JP2006050374A - 電子装置および無線通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝送データの大容量化高速化にともない消費電力が増加し、信号歪による特性劣化をひきおこし、ケーブルやコネクタの信頼性が低下、またコストアップの要因となる。
また実装上の部品配置などの制約が厳しくなるなどの様々な課題を取り除く。
【解決手段】同一筐体内において、送信信号を電磁波信号に変換する手段と前記電磁波信号を受信し前記送信信号を復元する手段を具備し、高速大容量の転送データを無線にて伝送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は表示素子や撮像素子など高速なデータ転送を必要とする素子を内蔵する電子装置および無線通信端末に関する。
近年、携帯電話やノートブックコンピュータ、デジタルカメラなどの機能向上は目覚しく、内蔵される表示素子や撮像素子の高分解能化および高精細化が求められ、ますます複雑化してきている。特に携帯電話においては、カメラ機能の内蔵や表示の大型化などの高機能化とともに小型軽量化および低消費電力化が求められ、その筐体構造もクラムシェル型またはフリップ型と呼ばれる折り畳み型が主流になってきている。
図14は、表示素子としてアクティブマトリックス型液晶表示体を用いた電子装置の典型的な構成を示すブロック図、図15はそのタイム図である。
図14に示すように、CPU701は、表示すべき画像データを生成し、ビデオメモリ702に書き込む。CPU701は、JPEGやMPEGなどの圧縮画像や動画データからの伸張や演算により、表示すべき画像データを生成する。液晶コントローラ703は、液晶表示に必要な各種タイミング、すなわちXドライバ713のXクロック信号715、水平同期信号714、垂直同期信号718を生成し、またビデオメモリ702から表示すべき順序にそって画像データを読み出して、液晶表示体708のドライバ(Xドライバ713およびYドライバ707)に送出する。ここで、Xドライバ713は、液晶表示体708の画素がn行m列で構成される場合、m段のシフトレジスタ704、mワードのラッチ705およびm個のDA変換器706から構成される。
液晶コントローラ703は、表示フレームの先頭の画素を読み出すとき、垂直同期信号718を発生し、Yドライバ707に送出する。このとき同時に、液晶コントローラ703は、液晶表示体708の1行1列目の画素に表示するデータをビデオメモリ702から読み出し、表示データ信号716としてラッチ705のデータ端子に送出する。
シフトレジスタ704は、図15に示すように、液晶コントローラ703が発生する水平同期信号714をXクロック信号715に同期して読み込み、第一列目の画像データをラッチするための信号X1ラッチ(図15(c))を発生する。この信号によって1行1列目の画素に表示されるデータがラッチ705の1列目にラッチされる。引き続き、液晶コントローラ703は、ビデオメモリ702から次の画素に表示すべきデータを読み出し出力する。Xドライバ713のシフトレジスタ704は水平同期信号714を一つシフトさせ、第二列目の画像データをラッチするための信号X2ラッチ(図15(d))を発生させて、1行2列目の画像データをラッチする。
以下、シフトレジスタ704は順次シフトさせ、1行目に表示するデータを順次ラッチしていく。1行分のデータをラッチ705が保存し終わると、次の水平同期信号714(図15(a)および図15(h)、なお、図15では(a)〜(f)と同図(g)〜(k)で横軸のタイムスケールが変わっていることに注意されたい。そのため同一信号である水平同期信号は(a)に加え(h)が再掲されている。)が出力され、DA変換器706はラッチ705に保持されたデータをDA変換し、列電極710のXi番目(1≦i≦m)に出力する。同時にYドライバ707は1行目の行電極Y1に選択信号を出力する。
以下同様に、Yドライバ707は、行電極709のYj番目(1≦j≦n)に出力される選択信号を水平同期信号714が出る度に順次シフトしていく。
図14の一点鎖線718内は液晶表示体708のマトリックス配置された1画素部分を拡大した図である。アクティブスイッチ素子711は行電極709のYj番目が選択されると、列電極710のXi番目に出力されたDA変換器706の出力を画素電極712に伝える。なお、DA変換器706を液晶コントローラ側に一つ置いて、データ716をアナログ信号で伝送することもできる。この場合は、ラッチ705はアナログのサンプルアンドホールド回路となる。この方法はDA変換器の数を減らすことができ、従来多く用いられたが、DA変換器といっても最終的に画素電極に印加される電圧値が所定値になっていればよく、パルス幅変調などのデジタル回路が使用でき、アナログのサンプルアンドホールド回路が不要となるため、LSIの高密度化に伴い、ここで説明した方法が主流となってきている。
ただし、この方法ではデータはデジタル信号で送られるため、信号線の数が非常に多くなり、例えば、8ビット×3原色の計24本が必要となる。
なお、行の右端の表示信号が液晶コントローラ703から出力された後、次の行の左端の表示信号が出力されるまでの時間、また画面の最下行の画像データが出力し終わってから、次のフレームの最初の行の画像データが出力されるまでの時間は、(水平、垂直)ブランキング期間または帰線期間と呼ばれ、CRTでは0にできないが、液晶表示体では0でもよい。図15では、1画素分の水平帰線期間、1行分の垂直帰線期間をとった場合を例示している。
デジタルカメラなどの撮像素子を使用する電子装置においては、ちょうど液晶表示体708を用いる場合と信号の伝送される向きが逆になり、同様の回路構成がとられる。
このような表示体素子や撮像素子を内蔵する電子装置において、大型表示化、高分解能化、さらに機器の小型軽量化が求められている。このため、図14の電子装置を実装する実装基板は複数にわたることが多く、その場合、図14の一点鎖線717−717'で実装基板を分けることが多い。
必然的に、CPU701と液晶表示体708との間の結線が長くなる。また、図14の構成に撮像素子を搭載した場合にも、液晶表示体708を用いる場合と信号の伝送される向きが逆になり、同様の回路構成がとられるため、CPU701と撮像素子との間の結線が長くなる。
また、液晶表示体708や撮像素子などの高分解能化に伴い、それらの線路の信号周波数が高くなり、CPU701との接続が困難になってきている。特に、クラムシェル型構造では、細いヒンジ部分を介して両者が接続される構造となる。このため、表示素子や撮像素子の高分解能化に伴い、図14の一点鎖線717−717'で実装基板を分けた時の両基板間でやり取りされるデータ量も多くなり、高速転送技術が必要となってきている。この問題を解決するために高速データ伝送の方式として、たとえば、(LVDS:Low Voltage Differential Signaling)を表示体や撮像素子の接続に使うことが提案されている(特許文献1および特許文献2)。特許文献3および特許文献4等では、この方式でも十分な解決が得られないとして、新たな方法が提案されている。
