JP2006093497A - 基板洗浄装置 - Google Patents

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【課題】 処理液と気体とを混合して生成した処理液の液滴を基板に供給して所定の洗浄処理を行う基板洗浄装置において、基板上の処理領域に対応した最適な洗浄を行うことで、基板を高品質に洗浄する。
【解決手段】 基板Wに与えるダメージが少ない外部混合型ノズル5から処理液の液滴を吐出した状態で、ノズル5を境界位置Kaと基板Wの回転中心Paとの間で移動させることによって、ノズルに対する相対速度が遅い基板中央部Wcを洗浄処理する。一方、洗浄力(除去率)に優れる内部混合型ノズル6から処理液の液滴を吐出した状態で、ノズル6を基板Wの端縁位置Ebと境界位置Kbとの間で移動させることによって、ノズルに対する相対速度が速い基板端縁部Wsを洗浄処理する。これにより、基板中央部Wcと基板端縁部Wsとの各処理領域に対応した最適な洗浄を行うことができ、基板全面を高品質に洗浄することができる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、処理液と気体とを混合して生成した処理液の液滴を基板に供給することで、該基板に対して所定の洗浄処理を施す基板洗浄装置に関するものである。ここで、基板としては、半導体ウエハ、フォトマスク用ガラス基板、液晶表示用ガラス基板、プラズマ表示用ガラス基板、光ディスク用基板などが含まれる。
半導体装置や液晶表示装置などの電子部品の製造工程では、基板の表面に成膜やエッチングなどの処理を繰り返し施して微細パターンを形成していく工程が含まれる。ここで、微細加工を良好に行うためには基板表面を清浄な状態に保つ必要があり、必要に応じて基板の洗浄処理が行われる(特許文献1参照)。この特許文献1に記載の発明では、洗浄処理に適した処理液、つまり洗浄液と、圧縮空気とを二流体ノズルに供給し、この二流体ノズルにおいて洗浄液に空気を混合させて混合物(洗浄液の液滴)を生成している。そして、基板を一定速度で回転させつつ、基板面内での洗浄液の供給位置が基板中心と基板端縁との間を通るようにノズルを往復移動させることによって基板全面にわたって洗浄液を吐出させ、基板表面に付着しているパーティクル(微小異物)などを離脱させて洗浄除去している。
特開2002−113429号公報(第4頁−第5頁、図3)
ところで、基板は回転している関係上、その基板の中央部においては二流体ノズルに対する相対速度が遅く、端縁部に向かうにつれて速くなる。そのため、相対速度の遅い中央部では単位面積当たりの洗浄時間が長くなり、基板にダメージを与えるといった問題がある。かかる問題を解決するために、上記特許文献1では、二流体ノズルを基板面内で移動させている間に該ノズル移動に同期して処理条件を変更させる技術が提案されている。例えば、二流体ノズルの移動速度が中央部で速くなるようにノズルの移動速度を可変制御している。また、二流体ノズルに供給する処理液や圧縮空気の流量が二流体ノズルの基板中心への移動につれて減少するように制御している。
しかしながら、二流体ノズルの移動に同期して種々の制御要素(移動速度、流量など)をリアルタイムで正確に制御することは困難であり、二流体ノズルからの混合物(処理液の液滴)を基板に対して安定して与えることが難しい。つまり、基板の各表面領域(処理領域)に対する二流体ノズルの洗浄特性を均一化することが難しく、このことが洗浄処理の品質低下を招く主要因のひとつとなっている。例えば、必要以上に二流体ノズルの移動速度が中央部で速くなってしまう場合には、基板中央領域に対する洗浄力が低下してしまい、その結果、中央部のパーティクルの除去率が悪くなってしまう。また、基板中心とノズルの中心位置が正確に一致しない場合には、基板中心からずれた領域で二流体ノズルの移動速度が速くなり、特に基板中心の両側領域に対する洗浄力が大きく相違してしまう。その結果、基板面内における洗浄結果にバラツキ(洗浄ムラ)が生じてしまう。
また、回転する基板の中央部と端縁部だけでなく、基板上に局所的にダメージを与えたくない領域(ダメージ重視領域)がある場合でも、上記と同様な問題が起こり得る。ここでは、二流体ノズルと基板とを相対移動させてダメージ重視領域とそれ以外の領域とを洗浄する場合について考えてみる。基板に対する二流体ノズルの相対移動に同期して種々の制御要素を正確に制御するのは上記したように困難であり、各領域ごとに二流体ノズルの洗浄特性を適正化することも難しい。そのため、ダメージ重視領域に必要以上のダメージを与えてしまうことがある。逆に、ダメージ重視領域以外の領域では、ダメージよりも洗浄処理を良好に行うことに主眼が置かれるが、該領域に対応して二流体ノズルの洗浄特性をリアルタイムで適正化することは非常に困難である。このため、該領域の各部に対する二流体ノズルの洗浄特性が低下してしまい、所望の洗浄処理を実行することができないことがある。このように、従来装置では、各処理領域に対応して二流体ノズルの洗浄特性を適正化することが困難であり、各領域ごとに最適な洗浄を実行することができない場合がある。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、処理液と気体とを混合して生成した処理液の液滴を基板に供給して所定の洗浄処理を行う基板洗浄装置において、基板上の処理領域に対応した最適な洗浄を行うことで、基板を高品質に洗浄することを目的とする。
