JP2006067168A - ドキュメント処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 利便性を向上できるドキュメント処理装置を提供する。
【解決手段】 ドキュメントを保持し、当該保持しているドキュメントの各々について、その出力方法又は出力先ごとに、複写牽制模様の合成に関する設定情報を受け入れて保持しておき、ドキュメントの出力指示があったときに、当該出力指示に係るドキュメントについて、当該出力指示に対応する出力方法又は出力先に関して設定された、複写牽制模様の合成に関する設定情報に基づく複写牽制模様の合成処理を行うドキュメント処理装置である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写牽制模様を合成処理するドキュメント処理装置に関する。
近年では、ドキュメントの複写手段が高機能化している。例えば複写機はその性能が飛躍的に向上して、オリジナルとコピーとの区別が困難になるほどとなっている。そこで近年では、ドキュメントを印刷したときに、その改ざんやコピーを防止するために印刷物の背景に目立たない透かし画像(複写牽制模様)を印字する画像形成装置が存在する。この複写牽制模様は、基本的には複写によって残存する残存パターン(比較的大きな画素塊からなるパターンで形成した画像)と、複写によって消失する消失パターン(比較的小さな画素塊、例えば孤立ドットのパターンで形成した画像)とを含む。具体的に、残存パターンで「COPY」の文字を白抜きした画像を生成し、消失パターンで当該「COPY」の文字部分を埋めておく。そして残存パターンと消失パターンとの単位面積あたりの画素数を略同じにして、濃度の一致を図る。
このようにすると、一見グレイの背景となるが、複写をすると「COPY」の文字部分が消失して、「COPY」の文字が浮かび上がることとなる。
一方、こうした複写牽制のための技術を利用して、近年のドキュメント管理装置などでは、蓄積しているドキュメントに予め複写牽制模様を付与しておくものがある。なお、この予め付与する段階で、複写牽制模様をドキュメントに実際に合成してしまうと、ドキュメントの画像サイズが変更されてしまうなど、ドキュメント管理の処理に影響を与えることが懸念される。
そこで、ドキュメントのオリジナルデータはそのままとしておき、付加データを合成する指示を関連づけて保持し、出力の段階で付加データを生成して合成する技術が特許文献1に開示されている。
特開平11−170630号公報
この特許文献1に開示の技術では、付加データを合成する指示が一律に設定されるため、ドキュメントの出力の際には、その出力態様に関わらず複写牽制模様が合成されてしまう。しかしながら、特定の出力態様においては、複写牽制模様を付加せずに出力したいというニーズもあり得る。例えば、ドキュメントをファクシミリ送信するときに、複写牽制模様が付与されてしまうと、一般のファクシミリ装置の解像度の問題により、複写牽制模様が機能せず、ドキュメントが読みにくくなることも考えられる。
同様に、カラーのドキュメントをOCR(光学的文字認識)処理等のためにパーソナルコンピュータ装置に対して、白黒に変換して送信する場合も、複写牽制模様のためにOCR結果が影響されることがある。
またこれらの場合、解像度の低下や白黒への変換によって複写物であることが理解されるので、現実には複写牽制模様は不要な場合が多い。
このように特許文献1に開示の技術では、複写牽制模様を付加せずに出力したい場合などの要望に応えることができず、利便性が低い。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたもので、利便性を向上できるドキュメント処理装置を提供することを、その目的の一つとする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、ドキュメント処理装置であって、ドキュメントを保持する手段と、前記ドキュメントの各々について、その出力方法ごとに、複写牽制模様の合成に関する設定情報を受け入れて保持する手段と、を含み、ドキュメントの出力指示があったときに、当該出力指示に係るドキュメントについて、当該出力指示に対応する出力方法に関して設定された、複写牽制模様の合成に関する設定情報に基づく複写牽制模様の合成処理が行われることを特徴としている。
また、上記従来例の問題点を解決するための本発明は、ドキュメント処理装置であって、ドキュメントを保持する手段と、前記ドキュメントの各々について、その出力先ごとに、複写牽制模様の合成に関する設定情報を受け入れて保持する手段と、を含み、ドキュメントの出力指示があったときに、当該出力指示に係るドキュメントについて、当該出力指示で指定される出力先に関して設定された、複写牽制模様の合成に関する設定情報に基づく複写牽制模様の合成処理が行われることを特徴としている。
