JP2006048808A - オーディオ装置 - Google Patents

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JP2006048808A JP2004226793A JP2004226793A JP2006048808A JP 2006048808 A JP2006048808 A JP 2006048808A JP 2004226793 A JP2004226793 A JP 2004226793A JP 2004226793 A JP2004226793 A JP 2004226793A JP 2006048808 A JP2006048808 A JP 2006048808A
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Yu Osada
祐 長田
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Abstract

【課題】 楽曲中の歌詞の始まりから終わりまでの間の所定のタイミングで楽曲の関連情
報の紹介を行い、楽曲を聴いている間に複数の情報をユーザーに聴取させることができ、
楽曲を聴く楽しみを一層高めることができるオーディオ装置を提供すること。
【解決手段】 楽曲の音声信号を出力するとともに、楽曲の関連情報を紹介可能なオーデ
ィオ装置において、楽曲の関連情報を取得する楽曲関連情報取得手段と、楽曲中の歌詞の
始まりから終わりまでの間で楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングを判断する紹介タイ
ミング判断手段と、紹介タイミング判断手段により判断された所定のタイミングで、取得
した楽曲の関連情報の紹介を行う楽曲関連情報紹介手段とを装備する。
【選択図】 図1

Description

本発明はオーディオ装置に関し、より詳細には楽曲の音声信号を出力するとともに、該
楽曲の関連情報を紹介することのできるオーディオ装置に関する。
従来のオーディオ装置は、CDやMDなどの再生媒体に記録されている楽曲データを再
生するようになっており、好きなアーティストのCDなどをセットすれば、ユーザーは、
これらの曲を自由に聴くことができるようになっている。
これらの再生媒体に記録されている楽曲を聴くだけでも、ユーザーは、その場を楽しむ
ことができるが、例えば、ドライブ中などBGMとして音楽を聴いている場合、単に曲を
聴くだけでなく、その楽曲の関連情報等を色々と知ることができれば、ユーザーにとって
非常に有益なものとなる。
例えば、下記の特許文献1、2には、セットされた再生媒体に関連する関連情報をネッ
トワークまたは他の再生媒体から自動的に取得して、再生媒体の再生に合わせて、前記取
得した関連情報を表示する装置が開示されている。
しかしながら、これらの装置では、表示画面を見なければ関連情報を把握することがで
きないので、関連情報を知るためには表示画面の前で曲を聴かなければならず、ユーザー
にとって曲を聴く環境がかなり制約されるという問題があった。
また、これらを車載用に適用しようとした場合、運転者は、走行中に画面を注視するこ
とができず、表示された関連情報の内容を把握することが困難であるため、車載機等への
適用も難しいといった問題があった。
また、下記の特許文献3には、カラオケ再生時の場の雰囲気を盛り上げるためにタイト
ル表示や前奏の時間に、ジャンル等に応じた曲紹介等の音声データを自動的に再生するこ
とができるカラオケ装置が開示されている。
このような曲の前奏の時間に曲紹介等を行う装置では、曲ごとに前奏部分の長さが異な
るため、前奏部分が短いと曲紹介等を行う時間がとれないといった問題があり、また、ユ
ーザーが聴く曲は、前奏部分の音が小さい曲ばかりではないため、前奏がいきなり大きな
音で始まる曲だと、紹介する音声が聴き取りにくくいといった問題があった。
特開平10−233083号公報 特開平10−116472号公報 特開平9−152878号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、楽曲中の歌詞の始まりから終わりまで
の間の所定のタイミングで前記楽曲の関連情報の紹介を行い、楽曲を聴いている間に複数
の情報をユーザーに聴取させることができ、楽曲を聴く楽しみを一層高めることができる
オーディオ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係るオーディオ装置(1)は、楽曲の音声信号を出
力するとともに、前記楽曲の関連情報を紹介可能なオーディオ装置において、前記楽曲の
関連情報を取得する楽曲関連情報取得手段と、前記楽曲中の歌詞の始まりから終わりまで
の間で前記楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングを判断する紹介タイミング判断手段と
、該紹介タイミング判断手段により判断された所定のタイミングで、前記取得した楽曲の
関連情報の紹介を行う楽曲関連情報紹介手段とを備えていることを特徴としている。
上記オーディオ装置(1)によれば、前記楽曲中の歌詞の始まりから終わりまでの間で
前記楽曲の関連情報の紹介を行うのに適切なタイミングを適宜判断して、該判断されたタ
イミングで、前記取得した楽曲の関連情報が紹介されるので、前記楽曲を聴く楽しみを妨
げることなく、楽曲中の複数のタイミングで前記楽曲の関連情報の紹介を行うことできる
。したがって、楽曲を聴きながら、複数の情報を聴取することが可能となり、楽曲を聴く
楽しみを一層高めることができる。
また本発明に係るオーディオ装置(2)は、上記オーディオ装置(1)において、楽曲
中の歌詞のサビの位置を示すサビ位置情報を取得するサビ位置情報取得手段と、楽曲の音
声信号の振幅レベルを検知する信号レベル検知手段とを備え、前記紹介タイミング判断手
段が、前記サビ位置情報取得手段を介して取得された前記楽曲のサビ位置情報と、前記信
号レベル検知手段を介して検知された前記楽曲の音声信号の振幅レベルとに基づいて、前
記楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングを判断するものであることを特徴としている。
上記オーディオ装置(2)によれば、前記サビ位置情報取得手段を介して取得された前
記楽曲のサビ位置情報と、前記信号レベル検知手段を介して検知された前記楽曲の音声信
号の振幅レベルとに基づいて、前記楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングが判断される
ので、例えば、前記楽曲のサビ位置を除いた部分で、かつオーディオソースから取り込ん
だ前記楽曲の音声信号の振幅レベルが所定レベルより小さくなるタイミングで、前記楽曲
の関連情報の紹介を行うことができ、前記楽曲中のサビの部分を聴く楽しみを妨げること
なく、かつ前記楽曲の関連情報が聞き取りやすいように紹介を行うことができる。
また本発明に係るオーディオ装置(3)は、上記オーディオ装置(1)において、楽曲
中の間奏区間を示す間奏区間情報を取得する間奏区間情報取得手段を備え、前記紹介タイ
ミング判断手段が、前記間奏区間情報取得手段を介して取得された間奏区間情報に基づい
て、前記楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングを判断するものであることを特徴として
いる。
上記オーディオ装置(3)によれば、前記紹介タイミング判断手段が、前記間奏区間情
