JP2006043232A - 刺繍縫製可能なミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 制御装置のメモリ容量を大型化させることなく、刺繍枠の刺繍領域よりも大きい刺繍エリアを有する大型刺繍模様の縫製に際して、大型刺繍模様を刺繍状態に近い緻密な状態で、迅速に表示できるようにすること。
【解決手段】 刺繍枠の刺繍領域よりも大きな大型刺繍模様を複数の分割模様に分割して刺繍縫製する為に、複数の大型刺繍模様の各々に関する複数の分割模様の刺繍縫製データを記憶した刺繍データメモリと、ディスプレイを含む表示手段とを備えた刺繍縫製可能なミシンにおいて、その制御装置のROMに、複数の大型刺繍模様をディスプレイに刺繍状態に近い状態で夫々表示する為の複数の模様表示データ(ビットマップデータ)を記憶した模様表示データメモリ18bを設け、指定された大型刺繍模様の模様表示データを、模様表示データメモリ18bから読み出してディスプレイに表示させるようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、刺繍縫製可能なミシンに関し、特に刺繍枠の刺繍領域よりも大きい大型刺繍模様の縫製に際して、大型刺繍模様の全体を、迅速に且つ詳細に表示できるようにしたものに関する。
従来、刺繍枠を駆動する刺繍枠駆動機構を装備した刺繍縫製が可能なミシンにおいては、制御装置に有する不揮発性メモリ(内部メモリ)、或いはROMカードやフレキシブルディスク等の外部メモリに記憶してある複数種類の刺繍模様のうちから、選択した所望の1つの刺繍模様の刺繍縫製データを読み込んで、刺繍枠駆動機構により刺繍枠を移動駆動させながら刺繍模様を縫製するようになっている。
ところで、最近、大型の刺繍模様を縫製したいという要望があるため、刺繍枠の刺繍領域よりも大きい刺繍エリアを有する大型刺繍模様を縫製できるようにした、刺繍データ作成装置やミシン等が種々提案されている。
例えば、特許文献1の刺繍データ作成装置は、形状データメモリやCD−ROM等から読み込んだ大型の刺繍模様の形状データに基づいて、一度に縫製可能な単位刺繍領域が設定される。それ故、部分模様が各単位刺繍領域に分配され、最終的に設定された単位刺繍領域毎に刺繍データが作成され、大型の刺繍模様を複数回に分けて刺繍縫製するようにしてある。
ところで、このような大型刺繍模様を刺繍縫製するに際して、大型刺繍模様全体の縫い体裁をディスプレイ上で確認する場合に、大型刺繍模様の表示データを、刺繍縫製データとは別に記憶している場合には、その模様表示データを用いてディスプレイに表示させることができる。
しかし、大型刺繍模様を表示する為の模様表示データを何ら記憶していない場合には、ミシンによっては、大型刺繍模様の刺繍縫製データから表示データに展開させる表示データ作成処理を行い、その表示データ作成処理により作成された模様表示データをディスプレイに表示できるようにしたミシンも実用化されている。
特開2000−24350号公報 (第4〜5頁、図1〜図4)
前述したように、予め刺繍縫製データに関連付けて記憶している大型刺繍模様の模様表示データのデータ量を少なくし、大型刺繍模様の全体をディスプレイ上で確認できるようにしているため、表示ドット数が非常に少なく、大型刺繍模様の詳細が分かるようにはなっていない。即ち、大型刺繍模様を実際に刺繍縫製しなければ、大型刺繍模様の詳細までは分からないという問題がある。
一方、表示データ作成処理により刺繍縫製データから表示データを作成する場合、1回の刺繍縫製で、例えば、10〜20万針もの針数による緻密な刺繍模様もあり、複数回の刺繍縫製に供する大量の刺繍縫製データから模様表示データを作成する表示データ作成処理に多大の演算時間を要すること、更に、その大量の刺繍縫製データから作成された表示データのデータ量が膨大になるため、大型刺繍模様の大きさに応じてRAM等の記憶媒体が大型化し、ミシンがコスト高になるだけでなく大型化すること、等の問題がある。
