JP2006056523A - 角底袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】自立性を有し、内容物を投入しやすく、入れた内容物はこぼれにくい袋の提供。
【解決手段】両側縁部にガゼットを備え、底面が四角形の袋であって、その側縁部を切り欠いてなる絞り部4を有することを特徴とする角底袋である。
【選択図】図2
【解決手段】両側縁部にガゼットを備え、底面が四角形の袋であって、その側縁部を切り欠いてなる絞り部4を有することを特徴とする角底袋である。
【選択図】図2
Description
本発明は底面が四角形の角柱状の自立性を有する角底袋に関し、粉粒体や固形物などの収納袋、あるいはゴミ袋等として有用な内容物がこぼれにくい角底袋に関する。
従来、粉粒体や固形物などの収納袋やゴミ袋としてはポリエチレン等のフィルムで作られた平袋であって、自立性が無く使用後は開口部を紐等で縛って内容物を密封する袋が多く使用されている。例えば、特許文献1には二つ折りに重合され、その両側に腕部を備える帯状を呈する腰紙と、該腰紙を上縁開口部の内側または外側に固定された有底筒状を呈する合成樹脂製薄膜からなる袋部とからなり、前記腰紙の背面には接着テープが配設され、前記袋部の両側は前記腕部の幅の長さのマチに形成されていることを特徴とする使い捨て用組立ゴミ袋が記載されており、特許文献2には袋の一部にすくなくとも一つのガゼット部が透明フィルムによって形成してあることを特徴とするゴミ袋と記載されている。これらのゴミ袋は何れも前面及び背面のフィルムが単純な方形であり、床などに載置して使用する場合など、自立性がないため倒れやすく、倒れた場合に内容物がこぼれやすい等の欠点があった。
実開平6−76201号公報
実開平6−72903号公報
本発明は上記の欠点を解決すべく種々検討した結果なされたもので、本発明の目的は、自立性を有し、また、床などに単独で載置して使用する際、投入した粉粒体、固形物やゴミ等の内容物がこぼれにくく、紐等による密封が容易であり、開口部が広く内容物を投入し易い角底袋を提供する。
本発明の要旨は、両側縁部にガゼットを備え、底面が四角形の袋であって、その側縁部を切り欠いてなる絞り部を有することを特徴とする角底袋である。
本発明の角底袋を粉粒体、固形物などの収納袋やごみ袋等として使用した場合、自立性があるので倒れにくく、投入口が広いので内容物を投入しやすく、絞り部を有するので一旦投入した内容物はこぼれ難く、別に用意した紐や本発明の角底袋の上辺を利用して結束し易い等の効果を奏する。
本発明について詳細に説明する。
本発明の袋を構成する材質としては、特に限定はないが、例えば厚さ20〜200μm程度の合成樹脂製のフィルムやシート(以下、単に「フィルム」という)であって、熱融着性樹脂による単層フィルムであっても、また最内層に熱融着性樹脂からなるシーラント層を有する多層フィルムでも良い。このようなフィルムを使用して底面が四角形の角柱状の角底袋を形成する。底面が四角形の角柱状の角底袋としては、ガゼット袋、四角筒状の胴フィルムに四角形の底フィルムを融着した角底袋等何れでも良いが、インフレーション法により作成されたチューブの両側縁部を内側に折り込んでガゼットを設けた角底袋が生産性などを考慮すると好ましい。そして、この角底袋のガゼットの内端と底辺との交点より側縁部に向けて約45°の角度で融着してコーナーシールを設けると、隅部に内容物が侵入しないので、自立性が阻害されず好ましい。さらに、このコーナーシールの外側を切断するとより自立性が向上する。これらの袋は内容物を投入することによってガゼットが開き底面が四角形の角柱状の袋となる。そして、この角柱状の袋の少なくとも一方、好ましくは両方の側縁部の一部を打ち抜き等で切り欠いて周縁を融着したり、溶断シールにより切り欠いて絞り部を設ける。絞り部の大きさとしては、切り欠きの深さが底辺の長さの約1/3〜1/5程度であることが好ましい。また、必要に応じて上辺に把持用の手孔や縛り紐用通し孔を打ち抜き等で切り欠いて設ける。この角柱状の袋の大きさとしては任意であるが、通常、底面の大きさとして一辺が約5〜50cmの四角形で、高さが5〜70cm程度であると扱いやすい。 なお、ここで、両側縁部のガゼットに内端同士がほとんど接触する程度に近接してガゼットを形成すると、角柱状の袋は、底面が略正方形となり、自立性に優れる。
本発明の袋を構成する材質としては、特に限定はないが、例えば厚さ20〜200μm程度の合成樹脂製のフィルムやシート(以下、単に「フィルム」という)であって、熱融着性樹脂による単層フィルムであっても、また最内層に熱融着性樹脂からなるシーラント層を有する多層フィルムでも良い。このようなフィルムを使用して底面が四角形の角柱状の角底袋を形成する。底面が四角形の角柱状の角底袋としては、ガゼット袋、四角筒状の胴フィルムに四角形の底フィルムを融着した角底袋等何れでも良いが、インフレーション法により作成されたチューブの両側縁部を内側に折り込んでガゼットを設けた角底袋が生産性などを考慮すると好ましい。そして、この角底袋のガゼットの内端と底辺との交点より側縁部に向けて約45°の角度で融着してコーナーシールを設けると、隅部に内容物が侵入しないので、自立性が阻害されず好ましい。