JP2006351682A - 電子部品搭載装置及びそのノズル段取方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】実生産前にノズルホルダのノズルの種別と個体別を自動認識して正誤を報知し且つノズルティーチングが必要なノズルを自動判別してノズルティーチングを行うよう報知する電子部品搭載装置及びそのノズル段取方法を実現する。
【解決手段】ノズル24は上部の装着部24−1、下部のノズル部24−2、中間の逆円錐部24−3から構成され、逆円錐部24−3の輪状の上面に識別記号51が基板認識用カメラ22で容易に読み取れるQRコードとしてレーザ光で刻印されている。識別記号51はノズルの種別及び個体別を示すコードから成る。本体装置のCPUはノズルホルダに配置されたノズルのQRコードを読み取り、その識別記号51からノズルの正誤や変更を判別し、誤りがあれば警告報知し、変更があればノズルティーチング処理に自動的に移行する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、プリント回路基板へ電子部品を搭載する電子部品搭載装置及びそのノズル段取方法に関する。
従来、本体装置内に搬入されるプリント回路基板(以下、単に基板という)に電子部品(以下、単に部品という)を搭載して基板ユニットを生産する電子部品搭載装置がある。
電子部品搭載装置は、搭載ヘッドの先端に交換自在に保持する吸着ノズル(以下、単にノズルという)によって、部品供給装置から供給される部品を吸着し、そのノズルに吸着した部品を、部品カメラで画像認識して確認し、位置の補正を行って後、基板上に搭載するということを繰り返して基板ユニットを生産する。
このような基板ユニットの生産は、電子部品搭載装置の制御装置が部品搭載プログラムを実行することによって行われる。その場合、基板ユニットの生産に先立って、適正なノズル交換のタイミングと順序の設定を自動的に作成し、その設定を部品搭載プログラムのパラメータに組み込むことによって、パラメータの設定に誤りのない部品搭載プログラムを作成することが提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
ところで、上記のような電子部品搭載装置では、基板ユニットの生産を開始する前に、さまざまな段取を行わなければならない。そのなかの1つにノズルの段取作業がある。ノズルの段取作業は、オペレータがノズル段取表に基づいて適正なノズルをノズルホルダの適正な位置に配置する作業である。
図13は、従来のノズル段取表の一例を示す図である。なお、同図はノズル段取表のノズル配置を示すデータ構成の部分のみを示している。すなわち、実際のノズル段取表にはヘッダー部のデータがあり、そのヘッダー部には、何号機の電子部品搭載装置であるかを示す機番、部品供給ステージの番号、基板の種類を示す基板コード、基板のサイズ等が記述されている。
通常、ノズル段取表について言うときは、上記のヘッダー部のデータを除いた図13に示すようなノズル配置を示すデータ構成の部分(ノズル配置表又は単にノズル表ともいう)を指す場合が多い。
従来のノズル段取表(ノズル配置表又はノズル表)は、図13の左から示すようにノズルホルダのノズル収納位置を示す番号(No)データ、そのノズル収納位置に保持されるノズルの種類を示すノズルコードデータ、一般部品用のノズルが特殊な部品用のノズルであるかを示すノズル種別データ、未使用か使用中であるかを示す状態データが記述されている。
ノズルには、微小なチップ部品を吸着するためのノズル、中型部品を吸着するためのノズル、大型部品を吸着するためのノズルというように、様々なノズルがある。そのような様々なノズルを、図13に示すようなノズル段取表に従って、オペレータがノズルホルダに配置していくことになる。
このノズルの段取作業に使用されるノズル段取表は、例えば上述した「適正なノズル交換のタイミングと順序の設定」等に基づいて作成される。このノズル段取表は、部品搭載プログラムのパラメータとしても使用される。
ところで、オペレータが介在して行う段取り作業には、少なからずミスが発生しやすい。そのため、システムとしてミスが発生しない仕組みとして、搭載ヘッドに保持されたノズルの先端部を部品カメラで認識し、ノズルの内径や外径からノズルの種別が正しいかを判断する方法が構築されている。
特開平11−112200号公報(段落[0026]〜[0052]、図5)
しかしながら、ノズルは、部品を吸着する動作を繰り返し行っているため、その先端部に汚れが発生しやすい。ノズルを画像認識する際、画像認識の解像度を高くすると、ノズル先端の汚れをノズル構成の一部として撮像し、そのノズルを異なる種類のノズルであると判断してしまう。
逆に画像認識の解像度を低くすると、判断基準の範囲が広くなって誤判定するということになり、部品カメラでノズルを認識する方法の運用には支障が多く問題があった。また、この方法は、画像認識できない特殊なノズルでは運用も出来ないという欠点があった。
一方、ノズルの段取り作業としてノズルティーチングというものがある。これは予めノズル固有の偏心量やノズル高さを測定して基準値との差に補正を加える作業であり、これにより部品の吸着率の向上や装着時の精度向上を目的としたものである。
このノズルティーチングは、使用するノズルが以前と同じノズルであれば、行う必要が無いが、以前と異なるノズルであれば、たとえノズルの種類が同じであっても個体差があるため必ず実施すべき作業である。そうでないと、正確な部品搭載処理を実行できるように本体装置を良好な状態に維持することができない。
ところが、ノズルティーチングには作業時間がかかるため、往々にして、オペレータは、ノズルを交換したことを明確に認識しようとせず、ノズルティーチングをしないまま生産に入ることがあった。
そのようなオペレータのミスが見逃されたまま、生産が開始されると、部品の搭載不良などが発生して、生産性が著しく低下して問題があった。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、実生産時における部品カメラによる画像認識に依存することなく、事前にノズルの種類を自動認識してノズルホルダのノズル配置の正誤を自動報知し且つノズルティーチングが必要なノズルを判別してノズルティーチングを行うように自動報知又は自動実行する電子部品搭載装置及びそのノズル段取方法を実現することである。
先ず、第1の発明の電子部品搭載装置は、プリント回路基板に電子部品を実装して基板ユニットを生産する電子部品搭載装置において、ノズルごとに該ノズルの種別を示す識別記号を備え、上記基板ユニットの生産に使用される上記ノズルの上記種別をノズル段取表として記憶する記憶手段と、上記基板ユニットの生産のためにノズルホルダに保持される上記ノズルの上記識別記号を読み取る読取手段と、該読取手段により読み取られた上記識別記号で示される上記ノズルの上記種別と上記ノズル段取表の上記ノズルの上記種別とを比較する比較手段と、該比較手段により異なる比較結果が出たとき外部に警告を報知する報知手段と、を備えて構成される。
