JP2006050208A - 電源瞬断対応論理回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 供給される電源の一時的な低下もしくは停止に対してデータを保持し続けることができる電源瞬断対応論理回路を提供する。
【解決手段】 第1スイッチSW1を介して外部回路からデータ信号が入力されると共に、データ信号をラッチする第1ラッチ回路L1と、第2スイッチSW2を介して第1ラッチ回路L1にてラッチされているデータ信号を入力し、そのデータ信号をラッチすると共に外部回路に出力する第2ラッチ回路L2と、を備える。また、第1、第2ラッチ回路L1、L2は、データ信号に対応した電圧を保持する第1、第2コンデンサCP1、CP2と、第1、第2コンデンサCP1、CP2にて保持される電圧の変動を抑制する第1、第2抵抗RS1、RS2と、をそれぞれ有する。さらに、第1、第2コンデンサCP1、CP2は、その電極の一方が第1、第2抵抗RS1、RS2の電流出力側に接続されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電源の瞬間的な低下または停止に対してデータを保持し続ける電源瞬断対応論理回路に関する。
従来より、入力された信号を、時間を遅延させて出力するDフリップフロップ(以下DFFと記す)回路が知られている(例えば、特許文献1参照)。図6は、従来知られているDFF回路の回路図である。図6に示されるように、DFF回路は、第1ラッチ回路L1および第2ラッチ回路L2と、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2と、を備えて構成されている。これらは、例えばMOSトランジスタにて形成される。
第1ラッチ回路L1は、入力する信号を一時的に保持する回路であり、第1および第2インバータIV1、IV2と、第3スイッチSW3と、を備えている。第2ラッチ回路L2は、第1ラッチ回路L1と同じ働きをするものであり、第3および第4インバータIV3、IV4と、第4スイッチSW4と、を備えている。
第1スイッチSW1は、外部回路からのデータ信号を第1ラッチ回路L1に入力するものである。また、第2スイッチSW2は、第1および第2ラッチ回路L1、L2を接続するものである。なお、上記第1〜第4スイッチSW1〜SW4は、クロックパルスのハイレベルが入力されると接続、クロックパルスのローレベルが入力されると開放されるようになっている。
このようなDFF回路の作動を、図7を参照して説明する。図7は、図6に示されるDFF回路のタイムチャートである。このタイムチャートは、図6に示されるDFF回路図において、クロックパルスのハイレベルまたはローレベルに応じた第1ラッチ回路L1の電位T1、第2ラッチ回路L2の電位T2、および出力信号Qの各パルスを示している。
DFF回路にクロックパルスのローレベルが入力される(図7の区間CL1)と、第1スイッチSW1および第2ラッチ回路L2の第4スイッチSW4が接続される。DFF回路にクロックパルスのローレベルが入力されている期間にデータ信号DがDFF回路に入力されると、そのデータ信号Dは、第1ラッチ回路L1にラッチされる。これにより、電位T1はT1=−Dとなる。
さらに、DFF回路にクロックパルスのローレベルが入力される場合、第2スイッチSW2および第1ラッチ回路L1の第3スイッチSW3が開放される。これにより、第1ラッチ回路L1と第2ラッチ回路L2とは電気的に切断された状態になる。また、第4スイッチSW4が接続されるため、第2ラッチ回路L2がループ回路となる。これにより、出力信号Q=―T2として外部回路に出力され続ける。
一方、DFF回路にクロックパルスのハイレベルが入力される(図7の区間CL2)と、第2スイッチSW2および第1ラッチ回路L1の第3スイッチSW3が接続される。これにより、T2=T1(=―D)となり、第1ラッチ回路L1にラッチされていたデータ信号Dが第2ラッチ回路L2に移る。そして、出力信号Q=―T2(=―T1=D)として出力される。
再び、DFF回路にクロックパルスのローレベルが入力される(図7の区間CL3)と、
