JP2006094296A - 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びそのプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びそのプログラム Download PDF

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Hitoshi Kokatsu
斉 小勝
Yasuki Yamauchi
泰樹 山内
Noriko Hasegawa
典子 長谷川
Toshiro Koriyama
登志郎 郡山
Toshifumi Takahira
俊史 高平
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Abstract

【課題】 好適な特色再現を実現する画像処理システムを提供する。
【解決手段】 画像処理システム1は、サーバ装置4、クライアントPC3及びプリンタ装置10を含み、サーバ装置4にインストールされた色指定プログラム5は、デザイナーが指定した色(色票番号等)に応じて、プリンタ装置10の色域に対応する色値(具体的には、RGB値又はCMYK値)に変換し、クライアントPCに表示させる。これにより、好適な特定色再現が実現される。
【選択図】図4

Description

本発明は、色票などを用いて色を指定し、色票と略等価な色を再現する画像処理装置に関する。
例えば、特許文献1では、出力デバイスの色再現特性に対応した標準色データファイル群を具備しており、特色指定部は任意の特色に置き換え可能な構成が開示されている。
また、特許文献2では、カラー画像形成装置で色見本帳を出力し、ユーザに色を選択させ、カラーパレットに記憶させることにより、カラーパレットを指定することにより所望の色再現を得る技術が開示されている。
また、特許文献3では、カラーディスプレイにユーザ指定の画像を表示し、ポインティングデバイスにより指定された画素が、別途出力しておいた色票のどれに相当するかを示す技術が開示されている。
特開平6−103381号公報 特開平6−105131号公報 特開平7−104672号公報
本発明は、上述した背景からなされたものであり、好適な特色再現を実現する画像処理システムを提供することを目的とする。
[画像処理装置]
上記目的を達成するために、本発明にかかる画像処理装置は、色を指定する色指定情報の入力を受け付ける入力手段と、入力された色指定情報に応じて、画像出力装置で適用される出力色空間で表現された色データを生成する出力データ生成手段と、前記出力データ生成手段により生成された出力色空間の色データに対応する色値を出力する色値出力手段とを有する。
好適には、前記入力手段は、色を指定する色指定情報と、この色を出力する出力装置を識別する装置識別情報と、この色がこの出力装置で出力されるときの出力条件を示す出力条件情報との入力を受け付け、前記出力データ生成手段は、入力された色指定情報、装置識別情報及び出力条件情報に応じて、出力色空間の色データを生成する。
好適には、出力色空間の色データを、他の色空間の色データに変換するデータ変換手段をさらに有し、前記色値出力手段は、前記データ変換手段により変換された他の色空間の色データを前記色値として出力する。
好適には、前記画像出力装置は、印刷装置であり、前記出力データ生成手段は、印刷装置で適用される印刷色空間の色データを生成し、前記データ変換手段は、印刷色空間の色データを、他の画像出力装置の色空間、又は、装置に依存しない色空間の色データに変換する。
好適には、前記出力データ生成手段は、指定された色に対応する複数の色データを生成し、前記色値出力手段は、生成された複数の色出力データに対応する色値を出力する。
好適には、前記出力データ生成手段により生成された複数の色データを画像出力装置に送信するデータ送信手段をさらに有し、前記色値出力手段は、前記データ送信手段により送信された複数の色データに基づいて出力される複数の色画像それぞれと対応付ける態様で、これらの色データに対応する複数の色値を出力する。
また、本発明にかかる画像処理装置は、記録媒体に形成されたカラー画像を測色する測色手段と、前記測色手段により測色されたカラー画像の測色値に基づいて、画像出力装置で適用される出力色空間で表現された色データを生成する出力データ生成手段とを有する。
好適には、前記出力データ生成手段により生成された出力色空間の色データに対応する色値を出力する色値出力手段をさらに有する。
[画像形成装置]
また、本発明にかかる画像形成装置は、色を指定する色指定情報の入力に応じて、指定された色を出力する色出力データを生成する出力データ生成手段と、前記出力データ生成手段により生成された色出力データに基づいて、指定された色を含むカラー画像、及び、この色出力データを示す色値画像を形成する像形成手段とを有する。
また、本発明にかかる画像形成装置は、色を指定する色指定情報の入力に応じて、指定された色を出力する色出力データを生成する出力データ生成手段と、前記出力データ生成手段により生成された色出力データに基づいて、指定された色を含むカラー画像を形成する像形成手段と、前記出力データ生成手段により生成された色出力データを示す色値を出力する色値出力手段とを有する。
[画像処理方法]
また、本発明にかかる画像処理方法は、色を指定する色指定情報の入力を受け付け、入力された色指定情報に応じて、画像出力装置で適用される出力色空間で表現された色データを生成し、生成された出力色空間の色データに対応する色値を出力する。
[プログラム]
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータを含む画像処理装置において、色を指定する色指定情報の入力を受け付けるステップと、入力された色指定情報に応じて、画像出力装置で適用される出力色空間で表現された色データを生成するステップと、生成された出力色空間の色データに対応する色値を出力するステップとを前記画像処理装置に実行させる。
本発明の画像処理装置によれば、好適な特色再現を実現することができる。
[システム構成]
まず、本発明が適用される画像処理システム1の全体構成を説明する。
図1は、画像処理システム1の全体構成を例示する図である。
図1に例示するように、画像処理システム1は、プリンタ装置10、クライアントPC3及びサーバ装置4を有する。プリンタ装置10、複数のクライアントPC3及びサーバ装置4は、LAN又はWANなどで構成されたネットワークを介して互いに接続している。
クライアントPC3は、デザイナーなどのユーザが画像処理などに用いる汎用コンピュータであり、画像生成・編集のプログラムなどがインストールされている。
サーバ装置4は、後述する色指定プログラム5がインストールされたコンピュータ端末であり、クライアントPC3からの要求に応じて、プリンタ装置10に対して印刷要求又は色指定処理などを行う。
[プリンタ装置]
次に、本発明が適用されるプリンタ装置10について説明する。
図2は、タンデム型のプリンタ装置10の構成を示す図である。
図2に示すように、プリンタ装置10は、画像読取ユニット12、画像形成ユニット14、中間転写ベルト16、用紙トレイ17、用紙搬送路18、定着器19及び画像処理装置20を有する。このプリンタ装置10は、クライアントPC3(図1)からサーバ装置4を介して受信した画像データを印刷するプリンタ機能に加えて、画像読取装置12を用いたフルカラー複写機としての機能、及び、ファクシミリとしての機能を兼ね備えた複合機であってもよい。
