JP2006060606A - 反転増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低電圧で安定した増幅作用を行い得る反転増幅器を提供すること。
【解決手段】 CMOS型回路のPチャンネルMOSトランジスタ1のソースSp・ゲートGp間にゲートバイアス発生手段としてのバイアス電源5をバイアス抵抗Rbを介して接続し、このときのバイアス電源5を、(VTP+αp(≧βp))≦電源電圧VDDの直流電圧源とした。
ここで、VTPは、PチャンネルMOSトランジスタ1の閾値電圧、αpは、PチャンネルMOSトランジスタ1の動作電圧、βpはPチャンネルMOSトランジスタ1のゲートGp・ソースSp間にバイアス電圧(VTP+αp)が印加されているときにドレン電流Idpが飽和するのに必要なドレン電圧である。
【選択図】 図1

Description

本発明は反転増幅器に関し、特にCMOS型回路の交流反転増幅器に適用して有用なものである。
図7は従来技術に係るCMOS型回路の反転増幅器を示す回路図である。同図に示すように、PチャンネルMOSトランジスタ1とNチャンネルMOSトランジスタ2とは直列に接続してあり、両者のゲートGp、Gnに入力端子3が、また両者のドレンDp、Dnの間に出力端子4がそれぞれ接続してある。帰還抵抗Rfが入力端子3と出力端子4との間に接続されて、セルフバイアス回路を構成している。
図8は、図7に示す反転増幅器の入力電圧と、そのPチャンネルMOSトランジスタ1及びNチャンネルMOSトランジスタ2のドレン電流Idp、Idnとの関係を示す特性図である。同図において、VTP、αp、Idp(実線)は、順にPチャンネルMOSトランジスタ1の閾値電圧、反転増幅器の動作点でのPチャンネルMOSトランジスタ1のゲート・ソース間電圧とVTPの電圧差、ドレン電流をそれぞれ示している。また、VTN、αn、Idn(一点鎖線)は、順にNチャンネルMOSトランジスタ2の閾値電圧、反転増幅器の動作点でのNチャンネルMOSトランジスタ2のゲート・ソース間電圧とVTNの電圧差、ドレン電流をそれぞれ示している。
上記反転増幅器は、ドレン電流Idp、Idnの交点を動作点として入力端子3に入力する信号を増幅し、出力端子4を介して取り出すようになっている。反転増幅器が所望の増幅動作をする上で必要なαp及びαnの最小値をそれぞれ0.2Vとすると、電源電圧VDDの最低電圧、すなわち最低動作電圧VDDminは、
VDD=VTN+αn+VTP+αp
より、
VDDmin=VTN+0.2+VTP+0.2(V)
である。
本発明に関連する公知技術としては、次の特許文献を挙げることができる。
特開平5-145341号公報
近年、例えば水晶発振器に適用する反転増幅器において、その増幅特性を損なうことなくその最低動作電圧を低減させたいとの要望がでてきている。具体的には、最低動作電圧VDDminが1.0V以下の反転増幅器の出現が待望されている。
上記従来技術の反転増幅器において、最低動作電圧VDDminを低減するには、PチャンネルMOSトランジスタ1の閾値電圧VTP及びNチャンネルMOSトランジスタ2の閾値電圧VTNをともに低減する必要があった。
通常使用されているn型ポリシリコンをゲート電極材料としたCMOSトランジスタにおいて、PチャンネルMOSトランジスタの閾値電圧VTPが0.4V以下になると、急激にPチャンネルMOSトランジスタのオフリークが増大する。一般に、低電圧動作を要求されるICにおいては、消費電流に対する要求も厳しく、オフリーク電流の大きい素子の使用は敬遠される。一方、NチャンネルMOSトランジスタの閾値電圧VTNは0.35V程度まで低減可能である。
そこで、閾値電圧VTPが0.4VのPチャンネルMOSトランジスタ1を使用できたとして、NチャンネルMOSトランジスタ2の閾値電圧VTN=0.35Vとし、αp=αn=0.2Vとすると当該反転増幅器の最低動作電圧VDDminは、
VDDmin=0.4+0.2+0.35+0.2=1.15(V)
となり、これでもなお、最低動作電圧VDDminを1.0V以下とすることはできない。
