JP2006094116A - 画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006094116A
JP2006094116A JP2004276800A JP2004276800A JP2006094116A JP 2006094116 A JP2006094116 A JP 2006094116A JP 2004276800 A JP2004276800 A JP 2004276800A JP 2004276800 A JP2004276800 A JP 2004276800A JP 2006094116 A JP2006094116 A JP 2006094116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
setting information
color adjustment
image data
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004276800A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriko Hasegawa
典子 長谷川
Hitoshi Kokatsu
斉 小勝
Toshiro Koriyama
登志郎 郡山
Yasuki Yamauchi
泰樹 山内
Toshifumi Takahira
俊史 高平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2004276800A priority Critical patent/JP2006094116A/ja
Publication of JP2006094116A publication Critical patent/JP2006094116A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Color, Gradation (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】 画像領域毎になされる色調整処理の設定を容易にする画像処理システムを提供する。
【解決手段】 画像処理システム1は、RIP後の画像データに基づいてプレビュー画像を表示し、色調整の対象となる色調整領域及び所望の色調整に対応した色変換係数の選択を受け付け、色調整処理を規定する色調整レイヤを生成し、生成された色調整レイヤに応じて画像データに色調整を施す。さらに、画像処理システム1は、生成された色調整レイヤを画像データの属性(画像特徴量など)に対応付けてテンプレートとして格納し、新たに入力された画像データに対して色調整レイヤを設定する場合に、この画像データの属性に対応するテンプレートを抽出し、抽出されたテンプレートを用いて色調整レイヤを作成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像の色調整を行う画像処理装置に関する。
例えば、特許文献1は、印刷データを参照して各オブジェクトの種別(図形、文字、写真)を判別し、判別されたオブジェクト種別に対応する色補正テーブルを選択し、選択された色補正テーブルに基づいてこのオブジェクトの印刷データに対して色補正を行うカラー印刷装置を開示する。
また、特許文献2は、サンプル画像に施した色変換を多次元の色変換テーブルとして作成し、そのデータを色変換手段に組み込む方法を開示する。
また、特許文献3は、処理対象の画像から複数の特徴量を抽出し、抽出された特徴量を利用してデータベースに保持されている過去の補正処理に関する情報を参照し、この処理対象画像に対する補正処理の補正方法及び補正パラメータを決定する画像処理システムを開示する。
特開平9−193477号公報 特開2002−077659号公報 特開2003−187215号公報
本発明は、上述した背景からなされたものであり、画像に対して領域毎に色調整処理を行うことができる画像処理装置を提供することを目的とする。
[画像処理装置]
上記目的を達成するために、本発明にかかる画像処理装置は、色調整処理の内容を指定する調整内容指定情報が含まれる設定情報を、画像データの属性に対応付けて記憶する設定情報記憶手段と、処理対象となる画像データの属性に基づいて、前記設定情報記憶手段に記憶されている設定情報の中から、少なくとも1つの設定情報を選択する設定情報選択手段と、前記設定情報選択手段により選択された設定情報に基づいて、処理対象の画像データに対して画像領域に応じた色調整を行う色調整手段とを有する。
好適には、画像データの属性は、画像データの特徴を示す画像特徴量を含み、処理対象となる画像データに基づいて、画像特徴量を抽出する特徴量抽出手段をさらに有し、前記設定情報選択手段は、前記特徴量抽出手段により抽出された画像特徴量に基づいて、少なくとも1つの設定情報を選択する。
好適には、画像データの属性は、画像データの作成者を示す作成者識別情報、画像の分類を示す文書分類情報、又は、画像に含まれる画像要素の分類を示す要素分類情報、の少なくとも1つを含み、処理対象となる画像データの作者識別情報、文書分類情報、又は要素分類情報の少なくとも1つを判定する属性判定手段をさらに有し、前記設定情報選択手段は、前記属性判定手段により判定された作者識別情報、文書分類情報、又は要素分類情報に基づいて、少なくとも1つの設定情報を選択する。
好適には、前記設定情報選択手段は、処理対象となる画像データの属性に基づいて、記憶されている設定情報の中から、複数の設定情報を抽出し、抽出された設定情報の中から、ユーザの選択操作に応じて少なくとも1つの設定情報を選択する。
好適には、前記設定情報選択手段により選択された設定情報の調整内容指定情報を、ユーザの操作に応じて画像領域に設定することにより、処理対象の画像データに適用される設定情報を作成する設定情報作成手段をさらに有し、前記色調整手段は、前記設定情報作成手段により作成された設定情報に応じて、処理対象の画像データに対する色調整を行う。
好適には、前記設定情報選択手段により選択された複数の設定情報に基づいて、1つの設定情報を作成する設定情報作成手段をさらに有し、前記色調整手段は、前記設定情報作成手段により作成された設定情報に基づいて、処理対象となる画像データに対して色調整を行う。
好適には、前記設定情報は、色調整の対象となる画像要素の分類を示す要素分類情報をさらに含み、前記設定情報記憶手段は、調整内容指定情報及び要素分類情報が互いに対応付けられた設定情報を記憶し、前記設定情報作成手段は、選択された設定情報に対応する調整内容指定情報及び要素分類情報を、処理対象の画像データに含まれる画像領域に設定し、前記色調整手段は、要素分類情報が含まれた設定情報に基づいて、各画像領域において、画像要素の分類に対応した色調整を行う。
好適には、前記設定情報記憶手段は、それぞれの画像データに対する色調整処理で適用された設定情報を、各画像データの属性に対応付けて記憶する。
[画像処理方法]
また、本発明にかかる画像処理方法は、色調整処理の内容を指定する調整内容指定情報が含まれる設定情報を画像データの属性に対応付けて記憶するデータベースの中から、処理対象となる画像データの属性に基づいて、少なくとも1つの設定情報を選択し、選択された設定情報に基づいて、色調整の対象となる画像領域を指定する領域指定情報、及び、調整内容指定情報が含まれる設定情報を作成し、作成された設定情報に基づいて、処理対象の画像データに対して画像領域に応じた色調整を行う。
[プログラム]
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータを含む画像処理装置において、色調整処理の内容を指定する調整内容指定情報が含まれる設定情報を画像データの属性に対応付けて記憶するデータベースの中から、処理対象となる画像データの属性に基づいて、少なくとも1つの設定情報を選択するステップと、選択された設定情報に基づいて、色調整の対象となる画像領域を指定する領域指定情報、及び、調整内容指定情報が含まれる設定情報を作成するステップと、作成された設定情報に基づいて、処理対象の画像データに対して画像領域に応じた色調整を行うステップとを前記画像処理装置のコンピュータに実行させる。
本発明の画像処理装置によれば、画像領域毎になされる色調整処理の設定を容易に行うことができる。
[システム構成]
まず、本発明が適用される画像処理システム1の全体構成を説明する。
図1は、画像処理システム1の全体構成を例示する図である。
図1に例示するように、画像処理システム1は、クライアントPC4及びプリンタ装置10を有する。クライアントPC4及びプリンタ装置10は、LAN又はWANなどで構成されたネットワークを介して互いに接続している。
