刷する両両キーである。キー903は、両面原稿を片面印刷する両片キーである。両両キー902もしくは両片キー903をONにすると、両面原稿読取モードが設定される。ここで、RFIDデータから原稿は厚紙であり、その坪量は230g/m2であるので、この原稿の両面読取を行おうとすると、紙詰まりが発生することが予め定められている。図18は操作部7における両面読取できない旨を通知する両面設定画面を示す図である。ここで、OKキー910を押下すると、操作部7における両面読取を解除する。また、図18の表示状態でスタートキー203を押下すると、原稿給送ユニット10は両面読取を解除し、片面読取で読込を開始する。
また、RFID付きの原稿が原稿給送ユニット10に1枚積載され、RFIDの情報として、原稿の紙種薄紙、原稿の坪量50g/m2 原稿サイズコードA3、原稿の幅長297mm、原稿の送り長420mmのデータを読み取ることができた場合を想定する。この薄紙を普通紙と同じスピードで搬送すると、湿度条件等により原稿に”しわ”を与えてしまう可能性がある。図19は操作部7において読取速度を落とす旨を通知する画面を示す図である。この表示状態でOKキー911を押すと、搬送速度を落として読取動作が行われる。
また、RFID付きの原稿が原稿給送ユニット10に1枚積載され、RFIDの情報として、原稿の紙種光沢紙、原稿の坪量250g/m2 原稿サイズコードA3、原稿の幅長297mm、原稿の送り420mmのデータを読み取ることができた場合を想定する。光沢紙は紙の表面が滑る材質であるので、原稿給送ユニット10で搬送すると、ローラにすべりが発生して必ずジャム(Jam)が発生する。図20は操作部7において光沢紙で読取できない旨を通知する画面を示す図である。この表示状態では、スタートキー203を押しても、コピー動作はスタートしない。
(画像読取サイズ設定処理)
図21は画像読取サイズ設定処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、コントローラ部5内のROM36に格納されており、メインコントローラ32内のCPU33によって実行される。ここでは、RFID付きの原稿が原稿給送ユニット10に1枚積載され、RFIDの情報として原稿の紙種普通紙、原稿の坪量80g/m2 原稿サイズコードA3、原稿の幅長280mm、原稿の送り410mmのデータを読み取ることができた場合を想定する。
図21は画像読取サイズ設定処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、コントローラ部5内のROM36に格納されており、メインコントローラ32内のCPU33によって実行される。ここでは、RFID付きの原稿が原稿給送ユニット10に1枚積載され、RFIDの情報として原稿の紙種普通紙、原稿の坪量80g/m2 原稿サイズコードA3、原稿の幅長280mm、原稿の送り410mmのデータを読み取ることができた場合を想定する。
まず、原稿にRFIDが付いているか否かを判別する(ステップS21)。RFIDが付いている場合、RFIDの情報を取得する(ステップS22)。ここでは、原稿の紙種が普通紙であり、原稿の坪量80g/m2であるので、原稿給送ユニット10は通常動作可能である。そして、RFIDのサイズコードと幅長/送り長の関係が同じであるか否かを判別する(ステップS23)。前述したように、ここでは、原稿サイズコードとしてA3が指定されているので、原稿サイズコードに応じた原稿の幅長は297mm 送り長は420mmである。これらの値と、RFIDから取得した値とを比べると一致しない。
ステップS23で同じでないと判別された場合、紙幅検知センサ544の値を参照する(ステップS24)。紙幅検知センサ544の値とRFIDの幅長が同じであるか否かを判別する(ステップS25)。同じである場合、つまり紙幅検知センサ544によって280mmの値が示されている場合、幅長280mm、送り長410mmで読み取るように画像を形成する(ステップS26)。この後、本処理を終了する。
一方、紙幅検知センサ544の値が297mmの値を示していた場合、原稿サイズコードに従った幅長297mm、送り長420mmで読み取るように画像を形成する(ステップS28)。また、ステップS23でRFIDのサイズコードと幅長/送り長の関係が同じである場合もステップS28の処理を行う。この後、本処理を終了する。また一方、ステップS21でRFIDが付いていない場合、原稿給送ユニット(ADF)10で検知されたサイズコードA3に従って読み取り、画像を形成する(ステップS27)。この後、本処理を終了する。
このように、本実施形態の画像形成装置によれば、紙種によらず、紙詰まりや紙しわを発生させることなく、原稿搬送を行うことができる。したがって、両面原稿の紙詰まりを抑制することができる。また、原稿にしわをつけることもなくなる。さらに、RFID情報として、例えばステイプル済みなどの情報を得ることにより、搬送を中止し、紙詰まりの発生を解消できる。また、原稿サイズによらず、正確に画像を読み取ることができ、原稿サイズ検知センサが誤検知してしまうような特殊紙サイズであっても、正しい読み取り動作を行うことができる。さらに、画面に表示することで、オペレータに通知したり、オペレータの確認を得ることができる。
尚、上記実施形態では、RFIDに記録された原稿サイズ、紙種に応じた原稿給送ユニットの制御を示したが、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、複数枚の原稿が存在し、複数のRFIDを検知した場合、まず紙種を参照するようにしてもよい。そして、薄紙(50g/m2)である紙種が存在しないか否かを判断する。薄紙の紙種がある場合、搬送速度を半分に落とすようにする。また、両面モードが設定されている場合、両面モードができない紙種が存在しないか否かを判断する。両面モードができない紙種が存在する場合、前述した図18の表示を行うようにする。
また、RFIDに、パンチ穴があいている等の情報を付加してもよく、パンチ穴があいている情報に応じて搬送速度を変更してもよい。また、上記実施形態では、アンテナアレイ部が複数配置されている場合を示したが、1つでも可能である。さらには、アンテナアレイ部623だけの構成でもよく、この場合、原稿の給送が始まってからアンテナアレイ部623でRFIDを検知するようにする。また、アンテナとしては、ダイポールアンテナでなく、ループアンテナを用いてもよい。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明の目的は、上記実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、PCMCIAカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)等のメモリカード、ハー ドディスク、マイクロDAT、光磁気ディスク、CD−RやCD−RW等の光ディスク、DVD等の相変化型光ディスク等で構成されてもよい。また、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