ここで前記複写牽制模様の合成に関する設定情報は、複写牽制模様の合成を行うか否かを設定する情報を含んでもよい。さらに、前記複写牽制模様の合成に関する設定情報は、複写牽制模様の合成態様に係る設定の情報を含んでもよい。
また、本発明の一態様は、ドキュメントを保持する手段と、前記ドキュメントの各々について、その出力方法ごとに、複写牽制模様の合成に関する設定情報を受け入れて保持する手段と、を備えたドキュメント処理装置の制御方法であって、ドキュメントの出力指示があったときに、当該出力指示に係るドキュメントについて、当該出力指示に対応する出力方法に関して設定された、複写牽制模様の合成に関する設定情報に基づく複写牽制模様の合成処理を行うことを特徴としている。
さらに、本発明の別の態様は、ドキュメントを保持する手段と、前記ドキュメントの各々について、その出力先ごとに、複写牽制模様の合成に関する設定情報を受け入れて保持する手段と、を備えたドキュメント処理装置の制御方法であって、ドキュメントの出力指示があったときに、当該出力指示に係るドキュメントについて、当該出力指示で指定される出力先に関して設定された、複写牽制模様の合成に関する設定情報に基づく複写牽制模様の合成処理を行うことを特徴としている。
さらに、本発明の別の態様は、プログラムであって、ドキュメントを保持する手段と、前記ドキュメントの各々について、その出力方法ごとに、複写牽制模様の合成に関する設定情報を受け入れて保持する手段と、を備えたドキュメント処理装置に、ドキュメントの出力指示があったときに、当該出力指示に係るドキュメントについて、当該出力指示に対応する出力方法に関して設定された、複写牽制模様の合成に関する設定情報に基づく複写牽制模様の合成処理を行わせることを特徴としている。
さらに本発明の別の態様は、プログラムであって、ドキュメントを保持する手段と、前記ドキュメントの各々について、その出力先ごとに、複写牽制模様の合成に関する設定情報を受け入れて保持する手段と、を備えたドキュメント処理装置に、ドキュメントの出力指示があったときに、当該出力指示に係るドキュメントについて、当該出力指示で指定される出力先に関して設定された、複写牽制模様の合成に関する設定情報に基づく複写牽制模様の合成処理を行わせることを特徴としている。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係るドキュメント処理装置は、具体的には複合機として実現される。以下、本発明の実施の形態に係るドキュメント処理装置を複合機として実現した例について説明する。
この複合機(本実施の形態の複合機)は、図1に示すように、スキャナ部10と、制御部20と、印字部30と、ファクシミリ通信部40と、ネットワーク通信部50とを含んで構成される。また、制御部20は、CPU21と、記憶部22と、ストレージ部23と、インタフェース回路(I/F回路)24と、操作部25と、表示部26とを含んで構成されている。
スキャナ部10は、原稿を光学的に読み取る一般的なスキャナであり、指定された原稿を読み取って画像データとして制御部20に出力する。
制御部20のCPU21は、記憶部22に格納されているプログラムに従って動作している。このCPU21は、スキャナ部10にて読み取られた画像データに基づいてドキュメントを生成してストレージ部23に格納する。また、ネットワーク通信部50から受信されるドキュメントを取得してストレージ部23に格納する。また、このCPU21は、ドキュメントに複写牽制模様を付与すべき旨の指示を受けて、当該指示の対象となったドキュメントに対して複写牽制模様を設定する処理を行う。
さらに本実施の形態のCPU21は、ストレージ部23に格納されたドキュメントを、印字部30やファクシミリ通信部40、ネットワーク通信部50等を介して出力する処理を行う。これらの処理の具体的な内容については、後に詳しく述べる。
記憶部22は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等の記憶素子を用いて実現される。この記憶部22は、CPU21によって実行されるプログラムを保持している。また、この記憶部22は、CPU21の処理に必要となるデータを保持するワークメモリとしても動作する。
ストレージ部23は、ハードディスク等であり、ドキュメント等のデータを保持している。I/F回路24は、制御部20を、スキャナ部10や印字部30、ファクシミリ通信部40、並びにネットワーク通信部50等の入出力装置に接続するものである。このCPU21は、このI/F回路24を介してこれら入出力装置との間でデータや情報の授受を行う。
操作部25は、例えば表示部26にオーバーレイされたタッチパネルや、ボタン、スイッチなどを含む。この操作部25は、利用者の操作の内容をCPU21に出力する。また、表示部26は、液晶表示ディスプレイ等であり、CPU21から入力される指示に従って情報を表示する。
