JP2006096289A - Air bag device for pedestrian - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両のフードパネルの後端付近に配設されるとともに、膨張用ガスを流入させて上方に向かって展開膨張可能に折り畳まれて収納されるエアバッグと、収納されたエアバッグの上方を覆うように配設されるエアバッグカバーと、を備える構成の歩行者用エアバッグ装置に関する。 The present invention relates to an airbag that is disposed near the rear end of a hood panel of a vehicle and that is folded and stored so that inflation gas can flow in and expand upward so that it can be expanded and inflated. It is related with the airbag apparatus for pedestrians of the structure provided with the airbag cover arrange | positioned so that upper direction may be covered.
従来、歩行者用エアバッグ装置では、エアバッグが、展開膨張完了時において、フードパネルの後縁側の上方を左右方向の略全域にわたって覆うように略左右方向に沿って配設される横膨張部と、横膨張部の左右両側から延びてフードパネル後方側のフロントウィンドシールドの左右両側に配設されるフロントピラー部の少なくとも下部前面を覆う2つの縦膨張部と、を備える構成であった(例えば、特許文献1参照)。
しかし、従来の歩行者用エアバッグ装置では、エアバッグが、フロントピラー部の下部前面を覆う縦膨張部を備える構成であるものの、横膨張部が左右方向に沿った長尺状であることから、エアバッグの展開膨張時に、縦膨張部が、横膨張部の膨張に伴って大きくばたつき、安定してフロントピラー部を覆うように膨張を完了させるまでに、時間を要する場合があった。 However, in the conventional pedestrian airbag device, the airbag has a configuration including a vertical inflating portion that covers the lower front surface of the front pillar portion, but the lateral inflating portion has a long shape along the left-right direction. When the airbag is deployed and inflated, it may take time for the vertical inflating portion to largely fluctuate with the inflating of the lateral inflating portion and to complete the inflating stably so as to cover the front pillar portion.
本発明は、上述の課題を解決するものであり、エアバッグの展開膨張時、エアバッグの左右両端付近に配設される縦膨張部が、ばたつきを抑えて迅速にフロントピラー部を覆うことができる歩行者用エアバッグ装置を提供することを目的とする。 The present invention solves the above-described problem, and when the airbag is deployed and inflated, the longitudinally inflated portions disposed near the left and right ends of the airbag can quickly cover the front pillar portion while suppressing flapping. An object of the present invention is to provide a pedestrian airbag device that can be used.
本発明に係る歩行者用エアバッグ装置は、車両のフードパネルの後端付近に配設されるとともに、
膨張用ガスを流入させて上方に向かって展開膨張可能に、フードパネルの左右方向側の略全域にわたって折り畳まれて収納されるエアバッグと、
収納されたエアバッグの上方を覆うように、フードパネルの左右方向の略全域にわたって配設され、展開膨張時のエアバッグに押されて開き、エアバッグの突出用開口を形成するエアバッグカバーと、
を備える構成とされて、
エアバッグが、膨張完了時において、
少なくともフードパネルの後縁側の上方を左右方向の略全域にわたって覆うように、略左右方向に沿って配設される横膨張部と、
フードパネル後方側のフロントウィンドシールドの左右両側に配設されるフロントピラー部の少なくとも下部前面を覆うように、横膨張部の左右両端側から後方に向かって突出するように、略前後方向に沿って配設される2つの縦膨張部と、
を備える構成の歩行者用エアバッグ装置において、
エアバッグカバーが、可撓性を有した複数の帯状のストラップにより、エアバッグの収納部位側に、連結されて、エアバッグの展開膨張時に、突出用開口から突出した横膨張部の上面側を押えて、横膨張部を突出用開口の周縁側に押えるように、配設されていることを特徴とする。
The pedestrian airbag device according to the present invention is disposed near the rear end of the hood panel of the vehicle,
An airbag that is folded and accommodated over substantially the entire region on the left and right side of the hood panel so as to allow inflation gas to flow in and expand and expand upward;
An airbag cover that is disposed over substantially the entire left and right direction of the hood panel so as to cover the upper portion of the stored airbag, and is pushed by the airbag during deployment to open and forms an opening for projecting the airbag; ,
It is set as the composition provided with,
When the airbag is inflated,
A laterally inflated portion disposed along substantially the left-right direction so as to cover at least the rear edge side of the hood panel over substantially the entire region in the left-right direction;
Along the substantially front-rear direction so that it protrudes rearward from the left and right ends of the lateral expansion part so as to cover at least the lower front part of the front pillar part arranged on the left and right sides of the front windshield on the rear side of the hood panel. Two vertically inflatable portions arranged in a
In a pedestrian airbag apparatus configured to include:
The airbag cover is connected to the airbag housing part side by a plurality of flexible straps, and the upper surface side of the laterally inflating portion protruding from the protruding opening when the airbag is deployed and inflated. It is characterized by being arranged so as to hold the lateral expansion portion against the peripheral side of the projection opening.