第1および第4スイッチSW1、SW4が開放される。これにより、外部回路からの入力が遮断されると共に、出力信号Qが出力され続ける。
特開2002−9242号公報
上記のようなDFF回路を、車両に搭載するセンサ、例えば車輪速度センサに採用すると、以下の問題が生じることが発明者らの検討により明らかとなった。例えば車輪速度センサなどのセンサは、そのセンサを制御するECUから長い配線を介して車両の所定場所に設置される。つまり、配線のノイズや振動により、センサに供給される電源が変動しやすい状態となる。
ところが、上記従来の技術では、DFF回路に供給される電源が一瞬でも途絶えると、第1ラッチ回路L1または第2ラッチ回路L2にて保持していたデータ信号が消えてしまうという問題が生じる。すなわち、電源が供給されなくなることでMOSトランジスタ自体は作動しなくなり、データ信号は保持され続けると考えられるが、MOSトランジスタでDFF回路を構成しているため、いわゆるPN接合が存在すると共に、この接合部位にて微少なリーク電流が流れることでラッチ回路の保持状態が解除されてしまう。
本発明は、上記点に鑑み、供給される電源の一時的な低下もしくは停止に対してデータを保持し続けることができる電源瞬断対応論理回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、入力されるデータ信号を一時的に保持すると共に、クロックパルスが入力される任意のタイミングでデータ信号を出力するフリップフロップ回路として構成される電源瞬断対応論理回路であって、データ信号に対応した電圧を保持するコンデンサ(CP1〜CP5)と、コンデンサに保持されている電圧の変動を抑制する抵抗(RS1〜RS5、IV5、IV6)と、を備え、フリップフロップ回路に対する電源供給が一時的に低下または停止した時、抵抗およびコンデンサにて形成されるRC回路の時定数によって決まる時間、コンデンサに保持される電圧がフリップフロップ回路に保持されるデータ信号とされることを特徴としている。
このように、データ信号を保持するコンデンサと、コンデンサにて保持されている電圧の変動を抑制する抵抗と、を電源瞬断対応回路内に設ける。これにより、電源瞬断対応論理回路に対して電源供給が一時的に低下もしくは停止したとしても、コンデンサによって電源瞬断対応論理回路内にラッチされたデータ信号に対応した電圧を保持することができる。
さらに、コンデンサと共に電源瞬断対応論理回路内に設けられた抵抗によって、電源瞬断対応論理回路に対して電源供給が一時的に低下もしくは停止した時や、電源供給の復帰中における電源瞬断対応論理回路の不安定な動作状態によって、コンデンサに保持されていたデータ信号の電圧が変動してしまうことを防止することができる。
請求項2に記載の発明では、第1スイッチ(SW1)を介して外部回路からデータ信号が入力されると共に、データ信号をラッチする第1ラッチ回路(L1)と、第2スイッチ(SW2)を介して第1ラッチ回路にてラッチされているデータ信号を入力し、そのデータ信号をラッチすると共に外部回路に出力する第2ラッチ回路(L2)と、を備え、第1、第2ラッチ回路は、データ信号に対応した電圧を保持する第1、第2コンデンサ(CP1、CP2)と、第1、第2コンデンサにて保持される電圧の変動を抑制する第1、第2抵抗(RS1、RS2)と、をそれぞれ有し、第1、第2ラッチ回路に対する電源供給が一時的に低下または停止した時、第1、第2コンデンサおよび第1、第2抵抗にてそれぞれ形成されるRC回路の時定数によって決まる時間、第1、第2コンデンサにそれぞれ保持される電圧が第1、第2ラッチ回路にそれぞれ保持されるデータ信号とされることを特徴としている。
このように、データ信号を保持する第1、第2ラッチ回路に、データ信号に対応した電圧を保持する第1、第2コンデンサを設ける。これにより、電源瞬断対応論理回路に対して電源供給が一時的に低下もしくは停止した場合、各ラッチ回路にラッチされているデータ信号を保持し続けることができる。また、第1、第2コンデンサにて保持される電圧の変動を抑制する抵抗も設ける。これにより、電源供給の一次停止時や復旧時に第1、第2コンデンサに保持されている電圧が変動してしまうことを防止することができる。