印字部30は、例えばプリンタであり、CPU21から入力される指示に従ってドキュメントを用紙上に形成して固定する。ファクシミリ通信部40は、モデムであり、PTSN(Public Telephone Switched Network)等の電話回線に接続されている。このファクシミリ通信部40は、CPU21から入力される指示に従って、発信先の電話番号を発呼し、発信先が着呼すると、ドキュメントに基づいて生成した画像データをファクシミリ通信プロトコル(例えばG3プロトコル)にて発信先のファクシミリ装置に対して送信する。
ネットワーク通信部50は、インタフェースカード等であり、CPU21から入力される指示に従って、種々のデータをネットワークを介して送信出力する。また、このネットワーク通信部50は、ネットワークを介して到来するデータを受信し、CPU21に出力する。
本実施の形態の複合機は、以上の構成を備えるので、ドキュメントの出力方法として、表示部26による表示出力、印字部30による印刷出力、ファクシミリ通信部40によるFAX出力、ネットワーク通信部50による電子メール出力の4種類の出力方法がある。
以下、CPU21の動作の具体的な内容について説明する。本実施の形態では、このCPU21は、受け入れたドキュメントをストレージ部23に格納する。これは、いわゆる蓄積ボックス(処理未定のドキュメントを蓄積させておき、必要に応じて出力させるための蓄積領域)機能を実現するためである。
具体的に利用者は、スキャナ部10にドキュメントの原稿をセットし、操作部25にて、蓄積ボックス機能を選択する。するとCPU21が、図2に示すように、ドキュメントの格納領域を指定するボタンBや、後に行うべき処理の内容を指定するインタフェース(X)を表示部26に表示させる。利用者は、ここでドキュメントの格納場所(例えばストレージ部23としてのハードディスク内に形成されたディレクトリ)を指定するとともに、出力方法の可否と、可能と設定された出力方法ごとに、複写牽制模様の合成に関する設定情報を受け入れる。
具体的に、出力方法の可否の設定は、印刷出力、FAX出力、並びに電子メール送信出力の出力方法のうち、利用者が選択できる出力方法を定めるものである。本実施の形態において特徴的なことの一つは、この出力方法の可否の設定において、選択可能な出力方法については、当該出力方法における複写牽制模様の合成を行うか否か、さらに、合成するときには、その合成態様を設定できることである。
合成態様の設定は具体的には、複写牽制模様の合成の要否(合成を行うか否かの情報)や、合成する複写牽制模様の種類を特定する情報、さらには、複写牽制模様を複写した結果を模した疑似複写牽制模様の合成指示といった合成態様のいずれかを選択して設定したものである。またここで合成態様の設定として、複写牽制模様を要する条件(例えば出力先の条件など)を設定してもよい。
利用者がこれらの設定を完了すると、CPU21は、スキャナ部10に対してドキュメントとなる画像データを読み取るよう指示し、スキャナ部10から入力された画像データに基づいてドキュメントのデータを生成する。このドキュメントのデータは、例えばPDF(Portable Document Format)等として生成する。CPU21は、ドキュメントのデータを識別する固有の識別情報を発行する(例えば読取時刻などを含む名称として生成する)。そして、上記設定の内容を、当該ドキュメントの識別情報に関連づけて設定データベースとしてストレージ部23に格納する。またCPU21は、ドキュメントの識別情報と、生成したドキュメントのデータとを関連づけて(例えばドキュメントの識別情報をファイル名としたファイルに、当該ドキュメントのデータを含めて)ストレージ部23に格納する。
次に、ドキュメントの出力指示があったときの処理について説明する。利用者が操作部25を操作し、又はネットワークを介して、ドキュメントの出力指示を行うと、CPU21は次のような処理を実行する。すなわちCPU21は、ストレージ部23に格納された設定データベースから、当該出力指示の対象となったドキュメントの識別情報に対応する設定の内容を読み出し、当該読出した設定の内容のうち、出力指示によって指定される出力方法に対応する設定を参照する。そしてCPU21は、出力指示の対象となったドキュメントのデータをストレージ部23から読み出し、複写牽制模様の合成に関する設定情報に基づいて、複写牽制模様の合成処理を行う。
つまりCPU21は、図3に示すように、設定情報により複写牽制模様を合成しない旨の設定となっているか否かを調べる(S1)。ここで合成するとの設定である場合(Yesの場合)は、さらに複写牽制模様を合成する条件が設定されているか否かを調べる(S2)。そして条件が設定されていれば(Yesならば)、さらに当該設定されている条件を満足するか否かを調べ(S3)、満足する場合は(Yesの場合は)、複写牽制模様の種類を特定する情報が含まれているか否かを調べる(S4)。ここで、複写牽制模様の種類を特定する情報が設定情報に含まれていれば(Yesならば)、当該情報によって特定される複写牽制模様の画像を取得する(S5)。ここで特定される複写牽制模様は予めストレージ部23に格納しておけばよい。