CMOSトランジスタのPチャンネルMOSトランジスタのゲートをP形のポリシリコンで、NチャンネルMOSトランジスタのゲートをN形のポリシリコンで形成するデュアルゲート技術を適用した場合、閾値電圧VTPを0.35程度まで低減することはできる。しかし、この場合でも、なお当該反転増幅器の最低動作電圧VDDminを1.0V以下にすることは困難である。
一方、最低動作電圧VDDminの1.0V以下を実現するには、αp、αnの値を0.1V程度まで低減すれば良いが、この場合にはCMOSトランジスタのサイズをかなり大きくしない限り、当該反転増幅器に必要な電流駆動能力を確保することが困難になるばかりでなく、ICプロセスのバラツキを考慮すると製造マージンが小さく、安定生産は望めないという問題がある。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、反転増幅器を構成するMOSトランジスタの閾値電圧を限界まで下げることなく、低電圧でかつ安定した増幅特性を有する反転増幅器を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の構成は、次の点を特徴とする。
1) 直列接続したPチャンネルMOSトランジスタとNチャンネルMOSトランジスタとを有するCMOS型回路の反転増幅器において、
NチャンネルMOSトランジスタとPチャンネルMOSトランジスタのゲートをキャパシタを介して接続して、NチャンネルMOSトランジスタのゲートとPチャンネルMOSトランジスタのゲートにそれぞれ独立にバイアス電圧を印加できる構成とし、前記PチャンネルMOSトランジスタあるいは前記NチャンネルMOSトランジスタのどちらか一方のMOSトランジスタにおいて当該MOSトランジスタのゲートとドレンを帰還抵抗を介して接続し、前記PチャンネルMOSトランジスタあるいは前記NチャンネルMOSトランジスタのどちらか一方のゲートあるいは双方のゲートを入力端子としたこと。
2) 上記1)に記載する反転増幅器において、
バイアス電圧をバイアス抵抗を介して前記PチャンネルMOSトランジスタのゲートに印加し、前記NチャンネルMOSトランジスタのゲートとドレンを帰還抵抗を介して接続したこと。
3) 上記2)に記載する反転増幅器において、
前記PチャンネルMOSトランジスタのゲートのバイアス電圧としてPチャンネルMOSトランジスタの閾値電圧VTPより0.1V〜0.3V程度大きい電圧を印加したこと。
4) 上記3)に記載する反転増幅器において、
前記バイアス電圧がPチャンネルMOSトランジスタと定電流源との組み合わせで作られていること。
5) 上記2)に記載する反転増幅器において、
PチャンネルMOSトランジスタのゲートのバイアス電圧として反転増幅器の電源電圧VDDを用いたことを特徴とする反転増幅器。
6) 上記1)に記載する反転増幅器において、
バイアス電圧が第一の抵抗を介して前記NチャンネルMOSトランジスタのゲートに印加され、前記PチャンネルMOSトランジスタのゲートとドレンが第二の抵抗を介して接続されていること。
7) 上記6)に記載する反転増幅器において、
前記NチャンネルMOSトランジスタのゲートバイアス電圧としてNチャンネルMOSトランジスタの閾値電圧VTNより0.1V〜0.3V程度大きい電圧を用いたこと。
8) 上記7)に記載する反転増幅器において、
前記バイアス電圧がNチャンネルMOSトランジスタと定電流源との組み合わせで作られていること。
9) 上記6)に記載する反転増幅器において、
NチャンネルMOSトランジスタのゲートバイアス電圧として反転増幅器の電源電圧VDDを用いたこと。
10) 上記2)〜9)に記載する反転増幅器において、
反転増幅器の電源電圧VDDを定電圧源から得るようにしたこと。
11) 上記4)〜9)に記載する反転増幅器において、
前記バイアス抵抗及び前記帰還抵抗の一部あるいは全てを、ソースとドレンを端子とするMOSトランジスタで置き換えたこと。