請求項3に記載の発明では、第1、第2コンデンサは、その電極の一方が第1、第2抵抗の電流出力側に接続されていることを特徴としている。
このように、第1、第2コンデンサを第1、第2抵抗の電流出力側に接続する。これにより、電源供給の一次停止時や復旧時に第1、第2ラッチ回路内にて起こる電流の逆流(いわゆる電流の吸い込み)に対して、第1、第2コンデンサに保持されていた電圧が消失されないようにすることができる。
請求項4に記載の発明では、第1、第2ラッチ回路において、第1、第2コンデンサおよび第1、第2抵抗によってそれぞれ決まる時定数は、第1、第2ラッチ回路に対する電源供給が一時的に低下または停止している時間よりも長くなるように、第1、第2コンデンサおよび第1、第2抵抗の値がそれぞれ設定されるようになっていることを特徴としている。
このように、第1、第2コンデンサおよび第1、第2抵抗でそれぞれ決まる時定数を、第1、第2ラッチ回路に対する電源供給が一時的に低下または停止している時間よりも長くなるように設定する。これにより、データ信号を時定数時間保持することができ、電源供給が一時的に低下または停止している期間、データ信号を保持し続けることができる。したがって、データ信号を消失させないようにすることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。以下では、図6に示す構成要素と同一のものには、同一符号を記してある。
図1は、本発明の一実施形態に係る電源瞬断対応論理回路の回路図である。図1に示されるように、電源瞬断対応論理回路は、入力されたデータ信号を一時的に保持すると共にそのデータ信号を任意のタイミングで出力する、いわゆるD−フリップフロップ回路であって、第1スイッチSW1と、第1ラッチ回路L1と、第2スイッチSW2と、第2ラッチ回路L2と、を備えて構成されている。
第1スイッチSW1は、入力されるクロックパルスのハイレベルまたはローレベルに応じて第1スイッチSW1の一端側と他端側とを接続(導通)または開放(断線)するものである。この第1スイッチSW1は、例えば半導体基板にMOSトランジスタとして形成される。
第1ラッチ回路L1は、入力される信号を一時的に保持するものであり、第1インバータIV1と、第2インバータIV2と、第3スイッチSW3と、第1コンデンサCP1と、第1抵抗RS1と、を備えて構成されている。
第1および第2インバータIV1、IV2は、入力されたデジタル信号を反転して出力するものである。また、第3スイッチSW3は、第1スイッチSW1と同様のものである。これら、第1および第2インバータIV1、IV2および第3スイッチSW3は、例えば半導体基板にMOSトランジスタとして形成される。
第1コンデンサCP1は、電源瞬断対応論理回路に供給される電源が一時的に低下もしくは停止する場合、第1ラッチ回路L1にラッチされているデータ信号を保持し続けるためのものである。図1に示されるように、第1コンデンサCP1の一方の電極が、第2インバータIV2と第1抵抗RS1との間に接続され、他方の電極が接地された状態とされる。この第1コンデンサCP1は、その電極の一方が後述する第1抵抗RS1の電流出力側に接続されている。
本実施形態では、第1コンデンサCP1として20pFの容量のものが採用される。なお、ここでは第1コンデンサCP1の容量を20pFとしているが、5〜50pFの範囲、より好ましくは20pFである。
第1抵抗RS1は、電源瞬断対応論理回路に供給される電源が一時的に低下もしくは停止した時、または、再び電源が供給される復旧時、第1コンデンサCP1にて保持されている電圧の変動を抑制するものである。詳しくは、第1コンデンサCP1に蓄積された電荷が第1インバータIV1側に流れることを防止するものである。つまり、第1抵抗RS1は、第1インバータIV1の電流吸い込みに耐えられる抵抗値を有するものが採用される。このような第1抵抗RS1は、例えばNi等の金属、Poly―SiやSiCr等で形成される薄膜抵抗(もしくは非拡散抵抗)で構成され、0.5MΩのものが採用される。なお、ここでは第1抵抗RS1の抵抗を0.5MΩとしているが、0.2〜2MΩの範囲、より好ましくは0.5MΩである。