次に、第2の発明の電子部品搭載装置は、上記第1の発明の電子部品搭載装置の構成に加えて、前回の基板ユニットの生産に使用された上記ノズルの上記種別を記憶する前回記憶手段と、該前回記憶手段に記憶された上記ノズルの上記種別と今回の基板ユニットの生産のために上記ノズルホルダに保持される上記ノズルの上記種別とを比較する前回今回比較手段と、前回今回比較手段により比較された上記ノズルの上記種別が異なるとき該異なる種別のノズルに関わる処理工程に自動で進む自動進行手段と、を更に備えて構成される。
また、際3の発明の電子部品搭載装置は、プリント回路基板に電子部品を実装して基板ユニットを生産する電子部品搭載装置において、ノズルごとに該ノズルの種別及びシリアル番号を示す識別記号と、上記基板ユニットの生産に使用される上記ノズルの上記種別及び上記シリアル番号をノズル段取表として記憶する記憶手段と、上記基板ユニットの生産のためにノズルホルダに保持される上記ノズルの上記識別記号を読み取る読取手段と、該読取手段により読み取られた上記識別記号で示される上記種別及び上記シリアル番号と上記ノズル段取表の上記ノズルの上記種別及び上記シリアル番号とを比較する比較手段と、該比較手段により比較された上記種別が異なるとき外部に警告を報知する報知手段と、上記比較手段により比較された上記種別が同一で上記シリアル番号が異なるとき該異なるシリアル番号のノズルに関わる処理工程に自動で進む自動進行手段と、を備えて構成される。
そして、第4の発明の電子部品搭載装置は、ノズル段取表からノズルコード別に集計したノズル個数表を作成するノズル個数表作成手段と、ノズルホルダのノズルを1番目から昇順に走査する走査手段と、該走査手段の走査で得られたノズルホルダの全てのノズルによる実ノズル段取表を作成する実ノズル段取表作成手段と、上記実ノズル段取表からノズルコード別に集計した実ノズル個数表を作成する実ノズル個数表作成手段と、上記ノズル個数表と上記実ノズル個数表のノズルコードが同じものの数量を比較する比較手段と、該比較手段による比較結果がノズル個数表の比較数量>実ノズル個数表の比較数量ならエラーであることを警告報知する警告報知手段と、上記比較手段による比較結果がノズル個数表の比較数量≦実ノズル個数表の比較数量であるなら実ノズル段取表を用いて基板ユニットの生産開始を指示する制御手段と、を備えて構成される。
また、第5の発明の電子部品搭載装置のノズル段取方法は、プリント回路基板に電子部品を実装して基板ユニットを生産する電子部品搭載装置におけるノズル段取方法であって、ノズルごとに該ノズルの種別を示す識別記号を付与し、上記基板ユニットの生産に使用される上記ノズルの上記種別をノズル段取表として記憶し、上記基板ユニットの生産のためにノズルホルダに保持される上記ノズルの上記識別記号を読み取り、該読み取られた上記識別記号で示される上記ノズルの上記種別と上記ノズル段取表の上記ノズルの上記種別とを比較し、該比較により異なる比較結果が出たとき外部に警告を報知する工程を、含んで成る。
そして、第6の発明の電子部品搭載装置のノズル段取方法は、上記第5の発明の電子部品搭載装置のノズル段取方法の工程に加えて、前回の基板ユニットの生産に使用された上記ノズルの上記種別を記憶し、該記憶された上記ノズルの上記種別と今回の基板ユニットの生産のために上記ノズルホルダに保持される上記ノズルの上記種別とを比較し、該比較により比較された上記ノズルの上記種別が異なるとき該異なる種別のノズルに関わる処理に自動的に移行する工程を、更に含んで成る。
また、第7の発明の電子部品搭載装置のノズル段取方法は、プリント回路基板に電子部品を実装して基板ユニットを生産する電子部品搭載装置におけるノズル段取方法であって、ノズルごとに該ノズルの種別及びシリアル番号を示す識別記号を付与し、上記基板ユニットの生産に使用される上記ノズルの上記種別及び上記シリアル番号をノズル段取表として記憶し、上記基板ユニットの生産のためにノズルホルダに保持される上記ノズルの上記識別記号を読み取し、該読み取られた上記識別記号で示される上記種別及び上記シリアル番号と上記ノズル段取表の上記ノズルの上記種別及び上記シリアル番号とを比較し、該比較の結果として上記種別が異なるとき外部に警告を報知し、上記比較の結果として上記種別が同一で上記シリアル番号が異なるとき該異なるシリアル番号のノズルに関わる処理に自動的に移行する工程を、含んで成る。
最後に、第8の発明の電子部品搭載装置のノズル段取方法は、ノズル段取表からノズルコード別に集計したノズル個数表を作成し、ノズルホルダのノズルを1番目から昇順に走査し、該走査で得られたノズルホルダの全てのノズルによる実ノズル段取表を作成し、該実ノズル段取表からノズルコード別に集計した実ノズル個数表を作成し、上記ノズル個数表と上記実ノズル個数表のノズルコードが同じものの数量を比較し、ノズル個数表の比較数量>実ノズル個数表の比較数量ならエラーであることを警告報知し、ノズル個数表の比較数量≦実ノズル個数表の比較数量であるなら実ノズル段取表を用いて基板ユニットの生産を開始する工程を含んで成る。
本発明によれば、ノズルホルダのノズルの種類や個体を本体装置側で認識し、認識したノズルホルダのノズルの種類や個体がノズル段取表のノズルの種類や個体と一致しているか判断してオペレータに適切なメッセージを出すので、ノズル段取りのミスを防止でき、これにより、生産現場での作業ミスや品質トラブルの発生を回避することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1(a) は、本発明の電子部品搭載装置の外観斜視図であり、同図(b) は、その上下の保護カバーを取り除いて内部の構成を模式的に示す斜視図である。
同図(a) に示すように、電子部品搭載装置1は、天井カバー上の前後に、それぞれCRTディスプレイからなるモニタ装置2と、同じく天井カバー上の左右に、それぞれ稼動状態を報知する警報ランプ3を備えている。また、上部保護カバー4の前部と後部の面には、液晶ディスプレイとタッチ式入力装置からなり外部からの操作により各種の指示を入力することができる操作入力用表示装置5が配設されている(図の右斜め上方向になる後部の操作入力用表示装置5は陰になって見えない)。
下部の基台6の上には、中央に、固定と可動の1対の平行する基板案内レール7が同図(b) に示す基板8の搬送方向(X軸方向、図の斜め右下から斜め左上方向)に水平に延在して配設される。これらの基板案内レール7の下部に接して、図には見えないループ状の搬送ベルト(コンベアベルト)が走行可能に配設される。
