JP2006059654A - 端子の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コネクタハウジングの上段の取付孔に取り付けられる第1ターミナルと、下段の取付孔に取り付けられる第2ターミナルと、を備えた端子が製品となる前段階において、各ターミナルの素材を共通化することができる端子の製造方法を得る。
【解決手段】 まず、上段ターミナル22の端子部24及び下段ターミナル28の端子部30に対応する形状の薄肉板状端子部と、上段ターミナル22の脚部26又は下段ターミナル28の脚部32に対応する薄肉板状脚部とから成る薄肉板状体を、金型を用いて形成する。次いで、薄肉板状脚部を板厚方向一方側に曲げて、上段ターミナル22を形成する。また、薄肉板状脚部を板厚方向他方側に曲げて、下段ターミナル28を形成する。このように、薄肉板状脚部の曲げ方向を変更することで、上段ターミナル22を形成することができ、また下段ターミナル28を形成することもできる。
【選択図】 図1
【解決手段】 まず、上段ターミナル22の端子部24及び下段ターミナル28の端子部30に対応する形状の薄肉板状端子部と、上段ターミナル22の脚部26又は下段ターミナル28の脚部32に対応する薄肉板状脚部とから成る薄肉板状体を、金型を用いて形成する。次いで、薄肉板状脚部を板厚方向一方側に曲げて、上段ターミナル22を形成する。また、薄肉板状脚部を板厚方向他方側に曲げて、下段ターミナル28を形成する。このように、薄肉板状脚部の曲げ方向を変更することで、上段ターミナル22を形成することができ、また下段ターミナル28を形成することもできる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、コネクタを構成するコネクタハウジングに適用され、コネクタハウジングへの取付け状態で当該コネクタハウジングから突出し基板にはんだ付けされる端子の製造方法に関する。
電子装置や電子回路の基板上には、例えば表面実装コネクタ(以下、SMTコネクタともいう)等が、はんだ付けによって実装されている。
ここで、SMTコネクタには、例えば略矩形箱状に形成されたコネクタハウジングと、コネクタハウジングの側方に設けられた上下2段の取付孔に挿入されて取り付けられた下段ターミナル(群)及び上段ターミナル(群)とを備えたものがあり、下段ターミナル及び上段ターミナルは、コネクタハウジングの取付孔に取り付けられた状態では、コネクタハウジングの側方から外部に突出しており、それぞれ下方(基板側)に折り曲げられると共に、先端部が基板上面に沿って折り曲げられている。下段ターミナルの先端部はコネクタハウジングから離間して位置しており、また上段ターミナルの先端部は下段ターミナルの先端部に対しコネクタハウジングとは反対側に離間して位置している。
ここで、各ターミナルの先端部の基端側折曲げ部には、はんだフィレットが形成されており、その形状がはんだ付け強度を左右する。また、この実装状態では、各ターミナル間にはんだブリッジが発生していないことが要求される。
このため、はんだフィレットが適正に形成されているか否か、そしてはんだブリッジがない状態で各ターミナルが実装されているか否かを目視又は画像処理等を利用した検査装置によって確認すること(外観検査)が行われる。
しかしながら、このようなSMTコネクタでは、上段ターミナル及び下段ターミナルの各先端部がコネクタハウジングに対し外向きに設けられており、しかもはんだフィレットが上段ターミナル及び下段ターミナルの裏側に隠れるように形成されている。このため、複数の下段ターミナル、上段ターミナルが並列して設けられた構成では、外観検査を行い難い場合があった。特に、上段ターミナルよりもコネクタハウジング側に位置する下段ターミナルのはんだフィレットについては、この上段ターミナルによっても隠されるように位置するため、外観検査がより一層困難なものとなると共に、仮に外観検査ができたとしてもはんだブリッジが形成されていた場合には、はんだブリッジの除去作業ができなかった。