上述の如き本発明によれば、CMOS型反転増幅器を構成するMOSトランジスタの閾値電圧を下げることなく、低電圧動作の反転増幅器を容易に実現することができる。また、これら閾値電圧を多少低減することで、数十MHzの発振周波数で1V以下の電圧で動作して、且つ低消費電流の水晶発振器を作ることもできる。また、動作電圧の低減効果を利用すると、水晶発振回路において、この水晶発振回路の電源電圧にほぼ比例する励振電流を容易に低減することも可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。なお、図7と同一部分乃至各実施の形態において同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係る反転増幅器を示す回路図である。同図に示すように、本形態に係る反転増幅器は、そのPチャンネルMOSトランジスタ1のゲートGp・電源VDD間にゲートバイアス発生手段としてのバイアス電源5がバイアス抵抗Rbを介して接続してある。バイアス電源5は、PチャンネルMOSトランジスタ1の閾値電圧VTPよりも0.1V〜0.3V程度大きく電源電圧VDDよりも低い電圧の直流電圧源である。以下このバイアス電圧をVTP+αpと表す。
当該反転増幅器において、ゲートGpとゲートGnの間にキャパシタCgが挿入され、それぞれのゲートに別々のバイアス電圧を与えることができる構成になっている。また、NチャンネルMOSトランジスタ2側の構成は図7に示す従来技術に係る反転増幅器と同様、NチャンネルMOSトランジスタ2のゲートとドレンは帰還抵抗Rfを介して接続されている。
入力信号は入力端子3−1、3−2の双方に供給してもよいが、何れか一方への供給でもよい。双方の入力端子に信号を入力する場合には、キャパシタCgは省略可能である。何れか一方の入力端子に信号を入力する場合、その入力信号を減衰させないように他方の入力端子に伝達するには、キャパシタCg、バイアス抵抗Rb、帰還抵抗Rfの値を以下の条件を満たすように設定する必要がある。
1)バイアス抵抗Rbの値を、1/ωCg(Cgはキャパシタの値)よりも十分大きな値にすること。
2)帰還抵抗Rfの値が、A/ωCgよりも十分大きな値にすること。ここでAは当該反転増幅器のゲインである。
図2は、本形態に係る反転増幅器の入力電圧と、そのPMOSトランジスタ1及びNMOSトランジスタ2のドレン電流Idp、Idnとの関係を示す特性図である。同図に示すように、PMOSトランジスタ1はゲートGpにVTP+αpのバイアス電圧が印加されたことで、所定のドレン電流を流すことができるようになる。この時、電源電圧VDDがNMOSトランジスタ2の閾値電圧より大きければ、PチャンネルMOSトランジスタ1からの電流がセルフバイアス構成のNチャンネルMOSトランジスタ2を通して流れる。
従来技術の反転増幅器は、DC動作点においてにPチャンネルMOSトランジスタ1およびNチャンネルMOSトランジスタ2は、ともにその飽和領域で動作している。したがって、本形態に係る反転増幅器にあっても、従来技術の反転増幅器と同レベルの増幅率を有するためには、PチャンネルMOSトランジスタ1およびNチャンネルMOSトランジスタ2が、ともに飽和領域で動作している必要がある。ゲート・ソース間電圧とドレン・ソース間電圧が同じで、閾値電圧VTNが正であるNチャンネルMOSトランジスタ2は、常に飽和領域で動作する。一方、PチャンネルMOSトランジスタ1が飽和領域で動作するためには、図3に示すように、PチャンネルMOSトランジスタ1のドレン・ソース間電圧VDSPがβpより大きくなければならない。ここでβpはPチャンネルMOSトランジスタ1のゲート・ソース間にバイアス電圧(VTP+αp)が印加されている時にドレン電流Idpが飽和するのに必要なドレン電圧であり、一般にβp≦αpの関係が成り立っている。PチャンネルMOSトランジスタ1に飽和ドレン電流Idpsが流れているときに、NチャンネルMOSトランジスタ2のドレン・ソース間にかかる電圧を(VTN+αn)と表すと、PチャンネルMOSトランジスタ1のドレン・ソース間電圧VDSPは
VDSP=VDD−(VTN+αn)
となり、反転増幅器に十分な増幅動作をおこなわせる電源電圧VDDは、