特許公報3086456(欄44) 特許公報3330359(欄46) 特許公報3349426 特許公報3349490
しかしながら、最近の表示体の大型化の進展は目覚しく、これらの技術でも十分な性能を得られない。十分な対ノイズ特性(耐干渉性、与干渉性)を得るには、細心の設計と調整が要求される。また、LVDSでは、信号レベルが小さいため、必然的にデジタルICでアナログ信号を扱うことになり、消費電力が大きくなるという問題があった。
また、信号を精度よく伝送するためには、整合の取れたインピーダンス終端が必要であるが、インピーダンス終端が必要な線の数が多い上に伝送インピーダンスはせいぜい100オームくらいなので、それらの終端抵抗に消費される電力が容認できないほどに大きくなってしまうという問題もあった。
さらに、図14の一点鎖線717−717'で実装基板を分けると、長い配線によって引き回された線路を通して高速で大量のデータを伝送させる必要がある。このため、線路からの放射電磁界が増えることとなり、他の電子機器あるいは自機器への電磁波妨害の要因となる。従来の信号線による信号伝送では、受電端での振幅レベルが規定されており、受電端で十分な品質を確保しても、信号の振幅レベルを下げることができない。すなわちEMI対策が困難になり、結果として機器デザインへの制約やコストアップを引き起こしている。また、送信側では、受電端の負荷に加え線路の浮遊容量も同時に駆動することになるため、信号伝達に余分なエネルギーを必要としている。すなわち、消費電力を増大させる結果となっている。
また、転送データの高速化に伴う配線数の増大は配線のための物理的スペースを要し、当然の事ながら機器のデザインに対し大きな制約を課すことになる。
特に、クラムシェル型構造などにおいて配線がヒンジ部などの可動部を通る場合は、可動部の折れ曲がり具合により特性インピーダンスが変化するため、状況によってインピーダンス不整合が生じ、折れ曲がり部での反射等により信号劣化を引き起こす。このため、伝送されるデータの速度が制限されたり、実装方法や部品の配置が制約を受けるという問題点があった。
また、表示体素子や撮像素子の高分解能化および高速化に対応するには、ヒンジ部を介してやり取りされる信号数は数十本となる上に、基板上の配線を使用できないので、フレキシブル基板をコネクタを介して接続することになる。フレキシブル基板やコネクタによる接続は、コストが高い上に接続信頼性も低いという欠点を有していた。
そこで、本発明は上述のように種々の問題や制約を持つデータの高速度伝送の方法を従来にないまったく新しい方法で改善し、これらの従来の欠点や制約を除去し、低コストで信頼性の高い電子装置および無線通信端末を実現することを目的とする。
本発明の電子装置は、送信信号を電磁波信号に変換する電磁波変換部と前記電磁波信号を無線送信する送信部とを備える第1の部分と、前記電磁波信号を受信する受信部と受信した電磁波信号を前記送信信号に復元する電磁波復元部とを備える第2の部分とが、同一筐体内に収容されていることを特徴とする。
上記構成によれば、信号の送受信を電磁波により無線化でき、信号は空間を伝播して伝わるためフレキシブル基板やコネクタなどを用いた配線の必要がなく、これらに起因するコスト高や信頼性の問題が無くなる。また、インピーダンスマッチングのための終端やデータ伝送速度の高速化に伴い上昇する消費電力の問題も回避できる。また、配線の引き回しや部品配置の制約がなくなり、電子装置のデザインや使い勝手を向上することができる。また信号伝送に使用される電磁波は同一筐体という至近距離で行われるため、この距離内での通信が確保できさえすれば良く、放射電磁波の強度を限界まで下げることが出きるのでEMI特性が本質的に改善され対策が容易になる。
本発明の電子装置は、送信信号を電磁波信号に変換する電磁波変換部と前記電磁波信号を無線送信する送信部とが設けられた第1の部分が収容された第1筐体部と、前記電磁波信号を受信する受信部と受信した電磁波信号を前記送信信号に復元する電磁波復元部とが設けられた第2の部分が収容された第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部とにより構成されることを特徴とする。
上記構成によれば、信号の送受信を電磁波により無線化でき、信号は空間を伝播して伝わる。このため、第1第筐体部と第2第筐体部との間でフレキシブル基板やコネクタなどを用いた配線を行う必要がなく、これらに起因するコスト高や信頼性の問題が無くなる。また、インピーダンスマッチングのための終端やデータ伝送速度の高速化に伴い上昇する消費電力の問題も回避できる。また、配線の引き回しや部品配置の制約がなくなり、電子装置のデザインや使い勝手を向上することができる。また信号伝送に使用される電磁波は至近距離で行われるため、この距離内での通信が確保できさえすれば良く、放射電磁波の強度を限界まで下げることが出きるのでEMI特性が本質的に改善され対策が容易になる。
本発明の電子装置の電磁波信号変換部は、少なくとも搬送波パルス列を発生する搬送波発生部と、前記送信信号と前記搬送波パルス列を乗算する乗算回路から構成されることを特徴とする。
上記構成によれば、少ないハードウエアコストで送信すべき信号を電磁波に変換することができる。
本発明の電子装置の電磁波復元部は、少なくとも受信電磁波信号と搬送波パルス列を乗算し前記送信信号を復元する乗算回路から構成されることを特徴とする。
上記構成によれば、少ないハードウエアコストで電磁波信号を受信して送信されたデータを復元することができる。
また、本発明の電子装置の電磁波変換部は、少なくとも搬送波パルス列を発生する搬送波発生部と、前記搬送波発生部により発生された搬送波を前記送信信号によって位相変調する変調部を備えることを特徴とする。
さらに、本発明の電子装置の電磁波復元部は、少なくとも受信した電磁波信号と搬送波パルス列を乗算し、前記送信信号を復元する乗算回路から構成されることを特徴とする。
上記構成によれば、少ないハードウエアコストで送信すべき信号を電磁波に変換することができ、通信に必要な占有帯域も押さえることができ、与干渉性能を向上することができる。
また、本発明の電子装置の電磁波信号変換部は、前記送信信号をコード多重化し拡散変調する拡散変調部を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、複数の信号をシリアル伝送に寄らず多重化して送ることができ、また拡散利得を稼ぐこともでき、リアルタイム特性の良いロバストなシステムを構築できる。
更に、本発明の電子装置の電磁波変換手段は、前記送信信号をUWB変調するUWB変調部を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、電波によって通信を行う携帯電話のような電磁波発生が基本的機能である電子機器の強電磁界環境化においても、高速の信頼性の高いデータ伝送が可能となる。UWB通信であれば、法律によって許容される最大放射電磁界の規定が緩和され、より受信側の設計が容易となる。
