JP2006070780A - ポンプ機場のポンプ運転方法、ポンプ運転装置及びポンプ機場 - Google Patents

ポンプ機場のポンプ運転方法、ポンプ運転装置及びポンプ機場 Download PDF

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Abstract

【課題】吐出弁の代りにゲートを用いても、ポンプに軸流ポンプを用いた場合でもサージングを抑制できるポンプ機場のポンプ運転方法及びポンプ運転装置を提供すること。
【解決手段】ポンプ吸込水槽に連通する水路にポンプ設置孔の下端開口を連通し、ポンプ設置孔にポンプを設置した構成のポンプ機場のポンプ運転方法において、ポンプをポンプ吸込水槽の水位が非常ポンプ停止設定水位以下にならない所定の回転速度Dまで通常に始動し、その後定格回転速度EまでAに示すようにサージングの問題が発生しない範囲の増速率で速度を増速するか、又はBに示すように水路特性に合わせて、サージングの問題が発生しない予め設定したある回転速度毎の最適増速率で増速するか、又はCに示すように所定量増速し、その回転速度で過渡現象が収まるまで待ち、該過渡現象が収まったら回転速度を再び所定量増速し、これを繰り返す。
【選択図】図4

Description

本発明は、ポンプ吸込水槽に連通する閉断面水路にポンプ設置孔の下端開口を連通し、該ポンプ設置孔にポンプを設置してあるポンプ機場のポンプ運転方法、ポンプ運転装置及びポンプ機場に関するものである。
図1はこの種のポンプ機場の構成例を示す図である。図示するように吸込み水路1に連通してポンプ吸込水槽2が設けられ、ポンプ吸込水槽2に連通する閉断面水路3が設置され、更に該閉断面水路3に連通してポンプ設置孔4が設けられている。そしてこのポンプ設置孔4にポンプ(立軸ポンプ)5が設置され、該ポンプ5が駆動機であるガスタービン6により減速機7を介して駆動されるようになっている。吸込み水路1とポンプ吸込水槽2の境には、スクリーン8が配置されている。また、9はポンプ吸込水槽2内の水位を検出する水位計である。
上記構成のポンプ機場において、駆動機6を起動し、減速機7を介してポンプ5を駆動すると、ポンプ吸込口5aから吸込まれた水は、吐出弁10を通して吐出されるようになっている。
特開2003−293999号公報
上記構成のポンプ機場において、吸込み水路の高流速化が進み、且つ駆動機6に始動・停止時間が短いガスタービンを採用することが多くなってきている。これにより、従来のポンプ機場では問題とならなかった吸込み水路やポンプ吸込み水槽でもサージングの問題が生じやすくなっている。サージングが発生すると、例えば始動時においては、始動と同時に急激にポンプ吸込水槽2の水位101が図2に示すように非常停止設定水位102以下に下がり、ポンプ吸込水槽に設置してある水位計9がその水位103を検知し、ポンプ5が非常停止してしまい、始動できなくなるという問題が生じる。
上記問題を解決するため、吐出弁10をゆっくり開閉する方法もあるが、大型のポンプ機場では、吐出弁10の代りにゲートを用いることがあり、長い時間ゲートを中間開度で操作することになり好ましくない。また、ポンプ5に軸流ポンプを用いる場合は、ポンプの締め切り運転はできないため、弁全開で始動する。弁による流量制御ができないと、急激にポンプ吐出し量が増加してサージングが発生してしまう。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、吐出弁の代りにゲートを用いても、ポンプに軸流ポンプを用いた場合でもサージングを抑制できるポンプ機場のポンプ運転方法、ポンプ運転装置及びポンプ機場を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載の発明は、ポンプ吸込水槽に連通する水路にポンプ設置孔の下端開口を連通し、前記ポンプ設置孔にポンプを設置した構成のポンプ機場のポンプ運転方法において、前記ポンプを前記ポンプ吸込水槽の水位が非常ポンプ停止設定水位以下にならない所定の回転速度まで通常に始動し、その後定格回転速度までサージングの問題が発生しない範囲の増速率で速度を増速することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、ポンプ吸込水槽に連通する水路にポンプ設置孔の下端開口を連通し、前記ポンプ設置孔にポンプを設置した構成のポンプ機場のポンプ運転方法において、前記ポンプを前記ポンプ吸込水槽の水位が非常ポンプ停止設定水位以下にならない所定の回転速度まで通常に始動し、その後定格回転速度まで水路特性に合わせて、サージングの問題が発生しない予め設定したある回転速度毎の最適増速率で増速することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