CPU21は、ドキュメントのデータに基づいて画像を生成する(S6)。つまり、ドキュメントのデータが例えばポストスクリプト(登録商標)やPDFで記述されている場合に、ここで形成処理のためのビットマップ画像を生成(いわゆるレンダリング処理を実行)する。そして処理S6にて生成した画像に対して、取得した複写牽制模様を合成する(S7)。そしてCPU21は、生成した画像を出力方法ごとに定められた出力先に出力して(S8)、処理を終了する。
すなわち、この処理S8では、出力指示が表示出力である場合は表示部26に、印刷出力である場合は印字部30に出力することになる。また、FAX出力の指示の場合は、当該指示によって特定される出力先(電話番号)に対して送信するべき旨の指示とともに、ファクシミリ通信部40に画像を出力する。電子メール出力が指示された場合も同様に、当該指示によって特定される出力先(電子メールアドレス)に対して送信するべき旨の指示とともに、ネットワーク通信部50に対して画像を出力する。
また、処理S4において、複写牽制模様の種類が特定されていなければ(Noならば)、デフォルトの複写牽制模様(特定がない場合に合成するべきものとして予め定められている複写牽制模様)を取得して(S9)、処理S6に移行して処理を続ける。また、処理S2において複写牽制模様を合成する条件が設定されていない場合(Noの場合)は、処理S4に移行して処理を続ける。
さらに処理S1において、設定情報により複写牽制模様を合成しない旨の設定となっているときには(Noのときには)、処理S6におけるのと同様にして、ドキュメントのデータに基づいて画像を生成する(S10)。そしてこの生成した画像を出力させるべく、処理S8に移行する。また、処理S3において設定されている条件が満足されない場合(Noの場合)も、この処理S10に移行して処理を続けることとする。
これにより例えば、FAX出力の出力方法については複写牽制模様を合成せず、印刷出力の出力方法については複写牽制模様を合成すると設定し、電子メール出力の際には、宛先(電子メールアドレス)が、特定のもの(例えば電子メールアドレスが「[email protected]」に完全一致するもの、又は電子メールアドレスのうち、ホスト名を表す部分が「bbb.ccc」に一致するなど)の場合は複写牽制模様を合成せず、特定のものでない場合は複写牽制模様を合成する、と設定すると、次のような処理が行われる。
まずストレージ部23に蓄積したドキュメントについて、FAX出力を行うよう指示すると、FAX出力の場合は複写牽制模様を合成しないよう設定されているので、当該ドキュメントの画像が生成され、そのままファクシミリにて送信される。
また、同じドキュメントについて印刷出力するよう指示すると、当該ドキュメントの画像が生成され、複写牽制模様が合成されて印字部30に出力される。これにより画像に複写牽制模様が合成されて出力されることとなる。
さらに、このドキュメントについて電子メール送信するよう指示し、この送信先として「[email protected]」を指定すると、この送信先が予め設定された条件に合致するので、当該ドキュメントの画像が生成され、そのままファクシミリにて送信されることになる。また送信先として「[email protected]」が指定された場合は、送信先が予め設定された条件に合致しないので、当該ドキュメントの画像が生成された後、複写牽制模様が合成され、当該合成後の画像が指定された送信先に電子メールにて送信されることになる。
さらに、ここまでの説明では複写牽制模様を合成するか否かの条件として出力先(電話番号や送信先の宛先など)を特定して合成するか否かを設定することとしていたが、これに限られるものではない。例えば、この条件として、出力方法を指示した利用者に関する条件や、出力方法ごとの出力解像度、色変換(白黒に変換されるか否か等)に関する条件を用いてもよい。例えば、出力を指示した利用者が予め定めた特定利用者である場合は、複写牽制模様を合成しないなどと設定する。或いは、ドキュメントが白黒に変換されてから出力される場合は複写牽制模様を合成しないなどと設定する。
なお、複写牽制模様を合成する場合に、複写牽制模様の種類として、複写後に複写牽制の文字列等が現れるもの(複写牽制の文字列等を残存パターンで構成し、それ以外の部分を消失パターンで構成したもの)や、複写後に複写牽制の文字列等が白抜きで現れるもの(複写牽制の文字列等を消失パターンで構成し、それ以外の部分を残存パターンで構成したもの)、さらには、複写牽制の文字列等を合成したもの(複写せずとも「COPY」等の文字列が現れているもの、つまり疑似複写牽制模様)のいずれかを設定できるようにしておいてもよい。
また、電子メール送信など、データとして出力される場合には、複写牽制模様の合成態様として、データ内に複写牽制のための情報を埋込む、いわゆる電子透かし技術を用いた合成処理を行うこととしてもよい。さらに本実施の形態では、出力方法自体を選択できないように設定できるようにしてもよい。
