JP2007024198A - ボイルオフガスの処理方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液化天然ガス(LNG)の貯槽内で発生するボイルオフガス(BOG)を有効利用するための処理方法及び装置を提供する。
【解決手段】 LNG貯槽内1で発生したBOGを第1の圧力まで圧縮し、LNG貯槽1から導出されたLNGと混合器6で混合し、気液分離器8内で気体成分と液体成分とに分離する。分離された気体成分を第2の圧力まで圧縮し、分離された液体成分の冷熱を利用し熱交換器14により冷却された反応槽13内で原料水と反応させてガスハイドレート(NGH)を生成する。このNGHの生成量は、流量計9の測定値に基づいて制御弁5の開度を制御することにより調整することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液化天然ガス(以下、「LNG」という。)の貯槽内で発生するボイルオフガス(以下、「BOG」という。)を有効利用するための処理方法及び装置に関するものである。
一般に、LNG基地に貯蔵されたLNGは、LNGポンプ等により昇圧して、LNG気化器で気化した後に、天然ガス(以下、「NG」という。)として需要先に供給される。
このようなNG供給システムにおいて、低温のLNGを貯蔵するLNGタンクでは、貯蔵されているLNGの一部が外部から侵入する熱により気化してBOGが発生する。このBOGを発生するままにしておくと、LNGタンク内の圧力が増加して、最悪の場合には破裂に至る可能性があるため、発生するBOGを適当な方法により処理する必要がある。
簡便な方法として、BOGを所定圧力(例えば、ガスタービンの燃焼要求圧力)まで圧縮機で昇圧することにより処理してしまうことが考えられるが、昇圧に伴う動力が過大となると同時に供給ガスのコスト低減の面から適当でない。
そこで、BOGを再液化してLNGとして利用するという処理方法が考えられており、圧縮機による少ない昇圧とLNGの冷熱とを利用してBOGを効率的に再液化して、ポンプにより所定圧力まで昇圧する方法が提案されている。(例えば、特許文献1及び2を参照。)
その一例として、特開平9−59657号公報には、図5に示すような装置により、少ない圧縮動力でBOGを再液化する方法が開示されている。この方法によると、BOGは以下のようにして処理される。
LNG貯槽30内においてLNGから発生したBOGは、第1圧縮機34で第1の圧力まで圧縮された後に、LNG貯槽30から圧送されるLNGと混合器35で混合されて、少なくとも一部のBOGが再液化される。混合器35で混合された混合流体は気液分離器37で気液分離され、そのうちガス成分は第2圧縮機40で前記の第1の圧力よりも高い第2の圧力まで圧縮される。また、液体成分については、第2ポンプ38で圧縮された後に、熱交換器36でBOGと熱交換することにより加温され、ついで気化器39により完全気化される。そして、この気化器39で生成したガスは、第2圧縮機40から吐出したガスとともに、NGとして需要先に送出される。
特開平5−263997号公報 特開平9−59657号公報
しかし、これらの従来の処理方法では、再液化したLNGから生成したNGの全てを既存のガス供給網を利用して需要先へ送出しているため、需要の変化に応じてLNG又はNGの生成量を調整することができない。従って、ガス供給網のない地域や、需要先が散在しているため単一の需要家のガス需要の変動が大きく影響するような地域に適用すると、かえって供給ガスのコストの増加を招く可能性がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、BOGうちの任意の量をガスハイドレート(以下、「NGH」という。)化して貯蔵し、必要に応じてガス化するという調整を行うことにより、NGの需要の変動に柔軟に対応することができるBOGの処理方法と装置を提供するものである。
本発明は、LNG貯槽からBOGを抜き出して第1の圧力まで圧縮する第1工程と、その圧縮されたBOGとLNG貯槽から導出されたLNGとを混合してBOGの少なくとも一部を液化して気液混合流体を生成する第2工程と、その気液混合流体を気体成分と液体成分とに分離する第3工程と、その分離された気体成分を第2の圧力まで圧縮する第4工程と、その圧縮された気体成分を第3工程で得られた液体成分の冷熱により冷却された反応槽内で原料水と反応させてNGHを生成する第5工程と、からなるものであって、第3工程で得られた気体成分の流量に基づいてLNG貯槽から導出されたLNGの流量を制御することにより第5工程におけるNGHの生成量を調整するボイルオフガスの処理方法である。