報取得手段を介して取得された間奏区間情報に基づいて、前記楽曲の関連情報の紹介を行
うタイミングを判断するものであるので、歌声が含まれない楽曲の間奏区間において、前
記楽曲の関連情報が聞き取りやすいように紹介を行うことができる。
また本発明に係るオーディオ装置(4)は、上記オーディオ装置(3)において、前記
間奏区間情報が、楽曲中の歌詞のサビの終了時刻を含む情報であることを特徴としている

上記オーディオ装置(4)によれば、前記間奏区間情報に楽曲中の歌詞のサビの終了時
刻が含まれているので、前記楽曲中の歌詞のサビの終了時刻から前記楽曲の関連情報の紹
介をスムーズに行うことができる。
また本発明に係るオーディオ装置(5)は、上記オーディオ装置(1)において、楽曲
の音声信号の振幅レベルを検知する信号レベル検知手段を備え、前記紹介タイミング判断
手段が、前記信号レベル検知手段を介して検知された前記楽曲の音声信号の振幅レベルに
基づいて、前記楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングを判断するものであることを特徴
としている。
上記オーディオ装置(5)によれば、前記レベル検知手段を介して検知された前記楽曲
の音声信号の振幅レベルに基づいて、前記楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングが判断
されるので、例えば、音楽ソースから取り込んだ前記楽曲の音声信号の振幅レベルが所定
レベルより小さくなるタイミングで、前記楽曲を聴く楽しみを妨げることがないように前
記楽曲の関連情報の紹介を行うことができる。
また本発明に係るオーディオ装置(6)は、上記オーディオ装置(3)〜(5)のいず
れかにおいて、前記楽曲関連情報紹介手段が、前記楽曲の関連情報の紹介を行っている途
中で、間奏区間が終了した場合、又は前記楽曲の音声信号の振幅レベルが所定レベルより
大きくなった場合に、前記楽曲の関連情報の紹介を中断し、次の紹介タイミングで、前記
紹介を再開するものであることを特徴としている。
上記オーディオ装置(6)によれば、前記楽曲の関連情報の紹介を行っている途中で、
間奏区間が終了した場合、又は前記楽曲の音声信号の振幅レベルが所定レベルより大きく
なった場合に、前記楽曲の関連情報の紹介を中断し、次の紹介タイミングで、前記紹介を
再開するので、前記楽曲の関連情報の出力に要する時間が長い場合でも、前記楽曲を聴く
楽しみを妨げることがないように紹介を行うことができる。また、前記紹介を再開する際
には、中断箇所の少し手前から再開するようにすれば、関連情報のつながりが把握しやす
くなる。
また本発明に係るオーディオ装置(7)は、上記オーディオ装置(2)、(5)又は(
6)において、前記信号レベル検知手段が、前記楽曲の音声信号の振幅レベルとして、前
記楽曲中の歌声が含まれる周波数帯域の音声信号の振幅レベルを検知するものであること
を特徴としている。
上記オーディオ装置(7)によれば、前記信号レベル検知手段が、前記楽曲の音声信号
の振幅レベルとして、前記楽曲中の歌声が含まれる主な周波数帯域の音声信号の振幅レベ
ルを検知するものであるので、例えば、前記楽曲中の歌声が含まれる周波数帯域の音声信
号の振幅レベルが所定レベルより小さくなるタイミング、すなわち歌声が小さくなるタイ
ミングで、前記楽曲中の歌声を聴く楽しみを妨げることがないように前記楽曲の関連情報
の紹介を行うことができる。
また本発明に係るオーディオ装置(8)は、上記オーディオ装置(1)〜(7)のいず
れかにおいて、前記楽曲の関連情報には、楽曲の情報、アーティストに関する情報、楽曲
が収録されているアルバムに関する情報、アーティストのイベント情報、アーティストの
ホームページ情報、作詞家に関する情報、作曲家に関する情報、及びアーティストの出演
番組情報のうちの少なくとも一つが含まれており、前記楽曲関連情報紹介手段が、前記楽
曲の関連情報に含まれる各情報を所定の順番で紹介するものであることを特徴としている
上記オーディオ装置(8)によれば、前記楽曲の関連情報には複数の情報が含まれてお
り、該楽曲の関連情報に含まれる各情報が所定の順番で紹介されるので、これらの情報を
所定の順番でユーザーに聴取させることができ、楽曲を聴く楽しみを一層高めることがで
きる。
また本発明に係るオーディオ装置(9)は、上記オーディオ装置(8)において、前記
楽曲の関連情報には、ジャケットの画像情報が更に含まれており、前記ジャケットの画像
情報の紹介を行うジャケット画像紹介手段を備えていることを特徴としている。
上記オーディオ装置(9)によれば、前記ジャケットの画像情報の紹介も行うことがで
きる。
また本発明に係るオーディオ装置(10)は、上記オーディオ装置(8)において、前
記楽曲の関連情報に含まれる各情報の紹介を行う順番を設定するための紹介順位設定手段
を備えていることを特徴としている。
上記オーディオ装置(10)によれば、前記楽曲の関連情報に含まれる各情報の紹介を
行う順番をユーザーが予め設定しておくことができ、ユーザーが優先的に知りたい情報か
ら紹介させることができる。
また本発明に係るオーディオ装置(11)は、上記オーディオ装置(8)〜(10)の
いずれかにおいて、前記楽曲の関連情報としてアーティストのホームページ情報が紹介さ
れた場合に、該アーティストのホームページ情報をお気に入り情報として登録するための
お気に入り情報登録手段を備えていることを特徴としている。
上記オーディオ装置(11)によれば、前記アーティストのホームページ情報が紹介さ
れた場合に、該アーティストのホームページのアドレス情報を登録することが可能となり
、アドレス情報を別途登録する手間を省くことができる。
また本発明に係るオーディオ装置(12)は、上記オーディオ装置(1)〜(11)の
いずれかにおいて、前記楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングにおける楽曲の音声信号
の周波数特性を判別する周波数特性判別手段を備え、前記楽曲関連情報紹介手段が、該周
波数特性判別手段により判別された周波数特性に応じて設定された所定の音声信号で前記
楽曲の関連情報の紹介を行うものであることを特徴としている。
上記オーディオ装置(12)によれば、前記楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングに
おける楽曲の音声信号の周波数特性を判別して、該判別された周波数特性に応じて設定さ
れた所定の音声信号で前記楽曲の関連情報の紹介が行われるので、例えば、前記楽曲の関
連情報の紹介を行うタイミングにおける楽曲の音声信号の周波数特性に基づき、低音側の
周波数帯域の信号レベルが高い場合は、女性の音声(すなわち、高い周波数の音声)で前
記楽曲の関連情報の紹介を行うようにしたり、逆に、高音側の周波数帯域の信号レベルが
高い場合は、男性の音声(すなわち、低い周波数の音声)で前記楽曲の関連情報の紹介を
行うようにすることができ、聞き取りやすい音声で前記楽曲の関連情報の紹介を行うこと
ができる。
また本発明に係るオーディオ装置(13)は、上記オーディオ装置(1)〜(12)の
いずれかにおいて、前記楽曲の関連情報を紹介する際の音の定位を設定するための定位設
定手段を備えていることを特徴としている。
上記オーディオ装置(13)によれば、前記楽曲の関連情報を紹介する際の音の定位を
設定するための定位設定手段を備えているので、ユーザーの好みに合わせて、前記楽曲の
関連情報の紹介を行う際の音の定位を、例えば、2スピーカのシステムであれば、右側、