そこで、上段ターミナルのコネクタハウジングから外部へ露出された部分の幅方向中心位置を前記上段ターミナルの雌端子嵌合部の幅方向中心位置から所定量(例えば、配列ピッチの4分の1)だけ幅方向一方に変位させると共に、下段ターミナルのコネクタハウジングから外部へ露出された部分の幅方向中心位置を前記下段ターミナルの雌端子嵌合部の幅方向中心位置から所定量(例えば、配列ピッチの4分の1)だけ幅方向他方に変位させ、下段ターミナルの先端部と上段ターミナルの先端部とが交互に一列に配列するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1記載の発明では、下段ターミナルには下段ターミナル専用品、そして上段ターミナルには上段ターミナル専用品を用いなければならなかった。このため、これらのターミナルを作製するには、下段ターミナルと上段ターミナルとでそれぞれ別個の金型が必要とされる、という欠点があった。
特開2001−110491
本発明は、上記問題点に鑑み、コネクタハウジングの上段の取付孔に取り付けられる第1ターミナルと、下段の取付孔に取り付けられる第2ターミナルと、を備えた端子が製品となる前段階において、各ターミナルの素材を共通化することができる端子の製造方法を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る端子の製造方法は、基板上に実装されたコネクタハウジングの上下2段の取付孔のうち上方の取付孔に取り付けられた第1端子部と、幅方向中心位置が前記第1端子部の幅方向中心位置から変位して前記第1端子部に連続し前記基板へ向けて屈曲して形成され先端部が前記基板に取り付けられた第1脚部と、を有する第1ターミナルと、前記下方の取付孔に取り付けられた第2端子部と、幅方向中心位置が前記第2端子部の幅方向中心位置から前記第1脚部とは反対側に変位して前記第2端子部に連続し前記基板へ向けて屈曲して形成され先端部が前記基板に取り付けられた第2脚部と、を有する第2ターミナルと、を備えた端子の製造方法において、前記第1ターミナルの第1端子部及び前記第2ターミナルの第2端子部に対応する形状の第1薄肉板状部と、前記第1ターミナルの第1脚部又は前記第2ターミナルの第2脚部に対応する第2薄肉板状部と、から成る薄肉板状体を形成し、前記薄肉板状体の第2薄肉板状部を板厚方向一方に曲げることで前記第1ターミナルを形成すると共に、前記薄肉板状体の第2薄肉板状部を前記板厚方向他方に曲げることで前記第2ターミナルを形成する、ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明に係る端子の製造方法では、まず、第1ターミナルの第1端子部及び第2ターミナルの第2端子部に対応する形状の第1薄肉板状部と、第1ターミナルの第1脚部又は第2ターミナルの第2脚部に対応する第2薄肉板状部とからなる薄肉板状体が形成される。
次いで、薄肉板状体の第2薄肉板状部が板厚方向の一方側に曲げられて、この曲げられた第2薄肉板状部が第1脚部とされると共に、第1薄肉板状部が第1端子部とされて、全体として第1ターミナルが形成される。一方、この薄肉板状体の第2薄肉板状部が板厚方向の他方側に曲げられると、この曲げられた第2薄肉板状部が第2脚部とされると共に、第1薄肉板状部が第2端子部とされて、全体として第2ターミナルが形成される。
すなわち、本請求項1に記載の端子の製造方法では、素材としての薄肉板状体の第2薄肉板状部の曲げ方向を変更することで、第1ターミナルを形成することができ、また第2ターミナルを形成することもできる。
従って、第1ターミナルと第2ターミナルとを製造するに際し、各ターミナルの素材(薄肉板状体)を共通化することができるので、薄肉板状体を形成するための金型を共用することができる。これにより、金型費を低減することができる。
請求項2に記載の発明に係る端子の製造方法は、請求項1に記載の発明において、前記薄肉板状体の第2薄肉板状部の板厚方向中心位置を前記薄肉板状体の第1薄肉板状部の板厚方向中心位置と一致させて前記薄肉板状体を形成し、前記第1ターミナルの第1脚部の板厚方向中心位置を前記第1端子部の板厚方向中心位置に一致させると共に、前記第2ターミナルの第2脚部の板厚方向中心位置を前記第2端子部の板厚方向中心位置に一致させた、ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明に係る端子の製造方法では、薄肉板状体の第2薄肉板状部は、その板厚方向の形状が薄肉板状体の第1薄肉板状部の板厚方向中心位置に対して対称に形成される。このため、薄肉板状体の第2薄肉板状部を板厚方向の一方側に曲げる作業と、この第2薄肉板状部を板厚方向の他方側に曲げる作業とでは、曲げ加工に要する負担を同程度にすることができる。
