JP2006066636A - 搬送装置とその方法、及び露光装置 - Google Patents

搬送装置とその方法、及び露光装置 Download PDF

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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Abstract

【課題】ウエハの搬送をより短時間で行なうことのできる搬送装置を提供する。
【解決手段】ウエハ交換をする際、未露光ウエハ510をロードアーム310に載置してウエハステージ210の上部空間に搬送する。ウエハステージ210上の露光済ウエハ520は、上下テーブル220によって持ち上げ、ウエハステージ210の上部空間(のロードアーム310及び未露光ウエハ510のウエハステージ210側)に移動したアンロードアーム320に受け渡す。露光済ウエハ520が載置されたアンロードアーム320が退避を開始し、露光済ウエハ520が上下テーブル220と機械的に干渉しない位置に達した時点で、直ちに上下テーブル220が上昇してロードアーム310より未露光ウエハ510を受け取る。露光済ウエハ520が未露光ウエハ510と機械的に干渉しない位置に達するまで上下テーブル220の上昇を待機していた従来に比べて、より早く未露光ウエハ510をウエハステージ210上に載置することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば半導体素子等の電子デバイスを製造する際のフォトリソグラフィ工程において使用する露光装置に適用して好適な、例えば基板等の物体を搬送する搬送装置及び搬送方法、並びにその搬送装置を用いて基板を搬送する露光装置に関する。
半導体素子、液晶表示素子、CCD等の撮像素子、プラズマディスプレイ素子あるいは薄膜磁気ヘッド等の電子デバイス(以下、電子デバイスと総称する)の製造にあたっては、露光装置を用いて、フォトマスクやレチクル(以下、レチクルと総称する)に形成された微細なパターンの像を、フォトレジスト等の感光剤を塗布した半導体ウエハやガラスプレート等の基板(以下、ウエハと総称する)上に投影露光する。
この露光装置としては種々の方式のものがあるが、ステップ・アンド・リピート方式の投影露光装置(ステッパ)やステップ・アンド・スキャン方式の投影露光装置(スキャニング・ステッパ)が広く使用されている。
この種の露光装置においては、レチクルのパターンを1ロットのウエハ上に順次露光するため、ウエハステージに露光対象のウエハをロードし露光の終了したウエハをウエハステージからアンロードする必要がある。そのために、露光装置にはウエハステージ上のウエハの交換を行なうウエハローダ系が設けられている。
ウエハローダ系の構成は種々であるが、従来より広く使用されている形態の1つとして、直線状のガイドに沿って移動して未露光ウエハをローディングポジションに移動されたウエハステージの上部空間に搬入するロードアーム、及び同じく直線状のガイドに沿って移動して露光済ウエハをウエハ交換位置(ローディングポジション)に移動されたウエハステージの上部空間から搬出するアンロードアームを用いた構成が知られている。ロードアーム及びアンロードアームによりウエハステージに対してウエハを搬入出するこの構成においては、通常、ウエハステージのウエハ載置面から垂直な方向に移動してウエハを搬送する上下テーブルにより、ウエハステージとウエハステージの上部空間のロードアームあるいはアンロードアームとの間のウエハの搬送が行なわれる。
このような従来のウエハローダ系によるウエハ交換の動作について、図8〜図13を参照して具体的に説明する。
なおここでは、ウエハステージ上に載置されている露光済ウエハをウエハステージから搬出し、未露光の新たなウエハをウエハステージ上に搬入する動作について説明する。
図8(A)〜(D)及び図9(A)〜(D)は、そのウエハ交換の動作を説明するための図である。
このウエハローダ系においては、まず、図8(A)に示すように、ロードアーム310に未露光ウエハ510を載置し、これをウエハステージ210の上部空間のウエハ受け渡し位置P1に移動させる。
次に、図8(A)に矢印で示すように上下テーブル220を上昇させて、図8(B)に示すように露光済ウエハ520をウエハステージ210から持ち上げる。
次に、図8(B)に矢印で示すようにアンロードアーム320を移動し、これをウエハステージ210の上部空間のウエハ受け渡し位置P1であって露光済ウエハ520の下側(ウエハステージ210側)に図8(C)に示すように挿入する。
この状態で、図8(C)に矢印で示すように上下テーブル220を下降させ、図8(D)に示すように、上下テーブル220に保持されていた露光済ウエハ520をアンロードアーム320上に載置する。
次に、図8(D)に矢印で示すように露光済ウエハ520が載置されたアンロードアーム320をウエハステージ210の上部空間のウエハ受け渡し位置P1から退避させ、その上で、ロードアーム310に載置されている未露光ウエハ510を受け取りに行くべく、図9(A)に示すように上下テーブル220を上昇させる。
この時のロードアーム310と未露光ウエハ510、アンロードアーム320と露光済ウエハ520、及び、上下テーブル220の平面上側方向から見た相対的な位置関係を図10に示す。
図9(A)及び図10に示すように、アンロードアーム320に載置された露光済ウエハ520がロードアーム310に載置されている未露光ウエハ510と干渉しない位置P4、すなわち水平方向にその位置が重ならない位置(搬出完了位置)P4まで達したら、一旦アンロードアーム320の移動を停止し、アンロードアーム320を位置P4に正確に位置決めする。アンロードアーム320(露光済ウエハ520)の位置決めが終了したら、露光済ウエハ520の前述した上部空間からの退避(搬出完了)が確認されたものとして、図9(A)に矢印で示すように上下テーブル220を上昇させ、図9(B)に示すようにロードアーム310上に載置されていた未露光ウエハ510を持ち上げる。
また、アンロードアーム320は、位置決めが確認できたら再度移動を開始し、図9(B)に示すように、露光済ウエハ520を他の搬送手段(例えば、他の搬送ロボット等)に受け渡すための位置P5(ウエハ受け渡し位置P5)に移動する。
この時のアンロードアーム320の移動に関して、時間と速度の関係を図11に示す。
図11に示すように、アンロードアーム320は、ウエハステージ210の上部空間のウエハ受け渡し位置P1から一定速度に加速した後に位置P4に向けて移動し、位置P4直前で減速して位置P4で一旦停止し、アンロードアーム320及びこれに載置された露光済ウエハ520が搬出完了位置に達したことを確認する。その後、再度一定速度に加速してウエハ受け渡し位置P5まで移動する。