クライアントPC4は、ユーザが画像処理などに用いる汎用コンピュータであり、画像データの編集等を行うDTPソフトウェア、及び、プリンタ装置10による印刷処理を制御するプリンタドライバ等がインストールされている。
[プリンタ装置]
次に、本発明が適用されるプリンタ装置10について説明する。
図2は、タンデム型のプリンタ装置10の構成を示す図である。
図2に示すように、プリンタ装置10は、画像読取ユニット12、画像形成ユニット14、中間転写ベルト16、用紙トレイ17、用紙搬送路18、定着器19及び画像処理装置20を有する。このプリンタ装置10は、クライアントPC4(図1)から受信した画像データを印刷するプリンタ機能に加えて、画像読取装置12を用いたフルカラー複写機としての機能、及び、ファクシミリとしての機能を兼ね備えた複合機であってもよい。
まず、プリンタ装置10の概略を説明すると、プリンタ装置10の上部には、画像読取装置12及び画像処理装置20が配設され、画像データの入力手段として機能する。画像読取装置12は、原稿に表示された画像を読み取って、画像処理装置20に対して出力する。画像処理装置20は、画像読取装置12から入力された画像データ、又は、LANなどのネットワーク(図1)を介してクライアントPC4等から入力された画像データに対して、色変換、階調補正及び解像度補正などの画像処理を施し、画像形成ユニット14に対して出力する。
画像読取装置12の下方には、カラー画像を構成する色に対応して、複数の画像形成ユニット14が配設されている。本例では、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色に対応して第1の画像形成ユニット14K、第2の画像形成ユニット14Y、第3の画像形成ユニット14M及び第4の画像形成ユニット14Cが、中間転写ベルト16に沿って一定の間隔を空けて水平に配列されている。中間転写ベルト16は、中間転写体として図中矢印Aの方向に回動し、これら4つの画像形成ユニット14K、14Y、14M、14Cは、画像処理装置20から入力された画像データに基づいて各色のトナー像を順次形成し、これら複数のトナー像が互いに重ね合わせられるタイミングで中間転写ベルト16に転写(一次転写)する。なお、各画像形成ユニット14K、14Y、14M、14Cの色の順序は、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の順に限定されるものではなく、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の順序など、その順序は任意である。
用紙搬送路18は、中間転写ベルト16の下方に配設されている。用紙トレイ17から供給された記録用紙32は、この用紙搬送路18上を搬送され、上記中間転写ベルト16上に多重に転写された各色のトナー像が一括して転写(二次転写)され、転写されたトナー像が定着器19によって定着され、矢印Bに沿って外部に排出される。
次に、プリンタ装置10の各構成についてより詳細に説明する。
図2に示すように、画像読取ユニット12は、原稿を載せるプラテンガラス124と、この原稿をプラテンガラス124上に押圧するプラテンカバー122と、プラテンガラス124上に載置された原稿の画像を読み取る画像読取装置130とを有する。この画像読取装置130は、プラテンガラス124上に載置された原稿を光源132によって照明し、原稿からの反射光像を、フルレートミラー134、第1のハーフレートミラー135、第2のハーフレートミラー136及び結像レンズ137からなる縮小光学系を介して、CCD等からなる画像読取素子138上に走査露光して、この画像読取素子138によって原稿30の色材反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドット/mm)で読み取るように構成されている。
画像処理装置20は、画像読取ユニット12により読み取られた画像データに対して、シェーディング補正、原稿の位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の所定の画像処理を施す。なお、画像読取ユニット12により読み取られた原稿の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率データであり、画像処理装置20による画像処理によって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)(各8bit)の4色の原稿色材階調データに変換される。
第1の画像形成ユニット14K、第2の画像形成ユニット14Y、第3の画像形成ユニット14M及び第4の画像形成ユニット14C(像形成手段)は、水平方向に一定の間隔をおいて並列的に配置され、形成する画像の色が異なる他は、ほぼ同様に構成されている。そこで、以下、第1の画像形成ユニット14Kについて説明する。なお、各画像形成ユニット14の構成は、K、Y、M又はCを付すことにより区別する。
画像形成ユニット14Kは、画像処理装置20から入力された画像データに応じてレーザ光を走査する光走査装置140Kと、この光走査装置140Kにより走査されたレーザ光により静電潜像が形成される像形成装置150Kとを有する。
光走査装置140Kは、半導体レーザ142Kを黒色(K)の画像データに応じて変調して、この半導体レーザ142Kからレーザ光LB(K)を画像データに応じて出射する。この半導体レーザ142Kから出射されたレーザ光LB(K)は、第1の反射ミラー143K及び第2の反射ミラー144Kを介して回転多面鏡146Kに照射され、この回転多面鏡146Kよって偏向走査され、第2の反射ミラー144K、第3の反射ミラー148K及び第4の反射ミラー149Kを介して、像形成装置150Kの感光体ドラム152K上に照射される。
像形成装置150Kは、矢印Aの方向に沿って所定の回転速度で回転する像担持体としての感光体ドラム152Kと、この感光体ドラム152Kの表面を一様に帯電する帯電手段としての一次帯電用のスコロトロン154Kと、感光体ドラム154K上に形成された静電潜像を現像する現像器156Kと、クリーニング装置158Kとから構成されている。感光体ドラム152Kは、スコロトロン154Kにより一様に帯電され、光走査装置140Kにより照射されたレーザ光LB(K)により静電潜像を形成される。感光体ドラム152Kに形成された静電潜像は、現像器156Kにより黒色(K)のトナーで現像され、中間転写ベルト16に転写される。なお、トナー像の転写工程の後に感光体ドラム152Kに付着している残留トナー及び紙粉等は、クリーニング装置158Kによって除去される。
他の画像形成ユニット14Y、14M及び14Cも、上記と同様に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のトナー像を形成し、形成された各色のトナー像を中間転写ベルト16に転写する。
中間転写ベルト16は、ドライブロール164と、第1のアイドルロール165と、ステアリングロール166と、第2のアイドルロール167と、バックアップロール168と、第3のアイドルロール169との間に一定のテンションで掛け回されており、駆動モータ(不図示)によってドライブロール164が回転駆動されることにより、矢印Aの方向に所定の速度で循環駆動される。この中間転写ベルト16は、例えば、可撓性を有するポリイミド等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状に形成された合成樹脂フィルムの両端を溶着等によって接続することにより無端ベルト状に形成されたものである。
また、中間転写ベルト16には、各画像形成ユニット14K、14Y、14M、14Cに対向する位置にそれぞれ第1の一次転写ロール162K、第2の一次転写ロール162Y、第3の一次転写ロール162M及び第4の一次転写ロール162Cが配設され、感光体ドラム152K、152Y、152M、152C上に形成された各色のトナー像は、これらの一次転写ロール162により中間転写ベルト16上に多重に転写される。なお、中間転写ベルト16に付着した残留トナーは、二次転写位置の下流に設けられたベルト用クリーニング装置189のクリーニングブレード又はブラシにより除去される。
用紙搬送路18には、用紙トレイ17から記録用紙32を取り出す給紙ローラ181と、用紙搬送用の第1のローラ対182、第2のローラ対183及び第3のローラ対184と、記録用紙32を既定のタイミングで二次転写位置に搬送するレジストロール185とが配設される。