この第1抵抗RS1は、第1インバータIV1と第2インバータIV2との間に接続され、その一端側が第1インバータIV1側に接続され、他端側が第1コンデンサCP1の電極および第2インバータIV2側に接続されている。このような第1抵抗RS1の配置により、電源の一時的な低下もしくは停止によって第1インバータIV1側に電流が流れてしまうことを防止し、第1コンデンサCP1に保持されているデータ信号を消失させないようにしている。
第2スイッチSW2は、第1スイッチSW1と同様に、入力されるクロックパルスに応じて第2スイッチSW2の一端側(第1ラッチ回路L1側)と他端側(第2ラッチ回路L2側)とを接続または開放するものである。
第2ラッチ回路L2は、第1ラッチ回路L1と同様に、入力される信号を一時的に保持するものである。第2ラッチ回路L2の構成は、第1ラッチ回路L1と同様であり、第1ラッチ回路L1の第1インバータIV1、第2インバータIV2、第3スイッチSW3、第1コンデンサCP1、第1抵抗RS1がそれぞれ第2ラッチ回路L2の第3インバータIV3、第4インバータIV4、第4スイッチSW4、第2コンデンサCP2、第2抵抗RS2に対応し、それぞれが第1ラッチ回路L1と同様の機能を果たす。
なお、第2ラッチ回路L2において、第2抵抗RS2は第4インバータIV4と第4スイッチSW4との間に接続されている。また、第2コンデンサCP2の一方の電極は、第2抵抗RS2と第4スイッチSW4との間に接続されている。
以上が、電源瞬断対応論理回路の構成である。上記構成は、例えば1チップ内に作り込まれるようになっており、各構成要素は図示しない電源線から電源が供給されることで作動するようになっている。また、本実施形態では、第1〜第4スイッチSW1〜SW4は、クロックパルスのハイレベルが入力されると接続、ローレベルが入力されると開放されるようになっている。
また、限定するものではないが、本発明に係る電源瞬断対応論理回路は、車両に搭載されるセンサ、例えば逆回転も検出できる車輪速度センサ、加速度センサ、ヨーレートセンサ等に採用される。
次に、第1および第2抵抗RS1、RS2の値、第1および第2コンデンサCP1、CP2の値の設定方法について説明する。まず、上記第1および第2ラッチ回路L1、L2では、第1および第2抵抗RS1、RS2と第1および第2コンデンサCP1、CP2によってRC回路が構成され、これらの値に応じて第1および第2コンデンサCP1、CP2の充放電時間、すなわち時定数(=RC)が決まる。したがって、電源瞬断時に各ラッチ回路L1、L2にてデータ信号を保持し続けるためには、少なくとも、この時定数の値が、電源が一時的に低下する時間(例えば1〜2μs)よりも長くなければならない。
一般に、抵抗およびコンデンサの充放電時間波形が、ロジック回路の誤作動を引き起こす電圧値(≒電源電圧/2)に達する時間は、0.7×時定数である。このことから、電源が一時的に低下する時間の1.44倍以上の抵抗の値およびコンデンサの容量を設定する必要がある。しかしながら、各抵抗RS1、RS2および各コンデンサCP1、CP2の値を大きくし過ぎると、回路の要求される最大動作周波数(例えば100μs)に、この電源瞬断対応論理回路が対応できなくなる。
そこで、各コンデンサCP1、CP2への充放電電圧を電源電圧比でほぼ飽和していると考えられる0.9以上、もしくは0.1以下にするためには、最小クロック時間(=1/最大クロック周波数)>2.3×RCとなる。実際の作動においては、最大動作周波数の3分の1程度の時間とすることで電源の一時的低下に十分に対応できる。よって、本実施形態で対応できる時間は(1/3)×最小クロック時間(RC=(1/2.3)×最小クロック時間)となる。
上記のように、最大動作周波数を例えば100μsとすると、時定数をその3分の1である10〜30μs程度とすれば良い。この時間であれば、電源の一時的低下時間が例えば数μsであるので、十分に対応できる。
