JP2006052261A - ガスハイドレート製造プロセスにおける脱圧方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高圧下で生成したガスハイドレートを常圧、氷点下で貯蔵する際に、パージガスの発生を抑制する。
【解決手段】高圧下で原料ガスgと水wを反応させてガスハイドレートを生成し、このガスハイドレートを高圧下でペレットpに成形し、次に、このガスハイドレートペレットpを脱圧して常圧下で貯蔵する。ペレット成形工程で成形したガスハイドレートペレットpを、原料ガス以外のガスを液化させた高圧の作動液aに浸漬した後、減圧ドラム15内に導入する。この減圧ドラム15内の高圧の作動液aをフラッシュ弁18からフラッシュして減圧ドラム15内を常圧まで脱圧する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、高圧下で原料ガスと原料水とを反応させてガスハイドレートを生成し、このガスハイドレートをペレット状に成形後、このガスハイドレートペレットを常圧、氷点下で貯蔵するようにしたガスハイドレート製造プロセスにおける脱圧方法及び装置に関するものである。
従来のガスハイドレート製造プロセスは、図7に示すように、高圧(例えば、54ata(5.30MPa))の原料ガス(天然ガス)gと、常温(例えば、4℃)の原料水wとを第1生成器1に導入し、攪拌方式やバブリング方式などの任意の方式で原料ガスgと原料水wとを反応させて図示しないガスハイドレートを生成している。その際、反応熱は、図示しない冷凍機によって除熱する。
ガスハイドレートは、この段階で含有率20%のスラリーの状態であるから脱水器2に導入して物理的に脱水し、ガスハイドレートの含有率を50%程度にする。脱水器2で脱水された水は、原料水wに戻される。
脱水器2で脱水されたガスハイドレートは、第2生成器3に導入する。この第2生成器3では、第1生成器1から原料ガス(天然ガス)gを導入して未反応の原料水wと再反応(水和反応)させ、ガスハイドレートの含有率を90%程度にする。第2生成器3では、第1生成器1と同様に図示しない冷凍機によって反応熱を除熱する。
第2生成器3で脱水されたガスハイドレートは、造粒機4によって任意の形状およびサイズのペレットに成形した後、脱圧装置5で脱圧(54ata(5.30MPa)→常圧)する。脱圧後のペレットは、冷却器6により所定の温度(例えば、−20℃程度)に冷却した後、貯槽7内に貯蔵する。
上記の脱圧作業時に系内の原料ガス(パージガス)の一部が冷却器6を経て貯槽7内に流入するため、貯槽7内に流入したパージガスg’を第1生成器1の上流側に戻すようにしている。
上記のような発明は、上記以外に、従来から何件か提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−105362公報(第11−12頁、図12)
しかしながら、従来は、貯槽7内に流入したパージガスg’を第1生成器1の上流側に戻す際に、パージガス圧縮機8を用いてパージガスを原料ガスのガス圧(54ata(5.30MPa)まで昇圧する必要があるため、プラントの消費電力が増大するという問題があった。
また、従来は、脱圧装置と冷却器とをそれぞれ別個に持っていたので、工程が長くなり、維持管理が面倒であった。
本発明は、このような問題を解消するためになされたものであり、第1の目的は、高圧、常温下で生成したガスハイドレートを常圧、氷点下で貯蔵する際に、パージガスの発生を抑制するようにしたガスハイドレート製造プロセスにおける脱圧方法及び装置を提供することにある。