本発明の電子装置の前記第1の部分は、前記送信信号を記憶する記憶部と前記記憶部に記憶された前記送信信号を読出し出力する制御部とを備え、前記第2の部分は表示部を備え、前記表示部は前記制御部によって読出し出力された前記送信信号を表示することを特徴とする。
上記構成によれば、表示体と表示体の制御部間での信号のやり取りが無線化されるため、その間の配線が不要となり、表示体の大型化に伴い露見したさまざまな問題を回避できる。すなわち、クラムシェル構造の筐体でも容易に実装できる、フレキシブル基板やコネクタといった配線の必要がなくこれらに起因するコスト高や信頼性の問題が無くなる、高い伝送速度にも対応が可能などの効果がある。
また、本発明の電子装置の前記第1の部分は撮像素子を備え、前記送信信号には前記撮像素子により撮影された画像情報が含まれることを特徴とする。
上記構成によれば、撮像素子と撮像素子で得た画像データを使用するホスト側との間の信号のやり取りが無線化されるため、その間の配線が不要となり、撮像素子の大型化に伴い露見したさまざまな問題を回避できる。すなわち、クラムシェル構造の筐体でも容易に実装できる、フレキシブル基板やコネクタといった配線の必要がなくこれらに起因するコスト高や信頼性の問題が無くなる、高い伝送速度にも対応が可能となるなどの効果がある。特に、カメラにおいては、光学系と電子部品を同一筐体に実装しなければならず電子部品実装の制約が多かったが、本発明の上記構成により、この制約を緩和することができる。
また、本発明の無線通信端末によれば、第1筐体部と、前記第1筐体部に連結された第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、前記第1筐体部または前記第2筐体部に搭載された外部無線通信用アンテナと、前記第1筐体部に搭載され、前記外部無線通信用アンテナを介して行われる外部無線通信の制御を主として司る外部無線通信制御部と、前記第2筐体部に搭載された表示部と、前記第1筐体部に搭載された第1の内部無線通信用アンテナと、前記第2筐体部に搭載された第2の内部無線通信用アンテナと、前記第1筐体部に搭載され、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して行われる内部無線通信の制御を司る第1の内部無線通信制御部と、前記第2筐体部に搭載され、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して行われる内部無線通信の制御を司る第2の内部無線通信制御部とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、無線通信端末にクラムシェル構造が採用された場合においても、無線通信端末の筐体間のデータ伝送を無線で安定して行うことが可能となる。このため、無線通信端末に搭載される表示部の高解像度化に対応して、筐体間でやり取りされるデータ量が増大した場合においても、連結部の構造の複雑化を抑制することが可能となるとともに、実装工程の煩雑化を防止することが可能となる。この結果、コストアップを抑制しつつ、無線通信端末の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、無線通信端末の携帯性を損なうことなく、無線通信端末の大画面化および多機能化を図ることができる。
以上述べたように、本発明の上記構成によれば、電子機器の同一機器内のような極近距離に電磁波による無線データ伝送を使うことにより、従来の高速データ伝送に伴う種々の問題や実装上の問題を除去することができ、低コストで高信頼性かつ低消費電力の電子装置を実現することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を使って説明する。
図1は、本発明の無線通信制御方法が適用されるクラムシェル型携帯電話を開いたときの状態を示す斜視図、図2は、本発明の無線通信制御方法が適用されるクラムシェル型携帯電話を閉じたときの状態を示す斜視図である。
図1および図2において、第1筐体部1の表面には、操作ボタン4が配置されるとともに、第1筐体部1の下端にはマイク5が設けられ、第1筐体部1の上端には外部無線通信用アンテナ6が取り付けられている。また、第2筐体部2の表面には、表示体8が設けられるとともに、第2筐体部2の上端にはスピーカ9が設けられている。また、第2筐体部2の裏面には、表示体11および撮像素子12が設けられている。なお、表示体8、11としては、例えば、液晶表示パネル、有機ELパネルまたはプラズマディスプレイパネルなどを用いることができる。また、撮像素子12としては、CCDまたはCMOSセンサなどを用いることができる。また、第1筐体部1および第2筐体部2には、第1筐体部1と第2筐体部2との間で内部無線通信を行う内部無線通信用アンテナ7、10がそれぞれ設けられている。
そして、第1筐体部1および第2筐体部2はヒンジ3を介して連結され、第2筐体部2をヒンジ3を支点として回転させることにより、第2筐体部2を第1筐体部1上に折り畳むことができる。そして、第2筐体部2を第1筐体部1上に閉じることにより、操作ボタン4を第2筐体部2にて保護することができ、携帯電話を持ち歩く時に操作ボタン4が誤って操作されることを防止することができる。また、第2筐体部2を第1筐体部1から開くことにより、表示体8を見ながら操作ボタン4を操作したり、スピーカ9およびマイク5を使いながら通話したり、操作ボタン4を操作しながら撮像を行ったりすることができる。
ここで、クラムシェル構造を用いることにより、第2筐体部2のほぼ一面全体に表示体8を配置することができ、携帯電話の携帯性を損なうことなく、表示体8のサイズを拡大させることを可能として、視認性を向上させることができる。
また、内部無線通信用アンテナ7、10を第1筐体部1および第2筐体部2にそれぞれ設けることにより、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信にて第1筐体部1と第2筐体部2との間のデータ伝送を行うことができる。例えば、外部無線通信用アンテナ6を介して第1筐体部1に取り込まれた画像データや音声データを、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信にて第2筐体部2に送り、表示体8に画像を表示させたり、スピーカ9から音声を出力させたりすることができる。また、撮像素子12にて撮像された撮像データを、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信にて第2筐体部2から第1筐体部1に送り、外部無線通信用アンテナ6を介して外部に送出させることができる。