本実施形態では、時定数を10μsとし、この時定数となるような各抵抗RS1、RS2および各コンデンサCP1、CP2を設定する。具体的には、例えば半導体基板上に電源瞬断対応論理回路を設計する際、各抵抗RS1、RS2および各コンデンサCP1、CP2をパターン面積のバランスを考慮して設定する。時定数を10μsとすると、抵抗の値を大きくした場合、2MΩ×5pFとすることができる。一方、コンデンサの値を大きくした場合、0.2MΩ×50pFとすることができる。本実施形態では、0.5MΩ×20pFとしている。
上記のように、各抵抗RS1、RS2および各コンデンサCP1、CP2を設定し、電源瞬断対応論理回路に対する電源供給が一時的に低下もしくは停止した場合(1〜2μs)、各ラッチ回路L1、L2にラッチされていたデータ信号は、各コンデンサCP1、CP2によって時定数の時間(10μs)保持される。そして、電源供給が一時的に低下もしくは停止している時、もしくは電源の復旧時において、各抵抗RS1、RS2の存在により、第1および第2コンデンサCP1、CP2に蓄積された電荷が第1および第4インバータIV1、IV4側に吸い込まれないようにして、データ信号が失われないようにする。
このようにして、電源瞬断対応論理回路に対する電源供給が一時的に低下もしくは停止した場合であっても、第1および第2抵抗RS1、RS2および第1および第2コンデンサCP1、CP2にてそれぞれ形成されるRC回路の時定数によって決まる時間、第1および第2コンデンサCP1、CP2にそれぞれ保持される電圧が第1および第2ラッチ回路L1、L2に保持されるデータ信号とされる。
続いて、図1に示される電源瞬断対応論理回路の回路作動について、図2に示されるタームチャートを参照して説明する。図2においては、クロック(Clk)、D(データ信号)、図1に示される回路図の電位T1、電位T2、電位T3、そしてQ(出力信号)の各パルスが示されている。ここで、電位T1は第1ラッチ回路L1にラッチされるデータ信号である。電位T2は電位T1と同電位であり、第2ラッチ回路L2にラッチされるデータ信号である。電位T3は電位T2と同電位であり、第2コンデンサCP2の電位である。
なお、説明をわかりやすくするため、データ信号Dが第1ラッチ回路L1に入力される以前に、第1および第2ラッチ回路L1、L2にはデータ信号Dがラッチされていないものとする。
まず、電源瞬断対応論理回路にクロックパルスのローレベルが入力される(区間CL1)と、第1および第4スイッチSW1、SW4が接続、第2および第3スイッチSW2、SW3が開放される。この状態で、外部回路から電源瞬断対応論理回路にデータ信号Dのハイレベルが入力されると、第1ラッチ回路L1において、電位T1は第1インバータIV1によってデータ信号Dが反転した信号(T1=−D)となる。ここで、図2の区間CL1に示されるように、データ信号の立ち上がりに対して、電位T1は時定数の時間、すなわち本実施形態では10μs遅れて立ち下がる。
一方、第2ラッチ回路L2においては、第1ラッチ回路L1と電気的に切断された状態になっているとともに、ループ回路が形成される。第2ラッチ回路L2にはデータ信号Dが保持されていないため、電位T2は図2に示されるようにハイレベルになっている。また、電位T3は電位T2と同電位であるため、ハイレベルになっている。なお、第2ラッチ回路L2にはデータ信号Dが保持されていないため、出力信号Q(=―T2=―T3)はローレベルになっている。
次に、電源瞬断対応論理回路にクロックパルスのハイレベルが入力される(区間CL2)と、第1および第4スイッチSW1、SW4が開放、第2および第3スイッチSW2、SW3が接続される。第1ラッチ回路L1においては、ループ回路が形成され、区間CL1に第1ラッチ回路L1に入力されたデータ信号Dがラッチされる。したがって、図2の区間CL2に示されるように、電位T1はローレベルが保持される。