第2の目的は、脱圧装置と冷却器とを一つの装置で賄うようにしたガスハイドレート製造プロセスにおける脱圧方法及び装置を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するため、次のように構成されている。
請求項1に記載の発明に係る脱圧方法は、原料ガスと原料水とを高圧下で反応させてガスハイドレートを生成し、このガスハイドレートを脱圧して常圧下で貯蔵するに際し、
前記ガスハイドレートを、原料ガス以外のガスを液化させた高圧の作動液に浸漬させた状態に保持した後、減圧ドラム内に導入する工程と、
前記減圧ドラム内の高圧の作動液をフラッシュ弁からフラッシュして減圧ドラム内を常圧まで脱圧する工程と、から成るガスハイドレート製造プロセスにおける脱圧方法である。
請求項2に記載の発明に係る脱圧方法は、高圧下で原料ガスと原料水とを反応させてガスハイドレートを生成し、このガスハイドレートを高圧下でペレットに成形し、しかる後に、このガスハイドレートペレットを脱圧して常圧下で貯蔵するに際し、
ペレット成形工程で得られた前記ガスハイドレートペレットに、原料ガス以外のガスを液化させた高圧の作動液を添加して前記ガスハイドレートペレットを高圧の作動液に浸漬状態に保持した後、減圧ドラム内に導入する工程と、
前記減圧ドラム内の高圧の作動液をフラッシュ弁からフラッシュして減圧ドラム内を常圧まで脱圧する工程と、から成るガスハイドレート製造プロセスにおける脱圧方法である。
請求項3に記載の発明に係る脱圧方法は、高圧下で原料ガスと原料水とを反応させてガスハイドレートを生成する第1生成器と、該第1生成器で生成したガスハイドレートを脱水する脱水器と、該脱水器で脱水したガスハイドレートを水和反応により脱水する第2生成器と、該第2生成器で脱水したガスハイドレートを所定の形状および寸法に成形する造粒機と、該造粒機で形成したガスハイドレートペレットを脱圧する脱圧装置と、該脱圧装置で脱圧したガスハイドレートペレットを貯槽に貯蔵するガスハイドレート製造プロセスにおいて、
前記脱圧装置を、原料ガス以外のガスを液化させた高圧の作動液で造粒機のペレット送出管を密閉すると共に前記ガスハイドレートペレットを導入する液封器と、該液封器内の高圧の作動液とガスハイドレートペレットを導入する減圧ドラムと、前記減圧ドラム内の高圧の作動液をフラッシュするフラッシュ弁により構成して成るガスハイドレート製造プロセスにおける脱圧装置である。
請求項4に記載の発明に係る脱圧方法は、脱圧装置を、原料ガス以外のガスを液化させた高圧の作動液で造粒機のペレット送出管を密閉すると共に前記ガスハイドレートペレットを導入する液封器と、該液封器内の高圧の作動液とガスハイドレートペレットを導入する減圧ドラムと、前記減圧ドラム内の高圧の作動液をフラッシュするフラッシュ弁と、該フラッシュ弁でフラッシュさせた作動ガスを液化・昇圧して液封器に戻す液化装置により構成して成る請求項2記載のガスハイドレート製造プロセスにおける脱圧装置である。
上記のように、請求項1に記載の発明に係る脱圧方法は、原料ガスと原料水とを高圧下で反応させてガスハイドレートを生成し、このガスハイドレートを脱圧して常圧下で貯蔵するに際し、
前記ガスハイドレートを、原料ガス以外のガスを液化させた高圧の作動液に浸漬させた状態に保持した後、減圧ドラム内に導入する工程と、前記減圧ドラム内の高圧の作動液をフラッシュ弁からフラッシュして減圧ドラム内を常圧まで脱圧する工程と、から構成しているため、脱圧の際に、ガスハイドレート生成工程のパージガスが貯槽内に流入することがない。
従って、従来のように、貯槽内に流入したパージガスを原料ガスのガス圧まで、再度、昇圧して第1生成器の上流側に戻す必要がないため、従来よりもプラントの消費電力を抑制することができる。
更に、この発明は、作動液をフラッシュさせてガスハイドレートをフラッシュ冷却するため、脱圧と同時にガスハイドレートを氷点下に過冷却できる利点がある。