まず、プリンタ装置10の概略を説明すると、プリンタ装置10の上部には、画像読取装置12及び画像処理装置20が配設され、画像データの入力手段として機能する。画像読取装置12は、原稿に表示された画像を読み取って、画像処理装置20に対して出力する。画像処理装置20は、画像読取装置12から入力された画像データ、又は、LANなどのネットワーク(図1)を介してクライアントPC3等から入力された画像データに対して、色変換、階調補正及び解像度補正などの画像処理を施し、画像形成ユニット14に対して出力する。
画像読取装置12の下方には、カラー画像を構成する色に対応して、複数の画像形成ユニット14が配設されている。本例では、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色に対応して第1の画像形成ユニット14K、第2の画像形成ユニット14Y、第3の画像形成ユニット14M及び第4の画像形成ユニット14Cが、中間転写ベルト16に沿って一定の間隔を空けて水平に配列されている。中間転写ベルト16は、中間転写体として図中矢印Aの方向に回動し、これら4つの画像形成ユニット14K、14Y、14M、14Cは、画像処理装置20から入力された画像データに基づいて各色のトナー像を順次形成し、これら複数のトナー像が互いに重ね合わせられるタイミングで中間転写ベルト16に転写(一次転写)する。なお、各画像形成ユニット14K、14Y、14M、14Cの色の順序は、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の順に限定されるものではなく、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の順序など、その順序は任意である。
用紙搬送路18は、中間転写ベルト16の下方に配設されている。用紙トレイ17から供給された記録用紙32は、この用紙搬送路18上を搬送され、上記中間転写ベルト16上に多重に転写された各色のトナー像が一括して転写(二次転写)され、転写されたトナー像が定着器19によって定着され、矢印Bに沿って外部に排出される。
次に、プリンタ装置10の各構成についてより詳細に説明する。
図2に示すように、画像読取ユニット12は、原稿を載せるプラテンガラス124と、この原稿をプラテンガラス124上に押圧するプラテンカバー122と、プラテンガラス124上に載置された原稿の画像を読み取る画像読取装置130とを有する。この画像読取装置130は、プラテンガラス124上に載置された原稿を光源132によって照明し、原稿からの反射光像を、フルレートミラー134、第1のハーフレートミラー135、第2のハーフレートミラー136及び結像レンズ137からなる縮小光学系を介して、CCD等からなる画像読取素子138上に走査露光して、この画像読取素子138によって原稿30の色材反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドット/mm)で読み取るように構成されている。
画像処理装置20は、画像読取ユニット12により読み取られた画像データに対して、シェーディング補正、原稿の位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の所定の画像処理を施す。なお、画像読取ユニット12により読み取られた原稿の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率データであり、画像処理装置20による画像処理によって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)(各8bit)の4色の原稿色材階調データに変換される。
第1の画像形成ユニット14K、第2の画像形成ユニット14Y、第3の画像形成ユニット14M及び第4の画像形成ユニット14C(像形成手段)は、水平方向に一定の間隔をおいて並列的に配置され、形成する画像の色が異なる他は、ほぼ同様に構成されている。そこで、以下、第1の画像形成ユニット14Kについて説明する。なお、各画像形成ユニット14の構成は、K、Y、M又はCを付すことにより区別する。
画像形成ユニット14Kは、画像処理装置20から入力された画像データに応じてレーザ光を走査する光走査装置140Kと、この光走査装置140Kにより走査されたレーザ光により静電潜像が形成される像形成装置150Kとを有する。
光走査装置140Kは、半導体レーザ142Kを黒色(K)の画像データに応じて変調して、この半導体レーザ142Kからレーザ光LB(K)を画像データに応じて出射する。この半導体レーザ142Kから出射されたレーザ光LB(K)は、第1の反射ミラー143K及び第2の反射ミラー144Kを介して回転多面鏡146Kに照射され、この回転多面鏡146Kよって偏向走査され、第2の反射ミラー144K、第3の反射ミラー148K及び第4の反射ミラー149Kを介して、像形成装置150Kの感光体ドラム152K上に照射される。
像形成装置150Kは、矢印Aの方向に沿って所定の回転速度で回転する像担持体としての感光体ドラム152Kと、この感光体ドラム152Kの表面を一様に帯電する帯電手段としての一次帯電用のスコロトロン154Kと、感光体ドラム154K上に形成された静電潜像を現像する現像器156Kと、クリーニング装置158Kとから構成されている。感光体ドラム152Kは、スコロトロン154Kにより一様に帯電され、光走査装置140Kにより照射されたレーザ光LB(K)により静電潜像を形成される。感光体ドラム152Kに形成された静電潜像は、現像器156Kにより黒色(K)のトナーで現像され、中間転写ベルト16に転写される。なお、トナー像の転写工程の後に感光体ドラム152Kに付着している残留トナー及び紙粉等は、クリーニング装置158Kによって除去される。
他の画像形成ユニット14Y、14M及び14Cも、上記と同様に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のトナー像を形成し、形成された各色のトナー像を中間転写ベルト16に転写する。
中間転写ベルト16は、ドライブロール164と、第1のアイドルロール165と、ステアリングロール166と、第2のアイドルロール167と、バックアップロール168と、第3のアイドルロール169との間に一定のテンションで掛け回されており、駆動モータ(不図示)によってドライブロール164が回転駆動されることにより、矢印Aの方向に所定の速度で循環駆動される。この中間転写ベルト16は、例えば、可撓性を有するポリイミド等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状に形成された合成樹脂フィルムの両端を溶着等によって接続することにより無端ベルト状に形成されたものである。
また、中間転写ベルト16には、各画像形成ユニット14K、14Y、14M、14Cに対向する位置にそれぞれ第1の一次転写ロール162K、第2の一次転写ロール162Y、第3の一次転写ロール162M及び第4の一次転写ロール162Cが配設され、感光体ドラム152K、152Y、152M、152C上に形成された各色のトナー像は、これらの一次転写ロール162により中間転写ベルト16上に多重に転写される。なお、中間転写ベルト16に付着した残留トナーは、二次転写位置の下流に設けられたベルト用クリーニング装置189のクリーニングブレード又はブラシにより除去される。