この発明は、処理液と気体とを混合して生成した処理液の液滴を基板に供給することで、該基板に対して所定の洗浄処理を施す基板洗浄装置であって、上記した目的を達成するために、液体吐出口から処理液を吐出するとともに、該液体吐出口から吐出された処理液に気体を吹き付けることで空中にて処理液と気体とを混合して処理液の液滴を生成し、該液滴を基板に向けて供給する外部混合型ノズルと、混合室を内部に有し、該混合室内で処理液と気体とを混合して処理液の液滴を生成し、該液滴を基板に向けて供給する内部混合型ノズルと、外部混合型ノズルおよび内部混合型ノズルの各々を基板に対して相対移動させる駆動手段と、基板に対する各ノズルの相対位置を調整して各ノズルからの液滴の供給位置を制御する制御手段とを備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、処理液と気体とを空中にて混合して処理液の液滴を生成する外部混合型ノズルと処理液と気体とを混合室内で混合して処理液の液滴を生成する内部混合型ノズルとが1つの装置内に設けられている。各ノズルの構成および特性については後で詳述するが、これら2つのノズルは構造的におおよそ以下の洗浄特性を有している。すなわち、内部混合型ノズルは外部混合型ノズルに比べると洗浄力(パーティクルの除去率)は高いが基板に与えるダメージも大きい。一方で、外部混合型ノズルは内部混合型ノズルに比べると洗浄力は劣るが基板に与えるダメージは圧倒的に少ない。そして、これらのノズルの各々は基板に対して相対移動されて、各ノズルから吐出される液滴の供給位置が制御される。このため、基板上の処理領域ごとに、互いに洗浄特性の異なる2つのノズルから液滴を吐出させることで、各処理領域に対応した最適な洗浄を行うことができ、基板を高品質に洗浄することができる。例えば、基板上の処理領域としてダメージを与えなくない領域(ダメージ重視領域)とそれ以外の領域(除去率重視領域)とを洗浄する場合には、ダメージ重視領域を基板に与えるダメージが少ない外部混合型ノズルで洗浄する一方で、除去率重視領域については除去率に優れる内部混合型ノズルで洗浄することで、基板にダメージを与えることなく、除去率も良好な状態で基板を洗浄処理することができる。
ここで、外部混合型ノズルからの液滴の供給位置と内部混合型ノズルからの液滴の供給位置については、相違させるようにしてもよいし、部分的に重なるようにしてもよい。すなわち、各ノズルごとに洗浄処理する領域を分けて各処理領域ごとに適したノズルを配置して洗浄するようにしてもよいし、両ノズルから液滴を供給してもダメージが許容できる処理領域がある場合には、当該領域については除去率を向上させるため両ノズルから液滴を供給して洗浄するようにしてもよい。このように、各ノズルを使い分け、あるいは組合わせて洗浄処理することで、ダメージを重視したり、除去率を重視したりするようなスポット的な洗浄が可能となる。
また、基板を回転させる回転手段を設けて、制御手段は基板の回転中心を含む基板の中央部に外部混合型ノズルからの液滴を供給するように基板に対する外部混合型ノズルの相対位置を調整する一方、基板の中央部より径方向外側の端縁部に内部混合型ノズルからの液滴を供給するように基板に対する内部混合型ノズルの相対位置を調整するようにしてもよい。このように基板を回転させた場合には、「発明が解決しようとする課題」の項で説明したように基板の中央部と端縁部とで処理の進行度合が相違する。すなわち、基板中央部で最も適した洗浄度合いとなるように設定すると、相対速度の速い基板の基板端縁部では十分に洗浄を行うことができず、逆に、基板端縁部で最も適した洗浄度合いとなるように設定すると、基板中央部での洗浄効果が高くなり、基板にダメージを与えてしまう。そこで、基板に与えるダメージに対する考慮が必要な基板中央部については基板に与えるダメージが比較的少ない外部混合型ノズルから液滴を供給することで洗浄し、相対速度が速くダメージが発生しにくい基板端縁部では除去率が高い内部混合型ノズルから液滴を供給することで洗浄している。これにより、基板中央部と基板端縁部の各処理領域に対応した最適な洗浄を行うことができ、基板全面にわたって洗浄処理が均一化される。その結果、基板にダメージを与えることなく、良好な除去率で基板全面を洗浄することができる。
ここで、基板中央部については液滴を吐出させながら外部混合型ノズルを基板の回転中心と、基板中央部と基板端縁部の境界位置との間で移動させることで洗浄し、基板端縁部については液滴を吐出させながら内部混合型ノズルを基板の端縁と境界位置との間で移動させることで洗浄することができる。この場合、外部混合型ノズルと内部混合型ノズルとを個別に移動させるようにしてもよいし、共通の移動機構によって移動させるようにしてもよい。前者の場合、外部混合型ノズルについては第1ノズル移動機構により基板の回転中心と境界位置との間で移動させる一方、内部混合型ノズルについては第2ノズル移動機構により基板の端縁と境界位置との間で移動させればよい。後者の場合は、例えば、外部混合型ノズルを移動させる第1ノズル移動機構により内部混合型ノズルを移動させるように構成してもよい。また、外部混合型ノズルと内部混合型ノズルとを個別の移動機構により移動させる場合には、外部混合型ノズルあるいは内部混合型ノズルのいずれか一方を洗浄時に基板上に固定配置するようにしてもよい。
また、外部混合型ノズルからの液滴による洗浄処理を実行しない場合には第1ノズル移動機構は外部混合型ノズルを基板の側方の退避位置に位置決め可能となっているが、外部混合型ノズルからの液滴による基板中央部の洗浄処理後に外部混合型ノズルを退避位置に移動させる際に、または基板中央部の洗浄処理を実行するために外部混合型ノズルを退避位置から基板中央部に移動させる際に、液滴の吐出、つまり処理液および気体のノズルへの供給が停止状態であっても、ノズルからの液漏れにより処理液が基板端縁部に落下して汚染源となる場合がある。そこで、外部混合型ノズルが基板端縁部上を移動する間、内部混合型ノズルから基板端縁部に液滴を供給することで、外部混合型ノズルからの液漏れによる処理液を洗い流し、基板端縁部の汚染を防止することができる。