第2ラッチ回路L2においては、第2スイッチSW2が接続されているので、電位T2は第1ラッチ回路L1に保持されているデータ信号Dと同電位、すなわち電位T1と同電位になる。同様に、電位T3は電位T2と同電位になる。このとき、電位T3は、RC回路によって時定数の時間だけ遅れて電位T2と同電位になる。そして、出力信号Qは、第3および第4インバータIV3、IV4の存在により、電位T2および電位T3の反転信号(Q=―T3=−T2=−T1=D)として出力される。
再び、電源瞬断対応論理回路にクロックパルスのローレベルが入力される(区間CL3)と、上記と同様にしてデータ信号のラッチおよび出力がなされる。
図2の電位T1、電位T3のパルス波形に示されるように、各ラッチ回路L1、L2に保持されるデータ信号Dは、時定数の時間だけ遅れて保持される。つまり、この時定数の時間の遅れによって、電源瞬断対応論理回路に対する電源供給の一時的な低下もしくは停止した場合であっても、第1および第2ラッチ回路L1、L2にてデータ信号Dを保持し続けることができるのである。
以上説明したように、本実施形態では、第1および第2ラッチ回路L1、L2において、データ信号を保持する第1および第2コンデンサCP1、CP2と、第1および第2コンデンサCP1、CP2にて保持されている電圧の変動を抑制する第1および第2抵抗RS1、RS2と、をそれぞれ設ける。これにより、電源瞬断対応論理回路に対して電源供給が一時的に低下もしくは停止したとしても、第1および第2コンデンサCP1、CP2によって電源瞬断対応論理回路内にラッチされたデータ信号に対応した電圧を保持することができる。
また、第1および第2コンデンサCP1、CP2と共に電源瞬断対応論理回路内に設けられた第1および第2抵抗RS1、RS2によって、電源供給の一時的低下および停止や、電源供給の復帰中などにおける電源瞬断対応論理回路の不安定な動作状態によって、第1および第2コンデンサCP1、CP2に保持されていたデータ信号の電圧が変動してしまうことを防止することができる。
さらに、本実施形態では、第1および第2コンデンサCP1、CP2を第1および第2抵抗RS1、RS2の電流出力側に接続している。これにより、電源供給の一次停止時や復旧時に第1および第2ラッチ回路L1、L2内にて起こる電流の逆流(いわゆる電流の吸い込み)に対して、第1および第2コンデンサCP1、CP2に保持されていた電圧が消失されないようにすることができる。
そして、第1および第2コンデンサCP1、CP2および第1および第2抵抗RS1、RS2でそれぞれ決まる時定数を、第1および第2ラッチ回路L1、L2に対する電源供給が一時的に低下または停止している時間よりも長くなるように設定する。これにより、データ信号を時定数時間保持することができ、電源供給が一時的に低下または停止している期間、データ信号を保持し続けることができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、第1および第2コンデンサCP1、CP2と、第1および第2抵抗RS1、RS2が各ラッチ回路L1、L2中に配置される場所が第1実施形態と異なる。
図3は、本実施形態に係る電源瞬断対応論理回路の回路図である。なお、第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を記してある。本実施形態では、第1実施形態に対して、第1ダイオードDI1が加えられた構成となっている。
図3に示されるように、第1ラッチ回路L1においては、第3スイッチSW3と第1インバータIV1との間に第1抵抗RS1が配置されている。さらに、第1コンデンサCP1の一方の電極が第1抵抗RS1と第1インバータIV1との間に接続されている。
また、第2ラッチ回路L2においては、第3インバータIV3と第4インバータIV4との間に第2抵抗RS2が配置されている。さらに、第2コンデンサCP2の一方の電極が第2抵抗RS2と第4インバータIV4との間に接続されている。
そして、第2ラッチ回路L2から出力されるデータ信号は、第1ダイオードDI1を通過して出力信号Qとして出力されるようになっている。この第1ダイオードDI1は、第第2抵抗RS2および第2コンデンサCP2によってアナログ信号とされたデータ信号を再びデジタル信号に変換する機能を有する。