次に、図9(B)に矢印で示すようにロードアーム310をウエハステージ210の上部空間から退避させ、その上で、上下テーブル220に載置されている未露光ウエハ510をウエハステージ210上に載置すべく、図9(C)に矢印で示すように上下テーブル220を下降させる。
この時のロードアーム310、未露光ウエハ510及び上下テーブル220の平面上側方向から見た相対的な位置関係を図12に示す。
図9(C)及び図12に示すように、ロードアーム310が、上下テーブル220に載置されている未露光ウエハ510と干渉しない位置P2、すなわち水平方向にその位置が重ならない位置(退避完了位置)P2まで退避したら、ロードアーム310は一旦移動を停止する。その上で、図9(C)に矢印で示すように、上下テーブル220を下降させ、図9(D)に示すように未露光ウエハ510をウエハステージ210上に載置する。
また、ロードアーム310は、位置決めが確認できたら再度移動を開始し、図9(D)に示すように、次の未露光ウエハ510を他の搬送系(例えば、他の搬送ロボットや受け渡しテーブル等)から受け取るための位置(ウエハ受け取り位置)P6に移動する。
この時のロードアーム310の移動に関して、時間と速度の関係を図13に示す。
図13に示すように、ロードアーム310は、ウエハステージ210の上部空間のウエハ受け渡し位置P1から一定速度に加速して位置P2に移動し、位置P2で一旦停止し、ロードアーム310が位置P2に達したことを確認する。その後、再度一定速度に加速して位置P6まで移動する。
ところで、従来より露光装置においては高スループットで露光処理を行ない効率よく電子デバイス等を製造することが要望されているが、近年、その要望は一層高くなっている。そのためには、露光装置において露光対象のウエハを順次露光ステージ(ウエハステージ)に載置する前述したようなウエハローダ系においても、露光済ウエハを安全且つ高速に搬出し、未露光ウエハ510を安全且つ高速に搬入すること、すなわち、ウエハ交換を高速に効率よく行なうことが要望されている。
そのために、同様の構成のウエハローダ系において、例えば基板の搬送中に基板の位置ずれを検出することにより、基板の位置ずれ検出時間を基板の搬送時間に完全にオーバーラップさせることによりスループットを向上させる方法等も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
再公表00/02239号公報
前述したような構成のウエハローダ系においては、上下テーブル、ロードアーム及びアンロードアームが順次連係して動作してウエハを搬送するが、ウエハを安全に搬送する必要があるために、これら各部及びこれら各部が保持しているウエハが十分に相互に干渉しない位置関係になった上で、次の搬送動作が行なわれるようになっている。
また、その際には、ロードアームあるいはアンロードアーム等の可動部の移動を一旦停止して、その位置を正確に位置決めした上で、それら各部がお互いに干渉しない位置関係になっていることの確認がなされている。
具体的には、例えば図9(A)に示すように、ロードアーム310が搬送した未露光ウエハ510を受け取るための上下テーブル220の上昇動作は、アンロードアームに載置された露光済ウエハが平面方向(Y方向)において十分に未露光ウエハと干渉しない位置P4となったことが確認されてから開始されている。またそのために、図11に示すように、アンロードアーム320が搬出完了位置P4に到達すると該アンロードアーム320を一旦停止させて位置決めをした上で、その位置確認を行なっている。
また、図9(C)に示すように、未露光ウエハ510を載置した上下テーブル220の下降動作(−Z方向への移動)は、これを搬送してきたロードアーム310が未露光ウエハ510と干渉しない位置となったことが確認されてから開始されている。またそのために、図13に示すように、ロードアーム310が退出完了位置P2に到達すると該ロードアーム310を一旦停止させて位置決めをした上で、その位置確認を行なっている。
しかしながら、従来のこのような各部の移動のタイミングは、ウエハ交換を高速に行なうことに関して最適にスケジューリングされ、制御されているとは言い難く、相互に干渉しないことに関して必要以上に十分な間隔を確保している等の理由により、移動するまでの待機時間が長くなり、ウエハ交換に時間がかかっている場合がある。また、各可動部が他の可動部やウエハ等と干渉しない所定の位置となったかどうかの確認のために、その可動部の移動を停止させて高精度に位置決めあるいは位置確認を行なう構成となっており、この点も移動するまでの待機時間が長くなり、ウエハ交換に時間がかかる要因となっている。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ウエハ等の物体の搬送をより短時間で行なうことのできる搬送装置及び搬送方法を提供することにある。
また本発明の他の目的は、そのような搬送装置を用いることにより、ウエハ交換を高速に行ない効率よく露光処理を行なうことのできる露光装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明に係る搬送装置は、物体(500)が載置される載置面を備えたステージ(210)と、前記ステージ(210)上の前記載置面から搬出すべき物体(520)を、前記ステージ上部の空間から該ステージ上部の空間外部の搬出完了位置(P4)へ搬出する搬出アーム(320)と、前記載置面に対して垂直な方向に移動可能なテーブルであって、前記載置面に載置された搬出対象の物体(520)を該載置面から前記空間内へ持ち上げて前記搬出アーム(320)に受け渡す可動テーブル(220)と、を有する搬送装置であって、前記搬出アーム(320)が前記物体(520)の前記搬出完了位置(P4)への搬出動作を完了する前における、該搬出アーム(320)による該物体(520)の搬出状態を示す情報(位置P3に達したことを示す情報)に基づいて、前記可動テーブル(220)の前記垂直方向への移動を開始する制御手段を有する(図1参照)(請求項1)。
このような構成の搬送装置においては、例えば露光済ウエハ等の物体(520)が搬出アーム(320)により搬出完了位置(P4)に移動される搬出動作が完了する前において(位置P3において)、可動テーブル(220)が垂直方向の移動を開始する。従って、搬出動作完了前に早く可動テーブル(220)が移動を開始した当該時間分、可動テーブル(220)を用いた次の処理を早く開始することができる。
また、本発明に係る他の搬送装置は、物体(500)が載置される載置面を備えたステージ(210)と、前記ステージ(210)上の載置面上に載置すべき物体(510)を、前記ステージ上部の空間内に搬送する搬入アーム(310)と、前記載置面に対して垂直な方向に移動可能なテーブルであって、前記搬入アームにより前記空間内に搬送された物体(510)を受け取って該載置面に載置する可動テーブル(220)と、を有する搬送装置であって、前記物体(510)を前記可動テーブル(220)に受け渡した後の前記搬入アーム(310)が、前記空間内から退避完了位置(P2)へ退避した状態を示す情報に基づいて、前記搬入アームの駆動を停止することなく前記可動テーブル(220)の前記垂直方向への移動を開始する制御手段を有する(図1参照)(請求項2)。