搬送ベルトは、それぞれ数ミリ幅のベルト脇部を基板案内レール7の下から基板搬送路に覗かせて、不図示のベルト駆動モータにより駆動され、基板搬送方向に走行し、基板8の裏面両側を下から支持しながら装置本体内に部品搭載前の基板8をライン上流側から搬入し、部品搭載済みの基板8を順次ライン下流側に搬出する。この電子部品搭載装置1内には、常時2枚の基板8が搬入され、位置決めされて、電子部品の搭載が終了するまで固定されている。
基台6の前後には、それぞれ部品供給ステージ9が形成されている(同図(a) では図の右斜め上方向になる後部の部品供給ステージ9は陰になって見えない。また、同図(b) では、後部の部品供給ステージ9は図示を省略している)。部品供給ステージ9には、テープリール式部品供給装置11(一般には単に、テープフィーダ、テープカセットなどと簡略に呼ばれている)が、50個〜70個と多数配置される。テープリール式部品供給装置11には、その後端部に、部品を収容したテープを捲着したテープリール12が着脱自在に装着されている。
また、基台6の上方には本体フレームの左右(X軸方向)に分かれて固定された二本のY軸レール13と、これら二本のY軸レール13にそれぞれ摺動自在に支持される二本(装置全体で合計四本)のX軸レール14が配置されている。
X軸レール14は、Y軸レール13に沿ってY軸方向に摺動でき、これらのX軸レール14には、それぞれ1台(装置全体で合計4台)の作業ヘッド15(15−1、15−2及び15−3、15−4)がX軸レール14に沿ってX軸方向に摺動自在に懸架されている。そして、これらの各作業ヘッド15には、同図(b) に示す例では2個の搭載ヘッド16が配設されている。つまりこの電子部品搭載装置1には合計8個の搭載ヘッド16が配設されている。
上記の作業ヘッド15は、屈曲自在で内部が空洞な帯状のチェーン体17に保護・収容された複数本の不図示の信号コードを介して装置本体1の基台6内部の電装部マザーボード上に配設されている中央制御部と連結されている。作業ヘッド15は、これらの信号コードを介して中央制御部からは電力及び制御信号を供給され、中央制御部へは基板の位置決め用マークや部品の搭載位置の情報を示す画像データを送信する。
また、基板案内レール7と部品供給ステージ9との間には、搭載ヘッド16に交換自在に装着される複数のノズルを収容・保持するノズルホルダ18と、搭載ヘッド16のノズルに吸着された部品を画像認識して、その良否と被吸着姿勢を判断するための複数の部品認識用カメラ19が、4個の作業ヘッド15に対応して4箇所にそれぞれ配置されている。
また、基台6の内部には、上述した中央制御部のほかに、特には図示しないが、基板の位置決め装置、基板を2本の基板案内レール7間に固定する基板固定機構等が備えられている。
図2は、上記作業ヘッド15の斜視図である。同図に示すように、作業ヘッド15は、上述したように屈曲自在な帯状のチェーン体17によって本体装置の中央制御部と連結されており、支持部21により支持された2個の搭載ヘッド16及び16と、基板認識用カメラ22を備えている。
この基板認識用カメラ22は、詳しくは後述するが、本発明においてノズルに刻印で付与された識別記号を読み取るノズル識別用カメラを兼ねている。
2個の搭載ヘッド16は、それぞれZ軸方向(上下方向)に昇降可能であり且つθ軸方向(360°方向)に回転可能である。搭載ヘッド16の先端には、それぞれノズル24が装着されている。
上記の作業ヘッド15は、上述したY軸レール13とX軸レール14とにより前後左右に自在に移動する。これにより、ノズル24は、作業ヘッド15と搭載ヘッド16を介して、各作業領域において、前後と左右に移動自在であり、上下に昇降自在であり、且つ360°方向に回転自在である。
図3は、上記のように構成される電子部品搭載装置1のシステムブロック図である。同図に示すように、電子部品搭載装置1は、CPU35と、このCPU35にバス36で接続されたi/o(入出力)制御ユニット37及び画像処理ユニット38からなる制御部を備えている。また、CPU35にはメモリ39が接続されている。メモリ39は特には図示しないがプログラム領域とデータ領域を備えている。
また、i/o制御ユニット37には、基板8(図1(b) 参照)の部品搭載位置を照明するための基板照明装置28や、搭載ヘッド16のノズル24(図2参照)に吸着されている部品31を照明するための部品認識用カメラ18と一体に組みつけられているLED照明器27が照明制御ユニット40を介して接続されている。
更に、i/o制御ユニット37には、それぞれのアンプ(AMP)を介して4個のX軸モータ41、4個のY軸モータ42、8個のZ軸モータ43、及び8個のθ軸モータ44が接続されている。X軸モータ41は、X軸レール14を介してX軸方向に、作業ヘッド15を駆動し、Y軸モータ42は、Y軸レール13を介してY軸方向に、X軸レールすなわち作業ヘッド15を駆動する。Z軸モータ43は作業ヘッド15の搭載ヘッド16を上下に駆動し、そしてθ軸モータ44は搭載ヘッド16すなわちノズル24を360度回転させる。
上記の各アンプには、特には図示しないが、それぞれエンコーダが配設されており、これらのエンコーダにより各モータ(X軸モータ41、Y軸モータ42)の回転に応じたエンコーダ値がi/o制御ユニット37を介してCPU35に入力する。これにより、CPU35は、各搭載ヘッド16の前後、左右、上下の現在位置、及び回転角を認識することができる。
更に、上記のi/o制御ユニット37には、バキュームユニット45が接続されている。バキュームユニット45はバキュームチューブ46を介して搭載ヘッド16のノズル24に空気的に接続されている。このバキュームチューブ46には空圧センサ47が配設されている。バキュームユニット45は、ノズル24に対しバキュームによって部品31を吸着させ、又はバキューム解除とエアブローとバキュームブレイク(真空破壊)によって吸着を解除させる。
このとき、空圧センサ47からバキュームチューブ46内の空気圧データが電気信号としてi/o制御ユニット37を介しCPU35に出力される。これにより、CPU35は、バキュームチューブ46内の空気圧の状態を知って、ノズル24によって部品31を吸着する準備が出来ているか否かを認識することができると共に、吸着された部品31が正常に吸着されているかを認識することができる。
更に、上記のi/o制御ユニット37には、位置決め装置、ベルト駆動モータ、基板センサ、異常表示ランプ等がそれぞれのドライバを介して接続されている。位置決め装置は、前述したように電子部品搭載装置1の基台6内部において基板案内レール7の下方に配置され、装置内に案内されてくる基板8の位置決めを行う。ベルト駆動モータは案内レール7に一体的に配設されている搬送ベルトを循環駆動する。基板センサは基板8の搬入と搬出を検知する。異常表示ランプ3(図1(a) 参照)は電子部品搭載装置1の動作異常や作業領域内の異物進入等の異常時に点灯又は点滅して異常発生を現場作業者に報知する。