本発明の歩行者用エアバッグ装置では、作動時、横膨張部が、上方への突出を、エアバッグカバーにより規制されつつ、展開して、エアバッグが膨張を完了させることとなる。また、エアバッグカバーは、膨張を完了させた横膨張部の前後方向の幅寸法よりも、前後を狭くしているものの、フードパネルの左右方向の略全域にわたって配設されていることから、横膨張部は、左右方向に沿った広い範囲で、エアバッグカバーにより、上面側を押えられて、上方への部分的な移動のみならず、部分的に厚さを厚くするように膨張することを抑えられて、的確に上方側へのばたつきを抑えられることとなる。そのため、本発明の歩行者用エアバッグ装置では、エアバッグの展開膨張時において、横膨張部が、上方側へのばたつきを抑えられて膨張を迅速に完了させ、横膨張部の左右両端側に連なって配設される縦膨張部も、ばたつきを抑えられた状態で膨張を完了させることとなり、膨張した左右の縦膨張部により、迅速にフロントピラー部を覆うことが可能となる。 In the pedestrian airbag apparatus according to the present invention, during operation, the lateral inflation portion deploys while the upward protrusion is regulated by the airbag cover, and the airbag completes the inflation. In addition, the airbag cover is disposed over substantially the entire area in the left-right direction of the hood panel, although it is narrower in the front-rear direction than the width dimension in the front-rear direction of the laterally expanded portion that has been inflated. The inflatable part is not only partially moved upward, but also inflated so as to be partially thickened by being pressed by the airbag cover in a wide range along the left-right direction. It will be suppressed and the flapping to the upper side can be suppressed accurately. Therefore, in the airbag device for a pedestrian according to the present invention, when the airbag is deployed and inflated, the lateral inflating portion is suppressed from flapping upward, and the inflating is completed quickly. The vertical expansion portions arranged in a row also complete expansion in a state where flapping is suppressed, and the front pillar portion can be quickly covered by the expanded left and right vertical expansion portions.
従って、本発明の歩行者用エアバッグ装置では、エアバッグの展開膨張時、エアバッグの左右両端付近に配設される縦膨張部が、ばたつきを抑えて迅速にフロントピラー部を覆うことができる。 Therefore, in the airbag device for a pedestrian of the present invention, when the airbag is deployed and inflated, the vertical inflatable portions disposed near the left and right ends of the airbag can quickly cover the front pillar portion while suppressing flapping. .
また、本発明の歩行者用エアバッグ装置では、エアバッグカバーがストラップによりエアバッグの収納部位側に連結された状態で、エアバッグが展開膨張することから、エアバッグの展開膨張時に、エアバッグカバーが、歩行者側に向かって飛散することを抑えることができる。 Further, in the pedestrian airbag device of the present invention, the airbag is deployed and inflated in a state where the airbag cover is connected to the airbag storage part side by the strap. It is possible to suppress the cover from being scattered toward the pedestrian side.