用紙搬送路18には、用紙トレイ17から記録用紙32を取り出す給紙ローラ181と、用紙搬送用の第1のローラ対182、第2のローラ対183及び第3のローラ対184と、記録用紙32を既定のタイミングで二次転写位置に搬送するレジストロール185とが配設される。
また、用紙搬送路18上の二次転写位置には、バックアップロール168に圧接する二次転写ロール185が配設されており、中間転写ベルト16上に多重に転写された各色のトナー像は、この二次転写ロール185による圧接力及び静電気力で記録用紙32上に二次転写される。各色のトナー像が転写された記録用紙32は、第1の搬送ベルト186及び第2の搬送ベルト187によって定着器19へと搬送される。
定着器19は、上記各色のトナー像が転写された記録用紙32に対して加熱処理及び加圧処理を施すことにより、トナーを記録用紙32に溶融固着させる。
[サーバ装置]
次に、本発明が適用されるサーバ装置4について説明する。
図3は、本発明にかかる画像処理方法が適応されるサーバ装置4のハードウェア構成を、制御装置20を中心に例示する図である。
図3に例示するように、サーバ装置4は、CPU402及びメモリ404などを含む制御装置40、通信装置42、HDD・CD装置などの記録装置44、並びに、LCD表示装置あるいはCRT表示装置およびキーボード・タッチパネルなどを含むユーザインターフェース装置(UI装置)46から構成される。
[背景]
近年、コンピュータを用いて印刷用の画像データを生成・編集することがプリプレス分野で行われている。この分野のデザイナーは、市販されている色票、または、色票の番号等により、印刷用画像データの刷り上りの色を指定することがある。
最近では、プリンタ装置10により印刷の出来上がりを校正することが行われ、あるいは、オンデマンドパブリッシングと呼ばれるように、プリンタ装置10による出力を最終的な印刷物とすることもある。このようなワークフローはデジタル化されており、印刷用画像データを生成・編集する際に、画像データに色票名あるいは色票番号等を埋め込み、画像データを出力する際に画像データを解釈して色票相当の色を出力するという構成が知られている。
この場合、画像データのフォーマットは色票番号等を埋め込みが可能なものに限定される。当然、画像を生成・編集するプログラムもこのような画像データのフォーマットを取り扱えなければならない。代表的なものにページ記述言語(Page Description Language)のいくつかがある。また、このような画像データを受けて顕像化する印刷装置、プリンタ装置、あるいは表示装置等のカラー画像出力装置には、当然のことながら、このような画像データを解釈できる画像処理装置を必要とする。以下、この形態を特定色対応画像フォーマット媒介型と呼ぶことにする。この特定色対応画像フォーマット媒介型は最も広く用いられている方法であろう。
上記では市販されている色票を例示したように、「この部分は、こういった色にしたい。」というデザイナーの意図を、カラー画像出力時に反映させることが求められることがある。この意味では色票に限られたものではなく、デザイナーの意図した色を定義できればよい。例えば、CIE(国際照明委員会)で定義された色空間の座標値などでもよく、デザイナーの意図した色のことを特定色と呼ぶことにする。
カラー画像データの生成・編集ソフトは多種多様にあり、その多くは、カラー画像出力装置との連携を考慮したものにはなっていない。反対に、カラー画像出力装置との連携を考慮しないから汎用性が高いとも言える。多くのカラー画像データの生成・編集ソフトで特定色を指定する場合、RGB値またはCMYK値を指定するようになっている。
上記特定色対応画像フォーマット媒介型では、画像データ生成・編集プログラムがその画像フォーマットに対応していなければならないという欠点がある。一般にページ記述言語の解釈プログラムは複雑なため簡単に作成できるものではない。したがって、特定色対応画像フォーマット媒介型では、実質的に画像データ生成・編集プログラムが限られてしまうことになる。カラー画像出力装置も同様である。
また、特開平6−103381号公報および特開平6−105131号公報に開示されている方法では、画像データ生成・編集を行う場合に、カラー画像出力装置とタイトな結合を必要とする。
また、特開平7−104672号公報に開示されている方法は、カラーディスプレイに表示された色とカラー画像出力機器との対応をつけるものであるが、上記のように、色票を指定する場合は、色票とカラー画像出力装置で作成した色票を目視で近いものを見つけるなどの作業を必要とするし、目的とする色票に近いものがない場合もある。
このように、上記先行技術は、デザイナーが意図する色と出力色を近似させるものであるが、カラー画像出力装置と連携、あるいは、一体となったシステムを前提としたものであった。
そこで、本実施形態における画像処理システム1は、画像データの生成・編集を行うクライアントPC3と、プリンタ装置10との連携がまったくなくとも所望の色再現を行うことを目的とする。
上記従来技術は、画像データの生成・編集ソフト上でデザイナーの意図する特定色を番号や名前で指定すること、あるいは、ポインティングデバイスでディスプレイ上の色票を指示することにより、カラー画像出力装置で出力された画像の色を特定色と同様にするという発想に基づいたものであった。
本実施形態における画像処理システム1では、デザイナーが使用している画像データの生成・編集プログラムで使用されている色の値(具体的には、RGB値又はCMYK値)を、サーバ装置4又はプリンタ装置10がデザイナーに教えることで、何ら画像データの生成・編集プログラムに付加的な機能を設けずとも、好適な特定色再現を行うものである。
[色指定プログラム]
図4は、サーバ装置4(図1)により実行され、本発明にかかる画像処理方法を実現する色指定プログラム5の機能構成を例示する図である。
図4に例示するように、色指定プログラム5は、色指定入力部500、色データ算出部510、通信部550、及び素データ生成部560を有する。また、色データ算出部510は、色名/表色値変換部520、表色値/RGB変換部530、及び表色値/CMYK変換部540を含み、通信部550は、色票画像出力部552及び色値出力部554を含む。
なお、本実施形態では、色指定プログラム5がサーバ装置4にインストールされて、クライアントPC3からの要求に応じて、サーバ装置4が色指定処理を行う形態を具体例とするが、これに限定されるものではなく、例えば、色指定プログラム5がクライアントPC3にインストールされて、クライアントPC3がそれぞれ色指定処理を行ってもよいし、色指定プログラム5がプリンタ装置10にインストールされて、プリンタ装置10自身が色指定処理を行ってもよい。
色指定プログラム5において、色指定入力部500は、色票番号などの色を指定する色指定情報、色を出力する出力装置を識別する装置識別情報、及び、この色がこの出力装置で出力されるときの出力条件を示す出力条件情報などをクライアントPC3(図1)から受信すると、受信した色指定情報、装置識別情報及び出力条件情報などを色データ算出部510に出力する。
図5は、クライアントPC3(図1)に表示される表示画面700を例示する図である。本図で例示される表示画面700は、サーバ装置4により作成されたHTMLファイルに基づいてクライアントPC3上に表示される。
図5に例示するように、表示画面700には、色指定エリア710、出力装置指定エリア720、出力条件指定エリア730、色空間指定エリア740、色票間隔指定エリア750、色値表示エリア760及び再現精度表示エリア770が表示される。