請求項1に係る刺繍縫製可能なミシンは、刺繍枠の刺繍領域よりも大きな大型刺繍模様を複数の分割模様に分割して刺繍縫製する為に、複数の大型刺繍模様の各々に関する複数の分割模様の刺繍縫製データを記憶した刺繍データ記憶手段と、ディスプレイを含む表示手段とを備えた刺繍縫製可能なミシンにおいて、複数の大型刺繍模様をディスプレイに刺繍状態に近い状態で夫々表示する為の複数の模様表示データを記憶した模様表示データ記憶手段と、指定された大型刺繍模様の模様表示データを、模様表示データ記憶手段から読み出して表示手段に表示させる表示制御手段とを備えたものである。
請求項2に係る刺繍縫製可能なミシンは、請求項1の発明において、何れかの大型刺繍模様が選択された際に、表示制御手段は模様表示データ記憶手段から選択された大型刺繍模様の模様表示データを読み出して表示手段に表示させるものである。
請求項3に係る刺繍縫製可能なミシンは、請求項1又は2の発明において、前記表示制御手段は、各大型刺繍模様の模様表示データから、その大型刺繍模様を構成する複数の分割模様の各々を表示手段に表示させる為の分割模様表示データを作成できるように構成したものである。
請求項4に係る刺繍縫製可能なミシンは、請求項1〜3の何れかの発明において、前記表示制御手段は、大型刺繍模様を構成する複数の分割模様の各々を刺繍縫製する際には、模様表示データ記憶手段から読み出した大型刺繍模様の模様表示データと、縫製する分割模様の縫製領域の領域表示データとを合成して表示手段に表示させるものである。
請求項5に係る刺繍縫製可能なミシンは、刺繍枠の刺繍領域よりも大きな大型刺繍模様を複数の分割模様に分割して刺繍縫製する為に、複数の大型刺繍模様の各々に関する複数の分割模様の刺繍縫製データを記憶した刺繍データ記憶手段と、ディスプレイを含む表示手段とを備えた刺繍縫製可能なミシンにおいて、大型刺繍模様をディスプレイにラフイメージで表示させる為のラフ表示データを記憶した表示データ記憶手段と、刺繍データ記憶手段に記憶された分割模様の刺繍縫製データに基づいて、分割模様を刺繍状態に近い状態でディスプレイに表示させる為の詳細表示データを演算する表示データ演算手段と、表示データ記憶手段に記憶されたラフ表示データと表示データ演算手段で演算された分割模様の詳細表示データとを合成してディスプレイに部分詳細大型刺繍模様を表示させるように制御する表示制御手段とを備えたものである。
請求項6に係る刺繍縫製可能なミシンは、請求項5の発明において、前記表示データ演算手段は大型刺繍模様のうちの縫製対象として選定されている分割模様の詳細表示データを演算し、表示制御手段は縫製対象として選定された分割模様の部分ラフ表示データに代えて表示データ演算手段により演算された分割模様の詳細表示データを書き込んだ部分詳細大型刺繍模様の表示データを合成演算してディスプレイに表示させるものである。
請求項1の発明によれば、刺繍枠の刺繍領域よりも大きな大型刺繍模様を複数の分割模様に分割して刺繍縫製する為に刺繍データ記憶手段と表示手段とを備えた刺繍縫製可能なミシンにおいて、模様表示データ記憶手段と、表示制御手段とを設けたので、恰も、刺繍縫製データから表示データを作成したかのように大型刺繍模様を詳細に表示できる。即ち、大型刺繍模様の全体を刺繍状態に近い、リアルな縫い上がり状態の縫目模様として表示できるため、大型刺繍模様の緻密性の高い模様表示を実現させることができる。
しかも、そのような刺繍状態に近い状態の大型刺繍模様の模様表示データを刺繍縫製データから作成するのではなく、模様表示データ記憶手段から読み出すだけなので、制御装置に何ら表示データ作成制御を強いることなく、大型刺繍模様の表示処理を迅速に行うことができ、大型刺繍模様の表示機能の充実化を図ることができる。更に、刺繍状態に近い状態の模様表示データのデータ量を適宜設定できるため、模様表示データ記憶手段の大型化を抑制することができる。