このような構成の搬送装置においては、例えば未露光ウエハ等の物体(510)を可動テーブル(220)に受け渡した後の搬入アーム(310)が、退避完了位置(P2)に移動された後も該搬入アームの以降の動作を停止せずに可動テーブル(220)が垂直方向の移動を開始する。従って、従来のように退避動作完了の際にアームを停止するという動作を介しない時間分、可動テーブル(220)が受け取った物体(510)を早くステージ(210)の載置面に載置することができる。
また、本発明に係る他の搬送装置は、物体が載置されるステージ(210)と、前記ステージ上に設けられた載置面上に載置すべき物体を、前記ステージ上部の第1空間内に搬送する搬入アーム(310)と、前記ステージから搬出すべき物体を、前記ステージ上部の空間であって、前記第1空間よりも前記ステージ側の第2空間内から該第2空間外部の搬出完了位置へ搬出する搬出アーム(320)と、前記載置面に対して垂直な方向に移動可能なテーブルであって、前記載置面に載置された搬出対象の第1物体を該載置面から前記第2空間内へ持ち上げて前記搬出アームに受け渡すと共に、前記搬入アームにより前記第1空間内に搬送された第2物体を受け取って該載置面に載置する可動テーブル(220)と、を有する搬送装置であって、前記搬出アームが前記第1物体の前記搬出完了位置への搬出動作を完了する前における該搬出アームによる該第1物体の搬出状態を示す情報に基づいて、あるいは、前記物体を前記可動テーブルに受け渡した後の前記搬入アームが、前記第1空間内から退避完了位置へ退避する動作を完了する前における該搬入アームの該退避状態を示す情報に基づいて、前記搬出アームあるいは前記搬入アームの駆動の停止を伴わずに前記可動テーブルの前記垂直方向への移動を開始する制御手段を有する(図1参照)(請求項3)。
好適には、前記制御手段は、前記搬出アームに載置され搬出途中にある前記第1物体が前記可動テーブルと機械的に干渉しない位置に移動したことを示す情報に基づいて、前記搬入アーム上に載置されている前記第2物体を受け取るために、前記可動テーブルを前記垂直方向に沿って上昇動作せしめる(請求項4)。
また好適には、前記制御手段は、前記搬入アームが前記可動テーブルに載置された前記第2物体と機械的に干渉しない位置に移動したことを示す情報に基づいて、前記第2物体を前記載置面上に載置せしめるために、前記可動テーブルを前記垂直方向に沿って下降動作せしめる(請求項5)。
また好適には、前記搬出アーム上に載置された前記物体が前記可動テーブルの前記垂直方向の移動と干渉しない位置を通過したことを検出するセンサを更に有し、前記制御手段は、前記センサの出力に基づいて前記可動テーブルの移動を制御する(請求項6)。
また好適には、前記搬出アームは、前記搬出完了位置への移動を行なう際に、少なくとも前記センサによる前記位置の通過が検出されるまでは、停止せずに連続して移動する(請求項7)。
また好適には、前記搬入アームが、前記可動テーブルが前記垂直方向に移動した時に該可動テーブル上に載置された物体と干渉しない位置を通過したことを検出するセンサを更に有し、前記制御手段は、前記センサの出力に基づいて前記可動テーブルの移動を制御する(請求項8)。
また好適には、前記搬入アームは、前記退避完了位置への移動を行なう際に、少なくとも前記センサによる前記位置の通過が検出されるまでは、停止せずに連続して移動する(請求項9)。
また、本発明に係る搬送方法は、ステージ上の載置面上に載置されている第1物体を載置面上から搬出し、且つ該載置面上に第2物体を搬入する搬送方法であって、前記第2物体を、搬入アームにより、前記ステージ上部の第1空間内に搬送する第1工程と、前記載置面に対して垂直な方向に移動可能なテーブルにより、前記第1物体を、前記ステージ上部の空間であって、前記第1空間よりも前記ステージ側の第2空間内に移動せしめる第2工程と、前記第2空間内に存在していた前記第1物体を、搬出アームにより、該第2空間外部の所定の搬出完了位置へ向けて搬出している途中において、前記可動テーブルを前記第1空間内に向けて移動開始せしめる第3工程と、前記第1空間内において、前記第2物体を、前記搬送アームから前記可動テーブルに受け渡す第4工程と、前記第4工程後に、前記搬入アームが、前記第1空間内から該第1空間外部の所定位置に向けて移動している途中において、該搬入アームの該移動の停止を介することなく前記可動テーブルが前記載置面に向けて移動開始せしめる第5工程と、を含む(請求項10)。
好適には、前記第3工程では、前記搬出アームが受け取った前記第1物体が、前記可動テーブルの前記垂直方向への移動と干渉しない位置を通過したことが検出されたら、前記可動テーブルの前記移動を開始せしめる(請求項11)。
また好適には、前記第5工程では、前記搬入アームが、前記可動テーブル上に載置された前記第2物体の前記垂直方向への移動と干渉しない位置を通過したことが検出されたら、前記可動テーブルの前記移動を開始せしめる(請求項12)。
また、本発明に係る露光装置は、マスクに形成されたパターンの像を、投影光学系を介して基板に転写する露光装置であって、前記マスク及び前記基板の少なくとも一方をステージに搬送する搬送装置として、前述した何れかの搬送装置を有する(請求項13)。
なお、本欄においては、各構成に対して、添付図面に示されている対応する構成の符号を記載したが、これはあくまでも理解を容易にするためのものであって、何ら本発明に係る手段が添付図面を参照して後述する実施形態の態様に限定されることを示すものではない。
本発明によれば、ウエハ等の物体の搬送をより短時間で行なうことのできる搬送装置及び搬送方法を提供することができる。
また、そのような搬送装置を用いることにより、ウエハ交換を高速に行ない効率よく露光処理を行なうことのできる露光装置を提供することができる。
本発明の一実施形態の露光装置について、図1〜図7を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る露光装置10の構成を示す図であり、特に、本発明に係るウエハローダ系300の構成を主に示す図である。
まず、露光装置10の全体構成及び全体の動作について、図1を参照して説明する。
なお、以下の説明においては、図1における紙面内の左右方向をX軸方向、図1における紙面内でX軸方向に直交する方向(上下方向)をY軸方向、また、これらX軸、Y軸に直交する紙面垂直方向をZ軸方向と規定して説明を行なう。なお、実際の空間内においては、XY平面が水平面であり、Y軸方向が鉛直方向(上下方向)となる。
まず、露光装置10の全体構成について、本発明に係るウエハローダ系300の構成を中心に説明する。
図1に示すように、露光装置10は、チャンバ100、露光装置本体200及びウエハローダ系300を有する。