また、外部混合型ノズルおよび内部混合型ノズルからの液滴による処理条件をそれぞれ変更可能に構成すると、基板の種類あるいは基板上の処理領域などに応じた最適な処理を行うことができる。この処理条件には、(i)ノズルと基板との位置関係、(ii)ノズルからの液滴の基板に対する角度、(iii)液滴の粒径、速度などが含まれる。例えば、外部混合型ノズルから吐出される液滴による処理条件を変更するために、
・外部混合型ノズルと基板との間隔を調整して処理条件を変更させる間隔調整機構をさらに設けてもよいし、
・外部混合型ノズルから吐出される液滴の基板に対する角度を調整して処理条件を変更させる角度調整機構をさらに設けてもよいし、
・外部混合型ノズルに供給される処理液および気体のうちの少なくとも一方の流量を調整して処理条件を変更させる流量調整機構をさらに設けてもよい。もちろん、内部混合型ノズルから吐出される液滴による処理条件を変更可能に構成してもよい。
さらに、外部混合型ノズルおよび/または内部混合型ノズルを複数備えるようにするとともに、各ノズルの処理条件が互いに異なるように変更することで、基板上の処理領域に応じてさらに柔軟かつ木目細かな対応が可能となり、各処理領域ごとに最適な洗浄を行うことができる。この場合、基板を幾つかの処理領域に分けて、各処理領域ごとに洗浄に適した1つのノズルを配置して洗浄を行うようにしてもよいし、1つの処理領域に対して複数のノズルによる洗浄を行うようにしてもよい。これにより、基板にダメージを与えることなく、基板をさらに高い洗浄力(除去率)で効果的に洗浄することができる。
この発明によれば、基板上の処理領域に応じて外部混合型ノズルまたは内部混合型ノズルから液滴を基板に供給し、あるいは双方のノズルから液滴を基板に供給して所定の洗浄処理を実行するように構成している。これによって、基板上の処理領域に対応した最適な洗浄特性で洗浄を行うことができ、基板を高品質に洗浄処理することが可能になる。
<第1実施形態>
図1は本発明にかかる基板洗浄装置の第1実施形態を示す概略図である。また、図2は図1の基板洗浄装置の平面図である。この基板洗浄装置1は、半導体ウエハなどの基板Wの表面を洗浄するためのものであり、基板Wをほぼ水平に保持して回転するスピンチャック10と、処理液と窒素ガス(本発明の「気体」に相当)とを混合させて処理液の液滴を生成し、該液滴をスピンチャック10に保持された基板Wに向けて吐出する2つの二流体ノズル5,6と、スピンチャック10を取り囲むように配置されたカップ30とを備えている。なお、使用される処理液は、純水、酸、アルカリ、およびオゾンを純水に溶解したオゾン水などの基板洗浄に使用される洗浄液であれば、特に限定されない。
スピンチャック10は、鉛直方向に沿って配置された回転軸11と、その回転軸11の上端に取り付けられた円板状のスピンベース12とを備えている。また、このスピンベース12の上面端縁部には、スピンベース12の周方向に適当な間隔をあけて、複数本のチャックピン13が立設されている。そして、これらのチャックピン13が基板Wの下面端縁部を支持しつつ、基板Wの端面(周面)に当接することで、基板Wをスピンベース12から上方に離間させた状態で保持可能となっている。
また、スピンチャック10の回転軸11は本発明の「回転手段」に相当する回転駆動機構14のモータ(図示省略)と連結されており、装置全体を制御するコントローラ20によるモータ駆動に応じて回転駆動機構14が作動するのに伴って回転する。これによって、スピンベース12の上方でチャックピン13により保持されている基板Wはスピンベース12とともに回転中心Pa回りに回転する。このように、この実施形態では、回転中心Paが本発明の「基板の回転中心」に相当している。
こうして回転駆動される基板Wの表面に対して処理液の液滴を供給すべく、2つの二流体ノズル5,6がそれぞれスピンベース12の上方位置に配置されている。これらの二流体ノズル5,6はそれぞれ、各二流体ノズルを移動させるためのアーム51,61の先端に固着されている。また、アーム51,61の基端部にはそれぞれ第1ノズル移動機構52、第2ノズル移動機構62が連結されている。そして、コントローラ20からの制御指令に応じて第1ノズル移動機構52が作動することでアーム51を回転中心Pb回りに揺動駆動する一方で、第2ノズル移動機構62が作動することでアーム61を回転中心Pc回りに揺動駆動する。なお、二流体ノズル5,6の構成および動作については後で詳述する。
この実施形態では、図2に示すように、ノズル5が基板Wの回転中心Paを含む基板中央部Wcの上方に配置可能に構成される一方で、ノズル6が基板中央部Wcよりも基板Wの径方向外側の基板端縁部Wsに配置可能に構成されている。詳しくは、第1ノズル移動機構52を作動させてアーム51を揺動させると、ノズル5が同図の移動軌跡Ta、つまり基板の回転中心Paと、基板中央部Wcと基板端縁部Wsとの境界位置Kaとの間で移動可能となっている。一方で、第2ノズル移動機構62を作動させてアーム61を揺動させると、ノズル6が同図の移動軌跡Tb、つまり基板の端縁位置Ebと、基板中央部Wcと基板端縁部Wsとの境界位置Kbとの間で移動可能となっている。また、ノズル5,6は洗浄時以外はそれぞれ基板Wの側方の退避位置Sa,Sb(破線位置)に退避可能となっている。