また本発明は、LNG貯槽内に貯留された液化天然ガスから発生したボイルオフガスの処理装置であって、LNG貯槽から抜き出されたBOGを第1の圧力まで圧縮する第1の圧縮手段と、LNG貯槽から外部へLNGを導出する第1の圧送手段と、その導出されたLNGの流量を調整する制御弁と、その圧縮されたボイルオフガスと流量弁を通過したLNGとを混合する混合器と、その混合器で混合された気液混合流体を気体成分と液体成分とに分離する気液分離器と、その気液分離器で分離された気体成分の流量を測定する流量計と、その流量計の測定値に基づき制御弁の開度を調節する制御装置と、その流量計を通過した気体成分を第2の圧力まで圧縮する第2の圧縮手段と、その圧縮された気体成分と原料水とを反応させてガスハイドレートを生成する反応槽と、気液分離器で分離された液体成分を熱交換器へ圧送する第2の圧送手段と、その圧送された液体成分と熱交換することにより反応槽を冷却する熱交換器とからなるボイルオフガスの処理装置である。
このようなBOGの処理方法と装置により、NGの消費量が少ない期間にBOGからNGHを生成して貯蔵しておくことにより、消費量が増加する期間にNGHをガス化してNGとして利用することができるため、NGの需要の大きな変動に柔軟に対応することができる。
本発明により、需要先におけるNGの需要の大きな変動に柔軟に対応できるとともに、天然ガスの需要を拡大し、従来の石油系燃料を代替することができるため、二酸化炭素の抑制に寄与することができる。
本発明の実施形態を図1に基づいて説明する。図1は、本発明に係るBOG処理装置の系統図を示したものである。
LNGを貯留するLNG貯槽1には、その下部にLNGを外部に導出する配管2が、その上部にはBOGを抜き取るための配管3が、それぞれ設けられている。
LNG導出用の配管2の他端はラインミキサー(混合器)6に接続されており、その途中にはLNGを圧縮して送出するための第1ポンプ4とLNGの流量を制御するための制御弁5が設置されている。
また、BOG抜き取り用の配管3は、BOGを第1の圧力まで昇圧する第1圧縮機7を介してラインミキサー6に同じく接続されている。この第1圧縮機は、BOGを第1の圧力まで昇圧するものである。
上記のラインミキサー6の出口は、気液分離器8に接続されている。気液分離器8の頂部は、NGHを生成するための反応槽13の下部に接続されており、その途中には分離された気体成分の流量を測定するための流量計9、第2の圧縮機10及び加熱器11が順に設けられている。この第2の圧縮機10は、分離された気体成分を第1の圧力よりも高い第2の圧力まで昇圧するものである。
反応槽13の底部には、前記の気液分離器8からの配管の他に、図示しない原料水供給源から原料水を供給する配管15も接続されており、これらの配管により反応槽内にNGHを生成するための原料が供給される。
気液分離器8の底部は、分離された液体成分を圧縮して送出する第2ポンプ12を介して、熱交換器14に接続されている。この熱交換器14は、液体成分の冷熱を利用した熱交換により反応槽13を冷却するためのものである。
この熱交換器14の出口には、熱交換により加温された液体成分を更に気化してガス化するための加熱器16が設けられており、NGとして需要先(例えば、ガスタービンなど)へ送出するための配管へとつながっている。
ここで、気液分離器8の頂部に接続している流量計9と、LNG貯槽1から導出されたLNGの流量を制御する制御弁5は、制御装置17を介して信号線18により接続されており、流量計9の測定値に基づいて制御装置17により制御弁5の開度が制御されるようになっている。
次に、この装置を用いてのBOGの処理方法について説明する。ここでは、理解を容易にするために、図1の系統図の各部におけるLNGの状態を合わせて示しながら説明を行う。
図2はメタンについてのp−h線図である。NGには様々な種類のガスが含有されているが、ここでは単純化のために、主成分であるメタンのp−h線図を用いることとする。
ここで、図1と図2におけるアルファベットの符号は対応しており、図1のそれぞれの位置におけるLNGの状態が図2中において示されている。
図2の横軸は比エンタルピーを、縦軸は圧力をそれぞれ示しており、図中の凸状の曲線はメタンの気相/液相の状態を表すものである。左側の曲線は飽和液線といい、この線上での液体は飽和液となっている。また、右側の曲線は乾き飽和蒸気線といい、この線上での気体は飽和蒸気となっている。これらの曲線の内側においては、飽和液と飽和蒸気が共存(安定平衡状態)した状態になっている。また、飽和液線より外側は過冷却液の状態に、乾き飽和蒸気線より外側は過熱蒸気の状態をそれぞれ示している。