これにより、第1筐体部1と第2筐体部2との間のデータ伝送を有線で行う必要がなくなり、多ピン化されたフレキシブル配線基板をヒンジ3に通す必要がなくなる。このため、ヒンジ3の構造の複雑化を抑制することが可能となるとともに、実装工程の煩雑化を防止することが可能となり、コストアップを抑制しつつ、携帯電話の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、携帯電話の携帯性を損なうことなく、携帯電話の大画面化および多機能化を図ることができる。
なお、外部無線通信用アンテナ6は第1筐体部1に装着されているが、第2筐体部2に装着してもよい。この場合の方が使用時において第2筐体部2によって外部無線通信用アンテナ6が遮られることがなく、能率のよい通信が期待できる。この場合には、第1筐体部1に内蔵される携帯電話の通信制御部から同軸ケーブルなどにより外部無線通信用アンテナ6に給電される。
図3は、本発明の無線通信制御方法が適用される回転式携帯電話の外観を示す斜視図である。
図3において、第1筐体部21の表面には、操作ボタン24が配置されるとともに、第1筐体部21の下端にはマイク25が設けられ、第1筐体部21の上端には外部無線通信用アンテナ26が取り付けられている。また、第2筐体部22の表面には、表示体28が設けられるとともに、第2筐体部22の上端にはスピーカ29が設けられている。また、第1筐体部21および第2筐体部22には、第1筐体部21と第2筐体部22との間で内部無線通信を行う内部無線通信用アンテナ27、30がそれぞれ設けられている。
そして、第1筐体部21および第2筐体部22はヒンジ23を介して連結され、第2筐体部22をヒンジ23を支点として水平に回転させることにより、第2筐体部22を第1筐体部21上に重ねて配置したり、第2筐体部22を第1筐体部21からずらしたりすることができる。そして、第2筐体部22を第1筐体部21上に重ねて配置することにより、操作ボタン24を第2筐体部22にて保護することができ、携帯電話を持ち歩く時に操作ボタン24が誤って操作させることを防止することができる。また、第2筐体部22を水平に回転させて、第2筐体部22を第1筐体部21からずらすことにより、表示体28を見ながら操作ボタン24を操作したり、スピーカ29およびマイク25を使いながら通話したりすることができる。
ここで、内部無線通信用アンテナ27、30を第1筐体部21および第2筐体部22にそれぞれ設けることにより、内部無線通信用アンテナ27、30を用いた内部無線通信にて第1筐体部21と第2筐体部22との間のデータ伝送を行うことができる。例えば、外部無線通信用アンテナ26を介して第1筐体部21に取り込まれた画像データや音声データを、内部無線通信用アンテナ27、30を用いた内部無線通信にて第2筐体部22に送り、表示体28に画像を表示させたり、スピーカ29から音声を出力させたりすることができる。
これにより、多ピン化されたフレキシブル配線基板をヒンジ23に通す必要がなくなり、ヒンジ23の構造の複雑化を抑制することが可能となるとともに、実装工程の煩雑化を防止することが可能となる。このため、コストアップを抑制しつつ、携帯電話の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、携帯電話の携帯性を損なうことなく、携帯電話の大画面化および多機能化を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、携帯電話を例にとって説明したが、ビデオカメラ、PDA(Personal Digital Assistance)、ノート型パーソナルコンピュータなどに適用することもできる。
図4はその他の電子装置の実施例の要部を示す断面図である。
図4において、電子装置は本体部135と表示部139に分けられ、ヒンジ137を介して一体化されている。本体部基板133は電子装置本体の機能制御を受け持つ。電子装置には様々な入出力デバイス、例えばキーボードや表示装置が接続される。134は入力装置としてのキーボード、136は表示装置としての液晶表示体である。138は本体基板133上の電子回路の制御によって表示データを生成する液晶コントローラである。液晶コントローラ138が発生する表示データは変調器130に送られ変調され、送信アンテナ141より電磁波(電波)に変換され空間を伝播する。送信アンテナ141より送信された電磁波信号は受信アンテナ140により受信され、復調器132により表示データに復調され、液晶ドライバ131に送られ、液晶表示体136に表示される。
送信アンテナ141から放射される電磁界は法律によって定められる上限を超えないように設定される。免許を要しない無線局として許容される放射レベルは、EMIの規定よりもはるかに低いレベルであるが、通信距離が至近距離であるため、リンクバジェットを適当に設定することで十分な品質の通信路を確保できる。
このような構成を取ることで、表示データのような大量のデータが無線で伝送され、信号は高速データ伝送が必要とされる信号線を介して伝えられるのでなく空間を伝播するため、これらの信号線を使う必要がなくなり、それに伴うコネクタやヒンジ構造の従来の問題を除去することができる。また、従来の信号線による伝送では、正しく信号を伝送するために信号のロジックレベルが規定の信号振幅を確保することが要求され、高速化に伴い浮遊容量への充放電が多くなり消費電力が増加する。さらに、信号線路から放射される不要放射電力が増加し、周囲の機器への干渉対策が困難となる。信号線による伝送では、ロジックレベルが規定されているため、本質的に消費電力を減らすことができない。また、不要放射を減らすにはシールド強化などの対処療法しか方法がなかった。
本発明のこのような方法によれば、送信アンテナ141から送信される放射電力を同一機器内という至近距離において十分な通信品質を確保できれば良いので、送信アンテナ141からの放射電力をこの値程度まで下げるができ、消費電力やEMI対策が本質的に改善され容易となる。また、通信線路のインピーダンスマッチングのための終端に伴う消費電力の増大や部品配置、線路の引きまわし等の制約から解放される。無線通信の方法は通信距離が同一筐体あるいは同一機器内に限定されるため、従来の無線通信機器に使用される技術より簡素な方法をとることができる。
なお、図4に示すように、本体部135と表示部139とがヒンジ137を介して一体化され、電子装置は同一筐体に収容されている。伝送しようとするデータが高速化するに伴い伝送線路内を伝送させるは困難となるが、空間内の電磁波による伝送はより容易になってくる。近年の半導体素子製造技術の向上に伴い、このような高周波の無線伝送の変復調器を組み込むことはわずかなコストで可能であり、実用性の高いものである。
なお、信号の伝送距離は至近距離であり全ての信号を無線伝送する必要はない。高速伝送の必要な信号、多重化、並列化の必要な信号を伝送すると効率が良い。これらの変復調を制御する制御信号やタイミング信号は有線で伝送することも可能である。
図5は本発明による電子装置の実施例の一つである液晶プロジェクタの要部を示す図である。