ノズル5,6の各々は図1に示すように処理液配管24,26を介して処理液供給源と接続されており、処理液供給源から処理液の供給を受けている。これら処理液配管24,26にはそれぞれ、開度調整が可能なバルブ24V,26Vが介装されており、コントローラ20からの指令に応じて、二流体ノズル5,6に供給される処理液の流路の開閉、および処理液の流量の調節を行うことができるようになっている。また、各二流体ノズル5,6は、窒素ガス配管25,27を介して窒素ガス供給源から高圧の窒素ガスの供給を受けている。これら窒素ガス配管25,27には開度調整が可能なバルブ25V,27Vがそれぞれに介装されており、コントローラ20からの指令に応じて、二流体ノズル5,6に供給される窒素ガスの流路の開閉、および窒素ガスの流量の調節を行うことができるようになっている。なお、窒素ガス配管25,27において、バルブ25V,27Vより下流側(バルブ25Vと二流体ノズル5との間、バルブ27Vと二流体ノズル6との間)にはそれぞれ、圧力計25P,27Pが介装されており、各二流体ノズル5,6に導入される窒素ガスの圧力を測定できるようになっている。
このように、コントローラ20がバルブ24V,25Vを制御することでノズル5に供給される処理液および窒素ガスの流量が調整可能となっている一方、バルブ26V,27Vを制御することでノズル6に供給される処理液および窒素ガスの流量が調整可能となっている。このため、各二流体ノズル5,6はそれぞれに流量調整された処理液および窒素ガスの供給を受けて処理液の液滴を生成し、該液滴を基板Wに向けて吐出可能となっている。
次に、図1の基板洗浄装置で採用された二流体ノズルの構成および動作について説明する。この実施形態では、基板中央部Wcを洗浄処理するノズル5をいわゆる外部混合方式のノズル(以下「外部混合型ノズル」という)とする一方、基板端縁部Wsを洗浄処理するノズル6をいわゆる内部混合方式のノズル(以下「内部混合型ノズル」という)としている。
図3は外部混合型ノズルの構成を示す図である。この外部混合型ノズル5は、空中で処理液に気体(窒素ガス)を衝突させて処理液の液滴を生成する。外部混合型ノズル5は、胴部53の内部に液体吐出口541を有する液体吐出ノズル54が挿通される。この液体吐出口541は、ノズル5の傘部531の上面部532に配置されている。このため、配管24を介して処理液が処理液供給源から供給されると、処理液が液体吐出口541から基板Wに向けて吐出される。
また、気体吐出ノズル55が液体吐出ノズル54を囲んだリング状のガス通路を規定している。気体吐出ノズル55の先端部は先細にテーパ状とされており、このノズル開口は基板Wの表面に対向している。このため、配管25を介して窒素ガス供給源から窒素ガスが供給されると、窒素ガスが気体吐出ノズル55の気体吐出口551から基板Wに向けて吐出される。なお、その窒素ガスの吐出軌跡は、液体吐出口541からの処理液の吐出軌跡に交わっている。すなわち、液体吐出口541からの液体(処理液)流は、混合領域内の衝突部位Gにおいて気体(窒素ガス)流と衝突する。気体流はこの衝突部位Gに収束すうように吐出される。この混合領域は、胴部53の下端部の空間である。このため、液体吐出口541からの処理液の吐出方向の直近において処理液はそれに衝突する気体によってすみやかに液滴化される。こうして、洗浄用液滴が生成される。
このような外部混合型ノズル5においては、吐出される処理液の液体流を囲むように気体(窒素ガス)が吐出され、処理液と窒素ガスとが衝突して混合される。そして、生成される洗浄用液滴は、均一に分布した状態で基板Wの表面の限られた範囲を洗浄する。また、上記したように回転中心Pbの周りに移動軌跡Taに沿ってノズル5を基板W上で揺動させることによって、基板中央部Wcの表面の全体が窒素ガスと処理液との混合物で洗浄される。なお、この実施形態において、ノズル5の上面部532において液体吐出口541と気体吐出口551は面一である必要はなく、どちらかが突出していてもよい。
図4は内部混合型ノズルの構成を示す図である。この内部混合型ノズル6は、内部に設けられた混合室で処理液と気体(窒素ガス)とを混合させて処理液の液滴を生成する。内部混合型ノズル6はその先端部に開口64を有するノズル本体63を備え、そのノズル本体63の内部で処理液と窒素ガスとを混合させて洗浄用液滴を生成するとともに開口64から基板Wに向けて吐出する。具体的には、ノズル本体63は処理液と窒素ガスとが混合される混合室65を形成する円筒状の混合部631と、一端が混合部631に接続され多端に向かって狭くなるテーパ状のテーパ部632と、洗浄用液滴を加速させる直状円筒管である直流部633とが連接されて構成されている。
混合部631は窒素ガス配管27に接続されたガス導入管66の外側を、処理液配管26に接続された処理液供給管67が取り囲む構造、つまり処理液供給管67の中をガス導入管66が挿入されている二重管の構造で構成されている。混合部631とガス導入管66はそれぞれ略円筒状であって、その中心軸を一致させているとともに、混合部631の内部にガス導入管66の端部が収まっている。また、混合部631、ガス導入管66、処理液供給管67はハウジング68によって固定されている。なお、ガス導入管66や処理液供給管67の形状については、例えば湾曲状に延在された管や角筒状の管であってもよく、特に限定されないが、ノズル6の内部から発塵するパーティクルを抑制するためには、個々の管は直状円筒管、特にガス導入管66は直状円筒管で形成される方が好ましい。
このような内部混合型ノズル6においては、ガス導入管66から加圧された気体(窒素ガス)が導入され、処理液供給管67から処理液が供給されると、混合室65内で窒素ガスと処理液とが混合され、処理液の液滴が生成される。そして生成された洗浄用液滴はテーパ部632および直流部633を通過することで、移動速度が加速され直流部633の先端の開口64から吐出される。そして、上述のように回転中心Pcの周りに移動軌跡Tbに沿ってノズル6を基板W上で揺動させることによって、基板端縁部Wsの表面の全体が窒素ガスと処理液との混合物で洗浄される。