色指定エリア710には、2つのラジオボタン712が設けられている。第1のラジオボタン712aは、色票系列による色指定を選択するボタンであり、第2のラジオボタンは、Lab値により色指定を選択するボタンである。ポインティングデバイスによりいずれかのラジオボタン712が選択されると、選択された方がアクティブとなる。
すなわち、第1のラジオボタン712aが選択されると、色票系列選択ボックス714及び色指定ボックス716がアクティブとなる。この色票系列選択ボックス714は、色票系列(市販されているメジャーな色票の群)の選択を受け付ける。また、色指定ボックス716は、選択された色票系列の中から、特定の色の選択を受け付ける。例えば、色指定ボックス716は、比較的数が少なく、「あさぎ」、「紺色」等の色の名前で定義されているものに関しては、プルダウンメニューにより色名の選択を受け付け、多数の色票からなり番号で定義されているものに関しては、番号の入力を受け付ける。
色指定入力部500は、この色票の指定操作を検知することにより、指定された色票の色を特定する。
また、第2のラジオボタン712bが選択されると、色値入力ボックス719がアクティブとなる。この色値入力ボックス719は、キーボード入力等により、所望のLab値の入力を受け付ける。本実施例では、Lab値のみが入力可能であるが、他の色空間の色値が入力値となってもよい。例えば、色票の色は、CIEにより定義されている色空間Labの他に、Luv、XYZなどや、sYCbCrなどの機器に依存しない色空間を用いて定義することができる。
また、Lab色空間は光源を指定して初めて定義可能であるが、本実施形態では、主たる対象を印刷関連業としているため、特に断らない限りD50光源を前提として説明する。なお、他の光源であってもかまわないし、光源を選択するような構成も可能である。
色指定入力部500は、この色値の入力操作を検知することにより、指定された色票の色を特定する。
また、色票が特定されるか、または、Lab値が入力されると、色表示窓718には、指定に明らかな間違いがないかを確認できるように、指定された色が表示される。
出力装置指定エリア720には、出力装置指定ボックス722が設けられている。この出力装置指定ボックス722は、色票の画像(色票画像)を出力させる出力装置の指定を受け付ける。本実施形態では、プリンタ装置10が出力装置として指定される場合を具体例として説明する。
出力条件指定エリア730には、カラーインテント選択ボックス732、ユーザ調整ボックス734及び色域圧縮法選択ボックス736が設けられている。カラーインテント選択ボックス732は、色票画像の出力条件としてカラーインテントの選択を受け付ける。カラーインテントとは、写真モード、Webモード、地図モードといったプリント時に指定できるパラメータである。また、ユーザ調整ボックス734は、ユーザ調整パラメータの入力を受け付ける。これは、機種によっては階調再現等をユーザが調整できるユーザ調整機構を具備したプリンタ装置に対応したものであり、このようなプリンタ装置は、ユーザにより入力されたユーザ調整パラメータを保存できるようになっている。実際の出力時にユーザ調整パラメータを用いるとすると、該ユーザ調整パラメータを考慮しないと正しい色データ出力がえられない。
なお、本実施形態の画像処理システム1では、出力装置の機種、カラーインテント及びユーザ調整が指定可能であるが、これに限定されるものではなく、想定するカラー画像出力装置(プリンタ装置、モニタ等)の色再現にかかわる出力条件を入力するように構成すればよい。また、本実施形態の色指定プログラム5は、ネットワークプリンタ用のソフトウエアであり、プリンタ装置10とネットワークで接続されており、サーバ装置4(色指定プログラム5)側で、プリンタ装置10に登録されているユーザ調整パラメータ等を取得することも可能である。
色域圧縮法選択ボックス736は、出力色空間がCMYKであるとき、又は、後述するRGB入力時のデバイスリンク形式のときにアクティブになる。一般に印刷で用いられるような特色とよばれる特定色は、CMYKの組み合わせにより(プロセスカラー)再現される色よりも鮮やかであるものが含まれている。したがって、プリンタ装置10は、プロセスカラーであるため、指定された色票がプリンタ装置で再現可能な色域外であれば、色域の圧縮を施す必要がある。この色域の圧縮には複数の手法があり、これらの手法により色再現が異なる。そこで、色域圧縮法選択ボックス736は、色域圧縮の手法を指定するパラメータを受け付ける。受け付けるパラメータは、例えば、色差優先、彩度優先、色相優先などである。
色空間指定エリア740には、色データ出力の色空間を選択するための複数のラジオボタン742が設けられている。本例では、第2のラジオボタン742の選択により、CMYK色空間が指定されている。本実施形態では、RGB、CMYK及びLabが選択可能である。他の色空間と区別するために、以降、色データ出力の色空間を出力色空間と呼ぶことにする。
なお、色指定入力部500は、出力色空間としてCMYKが選択された場合は、カラーインテントの選択を禁止する。すなわち、出力色空間としてCMYKが選択された場合は、カラーインテントは選択できないようになっている。RGB画像データが出力される場合は、プリンタ装置10で出力する際にプリンタ装置10の色空間CMYKに色変換される。その際に、カラーインテントに基づいた色変換係数が選択されるわけである。一方、CMYK画像データが出力される場合には、そのような色変換を経ることなく、直接出力されるのが一般的な利用形態であるからである。画像データを編集するデザイナー(ユーザ)が、RGB画像データを編集するか、または、CMYK画像データに応じて出力色空間が選択される。このとき、RGB画像データであれば、プリンタ装置10でRGBをCMYKに色変換する手前で編集していることになり、このプリンタ装置10での色変換を考慮する必要がある。CMYK画像データであれば、プリンタ装置10の色変換は基本的にスルーの状態で出力することであるため、プリンタ装置10のカラーインテントを必要としない。以上のことから、色指定入力部500は、出力色空間としてCMYKが選択されている場合には、カラーインテントの選択を禁止する。
色票間隔指定エリア750には、色差間隔選択ボックス752が設けられている。この色差間隔選択ボックス752は、出力される複数の色票の色差の入力を受け付ける。入力された色差に応じて、プリンタ装置10は、指定された色を中心として、複数の色票画像を記録用紙に印刷する。
上記、色指定エリア710、出力装置指定エリア720、出力条件指定エリア730、色空間指定エリア740及び色票間隔指定エリア750においてユーザが色指定情報、装置識別情報及び出力条件情報等を入力すると、色指定入力部500は、入力された色指定情報、装置識別情報及び出力条件情報を取得し、OKボタン702でクリック操作が検知されると、これをトリガーとして、入力された色指定情報、装置識別情報及び出力条件情報を色データ算出部510に出力する。すなわち、OKボタン702に対する操作は、色データ算出部510による計算実行のトリガーとなる。
色値表示エリア760及び再現精度表示エリア770には、色データ算出部510により算出された算出結果が表示される。詳細については後述する。
色データ算出部510は、色指定入力部500から入力された色指定情報、装置識別情報及び出力条件情報に基づいて、指定された色をプリンタ装置10で出力するための色値を算出する。