また、CPU35には、通信i/oインターフェース48、図1(a) に示した操作入力用表示装置5、記録装置49が接続されている。通信i/oインターフェース48は、例えばティーチング処理などを例えばパーソナルコンピュータ等の他の処理装置で行う場合などに、これらの処理装置と有線又は無線で接続してCPU35との通信が可能であるようにする。
記録装置42は、例えばハードデスク、MO、FD、CD−ROM/RW、フラッシュメモリ装置等の各種の記録媒体を装着可能であり、電子部品搭載装置1の部品搭載処理、その事前に行なわれる部品搭載ティーチング処理等のプログラムや、部品ライブラリのデータ、CADからのNCデータ等の各種のデータを記録して保持しており、これらのプログラムはCPU35によりメモリ39のプログラム領域にロードされて各部の制御の処理に使用され、データもメモリ39のデータ領域に読み出されて、所定の処理がなされる。処理されて更新されたデータは、所定の記録媒体の所定のデータ領域に格納されて保存される。また、メモリ39のデータ領域は、細分化された多数のレジスタ領域を備えており、このレジスタ領域には各種の計数値が一時的に保存される。
操作入力用表示装置5は、部品搭載作業の実行時には、画像処理ユニット38が作業ヘッド15側の基板認識用カメラ22(図2参照)で撮像した基板8の画像や、同じく画像処理ユニット38が本体装置側の部品検査装置18(図1(b) 参照)で撮像した部品31の画像を表示装置に表示する。またティーチング処理の実行時には、ティーチング画面を表示する。
上記の構成において、電子部品搭載装置1は、以下に説明するように、図3に示すCPU35により、作業ヘッド15の基板認識用カメラ22を駆動してノズルホルダ18に保持されているノズル24の識別記号を読み取り、ノズル段取作業においてノズルホルダ18の正しい保持位置に各ノズル24がオペレータによって正しく設定されているか否かを正しく認識して誤りがあれば警告報知することによって、正確なノズル段取作業を極めて簡単に完了させることができる。
図4(a) は、本発明において用いられるノズルの上面図を示す図であり、同図(b) は、その斜視図である。同図(a),(b) に示すように、ノズル24は、搭載ヘッド16と係合する上部の装着部24−1、部品を吸着する下部のノズル部24−2、装着部24−1とノズル部24−2との連結部を形成する逆円錐部24−3から構成されている。
そして、本発明において、ノズル24の逆円錐部24−3の輪状の上面には、個々のノズルを識別するための識別記号51が付与されている。この識別記号51は、例えばレーザ光で刻印されたQRコードである。このQRコードは、基板認識用カメラ22で容易に読み取ることができる。
このQRコードで表される識別記号51には、本例では、ノズルの種類を示すノズルコードが記述されている。QRコードを基板認識用カメラ22で読み取ったCPU35は、QRコードが示す識別記号51に含まれるノズルコードによって、各ノズルの種類を容易に認識することができる。
図5(a) は、実施例1におけるノズル段取作業に用いられるノズル段取表の例を示す図であり、同図(b) は、そのノズル段取表に基づいてオペレータによりノズルホルダに配置されたノズル配置の例を示す図である。
同図(a) に示すノズル段取表52の例では、ノズルホルダのノズル保持位置を示す位置番号1、2、3、4、・・・に対応して、ノズルコードがHS1、HS1、H2、H2、・・・と記述されている。
これに対して、同図(b) では、ノズルホルダ18の位置番号1、2、3、4、・・・で示されるノズル保持位置にオペレータによって配置されたノズルの種類(種別)は、その識別記号51(図4(a),(b) 参照)が表すノズルコードによって、それぞれHS1、H1、H2、H2、・・・であることが示されている。
図6は、実施例1におけるノズル段取作業確認の処理を示すフローチャートである。図5(a),(b) 及び図6を用いて実施例1におけるノズル段取作業確認の処理を説明する。なお、この処理では、図6では特には図示していないが、処理の始めにおいてカウンタiの値iが、「i=1」に初期設定される。
先ず、CPU35は、ノズルホルダのi番のノズルのQRコードを読み取る(S11)。
この処理では、最初の処理サイクルであればi=1、すなわち、図5(b) に示すノズルホルダ18の位置番号1のノズルのQRコードが読み取られて、そのQRコードが示す識別記号で示されるノズルコードHS1がCPU35によって認識される。
続いて、CPU35は、いま読み取った(認識された)i番のノズルコードとノズル段取表のi番のノズルコードとを比較する(S12)。
この処理では、最初の処理サイクルであり、i=1であるので、上記ノズルホルダ18の位置番号1のノズルのノズルコードとして認識された「HS1」と、図5(a) に示すノズル段取表52の位置番号No.1のノズルコード「HS1」とが比較される。
この比較結果において、CPU35は、双方のノズルコードが一致していれば(S13がYes)、カウンタiの値iを「1」インクリメントする(S16)。
これにより、次の処理サイクルでQRコードを読み出すべきノズルの配置位置と、ノズルコードを読み出すべきノズル段取表の位置番号が設定される。
続いて、CPU35は、いま「1」インクリメントしたカウンタiの値iが値n(nはノズルホルダに配置されるべきノズル総数)を超えているか否かを判別する(S17)。
そして、超えていなければ(S17がNo)、処理S11に戻って、処理S11〜処理S13まで繰り返す。
処理サイクルが2順目であれば、カウンタiの値iは「1」から「1」インクリメントされて「2」となっているので、処理11では、ノズルホルダ18の位置番号2のノズルのQRコードが読み取られる。このノズルホルダ18の位置番号2のノズルのQRコードは、図5(b) に示すように「H1」である。
次に、処理12では、ノズルコード「H1」と、ノズル段取表の2番のノズルコード「HS1」とが比較される。
したがって、この比較結果において、処理S13では、CPU35は、双方のノズルコードが一致しない(S13がNo)と判別し、その場合は、警告メッセージを出力する(S14)。
この処理では、例えば「ノズルホルダのi番のノズルは×××です。正しいノズルは○○○です。」、つまり上述した2順目の処理サイクルでは「ノズルホルダの2番のノズルはH1です。正しいノズルはHS1です。」との警告メッセージが出力される。この警告メッセージはモニタ装置2又は操作入力用表示装置5に表示される。
この警告メッセージの出力後、CPU35は、オペレータによる処理が行われたか否かを判別する(S15)。すなわち、オペレータが上記の警告メッセージに従って間違ったノズルと正しいノズルの入れ替えを行った後、処理済みの入力操作ボタンを入力操作したか否かを判別する。
入力操作がなければ(S15がNo)、警告メッセージの出力を継続し、入力操作があれば(S15がYes)、処理S11に戻って、いま警告メッセージを出力したi番目のノズルのQRコードの読取処理から処理を再開する。