チャンバ100は、仕切り壁103により内部が露光室101とローダ室102とに区分されている。露光室101には、露光装置本体200が収容され、ローダ室102には、ウエハローダ系300の大部分が収容されている。
露光装置本体200は、レチクルのパターンをウエハ500(以下、露光の前後に対応して未露光ウエハ510又は露光済ウエハ520と区別して称する場合もある)に転写する。
なお、図1には、露光装置本体200として、ウエハ500が載置されるウエハステージ210及び上下テーブル220のみを示し、これら以外の構成部は図示を省略する。
ウエハステージ210は、図示しない防振パッドによって保持された図示しない定盤上をXY2次元方向に移動可能に構成されている。ウエハステージ210は、この定盤上において、ウエハローダ系300との間でウエハの受け渡しを行なうためのウエハローディング位置、あるいは、露光装置本体200の図示せぬ投影光学系を介してレチクルのパターンが転写される露光位置等に移動する。
ウエハステージ210の中央部には、ウエハステージ210のステージ面から上方向(Z方向)に突出してステージ面と垂直な方向に上下移動する上下テーブル(可動テーブル)220が設けられている。上下テーブル220は、ウエハステージ210がウエハローディング位置に配置されている時に上下移動し、後述するロードアーム310及びアンロードアーム320との間でウエハ500の受け渡しを行なう。
具体的には、ウエハステージ210上に露光済ウエハ520が載置されている状態において上下テーブル220が上昇することにより、露光済ウエハ520はウエハステージ210のステージ面から持ち上げられる。持ち上げられた露光済ウエハ520は、ウエハステージ210の上部空間において上下テーブル220からアンロードアーム320に受け渡され、露光装置本体200から搬出される。
また、露光装置本体200に未露光ウエハ510が搬入される場合には、ロードアーム310により未露光ウエハ510がウエハステージ210の上部空間に搬送される。その状態で上下テーブル220が上昇することにより、上下テーブル220がロードアーム310から未露光ウエハ510を受け取る。そして、ロードアーム310が退避した後に上下テーブル220が下降することにより、未露光ウエハ510がウエハステージ210上に載置される。
上下テーブル220の形態としては種々の形態があるが、本実施形態においては、ステージ面内の一直線上に無い3箇所において同じ高さ(先端のZ方向の位置が同じ)で各々Z方向に移動する3本のピンにより構成される。但し、図面においては、上下テーブル220を単に円形形状で示す。
ウエハローダ系300は、露光装置本体200へウエハを投入するために用いられる基板搬送系である。
ウエハローダ系300は、X軸方向に延びるXガイド301と、Xガイド301の上方(図1における紙面手前側、+Z側)においてXガイド301と交差してY軸方向に延びるYガイド302とを搬送ガイドとして備える。Yガイド302は、仕切り壁103を貫通した状態で設けられる。
ローダ室102内のXガイド301のチャンバ100の壁側(−Y側)には、X軸方向に所定間隔を隔ててキャリア台304及び305が配置される。キャリア台304及び305は、複数のウエハを収納可能なオープンカセット(OC:Open Cassette)用いて露光装置10に直接ウエハを投入する運用形態の場合に、そのオープンカセットOCが載置される台である。なお、オープンカセットの代わりに、フープ(FOUP:Front Opening Unified Pod)を載置する構造でも良い。
オープンカセットOC又はフープは、チャンバ100(ローダ室102)の−Y側の側壁に設けられた図示しない扉によって開閉可能な図示しない出し入れ口を介して、露光装置10の外部とローダ室102との間で出し入れされる。
オープンカセットOC又はフープは、手動型搬送車(PGV:Person Guided Vehicle )によって搬送しオペレータの手作業によって出し入れを行っても良いし、自走型搬送車(AGV:Automated Guided Vehicle)により搬送した後に自動的に出し入れを行なうようにしても良い。また、OHT(Overhead Hoist Transfer)を用いて上方からキャリア台304及び305上に設置しても良い。
Xガイド301上には、図示しない駆動装置に駆動されXガイド301に沿って移動する水平多関節型のロボット(スカラーロボット)303が設けられている。
また、Yガイド302には、図示しない駆動装置によって駆動されてYガイド302に沿って移動するウエハ・ロードアーム(搬入アーム)310(以下、単にロードアーム310と称する)とウエハ・アンロードアーム(搬出アーム)320(以下、単にアンロードアーム320と称する)とが設けられている。
また、Yガイド302のロードアーム310及びアンロードアーム320の移動範囲に沿って、ロードアーム310及びアンロードアーム320が各々所定の位置を達したことを検出する図示しないセンサが設けられている。本実施形態においてこのセンサは、ロードアーム310及びアンロードアーム320とともに移動する遮光板と、遮光板により光が遮断されたことを検出する光電センサとから構成され、ロードアーム310あるいはアンロードアーム320が各々所定の位置に達した時(通過した時)に、遮光版が光電センサの光を遮断するように光電センサを遮光板の移動途中に適宜配置することにより、所望の位置の通過を瞬時に検出することができる。本発明に係るウエハ搬送動作においては、このセンサによりロードアーム310あるいはアンロードアーム320が所定の退避位置を通過して退避したことを検出し、次工程の可動部の移動動作に入る。
本発明に係る、これらロードアーム310及びアンロードアーム320によるウエハローダ系300とウエハステージ210との間のウエハ500の搬送方法については、後に詳細に説明する。
更に、Yガイド302の−Y方向端部の−X側の位置で、キャリア台304及び305との間には、露光装置本体200に投入される未露光ウエハ510のプリアライメントを行なうターンテーブル(回転テーブル)306が配置され、ターンテーブル306からY方向に所定距離隔てた位置に、図示しないウエハエッジセンサが配置されている。
また、露光装置10が露光工程の前工程及び後工程を行なう図示しないコータ・デベロッパ等とインライン接続される場合に、そのコータ・デベロッパと接続されるローダ室102の側壁の近傍であって、Xガイド301の端部(図1においては、Xガイド301の−X側の端部)に、装置間でウエハを受け渡しする際にウエハを一時的に載置するウエハ受け渡し台307が設けられる。
なお、ウエハ受け渡し台307は、露光装置10とコータ・デベロッパとの間に専用の受け渡し装置を設け、この中に設置される構成であっても良い。
