JP2006093333A - 切削方法 - Google Patents

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Hiroaki Hiraide
浩昭 平出
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Abstract

【課題】 被加工物の外周部を周方向に沿って略均等な切削幅で切削することが可能な切削方法を提供すること。
【解決手段】
スピンドル26に装着された切削ブレード22を用いて,被加工物保持手段30に保持された略円板状の被加工物12の外周部を周方向に沿って切削する切削方法が提供される。この切削方法は,被加工物保持手段30に保持された被加工物12の中心位置O’を測定する測定工程と;測定された被加工物12の中心位置O’と被加工物保持手段30の回転中心位置Oとの位置ずれ量d,φを算出する算出工程と;被加工物保持手段30を回転させながら,位置ずれ量d,φと被加工物保持手段30の回転角度θとに基づいて,切削ブレード22をスピンドル26の回転軸方向であるY軸方向に移動させて,被加工物12の外周部を被加工物12の中心位置O’から略同一の距離で周方向に切削する切削工程と;を含むことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は,切削ブレードによって略円板状の被加工物の外周部を周方向に切削する切削方法に関する。
従来,表面に半導体素子が形成された半導体基板の厚さを薄くするために,グラインダーなどを用いて半導体基板の裏面全体を平面研削する裏面研削が行われている。さらに,近年では,ICなどの半導体チップの小型化・薄型化に伴い,半導体基板を研削して200〜300μm程度の極薄にすることが求められており,中には100μm以下の厚さにまで研削する場合もある。
ところで,半導体装置の各製造工程間で半導体ウェハを移載,搬送する際に,他部材との接触等が原因で,半導体ウェハの外周部に割れが生じる恐れがある。このため,一般的に,半導体ウェハの外周部には,面取り加工が施されている。この面取り加工により,図5(a)に示すように,半導体ウェハ12の外周部は,例えば丸い形状(R形状)となっている。かかる半導体ウェハ12の裏面12aを研削すると,図5(b)に示すように,裏面12a側の外周部がR形状から徐々に鋭角形状に変化してしまう。このような外周部の鋭角化は,半導体ウェハ12が薄くなるにつれ,より顕著になる。さらに,半導体ウェハ12が薄くなると,基板自体の抗折強度も極端に低下してしまう。このため,かかる外周部の鋭角形状の箇所に,裏面研削中のストレスや,後処理工程での衝撃がわずかでも加わると,簡単にチッピングが発生し,かかるチッピングが起点となり半導体ウェハ12が割れやすくなってしまうという問題があった。
このような問題の解決方法として,特許文献1に記載のように,半導体ウェハの裏面側の外周部を研削砥石で研削して傾斜面を形成した上で裏面研削する方法が提案されている。しかしながら,このような方法では,半導体ウェハの裏面側の外周部を研削する際に,外周部が研削砥石の圧接力に耐えられず,外周部を研削することで却って半導体ウェハにチッピングや割れを発生させてしまうという問題があった。
そこで,本願出願人は,上記問題を解決するため,特許文献2に記載のように,裏面研削を行う前に,予め,半導体ウェハ12の外周部を切削ブレードによって垂直切断(図5(c)参照),あるいは裏面から表面側にかけて外側に傾斜するよう傾斜切断しておく方法を提案している。かかる方法により,裏面研削によって半導体ウェハ12が薄くなっても,図5(d)に示すように,裏面12a側のエッジ角αを少なくとも90度以上にして,外周部が鋭角化することを防止できる。さらに,上記特許文献1に記載の方法のように,外周部の研削時の負荷によって裏面12a側の外周部にチッピング等が生じることもない。
特開平8−37169号公報 特開2003−273053号公報
ところで,切削ブレードによって半導体ウェハの外周部を切削ブレードによって周方向に切断する際には,半導体ウェハの中心と,半導体ウェハの保持手段であるチャックテーブルの回転中心とが,正確に一致していないと,外周部における被切削部分の幅が一定にならない。