中心、左側などに設定することができ、ユーザーにとって聴き取りやすい設定を行うこと
ができる。
また本発明に係るオーディオ装置(14)は、上記オーディオ装置(1)〜(12)の
いずれかにおいて、前記楽曲の関連情報を紹介する出力音量を設定するための紹介音量設
定手段を備えていることを特徴としている。
上記オーディオ装置(14)によれば、前記楽曲の関連情報を紹介する音量をユーザー
の好みに合わせて設定することができ、ユーザーにとって聴き取りやすい音量に設定にす
ることができる。また、音声紹介する必要なければ、紹介音声を出力しない音量に設定す
ることもでき、関連情報を必要とするユーザーにのみ提供することができる。
また本発明に係るオーディオ装置(15)は、上記オーディオ装置(1)〜(12)の
いずれかにおいて、前記楽曲の関連情報を紹介する音声の読み上げ速度を設定するための
読み上げ速度設定手段を備えていることを特徴としている。
上記オーディオ装置(15)によれば、前記楽曲の関連情報を紹介する音声の読み上げ
速度をユーザーの好みに合わせて設定することができ、ユーザーにとって聴き取りやすい
読み上げ速度に設定にすることができる。
また本発明に係るオーディオ装置(16)は、上記オーディオ装置(1)〜(12)の
いずれかにおいて、前記楽曲の関連情報を紹介する音声の音響特性を設定するための音響
特性設定手段を備えていることを特徴としている。
上記オーディオ装置(16)によれば、前記楽曲の関連情報を紹介する音声の音響特性
、例えば、エコーなどの音響特性をユーザーの好みに合わせて設定することができる。
以下、本発明に係るオーディオ装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、
実施の形態(1)に係るオーディオ装置の要部を概略的に示したブロック図である。
図中11はアンテナを示しており、アンテナ11にはFM多重放送電波の受信が可能な
FMチューナ部12が接続され、FMチューナ部12の出力線は2つに分岐され、一方の
出力線は、アナログ信号をFMステレオ信号に復調するMPX復調部13を介してモード
の切り換えを行う切換スイッチ15に接続されており、他方の出力線は、FM多重放送電
波に含まれる多重データを複号するデコーダ14を介してマイコン16に接続されている
また切換スイッチ15には、CD18を再生するCDドライブ17が接続されており、
切換スイッチ15の出力側には、グラフィックイコライザ19を介してオーディオコント
ロール部20が接続されている。オーディオコントロール部20には、アンプ21a(L
)、21b(R)を介してスピーカ22a(L)、22b(R)が接続されている。また
、マイコン16は、FMチューナ部12、CDドライブ17、切換スイッチ15、グラフ
ィックイコライザ19、及びオーディオコントロール部20に接続されており、マイコン
16では、これら各部の制御が行われるようになっている。
CDドライブ17は、CD18として音楽CDの他にCD−R/RWが読み込めるよう
になっており、CD−R/RWに収録されたMP3ファイルを再生するためのMP3デコ
ーダ(図示せず)が装備されている。
グラフィックイコライザ19は、FM放送の音声やCD18の再生音声など、オーディ
オソースから取り込んだ音声信号の振幅レベルを検知するととともに、これら音声信号の
周波数帯域をいくつかの帯域に分けて、各再生周波数帯域における音声信号の振幅レベル
を検知して、出力する音声信号の周波数特性をユーザー設定等に応じて調整するものであ
る。グラフィックイコライザ19で解析されたデータはマイコン16に取り込まれるよう
になっており、マイコン16では、取り込んだデータに基づいて所定の処理が行われるよ
うになっている。
オーディオコントロール部20では、スピーカ22a、22bより出力される音の定位
(例えば、右側、中央、左側)、残響音などの音響特性、音量など、出力音声に関する調
整がマイコン16の制御信号に基づいて行われるようになっており、また、音声合成部2
3において生成された音声合成データと、FM放送の音声又はCD18の再生音声とがミ
キシングされるようになっている。
また、マイコン16には、文字信号(テキストデータとも言う)を処理して音声合成デ
ータを生成する音声合成部23、記憶部24、表示ディスプレイ(図示せず)などを備え
た表示部25、表示部25に設けられたボタンスイッチや表示ディスプレイ上に配設され
たタッチパネル(いずれも図示せず)などを含んで構成される操作部26、及び無線通信
部27が接続されている。
マイコン16は、CDドライブ17にCD18がセットされた場合、又はメニュー画面
を通じてCDモードが選択された場合に、無線通信部27を制御して、通信ネットワーク
31上のサーバ32に接続するようになっており、サーバ32側で検索して抽出された、
再生CD18に収録されている楽曲の関連情報と、各楽曲中の歌詞のサビの位置を示すサ
ビ位置情報とを取得することができるようになっている。
図2は、サーバ32から取得したデータの一部を示した図であり、(a)は楽曲のサビ
位置情報、(b)は楽曲の関連情報を示している。
楽曲のサビ位置情報には、各楽曲中の歌詞のサビ部分の開始時刻と終了時刻とを示す情
報が含まれるようになっている。また、楽曲の関連情報には、曲名、アルバム名などを含
む楽曲の情報、アーティストの略歴情報などを含むアーティストに関する情報、アルバム
に関する情報、コンサートやライブ日程などを含むアーティストのイベント情報、アーテ
ィストのホームページ情報、楽曲の作詞家に関する情報、楽曲の作曲家に関する情報、及
びアーティストの出演番組情報などを示すテキストデータが含まれるようになっている。
また、図3に示した紹介順位設定画面を通じて、サーバ32から取得した楽曲の関連情
報に含まれる各情報の中から音声で紹介する順番(優先順位)が予め設定できるようにな
っており、マイコン16は、サーバ32から取得した楽曲の関連情報と、ユーザー設定さ
れた紹介順位情報とに基づいて、前記楽曲の関連情報に含まれる各情報を音声紹介する順
番を決定し、該決定された紹介順位情報が、サビ位置情報や楽曲の関連情報とともに記憶
部24に記憶されるようになっている。
マイコン16は、再生している楽曲中の歌詞の始まりから終わりまでの間で前記楽曲の
関連情報の紹介を行うタイミングを判断する機能を備えており、サーバ32から取得した
サビ位置情報と、グラフィックイコライザ19で検知された楽曲中の歌声が含まれる主な
周波数帯域(例えば300〜3000Hz)の音声信号の振幅レベル(dB値)とに基づ
いて、前記楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングが判断されるようになっている。
そして、マイコン16は、前記楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングであると判断す
ると、前記紹介順位情報に基づいて次に紹介する楽曲の関連情報を記憶部24から読み出
し、読み出された楽曲の関連情報(テキストデータ)が音声合成部23で処理されて音声
合成データが生成され、生成された音声合成データがオーディオコントロール部20に出
力され、合成音声(紹介音声)の音の定位、ボリューム(音量)、読み上げ速度、音響特
性などが調整された後、再生されるCDの音声信号とミキシングされ、アンプ21a、2
1bを介してスピーカ22a、22bからCDの再生音声と混合された楽曲の関連情報の
紹介音声が出力されるようになっている。
また、オーディオコントロール部20において調整される、合成音声(紹介音声)の音