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本明細書では、前後の方向は、車両の前後方向に沿う方向を基準とし、左右の方向は、車両の前方側から後方側を見た際の車両の左右の方向に沿う方向を基準とする。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In this specification, the front-rear direction is based on the direction along the front-rear direction of the vehicle, and the left-right direction is based on the direction along the left-right direction of the vehicle when viewed from the front side of the vehicle. And
実施形態の歩行者用エアバッグ装置Mは、図1〜7に示すように、車両Vのフードパネル13の後端付近に配設されるもので、エアバッグ39と、エアバッグ39に膨張用ガスを供給するインフレーター34と、エアバッグ39とインフレーター34とを収納するケース17と、エアバッグ39の上方を覆うように配設されるエアバッグカバー24と、を備えて構成されている。
1 to 7, the pedestrian airbag device M according to the embodiment is disposed near the rear end of the
フードパネル13は、車両Vにおける図示しないエンジンルームの上方側を覆うように配設されるもので、左右方向の両端側における後縁13a付近となる位置において、図示しないヒンジを使用して、車両Vのボディ1側に対して前開きで開閉可能に連結されている。フードパネル13は、ともにアルミニウム(アルミニウム合金)製とされて、上面側のアウタパネル14と、アウタパネル14の下面側に配設されるインナパネル15と、を備えて構成されている。また、フードパネル13は、後縁13a側を、後方側に配設されるフロントウィンドシールド10に合わせて、上方から見て、左右方向の中央付近を前方側に突出させるように、湾曲させて構成されている。また、フードパネル13は、左右方向の中央付近を僅かに上方に突出させるように、湾曲した構成とされている。フードパネル13とフロントウィンドシールド10との間の部位には、カウルパネル8と、カウルパネル8の上方に配設されるカウルルーバ7と、から構成されるカウル6が、配設されている。
The
また、フードパネル13には、エアバッグ装置Mを収納させる収納凹部13bが、形成されている。収納凹部13bは、フードパネル13の後縁13aに沿って、上方から見て、左右方向の中央付近を前方側に突出させるように湾曲して形成されるとともに、フードパネル13の左右方向の略全域にわたって、配設されている。収納凹部13bは、アウタパネル14を切り欠いて形成される開口14aと、開口14aの下方においてインナパネル15を凹ませて形成される収容部15aと、から構成されている。アウタパネル14における開口14aの周縁には、エアバッグカバー24における後述する取付部26の下面を支持する段差状の支持部14bが、配設されている。収容部15aは、エアバッグ装置Mを収納させた際にケース17の前後左右の周囲に配設される周壁部15bと、周壁部15bの下部側を塞ぐように配設されてケース17の下方に配設される底壁部15cと、から構成されている。底壁部15cには、ケース17から突出しているインフレーター33のボルト33a及びナット34や、エアバッグ39の後述するテザー51・52を連結させるボルト54及びナット55を、下方に突出可能とする切欠部15dが、形成されている。また、底壁部15cには、ケース17をインナパネル15に固定させるためのボルト21を挿通可能な複数の挿通孔15eが、形成されている。
The
ケース17は、板金製とされて、図2・3に示すように、フードパネル13の左右方向の略全域にわたって、配設されるもので、フードパネル13の後縁13aに略沿わせるように、上方側から見て、左右方向の中央付近に位置する部位を、それぞれ、左右両端側を後方に位置させるように傾斜させるようにして、構成されている(図2・3参照)。そして、実施形態の場合、ケース17は、上端側を開口させた略四角筒形状の周壁部18と、周壁部18の下端側を閉塞するように配設される底壁部20と、を備えた略箱形状とされている。実施形態の場合、ケース17の上端側に形成される開口17aが、エアバッグ39を突出可能な突出用開口Oを構成することとなる。周壁部18の上端側には、前後左右に突出するように、フランジ部19が、全周にわたって形成されている。このフランジ部19は、突出用開口Oの周縁を構成する部位であり、エアバッグカバー24の後述する本体部25にあわせて、左右方向の中央付近を僅かに上方側に突出させるように、形成されている。フランジ部19には、エアバッグカバー24に配設される後述するクリップ27を、周縁において係合可能な多数(実施形態の場合10個)の係合孔19aが、形成されている。
The
