JP2006050827A - 自動車用電気接続箱 - Google Patents

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Hiroyuki Nakada
裕之 中田
Nobuhide Kato
信秀 加藤
Tatsuo Suzuki
達夫 鈴木
In-Kyu Park
仁奎 朴
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Abstract

【課題】 絶縁板上に固定するバスバーの位置ずれやガタつきを防止する。
【解決手段】 絶縁板上に所要回路形状と形成されたバスバーが載置され、該絶縁板から突設した突起がバスバーに穿設された穴に挿入されたカシメ固定されている回路材を、ケース内部に収容している自動車用電気接続箱であって、前記隣接配置されるバスバー間には、一定の細幅のガイド壁が前記絶縁板より突設され、かつ、前記カシメ固定箇所が少なく位置ズレが発生しやすいバスバーに沿う部分の前記ガイド壁には、その幅を大として前記バスバーの外縁との間に所要のクリアランスをあける位置までバスバー側に突出させている拡幅部を設けている。
【選択図】 図3

Description

本発明は自動車に搭載される電気接続箱であって、特に、該電気接続箱の内部に収容されている絶縁板上にバスバーが載置固定された回路材を改良するものである。
従来、この種の自動車用電気接続箱では、導電性金属板を所望の回路パターンに打ち抜き加工したバスバーを設け、該バスバーを樹脂製の絶縁板に載置して固定している。(実開昭63−63022号等参照)
近時は、自動車に搭載する電装品の急増により、バスバー1は絶縁板2上に示すように非常に高密度で配置されている。よって、図5(A)に拡大図に示すように、一定の細幅でバスバーの厚さと同等以上のガイド壁3を絶縁板より一体成形で突設し、該ガイド壁3に囲まれた部分にバスバー1を配置し、バスバー間のリーク発生を防止すると共にバスバーを位置決め保持している。図5(A)中において、斜線はバスバー1を示すと共に太線で外形を示し、クロス斜線はガイド壁3を示す。
前記バスバー1には図5(B)に示すように***1aを設けておき、該***1aに絶縁板2から突設したリブ2aを挿入し、リブ2aの先端をかしめて絶縁板2にバスバー1を固定している。
前記リブ2aによるかしめ固定点Pが、小型バスバー1Aでは1カ所しか設けることができない場合が多い。また、該小型バスバー1Aを囲むガイド壁3は前記のように一定の細幅とされているため、ガイド壁3とバスバーとの間の隙間Cが発生しやすい。よって、図6に示すように、1カ所のかしめ固定点Pを支点として小型バスバー1Aに回転して位置ずれが発生しやすく、また、振動によるガタつきも発生しやすい。
一方、大型バスバー1Bでは複数箇所にかしめ固定点Pが設けられるため、かしめ固定点P1が1カ所の小型バスバーよりは移動やガタ付きが発生しないようにされている。しかしながら、積層するバスバーからのタブの位置によっては適宜な位置にかしめ固定点Pが設けられず、該バスバーの屈曲部分にガタつきが発生しやい部分もある。
実開昭63−63022号
本発明は上記した問題に鑑みてなされたもので、絶縁板を改良して、バスバーの移動およびガタつきの発生を簡単に防止することを課題としている。
本発明は、前記課題を解決するため、絶縁板上に所要回路形状に形成されたバスバーが載置され、該絶縁板から突設した突起がバスバーに穿設された穴に挿入されたカシメ固定されている回路材を、ケース内部に収容している自動車用電気接続箱であって、
前記隣接配置されるバスバー間には、一定の細幅のガイド壁が前記絶縁板より突設され、前記カシメ固定箇所が少なく位置ズレが発生しやすいバスバーに沿う部分の少なくとも一部の前記ガイド壁には、その幅を大として前記バスバーの外縁との間のクリアランスを埋める拡幅部を設けていることを特徴とする自動車用電気接続箱を提供している。