また、請求項2に記載の発明は、高圧下で原料ガスと原料水とを反応させてガスハイドレートを生成し、このガスハイドレートを高圧下でペレットに成形し、しかる後に、このガスハイドレートペレットを脱圧して常圧下で貯蔵するに際し、
ペレット成形工程で得られた前記ガスハイドレートペレットに、原料ガス以外のガスを液化させた高圧の作動液を添加して前記ガスハイドレートペレットを高圧の作動液に浸漬状態に保持した後、減圧ドラム内に導入する工程と、前記減圧ドラム内の高圧の作動液をフラッシュ弁からフラッシュして減圧ドラム内を常圧まで脱圧する工程と、から構成しているため、脱圧の際に、ガスハイドレート生成工程のパージガスが貯槽内に流入することがない。
従って、従来のように、貯槽内に流入したパージガスを原料ガスのガス圧まで、再度、昇圧して第1生成器の上流側に戻す必要がないことから、従来よりもプラントの消費電力を抑制することができる。
更に、この発明は、作動液をフラッシュさせてガスハイドレートペレットをフラッシュ冷却するため、脱圧と同時にガスハイドレートペレットを氷点下に過冷却できる利点がある。
他方、請求項3に記載の発明は、高圧下で原料ガスと原料水とを反応させてガスハイドレートを生成する第1生成器と、該第1生成器で生成したガスハイドレートを脱水する脱水器と、該脱水器で脱水したガスハイドレートを水和反応により脱水する第2生成器と、該第2生成器で脱水したガスハイドレートを所定の形状および寸法に成形する造粒機と、該造粒機で形成したガスハイドレートペレットを脱圧する脱圧装置と、該脱圧装置で脱圧したガスハイドレートペレットを貯槽に貯蔵するガスハイドレート製造プロセスにおいて、
前記脱圧装置を、原料ガス以外のガスを液化させた高圧の作動液で造粒機のペレット送出管を密閉すると共に前記ガスハイドレートペレットを導入する液封器と、該液封器内の高圧の作動液とガスハイドレートペレットを導入する減圧ドラムと、前記減圧ドラム内の高圧の作動液をフラッシュするフラッシュ弁により構成したため、脱圧に際して、ガスハイドレート生成工程のパージガスが貯槽内に流入することがない。
従って、従来のように、貯槽内に流入したパージガスを原料ガスのガス圧まで、再度、昇圧して第1生成器の上流側に戻す必要がないことから、従来よりもプラントの消費電力を抑制することができる。
更に、この発明は、作動液をフラッシュさせてガスハイドレートペレットをフラッシュ冷却するため、脱圧と同時にガスハイドレートペレットを氷点下に過冷却できる利点がある。したがって、脱圧装置と冷却器とを一つの装置で賄うことができ、点検・補修などが容易になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係る脱圧装置を含むガスハイドレート製造プロセスの概略構成図であり、第1生成器1と、脱水器2と、第2生成器3と、造粒機4と、脱圧装置5と、貯槽7とから構成され、高圧(例えば、54ata(5.30MPa))の原料ガス(天然ガス)gと、常温(例えば、4℃)の原料水wとを第1生成器1に導入し、攪拌方式やバブリング方式などの任意の方式で原料ガスgと原料水wとを反応させて図示しないガスハイドレートを生成している。その際、反応熱は、図示しない冷凍機によって除熱する。
ガスハイドレートは、この段階で含有率20%のスラリーの状態であるから脱水器2に導入して物理的に脱水し、ガスハイドレートの含有率を50%程度にする。脱水された水は、原料水wに戻す。
脱水器2で脱水されたガスハイドレートは、第2生成器3に導入する。この第2生成器3では、第1生成器1から原料ガスgを導入して未反応の原料水wと再反応(水和反応)させ、ガスハイドレートの含有率を90%程度にする。第2生成器3では、第1生成器1と同様に図示しない冷凍機によって反応熱を除熱する。