通信部550は、色票画像出力部552及び色値出力部554を有する。
色票画像出力部552は、色データ算出部510により算出された色値(CMYK値)を用いて、色票の印刷データ(CMYK値からなる画像データ)を作成し、作成された印刷データをプリンタ装置10に送信する。
色値出力部554は、色データ算出部510により算出された色値(ユーザに指定された色空間の色値)を、クライアントPC3に送信する。また、色値出力部554は、色データ算出部510により算出された色値をフォントデータとしてプリンタ装置10に送信し、色票画像と同一の記録用紙に印刷させてもよい。この場合に、指定された色票画像と共に、算出された色値が数字等として記録用紙に印刷される。
素データ生成部560は、プリンタ装置10から受信した測色値に基づいて、プリンタ装置10の素データを生成し、生成された素データを色データ算出部510に出力する。素データとは、機器依存色空間の座標値(例えば、CMYKやRGB)とその測色値(例えばLab)との対であって、例えば、プリンタに既知の機器依存色空間の座標値(色信号)を与え、色票を出力して測色することにより生成することができる。本実施形態では、以下、プリンタ装置10のCMYK値に対応するLab値の複数対をプリンタ装置10の素データと呼ぶ。
[色データ算出部の詳細]
次に、色データ算出部510をより詳細に説明する。
図6は、色データ算出部510に記憶されている色値テーブル512を例示する図である。
図6に例示するように、色データ算出部510は、色票の番号(色票番号)と、色票のLab値、RGB値及びCMYK値を含む色値とが互いに対応付けられた色値テーブル512を予め記憶している。色票番号の代わりに色名が色値テーブル512に登録されてもよく、この場合には、色名に番号を割り付けておけばよい。
また、1つの色値テーブル512は1つの色票系列に相当しており、色票系列が複数ある場合に、色データ算出部510は、複数の色票系列毎に、色値テーブル512をもつことになる。
また、色データ算出部510は、出力装置(プリンタ装置10など)の機種毎、カラーインテント毎に、それぞれ色値テーブル512を有することにより、プリンタ装置10の特性等にも対応できる。他の色指定入力部500により決定されるパラメータも概ね対応可能である。
すなわち、色データ算出部510は、予め記憶された色値テーブル512を参照して、色票番号又は色名等に対応するLab値、RGB値又はCMYK値を検出する。
ただし、任意のLab値が指定された場合には、色値テーブル512では対応できない。そこで、色データ算出部510は、以下に説明するように、色名/表色値変換部520、表色値/RGB変換部530、及び表色値/CMYK変換部540を用いて、指定された色(Lab値、色票番号又は色名等)に対応するRGB値又はCMYK値を算出する。
図4に例示するように、色データ算出部510は、色名/表色値変換部520、表色値/RGB変換部530、及び表色値/CMYK変換部540を有する。色指定入力部500から入力された色指定情報(色票系列、色番号、及び色名)は、色名/表色値変換部520により、Labなどの表色値に変換される。なお、表色値は、出力装置(プリンタ装置、モニタ等)に依存しない色空間の座標値であれば何でもよい。色名/表色値変換部520は、色名等と表色値とが互いに対応付けられた色名変換テーブルを記憶しており、この色名変換テーブルを引くことにより、色名等に対応するLab値を求める。なお、色名/表色値変換部520は、色指定入力部500からLab値が直接入力された場合は、このLab値をそのまま表色値/RGB変換部530又は表色値/CMYK変換部540に出力する。
出力色空間がRGBである場合には、表色値は、表色値/RGB変換部530によりRGB値に変換され、出力色空間がCMYKである場合には、表色値は、表色値/CMYK変換部540によりCMYK値に変換される。本方法は、色データ出力値を都度算出するため、Lab値入力にも好適である。
次に、表色値/RGB変換部520をより詳細に説明する。プリンタ装置10内部の色変換の形式に関して以下の2つの場合がある。
RGB画像データが入力されると、プリンタ装置10は色変換を行いCMYK画像データに変換して画像を出力する。この際の色変換は、RGBからLab等の機器独立色空間に変換する第1の色変換を行い、その後、第2の色変換によりLab等の機器独立色空間からプリンタ装置10の色空間であるCMYKに変換する場合で、第1、第2の2つの色変換パラメータが存在する方法である(以下、これをD.I色変換方式と呼ぶ)。さらに、プリンタ装置10が、第1の色変換パラメータで色変換を行い、色域圧縮を行い、第2の色変換パラメータで色変換を行う場合のような構成であっても、色域圧縮を第2の変換パラメータの一部とみなせば、この方式と同一に扱えるし、ユーザ調整のパラメータも同様である。
もう一つは、RGBからプリンタ装置10の色空間へ直接変換するやり方で、ただ一つの色変換パラメータが存在する(以下、デバイスリンク色変換方式と呼ぶ)。ユーザ調整パラメータが指定されている場合も、D.I色変換方式と同様の考え方をすればよい。
図7は、D.I色変換方式に対応する表色値/RGB変換部520の機能構成を例示する図であり、図7(A)は、第1の表色値/RGB変換部520の機能構成を例示し、図7(B)は、第2の表色値/RGB変換部520の機能構成を例示する。
図7(A)に例示するように、第1の表色値/RGB変換部520は、色変換パラメータ逆演算部532及び第1の色変換パラメータ取得部534を含む。第1の色変換パラメータ取得部534は、例えば、プリンタ装置10から、このプリンタ装置10で適用される第1の色変換パラメータ(RGBからLabに変換するパラメータ)を取得し、取得した第1の色変換パラメータを色変換パラメータ逆演算部532に出力する。
第1の色変換パラメータは、例えば、線形式、アフィン変換式、高次多項式、ニューラルネットワーク、又は、多次元テーブル等の、色変換に適するものであれば何でもよい。色変換の方向は、RGBからLabであるから、これを逆方向にとけばよい。色変換パラメータ逆演算部532は、色変換式が線形式、アフィン変換式である場合には、これらの逆関数を算術的に求めればよい。高次多項式、ニューラルネットワーク、多次元テーブル等は、算術的に逆関数が求まらない。高次多項式、ニューラルネットワークなど微分連続な関数形であればコンピュータカラーマッチング(CCM)が知られている。また、RGBの複数のパターンを発生させ、第1の色変換パラメータを適用してRGBとLabの対を複数作り、LabからRGBを予測するニューラルネットワークを生成する方法や、回帰手法を用いてもよい。これらを総称して、第1の色変換パラメータの逆関数と呼ぶ。第1の色変換パラメータ逆演算部532は、このように第1の色変換パラメータの逆関数を求めて適用する。また、予め第1の色変換パラメータに対応させ、第1の色変換パラメータの逆関数を記憶させておけば、この第1の色変換パラメータの逆関数を求める機構を省略することが可能である。第1の色変換パラメータの逆関数に、表色値を代入することによりRGB値(色データ出力)が求まる。なお、図7(A)に例示する手法では、第2の色変換パラメータを考慮していないので、表色値がプリンタ装置の色域外である場合、色再現精度が低下する、色差精度が求まらない、といった欠点を有するが、D.I色変換方式に対しては最も簡便な特徴がある。