しかしながら,搬送装置によって半導体ウェハをチャックテーブル上に載置するときには,一般的に,±1mm程度の位置精度の誤差がどうしても発生してしまう。このため,半導体ウェハの中心と,チャックテーブルの回転中心とを完全に一致させることは非常に困難であり,双方の中心位置が位置ずれしてしまっていた。従って,半導体ウェハの外周部の切削時に,チャックテーブルに対して半導体ウェハが偏心して回転してしまうため,外周部における被切削部分の幅が一定にならない(即ち,半導体ウェハの中心から同一距離にある円上を切削することができない)という問題があった。
かかる問題を解決する方法として,チャックテーブルの回転中心が半導体ウェハの中心になるように,半導体ウェハの外周部の切削幅を調整する方法がある。具体的には,切削ブレードの厚さを厚くすることが考えられる。例えば,載置位置の誤差が0.5mmであるとき,つまり,半導体ウェハの中心とチャックテーブルの回転中心とが0.5mmずれているときに,被切削部分の幅を1mmで切削しようとした場合に,被切削部分の幅の最小値は0.5mmであり最大値は1.5mmとなる。これを考慮すると,切削ブレードの厚さは,少なくとも1.5mm以上必要となる。しかし,切削ブレードの厚さを厚くしてしまうと,切削時の送り速度を上げることが難しくなり,生産効率が低下してしまうという問題があった。
そこで,本発明は,上記問題に鑑みてなされたものであり,本発明の目的とするところは,厚い切削ブレードを使用することなく,被加工物の外周部を周方向に沿って略均等な切削幅で切削することが可能な,新規かつ改良された切削方法を提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,スピンドルに装着された切削ブレードを用いて,被加工物保持手段に保持された略円板状の被加工物の外周部を周方向に沿って切削する切削方法が提供される。この切削方法は,被加工物保持手段に保持された被加工物の中心位置を測定する測定工程と;測定された被加工物の中心位置と被加工物保持手段の回転中心位置との位置ずれ量を算出する算出工程と;被加工物保持手段を回転させながら,位置ずれ量と被加工物保持手段の回転角度とに基づいて,切削ブレードをスピンドルの回転軸方向であるY軸方向に移動させて,被加工物の外周部を被加工物の中心位置から略同一の距離で周方向に切削する切削工程と;を含むことを特徴とする。
かかる構成により,厚い切削ブレードを使用しなくても,被加工物の外周部を所定の切削幅で略均等に切削できる。また,被加工物保持手段上に位置ずれして載置された被加工物を,再度,載置し直す作業を省略できるので,生産効率を向上できる。
また,上記切削工程では,被加工物保持手段の回転中心位置をXY軸方向の原点とした場合に,切削ブレードのY軸方向の位置yが下記数式1で定められる位置となるように,切削ブレードをY軸方向に移動させて切削を行ってもよい。
Figure 2006093333
(数式1において,
θは,被加工物保持手段の回転角度であり,
dは,測定された被加工物の中心位置と被加工物保持手段の回転中心位置とのXY平面上での距離であり,
φは,測定された被加工物の中心位置と被加工物保持手段の回転中心位置とを結ぶ線分が,XY平面上でX軸と成す角度であり,
rは,被加工物の切削後の所望の仕上がり半径である。)
また,上記測定工程では,被加工物の外周上の少なくとも3点の位置を測定し,測定された少なくとも3点の位置に基づいて被加工物の中心位置を算出するようにしてもよい。これにより,被加工物の中心位置を比較的容易かつ正確に測定できる。
また,上記測定工程で測定された被加工物の外周上の少なくとも3点の位置に基づいて,被加工物の半径を算出する工程をさらに含むようにしてもよい。これにより,半径の精度にバラツキのある被加工物の半径を的確に把握して,製品不良の発生を低減することができる。
また,上記切削工程では,被加工物保持手段を所定角度回転させる度に,位置ずれ量と被加工物保持手段の回転角度とに基づいて,切削ブレードのY軸方向の位置を算出し,算出された位置に切削ブレードを移動させるようにしてもよい。これにより,切削ブレードの移動制御が容易になり,装置構成を簡単にするとともに装置コストを低減できる。