請求項2の発明によれば、何れかの大型刺繍模様が選択された際に、表示制御手段は模様表示データ記憶手段から選択された大型刺繍模様の模様表示データを読み出して表示手段に表示させるので、大型刺繍模様が選択される毎に、刺繍状態に近い状態の大型刺繍模様を自動的に必ず表示させることができるため、ユーザーによる大型刺繍模様の表示操作を省略することができ、しかも大型刺繍模様の認識を高めることができる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
請求項3の発明によれば、前記表示制御手段は、各大型刺繍模様の模様表示データから、その大型刺繍模様を構成する複数の分割模様の各々を表示手段に表示させる為の分割模様表示データを作成できるように構成したので、大型刺繍模様を構成する複数の分割模様の各々の分割模様表示データを予め記憶しておかなくても、必要に応じて、分割模様に対応する分割模様表示データを、その都度抽出する等して作成できるため、模様表示データメモリの小型化だけでなく、模様表示データの有効利用を図ることができ、しかも各分割模様についても、刺繍状態に近い状態での表示が可能になる。その他請求項1又は2と同様の効果を奏する。
請求項4の発明によれば、前記表示制御手段は、大型刺繍模様を構成する複数の分割模様の各々を刺繍縫製する際には、模様表示データ記憶手段から読み出した大型刺繍模様の模様表示データと、縫製する分割模様の縫製領域の領域表示データとを合成して表示手段に表示させるので、縫製作業者は刺繍縫製に供する大型刺繍模様の詳細を見ながら、次に縫製する分割模様の縫製位置を確認することができ、刺繍枠に実際にセットする生地のセット位置の間違い防止に、万全の措置を講じることができる。その他請求項1〜3の何れかと同様の効果を奏する。
請求項5の発明によれば、刺繍枠の刺繍領域よりも大きな大型刺繍模様を複数の分割模様に分割して刺繍縫製する為に刺繍データ記憶手段と表示手段とを備えた刺繍縫製可能なミシンにおいて、表示データ記憶手段と、表示データ演算手段と、表示制御手段とを設けたので、大型刺繍模様を表示するに際してはラフイメージで表示されるものの、分割模様を順次縫製する場合に、その縫製対象として選定された分割模様については、リアルな縫い上がりの縫目模様を有する部分詳細大型刺繍模様として表示されるため、大型刺繍模様の緻密性の高い模様表示を実現させることができる。
更に、縫製対象の分割模様を選定する毎に、その分割模様に関する詳細表示データだけを演算するので、演算時間を迅速化でき、しかもその詳細表示データのデータ量が少ないため、作成した詳細表示データを格納する表示データメモリ容量及び表示データ記憶手段の大型化を抑制することができる。
請求項6の発明によれば、前記表示データ演算手段は大型刺繍模様のうちの縫製対象として選定されている分割模様の詳細表示データを演算し、表示制御手段は縫製対象として選定された分割模様の部分ラフ表示データに代えて表示データ演算手段により演算された分割模様の詳細表示データを書き込んだ部分詳細大型刺繍模様の表示データを合成演算してディスプレイに表示させるので、分割模様の部分ラフ表示データに代えて分割模様の詳細表示データを差し替えて表示データの合成処理が行われるため、表示データ合成処理の迅速化が図れ、しかも詳細部分を部分的に有する部分詳細大型刺繍模様を何ら違和感を感じさせることなく自然に表示させることができる。
本実施形態における刺繍縫製可能なミシンは、複数の大型刺繍模様の各々を刺繍状態に近いリアルな縫目模様で表示する為の複数の模様表示データを予め記憶しておき、必要に応じてその模様表示データを読み込んで、随時表示できるようにしてある。
先ず、図1に示すように、刺繍縫いが可能な電子ミシンMについて、簡単に説明する。この電子ミシンMは、通常の家庭用の電子制御ミシンと同様のもので、ベッド部1と、ベッド部1の右端部から立設された脚柱部2と、脚柱部2の上端からミシンベッド部1に対向するように左方へ延びるアーム部3を有する。
ベッド部1の針板1aの下側には、送り歯を上下動させる送り歯上下動機構(図示略)及び前後動させる送り歯前後動機構(図示略)に加えて、下糸ボビンを収容し縫針5と協働する全回転釜、糸切り機構等が設けられている。