なお、飽和液線と乾き飽和蒸気線の交点は臨界点と呼ばれており、この臨界点における温度(臨界温度)を超える温度ではメタンは凝縮液化することはない。
LNG貯槽1から導出されたLNGは第1ポンプ4により、大気圧P0(状態A)から第1の圧力P1(状態a)である2〜9気圧まで昇圧される。また、同じくLNG貯槽1から抜き出されたBOGは、第1圧縮機7により、大気圧P0(状態B)から第1の圧力P1(状態b)まで昇圧される。なお、この第1圧縮機7による昇圧は断熱圧縮過程であるため、状態Bから状態bへは等エントロピー線に沿って移行することになる。
それぞれ第1の圧力P1まで昇圧されたLNG(状態a)とBOG(状態b)は、ラインミキサー6内で混合され、BOGの少なくとも一部が再液化した気液混合流体として共存する(状態c)。
この気液が共存している混合流体は、気液分離器8内において飽和した液体成分(状態d)と、飽和した気体成分(状態f)とに分離される。
液体成分(状態d)は第2ポンプ12により圧縮されて熱交換器14へ送出され、反応槽13との熱交換により加温された後に、加熱器16により需要先への供給圧力であるP2(状態e)である10〜70気圧まで昇圧される。
また、気体成分(状態f)は、第2圧縮機10により反応槽13内でNGHを生成するのに必要な圧力P3(状態g)である約54気圧まで昇圧される。この第2圧縮機10による昇圧も断熱圧縮過程であるため、状態fから状態gまでは等エントロピー線に沿って移行する。
反応槽13内においては、その下部から供給される圧力P3まで昇圧された気体成分と原料水が低温下で反応することにより、NGHが生成される。
このNGHの生成方法については種々の方法が提案されており、そのひとつに原料水と気体とを直接反応させる、いわゆる湿式法がある。
この湿式法の代表的な例として、特開2000−309548号公報に開示されているガスハイドレートの製造装置を図3に示す。冷却ジャケット52を有する筒状容器50内に供給された水54の中に、NG62と水蒸気59を所定の割合で混合した原料ガスをノズル61により噴射することによりNGH57を生成して、水54の表層に浮上したNGH57をかき寄せ機58により排出口56から排出するものである。
また、NGHの他の生成方法としては、水の代わりに微細な氷を原料とする、いわゆる乾式法(例えば、特開2004−99831号公報を参照。)がある。図1には上記の湿式法によるガスハイドレートの製造装置を示しているが、もちろん乾式法による製造装置を適用することも可能である。
反応槽13内で生成したNGHは、その上部から搬出されて、貯蔵又は外部への運搬に供される。
以上のようなLNGの状態変化より、気液分離器8内の気液混合流体内の気体成分の割合(状態c〜f)を制御して、反応槽13へ供給される気体成分の量を変えることにより、NGHの生成量を任意の値に調整できることが分かる。
しかし、気液分離器8内において気液混合流体内の気液成分の割合(状態d〜状態c〜状態f)を直接的に測定することは困難である。そこで、気液分離器8の頂部に接続された流量計9により気液分離器8から出てくる気体成分の量を測定し、その測定値に基づいて制御装置17により制御弁5の開度を制御して、ラインミキサー6に流入するLNGの量(状態a〜状態c)を変えることにより、気液混合流体内の気体成分(状態c〜状態f)の割合を調整するようにした。
このような方法により、柔軟かつ精度よくNGHの生成量を調整することがことができる。
例えば、NGの消費が少ない夜間などには、制御弁5の開度を小さくして気液分離器8における気体成分の量を増やすことにより、NGHの生成量を増加させる。これにより、余分なBOGをNGHとして貯蔵することが可能となる。
本発明に係る別の実施形態を図4に示す。図4においては、図1と同じ部品等には、同一の符号を付している。
この実施形態においては、気液分離器8において分離された成分のうち、液体成分をNGHの生成に使用するところに特徴がある。
第1ポンプ4によりLNG貯槽1から導出されたLNGの一部は、配管22により反応槽13の熱交換器14に直接導かれて、LNG冷熱を利用して反応槽13の冷却を行う。熱交換器14で加温されたLNGは、加熱器16によりガス化されて需要先へ送出される。
例えば、反応槽13内の液相温度を5℃〜7℃の範囲に維持するためには、反応槽13を冷却する冷媒を熱交換器14において0℃から−3℃まで冷却する必要があり、その際の熱交換によりLNGは−150℃から−50℃まで加温されることになる。