VDSP≧βpより
VDD≧VTN+αn+βp
となる。
最低動作電圧VDDminは、(VTP+αp)と(VTN+αn+βp)の両者のうち、何れか大きい方の値で規定される。すなわち、最低動作電圧VDDmin=MAX(VTP+αp、VTN+αn+βp)となる。通常のCMOSにおいては、VTPとVTNはほぼ等しいため、最低動作電圧VDDmin=VTN+αn+βpとなる。ここでβp≦αpの関係を念頭に置き、本形態の反転増幅器の最低動作電圧と従来技術の反転増幅器の最低動作電圧を比較すると、本形態における最低動作電圧は、少なくともPチャンネルMOSトランジスタ1の閾値電圧VTPに相当する電圧分を低減できることがわかる。
ここで、本形態に係る反転増幅器における最低動作電圧の具体例を示しておく。VTP=0.5V、VTN=0.5V、αp=αn=βp=0.2Vの場合、最低動作電圧VDDminは、
VDDmin=MAX(0.5+0.2、0.5+0.2+0.2)
=0.9(V)
となり、VTP及びVTNに限界値を使用することなく、1V以下の最低動作電圧VDDminを実現できる。
<実施の形態2>
図4は本発明の実施の形態2に係る反転増幅器を示す回路図である。同図に示すように、本形態に係る反転増幅器では、前記実施の形態1におけるゲートバイアス用の電源5を省略し、バイアス電圧として反転増幅器の電源電圧VDDを用いている。
ここで、βp=αp(=VDD−VTP)とすると、当該反転増幅器の動作点でPチャンネルMOSトランジスタ1及びNチャンネルMOSトランジスタ2がともに飽和領域で動作するためには、VDD≧VTN+αn+VDD−VTP、すなわちVTP≧VTN+αnとなるように各閾値電圧VTP、VTNを設定できればよい。この様な閾値電圧VTP、VTNの設定は容易になし得る。
従って、本形態に係る反転増幅器では、VTP≧VTN+αnの条件さえ充足すれば、バイアス電源5を省略した構成であっても実施の形態1と同じ低電圧動作を実現し得る。
<実施の形態3>
図5は本発明の実施の形態3に係る反転増幅器を示す回路図である。同図に示すように、本形態に係る反転増幅器では、PチャンネルMOSトランジスタ1のゲートバイアス発生手段を定電流源6とPチャンネルMOSトランジスタ7とで形成している。
上記ゲートバイアス発生手段においては、PチャンネルMOSトランジスタ7の閾値電圧VTPにある一定の電圧αpを上乗せした電圧(VTP+αp)を作ることができ、その電圧は電源電圧に依存しない特性を有する。実施の形態1と等価の回路を実現している。
本形態1〜3に係る反転増幅器では、電源電圧VDDの変動が動作点の変動となって顕在化し、動作点が変動した場合には、例えば水晶発振器の増幅器として用いた場合、発振周波数の変動を生起してしまう。そこで、電源電圧VDDを供給する電源としては定電圧電源を用いるのが望ましい。
上記定電流源6は、ゲートにバイアス電圧をかけたNMOSトランジスタなどで実現できるが、抵抗で代替することもできる。
図6は図5に示す反転増幅器を適用した水晶発振器を示す回路図である。同図に示すように、この水晶発振器8は、前記反転増幅器で増幅した発振信号により水晶振動子8aを振動させて、所定の発振周波数の信号を出力端子4より取り出すようになっている。この際、反転増幅器の低電圧動作を実現しており、結果として当該水晶発振器8の励振電流の低減も実現し得るものとなる。
本発明は水晶発振器等の電子機器の電源を製造、販売する産業分野で利用することができる。
本発明の実施の形態1に係る反転増幅器を示す回路図である。 図1に示す反転増幅器の入力電圧と、そのPMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタのドレン電流Idp、Idnとの関係を示す特性図である。 図1に示す反転増幅器の出力電圧Voutと、そのPMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタのドレン電流Idp、Idnとの関係を示す特性図である。 本発明の実施の形態2に係る反転増幅器を示す回路図である。 本発明の実施の形態3に係る反転増幅器を示す回路図である。 図5に示す反転増幅器を水晶発振器に適用した状態で示す回路図である。 従来技術に係るCMOS型回路の反転増幅器を示す回路である。 図7に示す反転増幅器の入力電圧と、そのPMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタのドレン電流Idp、Idnとの関係を示す特性図である。