また、ウエハ受け渡し台307は、露光装置10に投入されるウエハ500の温度を、露光装置本体200における露光環境の温度に等しく調節する温度調節プレートを兼ねる構成であっても良い。
ウエハローダ系300は、このような各部により構成される。
また、露光装置10は、露光装置10が全体として所望の動作をするように露光装置10の各部を制御する制御部を有する。この制御部は、例えば、露光装置10の各部を制御する露光装置制御部、ウエハローダ系300の各部を制御するウエハローダ制御部、及びこれらの制御部の上位の制御部としての全体制御部を有する。
本発明に係るウエハローダ系300において、そのウエハローダ制御部は、ウエハ500を安全且つ効率よく搬送するように、ウエハローダ系300の各部を制御する。特に、ウエハローダ制御部は、後述する本発明に係る方法によりロードアーム310及びアンロードアーム320を介して、高速且つ効率よくウエハステージ210上のウエハ500(未露光ウエハ510及び露光済ウエハ520)を交換するように、ウエハローダ系300内の各部を制御する。
また、これら露光装置制御部及びウエハローダ系制御部、あるいはこれに全体制御部を加えた各制御部は、露光装置10に投入されているロットの各ウエハの状態、具体的には露光装置本体200及びウエハローダ系300に投入されている各ウエハの搬送状態や処理状態を逐次記憶する機能を有する。より具体的には、例えばウエハを特定する情報(例えば、ウエハID情報、あるいは処理中のウエハがロット内の何枚目のウエハかという情報)、各ウエハの位置の情報、処理状態の情報等が、各制御部内の不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリやEEPROM等)に記憶される。また、これに対応して、各ウエハ保持手段におけるウエハ保持状態、すなわち例えばウエハローダ系300においてはロボット303、ターンテーブル306、ウエハ受け渡し台307、ロードアーム310及びアンロードアーム320等におけるウエハの吸着センサの出力(ウエハの有無を示す)等も、同じく各制御部内の不揮発性メモリに記憶される。
これらの情報を記憶しておけば、例えばエラーが生じて電源を落としたり装置をリセットした場合であってその後装置を復旧させた時に、これらの情報を参照することにより、停止する直前の装置の状態(復旧した直後の装置の状態)あるいは各ウエハの処理の状態を容易に把握することができ、リカバリーを最善の状態で効率よく行なうことができる。
次に、このような構成の露光装置10の全体の動作について、本発明に係るウエハローダ系300におけるウエハの搬送動作を中心に説明する。
なおここでは、露光装置10がコータ・デベロッパとインライン接続されていると仮定して、ウエハ500の搬送について説明する。
露光装置10に投入される未露光ウエハ510は、図示しないコータ・デベロッパ、あるいは、そのコータ・デベロッパと露光装置10との間に配置されたウエハ受け渡し装置により、ウエハローダ系300のウエハ受け渡し台307に載置される。
ウエハ受け渡し台307に載置された未露光ウエハ510は、ウエハローダ系300のロボット303が受け取る。未露光ウエハ510を受け取ったロボット303は、Xガイド301に沿ってターンテーブル306の近傍に移動し、未露光ウエハ510をターンテーブル306上に載置する。
未露光ウエハ510がターンテーブル306に載置されたら、図示しない駆動系によりターンテーブル306が回転され、これによってターンテーブル306に保持されたウエハ510が回転される。このウエハ510の回転中に、ウエハエッジセンサによってウエハ510のエッジの検出が行なわれ、その検出信号に基づいてウエハ510のノッチの方向及びウエハ510の中心とターンテーブル306の中心との偏心量(方向及び大きさ)が求められる。そしてウエハローダ制御部は、その結果に基づいてターンテーブル306を回転させ、ウエハWのノッチ部の方向を所定方向に合わせる(プリアライメント動作)。
ターンテーブル306上の未露光ウエハ510は、所定のウエハ受け取り位置に移動されたロードアーム310により受け取られるが、この時、ロードアーム310は、先に求められたウエハ中心とターンテーブル306の中心との偏心量のY方向成分を補正できる位置まで一旦移動し、その後、未露光ウエハ510を受け取る。
未露光ウエハ510を受け取ったロードアーム310は、所定のローディングポジションに待機しているウエハステージ210の上方に向かってYガイド302に沿って移動する。
ロードアーム310がウエハステージ210の上方まで未露光ウエハ510を搬送すると、上下テーブル220が上方向(+Z方向)に移動して未露光ウエハ510を受け取る。この時、先に求めた偏心量のX成分が補正されるように、ロードアーム310から上下テーブル220に未露光ウエハ510が渡される直前に、ウエハステージ210がX軸方向に微少駆動される。
上下テーブル220は、未露光ウエハ510を受け取ったら、ウエハステージ210方向(−Z方向)に下降し、未露光ウエハ510をウエハステージ210上に載置する。
そして、露光装置本体200により、ウエハステージ210上に渡された未露光ウエハ510(ウエハ500)に対する露光処理が行なわれる。
露光処理は、例えば、ウエハステージ210上のウエハ500上の各ショット領域を、図示しないレチクルステージに保持されたレチクルのパターンの投影光学系による投影位置に位置決めする動作と、レチクルを露光用照明光で照明してレチクルのパターンを投影光学系を介して各ショット領域に転写する動作とを繰り返すことにより行なわれる。
なお、露光装置本体200が走査露光方式の露光を行なう装置の場合には、露光処理は、レチクル(レチクルステージ)とウエハ500(ウエハステージ210)とを各ショット領域の露光のための走査開始位置へ位置決めする動作と、レチクルとウエハ500とを同期移動しつつレチクル上のスリット状の照明領域を露光用照明光により照明して、レチクルのパターンを投影光学系を介してウエハ500上の各ショット領域に逐次転写する走査露光動作とを繰り返すことにより行なわれる。
露光処理が終了すると、ウエハステージ210がアンローディングポジション、すなわち前述したローディングポジションまで移動し、上下テーブル220が上方向(+Z方向)へ移動することにより露光済ウエハ520を持ち上げる。この露光済ウエハ520を、アンロードアーム320が受け取り、Xガイド301上方まで搬送し、そこに待機しているロボット303に受け渡す。
ロボット303は、Xガイド301に沿って露光済ウエハ520をコータ・デベロッパ方向に搬送し、ウエハ受け渡し台307に載置する。ウエハ受け渡し台307に載置されたウエハは、図示しないコータ・デベロッパに受け取られ、ベーキング、現像等の処理に供される。
このような露光装置10の動作、特に、ウエハローダ系300におけるウエハ500の搬送動作は、順次、同時並行的に行なわれる。すなわち、ウエハ受け渡し台307には、前の未露光ウエハ510あるいは露光装置10から搬出される露光済ウエハ520が受け取られた時点で、順次、次の露光対象のウエハ500(未露光ウエハ510)又は次の搬出対象のウエハ500(露光済ウエハ520)が載置される。