上記した外部混合型ノズル5と内部混合型ノズル6とを比較すると、各ノズル構造に起因した以下のような相違がある。すなわち、外部混合型ノズル5では、吐出された液体(処理液)と気体(窒素ガス)とは空中で混合されるため、処理液は霧状の液滴となって拡散された状態で基板Wに到達することになる。一方で、内部混合型ノズル6では、ノズル内部で生成した処理液の液滴を所定の速度まで加速させるとともに、生成された処理液の液滴はその速度の減衰が小さい状態で直進して基板Wに到達することになる。このため、内部混合型ノズル6は比較的大きな粒径の液滴が存在した粒径範囲の液滴で洗浄処理を行うこととなり、外部混合型ノズル5に比べると洗浄力(パーティクルの除去率)は高くなるものの基板Wに与えるダメージも大きくなるという特徴を有する。一方で、外部混合型ノズル5は比較的小さな粒径でそろった液滴で洗浄処理を行うこととなり、内部混合型ノズル6に比べると洗浄力は劣るものの基板Wに与えるダメージは圧倒的に少なくなるという特徴を有する。
次に、上記のように構成された基板洗浄装置の動作について図5ないし図7を参照しつつ説明する。図5は図1の基板洗浄装置の洗浄範囲を示す図である。図6は図1の基板洗浄装置により実行される洗浄処理の特性を示す図である。また、図7は図1の基板洗浄装置の動作を示すタイミングチャートである。この基板洗浄装置では、図示を省略する搬送手段によりチャックピン13上に未処理の基板Wが搬送されてチャックピン13に保持されると、搬送手段が基板洗浄装置から退避した後、コントローラ20が装置各部を制御して洗浄処理を実行する。
この洗浄処理では、基板Wの回転を開始させる。続いて、第1ノズル移動機構52、第2ノズル移動機構62をそれぞれ作動させることで、ノズル5,6を退避位置から基板W上の液滴供給位置まで移動させる。具体的には、外部混合型ノズル5を基板中央部Wc上の供給開始位置(境界位置Ka)に移動させ、さらに供給終了位置(基板の回転中心Pa)に向かうように揺動させる。一方で、内部混合型ノズル6を基板端縁部Ws上の供給開始位置(端縁位置Eb)に移動させ、さらに供給終了位置(境界位置Kb)に向かうように揺動させる。そして、これらのノズル揺動に連動して、バルブ24V、25Vを開いてノズル5に処理液および窒素ガスを所定流量で供給する一方で、バルブ26V、27Vを開いてノズル6に処理液および窒素ガスを所定流量で供給する。これによって、各ノズル5,6で処理液の液滴が生成されるとともに、該液滴が回転している基板Wに向けて吐出される。
また、外部混合型ノズル5から液滴を吐出させた状態のまま第1ノズル移動機構によりアーム51を回転中心Pb回りに揺動することで、ノズル5は移動軌跡Ta(境界位置Kaから基板の回転中心Paに向かう軌跡)に沿って移動するため、ノズル5から吐出された液滴は図5(a)に示すように基板中央部Wcに供給されて洗浄処理が行われる。その一方で、内部混合型ノズル6から液滴を吐出させた状態のまま第2ノズル移動機構によりアーム61を回転中心Pc回りに揺動することで、ノズル6は移動軌跡Tb(端縁位置Ebから境界位置Kbに向かう軌跡)に沿って移動するため、ノズル6から吐出された液滴は同図(b)に示すように基板端縁部Wsに供給されて洗浄処理が行われる。なお、図5(a)および(b)の斜線部分が洗浄処理部分を示している。
ここで、各ノズル5,6の移動速度は一定であるため、基板Wの中央においてはノズルに対する相対速度が遅く、端縁に向かうにつれて速くなる。そのため、相対速度の遅い基板中央部Wcでは単位面積当たりの洗浄時間が長くなり、基板中央部Wcでの洗浄処理が端縁部Wsよりも進行する。すなわち、例えば図6の曲線C(内部混合型ノズル6の洗浄特性)に示すように、ノズル6からの液滴による基板Wからのパーティクルの除去率は中央部で高く、端縁部に向かうにしたがって低下している。したがって、曲線Cの洗浄特性を有する内部混合型ノズル6を用いて洗浄処理する場合には、基板中央部Wcでの洗浄効果が高くなり、許容ダメージレベルL(同図の1点鎖線のレベル)を超えてしまう。逆に、外部混合型ノズル5を用いて洗浄処理する場合には、同図の曲線C(外部混合型ノズル5の洗浄特性)に示すように、相対速度の速い基板端縁部Wsでは除去率が低くなりすぎて十分に洗浄を行うことができない。
これに対し、この実施形態では、基板Wに与えるダメージに対する考慮が必要な基板中央部Wcについては外部混合型ノズル5から液滴を供給することで洗浄し、相対速度が速くダメージが発生しにくい基板端縁部Wsについては除去率が高い内部混合型ノズル6から液滴を供給することで洗浄している(図6の実線で示す洗浄特性)。これにより、基板中央部Wcと基板端縁部Wsとの各処理領域に対応した最適な洗浄を行うことができ、基板全面にわたって洗浄処理が均一化される。その結果、基板Wにダメージを与えることなく、良好な除去率で基板全面を洗浄することができる。
上記のようにして基板Wに対する洗浄処理が完了すると、バルブ24V,25Vを閉じてノズル5への処理液および窒素ガスの供給(ノズル5からの液滴吐出)を停止する。ここで、ノズル5からの液滴吐出の停止と同時に、バルブ26V,27Vを閉じてノズル6から液滴吐出を停止するようにしてもよいが、以下のタイミングで停止するのが好ましい。というのも、基板中央部Wcの洗浄処理後に外部混合型ノズル5を退避位置Saに移動させる際に、ノズル5への処理液および窒素ガスの供給が停止状態であっても、ノズル5からの液漏れにより処理液が基板端縁部Wsに落下して汚染源となる場合がある。そこで、図7に示すように外部混合型ノズル5が境界位置Kaから基板端縁まで移動する間、つまり外部混合型ノズル5が基板端縁部Ws上を移動する間、内部混合型ノズル6から基板端縁部Wsに液滴を供給し続けることで外部混合型ノズル5からの液漏れによる処理液を洗い流し、基板端縁部Wsの汚染を防止することができる。そして、外部混合型ノズル5が退避位置Saに向けて基板端縁を通過すると同時に、あるいは通過後に内部混合型ノズル6からの液滴吐出を停止させる。