の定位、音量、読み上げ速度、音響特性などは、図4に示した紹介音声出力設定画面を通
じて設定することができるようになっている。例えば、図4では、左右のスピーカ22a
、22bから出力される合成音声の音の定位を、右側、中央、又は左側に設定することが
できるようになっている。また、合成音声の音量として、0〜3の4段階に設定すること
ができるようになっており、音量0は、合成音声が出力されない設定となっている。また
、合成音声の読み上げ速度については、遅い、普通、速いの3段階に設定することができ
るようになっており、合成音声の音響特性については、エコー有り、無しを設定すること
ができるようになっている。
また、メニュー画面を通じてFMモードが選択された場合、マイコン16は、FMチュ
ーナ部12を制御して、受信放送電波中の音声アナログ信号を取り出すようになっており
、取り出された音声アナログ信号はMPX13によりFMステレオ信号に復調され、復調
されたFMステレオ信号は、グラフィックイコライザ19、オーディオコントロール部2
0、アンプ21a、21bを介してスピーカ22a、22bからFM放送音声として出力
されるようになっている。
なお、FM放送局からは、歌番組などで楽曲を放送する場合、放送している楽曲の歌詞
の始まりから終わりまでの間で楽曲の関連情報を出力するタイミングを示すタイミング符
号と、放送している楽曲の関連情報(テキストデータ)とが多重データとして楽曲の音声
信号とともに放送されるようになっている。
アンテナ11で受信されたFM放送電波中の多重データは、デコーダ14で複号され、
マイコン16に入力される。マイコン16は、多重データ中に前記タイミング符号と、放
送している楽曲の関連情報とが含まれているか否かを判断し、タイミング符号と楽曲の関
連情報とを受信したタイミングで、楽曲の関連情報(テキストデータ)が音声合成部23
で処理されて音声合成データが生成され、生成された音声合成データがオーディオコント
ロール部20に出力され、合成音声の音の定位、音量、読み上げ速度、音響特性などが調
整された後、FMステレオ信号とミキシングされ、アンプ21a、21bを介してスピー
カ22a、22bからFMステレオ音声と混合された楽曲の関連情報の紹介音声が出力さ
れるようになっている。
次に実施の形態(1)に係るオーディオ装置におけるマイコン16の行う処理動作を図
5〜図7に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本処理動作は、CD18を
再生するCDモードが選択された場合に実行される。
まず、ステップS1では、CDモードか否かを判断し、CDモードではないと判断すれ
ば処理を終了する一方、CDモードであると判断すればステップS2に進む。ステップ2
では、CD18のTOC情報の読み込みを行いステップS3に進む。
ステップS3では、CD18が音楽CDであるか否かを判断し、音楽CDであると判断
すればステップS4に進む。ステップS4では、無線通信部27を制御して、TOC情報
に含まれているCDの識別に必要な情報(例えば、CD固有の識別コード、総演奏時間、
総曲数などの情報)などをサーバ32に送信して、CD18に含まれる楽曲のサビ位置情
報と楽曲の関連情報とを取得する処理を行い、その後ステップS5に進む。
なお、サーバ32では、オーディオ装置から送信されてくる情報に基づいて、データベ
ースの検索を行い、該当するCDに含まれる楽曲のサビ位置情報と楽曲の関連情報とを抽
出して、オーディオ装置へ送出する処理が行われるようになっている。また、サーバ32
側のデータベースには、図2に示したような楽曲中の歌詞のサビ位置(開始・終了時刻)
を示すサビ位置情報や、楽曲の関連情報、すなわち、曲名、アルバム名、アーティスト名
などの楽曲の情報、アーティストに関する情報、アルバムに関する情報、アーティストの
イベント情報、アーティストのホームページ情報、楽曲の作詞家に関する情報、楽曲の作
曲家に関する情報、及びアーティストの出演番組情報などが更新しながら蓄積されるよう
になっている。
ステップS5では、サーバ32からデータを受信したか否かを判断し、受信していない
と判断すればステップS4に戻る一方、受信したと判断すればステップS6に進む。ステ
ップS6では、図3に示した紹介順位設定画面を通じて予め設定された紹介順位情報に基
づいて、取得した楽曲の関連情報に含まれる各情報を紹介する順番を設定して、サビ位置
情報や楽曲の関連情報とともに記憶部24に記憶する処理を行い、その後ステップS7に
進む。
ステップS7では、再生する曲数をカウントする曲カウンタk1に1を設定した後ステ
ップS8に進み、ステップS8では、CD18のk1曲目の楽曲の再生を開始してステッ
プS9に進む。
図6に示したステップS9では、再生曲の経過時間が、再生曲中のサビの終了時刻にな
ったか否かを判断し、サビの終了時刻になっていないと判断すればステップS9に戻る一
方、サビの終了時刻になったと判断すればステップS10に進む。
ステップS10では、歌声が含まれる周波数帯域の音声信号の振幅レベルSが所定レベ
ルS1より小さいか否かを判断し、所定レベルS1より小さくない、すなわち、サビの終了後も歌声が大きいと判断すればステップS9に戻る一方、所定レベルS1より小さい、すなわち、サビ終了後の歌声が小さいと判断すればステップS11に進む。
ステップS11では、サビ終了後の楽曲の音声信号における低音側の所定の周波数帯域
の振幅レベルSLが、高音側の所定の周波数帯域の振幅レベルSHより大きいか否かを判断し、低音側の周波数帯域の音声信号の振幅レベルSLの方が大きいと判断すればステップS12に進む。ステップS12では、合成音声が女性の声となる設定にしてステップS14に進む一方、低音側の周波数帯域の音声信号の振幅レベルSLの方が小さい、すなわち高音側の周波数帯域の振幅レベルSHの方が大きいと判断すればステップS13に進み、合成音声が男性の声となる設定にして、ステップS14に進む。
ステップS14では、紹介した情報数をカウントする情報カウンタk2に1を加算してステップS15に進み、ステップS15では、楽曲の関連情報の中でk2番目に紹介する楽曲の関連情報を読み出して、該情報を設定された音声(男性声又は女性声)で音声合成
データを生成する処理を行い、その後ステップS16に進む。
ステップS16では、オーディオコントロール部20を制御して、生成された音声合成
データ(紹介音声データ)の音の定位、音量、読み上げ速度、音響特性を調整して、調整
された合成音声をCDの音声信号とミキシングして、スピーカ22a、22bからCDの
音声と混合された楽曲の関連情報の紹介音声を出力させる処理を行い、その後ステップS
17に進む。
ステップS17では、曲の再生が終了したか否かを判断し、再生が終了していないと判
断すればステップS18に進み、ステップS18では、CDモードの終了操作があったか
否かを判断し、CDモードの終了操作があったと判断すれば処理を終了する一方、CDモ
ードの終了操作がなかったと判断すればステップS19に進む。
ステップS19では、情報カウンタk2が、取得した楽曲の関連情報に含まれる全情報
数C2になったか否かを判断し、情報カウンタk2が全情報数C2になっていないと判断すればステップS9に戻る一方、情報カウンタk2が情報数C2になったと判断すれば処理を終了する。
また一方、ステップS17において曲の再生が終了したと判断すればステップS20に