また、用紙搬送路18上の二次転写位置には、バックアップロール168に圧接する二次転写ロール185が配設されており、中間転写ベルト16上に多重に転写された各色のトナー像は、この二次転写ロール185による圧接力及び静電気力で記録用紙32上に二次転写される。各色のトナー像が転写された記録用紙32は、第1の搬送ベルト186及び第2の搬送ベルト187によって定着器19へと搬送される。
定着器19は、上記各色のトナー像が転写された記録用紙32に対して加熱処理及び加圧処理を施すことにより、トナーを記録用紙32に溶融固着させる。
[クライアントPC]
次に、本発明が適用されるクライアントPC4について説明する。
図3は、本発明にかかる画像処理方法が適応されるクライアントPC4のハードウェア構成を、制御装置40を中心に例示する図である。
図3に例示するように、クライアントPC4は、CPU402及びメモリ404などを含む制御装置40、通信装置42、HDD・CD装置などの記録装置44、並びに、LCD表示装置あるいはCRT表示装置およびキーボード・タッチパネルなどを含むユーザインターフェース装置(UI装置)46から構成される。
[背景]
例えば、特開平9−193477号公報では、図形、文字、写真等のオブジェクトを判定し、オブジェクトごとにプリンタの色補正関数を切り替えて色変換を行い印刷する方法が開示されている。
これにより、ユーザは、印刷物を視認して色補正を要すると判断した場合などに、DTPソフトウェアや他のアプリケーションまで立ち返り、オブジェクトごとに色補正を行う必要がなくなる。
しかしながら、この方法では、各オブジェクトに適用される色補正係数が固定となる。そのため、例えば、同一画像上に複数の写真オブジェクトが存在する場合に、これらの写真オブジェクトに対して同じ色調整が施されることになり、それぞれの写真画像の色調整を最適に行うことができない。
そのため、それぞれの写真画像に対して別個の色調整を行う場合は、やはり再度DTPソフトウェアや画像処理ソフト等のアプリケーションまで立ち返る必要がある。
また、DTPソフトウェアや画像処理ソフト等のアプリケーションで色調整する場合は、アプリケーションによる色調整の知識がないと意図した調整を行うことが困難である。したがって、印刷対象となる画像において、写真画像、文字画像及びコンピュータグラフィックス画像(CG画像)等が混在する場合に、写真画像に相当する部分を色調整するためには、写真調整用のアプリケーションに立ち返る必要があるため、写真調整用アプリケーションの知識を要し、CG画像に相当する部分を色調整するためには、CG画像を描画するアプリケーションに立ち返る必要があり、CG画像用アプリケーションの知識を要する。すなわち、複数のアプリケーションに立ち返る必要があるため、複数のアプリケーションにおける色調整の知識が要求されることとなる。
また、入力画像が変更になる度に(例えば、オブジェクトが変更になった場合、又は、レイアウト画像の構成が変更になった場合)、色調整の設定を行うことは面倒な作業であった。
そこで、本実施形態における画像処理システム1は、色調整の設定情報(色調整の内容等)をテンプレートとし、画像データの属性に対応付けて保存する。画像処理システム1は、処理対象となる画像データが新たに入力されると、この画像データの属性に基づいてテンプレートを選択し、選択されたテンプレートを用いて色調整処理の設定情報を作成する。
[画像処理プログラム]
図4は、クライアントPC4(図1,図3)により実行される印刷要求プログラム5の機能構成、及び、プリンタ装置10(図1,図2)により実行される印刷プログラム6の機能構成を例示する図である。
図4に例示するように、印刷要求プログラム5は、印刷指示部510、レイアウト表示部520、及び、色調整レイアウト作成部530を有する。また、色調整レイアウト作成部530は、調整領域選択部532、変換係数選択部534及び色調整設定部536を含む。印刷要求プログラム5は、クライアントPC4にインストールされる。
また、印刷プログラム6は、印刷制御部610、描画展開部620、属性判定部630、色変換レイアウト記憶部640、変換係数格納部650、色変換部660、及び、色変換レイアウト選択部670を有する。また、属性判定部630は、特徴量抽出部632及びオブジェクト判定部634を含む。印刷プログラム6は、プリンタ装置10の画像処理装置20にインストールされる。
なお、本例の印刷要求プログラム5及び印刷プログラム6は、ソフトウェアにより実現されるが、その一部又は全部をASICなどのハードウェアにより実現されてもよい。また、印刷要求プログラム5及び印刷プログラム6の各構成は、クライアントPC4又はプリンタ装置10のいずれに配置されてもよい。
印刷要求プログラム5において、印刷指示部510は、ユーザの操作に応じて、印刷要求データを作成し、作成された印刷要求データを印刷制御部610に出力する。印刷要求データには、印刷対象となる入力画像の画像データ、及び、印刷枚数等の印刷条件を指定するデータ等が含まれている。また、入力画像の画像データは、例えば、複数のオブジェクトが含まれたPDLファイルである。
レイアウト表示部520は、入力画像の画像データに基づいて生成されたレイアウト画像をUI装置46(図3)に表示する。レイアウト画像は、例えば、描画コマンドに応じて複数のオブジェクトが配置された画像であり、例えば、PDLファイルに基づいて生成されたラスタ画像(ラスタライズにより画素群が配列された画像)である。
より具体的には、レイアウト表示部520は、画像出力装置(本例ではプリンタ装置10)の画像出力特性に応じた色圧縮処理が施されたレイアウト画像の画像データ(描画展開部620から入力されるLab色空間の画像データ)を、UI装置46のICCプロファイルを用いてUI装置46の出力色空間の画像データに変換して表示する。
ユーザは、レイアウト表示部520により表示されたレイアウト画像の中から、色調整の対象となる画像領域(色調整領域)を選択する。
また、レイアウト表示部520は、色調整レイヤ(後述)を適用して色調整処理が施された画像データを表示する。
色調整レイアウト作成部530は、ユーザの操作に応じて、図5に例示する色調整レイヤ710のデータを作成し、作成された色調整レイヤ710のデータを色変換レイアウト記憶部640に出力する。
図5は、色調整レイヤ710を用いた色変換処理を説明する図である。
図5に例示するように、色調整レイヤ710は、色調整処理の内容を規定する調整内容情報とこの色調整処理の対象領域(色調整領域712)を規定する領域情報とを互いに対応付けられた状態で含むデータである。色調整レイヤ710は、図5で例示するように、色調整処理の対象となる入力画像(画像レイヤ700)と重なり合うレイヤとして模式的に表現される。この画像レイヤ700及び色調整レイヤ710は、画像出力装置(プリンタ装置10)に入力されると、色調整レイヤ710に基づいて画像レイヤ700に色調整処理が施され、出力画像720として出力される。
また、色調整レイアウト作成部530は、色変換レイアウト記憶部640にテンプレートとして記憶されている色調整レイヤ710を変更又は合成等することにより、処理対象となる画像データに適用すべき色調整レイヤ710を作成してもよい。
色調整レイアウト作成部530をより具体的に説明する。
調整領域選択部532は、ユーザの操作に応じて、色調整の対象領域(色調整領域)を選択し、選択された色調整領域を属性判定部630に通知する。本例の調整領域選択部532は、レイアウト表示部520により表示されたレイアウト画像の中から、色調整領域を選択する。
変換係数選択部534は、ユーザの操作に応じて、調整領域選択部532により選択された色調整領域に適用すべき色変換係数を選択し、選択された色変換係数を色調整領域に対応付けて色調整レイヤ710(図5)とする。本例の変換係数選択部534は、選択された色調整領域に含まれるオブジェクトの属性毎に、色変換係数を選択する。色変換係数とは、色変換処理(本例では、Lab空間の画像データをプリンタ装置の出力色空間(CMYK色空間)の画像データに変換する色変換処理)を規定する係数であり、例えば、プリンタ装置10に設けられた複数のICCプロファイル(色再現が異なる複数のプロファイル)などである。
色調整設定部536は、ユーザの操作に応じて、調整領域選択部532により選択された色調整領域に対する色調整処理を設定し、設定された色調整処理の内容を色調整領域に対応付けて色調整レイヤ710(図5)とする。本例の色調整設定部536は、選択された色調整領域に含まれるオブジェクトの属性毎に、色調整処理の内容を設定する。色調整処理とは、明度、彩度、コントラスト、又はカラーバランス等を変更する処理である。
印刷プログラム6において、印刷制御部610は、印刷指示部510から入力された印刷要求データに応じて、印刷プログラム6の各構成を制御して、印刷用の画像データ(CMYK画像)を作成し、作成された印刷用画像データ(C画像、M画像、Y画像及びK画像)を各画像形成ユニット14(図2)に出力する。