ウエハ受け渡し台307に載置された未露光ウエハ510は、順次ロボット303により搬送され、ターンテーブル306に載置された前の未露光ウエハ510がロードアーム310により搬送されたら、すぐにターンテーブル306に載置される。
また、ロードアーム310及びアンロードアーム320によるウエハステージ210に対するウエハ500の搬送動作において、アンロードアーム320がウエハステージ210から露光済ウエハ520を搬出する時には、ロードアーム310には既に次の未露光ウエハ510が載置されており、ロードアーム310は直ちにその未露光ウエハ510をウエハステージ210に搬入できる状態で待機している。
露光装置10のウエハローダ系300は、このようにして高速にウエハ500の搬送を行ない、露光装置10におけるロット処理のスループットを向上させるようにしている。
次に、このような露光装置10における本発明に係るウエハローダ系300の動作について、図2〜図7を参照して説明する。具体的には、ロードアーム310及びアンロードアーム320を介したウエハステージ210上のウエハ500の交換動作について説明する。
図2(A)〜図2(D)及び図3(A)〜図3(D)は、ウエハ500を交換する際の、ウエハステージ210、上下テーブル220、ロードアーム310及びアンロードアーム320の動きを順次説明するための図であり、各々、図1に示す露光装置10をX軸方向の−X方向に見た時のウエハステージ210、上下テーブル220、ロードアーム310、アンロードアーム320及び搬送されるウエハ500(未露光ウエハ510及び露光済ウエハ520)の相対的な位置関係を示す図である。
以下、ウエハステージ210上に露光済ウエハ520が載置されている状態から、この露光済ウエハ520を搬出し、未露光の新たなウエハ510を搬入してウエハステージ210上に載置する動作について説明する。
まず、図2(A)に示すように、ロードアーム310上に未露光ウエハ510を載置し、そのロードアーム310をウエハステージ210の上部空間のウエハ受け渡し位置P1に移動させる。
次に、図2(A)に矢印で示すように上下テーブル220を上昇(+Z方向へ移動)させて、図2(B)に示すように露光済ウエハ520をウエハステージ210から持ち上げる。
次に、図2(B)に矢印で示すようにアンロードアーム320を移動させて、図2(C)に示すように、アンロードアーム320をウエハステージ210の上部空間のウエハ受け渡し場所P1に移動させて、露光済ウエハ520の下側(ウエハステージ210側)に挿入する。
この状態で、図2(C)に矢印で示すように上下テーブル220を下降させ、図2(D)に示すように、上下テーブル220に保持されていた露光済ウエハ520をアンロードアーム320上に載置する。
次に、図2(D)に矢印で示すように露光済ウエハ520が載置されたアンロードアーム320をウエハステージ210の上部空間のウエハ受け渡し位置P1から退避させ、その上で、ロードアーム310に載置されている未露光ウエハ510を受け取りに行くべく上下テーブル220を上昇させる。
この時のロードアーム310と未露光ウエハ510、アンロードアーム320と露光済ウエハ520、及び、上下テーブル220の相対的な位置関係を、露光装置10の上側から(Z軸方向−Z方向から)見た状態を図4に示す。
本実施形態のウエハローダ系300においては、図3(A)及び図4に示すように、アンロードアーム320に載置された露光済ウエハ520が、上下方向に移動する上下テーブル220と干渉しない位置P3、すなわち水平方向にその位置が重ならない位置P3まで達したら、図3(A)に矢印で示すように上下テーブル220の上昇を開始する。この位置P3は、図4に示すように、アンロードアーム320に載置された露光済ウエハ520がXY平面方向において未露光ウエハ510と干渉しない位置P4(搬出完了位置、図9(A)、図10参照)よりも、上下テーブル220側の位置である。
その後上下テーブル220は、ロードアーム310に載置されている未露光ウエハ510の位置まで達して、図3(B)に示すように未露光ウエハ510をロードアーム310から持ち上げて保持する。
また、アンロードアーム320は、位置P3を通過して更に移動を続け、露光済ウエハ520の受け渡し位置P5にて停止する。
ウエハステージ210の上部空間のウエハ受け渡し位置P1から、ロボット303へのウエハ受け渡し位置P5までのアンロードアーム320の移動状態を、図5に示す。
図5は、アンロードアーム320の移動期間中における移動速度を示す図である。
図5に示すように、アンロードアーム320は、位置P1から位置P5までの区間を、途中停止せずに一定の速度で移動する。
なお、アンロードアーム320あるいは露光済みウエハ520が位置P3を通過又は到達したことは、ウエハローダ系300に備わる図示せぬセンサにより検出される。
また、受け渡し位置P5において、アンロードアーム320に載置された露光済ウエハ520は、ウエハローダ系300のロボット303に受け渡される。なお、ロボット303への露光済ウエハ520の受け渡しは、ウエハ500のウエハステージ210への投入動作や、コータ・デベロッパとの搬送動作等の関係でスケジューリングされて行なわれる。図3(B)〜図3(D)の各状態においては、アンロードアーム320上には露光済ウエハ520が載置された状態で維持されているものとする。
次に、図3(B)に矢印で示すようにロードアーム310をウエハステージ210の上部空間から退避させ、その上で、上下テーブル220に載置されている未露光ウエハ510をウエハステージ210上に載置すべく、図3(C)に矢印で示すように上下テーブル220を下降させる。
この時のロードアーム310、未露光ウエハ510及び上下テーブル220の相対的な位置関係を、露光装置10の上側(Z軸方向−Z方向から)見た状態を図6に示す。
本実施形態のウエハローダ系300においては、図3(C)及び図6に示すように、ロードアーム310が、上下テーブル220に載置されている未露光ウエハ510と干渉しない位置P2(なおこの位置P2は、図9(C)や図12で説明した位置P2と同じ位置である)、すなわち水平方向にその位置が重ならない位置P2まで達したら、図9(C)で説明したようなロードアーム310の一旦停止を介することなく、図3(C)に矢印で示すように上下テーブル220の下降を開始する。
その後上下テーブル220は、ウエハステージ210のステージ面の位置まで下降を続け、図3(D)に示すように未露光ウエハ510をウエハステージ210上に載置する。
一方、ロードアーム310は、位置P2を通過して更に移動を続け、次の新たな未露光ウエハ510の受け取り位置P6にて停止する。