第2生成器3で脱水されたガスハイドレートは、造粒機4によって任意の形状(例えば、球形状)およびサイズ(例えば、10〜100mm程度)のペレットに成形した後、後述する脱圧装置5によって常圧まで脱圧し、しかる後に、常圧、氷点下(例えば−20℃程度)で貯槽7に貯蔵するようにしている。
脱圧装置5は、図2に示すように、液封器(混合器ともいう。)10および減圧ドラム(ロックホッパーともいう。)15を備えている。そして、減圧ドラム15の下方に貯槽7が設置されている。
液封器10は、容器本体11内に所定の圧力(例えば、5.8ata(5.7Pa))および温度(例えば、5℃)の液封用作動液(例えば、液体プロパン。)aを貯蔵し、当該作動液aによって容器本体11に取り付けたペレット導入管12の下部を液封するようになっている。このペレット導入管12には、ペレット送出管(図示せず)が接続され、造粒機4で造粒されたペレットpを容器本体11内に導入するようになっている。
この場合、液体プロパンaとペレットpとは、ほぼ同一温度であり、相互の熱交換は、無視できるほど小さい。ここで、容器本体11内の空間は、臨界圧以上に保持されている。なお、容器本体11には、パージガスを戻すための配管13が設けられている。
減圧ドラム15は、二つの開閉弁16,17と一つのフラッシュ弁18を備え、第1開閉弁16、液封器10と減圧ドラム15を連通する管体19に設けられ、第2開閉弁17は、減圧ドラム15と貯槽7を接続する管体20に設けられている。一方、フラッシュ弁18は、減圧ドラム15と調圧ドラム21を接続する管体22に設けられている。
この脱圧装置5は、気化した作動ガス(プロパン)を液化する液化装置25を併設している。この液化装置25は、調圧ドラム21、第1,第2圧縮機26,27、凝縮器28、分離器29、昇圧ポンプ30により構成され、調圧ドラム21から凝縮器28に至る管路31には、第1圧縮機26、分離器29、第2圧縮機27が、この順に配置されている。一方、凝縮器28から液封器10に至る管路32には、分離器29、昇圧ポンプ30が、この順に配置されている。
上記調圧ドラム21は、液化装置25が複数系列ある場合、圧縮機の吸い込みガスの圧力調整を行う。
次に、図3乃至図5を用いて脱圧装置5の作動について説明する。
図3に示すように、減圧ドラム15の第1開閉弁16を開くと、液封器10内のペレットpが作動液である高圧の液体プロパンaと共に減圧ドラム15内に導入される。この時、第2開閉弁17とフラッシュ弁18は、両方とも閉じている。
次に、図4に示すように、第1開閉弁16を閉じてフラッシュ弁18を開くと、フラッシュ弁18から高圧の液体プロパンaが噴出して減圧ドラム15内が脱圧すると同時に、気化熱が奪われることから、ペレットpは、−20℃程度にフラッシュ冷却される。
次に、図5に示すように、フラッシュ弁18を閉じて第2開閉弁17を開くと、脱圧された減圧器15内のペレットpが貯槽7内に導入される。
一方、フラッシュ弁18によってフラッシュしたプロパンは、一旦、調圧ドラム21に流入する。調圧ドラム21内のプロパンは、第1圧縮機26により昇圧され、分離器29で液とガスに分離する。
分離後の液(液体プロパンa)は、昇圧ポンプ30によって所定圧(5.8ata(5.7Pa))に昇圧され、液封器10に戻される。他方、分離後のガス(プロパンガスa’)は、第2圧縮機27によって昇圧後、凝縮器28にて凝縮される。液化した液体プロパンaは、分離器29を経て液封器10に戻される。
図6は、プロパンの状態線図を示したものである。ガスハイドレートペレットpが液封器10に導入された時、液体プロパンにてガスハイドレート生成工程の原料ガスgを封ずる役割を果たす。このため、バージガス圧縮機が不要になり、プラントの消費動力を低減することが可能となる。