以上説明したように本発明によれば,被加工物の中心位置と被加工物保持手段の中心位置が一致していなくても,被加工物の外周部を周方向に沿って略均等な切削幅で切削することができる。このため,生産効率を低下させることなく,切削加工精度を向上できる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず,図1に基づいて,本発明の第1の実施形態にかかる切削方法を実行する切削装置について説明する。図1は,本実施形態にかかる切削装置であるダイシング装置10の構成を示す正面図である。なお,以下では,略円板状の被加工物として,半導体ウェハ12の例を挙げて説明するが,本発明の被加工物はかかる例に限定されない。
切削装置は,面取りされた半導体ウェハ12の外周部(周縁部)を周方向に沿ってリング状に切断して,後工程である裏面研削時に半導体ウェハ12の裏面側のエッジが鋭角形状とならないような切断面(図5参照)を形成しておく機能を有する。この切削装置は,例えば,図1に示すように,切削ユニット20とチャックテーブル30とを具備するダイシング装置10で構成される。このダイシング装置10は,一般的には,直交する2方向の切削ラインに沿って半導体ウェハ12を格子状に切削加工して,複数のチップに分割するための装置である。なお,切削装置としては,かかるダイシング装置10の例に限定されるものではない。
図1に示すように,ダイシング装置10は,上記のように,例えば,半導体ウェハ12を切削加工する切削ユニット20と,上記半導体ウェハ12を保持するチャックテーブル30と,切削ユニット20とチャックテーブル30とを相対移動させる移動機構(図示せず。)と,半導体ウェハ12の中心位置を測定する測定手段(図示せず。)と,半導体ウェハ12の中心とチャックテーブル30の回転中心との位置ずれ量を算出する算出手段(図示せず。)と,を主に備える。
被加工物である半導体ウェハ12は,例えば,略円板形状を有する8,12インチ等のシリコンウェハなどであり,その厚さは例えば数百μm〜数mmなどである。この半導体ウェハ12には,表面(回路が形成された回路面)12b側に保護テープ14が貼り付けられている。この保護テープ14は,例えば,ダイシングテープ,グラインディングテープ,UV硬化型テープなどの粘着テープであり,半導体ウェハ12の表面12bが接触等により破損することを防止するとともに,半導体ウェハ12の抗折強度を補強する機能を有する。
切削ユニット20は,例えばリング形状を有する極薄(例えば数十μm)の切削ブレード22と,切削ブレード22を挟持してスピンドル26に軸着するフランジ24と,電動モータ(図示せず。)等の回転駆動力によって切削ブレード22を高速回転させるスピンドル26と,を備える。かかる切削ユニット20は,高速回転する切削ブレード22を半導体ウェハ12に切り込ませることにより,半導体ウェハ12を切削して極薄のカーフ(切溝)を形成することができる。なお,切削時には各種ノズル(図示せず。)等により加工点付近に冷却及び洗浄用の切削水が供給される。
また,チャックテーブル30は,例えば,上面が略平坦な円盤状のテーブルであり,被加工物である半導体ウェハ12を保持する被加工物保持手段として構成されている。このチャックテーブル30には,半導体ウェハ12が例えば裏面(回路面とは反対側の面)12aを上向きにして載置される。かかるチャックテーブル30は,例えば,その上面に真空チャック(図示せず。)等を具備しており,載置された半導体ウェハ12を真空吸着して安定的に保持する。さらに,かかるチャックテーブル30は,半導体ウェハ12を保持した状態で,Z軸方向に延びる回転軸30aを中心として水平方向に回転可能であり,保持した半導体ウェハ12を切削ユニット20の切削ブレード22に対して回転させることができる。