、ポンプ吸込水槽に連通する水路にポンプ設置孔の下端開口を連通し、前記ポンプ設置孔にポンプを設置した構成のポンプ機場のポンプ運転方法において、前記ポンプを前記ポンプ吸込水槽の水位が非常ポンプ停止設定水位以下にならない所定の回転速度まで通常に始動し、その後回転速度を所定量増速し、その回転速度で過渡現象が収まるまで待ち、該過渡現象が収まったら回転速度を再び所定量増速し、これを定格回転速度になるまで繰り返すことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、ポンプ吸込水槽に連通する水路にポンプ設置孔の下端開口を連通し、前記ポンプ設置孔にポンプを設置した構成のポンプ機場のポンプ運転装置において、前記のポンプの起動及び回転速度を制御する制御装置を備え、前記制御装置は、前記ポンプを前記ポンプ吸込水槽の水位が非常ポンプ停止設定水位以下にならない所定の回転速度まで通常に始動する機能と、その後定格回転速度までサージングの問題が発生しない範囲の増速率で速度を増速する機能を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、ポンプ吸込水槽に連通する水路にポンプ設置孔の下端開口を連通し、前記ポンプ設置孔にポンプを設置した構成のポンプ機場のポンプ運転装置において、前記のポンプの起動及び回転速度を制御する制御装置を備え、前記制御装置は、前記ポンプを前記ポンプ吸込水槽の水位が非常ポンプ停止設定水位以下にならない所定の回転速度まで通常に始動する機能と、その後定格回転速度まで水路特性に合わせて、サージングの問題が発生しない予め設定したある回転速度毎の最適増速率で増速する機能を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、ポンプ吸込水槽に連通する水路にポンプ設置孔の下端開口を連通し、前記ポンプ設置孔にポンプを設置した構成のポンプ機場のポンプ運転装置において、前記のポンプの起動及び回転速度を制御する制御装置を備え、前記制御装置は、前記ポンプを前記ポンプ吸込水槽の水位が非常ポンプ停止設定水位以下にならない所定の回転速度まで通常に始動する機能と、その後回転速度を所定量増速し、その回転速度で過渡現象が収まるまで待ち、該過渡現象が収まったら回転速度を再び所定量増速し、これを定格回転速度になるまで繰り返す機能を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、ポンプ吸込水槽に連通する水路に下端開口が連通する複数のポンプ設置孔を設置し、前記ポンプ設置孔のそれぞれにポンプを設置した構成のポンプ機場において、前記ポンプの少なくとも一つは他のポンプよりその羽根車の高さ位置を異にし、前記各ポンプの運転装置のうち1つ乃至2つ以上に請求項4乃至6のいずれか1つのポンプ運転装置を用いたことを特徴とする。
請求項1及び4に記載の発明によれば、ポンプをポンプ吸込水槽の水位が非常ポンプ停止設定水位以下にならない所定の回転速度まで通常に始動し、その後定格回転速度までサージングの問題が発生しない範囲の増速率で速度を増速するので、サージングを抑制でき、サージングによる問題、例えば始動時において、急激にポンプ吸込水槽の水位が非常停止設定水位以下に下がり、ポンプが非常停止してしまうという問題を回避できる。
請求項2及び5に記載の発明によれば、ポンプをポンプ吸込水槽の水位が非常ポンプ停止設定水位以下にならない所定の回転速度まで通常に始動し、その後定格回転速度まで水路特性に合わせて、サージングの問題が発生しない予め設定したある回転速度毎の最適増速率で増速するので、上記と同様、サージングを抑制でき、サージングによる問題を回避できる。
請求項3及び6に記載の発明によれば、ポンプをポンプ吸込水槽の水位が非常ポンプ停止設定水位以下にならない所定の回転速度まで通常に始動し、その後回転速度を所定量増速し、その回転速度で過渡現象が収まるまで待ち、該過渡現象が収まったら回転速度を再び所定量増速し、これを定格回転速度になるまで繰り返すので、上記と同様、サージングを抑制でき、サージングによる問題を回避できる。
請求項7に記載の発明によれば、ポンプの少なくとも一つは他のポンプよりその羽根車の高さ位置を異にし、前記各ポンプの運転装置に請求項4乃至6のいずれか1つのポンプ運転装置を用いるので、揚水開始がポンプにより異なり、更に1つ乃至2つ以上ポンプは請求項4乃至6のいずれか1つのポンプ運転装置で運転されるから、サージングを抑制でき、サージングによる問題を回避できるポンプ機場を提供できる。