描画展開部620は、印刷制御部610の制御に応じて、入力画像の画像データ(PDLファイル)を解釈して、ラスタデータを生成する。生成されるラスタデータは、例えば、Lab色空間の画像データである。
また、描画展開部620は、プリンタ装置10のICCプロファイルを用いて、生成されたラスタデータをプリンタ装置10の色再現域に応じた画像データ(少なくとも色圧縮処理が施された画像データ)に変換し、レイアウト表示部520に出力する。
属性判定部630は、入力画像の画像データ(すなわち、処理対象となる画像データ)の属性を判定し、判定結果を色調整レイアウト作成部530及び色変換レイアウト記憶部640に出力する。画像データの属性は、例えば、画像として特性を示す画像特徴量、並びに、画像データの作成者及び作成日時等を示すファイル属性を含む。画像特徴量は、例えば、色相、彩度、明度、グラデーションの有無、画像に含まれるオブジェクト(画像要素)の属性(文字画像、CG画像、自然画像などの画像要素の種類)、エッジ量等である。また、ファイル属性は、例えば、画像データの作成者、作成日時、画像全体の種類(オフィス文書、カタログ等)、作成に用いられたアプリケーションの種類、データ量等である。
より具体的には、特徴量抽出部632は、調整領域選択部532により選択された色調整領域の画像特徴量(色相、彩度、明度、グラデーションの有無等)を抽出し、抽出された画像特徴量を色変換レイアウト記憶部640等に出力する。
オブジェクト判定部634は、調整領域選択部532により選択された色調整領域に含まれるオブジェクト(文字画像、写真画像、CG画像等)を判定し、判定結果を変換係数選択部534等に出力する。この場合に、特徴量抽出部632は、オブジェクト判定部634により判定されたオブジェクト毎に、画像特徴量を抽出する。
色変換レイアウト記憶部640は、色調整レイアウト作成部530から入力される色調整レイヤ710(図5)を、色調整の対象となる画像レイヤ700に対応付けて記憶する。また、色変換レイアウト記憶部640は、入力された色調整レイヤ710を、この色調整レイヤ710が適用される画像データ(画像レイヤ700)の属性(属性判定部630から入力される画像特徴量等)に対応付けてテンプレートとして記憶する。
なお、本例では、色変換レイアウト記憶部640がプリンタ装置側(印刷プログラム6)に設けられている形態を具体例として説明するが、これに限定されるものではなく、例えば、クライアントPC側(印刷要求プログラム5)に色変換レイアウト記憶部640を設けて、クライアントPC側で色調整レイヤ710を保存するようにしてもよい。
図6は、色変換レイアウト記憶部640に記憶さえる色調整レイヤ(色調整レイアウトデータ)を例示する図であり、図6(A)は、入力された画像データに適用される色調整レイヤ710を例示し、図6(B)は、この色調整レイヤ710に基づいて生成されるテンプレートデータを例示する。
図6(A)に例示するように、色変換レイアウト記憶部640は、色調整レイアウト作成部530から色調整レイヤ710が入力されると、入力された色調整レイヤ710を構成する色調整領域を示す領域情報(「領域A」などの座標情報)、及び、各オブジェクト属性に適用される色変換係数(又は色調整内容)を、この色調整レイヤ710が適用される画像データ(画像レイヤID)に対応付けて記憶する。
さらに、色変換レイアウト記憶部640は、色調整レイアウト作成部530から入力された色調整レイヤ710と、属性判定部630から入力された画像データの属性(この色調整レイヤ710が適用される画像データの属性)とに基づいて、色変換係数(又は色調整内容)と、この色変換係数(又は色調整内容)が適用される画像データ(又はオブジェクト)の属性とを対応付けたテンプレートデータを生成し、生成されたテンプレートデータを色調整レイアウトデータベース(色調整レイアウトDB)642に登録する。
本例の色調整レイアウトDB642には、図6(B)に例示するように、色変換係数が、文書種別(画像データの種類)、オブジェクト属性、及び、色領域に対応付けられている。色領域とは、色に関する画像特徴量の一例であり、色相、彩度及び明度から構成される。
なお、本例では、画像データを構成する各オブジェクトのレイアウトが頻繁に変更されることを前提としているため、テンプレートデータには、色調整領域に関する情報が含まれていないが、例えば、レイアウトの変更が比較的少ない場合には、テンプレートデータに色調整領域に関する情報を追加してもよい。すなわち、色調整レイアウトDB642において、それぞれの色調整領域の位置情報(全体画像における相対位置)と、これらの色調整領域に適用された色変換係数とが互いに対応付けて記憶されることにより、ほぼ同一の領域(同じレイアウト位置)に同様の色調整が可能になる。
図7は、色領域を例示する図である。
図7に例示するように、各色領域は、色相の区分(「Red」、「Yellow」等)、彩度の区分(「彩度1」、「彩度2」等)、及び、明度の区分(「明度1」、「明度2」等)に対応付けられている。
本例の特徴量抽出部632は、オブジェクト毎に色相、彩度及び明度の各平均値を算出し、算出された色相、彩度及び明度の各平均値に基づいて、各オブジェクトの色領域を判定する。そして、本例の色調整レイアウト作成部530は、各オブジェクトに対して適用される色変換係数を、これらのオブジェクトの色領域に対応付けてテンプレートとして記憶する。
図4の説明に戻る。変換係数格納部650は、色調整レイヤ710(図5)に基づいて決定された色変換係数を格納する。格納される色変換係数は、色変換の対象となる入力画像、色変換の対象となる対象領域、及び、色変換の対象となるオブジェクトの属性に対応付けられている。
色変換部660は、変換係数格納部650に格納されている色変換係数を用いて、入力画像の画像データ(本例では、Lab色空間の画像データ)を、プリンタ装置10の色空間(CMYK色空間)の画像データに変換する。より具体的には、色変換部660は、対象領域(色調整領域等)及びオブジェクトの属性に対応付けられている色変換係数を用いて、対象領域及びオブジェクトの属性に応じて色変換係数を切り替えながら色変換処理を行う。これにより、色調整レイヤ710に応じた色調整処理が施された出力画像720(図5)が生成される。
色変換レイアウト選択部670は、ユーザの要求に応じて、色変換レイアウト記憶部640に記憶されている複数のテンプレート(色調整レイヤ710のデータ)の中から、少なくとも1つのテンプレートを選択し、選択されたテンプレートを色調整レイアウト作成部530に出力する。本例の色変換レイアウト選択部670は、図6(B)に例示した画像データの属性(文書種別、オブジェクト属性、又は、色領域)の少なくとも1つがユーザによって指定されると(又は、処理対象の画像データについて画像データの属性が判定されると)、指定された画像データの属性(又は、処理対象の画像データについて判定された画像データの属性)に対応する変換係数をテンプレートとして選択する。また、色変換レイアウト選択部670は、指定された画像データ属性に対応する色変換係数が複数存在する場合には、これらをテンプレート候補としてユーザに提示してユーザの選択を促し、ユーザの選択操作に応じて、少なくとも1つの色変換係数をテンプレートとして選択し色調整レイアウト作成部530に出力する。
[入力画面]
次に、クライアントPC4に表示される入力画面を説明する。
図8は、UI装置46に表示されるトップ画面800を例示する図である。
図8に例示するように、トップ画面800には、入力画像700等が表示されるプレビュー領域810と、色調整領域の選択処理を行うための色調整領域追加ボタン820と、色変換係数の設定処理を行うための色変換係数設定ボタン830と、色調整の設定処理を行うための色調整設定ボタン840と、印刷開始の指示を行うための印刷開始ボタン850と、色調整レイヤ710の読み出しを行うためのレイアウト読出しボタン860と、作成された色調整レイヤ710の保存を行うためのレイアウト保存ボタン870とが設けられている。
プレビュー領域810は、レイアウト表示部520(図4)により表示される領域であり、入力画像700に対応するレイアウト画像(プリンタ装置10の色再現域に応じて色域圧縮が施された入力画像)を表示する。また、このレイアウト画像において色調整領域が選択されると、選択された色調整領域を示す領域表示812がレイアウト画像上に表示される。本例では、2つの色調整領域が選択されているため、2つの領域表示812が表示されている。