また,移動機構は,例えば,切削ユニット移動機構とチャックテーブル移動機構とからなる(いずれも図示せず。)。このうち,切削ユニット移動機構は,切削ユニット20を,Y軸方向に移動させる。このY軸方向は,切削方向(X軸方向;図1の紙面垂直方向)に対して直交する水平方向であり,例えば,水平に配設されたスピンドル26の回転軸26a方向である。このようなY軸方向の移動により,切削ブレード22の刃先を半導体ウェハ12の切削位置に位置合わせすることができる。また,この切削ユニット移動機構は,切削ユニット20をZ軸方向(垂直方向)にも移動させる。これにより,半導体ウェハ12に対する切削ブレード22の切り込み深さを調整することができる。
一方,チャックテーブル移動機構は,通常のダイシング加工時には,半導体ウェハ12を保持したチャックテーブル30を切削方向(X軸方向)に移動させて,半導体ウェハ12に対し切削ブレード22の刃先を直線的な軌跡で作用させる。また,このチャックテーブル移動機構は,半導体ウェハ12の外周部の切削加工時には,上記のように,半導体ウェハ12を保持したチャックテーブル30を,回転軸30aを中心として回転させ,半導体ウェハ12の外周部に対し,切削ブレード22の刃先を円状の軌跡で作用させる。
なお,スピンドル26の回転軸26aは水平なY軸方向に延び,チャックテーブル30の回転軸30aは垂直なZ軸方向に延びており,これらの回転軸26aと回転軸30aとは交差(例えば直交)している。このため,切削ユニット20は,チャックテーブル30の回転中心を通る水平線上をY軸方向に移動可能である。
また,測定手段は,半導体ウェハ12の中心位置を測定する。この測定手段は,例えば,半導体ウェハ12の表面を撮像する撮像装置と,撮像画像を解析して半導体ウェハ12の外周上の任意の点の座標を測定し,かかる座標に基づいて半導体ウェハ12の中心位置の座標を算出するコントローラ(CPU等)とで構成される。
算出手段は,上記測定手段によって測定された半導体ウェハ12の中心位置と,チャックテーブル30の回転中心との位置ずれ量を算出する。この算出手段は,例えば,測定された半導体ウェハ12の中心位置の座標と,既知であるチャックテーブル30の回転中心位置の座標とに基づいて,双方の間の位置ずれ量(例えば,後述する偏心距離dおよび偏心角度φ)を算出するコントローラ(CPU等)で構成される。
以上のような構成のダイシング装置10は,高速回転する切削ブレード22を半導体ウェハ12の外周部に対して裏面12a側から垂直に切り込ませながら,チャックテーブル30を例えば1回転させることにより,半導体ウェハ12の外周部を周方向に沿って垂直に切断して切断面を形成することができる。なお,この際の切断速度は,チャックテーブル30の回転速度に依存し,例えば5°/secである。
さらに,このダイシング装置10は,図示はしないが,スピンドル26を水平面に対して任意の角度だけ傾斜可能に構成されている。これにより,半導体ウェハ12に対して切削ユニット20全体を傾斜させて,切削ブレード22と加工面(半導体ウェハ12の裏面12a)とのなす角θを例えば90度未満にすることができる。このようにスピンドル26を傾斜させた状態で,上記と同様にして,半導体ウェハ12の外周部を切削することによって,半導体ウェハ12の外周部に,裏面12aから表面12bにかけて拡径するようなテーパ状の傾斜切断面を形成することも可能である。
以上のように,ダイシング装置10は,半導体ウェハ12の外周部を周方向に沿ってリング状に切削して,半導体ウェハ12の外周部に垂直切断面若しくは傾斜切断面を形成できる。これにより,後工程である裏面研削工程において,平面研削装置を使用して当該半導体ウェハ12の裏面12aを研削加工する際に,常に,半導体ウェハ12の裏面12aのエッジ角度αを約90°以上に維持することができる(図5(d)参照)。即ち,裏面研削中に,半導体ウェハ12の裏面12a側のエッジ形状が一貫して変わらず,従来のように半導体ウェハ12が薄くなるにつれ上記エッジ形状が鋭角形状となることがない。このため,裏面研削に伴う研削砥石の負荷を,シャープエッジではなく,エッジ角度αが約90°以上と比較的大きいエッジで受けることができるので,半導体ウェハ12の外周部の強度が高まり,チッピングの発生や半導体ウェハ12の割れを抑制することができる。