底壁部20には、インフレーター34の後述するボルト34aを挿通可能な挿通孔20aと、エアバッグ39のテザー51・52を連結させるボルト54を挿通可能な挿通孔20bと、が、形成されている。また、底壁部20には、ケース17をインナパネル15に固定させるための複数のボルト21が、下方に突出するように、固着されている。実施形態のエアバッグ装置Mでは、ケース17は、底壁部20に固着させた各ボルト21を、インナパネル15の挿通孔15eに挿通させ、インナパネル15から突出したボルト21に、ナット22を締結させることにより、インナパネル15に固定されることとなる。
The
エアバッグカバー24は、意匠性が良好となるように、フードパネル13と同質材のアルミニウム(アルミニウム合金)製とされて、図4〜8に示すように、ケース17の開口17aを塞ぎ可能に配設される略平板状の本体部25と、本体部25の周縁25aをケース開口17a周縁のフランジ部19側に係合させるクリップ27と、を備えて構成されている。
The
本体部25は、フードパネル13の左右方向の略全域にわたって、配設されるもので、フードパネル13の後縁13aに略沿わせるように、上方から見て、左右方向の中央付近を前方側に突出させるように、湾曲させた長尺板状とされている。また、本体部25は、周囲のフードパネル13にあわせて、左右方向の中央付近を上方に突出させるように、湾曲した構成とされている。さらに、本体部25は、図13に示すごとく、前後方向の幅寸法を、膨張を完了させたエアバッグ39における横膨張部43の前後方向の幅寸法よりも、小さく設定されている。そして、本体部25の周縁25aの下部側となる部位には、全周にわたって、取付部26が、形成されている。この取付部26は、本体部25の縁部から下方に向かって突出する縦壁部26aと、縦壁部26aの先端から内周側に向かって突出するように形成される横壁部26bと、を備えて構成されている(図6参照)。そして、取付部26における横壁部26bの部位に、クリップ27が、下方に突出するように、固着されている。
The
クリップ27は、本体部25の周縁25a近傍の略全周にわたって配設されるもので、実施形態の場合、本体部25における前縁25b側と後縁25c側とに、それぞれ5個ずつ、計10個配設されている(図3・8参照)。各クリップ27は、合成樹脂製とされて、下方(ケース17側)に突出する軸部27aと、軸部27a先端側から元部側にかけて拡開するように突出する係止脚部27bと、を備える構成である。係止脚部27bは、ケースフランジ部19の係合孔19a周縁に係合されるもので、エアバッグ39の膨張初期において本体部25が膨張するエアバッグ39の横膨張部43に押し上げられた際に、係合孔19aから引き抜き可能とするように、構成されている。
The
また、エアバッグカバー24の本体部25は、左右方向に沿った複数箇所を、ストラップ30・31により、ケース17側に、連結されている。実施形態の場合、本体部25は、前側ストラップ30と後側ストラップ31とにより、前後両縁25b・25c側を、ケース17側に、連結されている。各ストラップ30・31は、アラミド繊維等から構成される可撓性を有した帯状とされており、実施形態の場合、それぞれ、本体部25における左右両端側と、左右方向の中央付近と、の3箇所ずつに、それぞれ、配設されている(図8参照)。前側ストラップ30は、長手方向の両端30a・30bを、リベット32を利用して、本体部25の前縁側25bにおける横壁部26bの部位と、ケース周壁部18における前壁部18aの上端近傍部位とに、連結させた構成とされている。後側ストラップ31は、長手方向の両端31a・31bを、リベット32を利用して、本体部25の後縁25c側における横壁部26bの部位と、ケース周壁部18における後壁部18bの上端近傍部位と、に連結させた構成とされている。
Further, the
実施形態のエアバッグ装置Mでは、エアバッグカバー24の本体部25が、エアバッグ39の展開膨張時に、突出用開口Oから突出したエアバッグ39の横膨張部43の上面側を、突出用開口Oの周縁側に押えるようにして、エアバッグ39を展開膨張させる構成である。そして、実施形態のエアバッグ装置Mでは、エアバッグ39の膨張完了時において、エアバッグカバー24の本体部25が、膨張を完了させた横膨張部43の上部側に載置されるような態様となることから、本体部25の前後両縁25b・25c側をケース17側に連結させる前側・後側ストラップ30・31は、それぞれ、長さ寸法L1・L2を、横膨張部43の保護エリアを狭めないような寸法に設定されている。実施形態の場合、横膨張部43は、図12に示すごとく、前方側よりも後方側に向かって大きく突出するように膨張を完了させることから、後側ストラップ31が、長さ寸法L2を、前側ストラップ30の長さ寸法L1よりも若干大きくするように、設定されている。
In the airbag apparatus M of the embodiment, the
インフレーター34は、実施形態の場合、図2・3に示すごとく、ケース17の左右両端側となる2箇所に配設されて、それぞれ、図示しないガス吐出口を備えた略円柱状とされている。各インフレーター34は、左右方向に略沿って配設されるもので、略円柱状の本体部34aと、本体部34aにおける軸方向に沿った側であってケース17の左右方向の端部側となる端部から突出するように配設される小径部34bと、を備えて構成されている。各インフレーター34の小径部34bには、図示しないガス吐出口が配設されており、各インフレーター34は、エアバッグ39内に膨張用ガスを流出可能なように、小径部34bの部位を、クランプ37を利用して、エアバッグ39の後述する略円筒状の流入口部46に、連結させた構成とされている(図10参照)。また、各インフレーター34は、図3に示すように、本体部34aの部位において板金製のブラケット35により保持されている。実施形態の各インフレーター34は、ブラケット35から延びるボルト35aを、挿通孔20aを介してケース底壁部20から突出させ、突出したボルト35aにナット36を締結させることにより、ケース底壁部20に取付固定されている。