以下、本発明の実施の形態例を図面に基いて説明する。なお、本発明に係るポンプの運転方法及び運転装置を適用するポンプ機場の構成は、図1に示すポンプ機場と同じであるので、その図示は省略する。駆動機には本実施形態では、ガスタービン6を用いた例を説明する。図3は本発明に係るポンプ運転方法のポンプ始動時の制御フローを示す図である。本制御フローは、図示を省略する制御装置で実行するようになっている。本ポンプ始動制御には、ガスタービンの回転速度をポンプ5が定格回転速度(100%回転速度)に達するまで連続的に増速させて運転する連動運転選択(ST1)と、ポンプ5をガスタービン自立回転速度(一般に定格回転速度の60%)で運転する管理運転選択(ST2)とがある。
先ず吐出弁10を全開とし(ST3)、ガスタービン6の始動指令を発する(ST4)。連動運転選択(ST1)及び管理運転選択(ST2)のいずれかが選択されていれば、60%回転速度モードに設定し(ST5)、ポンプ5を非常ポンプ停止設定水位以下にならない所定の回転速度までガスタービン6を増速する。ガスタービン6の回転速度が定格回転速度の60%に達したら(ST6)、ガスタービン6の始動完了とする(ST7)。続いて管理運転選択(ST2)であった場合は、そのままポンプの始動を完了する(ST8)。連動運転選択(ST1)の場合は、増速指令を出し(ST9)、ガスタービン6を増速し(ステップ10)、100%回転速度、即ち定格回転速度に到達したら(ST11)、始動を完了する(ST12)。
上記ST10におけるガスタービンの増速について図4を用いて説明する。図4において、ガスタービン6が自立回転速度(一般に定格回転速度の60%)であるD点、即ちポンプ5をポンプ吸込水槽2の水位が非常ポンプ停止設定水位以下にならない所定の回転速度になるまで通常に始動している。そして、Aはその後定格回転速度までサージングの問題が発生しない範囲の増速率で速度を増速し、100%回転速度E、即ち定格回転速度に達するまで増速する場合を示している(請求項1に記載の発明)。BはD点に達した後、100%回転速度E、即ち後定格回転速度に達するまで水路特性に合わせて、サージングの問題が発生しない予め設定したある回転速度毎の最適増速率で増速する場合を示している(請求項2に記載の発明)。また、CはD点に達した後、100%回転速度E、即ち後定格回転速度まで、回転速度を所定量増速しその回転速度で過渡現象が収まるまで待ち、該過渡現象が収まったら回転速度を再び所定量増速し、この操作を繰り返す場合を示している(請求項3に記載の発明)。
図4のA、B、Cに示すタービン増速制御は、上記図示しない制御装置が具備する機能を実行することが達成できるようになっている。
自立回転速度Dに達した後、定格回転速度Eに達するまで、図4の増速制御にA、B、Cの何れの方法を通っても、サージングの発生を抑制でき、サージングにより発生する問題を回避できる。
なお、上記例ではポンプ吸込水槽2に連通する閉断面水路3に下端開口が連通する1つのポンプ設置孔4が設けられ、該ポンプ設置孔4にポンプ(立軸ポンプ)5が設置された構成のポンプ機場のポンプ運転方法及び運転装置を説明したが、ポンプ機場の構成はこれに限定されるものではなく、図5に示すように、ポンプ吸込水槽2に連通する閉断面水路3に下端開口が連通する複数(図では3つ)のポンプ設置孔4−1、4−2、4−3を設け、各ポンプ設置孔4−1、4−2、4−3にそれぞれポンプ5−1、5−2、5−3を設置した構成のポンプ機場でもよい。
図5に示す構成のポンプ機場において、各ポンプ設置孔4−1、4−2、4−3に設置されたポンプ5−1、5−2、5−3の羽根車(図示せず)の高さ位置を段階的に異にし、{図では(ポンプ5−1の羽根車高さ位置)<(ポンプ5−2の羽根車高さ位置)<(ポンプ5−3の羽根車高さ位置)}、各ポンプ5−1、5−2、5−3の運転に、上記ポンプの運転方法及び運転装置を採用してもよい。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、上記例では駆動機にガスタービンを用いる例を示したが、駆動機としてはこれに限定されるものではなく、ディーゼルエンジンでも、またインバータや液体抵抗器等を用いた電動機でもよい。また、吐出管の先端に、吐出水槽を有するポンプ機場において、吐出水槽で発生するサージングが問題となる場合があるが、このような場合においても、本発明に係るポンプ運転方法及びポンプ運転装置で、始動時のサージングによる問題を回避できる。
ポンプ機場の構成例を示す図である。 ポンプ機場の吸込水槽の水位が異常低下した場合を示す図である。 本発明に係るポンプ機場のポンプ運転装置のポンプ始動時の制御フローを示す図である。 本発明に係るポンプ機場のポンプ運転装置のポンプ回転速度と時間の関係を示す図である。 本発明に係るポンプ機場の構成例を示す図である。
符号の説明
1 吸込み水路
2 ポンプ吸込水槽
3 閉断面水路
4 ポンプ設置孔
5 ポンプ
6 ガスタービン
7 減速機械
8 スクリーン
9 水位計
10 吐出弁