1 画像形成装置
5 コントローラ部
7 操作部
10 原稿給送ユニット
11 スキャナユニット
32 メインコントローラ
33 CPU
310 RFID
620、621、622、623 アンテナアレイ部
620a、621a、622a エリア
5 コントローラ部
7 操作部
10 原稿給送ユニット
11 スキャナユニット
32 メインコントローラ
33 CPU
310 RFID
620、621、622、623 アンテナアレイ部
620a、621a、622a エリア
Claims (16)
- 原稿を読取位置に搬送し、前記原稿を走査しながら画像を読み取る画像入力装置であって、
前記原稿に付加された情報記憶媒体から原稿種別情報を読み取る原稿種別情報読取手段と、
前記読み取られた原稿種別情報を基に、前記原稿の搬送を制御する搬送制御手段とを備えたことを特徴とする画像入力装置。 - 前記情報記憶媒体から読み取られる原稿種別情報は、紙種であることを特徴とする請求項1記載の画像入力装置。
- 前記搬送制御手段は、前記紙種に応じて、前記原稿の搬送速度を変更することを特徴とする請求項2記載の画像入力装置。
- 前記搬送制御手段は、前記紙種が普通紙に比べて薄い薄紙である場合、前記原稿の搬送速度を前記普通紙に比べて低く設定することを特徴とする請求項3記載の画像入力装置。
- 前記原稿の一方の面を前記読取位置に搬送した後、反転させて他方の面を前記読取位置に搬送する両面搬送機能を有し、
前記紙種から両面搬送可能であるか否かを判別する両面搬送判別手段を備え、
前記搬送制御手段は、両面搬送可能である場合、前記両面搬送を行うように制御し、一方、両面搬送可能でない場合、前記両面搬送を行わないように制御することを特徴とする請求項2記載の画像入力装置。 - 前記原稿種別情報読取手段は、前記原稿が載置される積載手段の、前記原稿と対向する面を読取領域とするように設けられた第1の読取手段と、前記積載手段から分離された1枚の原稿に付加された前記原稿種別情報を読み取るように前記積載手段の下流に設けられた第2の読取手段とからなることを特徴とする請求項1記載の画像入力装置。
- 原稿を走査しながら画像を読み取る画像入力装置であって、
前記原稿に付加された情報記憶媒体から原稿種別情報を読み取る原稿種別情報読取手段と、
前記原稿種別情報に含まれる原稿の幅および高さを基に、前記原稿の画像を読み取る画像読取手段とを備えたことを特徴とする画像入力装置。 - 前記原稿種別情報は、前記原稿の幅、高さおよびサイズコードを含み、前記原稿の幅および高さと前記サイズコードとの関係が一致せず、かつ前記原稿給送手段に設けられた原稿サイズ検知手段によって検知される原稿の幅と前記原稿種別情報に含まれる原稿の幅とが一致する場合、前記画像読取手段は、前記原稿種別情報に含まれる原稿の幅および高さを基に、前記原稿の画像を読み取ることを特徴とする請求項7記載の画像入力装置。
- 前記画像の幅および高さと前記サイズコードとの関係が一致している場合、前記画像読取手段は、前記原稿種別情報に含まれるサイズコードを基に、前記原稿の画像を読み取ることを特徴とする請求項8記載の画像入力装置。
- 前記読み取られた原稿種別情報を画面に表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像入力装置。
- 前記紙種に応じて前記原稿の搬送速度を変更する旨を画面に表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の画像入力装置。
- 前記紙種から両面搬送可能でない場合、前記原稿給送手段による両面搬送を行わない旨を画面に表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項5記載の画像入力装置。
- 前記搬送制御手段は、前記表示手段によって前記両面搬送を行わない旨が画面に表示された場合、その旨が確認される操作が行われた後、前記両面搬送を行わないように制御することを特徴とする請求項12記載の画像入力装置。
- 前記読み取られた原稿種別情報が画像読取を行えない紙種である場合、前記原稿が画像読取を行えない紙種である旨を画面に表示する表示手段を備え、画像の読取動作を中止することを特徴とする請求項2記載の画像入力装置。
- 原稿を読取位置に搬送し、前記原稿を走査しながら画像を読み取る画像入力方法であって、
前記原稿に付加された情報記憶媒体から原稿種別情報を読み取る原稿種別情報読取ステップと、
前記読み取られた原稿種別情報を基に、前記原稿の搬送を制御する搬送制御ステップとを有することを特徴とする画像入力方法。 - 原稿を走査しながら画像を読み取る画像入力方法であって、
前記原稿に付加された情報記憶媒体から原稿種別情報を読み取る原稿種別情報読取ステップと、
前記原稿種別情報に含まれる原稿の幅および高さを基に、前記原稿の画像を読み取る画像読取ステップとを有することを特徴とする画像入力方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004282260A JP2006100994A (ja) | 2004-09-28 | 2004-09-28 | 画像入力装置および画像入力方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019184818A (ja) * | 2018-04-10 | 2019-10-24 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2020188389A (ja) * | 2019-05-15 | 2020-11-19 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2004
- 2004-09-28 JP JP2004282260A patent/JP2006100994A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019184818A (ja) * | 2018-04-10 | 2019-10-24 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
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