図5において、プロジェクタはその筐体1010の大部分を光学系が占める。すなわち、光源1001から発せられた光(白色光)は光学系1002(破線内)により三原色に分解される。ここで、光学系1002は主としてハーフミラーHMや光学フィルタおよびレンズLZにより構成される。それぞれの光は液晶によるライトバルブ1005、ライトバルブ1006、ライトバルブ1007により光変調された後、プリズムで構成される光学系1003により合成され、光学系1004により拡大投影される。ライトバルブ1005、ライトバルブ1006、ライトバルブ1007を制御するための回路は基板1008、1009に搭載される。変調器1012はライトバルブ制御のための表示データ信号を変調し、電磁波として送信アンテナ1011から放射される。
図6はライトバルブ1005、ライトバルブ1006またはライトバルブ1007を詳述する図である。
図6において、透過液晶による光シャッター1101を駆動する半導体集積回路による液晶ドライバ1102(通常複数個の半導体集積回路より構成される。)は、送信アンテナ1011から送信された表示データ信号を受信アンテナ1103により受信し復調後、光シャッター1011を駆動する。また、光シャッター1101や液晶ドライバ1102を駆動するための電力は、コネクタ1104を介して受け取ることができる、
送信された電磁波による表示データ信号の行き先は、符号拡散による方法や異なる電磁波の変調周波数を用いる方法あるいはタイムスロットを決めてアドレシングする方法などにより指定される。このようなアドレシング方法を取ることにより、送信アンテナ1011から送信された電磁波信号は3つあるライトバルブのうちの指定されたライトバルブに正しく伝えられる。アドレス指定はライトバルブ毎でもよいし、また、図6に示すように一つのライトバルブに複数の液晶ドライバが搭載され、その各々に対してアドレス指定することも可能である。
従来、液晶プロジェクタ内では筐体体積の大部分を光学系が占め、光経路を避けて配線したり、光経路を避けて部品を配置したりする必要があった。しかも、光源から発せられる熱が筐体内にこもるため、配線の熱対策も必要であった。本発明によって、信号伝送が電磁波により空間伝送されるため、従来の困難は著しく緩和され容易になる。
図7は、その他の電子装置の実施例の要部を示すブロック図である。
図7において、CPU101は演算等により表示すべき表示データを生成し、ビデオメモリ102に記録する。液晶コントローラ103は表示体に表示させる表示データ119を所定順序によりビデオメモリ102から読み出し、垂直同期信号121および水平同期信号120とともに出力する。表示データ119は並直変換回路104によって並直変換されロジック回路107に伝送される。同期回路105は水平同期信号120および垂直同期信号121を受けて、同期検波のためのタイミング等の通信に必要な同期を取るためのプリアンブルを生成する。ロジック回路107は並直変換回路104および同期回路105からの信号を受け、無線伝送のためのパケットを生成し、該パケットは搬送波発振器109で発生した搬送周波数により変調器108で変調され、送信アンテナ110より送信される。受信アンテナ111は送信アンテナ110より送信された電磁波信号を受信しプリアンプ112によって増幅された後、バンドパスフィルタ113により不要帯域の妨害波を除去して同期回路114に入力される。同期回路114では受信信号パケット内のプリアンブルを検出し、復調に必要な同期タイミングやクロックをPLL115と協調し生成する。復調器116は受信信号を受けて前記同期回路114やPLL115の出力を使い、パケットの復調を行う。ロジック回路118は復調されたパケットからパケット内の表示データ122にタイミングを合わせて水平同期信号123、垂直同期信号124、Xドライバの転送クロック125を発生させ、それぞれ液晶表示体のドライバすなわち従来例の図14の表示データ信号716、水平同期信号714、垂直同期信号718、Xクロック信号715に相当する信号として液晶表示体126のドライバへ出力し表示を行う。搬送波発振器109の発振周波数はラジオ受信機や携帯電話のように電波を利用する電子機器の本来の目的を妨害しないような、また妨害を受けないような周波数を選択する。搬送波発振器109の発振周波数として2GHz以上の周波数を選べば、100Mbpsのデータを伝送しても占有帯域は200MHz程度であり、通常ほとんどの場合問題無く使用が可能である。
上記構成を取ることで表示体への表示データの無線化が実現でき、表示体の大型化に伴いより顕在化してきた、消費電力の増大、配線位置の制約、EMI対策、信頼性確保など有線伝送によって生じる種々の問題を除去できる。
図8は、その他の電子装置の実施例の要部を示すブロック図である。
撮像素子201は制御回路202から発生される水平同期信号220および垂直同期信号221により起動され撮像した画像データ219を出力する。ロジック回路203はこれらの信号を受けて無線伝送のためのパケットを構築する。該パケットは搬送波発振器206により発生された搬送波を変調器205により変調し、送信アンテナ207から電磁波として放射される。送信アンテナ207から送信された電磁波信号は受信アンテナ208で受信されプリアンプ209で増幅され、バンドパスフィルタ210により不要な帯域外信号を除去して同期回路212に入力される。同期回路212では、受信信号パケットから復調に必要な同期タイミングやクロックをPLL215と協調し生成する。復調器213は受信信号を受けて同期回路212やPLL215の出力を使い、受信信号の復調を行う。直並列変換回路214は復調された受信パケットの中から画像データ部分を抽出し、画素毎に直並列変換を行い、画素データを生成する。ロジック回路216は復調された画素データに合わせてビデオメモリ217に書きこむためのメモリアドレスを発生し、直接またはCPU218を介して画像データをビデオメモリ217の該アドレスに書きこむ。CPU218はビデオメモリ217をアクセスし、画像データを様々なアプリケーションに使用する。通常撮像素子の起動などのコントロールはCPU218が行うが、この起動に関する情報を撮像素子の制御回路202へ伝送する方法はビットレートが低いため有線でもよい。無線により信号伝送する場合は、CPU側、撮像素子側双方で送受信手段を持ち双方向通信を行う。特に、クラムシェル構造の携帯電話では、撮像素子と表示素子は接近して置かれ、CPU側とは反対側にあることが多く、撮像された画像データはCPU側に送られて処理をしたのち、表示素子側に送り返される。このような場合は、実施例5と実施例6を背中合わせに置いたような構成を取ることで実現が可能である。
上記構成、すなわち撮像素子からのデータ伝送を無線化することで、撮像素子の大型化に伴いより顕在化してきた、消費電力の増大、配線位置の制約、EMI対策、信頼性確保など有線伝送によって生じる種々の問題を除去できる。