進み、ステップS20では、曲カウンタk1が、CD18の総曲数C1になったか否かを判断し、曲カウンタk1が、総曲数C1になったと判断すれば処理を終了する一方、曲カウンタk1が、総曲数C1になっていないと判断すればステップS21に進む。ステップS21では、曲カウンタk1に1を加算して、ステップS8に戻り処理を繰り返す。
一方、ステップS3において、CD18が音楽CDではない、すなわちCD−R/RW
であると判断すれば、図7に示したステップS22に進み、ステップS22では、CD1
8に収録されているMP3のファイルを解析する処理を行い、その後ステップS23に進
む。
ステップS23では、ファイルカウンタk3に1を設定した後ステップS24に進み、ステップS24では、k3番目のMP3ファイルを読み込み、ステップS25に進む。ステップS25では、無線通信部27を制御して、k3番目のMP3ファイルに含まれているID3タグ情報(曲名やアルバム名などの文字情報)などをサーバ32に送信して、前
記MP3ファイルに含まれる楽曲のサビ位置情報と楽曲の関連情報とを取得する処理を行
い、その後ステップS26に進む。
ステップS26では、サーバ32からデータ(MP3ファイルに含まれる楽曲のサビ位
置情報と該楽曲の関連情報)を受信したか否かを判断し、受信していないと判断すればス
テップS25に戻る一方、受信したと判断すればステップS27に進む。ステップS27
では、予め設定された優先順位情報に基づいて、取得した楽曲の関連情報に含まれる各情
報の紹介する順番を設定して、サビ位置情報や楽曲の関連情報とともに記憶部24に記憶
する処理を行い、その後ステップS28に進む。
ステップS28では、k3番目のMP3ファイルの再生を開始してステップS29に進む。ステップS29では、再生曲の経過時間が、再生曲中のサビの終了時刻になったか否
かを判断し、サビの終了時刻になっていないと判断すればステップS29に戻る一方、サ
ビの終了時刻になったと判断すればステップS30に進む。
ステップS30では、歌声が含まれる周波数帯域の音声信号の振幅レベルSが所定レベ
ルS1より小さいか否かを判断し、所定レベルS1より小さくない、すなわち、サビ終了後も歌声が大きいと判断すればステップS29に戻る一方、所定レベルS1より小さい、すなわちサビ終了後の歌声が小さいと判断すればステップS31に進む。
ステップS31では、サビ終了後の楽曲の音声信号における低音側の周波数帯域の振幅
レベルSLが高音側の周波数帯域の振幅レベルSHより大きいか否かを判断し、低音側の周波数帯域の音声信号の振幅レベルSLの方が大きいと判断すればステップS32に進む。ステップS32では、合成音声が女性の声となる設定にしてステップS34に進む一方
、低音側の周波数帯域の音声信号の振幅レベルSLの方が小さい、すなわち高音側の周波
数帯域の振幅レベルSHの方が大きいと判断すればステップS33に進み、合成音声が男
性の声となる設定にして、その後ステップS34に進む。
ステップS34では、情報カウンタk2に1を加算してステップS35に進み、ステップS35では、楽曲の関連情報の中でk2番目に紹介する楽曲の関連情報を読み出して、該情報を設定された音声(男性声又は女性声)で音声合成データを生成する処理を行い、その後ステップS36に進む。
ステップS36では、オーディオコントロール部20を制御して、生成された音声合成
データ(紹介音声データ)の音の定位、音量、読み上げ速度、音響特性を調整して、調整
された合成音声をMP3ファイルの音声信号とミキシングして、スピーカ22a、22b
からMP3ファイルの音声と混合された楽曲の関連情報の紹介音声を出力させる処理を行
い、その後ステップS37に進む。
ステップS37では、曲の再生が終了したか否かを判断し、再生が終了していないと判
断すればステップS38に進み、ステップS38では、CDモードの終了操作があったか
否かを判断し、CDモードの終了操作があったと判断すれば処理を終了する一方、CDモ
ードの終了操作がなかったと判断すればステップS39に進む。
ステップS39では、情報カウンタk2が、取得した楽曲の関連情報に含まれる総情報数C2になったか否かを判断し、情報カウンタk2が情報数C2になっていないと判断すればステップS29に戻る一方、情報カウンタk2がC2になったと判断すれば処理を終了する。
また一方、ステップS37において曲の再生が終了したと判断すればステップS40に
進み、ステップS40では、ファイルカウンタk3が、MP3の総ファイル数C3であるか否かを判断し、ファイルカウンタk3が、総ファイル数C3であると判断すれば処理を終了する一方、ファイルカウンタk3が、総ファイル数C3ではないと判断すればステップS41に進む。ステップS41では、ファイルカウンタk3に1を加算して、ステップS24に戻り処理を繰り返す。
次に実施の形態(1)に係るオーディオ装置におけるマイコン16の行う処理動作を図
8に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本処理動作は、FM放送で楽曲を
受信している場合に実行される。
まず、ステップS51では、FMモードか否かを判断し、FMモードでないと判断すれ
ば処理を終了する一方、FMモードであると判断すればステップS52に進む。ステップ
S52では、多重放送受信中か否かを判断し、多重放送受信中ではないと判断すればステ
ップS59に進む一方、多重放送受信中であると判断すればステップS53に進む。
ステップS53では、デコーダ14で複号された多重放送電波中の多重データを取り込
み、楽曲の関連情報の文字信号(テキストデータ)と、歌詞の始まりから終わりまでの間
で楽曲の関連情報を音声出力するタイミングを示すタイミング符号が含まれているか否か
を判断し、これら信号が含まれていないと判断すればステップS59に進む一方、これら
信号が含まれていると判断すればステップS54に進む。
ステップS54では、タイミング符号受信後の楽曲の音声信号における低音側の周波数
帯域の振幅レベルSLが、高音側の周波数帯域の振幅レベルSHより大きいか否かを判断し、低音側の周波数帯域の振幅レベルSLの方が大きいと判断すればステップS55に進む。ステップS55では、合成音声が女性の声となる設定にしてステップS57に進む一方、低音側の周波数帯域の振幅レベルSLの方が小さい、すなわち高音側の周波数帯域の振幅レベルSHの方が大きいと判断すればステップS56に進み、合成音声が男性の声となる設定にして、その後ステップS57に進む。
ステップS57では、受信した楽曲の関連情報を示す文字信号を処理して、設定された
音声(男性声又は女性声)で音声合成データ(紹介音声データ)を生成する処理を行い、
その後ステップS58に進む。
ステップS58では、オーディオコントロール部20を制御して、生成された音声合成
データの音の定位、音量、読み上げ速度、音響特性を調整して、調整された合成音声をF
M放送の音声信号とミキシングして、スピーカ22a、22bからFM放送の音声と混合
された楽曲の関連情報の紹介音声を出力させる処理を行い、その後ステップS59に進む
ステップS59では、FMモードの終了操作があったか否かを判断し、FMモードの終
了操作があったと判断すれば処理を終了する一方、FMモードの終了操作がなかったと判
断すればステップS52に戻り、処理を繰り返す。
上記実施の形態(1)に係るオーディオ装置によれば、楽曲中の歌詞の始まりから終わ
りまでの間で前記楽曲の関連情報の紹介を行うのに適切なタイミングを判断して、該判断
されたタイミングで、サーバ32から取得した楽曲の関連情報が紹介されるので、前記楽
曲を聴く楽しみを妨げることなく、楽曲中の複数のタイミングで楽曲の関連情報の紹介を