その後、基板Wの回転速度を増大させて基板W上に残っている液滴に遠心力を作用させて基板Wから液滴を除去し、乾燥させる(スピン乾燥)。そして、一連の処理が完了すると、搬送手段により処理済みの基板Wを基板洗浄装置から搬出する。
以上のように、この実施形態では、ノズルに対する相対速度が遅い基板中央部Wcについては、基板Wに与えるダメージが少ない外部混合型ノズル5で洗浄する一方で、ノズルに対する相対速度が速い基板端縁部Wsについては、洗浄力(除去率)に優れる内部混合型ノズル6で洗浄するように構成している。つまり、ダメージに対する考慮が必要な基板中央部Wcを外部混合型ノズル5で洗浄する一方で、ダメージが発生しにくい基板端縁部Wsを内部混合型ノズル6で洗浄している。これにより、基板中央部Wcと基板端縁部Wsとの各処理領域に対応した最適な洗浄を行うことができ、基板全面にわたって洗浄処理が均一化される。その結果、基板Wにダメージを与えることなく、良好な除去率で基板全面を洗浄することができる。
また、ノズル5,6が移動している最中に処理条件を変更することなく、均一な洗浄処理を行うことができるため、特許文献1に記載の発明のようにノズル移動中に処理条件を変更させる場合に比べて、ノズル5,6からの混合物(処理液の液滴)を基板Wに対して安定して与えることができ、洗浄処理の安定性をさらに向上させる上で有利である。さらに、制御方法が単純となるため、製造コストの増大を効果的に抑制することができる。
<第2実施形態>
ところで、上記実施形態では、1つの外部混合型ノズル5と1つの内部混合型ノズル6とにより、それぞれ別個の処理領域を洗浄処理するように構成しているが、外部混合型ノズルおよび/または内部混合型ノズルの個数は複数であってもよい。また、処理領域ごとに1つのノズルを配置して洗浄を行う場合に限らず、1つの処理領域に対して複数のノズルによる洗浄を行うようにしてもよい。すなわち、各ノズルからの液滴の供給位置が部分的に重なるように洗浄処理するようにしてもよい。
図8は本発明にかかる基板洗浄装置の第2実施形態を示す平面図である。この第2実施形態が第1実施形態と大きく相違する点は、基板中央部Wc内の径方向外側(端縁側)の処理領域Wc(斜線部分)を洗浄処理するノズル7を追加的に設けている点であり、その他の構成および動作は第1実施形態と同一である。したがって、以下においては相違点を中心に説明する。
ノズル7は、例えば外部混合方式を採用し、図3に示すものと同様の構成とすることができる。この外部混合型ノズル7は、アーム71の先端に固着されるとともに、該アーム71の基端部に第3ノズル移動機構72が連結されている。そして、コントローラ20からの制御指令に応じて第3ノズル移動機構72が作動することでアーム71を回転中心Pd回りに揺動駆動する。このため、第3ノズル移動機構72を作動させてアーム71を揺動させることで、基板Wの側方の退避位置(図示せず)から基板中央部Wc内の径方向外側の処理位置Fcに位置決めすることが可能となっている。したがって、処理領域Wcについては、外部混合型ノズル5からの液滴による洗浄とともに、外部混合型ノズル7からの液滴による洗浄が行われることとなる。なお、この実施形態では、後述するようにノズル5,7による洗浄処理の処理条件を相違させるために、例えば、ノズル移動機構72にはアーム71を上下方向に移動位置決めする機構(間隔調整機構)が設けられており、この間隔調整機構により基板Wからノズル7までの高さH(図3参照)が基板Wからノズル5までの高さH(図3参照)よりも高くなるように調整されている。
図9は図8の基板洗浄装置の洗浄範囲を示す図である。また、図10は図8の基板洗浄装置により実行される洗浄処理の特性を示す図である。この第2実施形態では、図9(a),(b)に示す外部混合型ノズル5、内部混合型ノズル6からの液滴による洗浄処理に加えて、同図(c)に示すように、外部混合型ノズル7からの液滴により基板中央部Wc内の径方向外側の処理領域Wcが洗浄処理される。このため、処理領域Wcに対して、外部混合型ノズル5からの液滴による洗浄処理(図10(a)の曲線Cで示す洗浄特性)のみならず、外部混合型ノズル7からの液滴による洗浄処理(図10(a)の曲線Cで示す洗浄特性)が加えられることとなり、これらの洗浄処理の相互作用により処理領域Wcに対する洗浄処理が促進される。その結果、2つのノズル5、7による総合的な洗浄特性は図10(b)の曲線C5+7に示すように、処理領域Wcに対する除去率が向上する。さらに詳述すれば、基板中央部Wc内のうち、ノズル5からの液滴による除去率は径方向外側(端縁側)に向かう程、低下しているが(ノズル5,6からの液滴による洗浄処理において、基板全体の中で処理領域Wcの除去率が最も低くなっている)、処理領域Wcに対してノズル7からの液滴による洗浄処理が加えられることで、当該領域の除去率の向上が図られている。
なお、図10(b)に示すノズル5、7による総合的な洗浄特性(曲線C5+7で示される洗浄特性)については、各ノズル5,7に対する処理条件を適宜組み合わせることにより制御することができる。例えば、この実施形態では、基板Wからノズル7までの高さHが基板Wからノズル5までの高さHよりも高くなるように設定している。これによって、ノズル7からの液滴による除去率はノズル5からの液滴による除去率に比べて低くなるように調整される。その結果、ノズル5、7による総合的な洗浄特性は許容ダメージレベルLを超えることなく、許容ダメージレベルLの直下近傍になるように設定することができる。