このように処理S11〜処理17が繰り返されることによって、オペレータがノズルを間違えてノズルホルダに配置しても、基板ユニットの実生産前に、元来が正しく記述されているノズル段取表とノズルホルダに配置されているノズルとが本体装置のCPUによって比較され、異常時には警告メッセージが出力されるようにすることが出来るようになる。
ところで、基板ユニットの生産が切り替えられたとき、前回の生産時と今回の生産では基板に搭載される部品もたとえ一部であっても異なってくる場合が多い。そのような場合は、その異なった部品に応じてノズルも異なってくる場合が多い。
そのようにノズルホルダに配置されているノズルの種類が、前回と今回で異なっていれば、確実にノズルが前回と今回とで入れ替えられていることにから、その場合はノズルティーチングが必要である。したがって、必ずノズルティーチング工程に移行しなければならない。
ノズルホルダに配置されているノズルの種類が前回と今回で異なっていることを自動的に認識できれば、ノズルティーチング工程に自動的に移行することができる。そうすれば、作業者にとって、必要なノズルティーチングは確実に実施されるということになって、必要なノズルティーチングを見逃すミスを防止することができる。
本例では、そのような必要なノズルティーチングを確実に実施する処理について説明する。
図7(a) は、実施例2におけるノズル段取作業に用いられるノズル段取表の例を示す図であり、同図(b) は、上記のノズル段取表に基づき、オペレータによってノズルホルダに配置されたノズル配置の例を示す図である。
同図(a) に示すノズル段取表53の例では、ノズルホルダのノズル保持位置を示す位置番号1、2、3、4、・・・に対応して、ノズルコードがH1、H1、H2、H2、・・・と記述されている。
これに対して、同図(b) では、ノズルホルダ18の位置番号1、2、3、4、・・・で示されるノズル保持位置にオペレータによって配置されたノズルの種別は、その識別記号51(図4(a),(b) 参照)が表すノズルコードによって、それぞれHS1、HS1、H2、H2、・・・であることが示されている。
図8は、実施例2におけるノズル段取作業確認の処理を示すフローチャートである。図7(a),(b) 及び図8を用いて実施例2におけるノズル段取作業確認の処理を説明する。
なお、この処理では、図7(a) に示すノズル段取表53は、前回チェック時のノズル段取表として使用される。また、図8では特には図示していないが、処理の始めにおいてカウンタiの値iが、「i=1」に初期設定される。
先ず、CPU35は、ノズルホルダのi番のノズルのQRコードを読み取る(S21)。
この処理では、最初の処理サイクルであればi=1、すなわち、図7(b) に示すノズルホルダ18の位置番号1のノズルのQRコードが読み取られて、そのQRコードが示す識別記号で示されるノズルコードHS1がCPU35によって認識される。
続いて、CPU35は、いま読み取った(認識された)i番のノズルコードと前回チェック時のノズル段取表のi番のノズルコードとを比較する(S22)。
この処理では、最初の処理サイクルであり、i=1であるので、上記ノズルホルダ18の位置番号1のノズルのノズルコードとして認識された「HS1」と、図7(a) に示す前回チェック時のノズル段取表53の位置番号No.1のノズルコード「H1」とが比較される。
この比較結果の判別(S23)では、双方のノズルコードが一致していないので(S23がNo)、CPU35は、ノズルティーチングを開始する(S24)。
この処理は、ノズル段取表作業確認の処理から、他の処理工程であるノズルティーチング工程に移行して、ノズルティーチングを実行する処理である。ノズルティーチングの処理は、通常に行われる処理であるので、ここでは説明を省略する。
このノズルティーチング工程の処理終了後、CPU35は、カウンタiの値iを「1」インクリメントする(S25)。
そして、CPU35は、いまインクリメントしたカウンタiの値iが値nを超えているか否かを判別し(S26)、超えていないことを確認すると(S26がNo)、処理S21に戻って、処理S21〜処理S26を繰り返す。
上記の繰り返し処理により、本例における図7(a),(b) に示す例では、ノズルホルダ18の位置番号が1番と2番のノズルについて、ノズルティーチングが実施されることになる。
他方、上記比較結果の判別(S23)で、双方のノズルコードが一致しているときは(S23がYes)、CPU35は、直ちに処理S25の処理に移行する。これにより、この場合も、カウンタiの値iが値nを超えない間は、処理S21〜処理S26が繰り返される。
そして、処理S26でカウンタiの値iが値nを超えたときは(S26がYes)、ノズルホルダ18に配置された生産に必要なノズル全てについて前回チェック時と同じものか異なるものかのチェックと、異なる場合のノズルティーチングが完了していることになるので、上記一連の処理に基づいて前回チェック時のノズル段取表を更新して(S27)、処理を終了する。
このように、本例によれば、ノズルホルダに配置されているノズルの種類が前回と今回で異なっていることを自動的に判別して、異なっているときにはノズルティーチング工程に自動的に移行することができる。
これにより、必要なノズルティーチングは確実に実施されることになり、作業者にとって必要なノズルティーチングを見逃すミスを防止することができる。
上述したように、ノズル24は、種類により、高さや偏心の程度、吸着可能な部品なども異なってくるので、種類が異なるごとに、ティーチングを行う必要がある。ところが、種類が同一でも個体が異なると、長さや偏心の程度も微妙に異なる場合が多いので、精密な部品搭載作業を実行するためには、種類が同一でも個体が異なる場合は個体差があるので、やはりティーチングを行うほうが、より良いことはいうまでもない。
本例では、そのようなノズルの種類が同一でも個体が異なる場合のノズルティーチングを確実に実施する処理について説明する。
なお、本例では、QRコードで表される識別記号51には、ノズルの種類を示すノズルコードの他に、同一種類での個体別を示すシリアル番号が記述されている。このQRコードを基板認識用カメラ22で読み取ったCPU35は、そのQRコードが示す識別記号51に含まれるノズルコードとシリアル番号とを認識して、各ノズルの種類のみならず同一種類での固体別をも認識することができる。
図9(a) は、実施例3におけるノズル段取作業に用いられるノズル段取表の例を示す図であり、同図(b) は、上記のノズル段取表に基づき、オペレータによってノズルホルダに配置されたノズル配置の例を示す図である。
同図(a) に示すノズル段取表54の例では、ノズルホルダのノズル保持位置を示す位置番号1、2、3、4、・・・に対応して、ノズルコードとシリアル番号(No)がそれぞれHS1とOA、HS1と2C、H2とBZ、H2とK1、・・・と記述されている。