アーム部3には、ミシンモータ30で回転駆動される左右方向に延びるミシン主軸(図示略)と、このミシン主軸を作業者により手動操作で回転可能なハンドプーリ6と、下端に縫針5を装着した針棒4を上下動させる針棒駆動機構と、針棒4を布送り方向と直交する方向に揺動させる針棒揺動機構(図示略)と、天秤を針棒4の上下動に調時して上下動させる天秤駆動機構(図示略)等が設けられている。アーム部3の前面側には、縫製作業の起動と停止を指令する起動停止スイッチ7等が設けられている。
脚柱部2の前面には、大型でカラーの液晶ディスプレイ(以下、単にディスプレイという)8が設けられ、このディスプレイ8には、実用模様や刺繍模様等の種々の縫目模様、縫製作業に必要な各種の機能を実行させる機能名、更には各種のメッセージ等が表示される。
そのディスプレイ8の前面には、複数の実用模様や刺繍模様の模様名や各種の機能を実行させる機能名、各種の縫製パラメータ(送り量や針振り量等)の数値設定等の表示位置の各々に対応させて、透明電極からなるタッチキー(9a,9b,9c・・・)を設けた操作パネル9が設けられている。それ故、縫製に供する所望の刺繍模様の選択や機能の指示や数値設定が、これらタッチキー(9a,9b,9c・・・)を押圧操作することで実現することができる。
尚、送り歯上下動機構と針棒上下動機構とは、ミシンモータ30(図2参照)で回転されるミシン主軸により駆動されるが、針棒揺動機構は針棒揺動用ステッピングモータ31で独立して駆動されるとともに、送り歯前後動機構は送り歯駆動用ステッピングモータ32で独立的に駆動される(図2参照)
ところで、ベッド部1の左端側部分に、刺繍枠14(図16参照)を用いた刺繍縫製のための刺繍枠駆動機構10が着脱可能に装着される。刺繍枠駆動機構10には、刺繍枠14をX方向(左右方向)とY方向(前後方向)に夫々独立に駆動する。
それ故、刺繍枠駆動機構10には、Y方向駆動機構(図示略)を内蔵したY方向駆動部11と、これをX方向(左右方向)へ駆動するX方向駆動機構(図示略)と、X方向駆動機構(図示略)を駆動するX送りモータ12(図2参照)と、Y方向駆動機構を駆動するY送りモータ13(図2参照)とが設けられている。
刺繍枠駆動機構10がベッド部1の左側に装着されると、実用縫いモードに代えて刺繍縫いモードが設定され、X送りモータ12とY送りモータ13とが電子ミシンMがのコネクタ15aを介して電子ミシンMの制御装置15の出力インターフェース21に電気的に接続され、制御装置15によりこれら両送りモータ12,13が夫々独立して駆動制御され、刺繍枠14がX方向とY方向に夫々独立に駆動される。
次に、電子ミシンMの制御系について説明すると、図2に示すように、制御装置15は、入力インターフェース16と、CPU17とROM18及びRAM19と電気的に書換え可能な不揮発性のフラッシュメモリ20とを含むコンピュータと、出力インターフェース21と、これらを相互に接続するデータバス等のバス22と、駆動回路23〜26等を有する。
入力インターフェース16には、起動停止スイッチ7と、タッチキーを有する操作パネル9等が接続されている。出力インターフェース21には、これらモータ30〜32の為の駆動回路23〜25と、カラーディスプレイ(LCD)8の為のディスプレイコントローラ(LCDC)33と、刺繍枠駆動機構10のX送りモータ12とY送りモータ13の為の駆動回路26とが接続されている。
ROM18には、各種の駆動機構を駆動制御するとともに、実用模様や刺繍模様を選択する模様選択制御等を含むミシン制御プログラム、本願特有の後述する刺繍模様縫製制御の制御プログラム、等が予め格納されている。ROM18の刺繍データメモリ18a(これが刺繍データ記憶手段に相当する)には、複数種類の実用模様のための縫製データや、複数種類の刺繍模様のための刺繍縫製データが模様番号毎に記憶されている。