このように、第1および第2ラッチ回路L1、L2において、第1および第2コンデンサCP1、CP2、第1および第2抵抗RS1、RS2の配置場所を変更することができる。本実施形態のように各コンデンサCP1、CP2および各抵抗RS1、RS2の設置場所を変更しても、上記第1実施形態と同様の効果が得られる。
(第3実施形態)
本実施形態では、第1および第2実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、第1および第2抵抗RS1、RS2を無くしたことが第1および第2実施形態と異なる。
図4−1は、本実施形態に係る電源瞬断対応論理回路の回路図である。図4−1に示されるように、本実施形態では、第1ラッチ回路L1は、第3スイッチSW3と、第2インバータIV2と、第1コンデンサCP1と、第5インバータIV5と、を備え構成される。また、第2ラッチ回路L2は、第4スイッチSW4と、第3インバータIV3と、第2コンデンサCP2と、第6インバータIV6と、を備え構成される。
これら第5および第6インバータIV5、IV6は、出力電流を制限する機能を有している。つまり、これら第5および第6インバータIV5、IV6は、抵抗が含まれた構成であると言える。
具体的な回路例を図4−2に示す。図4−2は、図4−1に示される電源瞬断対応論理回路の等価回路図である。トランジスタTP1、TP2とトランジスタTN1、TN2はそれぞれゲートが共通に接続されており素子形状はゲート幅が10:1と異なっている。トランジスタTP1、TN1および抵抗R1により基準電流50uAが作られ、トランジスタTP1とトランジスタTP2(トランジスタTN1とトランジスタTN2も同様)とはカレントミラー動作をするため、素子サイズ比によりトランジスタTP2、TN2は5uAの電流しかソースもしくはシンク出来なくなる。トランジスタTP3、TN3は通常のインバータ用素子であり入力によりどちらかが導通する。
このように、第1および第2抵抗RS1、RS2、第1および第4インバータIV1、IV4それぞれの機能を備え、出力電流を制限する第5および第6インバータIV5、IV6を採用することもできる。
このように、第1および第2実施形態で用いていた各抵抗RS1、RS2をインバータに内蔵した形態とすることもできる。このような構成としても、第1および第2実施形態と同様に、データ信号を保持することができる。
(他の実施形態)
上記第1実施形態では、第1および第2ラッチ回路L1、L2にてそれぞれ第1〜第4インバータIV1〜IV4を採用しているが、第2および第3インバータIV2、IV3をシュミットインバータとしても良い。これにより、抵抗およびコンデンサによってなだらかに立ち上がる波形を方形波に整形することができる。
第1および第2実施形態では、各抵抗RS1、RS2および各コンデンサCP1、CP2の配置位置が異なるが、これらの配置位置を例えば第1実施形態の第1ラッチ回路L1の構成と第2実施形態の第2ラッチ回路L2との組み合わせ、または、第1実施形態の第2ラッチ回路L2と第2実施形態の第1ラッチ回路L1との組み合わせという構成にしても良い。
また、第1〜第3実施形態に対して、TTLロジック回路でのD−フリップフロップ回路に採用することもできる。このようなTTLロジック回路を図5に示す。図5に示されるように、TTLロジック回路は、複数の抵抗R10〜R26と、複数のトランジスタTR1〜TR13と、を備えて構成されている。これら抵抗R10〜R26およびトランジスタTR1〜TR13群は、八の字型のループ回路を3つ形成しており、それぞれのループ回路にてデータ信号が保持されるようになっている。そして、それぞれのループ回路に第3〜第5抵抗RS3〜RS5および第3〜第5コンデンサCP3〜CP5が配置されている。