次いで、このような薄肉板状体を素材として、第1脚部の板厚方向中心位置が第1端子部の板厚方向中心位置と一致した第1ターミナルが製造されると共に、第2脚部の板厚方向中心位置が第2端子部の板厚方向中心位置と一致した第2ターミナルが製造される。
従って、本請求項2記載の端子の製造方法は、第1ターミナルと第2ターミナルとの製品精度を向上させることができ、好適である。
以上説明した如く本発明に係る端子の製造方法では、コネクタハウジングの上段の取付孔に取り付けられる第1ターミナルと、下段の取付孔に取り付けられる第2ターミナルと、を備えた端子が製品となる前段階において、各ターミナルの素材を共通化することができる。
本発明の実施の形態に係る表面実装コネクタ(以下、SMTコネクタともいう)10に適用される第1ターミナルとしての上段ターミナル22及び第2ターミナルとしての下段ターミナル28について、図1乃至図3に基づいて説明する。なお、説明の都合上、図1において矢印Aにて示す方向を前方、矢印Aと直交する矢印Bにて示す方向を右側方、矢印A及び矢印Bの双方と直交する矢印Cにて示す方向を上方ということとする。
図1(A)には、SMTコネクタ10と、このSMTコネクタ10が実装される基板(例えばスクリーン印刷等によってランドが印刷されたプリント基板)12との概略が、側断面図にて示されている。
SMTコネクタ10は、コネクタハウジングとしてのコネクタ本体14を備えている。コネクタ本体14は、例えば略矩形箱状に形成されており、基板12上に実装された状態でこの基板12に対して立設される背壁16を有している。この背壁16には、左右方向に沿って並列して配置された複数の上段ターミナル取付孔18と、左右方向に沿って並列して配置された複数の下段ターミナル取付孔20とが形成されている(図1(B)参照)。図1(A)及び(B)に示されるように、上段ターミナル取付孔18は、それぞれ下段ターミナル取付孔20の直上に形成されている。これらの上段ターミナル取付孔18及び下段ターミナル取付孔20は、互いに上下方向及び左右方向の各々に対称とされ後面視にて上下方向寸法よりも左右方向寸法が大きい横長の矩形状に形成されている(図1(B)参照)。
また、SMTコネクタ10は、左右方向に沿って並列して配置された複数の上段ターミナル22と、左右方向に沿って並列して配置された複数の下段ターミナル28とを備えている。図1(A)及び(B)に示されるように、上段ターミナル22は、それぞれ下段ターミナル28の直上に配置されている。
上段ターミナル22は、金属材(すなわち、導体)から作成されており、コネクタ本体14の背壁16に設けられた上段ターミナル取付孔18に係合される端子部24を備えている。端子部24は、前後方向に長手とされた薄肉の板状体とされており、上下方向及び左右方向の各々に対称とされ後面視にて上下方向寸法よりも左右方向寸法が大きい横長形状に形成されている(図1(B)参照)。
このような端子部24の後方側には、脚部26が一体に設けられている。この脚部26は、幅方向中心位置を端子部24の幅方向中心位置から右側に変位して端子部24に連続して形成されている(すなわち、脚部26は、端子部24に対して右側にオフセットされている)。また、脚部26は、その板厚方向中心位置を端子部24の板厚方向中心位置と一致させて端子部24に連続して形成されている。さらに、脚部26は、途中で下方(基板12側)に屈曲して、先端部26Aが基板12上面に沿って折り曲げられており、はんだ付けにて基板12上に実装されている。
一方、下段ターミナル28は、金属材(すなわち、導体)から作成されており、コネクタ本体14の背壁16に設けられた下段ターミナル取付孔20に係合される端子部30を備えている。端子部30は、前後方向に長手とされた薄肉の板状体とされており、上下方向及び左右方向の各々に対称とされ後面視にて上下方向寸法よりも左右方向寸法が大きい横長形状に形成されている。