ROM18の模様表示データメモリ18b(これが模様表示データ記憶手段に相当する)には、複数種類の刺繍模様を表示する為の模様表示データに加えて、刺繍枠14の刺繍領域14Aよりも大きな大型刺繍模様を刺繍状態に近い状態で表示する為の複数の模様表示データが模様番号毎に記憶されている。
例えば、模様表示データメモリ18bに記憶されている大型刺繍模様については、図3に示すように、大型刺繍模様番号と、大型刺繍模様名と、大型刺繍模様を刺繍状態に近い状態で表示する大型刺繍模様表示データ(モノクロのビットマップデータ)と、大型刺繍模様の表示サイズと、分割表示する模様数と、大型刺繍模様を構成する各分割模様(1,2,3,・・・)を表示させる表示サイズと、大型刺繍模様を選択画面にて選択するときのイラスト表示データと、各分割模様(1,2,3,・・・)を選択画面にて表示するときのイラスト表示データと、分割模様の縫製順序等が記憶されている。
ここで、図3に示す大型刺繍模様「花束1」35に関して、大型刺繍模様番号「1」の「花束1」の模様表示データは、図4に示すように、大型刺繍模様「花束1」35を刺繍状態に近い状態で、つまりリアルな縫い上がり状態の縫目模様として表示させるために、表示サイズ「X2,Y2」からなるモノクロのビットマップデータである。
また、分割模様1の表示サイズ(縫製領域)14aは「X0,Y1 、X0,Y2 、X1,Y2 、X1,Y1 」に設定され、分割模様2の表示サイズ(縫製領域)14bは「X1,Y1 、X1,Y2 、X2,Y2 、X2,Y1 」に設定され、分割模様3の表示サイズ(縫製領域)14cは「X0,Y0 、X0,Y1 、X1,Y1 、X1,Y0 」に設定され、分割模様4の表示サイズ(縫製領域)14dは「X1,Y0 、X1,Y1 、X2,Y1 、X2,Y0 」に設定されている。
RAM19には、選択された刺繍縫製に供する刺繍模様の刺繍縫製データを記憶する縫製データメモリ19aと、模様表示データメモリ18bから読み込まれてた模様表示データを格納する表示データメモリ19bと、CPU19で演算処理した演算結果を収容する各種メモリ、ポインタ、カウンタ等が必要に応じて設けられている。
次に、制御装置15で実行される刺繍模様縫製制御のルーチンについて、図5のフローチャートに基づいて説明する。但し、図中の符号Si(i=11、12、13・・・)は各ステップである。ここで、刺繍縫製モードが設定されたときに表示される「メニュー画面」(図10参照)の表示中に、ワンポイント模様キー9aが操作されると、図11に示す「模様選択画面」が表示されるので、大型刺繍模様キー9fの操作で大型刺繍模様(例えば、「花束1」)35が選択されると、この制御が開始される。
図10の「メニュー画面」には、予め刺繍縫製データや模様表示データを記憶した複数の刺繍模様(図柄模様や文字模様)を個別に選択する複数の模様選択キー9a,9b,9c,・・・、その他複数の機能キー等が表示されている。また、図11の「模様選択画面」には、大型刺繍模様キー9f以外に、1回の刺繍縫製で完了する通常の刺繍模様を選択する通常模様選択キー9g,9h,・・・、その他複数の機能キー9p,9q,・・・等が表示されている。
大型刺繍模様キー9fの操作によりこの制御が開始されると、先ず、選択された大型刺繍模様の刺繍縫製データが刺繍データメモリ18aから読み込まれて縫製データメモリ19aに記憶され、その模様表示データが模様表示データメモリ18bから読み込まれて表示データメモリ19bに記憶され(S11)、大型刺繍模様の表示処理(図6参照)が実行される(S12)。
この制御が開始されると、先ず、選択された大型刺繍模様の模様表示データに基づいて、ディスプレイ8の模様表示領域に大型刺繍模様が表示される(S21)。例えば、図12に示すように、大型刺繍模様表示画面には、ディスプレイ8の模様表示領域8aに、選択した大型刺繍模様「花束1」35の模様表示データに基づいて模様図柄が表示される。