以上のように、この実施形態では、基板中央部Wcのうち径方向外側の処理領域Wcに対して外部混合型ノズル5からの液滴による洗浄処理に加えて追加的に設けた外部混合型ノズル7からの液滴により洗浄処理しているので、当該処理領域Wcを許容ダメージレベルL以下で、かつ高い洗浄力(除去率)で洗浄することができる。すなわち、基板中央部Wcを端縁側の処理領域Wcとそれ以外の領域(中心側の処理領域)とに分け、前者を2つのノズル5、7からの液滴により洗浄する一方、後者をノズル5のみにより洗浄することで、基板Wにダメージを与えることなく、さらに良好な除去率で洗浄することができる。その結果、基板中央部Wcの端縁側の処理領域Wc、基板中央部Wcの中心側の処理領域(基板中央部Wcの処理領域のうち処理領域Wc以外の処理領域)、基板端縁部Wsの各処理領域に対応した最適な洗浄を行うことができ、基板全面にわたってさらに均一かつ高品質な洗浄を可能にしている。
なお、この実施形態では、基板Wに対するノズル7の高さHを調整することでノズル7による処理条件を変更設定しているが、処理条件の設定手段はこれに限定されるものではなく、任意である。例えばノズル7からの液滴の基板Wに対する角度を調整することによって処理条件を調整することが可能である。また、液滴の粒径、速度などを調整することによって処理条件を調整することが可能である。このように液滴の粒径、速度などを変更させる具体的な手段としては、ノズル7に供給される処理液および窒素ガスのうちの少なくとも一方の流量を調整して処理条件を変更させることが可能である。
<その他>
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態において、バルブ24V、26Vおよび/またはバルブ25V、27Vの開度調整により処理液および窒素ガスのうち少なくとも一方の流量を調節することで、外部混合型ノズル5および内部混合型ノズル6からの液滴の粒径、速度などを変更可能となっているが、処理条件の設定手段はこれに限定されない。例えば、各ノズル移動機構52,62にアーム51,61をそれぞれ上下方向に移動位置決めする機構(間隔調整機構)を設けてもよく、アーム51,61の上下位置決めにより処理すべき基板の種類や大きさなどに応じて基板Wに対するノズルの高さ位置を自動的に調整することができる。また、各ノズル移動機構52,62にノズルの角度を調整する機構(角度調整機構)を設けてもよく、各ノズル5,6からの液滴の基板Wに対する角度を調整することができる。このように種々の制御因子を調節して処理条件を変更することで、基板Wの種類あるいは基板W上の処理領域などに応じた最適な処理を行うことができる。
また、上記第1実施形態では、外部混合型ノズル5を基板Wの回転中心Paと境界位置Kaとの間で移動させて基板中央部Wcを洗浄する一方、内部混合型ノズル6を基板Wの端縁位置Eaと境界位置Kbとの間で移動させて基板端縁部Wsを洗浄しているが、基板Wの種類や処理領域の大きさ等に応じて外部混合型ノズル5あるいは内部混合型ノズル6のいずれか一方を洗浄時に基板W上に固定配置して洗浄するようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、外部混合型ノズル5については第1ノズル移動機構52により移動させる一方、内部混合型ノズル6については第2ノズル移動機構62により移動させているが、例えば、図11に示すように1本のアーム56に2つのノズル5,6を固着して各ノズル5,6からの液滴吐出を制御しながら共通の移動機構(例えば、第1ノズル移動機構52)により揺動させるように構成してもよい。この場合、基板中央部Wcを洗浄処理する外部混合型ノズル5については、境界位置Kaから回転中心Paを通って別の境界位置Kaに向かう移動軌跡の間のみ液滴を吐出するように制御すればよい。
また、上記第1実施形態では、外部混合型ノズル5からの液滴により基板中央部Wcを洗浄処理する一方、内部混合型ノズル6からの液滴により基板端縁部Wsを洗浄処理しているが、各処理領域の特性(ダメージ重視領域であるか除去率重視領域であるか)および各ノズル5,6からの液滴による処理条件によっては、両ノズル5,6から基板中央部Wcおよび/または基板端縁部Wsに液滴を供給して洗浄処理を行うようにしてもよい。このように、各ノズル5,6を使い分け、あるいは組合わせて洗浄処理することで、ダメージを重視したり、除去率を重視したりするようなスポット的な洗浄が可能となる。
また上記第2実施形態では、外部混合型ノズルを複数備えるようにして複数の外部混合型ノズル5、7により、基板中央部Wcの径方向外側の処理領域Wcを洗浄処理しているが、内部混合型ノズルを複数備えるようにして洗浄処理するようにしてもよい。例えば、
基板Wからの高さ等を調節して内部混合型ノズル6よりも除去率(基板Wに与えるダメージ)が小さな内部混合型ノズルをさらに備えるようにして、外部混合型ノズル5、7からの液滴による洗浄処理に代えて当該内部混合型ノズルのみにより処理領域Wcを洗浄処理するようにしてもよい。また、基板端縁部Wsの処理領域を径方向に2つに分けて、つまり基板端縁部Wsを基板中心に近い側の処理領域と径方向外側(端縁側)の処理領域とに分けて、基板端縁部Wsの径方向外側の処理領域を例えば2つの互いに処理条件の異なる内部混合型ノズルで洗浄処理するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、内部混合型ノズルと外部混合型ノズルとを同時に使用しているが、順番に使用するようにしてもよい。即ち、一方を使用しているときは他方の動作を停止するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、「気体」として窒素ガスを使用しているが、その他の不活性ガスや空気などの気体成分を用いることができる。