In the embodiment, as shown in FIGS. 2 and 3, the
エアバッグ39は、図9〜11に示すように、本体40、カバー布49、連結布50、及び、テザー51・52、から構成されている。実施形態の場合、本体40は、ポリエステル糸やポリアミド糸等を使用した袋織りにより、製造されている。カバー布49、連結布50、及び、テザー51・52は、本体40と別体とされて、それぞれ、ポリエステル糸やポリアミド糸等からなる可撓性を有した織布から形成されている。
As shown in FIGS. 9 to 11, the
本体40は、膨張用ガスを流入させて表側壁部41aと裏側壁部41bとを離すように膨らむ膨張部41と、壁部41a・41b相互を結合させて膨張用ガスを流入させない周縁部47と、から構成されている。周縁部47は、後述する流入口部46の周囲を含めて、膨張部41の外周縁となる位置に形成されている。そして、本体40は、表側壁部41aと裏側壁部41bとの平面形状を同一として、壁部41a・41b相互を重ねれば平らに展開可能な平面エアバッグタイプとしている。また、本体40の外周面には、ガス漏れ防止用のシリコン等からなるコーティング剤が塗布されて、コーティング層が形成されている。
The
膨張部41は、図9・10に示すように、車両非搭載状態での展開膨張完了時の形状を、正面から見て、左右方向に幅広とした略U字形状に形成されており、左右両端側に前後方向に沿って配設される2つの縦膨張部42・42と、縦膨張部42・42の前端付近を連結するように左右方向に沿って配設される横膨張部43と、を備える構成である。縦膨張部42・42は、エアバッグ39の膨張完了時において、図1・2・13に示すように、フロントウィンドシールド10の左右両側に配設されるフロントピラー部11・11の少なくとも下部前面を、それぞれ、覆う構成とされている。
As shown in FIGS. 9 and 10, the inflating
横膨張部43は、エアバッグ39の膨張完了時において、前後方向の幅寸法を、エアバッグカバー24の本体部25の前後方向の幅寸法よりも大きく設定されて、ケース17の上方からフロントウィンドシールド10の下部前面付近にかけてを、左右方向の略全域にわたって覆う構成とされるもので、図12に示すように、エアバッグ39の膨張完了時に前後方向に沿って並設される2つの筒状部44・45から構成されている。実施形態の場合、後方側に配設される筒状部45が、前方側に配設される筒状部44よりも、前後方向の幅寸法を大きくするように、形成されている。そして、筒状部44・45間であって、縦膨張部42・42近傍となる部位には、それぞれ、流入口部46・46が、配設されている。実施形態の場合、各流入口部46は、筒状部45と連通されており、それぞれ、左右方向の幅中央側となる端部46aを、開口させて構成されている。これらの流入口部46は、インフレーター34からの膨張用ガスをエアバッグ39の膨張部41内に流入させるものであり、インフレーター34の小径部34aに外装されて、クランプ37を使用して、インフレーター34に連結されている(図10の二点鎖線参照)。
When the inflation of the
カバー布49は、図12に示すように、膨張完了時の横膨張部43(筒状部44・45)の上面側を覆うように、配設されるもので、筒状部44・45を車両前後方向で連結するように、前後方向の両端49a・49bを、前側の筒状部44における車両前方側の周縁部47の部位47aと、後側の筒状部45における車両後方側の周縁部47の部位47bと、に、それぞれ、縫合させている。そして、カバー布49は、前後方向の幅寸法B0(図11参照)を、横膨張部43において、表側・裏側壁部41a・41bを重ねて平らに展開させた際の前後方向の長さ寸法B1より、小さくするように、設定されている。すなわち、図9・10に示すように、カバー布49を縫合させた状態では、本体40における横膨張部43は、前後方向に縮んだように構成されることとなる。なお、このカバー布49の前後方向の幅寸法B0は、エアバッグ39の膨張完了時に、筒状部44・45を、接触させて、相互に分離させないように、設定されている。
As shown in FIG. 12, the
そして、実施形態の場合、横膨張部43の部位を、エアバッグ39の膨張完了時に、カバー布49により、二つの筒状部44・45を前後方向に沿って寄るように配設させて、ケース17の上方からフロントウィンドシールド10の下部前面付近までを、覆う構成としている。そのため、横膨張部43の部位に1つの筒状部を配設させる場合に比較して、ケース17の上方からフロントウィンドシールド10の下部前面付近までを、横膨張部43の高さ寸法を増やすことなく、車両前後方向に幅広く覆うことができる。また、実施形態のエアバッグ装置Mでは、横膨張部43が、前後方向の幅寸法を、エアバッグカバー24の本体部25における前後方向の幅寸法よりも大きくして、本体部25の前後両側に広がるように膨張を完了させることから、膨張を完了させた横膨張部43により、歩行者を、クッション性を良好にして保護することができる。
In the case of the embodiment, when the inflation of the