行うことできる。したがって、楽曲を聴きながら、複数の情報を聴取することが可能とな
り、楽曲を聴く楽しみを一層高めることができる。
また、サーバ32から取得した楽曲のサビ位置情報と、グラフィックイコライザ19で
検知された楽曲の音声信号の振幅レベルとに基づいて、楽曲の関連情報の紹介を行うタイ
ミングが判断されるので、楽曲のサビ位置を除いた部分で、かつオーディオソースから取
り込んだ楽曲の音声信号の振幅レベルが所定レベルより小さくなる箇所を楽曲の関連情報
の紹介を行うタイミングとして判断させることにより、楽曲のサビ部分以外で、かつ音が
小さくなるタイミングで、楽曲の関連情報の紹介を行うことができ、楽曲中のサビの部分
を聴く楽しみを妨げることなく、かつ楽曲の関連情報が聞き取りやすいように紹介を行う
ことができる。
また、楽曲の関連情報には複数の情報が含まれており、該楽曲の関連情報に含まれる各
情報が、図3に示した紹介順位設定画面を通じて設定された順番で紹介されるので、ユー
ザーが知りたい情報から聴取させることができ、楽曲を聴く楽しみを一層高めることがで
きる。
また、楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングにおける楽曲の音声信号の周波数特性を
判別して、該判別された周波数特性に応じて設定された所定の音声(男性声、または女性
声)で楽曲の関連情報の音声紹介を行うので、例えば、音声紹介を行うタイミングにおい
て、低音側の周波数帯域の信号レベルが高い場合は、女性の声(すなわち、高い周波数の
音)で前記楽曲の関連情報の紹介を行うようにしたり、逆に、高音側の周波数帯域の信号
レベルが高い場合は、男性の声(すなわち、低い周波数の音)で前記楽曲の関連情報の紹
介を行うようにすることができ、聞き取りやすい音声で前記楽曲の関連情報の紹介を行う
ことができる。
また、図4に示した紹介音声出力設定画面を通じて、前記楽曲の関連情報を紹介する際
の音の定位、紹介音声の大きさ、紹介音声の読み上げ速度、紹介音声の音響特性をユーザ
ーの好みに合わせて設定することができ、ユーザーにとって聴き取りやすい設定を行うこ
とができる。
なお、実施の形態(1)では、サビの終了時刻になったか否かを判断し、サビの終了時
刻になり、かつ歌声が含まれる周波数帯域の音声信号の振幅レベルSが所定レベルS1より小さくなった場合に、紹介タイミングであると判断するようになっているが、別の実施
の形態では、前奏から歌唱部に入った後、歌声が含まれる周波数帯域の音声信号の振幅レ
ベルSが所定レベルS1より小さくなったことを判断し、音声信号の振幅レベルSが所定レベルS1より小さくなり、かつサビの開始・終了区間内ではない場合に、紹介タイミングであると判断する構成としても良い。
また、楽曲の関連情報として、ジャケットの画像情報がサーバ32から提供されるよう
になっていれば、紹介音声の出力中にジャケットの画像を表示部に表示させるようにする
こともできる。
また、前記楽曲の関連情報としてアーティストのホームページ情報が紹介された場合に
、図9に示したようなアーティストのホームページのアドレス情報をお気に入り情報とし
て登録するためのお気に入り情報登録画面を表示画面上に表示させるようにしてもよい。
係る構成によれば、アーティストのホームページ情報が紹介された場合に、該アーティス
トのホームページのアドレス情報を登録することが可能となり、アドレス情報を別途登録
する手間を省くことができる。
次に実施の形態(2)に係るオーディオ装置について説明する。但し実施の形態(2)
に係るオーディオ装置の構成については、マイコンを除いて図1に示したオーディオ装置
と同様であるため、異なる機能を有するマイコン16Aには異なる符号を付し、その他の
同一機能を有する構成部品の説明をここでは省略する。
実施の形態(2)に係るオーディオ装置では、楽曲中の間奏区間を示す間奏区間情報(
楽曲中の間奏の開始時刻と終了時刻の情報)と、楽曲の関連情報とがサーバ32Aから取
得できるようになっており、マイコン16Aでは、取得した間奏区間情報に基づいて、楽
曲の関連情報の紹介を行うタイミングを判断するようになっている。また、間奏の開始時
刻には、楽曲中の歌詞のサビの終了時刻が含まれるようになっている。
また、楽曲の関連情報の紹介を行っている途中で間奏区間が終了した場合、紹介を中断
して、次の紹介タイミングで、前記紹介を再開するようになっている。
次に実施の形態(2)に係るオーディオ装置におけるマイコン16Aの行う処理動作を
図10に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本処理動作は、図6に示した
ステップS9〜S13の代わりにステップS61が、ステップS16とS17との間にス
テップS62〜S67が挿入されている点が相違しており、以下相違点のみ説明すること
とする。
ステップS8において、CD18のk1曲目の楽曲の再生を開始した後ステップS61に進む。ステップS61では、再生曲の経過時間が、再生曲中の間奏の開始時刻になった
か否かを判断し、間奏の開始時刻になっていないと判断すればステップS61に戻る一方
、間奏の開始時刻になったと判断すればステップS14、S15、S16の処理を行い、
その後ステップS62に進む。
ステップS62では、間奏の終了時刻になったか否かを判断し、間奏の終了時刻になっ
ていないと判断すればステップS62に戻る一方、間奏の終了時刻になったと判断すれば
ステップS63に進む。
ステップS63では、紹介音声の出力中であるか否かを判断し、紹介音声の出力中であ
ると判断すればステップS64に進み、ステップS64では、紹介音声の出力を中断させ
る処理を行い、その後ステップS65に進む。ステップS65では、曲の再生が終了した
か否かを判断し、曲の再生が終了したと判断すればステップS20へ進む一方、曲の再生
が終了していないと判断すればステップS66に進む。
ステップS66では、次の間奏の開始時刻になったか否かを判断し、次の間奏の開始時
刻になっていないと判断すればステップS66に戻る一方、次の間奏の開始時刻になった
と判断すればステップS67に進む。ステップS67では、紹介音声の出力を再開させる
処理を行う。なお、この場合、中断箇所の少し手前から再開されるようになっており、そ
の後ステップS62に戻り、処理を繰り返す。またステップS63において、紹介音声の
出力中ではない、すなわち、紹介音声の出力が完了していると判断すればステップS17
へ進む。
なお、CD18が音楽CDでない場合は、図7に示したステップS29〜33の代わり
にステップS61が、ステップS36とS37との間に、ステップS62〜S67が挿入
された処理が同様に行われるようになっている。
上記実施の形態(2)に係るオーディオ装置によれば、サーバ32Aから取得した間奏
区間情報に基づいて、楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングが判断されるので、歌詞が
含まれない楽曲の間奏区間において、楽曲の関連情報が聞き取りやすいように紹介するこ
とができる。また、間奏区間情報には、楽曲中の歌詞のサビの終了時刻が含まれているの
で、楽曲中の歌詞のサビの終了時刻から前記楽曲の関連情報の紹介をスムーズに行うこと
ができる。
また、楽曲の関連情報の紹介を行っている途中で、間奏区間が終了した場合に、一旦紹
介を中断して、次の間奏区間に入ったタイミングで、紹介を再開するので、楽曲の関連情
報の出力に要する時間が長い場合でも、楽曲を聴く楽しみを妨げることがないように紹介