また、色調整レイヤ710の保存が指示されると、この色調整レイヤ710に基づいて色調整がなされた入力画像700が、プレビュー領域810に表示される。より具体的には、レイアウト保存ボタン870がクリックされると、印刷プログラム6は、色調整レイヤ710を保存すると共に、この色調整レイヤ710に基づいて入力画像700に色変換処理を行い(すなわち、色調整レイヤ710に応じた色調整処理を行い)、色変換処理が行われた入力画像700(CMYK画像)を、装置に依存しない色空間の画像データ(Lab画像)に変換し、印刷要求プログラム5のレイアウト表示部520に出力する。レイアウト表示部520は、この画像データに基づいて、色調整処理が施された入力画像700をプレビュー領域810に表示する。
色調整領域追加ボタン820は、調整領域選択部532により表示される操作領域であり、色調整領域の追加要求を受け付ける。この色調整領域追加ボタン820がクリックされると、プレビュー領域810内で領域選択操作が可能になり、調整領域選択部532は、領域選択操作を検知して、検知結果に応じて色調整領域を追加する。
色変換係数設定ボタン830は、変換係数選択部534により表示される操作領域であり、色変換係数の設定要求を受け付ける。この色変換係数設定ボタン830がクリックされると、変換係数設定部534は、色変換係数選択画面802(後述)を表示する。
色調整設定ボタン840は、色調整設定部536により表示される操作領域であり、色調整の設定要求を受け付ける。この色調整設定ボタン840がクリックされると、色調整設定部536は、色変換係数選択画面802(後述)を表示する。
印刷開始ボタン850は、印刷開始の指示を受け付ける。
レイアウト読出しボタン860は、色調整レイアウト作成部530により表示される操作領域であり、色変換レイアウト記憶部640に記憶された色調整レイヤ710の読み出し要求を受け付ける。このレイアウト読出しボタン860がクリックされると、色調整レイアウト作成部530は、色変換レイアウト記憶部640から所望の色調整レイヤ710のデータを読み出し、読み出された色調整レイヤ710をテンプレートして表示する。
また、領域表示812を選択した状態でレイアウト読出しボタン860がクリックされると、色変換レイアウト選択部670は、この領域表示812に対応する画像領域の画像特徴量に基づいて、色変換レイアウト記憶部640から少なくとも1つの色調整レイヤ710のデータを選択し、選択された色調整レイヤ710のデータをテンプレートとして色調整レイアウト作成部530に出力し、色調整レイアウト作成部530は、色変換レイアウト選択部670により選択された色調整レイヤ710をテンプレートとして表示する。
レイアウト保存ボタン870は、色調整レイアウト作成部530により表示される操作領域であり、色調整レイヤ710のデータの保存要求を受け付ける。このレイアウト保存ボタン870がクリックされると、色調整レイアウト作成部530は、作成された色調整レイヤ710のデータを、色変換レイアウト記憶部640に記憶させる。
図9は、1つのテンプレート(色調整レイアウト記憶部640に記憶されている色変換レイヤ)を用いて新たな色変換レイヤ710を作成する方法を説明する図である。
レイアウト読出しボタン860(図8)がクリックされると、図9(A)に例示するように、色調整レイアウト記憶部640に記憶されている色調整レイヤ710aが読み出されて表示される。本例の色調整レイヤ710aには、2つの色調整領域(色調整領域A及び色調整領域B)が設定されており、それぞれの色調整領域に対応する色調整処理の内容は、色変換係数設定ボタン830又は色調整設定ボタン840のクリックにより閲覧できる。
ユーザは、色調整領域に対応する領域表示812をドラッグ等することにより、テンプレートに含まれる色調整領域の位置、形状及び大きさを変更することができる。本例では、図9(B)に例示するように、テンプレートに含まれる色調整領域Bが、色調整領域B’に変更される。これに応じて、色調整レイアウト作成部530は、色変更レイアウト記憶部640から読み出されたテンプレート(色調整レイヤ)の色調整領域の位置、形状及び大きさを更新する。また、それぞれの色調整領域に設定された色調整処理の内容(色変換係数等)は、色変換係数設定ボタン830又は色調整設定ボタン840のクリックにより変更できる。
また、ユーザは、色調整領域追加ボタン820をクリックすることにより、このテンプレートに対して色調整領域(本例では色調整領域C)を新たに追加することができる。
図10は、複数のテンプレート(色調整レイアウト記憶部640に記憶されている複数の色変換レイヤ)を用いて新たな色変換レイヤ710を作成する方法を説明する図である。
例えば、レイアウト読出しボタン860(図8)をクリックして2つの色調整レイヤ710(色調整レイヤa及び色調整レイヤc)が指定されると、図10(A)に例示するように、色調整レイアウト記憶部640に記憶されている2つの色調整レイヤ710(色調整レイヤa及び色調整レイヤc)が読み出されて、それぞれテンプレートとして別のウインドウに表示される。
ユーザがこれらのテンプレート(色調整レイヤ710)の合成を指示すると、色調整レイアウト作成部530は、これらのテンプレートに含まれる色調整領域の和集合を求めて、新たな色調整レイヤ710dを作成する。本例では、図10(B)に例示するように、第1の色調整レイヤ710aに含まれる色調整領域A及び色調整領域Bと、第2の色調整レイヤ710cに含まれる色調整領域A及び色調整領域Dとが合成されて、色調整領域A、色調整領域B及び色調整領域Dが含まれた色調整レイヤ710dが生成される。なお、色調整レイアウト作成部530は、複数のテンプレートに基づいて、色調整領域710の重なり部分(積集合)からなる色調整レイヤ710を作成してもよい。
図11(A)は、色変換係数選択画面802を例示し、図11(B)は、色調整設定画面804を例示する図である。
プレビュー領域810(図8)においていずれかの領域表示812がアクティブとなった状態(選択された状態)で、色変換係数設定ボタン830がクリックされると、図11(A)に例示するように、この領域表示812に対応する色調整領域に対する色変換係数を設定するための色変換係数選択画面802が表示される。色変換係数選択画面802には、オブジェクトの属性(文字画像、自然画像(写真画像)、CG画像等)を選択するためのチェックボックス832と、各オブジェクト属性に対して適用すべき色変換係数を選択する係数選択領域834とが設けられている。ユーザは、所望のオブジェクト属性に対応するチェックボックス832をチェックすると、このオブジェクト属性の色変換係数を選択する係数選択領域834がアクティブとなり、色変換係数の選択が可能になる。本例では、「自然画像」に対応するチェックボックス832cがチェックされているため、自然画像に適用される色変換係数を選択するための係数選択領域834cがアクティブとなっており、この係数選択領域834cにおいて色変換係数の選択が可能となる。
変換係数選択部534は、チェックボックス832及び係数選択領域834に対する操作を検知して、それぞれの色調整領域に対する色変換係数を選択する。
プレビュー領域810(図8)においていずれかの領域表示812がアクティブとなった状態(選択された状態)で、色調整設定ボタン840がクリックされると、図11(B)に例示するように、この領域表示812に対応する色調整領域に対する色調整内容を設定するための色調整設定画面804が表示される。色調整設定画面804には、オブジェクト属性の選択を行うか否かを指定するためのチェックボックス842と、オブジェクト属性の選択を受け付ける属性選択領域844と、明度、彩度及びコントラスト等の変更量を指定するスライダーバー846とが設けられている。
チェックボックス842がチェックされると、属性選択領域844におけるオブジェクト属性の選択が可能になり、このチャックボックス844のチェックがはずされると、選択された色調整領域に含まれる全オブジェクト属性が選択された状態となる。すなわち、チェックボックス844のチェックがはずされると、オブジェクト判定部634により判定されたオブジェクト属性が、属性選択領域844において選択された状態となる。本例では、色調整領域に文字画像及びCG画像が含まれているため、属性選択領域844において「文字画像」及び「CG画像」がアクティブとなっており、文字画像及びCG画像に対する色調整量の指定が可能である。
明度、彩度及びコントラストに対応する各スライダーバー846は、選択された色調整領域内の、選択されたオブジェクト属性に対する色調整量の指定を受け付ける。
色調整設定部536は、色調整設定画面804におけるユーザの操作に応じて、色調整領域に含まれる各オブジェクト属性について、明度、彩度又はコントラストの調整量を設定する。なお、本例では、明度、彩度及びコントラストを色調整処理の内容の具体例として説明しているが、これに限定されるものではなく、人肌又は青空などのイメージ解析に基づく画質調整などであってもよい。