一方、図7(B)に例示するように、第2の表色値/RGB値変換部520は、色変換パラメータ逆演算部532及び第1の色変換パラメータ取得部534に加えて、第2の色変換パラメータ演算部536、第2の色変換パラメータ取得部537、出力装置色空間/表色値色変換部538及び出力装置色特性記憶部539を含み、D.I色変換方式において、第2の色変換パラメータを考慮して表色値をRGB値に変換する。
第2の色変換パラメータ取得部537は、例えば、プリンタ装置10から、このプリンタ装置10で適用される第2の色変換パラメータを取得し、第2の色変換パラメータ演算部536は、取得された第2の色変換パラメータを適用して、表色値をプリンタ装置10の色空間であるCMYK値に変換する。第2の色変換パラメータは、色指定入力部500から入力された出力条件情報等で決定されるものである。この際に、色域圧縮等、第2の色変換パラメータに依存した変換がなされる。
次に、出力装置特性記憶部539は、プリンタ装置10のCMYK値に対応するLab値の複数対を保持している。すなわち、出力装置特性記憶部539は、素データ生成部560から入力された素データを保持している。プリンタ装置10の素データがあれば、種々の公知の方法により、任意のCMYK値に対するLab値を予測することが可能である。すなわち、出力装置色空間/表色値色変換部538は、プリンタ装置10の素データを用いて、任意のCMYK値に対するLab値を予測する。具体的には、出力装置色空間/表色値色変換部538は、第2の色変換パラメータ演算部536により算出されたCMYK値を再び表色値(Lab)に戻す。なお、プリンタ装置10の色域外である等の条件により、色名/表色値色変換部520に入力されたLab値と、出力装置色空間/表色値色変換部538により算出されるLab値とは、互いに異なった値になる場合がある。
次に、第1の色変換パラメータ取得部534は、プリンタ装置10から第1の色変換パラメータを取得し、第1の色変換パラメータ逆演算部532は、取得された第1の色変換パラメータを適用して、出力装置色空間/表色値色変換部538から入力されたLab値をRGB値に変換する。なお、図7(B)における第1の色変換パラメータ取得部534及び第1の色変換パラメータ逆演算部532は、図7(A)に例示したものと実質的に同一である。
図8は、表色値/CMYK変換部540の機能構成を例示する図である。
図8に例示するように、表色値/CMYK変換部540は、UCR率算出部542、出力装置色特性記憶部544及びCMYK値生成部546を含む。
表色値LabからCMYKは直接的に求められない。このため、UCR(Under Color Removal)によりK値を決定することが知られている。
UCR率算出部542は、表色値に基づいてUCR率を算出する。
出力装置特性記憶部544は、図7(B)に例示した出力装置特性記憶部539と実質的に同一であり、プリンタ装置10の素データを記憶している。
CMYK値生成部546は、出力装置特性記憶部544に格納されているプリンタ装置10の素データに基づいて、CMYKを決定する。その際に、色域外のLabは何らかの色域圧縮が必要である。この色域圧縮は、色指定入力部500から入力された出力条件情報(図5の色域圧縮法選択ボックス736において指定された色域外の処理方法)に基づいてなされる。
[色指定動作]
次に、色指定プログラム5の動作を説明する。
図9は、サーバ装置4(色指定プログラム5)による色指定処理(S10)を説明するフローチャートである。
図10は、プリンタ装置10により印刷される印刷画像を例示する図である。
図9に示すように、ステップ100(S100)において、色指定入力部500(図4)は、図5に例示した表示画面をクライアントPC3に表示させて、色指定情報(色票番号等)、装置識別情報(プリンタ装置10の識別情報)及び出力条件情報(カラーインテントなど)の入力を促す。
色指定入力部500は、ユーザ(デザイナー)により、色指定情報(色票番号等)、装置識別情報(プリンタ装置10の識別情報)及び出力条件情報(カラーインテントなど)が入力され、OKボタン702(図5)がクリックされると、入力された色指定情報、装置識別情報及び出力条件情報を色データ算出部510に出力する。
ステップ110(S110)において、色データ算出部510(図4)は、入力された色指定情報に基づいて、色を指定する情報が色票番号又は色名であるか、Lab値であるかを判定する。色指定プログラム5は、色指定がLab値によりなされている場合(すなわち、色指定エリア710(図5)において第2のラジオボタン712bが選択された場合)に、S130の処理に移行し、色指定が色票番号又は色名等でなされている場合(すなわち、色指定エリア710(図5)において第1のラジオボタン712aが選択されている場合)に、S120の処理に移行する。
ステップ120(S120)において、色データ算出部510の色名/表色値変換部520は、指定された色票番号又は色名をLab値に変換する。
ステップ130(S130)において、色データ算出部510は、入力された色指定情報等に基づいて、色値を出力する際の色空間を判定する。色指定プログラム5は、出力色空間がRGB又はLabである場合(すなわち、色空間指定エリア740(図5)において第1のラジオボタン742a又は第3のラジオボタン742cが選択されている場合)に、S140の処理に移行し、出力色空間がCMYKである場合(すなわち、色空間指定エリア740(図5)において第2のラジオボタン742bが選択されている場合)に、S150の処理に移行する。
ステップ140(S140)において、表色値/RGB変換部530は、入力されたLab値(又は、色名表色値変換部520により変換されたLab値)を、プリンタ装置10で適用される第2の色変換パラメータを適用して、プリンタ装置10の色空間であるCMYK値に変換し、変換されたCMYK値をプリンタ装置10の素データに基づいてLab値に変換する。
さらに、表色値/RGB値変換部530は、プリンタ装置10で適用される第1の色変換パラメータを適用して、素データに基づいて変換されたLab値をRGB値に変換する。なお、出力色空間がLabである場合に、素データに基づいて変換されたLabがそのまま出力される。
ステップ150(S150)において、表色値/CMYK変換部540は、入力されたLab値(又は、色名表色値変換部520により変換されたLab値)に基づいてUCR率を算出し、算出されたUCR値、入力されたLab値、及び、プリンタ装置10の素データに基づいて、CMYK値を決定する。
ステップ160(S160)において、色票画像出力部552は、色データ算出部510により算出された色値(RGB値、Lab値又はCMYK値)を用いて、色票の印刷データを作成し、作成された印刷データをプリンタ装置10に送信し、色値出力部554は、色データ算出部510により算出された色値の数値をフォントデータに変換してプリンタ装置10に送信する。
プリンタ装置10は、サーバ装置4から受信した画像データ(色票の印刷データと色値のフォントデータとが合成されたもの)に基づいて、図10に例示するように、色票画像324及び色値表示画像326を記録用紙32に印刷する。色票画像324は、指定された色を中心として、指定された色差間隔で複数印刷され、それぞれの色票画像324に対応付けられた態様で(本例では、近傍に配置)、それぞれの色値(出力色空間の座標値)を示す色値表示画像326が印刷される。また、ヘッダ領域322には、色指定情報(A社特色色票、#138番)、装置識別情報(プリンタ装置10の識別情報「プリンタA」)、及び出力条件情報(カラーインテントの有無など)が印刷される。