を行うことができる。また、紹介を再開する際に中断箇所の少し手前から再開されるよう
になっているので、1つの情報を分割して紹介した場合でも、情報のつながりが把握しや
すくなる。
なお、上記実施の形態(2)では、楽曲の関連情報は、ユーザーによって設定された順
番で紹介されるようになっているが、別の実施の形態では、取得した間奏区間情報と、楽
曲の関連情報に含まれる各情報の音声出力に要する時間とを考慮して、間奏区間が短い箇
所には、音声出力に要する時間が短い情報を出力し、間奏区間が長い箇所には、音声出力
に要する時間が長い情報を出力させるようにして、間奏区間の長さに合わせて、紹介する
情報を選択する構成とすることもできる。
さらに、間奏区間と、楽曲の関連情報に含まれる各情報の音声出力に要する時間とを比
較して、間奏区間内に紹介音声の出力が納まらない場合には、オーディオコントロール部
20を制御して、紹介音声データの読み出し速度を調整して、間奏区間内に紹介音声の出
力を納める構成としてもよい。
次に実施の形態(3)に係るオーディオ装置について説明する。但し実施の形態(3)
に係るオーディオ装置の構成については、マイコンを除いて図1に示したオーディオ装置
と同様であるため、異なる機能を有するマイコン16Bには異なる符号を付し、その他の
同一機能を有する構成部品の説明をここでは省略する。
実施の形態(3)に係るオーディオ装置では、楽曲の関連情報だけをサーバ32Bから
取得するようになっており、マイコン16Bでは、グラフィックイコライザ19で検知さ
れた楽曲の音声信号の振幅レベルに基づいて、楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングを
判断するようになっている。また、楽曲の関連情報の紹介を行っている途中で楽曲の音声
信号の振幅レベルが所定レベルより大きくなった場合、紹介を中断して、次に楽曲の音声
信号の振幅レベルが所定レベルより小さくなったタイミングで、前記紹介を再開するよう
になっている。
次に実施の形態(3)に係るオーディオ装置におけるマイコン16Bの行う処理動作を
図11に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本処理動作は、図6に示した
ステップS9〜S13の代わりにステップS71、S72が、ステップS16とS17と
の間にステップS73〜S78が挿入されている点が相違しており、以下相違点のみ説明
することとする。
ステップS8において、CD18のk1曲目の楽曲の再生を開始した後ステップS71
に進む。ステップS71では、歌声が含まれる周波数帯域の音声信号の振幅レベルに基づ
いて、再生曲が前奏から歌詞(歌唱部)に入ったか否かを判断し、歌唱部に入っていない
と判断すればステップS71に戻る一方、歌唱部に入ったと判断すればステップS72に
進む。
ステップS72では、再生中の楽曲の音声信号の振幅レベルSを検知して、該楽曲の音
声信号の振幅レベルSが、音が小さいことを示す所定の閾値レベルSTHより小さいか否かを判断し、振幅レベルSが閾値レベルSTHより小さくないと判断すればステップS72に戻る一方、振幅レベルSが閾値レベルSTHより小さいと判断すればステップS14、S1
5、S16の処理を行い、その後ステップS73に進む。
ステップS73では、振幅レベルSが閾値レベルSTHより大きくなったか否かを判断し
、振幅レベルSが閾値レベルSTHより大きくなっていないと判断すればステップS73に
戻る一方、振幅レベルSが閾値レベルSTHより大きくなったと判断すればステップS74
に進む。
ステップS74では、紹介音声の出力中か否かを判断し、紹介音声の出力中であると判
断すればステップS75に進み、ステップS75では、紹介音声の出力を中断させる処理
を行い、その後ステップS76に進む。ステップS76では、曲の再生が終了したか否か
を判断し、曲の再生が終了したと判断すればステップS20へ進む一方、曲の再生が終了
していないと判断すればステップS77に進む。
ステップS77では、振幅レベルSが閾値レベルSTHより小さくなったか否かを判断し
、振幅レベルSが閾値レベルSTHより小さくなっていないと判断すればステップS77に
戻る一方、振幅レベルSが閾値レベルSTHより小さくなったと判断すればステップS78
に進む。ステップS78では、紹介音声の出力を再開させる処理を行う。なお、この場合
、中断箇所の少し手前から再開されるようになっており、その後ステップS73に戻り、
処理を繰り返す。またステップS74において、紹介音声の出力が途中ではない、すなわ
ち、紹介音声の出力が完了していると判断すればステップS17へ進む。
なお、CD18が音楽CDでない場合は、図7に示したステップS29〜33の代わり
にステップS71、S72が、ステップS36とS37との間に、ステップS73〜S7
8が挿入された処理が同様に行われるようになっている。
上記実施の形態(3)に係るオーディオ装置によれば、グラフィックイコライザ19に
より検知された楽曲の音声信号の振幅レベルに基づいて、楽曲の関連情報の紹介を行うタ
イミングが判断される、すなわち、楽曲の音声信号の振幅レベルSが所定の閾値レベルS
THより小さくなるタイミングを前記楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングとすることに
より、前記楽曲の音声信号の振幅レベルSが小さい、すなわち音が小さくなる箇所で、楽
曲を聴く楽しみを妨げることがないように楽曲の関連情報の紹介を行うことができる。
また、楽曲の関連情報の紹介を行っている途中で、楽曲の音声信号の振幅レベルSが所
定の閾値レベルSTHより大きくなった場合に、一旦紹介を中断して、次に振幅レベルSが
閾値レベルSTHより小さくなったタイミングで、紹介を再開するので、前記楽曲の関連情
報の音声出力に要する時間が長い場合でも、楽曲を聴く楽しみを妨げることがないように
紹介を行うことができる。また、紹介を再開する際に中断箇所の少し手前から再開される
ようになっているので、1つの情報を分割して紹介した場合でも、情報のつながりが把握
しやすいようになっている。
なお、実施の形態(3)では、CD18に収録されている楽曲の音声信号の振幅レベル
(dB値)を検知するようになっているが、別の実施の形態では、楽曲中の歌声が含まれ
る周波数帯域(例えば、300〜3000Hz)の音声信号の振幅レベルを検知する構成
としてもよい。
係る構成によれば、楽曲中の歌声が含まれる周波数帯域の音声信号の振幅レベルが所定
レベルより小さくなる箇所を前記楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングと判断させるこ
とにより、前記楽曲中の歌声が含まれる周波数帯域の音声信号の振幅レベルが小さい、す
なわち歌声が小さくなる箇所で、前記楽曲中の歌声を聴く楽しみを妨げることがないよう
に前記楽曲の関連情報の紹介を行うことができる。
また、上記実施の形態(1)〜(3)では、オーディオソースとして、FM多重受信機
と、CDドライブとを備えているオーディオ装置に適用した場合について説明したが、オ
ーディオソースは、特に限定されるものではなく、半導体メモリ、ハードディスク等に収
録されたATRAC3などのファイル形式の音楽データを読み込んで再生するものにも適
用することができる。
また、曲名などの識別情報が付与されていない再生媒体を再生する場合は、楽曲データ
の一部を識別情報としてサーバに送信してもよく、サーバでは、送信されてきた楽曲デー
タを音声認識処理を行って解析し、該当する曲を割り出し、該曲のサビ位置情報、間奏区