この場合、例えば出力方法ごとに、選択の可否に係る情報を関連づけておき、ドキュメントの出力方法を問い合せるインタフェース画面(図4)において、選択できないと設定されている出力方法については、当該出力方法を選択できないようにする。
さらに、本実施の形態においては、出力方法ごとの選択可否や、複写牽制模様の合成態様に関する設定を後から変更できるようにしてもよい。この場合は、変更をする利用者を認証し、特定の利用者であることが認証されたときに限り変更を受け入れるようにしてもよい。
本実施の形態によれば、複写牽制模様を付加せずに出力したい場合などの要望に応えることができ、利便性を向上できる。
本発明の実施の形態に係るドキュメント処理装置の構成ブロック図である。 ドキュメントの格納指示を行う際のユーザインタフェースの例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係るドキュメント処理装置の処理例を表すフローチャート図である。 ドキュメントの出力指示を行う際のユーザインタフェースの例を表す説明図である。
符号の説明
10 スキャナ部、20 制御部、21 CPU、22 記憶部、23 ストレージ部、24 インタフェース回路、25 操作部、26 表示部、30 印字部、40 ファクシミリ通信部、50 ネットワーク通信部。

Claims (8)

  1. ドキュメントを保持する手段と、
    前記ドキュメントの各々について、その出力方法ごとに、複写牽制模様の合成に関する設定情報を受け入れて保持する手段と、
    を含み、
    ドキュメントの出力指示があったときに、当該出力指示に係るドキュメントについて、当該出力指示に対応する出力方法に関して設定された、複写牽制模様の合成に関する設定情報に基づく複写牽制模様の合成処理が行われることを特徴とするドキュメント処理装置。
  2. ドキュメントを保持する手段と、
    前記ドキュメントの各々について、その出力先ごとに、複写牽制模様の合成に関する設定情報を受け入れて保持する手段と、
    を含み、
    ドキュメントの出力指示があったときに、当該出力指示に係るドキュメントについて、当該出力指示で指定される出力先に関して設定された、複写牽制模様の合成に関する設定情報に基づく複写牽制模様の合成処理が行われることを特徴とするドキュメント処理装置。
  3. 請求項1または2に記載のドキュメント処理装置であって、
    前記複写牽制模様の合成に関する設定情報は、複写牽制模様の合成を行うか否かを設定する情報を含むことを特徴とするドキュメント処理装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のドキュメント処理装置であって、
    前記複写牽制模様の合成に関する設定情報は、複写牽制模様の合成態様に係る設定の情報を含むことを特徴とするドキュメント処理装置。
  5. ドキュメントを保持する手段と、前記ドキュメントの各々について、その出力方法ごとに、複写牽制模様の合成に関する設定情報を受け入れて保持する手段と、を備えたドキュメント処理装置の制御方法であって、
    ドキュメントの出力指示があったときに、当該出力指示に係るドキュメントについて、当該出力指示に対応する出力方法に関して設定された、複写牽制模様の合成に関する設定情報に基づく複写牽制模様の合成処理を行うことを特徴とするドキュメント処理装置の制御方法。
  6. ドキュメントを保持する手段と、前記ドキュメントの各々について、その出力先ごとに、複写牽制模様の合成に関する設定情報を受け入れて保持する手段と、を備えたドキュメント処理装置の制御方法であって、
    ドキュメントの出力指示があったときに、当該出力指示に係るドキュメントについて、当該出力指示で指定される出力先に関して設定された、複写牽制模様の合成に関する設定情報に基づく複写牽制模様の合成処理を行うことを特徴とするドキュメント処理装置の制御方法。
  7. ドキュメントを保持する手段と、前記ドキュメントの各々について、その出力方法ごとに、複写牽制模様の合成に関する設定情報を受け入れて保持する手段と、を備えたドキュメント処理装置に、
    ドキュメントの出力指示があったときに、当該出力指示に係るドキュメントについて、当該出力指示に対応する出力方法に関して設定された、複写牽制模様の合成に関する設定情報に基づく複写牽制模様の合成処理を行わせることを特徴とするプログラム。
  8. ドキュメントを保持する手段と、前記ドキュメントの各々について、その出力先ごとに、複写牽制模様の合成に関する設定情報を受け入れて保持する手段と、を備えたドキュメント処理装置に、
    ドキュメントの出力指示があったときに、当該出力指示に係るドキュメントについて、当該出力指示で指定される出力先に関して設定された、複写牽制模様の合成に関する設定情報に基づく複写牽制模様の合成処理を行わせることを特徴とするプログラム。
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