図9は、本発明にかかるさらに他の実施例の要部を示すブロック図である。なお、本実施例は表示体の近くに撮像素子も有する場合であり、実施例5および実施例6を背中合わせに合成した形をとる。図7および図8で説明に用いられた番号と同じ番号の構成要素はそれぞれ実施例5および実施例6で説明したものと同じであるので省略する。
図9において、変調器108はビデオメモリ102に記憶されている表示データを変調し電磁波信号に変換し送信アンテナ110で送信し、受信アンテナ111はこれを受け、復調器116で復調し、液晶表示体126へ表示させる。撮像素子201は液晶表示体126の近くに配置され、撮像素子201により得られた撮像データは、変調器205により変調され電磁波信号に変換され送信アンテナ207より送信される。該電磁波信号は、受信アンテナ208により受信され復調器213により復調されビデオメモリ102に蓄えられる。CPU101は、当該撮像データを表示体に表示させるために、ビデオメモリ102の所定のアドレスに書き込むなどの制御を行う。
送信アンテナ111および受信アンテナ207または送信アンテナ110および受信アンテナ208はそれぞれ共用が可能である。その場合、アンテナ切替器またはデュプレクサを介して送受信回路へ接続する。
図9と図8の構成を比較すると、変調器205は搬送波クロック信号をPLL115から得ている。一方、図8では、搬送波クロック信号を発振器206から得ている。逆に、受信側において、復調器213のクロックは搬送波発振器109から得ており、PLLと発振器の位置が送受で逆となっている。表示用の送受信系によりPLL115が既に同期しているため、このような構成が可能となる。すなわち、一方向の通信では、受信側で送信された信号に同期するしか方法がないが、送受双方向ならば本実施例のように受信側のタイミングにあわせて送信側で同期を取るのである。従って、このように双方向通信を行う場合は、図8における同期回路212が受信側で省略でき、回路が簡略化される。
以上述べたように、同一筐体内で双方向の通信を行うことにより、表示体へデータを送りまた表示体の近くに配置された撮像素子から信号を発信させ受信することが可能となり、回路も共通部分を共用でき簡略化が可能となる。
図10(a)は、その他の電子装置の実施例の要部を示すブロック図であり、実施例5、実施例6または実施例7の変調器108、205をより詳述する図である。
図10(a)において、搬送波発振器402は実施例5または実施例6の搬送波発振器109、206に相当する矩形パルス発振器である。乗算回路401は、搬送波発振器402から出力された発振信号と入力データ417の乗算を行い、送信信号418として出力し送信アンテナへ送る。ここで、入力データ417および搬送波発振器402からの出力ともデジタル信号であるため、乗算回路401は排他的論理和回路で良い。論理“0”のとき値“1”のアナログ値、論理“1”のとき値“−1”のアナログ値を対応させると、排他的論理和回路の入出力はちょうど乗算回路として作用する。また、通信の伝達距離が極めて近く、他の機器等に与える高調波妨害などはもともと低く抑えられるため、アンテナと変調器出力の間にフィルタなどは不要である。
図11(a)〜(c)に実施例8による変調器のタイム図を示す。すなわち同図(a)は搬送波発振器402により生ずるクロック信号、同図(b)は乗算回路401に入力される入力データ417、同図(c)は乗算回路401から出力される送信信号418である。同図のタイム図をデジタル回路と見れば変調器は排他的論理和であり、±1の値を取るアナログ値と見れば変調器は乗算回路である。上記構成によれば、変調は排他的論理和回路1つで実現が可能となり、きわめて簡単に実現できる。
図10(b)は、その他の電子装置の実施例の要部を示すブロック図であり、実施例5、実施例6または実施例7の復調器116、213をより詳述する図である。
図10(b)において、発振器404は実施例5または実施例6のPLL115、215の出力に相当する矩形パルス発振器である。乗算回路403は発振器404から出力された発振信号と受信信号418´との乗算を行い、ローパスフィルタ405に送る。ローパスフィルタ405は乗算回路403からの出力の高域周波数成分(受信信号418´と発振器404の発振波形とのわずかな位相差により生ずる細いパルス成分)を除去し、復調信号419として出力する。
図11(d)〜(f)に実施例9による複調回路のタイム図を示す。すなわち、同図(d)は乗算回路403に入力される受信信号、同図(e)は発振器404から発生されるパルス列、同図(f)はローパスフィルタ405へ出力される復調信号を示す。
同図のタイム図をデジタル回路と見れば変調器は排他的論理和であり、±1の値を取るアナログ値と見れば変調器は乗算回路である。本発明に使用される無線信号伝送は通達距離が至近距離であり、十分にSN比の良い通信品質が確保できるため、信号をデジタル値と見て良い程度まで増幅することができる。この場合、増幅された信号レベルは論理値レベルまで大きくなるが、該論理値によって駆動される負荷はCPUから表示体までというような大きな浮遊容量を伴う長い距離ではなく、同一半導体チップ内のような極めて短く低負荷であるため消費電力の増大にはならない。
また、受信信号が論理値レベルまで増幅されないアナログレベルであっても、発振器404からの出力は(±1の値を取る)矩形であるため、乗算は簡単なスイッチ回路で実現できる。すなわち、受信信号の増幅度の絶対値が等しく極性が逆の2つの増幅器を用意し、発振器404からの出力が論理レベル“1”のとき反転増幅器出力をスイッチにより選び、論理レベル“0”のとき正転増幅器出力を選択することによって実現できる。このような構成の乗算器を乗算回路403として用いても良い。上記構成によれば、復調器も排他的論理和回路1つまたは正負の増幅度を持つ増幅器とスイッチ回路、およびローパスフィルタによりきわめて簡単に実現できる。
図10(c)は、その他の電子装置の実施例の要部を示すブロック図であり、実施例5、実施例6または実施例7の変調器108、205の他の実施例をより詳述する図である。なお、実施例8および実施例9では、簡素化したBPSK変調であるが、実施例10はより一般的な位相変調を使用した場合を示すために、QPSKに基づく例を挙げる。
図10(c)において、搬送波発振器409は実施例5または実施例6の搬送波発振器109、206に相当する矩形パルス発振器である。QPSKでは、送信をシンボル毎に2ビットづつ(すなわちデータビット“1”およびデータビット“2”を)割り当ててエンコードし送信する。すなわち、基準のクロックに対して、移相量を例えば表1に示すようにエンコードして変調し送信する。エンコーダ406は、データビット“1”およびデータビット “2”のビットパターンにより、表1に示すような移相となるように移相器408および乗算回路407を制御する。
Figure 2006050374
図11(g)〜(j)は図10(c)に示す変調器の各部の動作を示すタイム図である。送信データのデータビット“1”およびデータビット “2”はエンコーダ406によりエンコードされ、搬送波発振器409により発振された搬送波を移相器408によって90°の移相を行うかどうか、さらに乗算回路407によって搬送波の反転(180°の移相)を行うかどうかを制御し、最終的にQPSK変調された送信信号422を出力する。