間情報、楽曲の関連情報等をオーディオ装置へ送出する構成とすることもできる。
本発明の実施の形態(1)に係るオーディオ装置の要部を概略的に示したブロック図である。 サーバから取得したデータの一部を示した図であり、(a)は楽曲のサビ位置情報、(b)は楽曲の関連情報の一例を示した図である。 楽曲の関連情報の紹介順位設定画面の表示例を示した図である。 紹介音声出力設定画面の表示例を示した図である。 実施の形態(1)に係るオーディオ装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係るオーディオ装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係るオーディオ装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係るオーディオ装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 ホームページ情報のお気に入り情報登録画面の表示例を示した図である。 実施の形態(2)に係るオーディオ装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(3)に係るオーディオ装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。
符号の説明
16、16A、16B マイコン
19 グラフィックイコライザ
20 オーディオコントロール部
23 音声合成部
24 記憶部
27 無線通信部

Claims (16)

  1. 楽曲の音声信号を出力するとともに、前記楽曲の関連情報を紹介可能なオーディオ装置
    において、
    前記楽曲の関連情報を取得する楽曲関連情報取得手段と、
    前記楽曲中の歌詞の始まりから終わりまでの間で前記楽曲の関連情報の紹介を行うタイ
    ミングを判断する紹介タイミング判断手段と、
    該紹介タイミング判断手段により判断された所定のタイミングで、前記取得した楽曲の
    関連情報の紹介を行う楽曲関連情報紹介手段とを備えていることを特徴とするオーディオ
    装置。
  2. 楽曲中の歌詞のサビの位置を示すサビ位置情報を取得するサビ位置情報取得手段と、
    楽曲の音声信号の振幅レベルを検知する信号レベル検知手段とを備え、
    前記紹介タイミング判断手段が、前記サビ位置情報取得手段を介して取得された前記楽
    曲のサビ位置情報と、前記信号レベル検知手段を介して検知された前記楽曲の音声信号の
    振幅レベルとに基づいて、前記楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングを判断するもので
    あることを特徴とする請求項1記載のオーディオ装置。
  3. 楽曲中の間奏区間を示す間奏区間情報を取得する間奏区間情報取得手段を備え、
    前記紹介タイミング判断手段が、前記間奏区間情報取得手段を介して取得された間奏区
    間情報に基づいて、前記楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングを判断するものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のオーディオ装置。
  4. 前記間奏区間情報が、楽曲中の歌詞のサビの終了時刻を含む情報であることを特徴とす
    る請求項3記載のオーディオ装置。
  5. 楽曲の音声信号の振幅レベルを検知する信号レベル検知手段を備え、
    前記紹介タイミング判断手段が、前記信号レベル検知手段を介して検知された前記楽曲
    の音声信号の振幅レベルに基づいて、前記楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングを判断
    するものであることを特徴とする請求項1記載のオーディオ装置。
  6. 前記楽曲関連情報紹介手段が、前記楽曲の関連情報の紹介を行っている途中で、間奏区
    間が終了した場合、又は前記楽曲の音声信号の振幅レベルが所定レベルより大きくなった
    場合に、前記楽曲の関連情報の紹介を中断し、次の紹介タイミングで、前記紹介を再開す
    るものであることを特徴とする請求項3〜5のいずれかの項に記載のオーディオ装置。
  7. 前記信号レベル検知手段が、前記楽曲の音声信号の振幅レベルとして、前記楽曲中の歌
    声が含まれる周波数帯域の音声信号の振幅レベルを検知するものであることを特徴とする
    請求項2、5、又は請求項6記載のオーディオ装置。
  8. 前記楽曲の関連情報には、楽曲の情報、アーティストに関する情報、楽曲が収録されて
    いるアルバムに関する情報、アーティストのイベント情報、アーティストのホームページ
    情報、作詞家に関する情報、作曲家に関する情報、及びアーティストの出演番組情報のう
    ちの少なくとも一つが含まれており、
    前記楽曲関連情報紹介手段が、前記楽曲の関連情報に含まれる各情報を所定の順番で紹
    介するものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載のオーディオ装置
  9. 前記楽曲の関連情報には、ジャケットの画像情報が更に含まれており、
    前記ジャケットの画像情報の紹介を行うジャケット画像紹介手段を備えていることを特
    徴とする請求項8記載のオーディオ装置。
  10. 前記楽曲の関連情報に含まれる各情報の紹介を行う順番を設定するための紹介順位設定
    手段を備えていることを特徴とする請求項8記載のオーディオ装置。
  11. 前記楽曲の関連情報としてアーティストのホームページ情報が紹介された場合に、該ア
    ーティストのホームページ情報をお気に入り情報として登録するためのお気に入り情報登
    録手段を備えていることを特徴とする請求項8〜10のいずれかの項に記載のオーディオ
    装置。
  12. 前記楽曲の関連情報の紹介を行うタイミングにおける楽曲の音声信号の周波数特性を判
    別する周波数特性判別手段を備え、
    前記楽曲関連情報紹介手段が、該周波数特性判別手段により判別された周波数特性に応
    じて設定された所定の音声信号で前記楽曲の関連情報の紹介を行うものであることを特徴
    とする請求項1〜11のいずれかの項に記載のオーディオ装置。
  13. 前記楽曲の関連情報を紹介する際の音の定位を設定するための定位設定手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1〜12のいずれかの項に記載のオーディオ装置。
  14. 前記楽曲の関連情報を紹介する出力音量を設定するための紹介音量設定手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1〜12のいずれかの項に記載のオーディオ装置。
  15. 前記楽曲の関連情報を紹介する音声の読み上げ速度を設定するための読み上げ速度設定
    手段を備えていることを特徴とする請求項1〜12のいずれかの項に記載のオーディオ装
    置。
  16. 前記楽曲の関連情報を紹介する音声の音響特性を設定するための音響特性設定手段を備
    えていることを特徴とする請求項1〜12のいずれかの項に記載のオーディオ装置。
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