この場合、選択した大型刺繍模様「花束1」35が、図11に示す大型刺繍模様キー9f用に表示されるイラスト的な刺繍模様35f(図13参照)でなく、大型刺繍模様「花束1」35の全体を刺繍状態に近い、リアルな縫い上がり状態の縫目模様として表示されるため、大型刺繍模様「花束1」35の緻密性の高い表示を実現させることができる。
それ故、縫製作業者はこのようなリアルな縫い上がり状態の縫目模様により、刺繍縫製する前段階において、選択した大型刺繍模様「花束1」35の詳細を自分の目で確認することができる。次に、終了キー(CLOSEキー)9pが操作された場合には(S22:Yes )、分割模様確認画面が表示され(S23)、この制御を終了して、刺繍模様縫製制御にリターンする。
例えば、図13に示すように、ディスプレイ8のほぼ下半部分に、大型刺繍模様「花束1」35のイラスト的な刺繍模様35fと、その大型刺繍模様35を構成する4つの分割模様35a〜35dを有する分割模様縫製順序確認画面が表示される。この場合、これら4つの分割模様35a〜35dの縫製順序が予め設定されているため、その縫製順序で左側から順々に表示される。
次に、刺繍模様縫製制御において、図13の分割模様縫製順序確認画面を表示した状態で、分割模様縫製順序決定処理(図7参照)が実行される(S13)。この制御が開始されると、先ず、自動設定キー(AUTOキー)9rが操作された場合には(S31:Yes )、最終的な縫製順序は、予め設定されている縫製順序で決定され(S32)、この制御を終了して、刺繍模様縫製制御にリターンする。
しかし、電子ミシンMの縫製機能により電子ミシンM自体で決定するセルフ設定キー(SELFキー)9sが操作された場合には(S32:Yes )、最終的な縫製順序は、予め設定されている縫製順序を参考にして、電子ミシンMの縫製機能に応じて決定され(S34)、この制御を終了する。
ところで、ユーザー設定キー(USERキー)9tが操作された場合には(S35:Yes )、最終的な縫製順序は、縫い縮み等を考慮して、縫製作業者により決定され(S36)、この制御を終了する。この縫製作業者による縫製順序は、縫製作業者が分割模様35a〜35dを縫製順に順次押圧操作することにより決定される。
次に、刺繍模様縫製制御において、表示模様切換えキー(IMAGEキー)9wが操作された場合には(S14:Yes )、表示模様切換え処理(図8参照)が実行される(S15)。この制御が開始されると、先ず、大型刺繍模様表示キー(WHOLEキー)9uが操作された場合には(S41:Yes )、大型刺繍模様表示画面に、これから刺繍縫製する分割模様の縫製領域を伴った大型刺繍模様35が表示される(S42)。
例えば、1番目の分割模様35aを縫製する場合には、図14に示すように、大型刺繍模様「花束1」35に加えて、1番目の分割模様35aの矩形状の縫製領域14aが表示される。このように、縫製領域付き大型刺繍模様表示画面に、1番目の分割模様35aの縫製領域14aを伴った大型刺繍模様35を表示させる場合、前述したように、大型刺繍模様35に予め設定されている分割模様1の縫製領域14a「X0,Y1 、X0,Y2 、X1,Y2 、X1,Y1 」に基づいて、これら矩形状の4点を結ぶ4つの線分を有する領域表示データが生成され、大型刺繍模様35の模様表示データに領域表示データを合成して表示される。
次に、終了キー(CLOSEキー)9pが操作された場合には(S43:Yes )、分割模様表示画面が表示され(S44)、この制御を終了して、刺繍模様縫製制御にリターンする。例えば、1番目の分割模様35aの刺繍縫製に際しては、図15に示す分割模様表示画面が表示される。
しかし、分割模様表示キー(DIVIDEキー)9vが操作された場合には(S45:Yes )、刺繍枠付き分割模様が表示される(S46)。例えば、図16に示すように、刺繍枠付き分割模様表示画面には、刺繍枠14及びその刺繍領域14Aと、刺繍領域14A内に縫製する分割模様35aとが組み合わせて表示される。
一方、表示模様切換えキー9wが操作されずに、起動停止スイッチ7が操作され、分割模様の縫製開始の場合には(S14:No、S18:Yes )、S16以降により、分割模様表示画面を表示させながら、分割模様の刺繍縫製が実行される。