前記したように、一定の細幅で絶縁板より突設しているガイド壁を部分的に拡幅し、該拡幅部のガイド壁の両側で隣接するバスバーを位置決め保持している。なお、バスバーの全周に沿って前記ガイド壁を設ける必要はなく、回転が発生させない箇所、例えば、かしめ固定点が1箇所である場合には、該支点を挟む2カ所の箇所、かしめ固定点が複数箇所である場合には、ガタつきや変形の発生を防止できる1カ所あるいは複数箇所に、前記拡幅部を部分的に設ければよい。
このように、絶縁板の成形時にガイド壁に部分的に拡幅部を形成しておくだけで良いために簡単に実施することができる。
前記ガイド壁の拡幅部は、前記バスバーの周縁よりタブが突出して該バスバーの外縁に段差が生じている部位では、前記拡幅部の外縁も前記段差に沿った段差を設けている。
即ち、タブはバスバーの水平部分の周縁より突設させた部分を折り曲げ加工して立設するため、水平部分の周縁よりもタブの根元が若干外側に突出して段差が発生する。よって、このように段差が発生した部分では、拡幅部の周縁も段差に沿ってクリアランスを無くした形状としている。
前記ガイド壁に拡幅部を設けて位置ずれ発生を防止するバスバーは、短尺でカシメ固定位置が1ケ所であるバスバー、屈曲部を有する長尺バスバーで且つ前記カシメ固定位置が直線上の連続しない複数位置にあるバスバーである。例えば、長尺なバスバーでもU形状に屈曲され、その両側部の先端でかしめ固定された場合には、屈曲した中央部分でガタつきが発生しやくなる。よって、この中央連結部の両側に前記拡幅部を設けてバスバーに添わせることが好ましい。
なお、絶縁板から突設するガイド壁は前記拡幅部を部分的に設けている以外の部分では、前記図5と同様に一定の細幅な壁として、一定面積の絶縁板上にバスバーを高密度で配置可能とし、且つ、該絶縁板とバスバーとの組み合わせからなる回路材を多数組積層配置する場合における重量増加を抑制している。
上述したように、本発明では、絶縁板に設けているバスバーのリーク防止用兼位置決め保持用のガイド壁を一定の細幅としておき、バスバーに移動やガタ付きが発生しやすい箇所だけ幅を広げた拡幅部を設けた構成としているため、簡単かつ余り重量増加をさせずに、バスバーの移動やガタ付きを確実に低減することができ、特に、リーク防止が確実に図れる利点がある。
以下、本発明の実施形態を図1乃至図4を参照して説明する。
図1(A)に示すように、自動車に搭載する電気接続箱10のケース内部には、絶縁樹脂で成形した絶縁板11上にバスバー12を固定した回路材13を複数組積層配置して収容している。
バスバー12は、従来と同様に、一枚の絶縁板11上に配置するバスバーは、一枚の導電性金属板を所要の回路パターンに打加工して形成し、その後、所要箇所を切断している。
また、図1(B)に示すように、バスバー12には予め固定用の***12aを設け、絶縁板11から突設しているリブ11aを挿入した後、先端をかしめてバスバー12を絶縁板11に固定している。
前記絶縁板11には隣接するバスバー12間のリーク防止およびバスバーの位置決め保持のために一定の細幅としたガイド壁13を設けている。該ガイド壁13の高さは図3に示すようにバスバー12の上面と略同一高さとなるように突設している。
図2中において、バスバー12は部分的に斜線を付し、太実線はバスバー12の外縁を示し、ガイド壁は部分的にクロス斜線を付して区別している。
図2中で、例えば、A.B,C,Dで示す四カ所には前記一定の細幅としたガイド壁13の幅を拡大した拡幅部15を設けている。
図3は、図2中のAの部分を拡大して示し、前記従来例の図5と回路形状は同一としている。
図3中において、小形バスバー12−1は、絶縁板11から突設したリブ11aによるかしめ固定部P1は図示のように1カ所だけとなっている。
この小形バスバー12−1を囲むように大形バスバー12−2が位置し、大形バスバー12−2と小形バスバー12−1との間に一定の細幅としたガイド壁13を突設している。