これに対して、同図(b) では、ノズルホルダ18の位置番号1、2、3、4、・・・で示されるノズル保持位置にオペレータによって配置されたノズルの種別は、その識別記号51(図4(a),(b) 参照)が表すノズルコードとシリアル番号によって、それぞれHS1とOA、HS1と2C、H2とCR、H2とK1、・・・であることが示されている。
図10は、実施例3におけるノズル段取作業確認の処理を示すフローチャートである。図9(a),(b) 及び図10を用いて実施例3におけるノズル段取作業確認の処理を説明する。
なお、この処理においても、図9(a) に示すノズル段取表54は、前回チェック時のノズル段取表として使用される。また、図10では特には図示していないが、処理の始めにおいてカウンタiの値iが、「i=1」に初期設定される。
先ず、CPU35は、ノズルホルダのi番のノズルのQRコードを読み取る(S31)。
この処理では、最初の処理サイクルであればi=1、すなわち、図9(b) に示すノズルホルダ18の位置番号1のノズルのQRコードが読み取られて、そのQRコードが示す識別記号で示されるノズルコードHS1とシリアル番号OAがCPU35によって認識される。
続いて、CPU35は、先ず、いま読み取ったi番のノズルコードとシリアル番号のうちのノズルコードと、前回チェック時のノズル段取表のi番のノズルコードとを比較する(S32)。
この処理では、最初の処理サイクルであり、i=1であるので、上記ノズルホルダ18の位置番号1のノズルのノズルコードとして認識された「HS1」と、図9(a) に示す前回チェック時のノズル段取表54の位置番号No.1のノズルコード「H1」とが比較される。
この比較結果の判別(S33)では、双方のノズルコードが一致するので(S33がYes)、この場合は、続いて、CPU35は、いま読み取ったi番のノズルのシリアル番号と、前回チェック時のノズル段取表のi番のシリアル番号とを比較する(S35)。
この場合も、最初の処理サイクルではi=1であるので、上記ノズルホルダ18の位置番号1のノズルのシリアル番号として認識された「OA」と、図9(a) に示す前回チェック時のノズル段取表54の位置番号No.1のシリアル番号「OA」とが比較される。
そして、この比較結果の判別(S35)では、双方のシリアル番号が一致するので(S35がYes)、この場合は、次に、CPU35は、カウンタiの値iを「1」インクリメントする(S37)。
そして、CPU35は、いまインクリメントしたカウンタiの値iが値nを超えているか否かを判別し(S38)、超えていないことを確認すると(S38がNo)、処理S31に戻って、処理S31〜処理S38を繰り返す。
この繰り返し処理において、i=2では、ノズルホルダ18の位置番号2のノズルから読み取られたノズルコード「KS1」及びシリアル番号「2C」と、前回チェック時のノズル段取表54の位置番号No.2のノズルコード「KS1」及びシリアル番号「2C」とは、それぞれ一致しているので、処理S33で判別はYes、処理S35でも判別はYesとなって、カウンタiの値iが「1」インクリメントさえる。
そして、i=3の3順目の処理では、ノズルホルダ18の位置番号3のノズルから読み取られたノズルコード「H2」及びシリアル番号「2C」と、前回チェック時のノズル段取表54の位置番号No.3のノズルコード「H2」及びシリアル番号「BZ」とが比較される。
したがって、処理S33の判別ではYesとなるが、処理S35の判別ではNoとなる。つまり、ノズルホルダ18のノズルと前回チェック時のノズル段取表54のノズルとでは、同じノズル種別であってもシリアル番号が変わっている。
この場合は、CPU35は、ノズルティーチングを開始する(S36)。この処理は、ノズル段取表作業確認の処理から、他の処理工程であるノズルティーチング工程に移行して、ノズルティーチングを実行する。ノズルティーチングの処理は、前述したように通常に行われる処理であるので、ここでも説明は省略する。
このノズルティーチング工程の処理終了後、CPU35は、上述した処理S37以降の処理に移行する。
なお、処理S33の判別で、双方のノズルコードが一致しない場合も(S33がNo)、CPU35は、上記処理S36のノズルティーチング工程に移行する。
このように、ノズルホルダ18のノズルと前回チェック時のノズル段取表54のノズルとで、ノズルコードが一致しない場合はもちろんのこと、シリアル番号が一致しない場合もノズルティーチングの処理が自動的に行われる。
図9(a),(b) に示す例では、ノズルコードは全て一致している、つまりノズルの種別はそれぞれ一致しているが、3番のノズルだけが種別は同じでもシリアル番号が異なる、つまり異なる個体のノズルであるため、3番のノズルにノズルティーチングが実施される。
このようにして、カウンタiの値iが値nを超えない間は、処理S31〜処理S38が繰り返され、やがて、処理S38の判別でカウンタiの値iが値nを超えたときは(S38がYes)、ノズルホルダ18に配置された生産に必要なノズル全てについて前回チェック時と種別及び個体が同じものか異なるものかのチェックと、異なる場合のノズルティーチングが完了していることになるので、上記一連の処理に基づいて前回チェック時のノズル段取表を更新して(S39)、処理を終了する。
このように、本例によれば、ノズルホルダに配置されているノズルの種類が前回と今回で同じかどうかだけでなく、種類(種別)が同じであっても個体が同じかどうかを自動的に判別して、いずれが異なっている場合でもノズルティーチング工程に自動的に移行することができる。
これにより、本例によれば、同じ種別のノズルであっても、シリアル番号つまり個体が変わったときは、ノズルティーチングを確実に行うことができる。
上述した実施例では、いずれもノズルホルダに配置されているノズルのQRコードを順次読み取って、その都度ノズル段取表のノズルの種類別や個体別の比較判断をしているが、比較判断を一括して行う方法もある。これについて、実施例4として以下に説明する。
図11(a) は、実施例4におけるノズル段取作業に用いられるノズル段取表の例を示す図であり、同図(b) は、上記のノズル段取表に基づき本体装置側で作成されたノズル個数表であり、どう図(c) は、オペレータによってノズルホルダに配置されたノズル配置の例を示す図、同図(d),(e) は、本体装置側でノズルホルダから読み取られたノズルコード表(実ノズル段取表)とその実ノズル段取表に基づき本体装置側で作成された実ノズル個数表である。
同図(a) に示すノズル段取表55の例では、ノズルホルダのノズル保持位置を示す位置番号1、2、3、4、・・・に対応して、ノズルコードがそれぞれHS1、HS1、H2、H2、・・・と記述されている。
そして、同図(b) には、上記のノズル段取表55から集計された種別ごとのノズル数を示すノズル個数表56が示されている。同図(b) に示すノズル個数表56の例では、ノズルコード「HS1」の数量は「2」、ノズルコード「H2」の数量も「2」となっている。