図10はQPSK変調に対応した復調器の例を示す。また、図11(h)〜(q)に各部のタイム図を示す。
図10において、搬送波発振器414は実施例5または実施例6のPLL115、215の出力に相当する矩形パルス発振器である。その出力波形を図11(i)に示す。発振器414の出力は第1の乗算回路410により受信信号423(図11(k))と乗算され、第1のローパスフィルタ412に伝送され高域成分が除去され、判別回路416に伝えられる。同時に受信信号423はまた発振器414の発生するクロックパルス列を90°移相器415によって90°移相したパルス列(図11(o))と第2の乗算回路411によって乗算され、第2のローパスフィルタ413によって高域成分が除去され、判別回路416に伝えられる。判別回路416は第1および第2のローパスフィルタ412、413の出力から送信データを割り出して、受信信号を復調する。
上記構成によれば、送信信号の占有帯域を増やすことなく、データ伝送の高速化が図れる。また、変復調器とも簡単なデジタル回路で実現できるため、半導体チップ内に組み込むことができ、コストや消費電力の増加は無視できる。
図12は、その他の電子装置の実施例の要部を示すブロック図である。
図12において、CPU501、ビデオメモリ502、液晶コントローラ503の機能は上記実施例5で説明したものと同じであり、液晶コントローラ503により発生される表示データ525、水平同期信号523および垂直同期信号524は、拡散コード発生器505によって発生される拡散コードと符号多重化回路504により多重化される。この実施例では、実施例5の並直列変換回路104による並直列変換は不要である。拡散コードとしては、互いに直交しているコードセットが用いられることが多い。表示データ525はビデオメモリからピクセル毎にまとまって読み出されるため、並列のデジタルデータとして出力される。このデータ信号の各ビットと拡散コード発生器505により発生される各コードと乗算し(排他的論理和をとり)、アナログ加算し符号多重化を行う。多重化された信号は変調器507によって搬送波発信器506で発生される搬送波で変調され、送信アンテナ508より電磁波信号として送信される。送信された電磁波信号は受信アンテナ509で受信され、プリアンプ510で増幅され、バンドパスフィルタ511により所定帯域以外の不要信号を除去したのち、復調器512により復調する。PLL515は復調器512と協調し、同期検波のためのタイミング発生や逆拡散のためのタイミングを検出する。復調器512により復調された信号は、拡散コード発生器516により発生される多重化のための拡散コードと逆拡散回路514にて乗算され、多重化されたデータが分離される。ロジック回路517は検出した表示データや各種タイミングから液晶ドライバを駆動するための表示データ信号518、水平同期信号519、垂直同期信号520およびXドライバのXクロック信号521を発生し、液晶表示体に送り表示を行う。
上記構成によれば、データの並直列変換を行うことなく、信号を多重化して送受信することができ、これは何本ものバスラインを並列に引き回すのと同等の効果がある。特に、直交コードによる多重化は制限が少なく、バスラインのように物理的なスペースも必要としない。また、送信部、受信部各々を複数個配備して信号の送受信が必要ないくつかの異なる場所で同時に通信することも可能である。また、拡散によって拡散利得も稼ぐことが可能であり、特に、携帯電話などの電波を発生する機器において、本来の目的とする電波との耐干渉および与干渉特性改善にも効果がある。
図13は、その他の電子装置の実施例の要部を示すブロック図である。
図13において、CPU601、ビデオメモリ602、液晶コントローラ603の機能は上記実施例5で説明したものと同じである。液晶コントローラ603により発生される表示データ625、水平同期信号623および垂直同期信号624は、ロジック回路604にて並直変換およびプリアンブル付与やパケット構築などのデータの並べ替えが行われ、シリアル信号に変換される。一次変調器605は、この信号にパルス発生器606によって発生されたパルス列を変調する。一次変調には、パルス列に対しパルス位置変調やバイフェーズパルス変調などが利用できる。一次変調を受けた信号は、拡散コード発生器608により発生された拡散コードで拡散変調器607により拡散変調される。拡散変調されたパルス列は、パルス整形回路609によりスペクトル密度の低い広帯域パルスとなるように非常に短時間のパルスに波形整形を受けた後、送信アンテナ610によって電磁波として放射される。
放射される電磁界はサイン波に変調をかけたものではなく、非常に細いパルス列である。このように短パルスで広帯域のパルスを使用する通信は、インパルスラジオ(Impulse Radio)またはUWB(Ultra Wide Band)通信方式と呼ばれるものである。放射された電磁波は、受信アンテナ611に受信されプリアンプ612により増幅された後、パルス発生器613の発生するパルステンプレートとの相関が相関器614によって計算される。相関器614の出力は、拡散コード発生器616の発生する拡散コードによって逆拡散回路615で逆拡散されたのち、復調器617で復調され、一次変調前の信号(一次変調器605の入力)に変換される。ロジック回路622は、復調器617により検出された表示データや各種タイミングから液晶ドライバを駆動するための表示データ信号619、水平同期信号620、垂直同期信号621およびXドライバのXクロック信号622を発生し、液晶表示体に送り表示を行う。
ここで、UWB通信の本質はきわめてスペクトル密度の低い短パルスを使用することにある。UWBを使用する場合、放射エネルギーの法的な上限はEMIで規制される不要放射レベル程度まで許容されており、免許を要しない無線局の上限よりはるかに(20dB程度)緩い。このため、携帯電話のような本来の目的である強い電波を内部で発生するような電子機器においても、十分な通信品質を確保できるリンクバジェットの設定が容易となる。使用するパルスはパルス幅を狭くして波高値を高く設定できるので、プリアンプ612を省略することが可能である。
上記構成によれば、変調操作は時間軸上のみで行われ、構成要素のほとんどがパルスを扱うデジタル回路のみで実現でき、回路素子のIC化が容易である。短パルスの採用によって時間方向の拡散利得を稼ぎ、電子装置本来の機能として発射される電波との耐干渉、与干渉特性を改善するばかりでなく、通信伝送路としてのマルチチャネル化も図ることができる。
なお、上述した実施形態では、同一筐体内あるいは同一機器内で無線通信を例にとって説明したが、ここで言う同一筐体内には、個別の筐体が連結部を介して互いに連結されている場合も含む。また、同一筐体内以外にも、同一パッケージ内で無線通信を行う場合に適用するようにしてもよい。