連結布50は、筒状部44・45間であって、流入口部46・46間となる位置に、配設されるもので、前後方向の両端50a・50bを、前側の筒状部44における車両後方側の周縁部47の部位47cと、後側の筒状部45における車両前方側の周縁部47の部位47dと、に、それぞれ、縫合させている。この連結布50は、エアバッグ39の膨張完了時に、筒状部44・45の下端側となる部位を相互に連結することとなり、カバー布49とともに、筒状部44・45を、接触させて、相互に分離させない状態で膨張を完了させるために、配設されるものである。なお、インフレーター34・34は、車両搭載状態において、連結布50の下方側に配設されることとなる。
The connecting
テザー51・52は、本体40の周縁部47から、それぞれ板状に延びるように、配設されている。テザー51は、エアバッグ39の膨張完了時において、横膨張部43を構成する筒状部45の後縁側における左右両端近傍となる2箇所に、配設されている。テザー52は、筒状部45の前縁側において、縦膨張部42と流入口部46との間となる部位の2箇所に、それぞれ、配設されている。各テザー51・52の先端側には、ボルト54を挿通させるための挿通孔51a・52aが、形成されており、ボルト53及びナット54を利用して、ともに、ケース底壁部20に取り付けられる構成である(図7参照)。
The
車両Vには、図1・2に示すごとく、フロントバンパ3に、歩行者との衝突を検知若しくは予知可能なセンサ4が配設され、図示しないエアバッグ作動回路が、歩行者との衝突を検知した信号をセンサ4から入力させた際、インフレーター34を作動させて、エアバッグ39を展開膨張させるように、構成されている。
In the vehicle V, as shown in FIGS. 1 and 2, the
そして、実施形態の歩行者用エアバッグ装置Mは、以下のようにして、車両Vに搭載されることとなる。なお、エアバッグカバー24の本体部25には、予めストラップ30・31を連結させておく。そして、まず、エアバッグ39を、平らに展開した状態から、筒状部45の前縁近傍となる部位で、左右方向に沿った折目を付けてカバー布49が内側となるように折り返し、その後、左右方向に沿った多数の折目を付けて、蛇腹折りし、折り畳んだエアバッグ39を、折り崩れ防止用の破断可能なラッピング材により、くるんでおく。なお、エアバッグ39の折り畳み時には、さらに、蛇腹折りされたエアバッグ39を、ケース17内に収納可能なように、左右両端側を中央側に接近させるように折り返しておく。
And the airbag apparatus M for pedestrians of embodiment is mounted in the vehicle V as follows. Note that straps 30 and 31 are connected in advance to the
そして、エアバッグ39の折り畳み完了後、流入口部46・46に、それぞれ、クランプ37を利用してインフレーター34の小径部34bを接続させ、テザー51・52の先端付近を相互に重ね、挿通孔51a・52aにボルト54を挿通させておく。次いで、ボルト35a・54を、それぞれ、底壁部20に形成される挿通孔20a・20bから突出させるようにして、エアバッグ39とインフレーター34とを、開口17aからケース17内に収納し、挿通孔20a・20bから突出しているボルト35a・54に、それぞれ、ナット36・55を締結させて、エアバッグ39とインフレーター34とをケース17に取付固定させる。
Then, after the folding of the
その後、連結部30a・31a側を本体部25に連結された各前側・後側ストラップ30・31の連結部30b・31bを、リベット32を用いて、ケース周壁部18に連結させ、本体部25の周縁25aに配設される各クリップ27を、ケース開口17a周縁のフランジ部19に形成される係合孔19aに挿入させて、係止脚部27bを係合孔19a周縁に係合させ、エアバッグカバー24をケース17に固定させて、エアバッグ組付体を形成する。
Thereafter, the connecting
そして、フードパネル13の収納凹部13b内にエアバッグ組付体を収納させ、インナパネル15の挿通孔15eから突出しているボルト21にナット22を締結させれば、エアバッグ装置Mをフードパネル13に固定させることができる。そして、フードパネル13を、図示しないヒンジを利用して、車両Vのボディ1側に固定させれば、歩行者用エアバッグ装置Mを車両Vに搭載することができる。なお、エアバッグ装置Mの車両Vへの搭載手順はこれに限られるものではなく、予め車両Vに固定させたフードパネル13に、エアバッグ装置Mを固定させてもよい。
When the airbag assembly is stored in the
実施形態の歩行者用エアバッグ装置Mでは、車両搭載状態において、インフレーター34に作動信号が入力されれば、インフレーター34から膨張用ガスが吐出され、エアバッグ39が、膨張用ガスを流入させて膨張することとなる。そして、エアバッグカバー24の本体部25がエアバッグ39に押されて、クリップ27のケース開口17a周縁への係合を解除されるようにして開き、エアバッグ39が、開いた突出用開口Oから上方に向かって突出し、図1・2の二点鎖線及び図12・13に示すごとく、膨張を完了させることとなる。