ところで,上記ダイシング装置10によって,半導体ウェハ12の外周部を切削するため,搬送装置によって加工対象の半導体ウェハ12をチャックテーブル30上に載置すると,半導体ウェハ12の中心と,チャックテーブル30の回転中心とが,例えば±1mm程度の精度で位置ずれしてしまう。このように位置ずれした状態で,チャックテーブル30を回転させながら切削ブレード22を作用させて,半導体ウェハ12の外周部を切削すると,半導体ウェハ12がチャックテーブル30に対して偏心して回転するため,当該外周部を所定の切削幅で切削することができない。
従来では,このような位置ずれが検出された場合には,再度,半導体ウェハ12をチャックテーブル30に載置し直して,双方の中心を位置合わせするように試みていた。しかし,双方の中心を完全に一致させることは非常に困難であり,この結果,位置合わせ作業に時間がかかり,生産効率が低下する原因となっていた。
そこで,本実施形態にかかる切削方法では,載置された半導体ウェハ12の中心とチャックテーブル30の回転中心との位置ずれを許容して,半導体ウェハ12を載置し直さないようにした。その代わりに,半導体ウェハ12の外周部の切削加工時に,切削ブレード22をY軸方向(チャックテーブル30の回転中心に向かう/遠ざかる方向)に移動させて,偏心して載置されている半導体ウェハ12の中心から,切削ブレード22の切り込み位置までの距離が一定となるように制御する。このように,本実施形態にかかる切削方法は,半導体ウェハ12の外周部の切削時に,従来では固定されていた切削ブレード22をY軸方向に移動させることよって,上記半導体ウェハ12外周部を一定の切削幅で切削できるようにした点に特徴を有する。
以下に,図2〜4に基づいて,本実施形態にかかる切削方法について説明する。なお,図2は,本実施形態にかかる切削方法を示すフローチャートであり,図3は,本実施形態にかかる切削方法における測定工程および算出工程を説明するためのダイシング装置10の平面図であり,図4(a)は,本実施形態にかかる切削方法における切削工程を説明するためのダイシング装置10の平面図であり,図4(b)は,数式1の算出方法を説明するための説明図である。
図2に示すように,本実施形態にかかる切削方法では,まず,半導体ウェハ12の中心位置O’を測定する(S102;測定工程)。次いで,測定された半導体ウェハ12の中心位置O’と,チャックテーブル30の回転中心位置Oとの位置ずれ量を算出する(S104;算出工程)。さらに,切削加工時において,チャックテーブル30を回転させても,半導体ウェハ12の中心位置O’から切削ブレード22の切り込み位置Lまでの距離rが常に一定になるように,切削ブレード22をY軸方向に移動させながら,半導体ウェハ12の外周部を切削加工する(S106;切削工程)。以下に,かかる各工程について詳細に説明する。
まず,ステップS102では,上記ダイシング装置10の測定手段によって,チャックテーブル30に保持された半導体ウェハ12の中心位置O’が測定される(ステップS102)。
上記のような切削ブレード22の移動制御を行うためには,まず,チャックテーブル30に載置された半導体ウェハ12の中心位置O’と,チャックテーブル30の回転中心位置Oとの位置ずれ量を求める必要がある。チャックテーブル30の回転中心位置OをXY軸方向の原点と考えると,半導体ウェハ12の中心位置O’の座標が得られれば,上記位置ずれ量を算出可能である。そこで,本ステップS102では,以下に説明するように,半導体ウェハ12の外周上の3点A,B,Cの位置座標を測定して,かかる3点の位置座標に基づいて半導体ウェハ12の中心位置O’の座標を算出する。
具体的には,図3に示すように,まず,チャックテーブル30に載置された半導体ウェハ12の外周上(オリエンテーションフラットやノッジ等の部分は除く)に位置する任意の3点A,B,Cの座標(X1,Y1),(X2,Y2),(X3,Y3)をそれぞれ測定する。次いで,このように測定した3点A,B,Cの座標を,下記数式2および数式3に代入して,半導体ウェハ12の中心位置O’の座標(Xc,Yc)を算出する。
Figure 2006093333
Figure 2006093333