LNG貯槽1から導出されたLNGの残りは、図1と同じく混合器6内でLNG貯槽1から抜き出されたBOGと混合され、気液分離器8において気体成分と液体成分に分離される。
このうち、気体成分については、流量計9を通過した後に、配管21によりLNG貯槽1からBOGを抜き取る配管3に循環接続される。つまり、気体成分は、常に第1圧縮機7から混合器6、気液分離器8の間を循環することになる。
また、気液分離器8で分離された液体成分は、ブースター20で昇圧された後に、その一部が配管23に導かれてNGHの原料となる。残りの液体成分は配管24に導かれて、LNGとして系外に排出される。
なお、配管24により排出されるLNGは、LNG貯槽1に戻すことにより再利用してもよい。
この実施形態においても、流量計9の測定値に基づいて、混合器6に流入するLNG量を制御することにより、気液分離器8から得られる液体成分(図2における状態d〜状態cに相当)の割合を調整することができ、それにより配管23を流れるLNG量が変わるためNGHの生成量を柔軟に調整することができる。
本発明に係るBOG処理装置の系統図である。 本発明に係るBOG処理装置における気液状態を示したメタンのp−h線図である。 湿式法によるNGH製造装置の系統図である。 本発明の別の実施形態に係るBOG処理装置の系統図である。 従来のBOG処理装置の系統図である。
符号の説明
1 LNG貯槽
2 LNG導出管
3 BOG抜き取り管
4 第1ポンプ
5 制御弁
6 ラインミキサー
7 第1圧縮機
8 気液分離器
9 流量計
10 第2圧縮機
11 加熱器
12 第2ポンプ
13 反応槽
14 熱交換器
15 原料水供給管
16 加熱器
17 制御装置
18 信号線
20 ブースター
21 気体成分の戻り管
22 LNG移送管
23 NGH生成用LNG移送管
24 LNG排出管
30 LNG貯槽
31 第1ポンプ
32 LNG用配管
33 BOG用配管
34 第1圧縮機
35 混合器
36 熱交換器
37 気液分離器
38 第2ポンプ
39 気化器
40 第2圧縮機
50 筒状容器
51 冷媒出口
52 冷却ジャケット
53 水供給ライン
54 水
55 冷媒入口
56 ガスハイドレート出口
57 ガスハイドレート結晶
58 かき寄せ機
59 水蒸気供給ライン
60 ミキサー
61 ノズル
62 天然ガス供給ライン

Claims (2)

  1. 液化天然ガスの貯槽からボイルオフガスを抜き出して第1の圧力まで圧縮する第1の工程と、
    前記圧縮されたボイルオフガスと前記貯槽から導出された液化天然ガスとを混合してボイルオフガスの少なくとも一部を液化して気液混合流体を生成する第2の工程と、
    前記気液混合流体を気体成分と液体成分とに分離する第3の工程と、
    前記分離された気体成分を第2の圧力まで圧縮する第4の工程と、
    前記圧縮された気体成分を第3の工程で得られた液体成分の冷熱により冷却された反応槽内で原料水と反応させてガスハイドレートを生成する第5の工程と、からなり、
    前記第3の工程で得られた気体成分の流量に基づいて前記貯槽から導出された液化天然ガスの流量を制御することにより第5の工程におけるガスハイドレートの生成量を調整する、
    ボイルオフガスの処理方法。
  2. 貯槽内に貯留された液化天然ガスから発生したボイルオフガスの処理装置であって、
    前記貯槽から抜き出された前記ボイルオフガスを第1の圧力まで圧縮する第1の圧縮手段と、
    前記貯槽から外部へ前記液化天然ガスを導出する第1の圧送手段と、
    前記導出された液化天然ガスの流量を調整する制御弁と、
    前記圧縮されたボイルオフガスと前記流量弁を通過した液化天然ガスとを混合する混合器と、
    前記混合器で混合された気液混合流体を気体成分と液体成分とに分離する気液分離器と、
    前記気液分離器で分離された気体成分の流量を測定する流量計と、
    前記流量計の測定値に基づき前記制御弁の開度を調節する制御装置と、
    前記流量計を通過した前記気体成分を第2の圧力まで圧縮する第2の圧縮手段と、
    前記圧縮された気体成分と原料水とを反応させてガスハイドレートを生成する反応槽と、
    前記気液分離器で分離された液体成分を熱交換器へ圧送する第2の圧送手段と、
    前記圧送された液体成分と熱交換することにより前記反応槽を冷却する熱交換器と、
    からなるボイルオフガスの処理装置。
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