In the pedestrian airbag apparatus M of the embodiment, when an operation signal is input to the inflator 34 in the vehicle mounted state, the inflation gas is discharged from the inflator 34, and the
そして、実施形態の歩行者用エアバッグ装置Mでは、作動時、横膨張部43が、上方への突出を、エアバッグカバー24の本体部25により規制されつつ、展開して、エアバッグ39が膨張を完了させることとなる。また、エアバッグカバー24の本体部25は、膨張を完了させた横膨張部43の前後方向の幅寸法よりも、前後を狭くしているものの、フードパネル13の左右方向の略全域にわたって配設されていることから、横膨張部43は、左右方向に沿った広い範囲で、本体部25により、上面側を押えられて、上方への部分的な移動のみならず、部分的に厚さを厚くするように膨張することを抑えられて、的確に上方側へのばたつきを抑えられることとなる。そのため、実施形態の歩行者用エアバッグ装置Mでは、エアバッグ39の展開膨張時において、横膨張部43が、上方側へのばたつきを抑えられて膨張を迅速に完了させ、横膨張部43の左右両端側に連なって配設される縦膨張部42・42も、ばたつきを抑えられた状態で膨張を完了させることとなり、膨張した左右の縦膨張部42・42により、迅速にフロントピラー部11・11を覆うことが可能となる。
In the pedestrian airbag apparatus M according to the embodiment, when activated, the
従って、実施形態の歩行者用エアバッグ装置Mでは、エアバッグ39の展開膨張時、エアバッグ39の左右両端付近に配設される縦膨張部42・42が、ばたつきを抑えて迅速にフロントピラー部11・11を覆うことができる。
Therefore, in the airbag device M for pedestrians of the embodiment, when the
また、実施形態の歩行者用エアバッグ装置Mでは、エアバッグカバー24の本体部25がストラップ30・31によりケース17側に連結された状態で、エアバッグ39が展開膨張することから、エアバッグ39の展開膨張時に、エアバッグカバー24の本体部25が、歩行者側に向かって飛散することを抑えることができる。
In the pedestrian airbag apparatus M of the embodiment, the
なお、実施形態のエアバッグ装置Mでは、エアバッグ39にテザー51・52を配設させて、エアバッグ39の展開膨張時において、横膨張部43がケース17からの浮き上がるように膨張することを防止しているものの、実施形態のエアバッグ装置Mでは、エアバッグカバー24の本体部25により、横膨張部43のケース17からの浮き上がり(上方への部分的な移動)のみならず、部分的に厚さを厚くするように膨張することも、的確に抑えることができることから、エアバッグとして、テザーを配設させない構成のものを使用してもよい。
In the airbag apparatus M according to the embodiment, the
また、実施形態のエアバッグ装置Mでは、エアバッグカバー24における本体部25の前後両縁25b・25c側にストラップ30・31を配設させて、本体部25の前後両縁25b・25c側を、ケース17側に、連結させている構成であるが、ストラップの配置位置はこれに限られるものではなく、例えば、エアバッグの横膨張部として、エアバッグの膨張完了時に分離して配設される筒状部を、前後に並設させた構成のものを使用する場合、前後方向の中間部位となる位置で、筒状部の間を通るようにして、配設されるストラップを利用して、エアバッグカバーをケース側に連結させる構成としてもよい。
Further, in the airbag apparatus M of the embodiment, the
さらに、実施形態のエアバッグ装置Mとしては、エアバッグ39の横膨張部43として、左右方向に沿って配設される2つの筒状部44・45を、前後方向で並設させた構成としているが、エアバッグの形状は勿論これに限られるものではなく、横膨張部の部位に1つの筒状部を配設させた構成のエアバッグを使用してもよい。なお、横膨張部を1つの筒状部から形成する場合、高さ寸法を大きくして膨張することを抑えるために、内部に、膨張完了時の高さ寸法を規制するテザー等を配設させることが好ましい。
Furthermore, as the airbag device M of the embodiment, as the laterally inflating
1…ボディ、
10…フロントウィンドシールド、
11…フロントピラー部、
13…フードパネル、
13a…後縁、
17…ケース、
24…エアバッグカバー、
25…本体部、
30…前側ストラップ、
31…後側ストラップ、
34…インフレーター、
39…エアバッグ、
42…縦膨張部、
43…横膨張部、
O…突出用開口、
V…車両、
M…歩行者用エアバッグ装置。
1 ... Body
10 ... Front windshield,
11 ... Front pillar part,
13 ... food panel,
13a ... trailing edge,
17 ... Case,
24 ... Airbag cover,
25 ... body part,
30 ... front strap,
31 ... rear strap,
34 ... Inflator,