また,上記測定された3点A,B,Cの座標を下記数式4に代入することによって,半導体ウェハ12の半径Rを算出することもできる。この半径Rの算出処理は,ステップS102〜S106のいずれの工程で行ってもよい。
Figure 2006093333
次いで,ステップS104では,上記ダイシング装置10の算出手段によって,上記ステップS102で測定された半導体ウェハ12の中心位置O’と,チャックテーブル30の回転中心位置Oとの位置ずれ量が算出される(ステップS104)。
図3に示すように,本実施形態にかかる位置ずれ量は,例えば,次に示す2つの値(偏心距離dおよび偏心角度φ)を含む。
(1)偏心距離d;測定された半導体ウェハ12の中心位置O’と,チャックテーブル30の回転中心位置OとのXY平面上での距離
(2)偏心角度φ;測定された半導体ウェハ12の中心位置O’と,チャックテーブル30の回転中心位置Oとを結ぶ線分O’Oが,XY平面上でX軸と成す角度
かかる偏心距離dおよび偏心角度φは,上記測定された半導体ウェハ12の中心位置O’の座標(Xc,Yc)を下記数式5および数式6に代入してそれぞれ算出される。
Figure 2006093333
Figure 2006093333
なお,数式6は,tanφ=(Yc/Xc)の逆関数である。
このように算出された偏心距離dおよび偏心角度φによって,チャックテーブル30の回転中心位置O(即ち,原点)を基準とした,半導体ウェハ12の中心位置O’の位置ずれ量を表すことができる。
次いで,ステップS106では,図4(a)に示すように,チャックテーブル30を回転させるとともに,上記ステップS104で算出された位置ずれ量と,チャックテーブル30の回転角度θとに基づいて,切削ブレード22をY軸方向に移動させて,半導体ウェハ12の外周部を,半導体ウェハ12の中心位置O’から略同一の距離で切削する(ステップS106)。
本ステップでは,半導体ウェハ12の外周部に対して切削ブレード22の刃先を切り込ませた状態で,チャックテーブル30を1回転させることによって,半導体ウェハ12の外周部を周方向に切削する。この際,半導体ウェハ12は,チャックテーブル30に対して偏心して回転してしまうので,半導体ウェハ12の外周部を一定の切削幅で切削するために,半導体ウェハ12の中心位置O’から切削ブレード22の切り込み位置Lまでの距離が常に一定(半導体ウェハ12の切削後の所望の仕上がり半径r)になるように,切削ブレード22をY軸方向に移動させる。
具体的には,切削ブレード22のY軸方向の位置y(即ち,切削ブレード22の刃先が半導体ウェハ12に対して切り込む位置Lのy座標)が,下記の数式1となるように,切削ブレード22をY軸方向に移動させながら切削を行う。
Figure 2006093333
この数式1において,θは,半導体ウェハ12の回転角度であり,dは,上記偏心距離であり,φは,上記偏心角度であり,rは,上記所望の仕上がり半径である。なお,この所望の仕上がり半径rは,例えば,切削前の半導体ウェハ12の半径R以下であれば,任意の値に設定できる。
以下に,かかる数式1の算出方法について説明する。切削ブレード22の中心を通るスピンドル26は,チャックテーブル30の回転中心位置OをXY軸方向の原点と考えたときの,Y軸上に位置する。このため,半導体ウェハ12に対する切削ブレード22の切り込み位置Lは,当該XY平面上で座標(0,y)で表される。この切り込み位置Lと半導体ウェハ12の中心位置O’との距離が,チャックテーブル30が如何なる角度回転したとしても,常に,上記所定の所望仕上がり半径rとなるようなyの関数を求める。
そこで,図3に示したような初期状態(偏心角度φ)から,チャックテーブル30を反時計回りにθ度回転させた図4(a)の状態を考える。このとき,半導体ウェハ12の中心位置の座標O’とチャックテーブル30の観点中心位置Oとを結ぶ線分O’Oが,X軸と成す角度は,(θ+φ)となる。
ここで,図4(a)の一部を拡大した図4(b)に示すように,三角形LOO’に着目して考える。まず,座標O’からY軸に対して垂線な補助線を引き,この補助線とY軸(直線LO)との交点をMとする。y=LM+MOとなるので,LMとMOをそれぞれ算出すれば,yが得られる。