Claims (7)

  1. ポンプ吸込水槽に連通する水路にポンプ設置孔の下端開口を連通し、前記ポンプ設置孔にポンプを設置した構成のポンプ機場のポンプ運転方法において、
    前記ポンプを前記ポンプ吸込水槽の水位が非常ポンプ停止設定水位以下にならない所定の回転速度まで通常に始動し、その後定格回転速度までサージングの問題が発生しない範囲の増速率で速度を増速することを特徴とするポンプ機場のポンプ運転方法。
  2. ポンプ吸込水槽に連通する水路にポンプ設置孔の下端開口を連通し、前記ポンプ設置孔にポンプを設置した構成のポンプ機場のポンプ運転方法において、
    前記ポンプを前記ポンプ吸込水槽の水位が非常ポンプ停止設定水位以下にならない所定の回転速度まで通常に始動し、その後定格回転速度まで水路特性に合わせて、サージングの問題が発生しない予め設定したある回転速度毎の最適増速率で増速することを特徴とするポンプ機場のポンプ運転方法。
  3. ポンプ吸込水槽に連通する水路にポンプ設置孔の下端開口を連通し、前記ポンプ設置孔にポンプを設置した構成のポンプ機場のポンプ運転方法において、
    前記ポンプを前記ポンプ吸込水槽の水位が非常ポンプ停止設定水位以下にならない所定の回転速度まで通常に始動し、その後回転速度を所定量増速し、その回転速度で過渡現象が収まるまで待ち、該過渡現象が収まったら回転速度を再び所定量増速し、これを定格回転速度になるまで繰り返すことを特徴とするポンプ機場のポンプ運転方法。
  4. ポンプ吸込水槽に連通する水路にポンプ設置孔の下端開口を連通し、前記ポンプ設置孔にポンプを設置した構成のポンプ機場のポンプ運転装置において、
    前記のポンプの起動及び回転速度を制御する制御装置を備え、
    前記制御装置は、前記ポンプを前記ポンプ吸込水槽の水位が非常ポンプ停止設定水位以下にならない所定の回転速度まで通常に始動する機能と、その後定格回転速度までサージングの問題が発生しない範囲の増速率で速度を増速する機能を備えたことを特徴とするポンプ機場のポンプ運転装置。
  5. ポンプ吸込水槽に連通する水路にポンプ設置孔の下端開口を連通し、前記ポンプ設置孔にポンプを設置した構成のポンプ機場のポンプ運転装置において、
    前記のポンプの起動及び回転速度を制御する制御装置を備え、
    前記制御装置は、前記ポンプを前記ポンプ吸込水槽の水位が非常ポンプ停止設定水位以下にならない所定の回転速度まで通常に始動する機能と、その後定格回転速度まで水路特性に合わせて、サージングの問題が発生しない予め設定したある回転速度毎の最適増速率で増速する機能を備えたことを特徴とするポンプ機場のポンプ運転装置。
  6. ポンプ吸込水槽に連通する水路にポンプ設置孔の下端開口を連通し、前記ポンプ設置孔にポンプを設置した構成のポンプ機場のポンプ運転装置において、
    前記のポンプの起動及び回転速度を制御する制御装置を備え、
    前記制御装置は、前記ポンプを前記ポンプ吸込水槽の水位が非常ポンプ停止設定水位以下にならない所定の回転速度まで通常に始動する機能と、その後回転速度を所定量増速し、その回転速度で過渡現象が収まるまで待ち、該過渡現象が収まったら回転速度を再び所定量増速し、これを定格回転速度になるまで繰り返す機能を備えたことを特徴とするポンプ機場のポンプ運転装置。
  7. ポンプ吸込水槽に連通する水路に下端開口が連通する複数のポンプ設置孔を設置し、前記ポンプ設置孔のそれぞれにポンプを設置した構成のポンプ機場において、
    前記ポンプの少なくとも一つは他のポンプよりその羽根車の高さ位置を異にし、
    前記各ポンプの運転装置のうち1つ乃至2つ以上に請求項4乃至6のいずれか1つのポンプ運転装置を用いたことを特徴とするポンプ機場。
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