この発明は、作動液である液体プロパンのフラッシュ冷却を利用してガスハイドレートペレットpを、直接、冷却するため、間接的に冷却する場合よりも高いCOP(成績係数)が得られる。
本発明に係る脱圧装置を含むガスハイドレート製造プロセスの概略構成図である。 脱圧装置の構成図である。 液封器内のペレットと液体プロパンを減圧ドラム内に導入した説明図である。 減圧ドラム内の液体プロパンをフラッシュさせる説明図である。 減圧器内のペレットが貯槽内に導入する説明図である。 2段カスケードサイクルの説明図である。 従来のガスハイドレート製造プロセスの概略構成図である。
符号の説明
a 液封用作動液
g 原料ガス
p ガスハイドレートペレット
w 原料水
1 第1生成器
2 脱水器
3 第2生成器
4 造粒機
5 脱圧装置
7 貯槽
12 造粒機のペレット送出管
10 液封器
15 減圧ドラム
18 フラッシュ弁

Claims (4)

  1. 原料ガスと原料水とを高圧下で反応させてガスハイドレートを生成し、このガスハイドレートを脱圧して常圧下で貯蔵するに際し、
    前記ガスハイドレートを、原料ガス以外のガスを液化させた高圧の作動液に浸漬させた状態に保持した後、減圧ドラム内に導入する工程と、
    前記減圧ドラム内の高圧の作動液をフラッシュ弁からフラッシュして減圧ドラム内を常圧まで脱圧する工程と、から成るガスハイドレート製造プロセスにおける脱圧方法。
  2. 高圧下で原料ガスと原料水とを反応させてガスハイドレートを生成し、このガスハイドレートを高圧下でペレットに成形し、しかる後に、このガスハイドレートペレットを脱圧して常圧下で貯蔵するに際し、
    ペレット成形工程で得られた前記ガスハイドレートペレットに、原料ガス以外のガスを液化させた高圧の作動液を添加して前記ガスハイドレートペレットを高圧の作動液に浸漬状態に保持した後、減圧ドラム内に導入する工程と、
    前記減圧ドラム内の高圧の作動液をフラッシュ弁からフラッシュして減圧ドラム内を常圧まで脱圧する工程と、から成るガスハイドレート製造プロセスにおける脱圧方法。
  3. 高圧下で原料ガスと原料水とを反応させてガスハイドレートを生成する第1生成器と、該第1生成器で生成したガスハイドレートを脱水する脱水器と、該脱水器で脱水したガスハイドレートを水和反応により脱水する第2生成器と、該第2生成器で脱水したガスハイドレートを所定の形状および寸法に成形する造粒機と、該造粒機で形成したガスハイドレートペレットを脱圧する脱圧装置と、該脱圧装置で脱圧したガスハイドレートペレットを貯槽に貯蔵するガスハイドレート製造プロセスにおいて、
    前記脱圧装置を、原料ガス以外のガスを液化させた高圧の作動液で造粒機のペレット送出管を密閉すると共に前記ガスハイドレートペレットを導入する液封器と、該液封器内の高圧の作動液とガスハイドレートペレットを導入する減圧ドラムと、前記減圧ドラム内の高圧の作動液をフラッシュするフラッシュ弁により構成して成るガスハイドレート製造プロセスにおける脱圧装置。
  4. 脱圧装置を、原料ガス以外のガスを液化させた高圧の作動液で造粒機のペレット送出管を密閉すると共に前記ガスハイドレートペレットを導入する液封器と、該液封器内の高圧の作動液とガスハイドレートペレットを導入する減圧ドラムと、前記減圧ドラム内の高圧の作動液をフラッシュするフラッシュ弁と、該フラッシュ弁でフラッシュさせた作動ガスを液化・昇圧して液封器に戻す液化装置により構成して成る請求項2記載のガスハイドレート製造プロセスにおける脱圧装置。
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