さらに、このコーナーシールの外側を切断するとより自立性が向上する。これらの袋は内容物を投入することによってガゼットが開き底面が四角形の角柱状の袋となる。そして、この角柱状の袋の少なくとも一方、好ましくは両方の側縁部の一部を打ち抜き等で切り欠いて周縁を融着したり、溶断シールにより切り欠いて絞り部を設ける。絞り部の大きさとしては、切り欠きの深さが底辺の長さの約1/3〜1/5程度であることが好ましい。また、必要に応じて上辺に把持用の手孔や縛り紐用通し孔を打ち抜き等で切り欠いて設ける。この角柱状の袋の大きさとしては任意であるが、通常、底面の大きさとして一辺が約5〜50cmの四角形で、高さが5〜70cm程度であると扱いやすい。 なお、ここで、両側縁部のガゼットに内端同士がほとんど接触する程度に近接してガゼットを形成すると、角柱状の袋は、底面が略正方形となり、自立性に優れる。
なお、本発明の角底袋は、インフレチューブを用いなくても製造することができる。例えば、前面及び背面フィルムとなる二枚のフィルムの間に側壁となるガゼットを折り込み挿入して端部同士を融着してガゼット袋や底面が四角形の角底袋とすることができる。あるいは一枚のフィルムの両端を融着してチューブ状としてからガゼットを形成しても良い。なお、この時、融着部は側縁部にあっても良いし、前面または背面フィルム内にあっても良い。
次に図をもって本発明を更に具体的に説明する。
図1は本発明の角底袋を折り畳んだとき(空のとき)の平面図であり、図2はこれに内容物を入れた場合の斜視図を示す。この角底袋はインフレチューブを用いて形成され、約45度のコーナーシールが設けられ、コーナーシールの外側が切断されている。図1において、前面フィルム1及び背面フィルム2の間に内側に折り畳まれたガゼット部3及び両側縁部の上部に半円形に切り欠いて周縁を融着した絞り部4を設ける。絞り部4の形状は任意であるが、内容物の投入しやすさから円弧や楕円弧の一部が好ましく、上辺5を密封するための紐や把持部として利用する観点からは円弧や楕円弧の半分以上が残る形状が好ましい。
なお、上辺5には、さらに、把持用の手孔6を穿孔しても、縛り用の紐8を敷設しても、上辺に切り取り用のミシン目などの切り取り補助線を設けても良い。この場合の縛り用の紐8は、上辺5で角底袋を密封することもできるが、本発明の効果をさらに発揮させる意味からは、上辺5を折り返して絞り部4を縛ると好適である。また、切り取った上辺を用いて絞り部を縛ることも好適である。図3(a)は把持用の手孔6を穿孔した平面図であり、図3(b)はその斜視図である。また、図4(a)は縛り紐用通し孔7を穿孔した平面図であり、図4(b)その通し孔7に紐8を通した斜視図、図4(c)は上辺5を折り返して絞り部4で結束した斜視図である。図5(a)は上辺5に設けた切り取り用ミシン目9の様子を示す平面図であり、図5(b)は切り取り用ミシン目9から上辺5を切り取った様子を示す平面図、図5(c)は切り取った上辺5を用いて絞り部4を結束した様子の斜視図である。
この角底袋を開拡すると、図2に示すようにガゼット3が側壁となり、ガゼット下部と前面フィルム1及び背面フィルム2のそれぞれの三角形部分が略正方形の底面を構成し、角柱状の袋となる。
また、角柱状の胴部フィルムの四隅の稜線を融着しても良い。そのように構成することによって、折り畳み易さと自立性が向上する。
使用に際しては上部の開口部よりゴミ等の内容物を投入すればよく、開口部は底面と同じ開口形状であるので広く、ゴミ等の内容物を投入し易い。絞り部があることで袋が倒れた場合でも投入した内容物はこぼれ難く、密封には絞り部を角底袋の上辺や紐等で縛ることによって開口部を閉ざせばよい。あるいは、絞り部をヒートシールすることによって完全密封が容易に可能となる。絞り部の上部には上辺が張り出しているので持ち運びが容易である。図6は本発明にかかる角底袋の他の形態の折り畳んだ状態の平面図である。この角底袋は略正方形の底フィルムが折り畳まれて底ガゼットとして前面フィルムと背面フィルムの間に挿入されて前面フィルムと背面フィルムに融着されている。
図1は本発明の角底袋を折り畳んだとき(空のとき)の平面図であり、図2はこれに内容物を入れた場合の斜視図を示す。この角底袋はインフレチューブを用いて形成され、約45度のコーナーシールが設けられ、コーナーシールの外側が切断されている。図1において、前面フィルム1及び背面フィルム2の間に内側に折り畳まれたガゼット部3及び両側縁部の上部に半円形に切り欠いて周縁を融着した絞り部4を設ける。絞り部4の形状は任意であるが、内容物の投入しやすさから円弧や楕円弧の一部が好ましく、上辺5を密封するための紐や把持部として利用する観点からは円弧や楕円弧の半分以上が残る形状が好ましい。
なお、上辺5には、さらに、把持用の手孔6を穿孔しても、縛り用の紐8を敷設しても、上辺に切り取り用のミシン目などの切り取り補助線を設けても良い。この場合の縛り用の紐8は、上辺5で角底袋を密封することもできるが、本発明の効果をさらに発揮させる意味からは、上辺5を折り返して絞り部4を縛ると好適である。また、切り取った上辺を用いて絞り部を縛ることも好適である。図3(a)は把持用の手孔6を穿孔した平面図であり、図3(b)はその斜視図である。また、図4(a)は縛り紐用通し孔7を穿孔した平面図であり、図4(b)その通し孔7に紐8を通した斜視図、図4(c)は上辺5を折り返して絞り部4で結束した斜視図である。図5(a)は上辺5に設けた切り取り用ミシン目9の様子を示す平面図であり、図5(b)は切り取り用ミシン目9から上辺5を切り取った様子を示す平面図、図5(c)は切り取った上辺5を用いて絞り部4を結束した様子の斜視図である。