39 ... Airbag,
42 ... longitudinal expansion part,
43 ... Lateral expansion part,
O ... Projection opening,
V ... Vehicle,
M: Air bag device for pedestrians.
Claims (1)
膨張用ガスを流入させて上方に向かって展開膨張可能に、前記フードパネルの左右方向側の略全域にわたって折り畳まれて収納されるエアバッグと、
収納された該エアバッグの上方を覆うように、前記フードパネルの左右方向の略全域にわたって配設され、展開膨張時の前記エアバッグに押されて開き、前記エアバッグの突出用開口を形成するエアバッグカバーと、
を備える構成とされて、
前記エアバッグが、膨張完了時において、
少なくとも前記フードパネルの後縁側の上方を左右方向の略全域にわたって覆うように、略左右方向に沿って配設される横膨張部と、
前記フードパネル後方側のフロントウィンドシールドの左右両側に配設されるフロントピラー部の少なくとも下部前面を覆うように、該横膨張部の左右両端側から後方に向かって突出するように、略前後方向に沿って配設される2つの縦膨張部と、
を備える構成の歩行者用エアバッグ装置において、
前記エアバッグカバーが、可撓性を有した複数の帯状のストラップにより、前記エアバッグの収納部位側に、連結されて、前記エアバッグの展開膨張時に、前記突出用開口から突出した前記横膨張部の上面側を押えて、前記横膨張部を前記突出用開口の周縁側に押えるように、配設されていることを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。 Located near the rear end of the vehicle hood panel,
An airbag that is folded and stored over substantially the entire region on the left and right side of the hood panel so as to allow inflation gas to flow in and expand and expand upward;
The hood panel is disposed over substantially the entire region in the left-right direction so as to cover the upper portion of the stored airbag, and is pushed and opened by the airbag when inflated to form a protruding opening for the airbag. An airbag cover;
It is set as the composition provided with,
When the airbag is completely inflated,
A laterally inflated portion disposed along substantially the left-right direction so as to cover at least the rear edge side of the hood panel over substantially the entire region in the left-right direction;
A substantially front-rear direction so as to project rearward from the left and right ends of the lateral expansion portion so as to cover at least the lower front surface of the front pillar portion disposed on the left and right sides of the front windshield on the rear side of the hood panel. Two longitudinally expanding portions disposed along the
In a pedestrian airbag apparatus configured to include:
The lateral inflation that the airbag cover is connected to the airbag housing part side by a plurality of flexible straps and that protrudes from the projection opening when the airbag is deployed and inflated. A pedestrian airbag device, wherein the airbag device is disposed so as to press the upper surface side of the portion and press the lateral inflating portion toward the peripheral side of the projecting opening.
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