[全体動作]
次に、印刷要求プログラム5及び印刷プログラム6の動作を説明する。
図12は、画像処理システム1における印刷処理(S10)を説明するフローチャートである。
図12に示すように、ステップ100(S100)において、印刷要求プログラム5(図4)の印刷指示部510は、PDLファイル(入力画像)が含まれた印刷要求データを印刷プログラム6の印刷制御部610に出力する。
印刷制御部610は、描画展開部620に対してPDLファイルを転送して、プレビュー画像の生成を指示する。
描画展開部620は、印刷制御部610から転送されたPDLファイルを解釈して、入力画像のラスタデータを生成し、生成されたラスタデータを印刷制御部610、属性判定部630及び色変換レイアウト記憶部640に出力する。また、描画展開部620は、生成された入力画像のラスタデータに対して、プリンタ装置10の色再現域に応じた色圧縮処理を施し、色圧縮処理が施された画像データをプレビュー用としてレイアウト表示部520に出力する。
レイアウト表示部520(図4)は、描画展開部620から入力された入力画像のラスタデータに対して、UI装置46のICCプロファイルを用いて、プレビュー表示用の画像データを作成し、プレビュー領域810(図8)に表示する。
ステップ105(S105)において、ユーザは、色調整領域追加ボタン820(図8)をクリックし、その後、プレビュー領域810において、色調整領域の範囲を選択する。
調整領域選択部532は、このユーザ操作を検知して、色調整領域を選択し、選択された色調整領域を属性判定部630に出力する。
ステップ110(S110)において、属性判定部630は、描画展開部620から入力された入力画像の画像データに基づいて、この画像データの文書種別等を判定し、判定結果を色変換レイアウト記憶部640に出力する。
また、オブジェクト判定部634は、調整領域選択部532により選択された色調整領域に含まれるオブジェクトの属性を、描画展開部620から入力された入力画像の画像データに基づいて判定し、属性の判定結果を色調整レイアウト作成部530、描画展開部620及び色変換レイアウト記憶部640に出力する。なお、描画展開部620に出力されたオブジェクト属性の判定結果は、印刷制御部610を介して色変換部660に入力されて、色変換処理におけるオブジェクトの属性特定に用いられ、色変換レイアウト記憶部640に出力されたオブジェクト属性の判定結果は、この入力画像に含まれるオブジェクトの属性といて(すなわち、この入力画像の色調整に関するテンプレートを検索するキー情報として)、及び、色調整レイアウトDB642に登録されるオブジェクト属性として(すなわち、この入力画像に適用される色調整レイヤがテンプレートとして登録されるときのキー情報として)用いられる。
ステップ115(S115)において、特徴量抽出部632は、オブジェクト判定部634により判定された各オブジェクトの色相、彩度及び明度の各平均値を算出し、算出された色相、彩度及び明度の各平均値に基づいて、色領域(図7)を特定し、特定された色領域を画像特徴量として色変換レイアウト記憶部640に出力する。
ステップ120(S120)において、色変換レイアウト選択部670は、特徴量抽出部632によりいずれかのオブジェクトの画像特徴量が出力されると、この画像特徴量、このオブジェクトのオブジェクト属性、及び、このオブジェクトを含む画像データの文書種別に基づいて、色変換レイアウト記憶部640の色調整レイアウトDB642(図6(B))の中から、対応するテンプレート(色調整レイヤ)を選択し、選択されたテンプレートを色調整レイアウト作成部530に出力する。
ステップ125(S125)において、色調整レイアウト作成部530は、色変換レイアウト選択部670から入力されたテンプレート(色調整レイヤに含まれる色変換係数又は色調整内容)を表示して、テンプレートの編集を行う。
例えば、変換係数選択部534は、色変換係数設定ボタン830(図8)がクリックされると、色変換係数選択画面802(図11(A))を表示して、テンプレートの色変換係数を含む複数の色変換係数の中から、適用すべき色変換係数の選択を受け付け、選択された色変換係数をこの色調整領域及びオブジェクト属性に対応付ける。
また、色調整設定部536は、色調整設定ボタン840(図8)がクリックされると、色調整設定画面804(図11(B))においてテンプレートの色調整内容を表示して、この色調整処理の内容(明度変更、彩度変更、コントラスト変更)の変更等を受け付け、変更等された色調整処理の内容をこの色調整領域及びオブジェクト属性に対応付ける。
ステップ130(S130)において、色調整レイアウト作成部530は、レイアウト保存ボタン870(図8)がクリックされるか、又は、色調整領域追加ボタン820(図8)がクリックされるまで待機する。色調整レイアウト作成部530は、レイアウト保存ボタン870がクリックされた場合に、S135の処理に移行し、色調整領域追加ボタン820がクリックされた場合に、S105の処理に戻る。
ステップ135(S135)において、色調整レイアウト作成部530は、色調整領域及びオブジェクト属性に対応付けられた色変換係数又は色調整処理内容に基づいて、色調整レイヤ710(図5)を作成し、作成された色調整レイヤ710のデータを色変換レイアウト記憶部640に記憶させる。
色変換レイアウト記憶部640は、図6(A)に例示するように、色調整レイアウト作成部530から入力された色変換レイヤ710(色調整レイヤID、色調整領域、各オブジェクト属性に適用される色変換係数等)を、入力画像の画像データ(画像レイヤID)に対応付けて記憶する。
また、色変換レイアウト記憶部640は、図6(B)に例示するように、色調整レイアウト作成部530から入力された色変換レイヤ710に基づいて、テンプレートデータを生成し、生成されたテンプレートデータ(色変換係数、色変換処理内容)を、それぞれのテンプレートデータが適用されるオブジェクトの色領域、このオブジェクトの属性、及び、この入力画像の文書種別に対応付けて色調整レイアウトDB642に登録する。
1つの色調整レイヤには、少なくとも1つの色調整領域(領域指定情報)が設定されており、それぞれの色調整領域について、オブジェクト属性(画像要素の属性)に対応する色変換係数(「変換係数1」など)又は色調整処理内容(「L値+2」など)が設定されている。
ステップ140(S140)において、色変換部660は、色変換レイアウト記憶部640から、処理対象となる入力画像に対応する色調整レイヤ710を読み出して、読み出された色調整レイヤ710に基づいて、色変換係数を決定し、決定した色変換係数を変換係数格納部650に格納する。
色変換部660は、変換係数格納部650に格納された色変換係数(色調整領域及びオブジェクト属性に対応付けられたもの)を参照し、画像領域及びオブジェクト属性に対応する色変換係数を用いて、入力画像の画像データを印刷用の画像データ(CMYK画像)に変換する。
印刷制御部610は、色変換部660により色変換された画像データ(CMYK画像)を、プリンタ装置10のICCプロファイルを用いて装置に依存しない色空間の画像データ(Lab画像)に変換し、この画像データ(Lab画像)をレイアウト表示部520に出力する。
レイアウト表示部520は、この画像データ(CMYK画像から逆変換されたLab画像)を、UI装置46のICCプロファイルを用いて表示用の画像データ(RGB画像)に変換し、プレビュー画像(色調整処理が適用された画像)として表示する。
ステップ145(S145)において、印刷要求プログラム5は、ユーザによって印刷開始ボタン850(図8)がクリックされるか、又は、色調整領域追加ボタン820がクリックされるまで待機する。印刷要求プログラム5は、印刷開始ボタン850がクリックされた場合に、S150の処理に移行し、色調整領域追加ボタン820がクリックされた場合に、S105の処理に戻る。
ステップ150(S150)において、印刷指示部510は、印刷制御部610に対して印刷開始の指示を行う。
印刷制御部610は、色変換部660により色変換された画像データ(CMYK画像)を、画像形成ユニット14に転送する。これにより、色調整が施された画像データが、記録用紙に印刷される。