この発明は、処理液と気体とを混合して生成した処理液の液滴を、半導体ウエハ、フォトマスク用ガラス基板、液晶表示用ガラス基板、プラズマ表示用ガラス基板、光ディスク用基板などを含む基板全般の表面に供給することで該基板に対して所定の洗浄処理を施す装置に適用することができる。
本発明にかかる基板洗浄装置の第1実施形態を示す概略図である。 図1の基板洗浄装置の平面図である。 図1の基板洗浄装置で採用された外部混合方式のノズルの構成を示す図である。 図1の基板洗浄装置で採用された内部混合方式のノズルの構成を示す図である。 図1の基板洗浄装置の洗浄範囲を示す図である。 図1の基板洗浄装置により実行される洗浄処理の特性を示す図である。 図1の基板洗浄装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明にかかる基板洗浄装置の第2実施形態を示す平面図である。 図8の基板洗浄装置の洗浄範囲を示す図である。 図8の基板洗浄装置により実行される洗浄処理の特性を示す図である。 本発明にかかる基板洗浄装置の第1実施形態の変形形態を示す図である。
符号の説明
5,7…外部混合型ノズル
6…内部混合型ノズル
14…回転駆動機構(回転手段)
20…コントローラ(制御手段)
52…第1ノズル移動機構(駆動手段)
62…第2ノズル移動機構(駆動手段)
65…(内部混合型ノズルの)混合室
72…第3ノズル移動機構(駆動手段)
541…(外部混合型ノズルの)液体吐出口
Eb…端縁(位置)
Ka,Kb,Ka,Ka…(基板中央部と基板端縁部との)境界位置
Pa…(基板の)回転中心
Sa,Sb…退避位置
W…基板
Wc…基板中央部
Ws…基板端縁部

Claims (10)

  1. 処理液と気体とを混合して生成した前記処理液の液滴を基板に供給することで、該基板に対して所定の洗浄処理を施す基板洗浄装置において、
    液体吐出口から処理液を吐出するとともに、該液体吐出口から吐出された前記処理液に気体を吹き付けることで空中にて前記処理液と前記気体とを混合して前記処理液の液滴を生成し、該液滴を前記基板に向けて供給する外部混合型ノズルと、
    混合室を内部に有し、該混合室内で処理液と気体とを混合して前記処理液の液滴を生成し、該液滴を前記基板に向けて供給する内部混合型ノズルと、
    前記外部混合型ノズルおよび前記内部混合型ノズルの各々を前記基板に対して相対移動させる駆動手段と、
    前記基板に対する各ノズルの相対位置を調整して各ノズルからの液滴の供給位置を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする基板洗浄装置。
  2. 前記制御手段は前記外部混合型ノズルからの液滴の供給位置と前記内部混合型ノズルからの液滴の供給位置とを相違させるように前記基板に対する各ノズルの相対位置を調整する請求項1記載の基板洗浄装置。
  3. 前記制御手段は前記外部混合型ノズルからの液滴の供給位置と前記内部混合型ノズルからの液滴の供給位置とが部分的に重なるように前記基板に対する各ノズルの相対位置を調整する請求項1記載の基板洗浄装置。
  4. 前記駆動手段は前記基板を回転させる回転手段を備え、
    前記制御手段は前記基板の回転中心を含む基板中央部に前記外部混合型ノズルからの液滴を供給するように前記基板に対する前記外部混合型ノズルの相対位置を調整する一方、前記基板中央部より径方向外側の基板端縁部に前記内部混合型ノズルからの液滴を供給するように前記基板に対する前記内部混合型ノズルの相対位置を調整する請求項1または2記載の基板洗浄装置。
  5. 前記外部混合型ノズルは前記液滴を吐出しながら前記基板の回転中心と、前記基板中央部と前記基板端縁部との境界位置との間を移動自在に設けられる一方、
    前記駆動手段は前記基板の回転中心と前記境界位置との間で前記外部混合型ノズルを移動させる第1ノズル移動機構を備える請求項4記載の基板洗浄装置。
  6. 前記内部混合型ノズルは前記液滴を吐出しながら前記基板の端縁と前記境界位置との間を移動自在に設けられる一方、
    前記駆動手段は前記基板の端縁と前記境界位置との間で前記内部混合型ノズルを移動させる第2ノズル移動機構を備える請求項4または5記載の基板洗浄装置。
  7. 前記内部混合型ノズルは前記液滴を吐出しながら前記基板の端縁と前記境界位置との間を移動自在に設けられる一方、
    前記第1ノズル移動機構は前記基板の端縁と前記境界位置との間で前記内部混合型ノズルを移動させる請求項5記載の基板洗浄装置。
  8. 前記第1ノズル移動機構はさらに前記基板端縁部を介して前記境界位置と前記基板の側方の退避位置との間で前記外部混合型ノズルを移動させるように構成され、
    前記制御手段は、前記外部混合型ノズルからの液滴の供給を停止させた状態で前記第1ノズル移動機構の作動により前記外部混合型ノズルが前記基板端縁部上を移動する間、前記内部混合型ノズルからの液滴を前記基板端縁部に供給させる請求項5または6記載の基板洗浄装置。
  9. 前記外部混合型ノズルから前記基板に供給される液滴による処理条件を変更可能に構成されるとともに、互いに前記処理条件が異なるように変更された前記外部混合型ノズルを複数備える請求項1ないし8のいずれかに記載の基板洗浄装置。
  10. 前記内部混合型ノズルから前記基板に向けて供給される液滴による処理条件を変更可能に構成されるとともに、互いに前記処理条件が異なるように変更された前記内部混合型ノズルを複数備える請求項1ないし9のいずれかに記載の基板洗浄装置。
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