ウエハステージ210の上部空間のウエハ受け渡し位置P1から、ロボット303からの新たな未露光ウエハ510の受け取り位置P6までのロードアーム310の移動状態を、図7に示す。
図7は、ロードアーム310の移動期間中における移動速度を示す図である。
図7に示すように、ロードアーム310は、位置P1から位置P6までの区間を、途中停止せずに(位置P2でも停止せずに)一定の速度で移動する。
なお、ロードアーム310が位置P2を通過したことは、ウエハローダ系300に備わる図示せぬセンサにより検出される。
本実施形態の露光装置10においては、以上のような動作により、ウエハローダ系300によるウエハステージ210上のウエハ500の交換が行なわれる。
このように、本実施形態の露光装置10のウエハローダ系300においては、ロードアーム310及びアンロードアーム320により露光装置本体200のウエハステージ210上のウエハ500を交換する場合に、ロードアーム310によってウエハステージ210の上部空間に搬入された未露光ウエハ510を受け取るための上下テーブル220の上昇動作を、アンロードアーム320に受け渡した露光済ウエハ520が未露光ウエハ510と干渉しない位置(退避しきった位置、すなわち搬出完了位置P4)まで搬送される(図9(A)参照)のを待つこと無く、露光済ウエハ520が上下テーブル220の上下動作と機械的に干渉しない位置(所定の退避中途位置P3)まで搬送された時点(図3(A)参照)で、直ちに開始している。すなわち、上下テーブル220の上昇動作のタイミングを早めている。
従って、その早めた時間だけ早く未露光ウエハ510を受け取り、これをウエハステージ210上に載置することができる。すなわち、その早めた時間だけ、ウエハ交換時間を短縮することができる。
また、その上下テーブル220の上昇動作を開始するためのタイミングを検出する際に、露光済ウエハ520を載置して退避するアンロードアーム320を一旦停止して位置決めを行ない位置確認(退避確認)を行なう(図11参照)のではなく、単に退避移動中のアンロードアーム320がその検出位置(所定の退避中途位置P2)を通過したことを検出(図5参照)するのみで位置確認を行ない、上下テーブル220の上昇動作を開始するためのトリガとしている。(アンロードアーム320の一旦停止は行っていない)
従って、アンロードアーム320を停止させるためにアンロードアーム320の移動速度を減速する期間、そしてアーム320を停止する期間、そして再度アーム320を加速して一定速度に到達させるまでの期間という、従来余分に要していた時間が不要となり、その時間だけ早く上下テーブル220を上昇させて未露光ウエハ510を受け取り、これをウエハステージ210上に載置することができる。すなわち、更にこの時間だけ、ウエハ交換時間を短縮することができる。
また、本実施形態のウエハローダ系300においては、ロードアーム310から受け取った未露光ウエハ510をウエハステージ210に載置するための上下テーブル220の下降動作は、未露光ウエハ510を上下テーブル220に受け渡したロードアーム310が、上下テーブル220に載置されている未露光ウエハ510と機械的に干渉しない位置(図3(C)及び図6に示す位置P2)まで搬送された時点で開始するが、この時、その上下テーブル220の下降動作を開始するためのタイミングは、ロードアーム310を一旦停止して位置決めを行ない位置確認を行なって(図13参照)トリガとするのではなく、単に退避移動中のロードアーム310がその位置を通過したことを検出するのみで位置確認を行ない(図7参照)、これをトリガとしている。
従って、ロードアーム310を停止させて位置決めするために、減速、停止、加速期間という従来余分に要していた時間が不要となり、その時間だけ早く上下テーブル220を下降させて未露光ウエハ510を上下テーブル220に載置することができる。すなわち、更にこの時間だけ、ウエハ交換時間を短縮することができる。
また、本実施形態の露光装置10においては、前述したように、処理中のロットの各基板のID、位置、搬送状態、処理状態あるいは露光状態等の情報を、逐次、露光装置10内の図示せぬ制御部(メモリ)に記憶している。従って、何らかのエラー等により装置が停止した場合、電源が落ちた場合、リセットされた場合等においても、装置が復旧した際に迅速且つ最善の状態でリカバリーを行なうことができる。
なお、本実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって本発明を何ら限定するものではない。本実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含み、また任意好適な種々の改変が可能である。
例えば、図1に示した露光装置10の構成であって、ロードアーム310、アンロードアーム320、ウエハステージ210及び上下テーブル220以外の各部の構成は、何ら図1に示した構成に限定されるものではなく、任意の構成で良い。
また、本実施形態においては、ウエハを搬送する露光装置のウエハローダ系に本発明を適用した場合を例示して本発明を説明したが、同様の機構により任意の物体を搬送する任意の装置に対して、本発明は適用可能である。
図1は、本発明の一実施形態の露光装置の構成を示す図である。 図2は、図1に示した露光装置のウエハローダ系におけるウエハ交換動作を説明するための第1の図である。 図3は、図1に示した露光装置のウエハローダ系におけるウエハ交換動作を説明するための第2の図である。 図4は、図3(A)に示す上下テーブルの上昇を開始する時点における、各構成部の相対的位置関係を平面上側方向から見た状態を示す図である。 図5は、図1に示した露光装置のウエハローダ系におけるアンロードアームの退避動作に関して、時間と速度の関係を示す図である。 図6は、図3(C)に示す上下テーブルの下降を開始する時点における、各構成部の相対的位置関係を平面上側方向から見た状態を示す図である。 図7は、図1に示した露光装置のウエハローダ系におけるロードアームの退避動作に関して、時間と速度の関係を示す図である。 図8は、従来のウエハローダ系におけるウエハ交換動作を説明するための第1の図である。 図9は、従来のウエハローダ系におけるウエハ交換動作を説明するための第2の図である。 図10は、図9(A)に示す上下テーブルの上昇を開始する時点における、各構成部の相対的位置関係を平面上側方向から見た状態を示す図である。 図11は、従来のウエハローダ系におけるアンロードアームの退避動作に関して、時間と速度の関係を示す図である。 図12は、図9(C)に示す上下テーブルの下降を開始する時点における、各構成部の相対的位置関係を平面上側方向から見た状態を示す図である。 図13は、従来のウエハローダ系におけるロードアームの退避動作に関して、時間と速度の関係を示す図である。
符号の説明
10…露光装置
100…チャンバ
101…露光室
102…ローダ室
103…仕切り壁
200…露光装置本体
210…ウエハステージ
220…上下テーブル
300…ウエハローダ系