以上説明したように、本実施形態における画像処理システム1は、画像データの属性(ファイル属性及び画像特徴量)に対応するテンプレート(色調整レイヤに含まれるデータ)を色調整レイアウトDB642から抽出し、ユーザに提示する。これにより、同じような属性を有する画像領域又はオブジェクトに対して、同じような色調整を行うことができるような設定情報(色変換係数等)が提示され、同じ色調整の設定作業を繰り返すことなく、簡易に色調整処理の設定作業を行うことができる。また、色調整の技術がない人でも、色調整方法が組み込まれた色調整レイアウトDB642を使用することで、良好な色調整を行うことができる。すなわち、DTPソフトウェア等のアプリケーションにおける色調整の知識がない者であっても、色調整レイアウトDB642に保存されているテンプレートを使用することで、色調整の知識がある者と同様の色調整を行うことが可能である。
また、本画像処理システム1は、レイアウト後(RIP後)の画像データに対して色調整を施すことにより、ドキュメントに含まれる画像領域毎に色調整を行うことができる。これにより、同一のドキュメント(入力画像)の異なる場所に似ている色がある場合でも、その色をシフトさせることなく、目的のオブジェクトだけ色調整を行うことができる。
また、本画像処理システム1は、プレビュー画像に対して、色調整の対象となる色調整領域を指定することで、DTPソフトウェアまで立ち返ることなく、レイアウトされた後の画像データに対してもオブジェクトの色調整を行うことができる。
画像処理システム1の全体構成を例示する図である。 タンデム型のプリンタ装置10の構成を示す図である。 本発明にかかる画像処理方法が適応されるクライアントPC4のハードウェア構成を、制御装置40を中心に例示する図である。 クライアントPC4(図1,図3)により実行される印刷要求プログラム5の機能構成、及び、プリンタ装置10(図1,図2)により実行される印刷プログラム6の機能構成を例示する図である。 色調整レイヤ710を用いた色変換処理を説明する図である。 色変換レイアウト記憶部640に記憶さえる色調整レイヤ(色調整レイアウトデータ)を例示する図であり、(A)は、入力された画像データに適用される色調整レイヤ710を例示し、(B)は、この色調整レイヤ710に基づいて生成されるテンプレートデータを例示する。 色領域を例示する図である。 UI装置46に表示されるトップ画面800を例示する図である。 1つのテンプレート(色調整レイアウト記憶部640に記憶されている色変換レイヤ)を用いて新たな色変換レイヤ710を作成する方法を説明する図である。 複数のテンプレート(色調整レイアウト記憶部640に記憶されている複数の色変換レイヤ)を用いて新たな色変換レイヤ710を作成する方法を説明する図である。 (A)は、色変換係数選択画面802を例示し、(B)は、色調整設定画面804を例示する図である。 画像処理システム1における印刷処理(S10)を説明するフローチャートである。
符号の説明
4・・・クライアントPC
5・・・印刷要求プログラム
510・・・印刷指示部
520・・・レイアウト表示部
530・・・色調整レイアウト作成部
532・・・調整領域選択部
534・・・変換係数選択部
536・・・色調整設定部
10・・・プリンタ装置
6・・・印刷プログラム
610・・・印刷制御部
620・・・描画展開部
630・・・属性判定部
632・・・特徴量抽出部
634・・・オブジェクト判定部
640・・・色変換レイアウト記憶部
650・・・変換係数格納部
660・・・色変換部
670・・・色変換レイアウト選択部

Claims (10)

  1. 色調整処理の内容を指定する調整内容指定情報が含まれる設定情報を、画像データの属性に対応付けて記憶する設定情報記憶手段と、
    処理対象となる画像データの属性に基づいて、前記設定情報記憶手段に記憶されている設定情報の中から、少なくとも1つの設定情報を選択する設定情報選択手段と、
    前記設定情報選択手段により選択された設定情報に基づいて、処理対象の画像データに対して画像領域に応じた色調整を行う色調整手段と
    を有する画像処理装置。
  2. 画像データの属性は、画像データの特徴を示す画像特徴量を含み、
    処理対象となる画像データに基づいて、画像特徴量を抽出する特徴量抽出手段
    をさらに有し、
    前記設定情報選択手段は、前記特徴量抽出手段により抽出された画像特徴量に基づいて、少なくとも1つの設定情報を選択する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 画像データの属性は、画像データの作成者を示す作成者識別情報、画像の分類を示す文書分類情報、又は、画像に含まれる画像要素の分類を示す要素分類情報、の少なくとも1つを含み、
    処理対象となる画像データの作者識別情報、文書分類情報、又は要素分類情報の少なくとも1つを判定する属性判定手段
    をさらに有し、
    前記設定情報選択手段は、前記属性判定手段により判定された作者識別情報、文書分類情報、又は要素分類情報に基づいて、少なくとも1つの設定情報を選択する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記設定情報選択手段は、処理対象となる画像データの属性に基づいて、記憶されている設定情報の中から、複数の設定情報を抽出し、抽出された設定情報の中から、ユーザの選択操作に応じて少なくとも1つの設定情報を選択する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記設定情報選択手段により選択された設定情報の調整内容指定情報を、ユーザの操作に応じて画像領域に設定することにより、処理対象の画像データに適用される設定情報を作成する設定情報作成手段
    をさらに有し、
    前記色調整手段は、前記設定情報作成手段により作成された設定情報に応じて、処理対象の画像データに対する色調整を行う
    請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記設定情報選択手段により選択された複数の設定情報に基づいて、1つの設定情報を作成する設定情報作成手段
    をさらに有し、
    前記色調整手段は、前記設定情報作成手段により作成された設定情報に基づいて、処理対象となる画像データに対して色調整を行う
    請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記設定情報は、色調整の対象となる画像要素の分類を示す要素分類情報をさらに含み、
    前記設定情報記憶手段は、調整内容指定情報及び要素分類情報が互いに対応付けられた設定情報を記憶し、
    前記設定情報作成手段は、選択された設定情報に対応する調整内容指定情報及び要素分類情報を、処理対象の画像データに含まれる画像領域に設定し、
    前記色調整手段は、要素分類情報が含まれた設定情報に基づいて、各画像領域において、画像要素の分類に対応した色調整を行う
    請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 前記設定情報記憶手段は、それぞれの画像データに対する色調整処理で適用された設定情報を、各画像データの属性に対応付けて記憶する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 色調整処理の内容を指定する調整内容指定情報が含まれる設定情報を画像データの属性に対応付けて記憶するデータベースの中から、処理対象となる画像データの属性に基づいて、少なくとも1つの設定情報を選択し、
    選択された設定情報に基づいて、色調整の対象となる画像領域を指定する領域指定情報、及び、調整内容指定情報が含まれる設定情報を作成し、
    作成された設定情報に基づいて、処理対象の画像データに対して画像領域に応じた色調整を行う
    画像処理方法。
  10. コンピュータを含む画像処理装置において、
    色調整処理の内容を指定する調整内容指定情報が含まれる設定情報を画像データの属性に対応付けて記憶するデータベースの中から、処理対象となる画像データの属性に基づいて、少なくとも1つの設定情報を選択するステップと、
    選択された設定情報に基づいて、色調整の対象となる画像領域を指定する領域指定情報、及び、調整内容指定情報が含まれる設定情報を作成するステップと、
    作成された設定情報に基づいて、処理対象の画像データに対して画像領域に応じた色調整を行うステップと
    を前記画像処理装置のコンピュータに実行させるプログラム。
JP2004276800A 2004-09-24 2004-09-24 画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム Pending JP2006094116A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004276800A JP2006094116A (ja) 2004-09-24 2004-09-24 画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004276800A JP2006094116A (ja) 2004-09-24 2004-09-24 画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006094116A true JP2006094116A (ja) 2006-04-06