これに対して、同図(c) では、ノズルホルダ18の位置番号1、2、3、4、・・・で示されるノズル保持位置にオペレータによって配置されたノズルの種別は、その識別記号が示すノズルコードによって、それぞれHS1、H2、HS1、H2、HS1、H7、・・・であることが示されている。
また、同図(d) に示す実ノズル段取表57には、上記ノズルホルダ18に配置されたノズルの種別が、ノズル保持位置を示す位置番号1、2、3、4、・・・に対応してそのまま記述されている。
そして、同図(e) に示す実ノズル個数表58には、上記の実ノズル段取表57から集計された種別ごとのノズル数がノズルコードと対応付けて記述されている。
図12は、実施例4におけるノズル段取作業確認の処理を示すフローチャートである。図11(a) 〜(e) 及び図12を用いて実施例4におけるノズル段取作業確認の処理を説明する。
なお、この処理においても、図12では特には図示していないが、処理の始めにおいてカウンタiの値iが、「i=1」に初期設定される。また、メモリ39内に、図11(d) 及び(e) に示す実ノズル段取表57及び実ノズル個数表58が、データ領域が空欄の状態で作成される。
先ず、CPU35は、ノズル段取表55からノズルコード別に集計したノズル個数表56を作業者用として作成する(S40)。この作業者用のノズル個数表56は生産ラインのLANに接続された印刷装置によって印刷出力される。
続いて、CPU35は、ノズルホルダへのノズルの配置が全て完了したか否かを判別する(S41)。
この処理は、作業者が上記印刷出力されたノズル個数表56を参照しながら、少なくともノズル個数表56で指示されている個数以上のノズルをノズルホルダに配置して、その配置が完了したことを不図示の入力装置から入力したことを検出する処理である。
そして、CPU35は、入力装置からの入力を待機し(S41がNo)、やがて入力装置からの入力を検出したときは(S41がYes)、ノズルホルダのi番目に入っているノズルを実ノズル段取表57へ追加する(S42)。
これにより、最初の処理サイクルでは、i=1であることにより、図11(c) に示すノズルホルダ18の1番目に入っているノズルHS1が、図11(d) に示す実ノズル段取表57へ追加(最初は空欄に追加)して記述される。
続いて、CPU35は、カウンタiの値iを「1」インクリメントし(S43)、そのインクリメントしたカウンタiの値iが値m(mはノズルホルダの配置位置の総数)を超えているか否かを判別する(S44)。
この判別で、カウンタiの値iが値mを超えていないことを確認すると(S44がNo)、CPU35は、処理S42に戻って処理S42〜処理S44を繰り返す。
これにより、カウンタiの値iが値mを超えない間は、処理S42〜処理S44が繰り返され、図11(d) に示すように、ノズルホルダ18に配置された全てのノズルの種別が、実ノズル段取表57へ追加して記述される。
そして、処理S44でカウンタiの値iが値mを超えたときは(S44がYes)、ノズルホルダの全てのノズルを調べたと判断して、実ノズル個数表57を集計し、その集計結果としての図11(e) に示す実ノズル個数表58を作成する。
続いて、CPU35は、ノズル個数表56と実ノズル個数表58とで、ノズルコードが同じものの数量を比較する(S46)。
そして、比較結果が「ノズル個数表の比較数量」≦「実ノズル個数表の比較数量」であるなら(S46がYes)、生産に使用すべき全てのノズルが十分足りていると判断し、実ノズル段取表57を用いて基板ユニットの生産を開始する(S49)。
他方、上記の比較結果が「ノズル個数表の比較数量」>「実ノズル個数表の比較数量」なら(S46がNo)、生産に使用すべき全てのノズルのいずれかに不足が生じていると判断し、これでは基板ユニットの生産を実行できないので、エラーを警告報知する(S48)。
このように、作業者は、印刷出力されたノズル個数表56に基づいて、少なくともノズル個数表56で指定されている数を下回らないように、ノズルホルダ18にノズルを適宜に配置していくだけでよく、配置されたノズルがノズル個数表56で指定されている数を下回ってさえいなければ、基板ユニットの生産が自動的に開始される。
尚、上述した実施の形態では、レーザ等でQRコードとしてノズルに刻印して付与された識別記号を部品認識用カメラで読み取るようにしているが、これに限ることなく、例えばノズルにRFID素子(無線IDタグ)を埋め込み、そのRFID素子に付与された識別記号を電気的に読み取るようにしてもよい。
(a) は本発明の部品搭載装置の外観斜視図、(b) はその上下の保護カバーを取り除いて内部の構成を模式的に示す斜視図である。 本発明の部品搭載装置の作業ヘッドの斜視図である。 本発明の部品搭載装置のシステムブロック図である。 (a) は本発明において用いられるノズルの上面図を示す図、(b) はその斜視図である。 (a) は実施例1におけるノズル段取作業に用いられるノズル段取表の例を示す図、(b) はオペレータがノズルホルダに配置したノズル配置の例を示す図である。 実施例1におけるノズル段取作業確認の処理を示すフローチャートである。 (a) は実施例2におけるノズル段取作業に用いられるノズル段取表の例を示す図、(b) はオペレータがノズルホルダに配置したノズル配置の例を示す図である。 実施例2におけるノズル段取作業確認の処理を示すフローチャートである。 (a) は実施例3におけるノズル段取作業に用いられるノズル段取表の例を示す図、(b) はオペレータがノズルホルダに配置したノズル配置の例を示す図である。 実施例3におけるノズル段取作業確認の処理を示すフローチャートである。 (a) は実施例4におけるノズル段取作業に用いられるノズル段取表の例を示す図、(b) は本体装置側で作成されたノズル個数表を示す図、(c) はオペレータがノズルホルダに配置したノズル配置の例を示す図、(d),(e) は本体装置側で作成された実ノズル段取表と実ノズル個数表の例を示す図である。 実施例4におけるノズル段取作業確認の処理を示すフローチャートである。 従来のノズル段取表の一例を示す図である。
符号の説明
1 部品搭載装置
2 モニタ装置
3 警報ランプ
4 上部保護カバー
5 操作入力用表示装置
6 基台
7 基板案内レール
8 基板
9 供給ステージ
11 テープリール式部品供給装置
12 テープリール
13 Y軸レール
14 X軸レール
15(15−1、15−2、15−3、15−4) 作業ヘッド
16 搭載ヘッド
17 チェーン体
18 ノズルホルダ
19 部品認識用カメラ
21 支持部
22 基板認識用カメラ
24 ノズル
24−1 装着部
24−2 ノズル部
24−3 逆円錐部
27 LED照明器
28 基板照明装置
31 部品
35 CPU
36 バス
37 i/o(入出力)制御ユニット