符号の説明
1、7 PチャンネルMOSトランジスタ
2 NチャンネルMOSトランジスタ
3 入力端子
4 出力端子
5 バイアス電源
6 定電流源
8 水晶発振器
8a 水晶振動子
Rf 帰還抵抗
Rb バイアス抵抗
VDD 電源電圧
VDDmin 最低動作電圧

Claims (12)

  1. 直列接続したPチャンネルMOSトランジスタとNチャンネルMOSトランジスタとを有するCMOS型回路の反転増幅器において、
    NチャンネルMOSトランジスタとPチャンネルMOSトランジスタのゲートをキャパシタを介して接続し、前記PチャンネルMOSトランジスタあるいは前記NチャンネルMOSトランジスタのどちらか一方のMOSトランジスタのゲートとドレンを帰還抵抗を介して接続するとともに、他方のMOSトランジスタのゲートにバイアス電圧を印加する一方、
    前記PチャンネルMOSトランジスタあるいは前記NチャンネルMOSトランジスタのどちらか一方のゲートあるいは双方のゲートを入力端子としたことを特徴とする反転増幅器。
  2. 請求項1に記載する反転増幅器において、
    バイアス電圧をバイアス抵抗を介して前記PチャンネルMOSトランジスタのゲートに印加し、前記NチャンネルMOSトランジスタのゲートとドレンを帰還抵抗を介して接続したことを特徴とする反転増幅器。
  3. 請求項2に記載する反転増幅器において、
    前記PチャンネルMOSトランジスタのゲートのバイアス電圧としてPチャンネルMOSトランジスタの閾値電圧VTPより0.1V〜0.3V程度大きい電圧を印加したことを特徴とする反転増幅器。
  4. 請求項3に記載する反転増幅器において、
    前記バイアス電圧がPチャンネルMOSトランジスタと定電流源との組み合わせで作られていることを特徴とする反転増幅器。
  5. 請求項2に記載する反転増幅器において、
    PチャンネルMOSトランジスタのゲートのバイアス電圧として反転増幅器の電源電圧VDDを用いたことを特徴とする反転増幅器。
  6. 請求項1に記載する反転増幅器において、
    バイアス電圧がバイアス抵抗を介して前記NチャンネルMOSトランジスタのゲートに印加され、前記PチャンネルMOSトランジスタのゲートとドレンが帰還抵抗を介して接続されていることを特徴とする反転増幅器。
  7. 請求項6に記載する反転増幅器において、
    前記NチャンネルMOSトランジスタのゲートバイアス電圧としてNチャンネルMOSトランジスタの閾値電圧VTNより0.1V〜0.3V程度大きい電圧を用いたことを特徴とする反転増幅器。
  8. 請求項7に記載する反転増幅器において、
    前記バイアス電圧がNチャンネルMOSトランジスタと定電流源との組み合わせで作られていることを特徴とする反転増幅器。
  9. 請求項6に記載する反転増幅器において、
    NチャンネルMOSトランジスタのゲートバイアス電圧として反転増幅器の電源電圧VDDを用いたことを特徴とする反転増幅器。
  10. 請求項2〜請求項9に記載する反転増幅器において、
    反転増幅器の電源電圧VDDを定電圧源から得るようにしたことを特徴とする反転増幅器。
  11. 請求項4及び請求項9に記載する反転増幅器において、
    定電流源の代わりに抵抗を用いたことを特徴とする反転増幅器。
  12. 請求項1〜請求項10に記載する反転増幅器において、
    前記バイアス抵抗及び前記帰還抵抗の一部あるいは全てを、ソースとドレンを端子とするMOSトランジスタで置き換えたことを特徴とする反転増幅器。
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