Family

ID=36234662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004276800A Pending JP2006094116A (ja) 2004-09-24 2004-09-24 画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006094116A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008211510A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Konica Minolta Business Technologies Inc 印刷制御プログラム、印刷制御装置及び画像形成装置並びに印刷制御方法
JP2008312041A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Canon Inc 色変換処理装置
JP2009200539A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Murata Mach Ltd 画像処理装置
JP2009200538A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Murata Mach Ltd 画像処理装置
JP2010178258A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Nikon Corp 画像処理プログラム、画像処理装置、およびカメラ
EP2713601A1 (en) * 2012-09-26 2014-04-02 Konica Minolta, Inc. Printing control apparatus, printing system, and computer readable recording medium stored with printing control program

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008211510A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Konica Minolta Business Technologies Inc 印刷制御プログラム、印刷制御装置及び画像形成装置並びに印刷制御方法
JP4529148B2 (ja) * 2007-02-26 2010-08-25 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 印刷制御プログラム、印刷制御装置及び画像形成装置並びに印刷制御方法
JP2008312041A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Canon Inc 色変換処理装置
JP2009200539A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Murata Mach Ltd 画像処理装置
JP2009200538A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Murata Mach Ltd 画像処理装置
JP4702378B2 (ja) * 2008-02-19 2011-06-15 村田機械株式会社 画像処理装置
JP2010178258A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Nikon Corp 画像処理プログラム、画像処理装置、およびカメラ
EP2713601A1 (en) * 2012-09-26 2014-04-02 Konica Minolta, Inc. Printing control apparatus, printing system, and computer readable recording medium stored with printing control program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060066925A1 (en) Image forming apparatus, image processor, image processing method, and storage medium storing program
JP4380602B2 (ja) 画像形成装置およびその制御方法
US8339661B2 (en) Image processing apparatus and image forming apparatus
JP2005161650A (ja) 画像形成装置、パターン形成方法及びそのプログラム
US8477376B2 (en) System to enable development of clear toner forms
US20130278952A1 (en) Print controlling apparatus, print controlling system, print controlling method, and computer program product
JP2006094295A (ja) 画像形成装置、画像形成方法及びそのプログラム
JP5959815B2 (ja) 画像処理装置およびその方法
JPH07177353A (ja) カラー画像形成装置
JP2004230846A (ja) 画像形成装置
US20090297025A1 (en) Image processing device, image processing method, and storage medium
US7215442B2 (en) Image formation apparatus and image formation method
JP2006094116A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム
JP2006224538A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JP4750001B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、および画像処理方法
JP2008154115A (ja) 画像形成装置及び補正方法
JP2007178489A (ja) 画像形成装置、画像形成方法、画像調整方法及びプログラム
JP2007030302A (ja) 画像形成装置、色変換パラメータ作成装置、テスト画像形成方法及びプログラム
JP2006094118A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム
JP2006264003A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の濃度設定方法
JP2006094115A (ja) 画像処理装置、データファイル、画像処理方法及びそのプログラム
JP5045663B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、記録媒体
US6097510A (en) Image processing apparatus and method
JP5454258B2 (ja) 情報処理装置、画像処理システム、及びプログラム
JP2007174007A (ja) 画像形成装置、画像処理装置、補正係数生成方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070816

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090327

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090522

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091029