MOは,直角三角形OMO’に着目して考える。角MO’Oの角度は,θ+φであるので,MOの長さは偏心距離dを用いて表すと,MO=d×sin(θ+φ)となる。
また,LMは,直角三角形LMO’に着目して考える。LOは,所望仕上がり半径rである。また,MO’の長さは,偏心距離dを用いて表すと,MO’=d×cos(θ+φ)となる。このため,LM=(LO’−MO’1/2=[r−{d×cos(θ+φ)}1/2となる。
従って,y=LM+MO=d×sin(θ+φ)+[r−{d×cos(θ+φ)}1/2となり,上記数式1が得られる。
切削工程S106では,ダイシング装置10の制御部によって,このように算出した数式1に,上記ステップS104で算出した位置ずれ量である偏心距離dおよび偏心角度φと,チャックテーブル30の回転角度θと,所望の仕上がり半径rとを代入して,切削ブレード22のY軸方向の位置yを算出する。さらに,切削ユニット移動機構によって,切削ブレード22がこの位置yに位置付けられるように切削ユニット20をY軸方向に移動させて切削を行う。
なお,この切削工程S106では,チャックテーブル30が所定角度β(例えばβ=5度等)回転する度ごとに,切削ブレード22をY軸方向に移動させるように制御してもよい。具体的には,まず,回転開始からチャックテーブル30が所定角度β回転して初めて,数式1のθにβを代入し,切削ブレード22の位置y1を算出する。次いで,切削ブレード22をY軸方向に移動させ,算出した位置y1に位置付ける。その後,チャックテーブル30がさらに所定角度β回転したとき(即ち,当初から2β回転したとき)に,数式1のθに2βを代入して切削ブレード22の位置y2を算出する。次いで,切削ブレード22をY軸方向に移動させ,算出した位置y2に位置付ける。かかる工程を,チャックテーブルが1回転(θ=360度)するまで同様に繰り返すことによって,半導体ウェハ12の外周部が1周に渡り切削される。このように,切削ブレード22のY軸方向の位置yを段階的に制御することで,切削ブレード22の位置制御用の装置構成が,比較的簡単かつ安価にできるという利点がある。なお,かかる段階的な制御の例に限定されず,チャックテーブル30の回転に伴って,切削ブレード22のY軸方向の位置を連続的に制御するようにしてもよい。
以上のように,本実施形態にかかる切削方法では,チャックテーブル30の回転とともに,上記数式1に従って切削ブレード22のY軸方向の位置を調整しながら切削する。これにより,チャックテーブル30が1回転する間,半導体ウェハ12の中心位置O’から切削ブレード22の切り込み位置Lまでの距離を常に一定(所望の仕上がり半径r)にできる。このため,半導体ウェハ12の中心とチャックテーブル30の回転中心とが位置ずれ(偏心)している場合であっても,切削ブレード22によって半導体ウェハ12の外周部を一定の切削幅で切削できる。
また,この方法では,厚い切削ブレードを使用する必要がないので,生産効率を低下させることがない。
また,上記切削方法では,半導体ウェハ12の半径Rをも算出できる。半導体ウェハ12等の被加工物は,その種類が同じであっても品質にばらつきがあるため,被加工物の半径Rが異なる場合がある。被加工物の半径Rの大きさによっては,任意の設定で外周部を一定の幅で切削できない場合があるので,上記のように,半径Rを把握することによって,製品不良の発生を低減することができる。
さらに,所望の仕上がり半径rを,上記算出した半径Rに設定して,半導体ウェハ12等の被加工物の外周部を切削してもよい。これにより,ばらつきのある複数の被加工物の半径を,同一の半径Rに揃えることができる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,上記実施形態では,被加工物として,半導体ウェハ12の例を挙げたが,本発明は,かかる例に限定されない。被加工物は,略円板状の基板であれば,例えば,各種の半導体基板,サファイア基板,ガラス材,セラミックス材,金属材,プラスチック等の合成樹脂材など,任意の基板であってよい。
また,上記実施形態では,切削装置としてダイシング装置10を用いたが,本発明はかかる例に限定されない。切削装置は,切削ブレードと被加工物保持手段とを備え,被加工物の外周部(周縁部)を切断可能な装置であれば,任意の装置を用いることができる。