具体的には、トランジスタTR1、TR2の電流出力側に第3抵抗RS3および第3コンデンサCP3が接続されている。同様に、トランジスタTR5、TR6の電流出力側に第4抵抗RS4および第4コンデンサCP4が接続され、トランジスタTR10、TR11の電流出力側に第5抵抗RS5および第5コンデンサCP5が接続されている。これにより、電源供給の一時的低下または停止時に各ループ回路にラッチされていたデータ信号は各抵抗RS3〜RS5および各コンデンサCP3〜CP5によって決まる時定数の時間保持される。このように、TTLロジック回路に、各抵抗RS3〜RS5および各コンデンサCP3〜CP5を備えるようにしても良い。
なお、反転信号を示す場合、本来ならば所望の記号の上にバー(−)を付すべきであるが、パソコン出願に基づく表現上の制限が存在するため、本明細書においては、所望の記号の前にバーを付すものとする。
本発明の一実施形態に係る電源瞬断対応論理回路の回路図である。 図1に示される電源瞬断対応論理回路のタイムチャートである。 本発明の第2実施形態に係る電源瞬断対応論理回路の回路図である。 本発明の第3実施形態に係る電源瞬断対応論理回路の回路図である。 図4−1に示す電源瞬断対応論理回路の等価回路図である。 他の実施形態に係るTTLロジック回路の回路図である。 従来のDFF回路の回路図である。 図6に示されるDFF回路のタイムチャートである。
符号の説明
L1…第1ラッチ回路、L2…第2ラッチ回路、
SW1〜SW4…第1〜第4スイッチ、IV1〜IV6…第1〜第6インバータ、
CP1〜CP5…第1〜第5コンデンサ、RS1〜RS5…第1〜第5抵抗、
DI1…第1ダイオード、R1、R10〜R26…抵抗、
TP1〜TP3、TN1〜TN3、TR1〜TR13…トランジスタ。

Claims (4)

  1. 入力されるデータ信号を一時的に保持すると共に、クロックパルスが入力される任意のタイミングで前記データ信号を出力するフリップフロップ回路として構成される電源瞬断対応論理回路であって、
    前記データ信号に対応した電圧を保持するコンデンサ(CP1〜CP5)と、前記コンデンサに保持されている前記電圧の変動を抑制する抵抗(RS1〜RS5、IV5、IV6)と、を備え、
    前記フリップフロップ回路に対する電源供給が一時的に低下または停止した時、前記抵抗および前記コンデンサにて形成されるRC回路の時定数によって決まる時間、前記コンデンサに保持される電圧が前記フリップフロップ回路に保持されるデータ信号とされることを特徴とする電源瞬断対応論理回路。
  2. 第1スイッチ(SW1)を介して外部回路からデータ信号が入力されると共に、前記データ信号をラッチする第1ラッチ回路(L1)と、
    第2スイッチ(SW2)を介して前記第1ラッチ回路にてラッチされている前記データ信号を入力し、そのデータ信号をラッチすると共に外部回路に出力する第2ラッチ回路(L2)と、を備え、
    前記第1、第2ラッチ回路は、前記データ信号に対応した電圧を保持する第1、第2コンデンサ(CP1、CP2)と、前記第1、第2コンデンサにて保持される前記電圧の変動を抑制する第1、第2抵抗(RS1、RS2)と、をそれぞれ有し、
    前記第1、第2ラッチ回路に対する電源供給が一時的に低下または停止した時、前記第1、第2コンデンサおよび前記第1、第2抵抗にてそれぞれ形成されるRC回路の時定数によって決まる時間、前記第1、第2コンデンサにそれぞれ保持される電圧が前記第1、第2ラッチ回路にそれぞれ保持されるデータ信号とされることを特徴とする請求項1に記載の電源瞬断対応論理回路。
  3. 前記第1、第2コンデンサは、その電極の一方が前記第1、第2抵抗の電流出力側に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の電源瞬断対応論理回路。
  4. 前記第1、第2ラッチ回路において、前記第1、第2コンデンサおよび前記第1、第2抵抗によってそれぞれ決まる前記時定数は、前記第1、第2ラッチ回路に対する電源供給が一時的に低下または停止している時間よりも長くなるように、前記第1、第2コンデンサおよび前記第1、第2抵抗の値がそれぞれ設定されるようになっていることを特徴とする請求項2または3に記載の電源瞬断対応論理回路。
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