また、色値出力部554は、色データ算出部510により算出された色値(ユーザに指定された色空間の色値)を、クライアントPC3に送信する。
クライアントPC3は、図5に例示するように、色値表示エリア760に、算出された色値を表示する。この色値表示エリア760には、出力色空間の座標値(色値)が表示される。
また、再現精度表示エリア770には、精度情報ボックス772が設けられている。精度情報ボックス772には、色域外における色差ΔEが表示される。すなわち、色データ算出部510は、色域圧縮に伴う色差ΔEを算出し、算出された色差ΔEは、色値出力部554を介してクライアントPC3に表示される。この色差ΔEは、概算であるが、デザイナーが色票を選定する際の判断を助ける。
以上説明したように、本実施形態におけるサーバ装置4は、色票または表色値をプリンタ装置10(カラー画像出力装置)で、または、基準色で再現した場合に、色票または表色値が好適に再現されるであろう色データ出力(色値)を算出し提示することができる。
[変形例]
次に、上記実施形態の変形例を説明する。
まず、デバイスリンク形式に対応した表色値/RGB変換部570を説明する。
図11は、デバイスリンク形式の表色値/RGB変換部570の機能構成を例示する図である。
図11に例示するように、本変形例における表色値/RGB変換部570は、図7(B)で説明したものと実質的に同一である出力装置色空間/表色値色変換部538及び出力装置色特性記憶部539に加えて、RGBサンプル点生成部572、デバイスリンク変換パラメータ取得部574、デバイスリンク色変換部576、表色値/RGB変換モデル生成部578、表色値/RGB変換モデル記憶部580、及び表色値/RGB変換モデル適用部582を含む。
本例の表色値/RGB変換部570は、OKボタン702のクリック操作をトリガーとして、以下の計算を開始する。
RGBサンプル点生成部572は、複数のRGB値の組み合わせを生成する。本例では、RGB各軸均等10分割(11格子点)を直行させたものである。総数は11×11×11=1331格子点である(RGB格子点データと呼ぶ)。
次に、デバイスリンク色変換パラメータ取得部574は、入力されたパラメータにより決定されたデバイスリンク色変換パラメータを取得する。
デバイスリンク色変換部576は、デバイスリンク色変換パラメータ取得部574により取得されたデバイスリンク色変換パラメータを適用して、RGB格子点データ全てをプリンタ装置10のCMYK値に変換する。
次に、出力装置色空間/表色値色変換部538は、出力装置色特性記憶部539に記憶されているプリンタ装置10の素データに基づいて、デバイスリンク色変換部576により変換されたCMYK値をLabに変換する。
次に、表色値/RGB色変換モデル生成部578は、RGB格子点とそれに対応するLab値(出力装置色空間/表色値色変換部538により生成されたLab値)とに基づき、Lab値からRGB値を予測する予測モデルを生成する。例えば、表色値/RGB色変換モデル生成部578は、Lab値とRGB値の複数対があるので、回帰手法やニューラルネットワーク等の手法を用いて予測モデルを生成する。ただし、この際の色域はプリンタ装置10のものであるので、色域外のLab値に対して色域圧縮が必要となる。例えば、ユーザに指定された色域外の処理方法(出力条件指定エリア730(図5)で入力されたもの)に基づいて色域圧縮を行えばよい。
色名/表色値変換部520(図4)により変換される表色値は、ユーザの任意の指定で決定されるものであるから、都度計算することになっては効率が悪い。したがって、表色値/RGB色変換モデル生成部578は、RGBサンプル点生成部572と同様に、Labの格子点を生成して、生成された格子点のLab値に対応するRGB値を全てについて求める。つまり、最終的にLab値をRGB値に変換する多次元テーブルが、表色値/RGB色変換モデル生成部578により生成される。この多次元テーブルの生成に時間を要するような場合は、入力されるパラメータ(出力条件情報等)と対応をつけて、表色値/RGB色変換モデル生成部578により生成される多次元テーブルを、表色値/RGB色変換モデル記憶部580に記憶しておくことができる。
表色値/RGB色変換モデル適用部582は、表色値/RGB色変換モデル生成部578により生成された多次元テーブルを適用して、色名/表色値変換部520から入力された表色値をRGB値に変換する。なお、2度目以降は、多次元テーブルを生成せずに、表色値/RGB色変換モデル適用部582は、表色値/RGB色変換モデル記憶部580から多次元テーブルを呼び出して、色名/表色値変換部520から入力された表色値をRGB値に変換する。
また、上記実施形態では、プリンタ装置10の出力色空間をCMYKとしたが、CMY、あるいはHiFiカラーと呼ばれる5色以上の色空間でも可能である。また、プリンタ装置10等のカラー画像出力装置は、経年変化で色再現性が変化することがある。その場合は、出力装置色特性記憶部539に格納されているプリンタ装置10の素データを更新するようにすれば、色再現精度を維持できる。
次に、素データの更新方法を説明する。
素データは、予め定義されたCMYK値をプリンタ装置10で印刷してカラーパッチとし(顕像化し)、このカラーパッチを測色器(不図示)で測色して、Lab等の測色値と元のCMYK値とを互いに対応づけることにより生成される。以下、色票の色値を中心とした素データの更新方法を例示する。
図12は、素データに対応する色票パッチ326を例示する図である。
図13は、色票パッチ326の測色値に基づいて生成される色票測色値テーブル614を例示する図である。
図12(A)に例示するように、素データ生成部560は、色票定義テーブル562を有し、色票定義テーブル562に記憶されている色値(CMYK値)に基づいて色票パッチ326の画像データを生成し、プリンタ装置10に送信する。プリンタ装置10は、素データ生成部560から入力された色票パッチ326の画像データに基づいて、図12(B)に例示するように、複数の色票パッチ326を記録用紙32に印刷する。
また、プリンタ装置10は、用紙搬送路18上に設けられた測色器(不図示)、又は、画像読取ユニット12を用いて、記録用紙32に印刷された色票パッチ326を測色し、色票パッチ326の測色値(Lab)を素データ生成部560に返信する。
素データ生成部560は、プリンタ装置10から受信した測色値に基づいて、図13に例示するように、複数の色票番号(又は色名)と測色値(Lab値)とが対応付けられた色票測色値テーブル564を生成する。
素データ生成部560は、図12(A)に例示した色票定義テーブル562と、図13に例示した色票測色値テーブル614とを素データとして出力装置色特性記憶部539に出力する。
このように、素データ生成部560は、既定のタイミングで、色票パッチの画像データを生成してプリンタ装置10に印刷させ、印刷された色票パッチの測色値をプリンタ装置10から取得して、出力装置色特性記憶部539に記憶される素データを更新する。
他の変形例として、プリンタ装置10から必要な色変換パラメータ等の情報を取得できないような独立したプログラムとして構成することも可能である。その場合には、プログラムが必要なパラメータ、出力装置色特性等を何らかの形で記憶するようにしておけばよい。