このような端子部30の後方側には、脚部32が一体に設けられている。この脚部32は、幅方向中心位置を端子部30の幅方向中心位置から左側に変位して端子部30に連続して形成されている(すなわち、脚部32は、端子部30に対して左側にオフセットされている)。また、脚部32は、その板厚方向中心位置を端子部30の板厚方向中心位置と一致させて端子部30に連続して形成されている。さらに脚部32は、途中で下方(基板12側)に屈曲して、先端部32Aが基板12上面に沿って折り曲げられており、はんだ付けにて基板12上に実装されている。
このような脚部26の先端部26A及び脚部32の先端部32Aは、基板12上に実装された状態では、左右方向に先端部26Aと先端部32Aとが交互に離間して一直線上に並んでいる。
すなわち、以上説明したような上段ターミナル22及び下段ターミナル28は、それぞれ背壁16を貫通してコネクタ本体14の後方に突出し基板12に実装されている。このように、SMTコネクタ10は、雄型コネクタとされており、外部端子である雌型コネクタに接続されるようになっている。この接続状態では、雄型ターミナルである上段ターミナル22及び下段ターミナル28は、それぞれ外部端子に設けられた雌型ターミナルに差し込まれて導通状態で接続されるようになっている。
以下に、本発明の実施の形態の作用について説明する。
図2に示されるように、上段ターミナル22の端子部24及び下段ターミナル28の端子部30に対応した長手形状の薄肉板状端子部42と、上段ターミナル22の脚部26又は下段ターミナル28の脚部32に対応する薄肉板状脚部44とから成る薄肉板状体40が金型を用いて形成される。この薄肉板状体40の薄肉板状脚部44は、その幅方向(上段ターミナル22及び下段ターミナル28の左右方向に対応する方向)中心位置が薄肉板状端子部42の幅方向中心位置から変位して薄肉板状端子部42の長手方向に沿って直線状に延出されて形成される。
この場合において、薄肉板状脚部44はその板厚方向中心位置を薄肉板状端子部42の板厚方向中心位置と一致させて形成される。このため、薄肉板状脚部44の板厚方向の形状は、薄肉板状端子部42の板厚方向中心位置に対して対称となる。これにより、薄肉板状脚部44を板厚方向上方に曲げる作業と、この薄肉板状脚部44を板厚方向下方に曲げる作業とでは、曲げ加工に要する負担を同程度にすることができる。
次いで、図3に示されるように、薄肉板状体40の薄肉板状脚部44は、延出方向の途中で板厚方向下方(板厚方向において薄肉板状端子部42の上面42Aとは反対側)に屈曲されると共に、先端部が薄肉板状端子部42の長手方向と平行かつ薄肉板状端子部42とは反対側に向かって延出するように屈曲されて、脚部26とされ、その先端部が脚部26の先端部26Aとされる。これと共に、薄肉板状端子部42は端子部24とされる。この場合において、脚部26の基端側(端子部24との境界部分)の板厚方向中心位置が端子部24の板厚方向中心位置と一致するように、薄肉板状体40の薄肉板状脚部44が屈曲される。すなわち、脚部26の基端側の形状が端子部24の板厚方向中心位置に対して対称に形成される。このようにして、薄肉板状体40は、全体として上段ターミナル22とされる。
一方、薄肉板状体40の薄肉板状脚部44は、延出方向の途中で板厚方向上方(板厚方向において薄肉板状端子部42の上面42A側)に屈曲されると共に、先端部が薄肉板状端子部42の長手方向と平行かつ薄肉板状端子部42とは反対側に向かって延出するように屈曲されると、脚部32とされ、その先端部が脚部32の先端部32Aとされる。これと共に、薄肉板状端子部42は端子部30とされる。この場合において、脚部32の基端側(端子部30との境界部分)の板厚方向中心位置が端子部30の板厚方向中心位置と一致するように、薄肉板状体40の薄肉板状脚部44が屈曲される。すなわち、脚部32の基端側の形状が端子部30の板厚方向中心位置に対して対称に形成される。このようにして、薄肉板状体40は、全体として下段ターミナル28とされる。