301…Xガイド
302…Yガイド
303…ロボット
304,305…キャリア台
306…ターンテーブル
307…ウエハ受け渡し台
310…ロードアーム(搬入アーム)
320…アンロードアーム(搬出アーム))
500…ウエハ
510…未露光ウエハ
520…露光済ウエハ

Claims (13)

  1. 物体が載置される載置面を備えたステージと、
    前記ステージ上の前記載置面から搬出すべき物体を、前記ステージ上部の空間から該ステージ上部の空間外部の搬出完了位置へ搬出する搬出アームと、
    前記載置面に対して垂直な方向に移動可能なテーブルであって、前記載置面に載置された搬出対象の物体を該載置面から前記空間内へ持ち上げて前記搬出アームに受け渡す可動テーブルと、を有する搬送装置であって、
    前記搬出アームが前記物体の前記搬出完了位置への搬出動作を完了する前における、該搬出アームによる該物体の搬出状態を示す情報に基づいて、前記可動テーブルの前記垂直方向への移動を開始する制御手段を有することを特徴とする搬送装置。
  2. 物体が載置される載置面を備えたステージと、
    前記ステージ上の前記載置面上に載置すべき物体を、前記ステージ上部の空間内に搬入する搬入アームと、
    前記載置面に対して垂直な方向に移動可能なテーブルであって、前記搬入アームにより前記空間内に搬送された物体を受け取って前記載置面に載置する可動テーブルと、を有する搬送装置であって、
    前記物体を前記可動テーブルに受け渡した後の前記搬入アームが、前記空間内から退避完了位置へ退避した状態を示す情報に基づいて、前記搬入アームの駆動を停止することなく前記可動テーブルの前記垂直方向への移動を開始する制御手段を有することを特徴とする搬送装置。
  3. 物体が載置されるステージと、
    前記ステージ上に設けられた載置面上に載置すべき物体を、前記ステージ上部の第1空間内に搬送する搬入アームと、
    前記ステージから搬出すべき物体を、前記ステージ上部の空間であって、前記第1空間よりも前記ステージ側の第2空間内から該第2空間外部の搬出完了位置へ搬出する搬出アームと、
    前記載置面に対して垂直な方向に移動可能なテーブルであって、前記載置面に載置された搬出対象の第1物体を該載置面から前記第2空間内へ持ち上げて前記搬出アームに受け渡すと共に、前記搬入アームにより前記第1空間内に搬送された第2物体を受け取って該載置面に載置する可動テーブルと、を有する搬送装置であって、
    前記搬出アームが前記第1物体の前記搬出完了位置への搬出動作を完了する前における該搬出アームによる該第1物体の搬出状態を示す情報に基づいて、あるいは、前記物体を前記可動テーブルに受け渡した後の前記搬入アームが、前記第1空間内から退避完了位置へ退避する動作を完了する前における該搬入アームの該退避状態を示す情報に基づいて、前記搬出アームあるいは前記搬入アームの駆動の停止を伴わずに前記可動テーブルの前記垂直方向への移動を開始する制御手段を有することを特徴とする搬送装置。
  4. 前記制御手段は、前記搬出アームに載置され搬出途中にある前記第1物体が前記可動テーブルと機械的に干渉しない位置に移動したことを示す情報に基づいて、前記搬入アーム上に載置されている前記第2物体を受け取るために、前記可動テーブルを前記垂直方向に沿って上昇動作せしめることを特徴とする請求項3に記載の搬送装置。
  5. 前記制御手段は、前記搬入アームが前記可動テーブルに載置された前記第2物体と機械的に干渉しない位置に移動したことを示す情報に基づいて、前記第2物体を前記載置面上に載置せしめるために、前記可動テーブルを前記垂直方向に沿って下降動作せしめることを特徴とする請求項3又は4に記載の搬送装置。
  6. 前記搬出アーム上に載置された前記物体が前記可動テーブルの前記垂直方向の移動と干渉しない位置を通過したことを検出するセンサを更に有し、
    前記制御手段は、前記センサの出力に基づいて前記可動テーブルの移動を制御することを特徴とする請求項1又は3〜5の何れか一項に記載の搬送装置。
  7. 前記搬出アームは、前記搬出完了位置への移動を行なう際に、少なくとも前記センサによる前記位置の通過が検出されるまでは、停止せずに連続して移動することを特徴とする請求項6に記載の搬送装置。
  8. 前記搬入アームが、前記可動テーブルが前記垂直方向に移動した時に該可動テーブル上に載置された物体と干渉しない位置を通過したことを検出するセンサを更に有し、
    前記制御手段は、前記センサの出力に基づいて前記可動テーブルの移動を制御することを特徴とする請求項2又は3〜5の何れか一項に記載の搬送装置。
  9. 前記搬入アームは、前記退避完了位置への移動を行なう際に、少なくとも前記センサによる前記位置の通過が検出されるまでは、停止せずに連続して移動することを特徴とする請求項8に記載の搬送装置。
  10. ステージ上の載置面上に載置されている第1物体を載置面上から搬出し、且つ該載置面上に第2物体を搬入する搬送方法であって、
    前記第2物体を、搬入アームにより、前記ステージ上部の第1空間内に搬送する第1工程と、
    前記載置面に対して垂直な方向に移動可能なテーブルにより、前記第1物体を、前記ステージ上部の空間であって、前記第1空間よりも前記ステージ側の第2空間内に移動せしめる第2工程と、
    前記第2空間内に存在していた前記第1物体を、搬出アームにより、該第2空間外部の所定の搬出完了位置へ向けて搬出している途中において、前記可動テーブルを前記第1空間内に向けて移動開始せしめる第3工程と、
    前記第1空間内において、前記第2物体を、前記搬送アームから前記可動テーブルに受け渡す第4工程と、
    前記第4工程後に、前記搬入アームが、前記第1空間内から該第1空間外部の所定位置に向けて移動している途中において、該搬入アームの該移動の停止を介することなく前記可動テーブルが前記載置面に向けて移動開始せしめる第5工程と、を含むことを特徴とする搬送方法。
  11. 前記第3工程では、前記搬出アームが受け取った前記第1物体が、前記可動テーブルの前記垂直方向への移動と干渉しない位置を通過したことが検出されたら、前記可動テーブルの前記移動を開始せしめることを特徴とする請求項10に記載の搬送方法。
  12. 前記第5工程では、前記搬入アームが、前記可動テーブル上に載置された前記第2物体の前記垂直方向への移動と干渉しない位置を通過したことが検出されたら、前記可動テーブルの前記移動を開始せしめることを特徴とする請求項10又は11に記載の搬送方法。
  13. マスクに形成されたパターンの像を、投影光学系を介して基板に転写する露光装置であって、前記マスク及び前記基板の少なくとも一方をステージに搬送する搬送装置として、請求項1〜9の何れか一項に記載の搬送装置を有することを特徴とする露光装置。
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