前記小形バスバー12−1を囲むガイド壁13の全体を、前記図5に示す一定の細幅とした場合には、小形バスバー12−1に固定部P1を支点とする回転が発生する恐れがあるため、固定点P1側より他方の両側では拡幅部15(15A、15A)とを設けて、小形バスバー12−1の外縁に添わせ、クリアランスは無くしている。
なお、小形バスバー12−1を囲むガイド壁13に連続して形成している小さい矩形筒形状のガイド壁13’は下層のバスバーから突設するタブの挿入穴14を囲むガイド壁である。
また、図2中において、B,C,Dの部分は図4に示し、大形バスバー12−2Aと12−2Bは共にかしめ固定部は図2で示すように複数箇所P2とP3、P4とP5であるが、その周縁の一部に沿った部分ではガイド壁13に拡幅部15を設けている。
Bの部分では大形バスバー12−2Aの外周縁に沿ってタブ17を突設しているため、外周縁が段状となっている。よって、拡幅部15Bも段状に添わせた形状としている。
Cの部分では大形バスバー12−2Bの外周縁に沿ってタブ17を突設して、外周縁が段状となっているため 同様に、拡幅部15Cも段状に添わせた形状としている。
Dの部分では、大形バスバー12−2Bが屈曲しているが、この屈曲部分にはかしめ固定点がないため、ガタつきが発生しやすい。よって、屈曲部分の内周側の周縁に沿った部分に拡幅部15Dを設けている。
このように、かしめ固定部が1カ所で回転移動が発生しやすい小形バスバー12−1等には回転を発生させない箇所に拡幅部15をガイド壁13に設けているため、小形バスバー12−1の回転移動を発生させない。
また、かしめ固定部が複数箇所ある大形バスバー12−2A、12−2B等であっても、移動やがたつきが発生しやすい部分に沿って拡幅部15をガイド壁13に設けているため、移動やがたつき発生を防止できる。
上記構成とすることにより、絶縁板11から突設するガイド壁13は一定の細壁としながらも、必要最小限で拡幅部を設けているだけであるため、絶縁板11の重量増加を抑制できると共に、一定面積の絶縁板11上にバスバー12を高密度で配置することができる。
(A)は本発明の実施形態の電気接続箱の一部断面図、(B)は(A)の一部拡大図である。 実施形態の絶縁板上にバスバーを固定した状態の平面図である。 図2のAの部分の拡大図である。 図2のB,C、Dの部分の拡大図である。 (A)(B)は従来例を示す図面である。 従来の問題点を示す図面である。
符号の説明
10 電気接続箱
11 絶縁板
12 バスバー
12-1 小形バスバー
12−2A、12−2B 大形バスバー
13 ガイド壁
15 拡幅部
P(P1〜P5) かしめ固定部

Claims (3)

  1. 絶縁板上に所要回路形状に形成されたバスバーが載置され、該絶縁板から突設した突起がバスバーに穿設された穴に挿入されたカシメ固定されている回路材を、ケース内部に収容している自動車用電気接続箱であって、
    前記隣接配置されるバスバー間には、一定の細幅のガイド壁が前記絶縁板より突設され、前記カシメ固定箇所が少なく位置ズレが発生しやすいバスバーに沿う部分の少なくとも一部の前記ガイド壁には、その幅を大として前記バスバーの外縁との間のクリアランスを埋める拡幅部を設けていることを特徴とする自動車用電気接続箱。
  2. 前記ガイド壁の拡幅部は、前記バスバーの周縁よりタブが突出して該バスバーの外縁に段差が生じている部位では、前記拡幅部の外縁も前記段差に沿った段差を設けている請求項1に記載の自動車用電気接続箱。
  3. 前記位置ズレが発生しやすいバスバーは短尺でカシメ固定位置が1ケ所であるバスバーおよび、屈曲部を有する長尺バスバーで且つ前記カシメ固定位置が直線上の連続しない複数位置にあるバスバーである請求項1または請求項2に記載の自動車用電気接続箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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