また,上記実施形態では,半導体ウェハ12に対して切削ブレード22を垂直に切り込ませて切削する例について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。例えば,切削ブレード22を半導体ウェハ12の中心側に傾斜させて切り込ませて切削しても良い。この場合には,位置制御対象となる切削ブレード22のY軸方向の位置yは,例えば,切削ブレード22の最深の切り込み位置に設定される。
本発明は,被加工物の外周部を周方向に切削する切削方法に適用可能であり,特に,裏面研削工程における鋭角エッジの発生を未然に予防するために,被加工物の外周部を予め切削しておく切削方法に適用可能である。
本発明の第1の実施形態にかかる切削装置であるダイシング装置の構成を示す正面図である。 同実施形態にかかる切削方法を示すフローチャートである。 同実施形態にかかる切削方法における測定工程および算出工程を説明するためのダイシング装置の平面図である。 同実施形態にかかる切削方法における切削工程を説明するためのダイシング装置の平面図(a)と,数式1の算出方法を説明するための説明図(b)である。 裏面研削加工に伴う半導体ウェハの外周部の形状変化を示す断面図である。
符号の説明
10 : ダイシング装置
12 : 半導体ウェハ
14 : 保護テープ
20 : 切削ユニット
22 : ブレード
26 : スピンドル
30 : チャックテーブル
O : チャックテーブルの回転中心位置
O’ : 半導体ウェハの中心位置

Claims (5)

  1. スピンドルに装着された切削ブレードを用いて,被加工物保持手段に保持された略円板状の被加工物の外周部を周方向に沿って切削する切削方法であって:
    前記被加工物保持手段に保持された前記被加工物の中心位置を測定する測定工程と;
    前記測定された被加工物の中心位置と前記被加工物保持手段の回転中心位置との位置ずれ量を算出する算出工程と;
    前記被加工物保持手段を回転させながら,前記位置ずれ量と前記被加工物保持手段の回転角度とに基づいて,前記切削ブレードを前記スピンドルの回転軸方向であるY軸方向に移動させて,前記被加工物の外周部を前記被加工物の中心位置から略同一の距離で周方向に切削する切削工程と;
    を含むことを特徴とする,切削方法。
  2. 前記切削工程では,
    前記被加工物保持手段の回転中心位置をXY軸方向の原点とした場合に,前記切削ブレードのY軸方向の位置yが下記数式1で定められる位置となるように,前記切削ブレードをY軸方向に移動させて切削を行うことを特徴とする,請求項1に記載の切削方法。
    Figure 2006093333
    (前記数式1において,
    θは,前記被加工物保持手段の回転角度であり,
    dは,前記測定された被加工物の中心位置と前記被加工物保持手段の回転中心位置とのXY平面上での距離であり,
    φは,前記測定された被加工物の中心位置と前記被加工物保持手段の回転中心位置とを結ぶ線分が,XY平面上でX軸と成す角度であり,
    rは,前記被加工物の切削後の所望の仕上がり半径である。)
  3. 前記測定工程では,
    前記被加工物の外周上の少なくとも3点の位置を測定し,前記測定された少なくとも3点の位置に基づいて前記被加工物の中心位置を算出することを特徴とする,請求項1または2のいずれかに記載の切削方法。
  4. 前記測定工程で測定された前記被加工物の外周上の少なくとも3点の位置に基づいて,前記被加工物の半径を算出する工程をさらに含むことを特徴とする,請求項3に記載の切削方法。
  5. 前記切削工程では,
    前記被加工物保持手段を所定角度回転させる度に,前記位置ずれ量と前記被加工物保持手段の回転角度とに基づいて,前記切削ブレードのY軸方向の位置を算出し,前記算出された位置に前記切削ブレードを移動させることを特徴とする,請求項1,2,3または4のいずれかに記載の切削方法。

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