本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、例えば電子機器に内蔵するハードディスクドライブなどの記憶装置とCPUとの接続等、幅広い用途に適用できる。
本発明の無線通信制御方法が適用されるクラムシェル型携帯電話を開いたときの状態を示す斜視図。 本発明の無線通信制御方法が適用されるクラムシェル型携帯電話を閉じたときの状態を示す斜視図。 本発明の無線通信制御方法が適用される回転式携帯電話の外観を示す斜視図。 本発明の一実施例の要部を示す断面図。 本発明による電子装置の一実施例の液晶プロジェクタの要部を示す断面図。 図5のライトバルブを詳述する平面図。 本発明の一実施例の要部を示すブロック図。 本発明のさらに他の実施例を示すブロック図。 本発明のさらに他の実施例の要部を示すブロック図。 本発明の他の実施例の変復調部分を示すブロック図。 本発明の実施例の動作を説明するタイム図。 本発明のさらに他の実施例を示すブロック図。 本発明のさらに他の実施例を示すブロック図。 従来の液晶表示体を持つ電子装置を説明するブロック図。 従来の液晶表示体を持つ電子装置の動作を説明するタイム図。
符号の説明
1、21 第1筐体部、2、22 第2筐体部、3、23、137 ヒンジ、4、24 操作ボタン、5、25 マイク、6、26 外部無線通信用アンテナ、7、10、27、30 内部無線通信用アンテナ、8、11、28 表示体、9、29 スピーカ、12、201 撮像素子、130、1012 変調器、131、1102 液晶ドライバ、132 復調器、133 本体部基板、134 キーボード、135 本体部、136 液晶表示体、138 液晶コントローラ、139 表示部、140、1103、111、208、509、611 受信アンテナ、141、1011、110、207、508、610 送信アンテナ、101、218、401、501、601 CPU、102、217、402、502、602 ビデオメモリ、103、403、503、603 液晶コントローラ、104 直並変換回路、105、114、212 同期回路、107、118、203、216、517、618 ロジック回路、108、205、507 変調器、109、206、506、402,404,409,414 搬送波発振器、112、209、510、612 プリアンプ、113、210、511 バンドパスフィルタ、115、215、515 PLL、116、213、412、512、617 復調器、117、214 並直変換回路、126 液晶表示体、202 制御回路、401、403、407、410、411 乗算回路、405、412、413 ローパスフィルタ、406 エンコーダ、408、415 移相器、416 判別回路、505、516、608、616 拡散コード発生器、504 符号多重化回路、514、615 逆拡散回路、606、613 パルス発生器、609 パルス整形回路、614 相関器、1001 光源、1002、1003、1004 光学系、1005〜1007 ライトバルブ、1008、1009 基板、1010 筐体、1101 光シャッター

Claims (11)

  1. 送信信号を電磁波信号に変換する電磁波変換部と前記電磁波信号を無線送信する送信部とを備える第1の部分と、前記電磁波信号を受信する受信部と受信した電磁波信号を前記送信信号に復元する電磁波復元部とを備える第2の部分とが、同一筐体内に収容されていることを特徴とする電子装置。
  2. 送信信号を電磁波信号に変換する電磁波変換部と前記電磁波信号を無線送信する送信部とが設けられた第1の部分が収容された第1筐体部と、
    前記電磁波信号を受信する受信部と受信した電磁波信号を前記送信信号に復元する電磁波復元部とが設けられた第2の部分が収容された第2筐体部と、
    前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部とにより構成されることを特徴とする電子装置。
  3. 請求項1または2において、前記電磁波変換部は、少なくとも搬送波パルス列を発生する搬送波発生部と、前記送信信号と前記搬送波パルス列を乗算する乗算回路から構成されることを特徴とする電子装置。
  4. 請求項3において、前記電磁波復元部は、少なくとも受信した電磁波信号と搬送波パルス列を乗算し前記送信信号を復元する乗算回路から構成されることを特徴とする電子装置。
  5. 請求項1または2において、前記電磁波変換部は、少なくとも搬送波パルス列を発生する搬送波発生部と、前記搬送波発生部により発生された搬送波を前記送信信号によって位相変調する変調部を備えることを特徴とする電子装置。
  6. 請求項5において、前記電磁波復元部は、少なくとも受信した電磁波信号と搬送波パルス列を乗算し前記送信信号を復元する乗算回路から構成されることを特徴とする電子装置。
  7. 請求項1または2において、前記電磁波変換部は、前記送信信号をコード多重化し拡散変調する拡散変調部を備えることを特徴とする電子装置。
  8. 請求項1または2において、前記電磁波変換部は、前記送信信号をUWB変調するUWB変調部を備えることを特徴とする電子装置。
  9. 請求項1、2、3、5、7、8のいずれかにおいて、前記第1の部分は、前記送信信号を記憶する記憶部と前記記憶部に記憶された前記送信信号を読出し出力する制御部とを備え、前記第2の部分は表示部を備え、前記表示部は前記制御部によって読出し出力された前記送信信号を表示することを特徴とする電子装置。
  10. 請求項1、2、3、5、7、8のいずれかにおいて、前記第1の部分は撮像素子を備え、前記送信信号には前記撮像素子により撮影された画像情報が含まれることを特徴とする電子装置。
  11. 第1筐体部と、
    前記第1筐体部に連結された第2筐体部と、
    前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、
    前記第1筐体部または前記第2筐体部に搭載された外部無線通信用アンテナと、
    前記第1筐体部に搭載され、前記外部無線通信用アンテナを介して行われる外部無線通信の制御を主として司る外部無線通信制御部と、
    前記第2筐体部に搭載された表示部と、
    前記第1筐体部に搭載された第1の内部無線通信用アンテナと、
    前記第2筐体部に搭載された第2の内部無線通信用アンテナと、
    前記第1筐体部に搭載され、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して行われる内部無線通信の制御を司る第1の内部無線通信制御部と、
    前記第2筐体部に搭載され、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して行われる内部無線通信の制御を司る第2の内部無線通信制御部とを備えることを特徴とする無線通信端末。
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