38 画像処理ユニット
39 メモリ
40 照明制御ユニット
41 X軸モータ
42 Y軸モータ
43 Zモータ
44 θ軸モータ
45 バキュームユニット
46 バキュームチューブ
47 空圧センサ
48 通信i/oインターフェース
49 記録装置
51 識別記号
52、53、54、55 ノズル段取表
56 ノズル個数表
57 実ノズル段取表
58 実ノズル個数表

Claims (8)

  1. プリント回路基板に電子部品を実装して基板ユニットを生産する電子部品搭載装置において、
    ノズルごとに該ノズルの種別を示す識別記号を備え、
    前記基板ユニットの生産に使用される前記ノズルの前記種別をノズル段取表として記憶する記憶手段と、
    前記基板ユニットの生産のためにノズルホルダに保持される前記ノズルの前記識別記号を読み取る読取手段と、
    該読取手段により読み取られた前記識別記号で示される前記ノズルの前記種別と前記ノズル段取表の前記ノズルの前記種別とを比較する比較手段と、
    該比較手段により異なる比較結果が出たとき外部に警告を報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする電子部品搭載装置。
  2. 前回の基板ユニットの生産に使用された前記ノズルの前記種別を記憶する前回記憶手段と、
    該前回記憶手段に記憶された前記ノズルの前記種別と今回の基板ユニットの生産のために前記ノズルホルダに保持される前記ノズルの前記種別とを比較する前回今回比較手段と、
    前回今回比較手段により比較された前記ノズルの前記種別が異なるとき該異なる種別のノズルに関わる処理工程に自動で進む自動進行手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の電子部品搭載装置。
  3. プリント回路基板に電子部品を実装して基板ユニットを生産する電子部品搭載装置において、
    ノズルごとに該ノズルの種別及びシリアル番号を示す識別記号と、
    前記基板ユニットの生産に使用される前記ノズルの前記種別及び前記シリアル番号をノズル段取表として記憶する記憶手段と、
    前記基板ユニットの生産のためにノズルホルダに保持される前記ノズルの前記識別記号を読み取る読取手段と、
    該読取手段により読み取られた前記識別記号で示される前記種別及び前記シリアル番号と前記ノズル段取表の前記ノズルの前記種別及び前記シリアル番号とを比較する比較手段と、
    該比較手段により比較された前記種別が異なるとき外部に警告を報知する報知手段と、
    前記比較手段により比較された前記種別が同一で前記シリアル番号が異なるとき該異なるシリアル番号のノズルに関わる処理工程に自動で進む自動進行手段と、
    を備えたことを特徴とする電子部品搭載装置。
  4. ノズル段取表からノズルコード別に集計したノズル個数表を作成するノズル個数表作成手段と、
    ノズルホルダのノズルを1番目から昇順に走査する走査手段と、
    該走査手段の走査で得られたノズルホルダの全てのノズルによる実ノズル段取表を作成する実ノズル段取表作成手段と、
    前記実ノズル段取表からノズルコード別に集計した実ノズル個数表を作成する実ノズル個数表作成手段と、
    前記ノズル個数表と前記実ノズル個数表のノズルコードが同じものの数量を比較する比較手段と、
    該比較手段による比較結果が「ノズル個数表の比較数量>実ノズル個数表の比較数量」ならエラーであることを警告報知する警告報知手段と、
    前記比較手段による比較結果が「ノズル個数表の比較数量≦実ノズル個数表の比較数量」であるなら実ノズル段取表を用いて基板ユニットの生産開始を指示する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電子部品搭載装置。
  5. プリント回路基板に電子部品を実装して基板ユニットを生産する電子部品搭載装置におけるノズル段取方法であって、
    ノズルごとに該ノズルの種別を示す識別記号を付与し、
    前記基板ユニットの生産に使用される前記ノズルの前記種別をノズル段取表として記憶し、
    前記基板ユニットの生産のためにノズルホルダに保持される前記ノズルの前記識別記号を読み取り、
    該読み取られた前記識別記号で示される前記ノズルの前記種別と前記ノズル段取表の前記ノズルの前記種別とを比較し、
    該比較により異なる比較結果が出たとき外部に警告を報知する工程を、
    含んで成ることを特徴とする電子部品搭載装置のノズル段取方法。
  6. 前回の基板ユニットの生産に使用された前記ノズルの前記種別を記憶し、
    該記憶された前記ノズルの前記種別と今回の基板ユニットの生産のために前記ノズルホルダに保持される前記ノズルの前記種別とを比較し、
    該比較により比較された前記ノズルの前記種別が異なるとき該異なる種別のノズルに関わる処理に自動的に移行する工程を、
    更に含むことを特徴とする請求項1記載の電子部品搭載装置のノズル段取方法。
  7. プリント回路基板に電子部品を実装して基板ユニットを生産する電子部品搭載装置におけるノズル段取方法であって、
    ノズルごとに該ノズルの種別及びシリアル番号を示す識別記号を付与し、
    前記基板ユニットの生産に使用される前記ノズルの前記種別及び前記シリアル番号をノズル段取表として記憶し、
    前記基板ユニットの生産のためにノズルホルダに保持される前記ノズルの前記識別記号を読み取し、
    該読み取られた前記識別記号で示される前記種別及び前記シリアル番号と前記ノズル段取表の前記ノズルの前記種別及び前記シリアル番号とを比較し、
    該比較の結果として前記種別が異なるとき外部に警告を報知し、
    前記比較の結果として前記種別が同一で前記シリアル番号が異なるとき該異なるシリアル番号のノズルに関わる処理に自動的に移行する工程を、
    含んで成ることを特徴とする電子部品搭載装置のノズル段取方法。
  8. ノズル段取表からノズルコード別に集計したノズル個数表を作成し、
    ノズルホルダのノズルを1番目から昇順に走査し、
    該走査で得られたノズルホルダの全てのノズルによる実ノズル段取表を作成し、
    該実ノズル段取表からノズルコード別に集計した実ノズル個数表を作成し、
    前記ノズル個数表と前記実ノズル個数表のノズルコードが同じものの数量を比較し、
    ノズル個数表の比較数量>実ノズル個数表の比較数量ならエラーであることを警告報知し、
    ノズル個数表の比較数量≦実ノズル個数表の比較数量であるなら実ノズル段取表を用いて基板ユニットの生産を開始する、
    ことを特徴とする電子部品搭載装置のノズル段取方法。

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