このように、上段ターミナル22と下段ターミナル28とを製造する際には、脚部26の基端側の形状が端子部24の板厚方向中心位置に対して対称に形成されると共に、脚部32の基端側の形状が端子部30の板厚方向中心位置に対して対称に形成されるため、上段ターミナル22と下段ターミナル28との製品精度を向上させることができる。
以上説明したように、元々1種類の素材である薄肉板状体40の薄肉板状脚部44の曲げ方向を変更することで、上段ターミナル22を形成することができ、また下段ターミナル28を形成することもできる。
従って、上段ターミナル22と下段ターミナル28とを製造するに際し、各ターミナルの素材(薄肉板状体40)を共通化することができる。このため、薄肉板状体40を形成するための金型を共用することができる。これにより、金型費を低減することができる。
なお、本実施の形態では、金型を用いて薄肉板状体40を作製したが、これに限らず、例えば一枚の平板を切削加工して薄肉板状体40を作製するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、薄肉板状体40の薄肉板状脚部44の板厚方向中心位置を薄肉板状体40の薄肉板状端子部42の板厚方向中心位置と一致させて薄肉板状体40を形成するものとしたが、薄肉板状脚部44の中心位置を薄肉板状端子部42の中心位置と一致させないで薄肉板状体40を形成してもよい。
10 表面実装コネクタ
12 基板
14 コネクタ本体(コネクタハウジング)
18 上段ターミナル取付孔(上方の取付孔)
20 下段ターミナル取付孔(下方の取付孔)
22 上段ターミナル(第1ターミナル)
24 端子部(第1端子部)
26 脚部(第1脚部)
28 下段ターミナル(第2ターミナル)
30 端子部(第2端子部)
32 脚部(第2脚部)
40 薄肉板状体
42 薄肉板状端子部(第1薄肉板状部)
44 薄肉板状脚部(第2薄肉板状部)
12 基板
14 コネクタ本体(コネクタハウジング)
18 上段ターミナル取付孔(上方の取付孔)
20 下段ターミナル取付孔(下方の取付孔)
22 上段ターミナル(第1ターミナル)
24 端子部(第1端子部)
26 脚部(第1脚部)
28 下段ターミナル(第2ターミナル)
30 端子部(第2端子部)
32 脚部(第2脚部)
40 薄肉板状体
42 薄肉板状端子部(第1薄肉板状部)
44 薄肉板状脚部(第2薄肉板状部)
Claims (2)
- 基板上に実装されたコネクタハウジングの上下2段の取付孔のうち上方の取付孔に取り付けられた第1端子部と、幅方向中心位置が前記第1端子部の幅方向中心位置から変位して前記第1端子部に連続し前記基板へ向けて屈曲して形成され先端部が前記基板に取り付けられた第1脚部と、を有する第1ターミナルと、
前記下方の取付孔に取り付けられた第2端子部と、幅方向中心位置が前記第2端子部の幅方向中心位置から前記第1脚部とは反対側に変位して前記第2端子部に連続し前記基板へ向けて屈曲して形成され先端部が前記基板に取り付けられた第2脚部と、を有する第2ターミナルと、
を備えた端子の製造方法において、
前記第1ターミナルの第1端子部及び前記第2ターミナルの第2端子部に対応する形状の第1薄肉板状部と、前記第1ターミナルの第1脚部又は前記第2ターミナルの第2脚部に対応する第2薄肉板状部と、から成る薄肉板状体を形成し、
前記薄肉板状体の第2薄肉板状部を板厚方向一方に曲げることで前記第1ターミナルを形成すると共に、前記薄肉板状体の第2薄肉板状部を前記板厚方向他方に曲げることで前記第2ターミナルを形成する、
ことを特徴とする端子の製造方法。 - 前記薄肉板状体の第2薄肉板状部の板厚方向中心位置を前記薄肉板状体の第1薄肉板状部の板厚方向中心位置と一致させて前記薄肉板状体を形成し、
前記第1ターミナルの第1脚部の板厚方向中心位置を前記第1端子部の板厚方向中心位置に一致させると共に、前記第2ターミナルの第2脚部の板厚方向中心位置を前記第2端子部の板厚方向中心位置に一致させた、
ことを特徴とする請求項1記載の端子の製造方法。
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