この角底袋を開拡すると、図2に示すようにガゼット3が側壁となり、ガゼット下部と前面フィルム1及び背面フィルム2のそれぞれの三角形部分が略正方形の底面を構成し、角柱状の袋となる。
また、角柱状の胴部フィルムの四隅の稜線を融着しても良い。そのように構成することによって、折り畳み易さと自立性が向上する。
使用に際しては上部の開口部よりゴミ等の内容物を投入すればよく、開口部は底面と同じ開口形状であるので広く、ゴミ等の内容物を投入し易い。絞り部があることで袋が倒れた場合でも投入した内容物はこぼれ難く、密封には絞り部を角底袋の上辺や紐等で縛ることによって開口部を閉ざせばよい。あるいは、絞り部をヒートシールすることによって完全密封が容易に可能となる。絞り部の上部には上辺が張り出しているので持ち運びが容易である。図6は本発明にかかる角底袋の他の形態の折り畳んだ状態の平面図である。この角底袋は略正方形の底フィルムが折り畳まれて底ガゼットとして前面フィルムと背面フィルムの間に挿入されて前面フィルムと背面フィルムに融着されている。
本発明にかかる袋は自立性を有し、開口部が広いので内容物の投入がし易く、また、使用中に袋が倒れても内容物はこぼれにくいので、粉粒体や固形物などの収納袋、ゴミ袋等に適する。
1 袋の前面フィルム 2 袋の背面フィルム 3 ガゼット
4 絞り部 5 上辺 6 把持用の手孔
7 縛り紐用通し孔 8 縛り紐 9 切り取り用ミシン目
4 絞り部 5 上辺 6 把持用の手孔
7 縛り紐用通し孔 8 縛り紐 9 切り取り用ミシン目
Claims (6)
- 両側縁部にガゼットを備え、底面が四角形の袋であって、その側縁部を切り欠いてなる絞り部を有することを特徴とする角底袋。
- 前記底面が四角形の袋がガゼット袋であって、下部の隅部にコーナーシールが設けられている請求項1記載の角底袋。
- 前記コーナーシールの外側が切断されている請求項2記載の角底袋。
- 底面が略正方形である請求項1ないし3の何れかに記載の角底袋。
- 上辺に紐が付設されている請求項1ないし4の何れかに記載の角底袋。
- 上辺を切り取るミシン目が設けてある請求項1ないし4の何れかに記載の角底袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004237568A JP2006056523A (ja) | 2004-08-17 | 2004-08-17 | 角底袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004237568A JP2006056523A (ja) | 2004-08-17 | 2004-08-17 | 角底袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006056523A true JP2006056523A (ja) | 2006-03-02 |
Family
ID=36104328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004237568A Pending JP2006056523A (ja) | 2004-08-17 | 2004-08-17 | 角底袋 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170190493A1 (en) * | 2014-07-16 | 2017-07-06 | Dow Global Technologies Llc | Flexible Container with Fitment and Process for Producing Same |
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2004
- 2004-08-17 JP JP2004237568A patent/JP2006056523A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20170190493A1 (en) * | 2014-07-16 | 2017-07-06 | Dow Global Technologies Llc | Flexible Container with Fitment and Process for Producing Same |
US10494150B2 (en) * | 2014-07-16 | 2019-12-03 | Dow Global Technologies Llc | Flexible container with fitment and process for producing same |
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