上記実施形態では、色票または表色値と、特定のプリンタ装置10等のカラー画像出力装置が特定された場合に、プリンタ装置10で色票の色を再現するために好適な構成を示した。一方、印刷業界では標準的な印刷を想定した基準色が定義されている。代表的なものに、Japan Color、SWOP、Euro Scale、雑誌広告基準色等がある。これらは、カラー画像出力装置と等価と考えることが出る。したがって、カラー画像出力装置とその出力条件を特定する代わりに、基準色(色空間)を指定するようにすれば、指定された特定色を指定された基準色で再現する際の出力カラーデータが求まる。
また、上記実施形態では、ユーザ(デザイナー)が色票番号又はLab値等を入力することにより、色を指定したが、これに限定されるものではなく、例えば、クライアントPC3に接続された測色器等(スキャナでもよい)により色票を読み取らせることにより、色を指定してもよい。
この場合、クライアントPC3に接続された測色器は、ユーザがセットした色票を測色し、その測色値(Lab値)を、クライアントPC3を介してサーバ装置4に送信する。この場合に、色データ算出部510(図4)に設けられた色名/表色値変換部520を省くことができる。すなわち、図4に例示された表色値/RGB変換部530又は表色値/CMYK変換部540は、クライアントPC3の測色器から受信した測色値(Lab値)をRGB値又はCMYK値に変換する。
このように、クライアントPC3に測色器を設けることにより、色票を直接読み取って色を指定することができる。
画像処理システム1の全体構成を例示する図である。 タンデム型のプリンタ装置10の構成を示す図である。 本発明にかかる画像処理方法が適応されるサーバ装置4のハードウェア構成を、制御装置20を中心に例示する図である。 サーバ装置4(図1)により実行され、本発明にかかる画像処理方法を実現する色指定プログラム5の機能構成を例示する図である。 クライアントPC3(図1)に表示される表示画面700を例示する図である。 色データ算出部510に記憶されている色値テーブル512を例示する図である。 D.I色変換方式に対応する表色値/RGB変換部520の機能構成を例示する図である。 表色値/CMYK変換部540の機能構成を例示する図である。 サーバ装置4(色指定プログラム5)による色指定処理(S10)を説明するフローチャートである。 プリンタ装置10により印刷される印刷画像を例示する図である。 デバイスリンク形式の表色値/RGB変換部570の機能構成を例示する図である。 素データに対応する色票パッチ326を例示する図である。 色票パッチ326の測色値に基づいて生成される色票測色値テーブル614を例示する図である。
符号の説明
4・・・サーバ装置
5・・・色指定プログラム
500・・・色指定入力部
510・・・色データ算出部
520・・・色名/表色値変換部
530・・・表色値/RGB変換部
540・・・表色値/CMYK変換部
550・・・通信部
552・・・色票画像出力部
554・・・色値出力部
560・・・素データ生成部
3・・・クライアントPC
10・・・プリンタ装置

Claims (12)

  1. 色を指定する色指定情報の入力を受け付ける入力手段と、
    入力された色指定情報に応じて、画像出力装置で適用される出力色空間で表現された色データを生成する出力データ生成手段と、
    前記出力データ生成手段により生成された出力色空間の色データに対応する色値を出力する色値出力手段と
    を有する画像処理装置。
  2. 前記入力手段は、色を指定する色指定情報と、この色を出力する出力装置を識別する装置識別情報と、この色がこの出力装置で出力されるときの出力条件を示す出力条件情報との入力を受け付け、
    前記出力データ生成手段は、入力された色指定情報、装置識別情報及び出力条件情報に応じて、出力色空間の色データを生成する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 出力色空間の色データを、他の色空間の色データに変換するデータ変換手段
    をさらに有し、
    前記色値出力手段は、前記データ変換手段により変換された他の色空間の色データを前記色値として出力する
    請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像出力装置は、印刷装置であり、
    前記出力データ生成手段は、印刷装置で適用される印刷色空間の色データを生成し、
    前記データ変換手段は、印刷色空間の色データを、他の画像出力装置の色空間、又は、装置に依存しない色空間の色データに変換する
    請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記出力データ生成手段は、指定された色に対応する複数の色データを生成し、
    前記色値出力手段は、生成された複数の色出力データに対応する色値を出力する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記出力データ生成手段により生成された複数の色データを画像出力装置に送信するデータ送信手段
    をさらに有し、
    前記色値出力手段は、前記データ送信手段により送信された複数の色データに基づいて出力される複数の色画像それぞれと対応付ける態様で、これらの色データに対応する複数の色値を出力する
    請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 記録媒体に形成されたカラー画像を測色する測色手段と、
    前記測色手段により測色されたカラー画像の測色値に基づいて、画像出力装置で適用される出力色空間で表現された色データを生成する出力データ生成手段と
    を有する画像処理装置。
  8. 前記出力データ生成手段により生成された出力色空間の色データに対応する色値を出力する色値出力手段
    をさらに有する請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 色を指定する色指定情報の入力に応じて、指定された色を出力する色出力データを生成する出力データ生成手段と、
    前記出力データ生成手段により生成された色出力データに基づいて、指定された色を含むカラー画像、及び、この色出力データを示す色値画像を形成する像形成手段と
    を有する画像形成装置。
  10. 色を指定する色指定情報の入力に応じて、指定された色を出力する色出力データを生成する出力データ生成手段と、
    前記出力データ生成手段により生成された色出力データに基づいて、指定された色を含むカラー画像を形成する像形成手段と、
    前記出力データ生成手段により生成された色出力データを示す色値を出力する色値出力手段と
    を有する画像形成装置。
  11. 色を指定する色指定情報の入力を受け付け、
    入力された色指定情報に応じて、画像出力装置で適用される出力色空間で表現された色データを生成し、
    生成された出力色空間の色データに対応する色値を出力する
    画像処理方法。
  12. コンピュータを含む画像処理装置において、
    色を指定する色指定情報の入力を受け付けるステップと、
    入力された色指定情報に応じて、画像出力装置で適用される出力色空間で表現された色データを生成するステップと、
    生成された出力色空間の色データに対応する色値を出力するステップと
    を前記画像処理装置に実行させるプログラム。
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