次に、刺繍模様縫製制御において、分割模様の縫製処理(図9参照)が実行される(S16)。この制御が開始されると、先ず、ディスプレイ8には、今回刺繍縫製する分割模様を有する分割模様表示画面が表示される(S51)。例えば、1番目の分割模様35aを刺繍縫製する場合には、図15に示すように、1番目の分割模様35aを有する分割模様表示画面が表示される。
その分割模様表示画面を表示した状態で、今回の分割模様の刺繍縫製が開始され(S52)、その分割模様の刺繍縫製が終了すると(S53:Yes )、この制御を終了し、刺繍模様縫製制御にリターンする。刺繍模様縫製制御において、全ての分割模様の縫製が終了していない場合には(S17:No)、S14以降が繰り返して実行される。
ところで、このように、順々に次の分割模様が刺繍縫製されるのに伴って、表示模様切換え処理において、図14の縫製領域付き大型刺繍模様表示画面に2点鎖線で示すように、2番目の分割模様35bの刺繍縫製に際しては、矩形状の縫製領域14bが表示され、3番目の分割模様35cの刺繍縫製に際しては、矩形状の縫製領域14cが表示され、4番目の分割模様35cの刺繍縫製に際しては、矩形状の縫製領域14cが表示される。そして、全ての分割模様の縫製が終了した場合(S17:Yes )、この制御が終了する。
ここで、液晶ディスプレイ8やディスプレイコントローラ33等で表示手段が構成され、刺繍模様縫製制御のS11,S12、大型刺繍模様の表示処理制御のS21、表示模様切換え処理制御のS42等から表示制御手段が構成されている。
このように、ROM18の模様表示データメモリ18bに、大型刺繍模様を刺繍状態に近い状態で表示する大型刺繍模様表示データ(モノクロのビットマップデータ)を記憶するようにしたので、大型刺繍模を表示するに際しては、恰も、刺繍縫製データから表示データを作成したかのように大型刺繍模様を詳細に表示することができる。
即ち、大型刺繍模様の全体を刺繍状態に近い、リアルな縫い上がり状態の縫目模様として表示できるため、大型刺繍模様の緻密性の高い模様表示を実現させることができる。しかも、そのような刺繍状態に近い状態の大型刺繍模様の模様表示データを刺繍縫製データから作成するのではなく、模様表示データメモリ18bから読み出すだけなので、制御装置15に何ら表示データ作成制御を強いることなく、大型刺繍模様の表示処理を迅速に行うことができ、大型刺繍模様の表示機能の充実化を図ることができる。
また、何れかの大型刺繍模様35が選択された際に、模様表示データメモリ18bから選択された大型刺繍模様35の模様表示データが読み出され、ディスプレイ8に表示させるので、大型刺繍模様35が選択される毎に、刺繍状態に近い状態の大型刺繍模様35を自動的に必ず表示させることができるため、縫製作業者による大型刺繍模様35の表示操作を省略することができ、しかも大型刺繍模様35の認識を高めることができる。
更に、大型刺繍模様35を構成する複数の分割模様35a〜35dの各々を刺繍縫製する際には、模様表示データメモリ18bから読み出した大型刺繍模様35の模様表示データと、縫製する分割模様35a〜35dの縫製領域の領域表示データとを合成してディスプレイ8に表示させるので、縫製作業者は刺繍縫製に供する大型刺繍模様35の詳細を見ながら、次に縫製する分割模様35a〜35dの縫製位置を確認することができ、刺繍枠14に実際にセットする生地のセット位置の間違い防止に、万全の措置を講じることができる。
次に、前記実施例の変更形態について説明する。
1〕図11の「模様選択画面」の表示に代えて、図17の「模様選択画面」の表示のように、大型刺繍模様9fであっても、1回の刺繍縫製で完了する通常の刺繍模様を選択する通常模様選択キー9g,9h,と同じ大きさで表示させるようにしてもよい。
2〕図13に示す分割模様縫製順序確認画面の表示に際して、大型刺繍模様「花束1」35を構成する4つの分割模様35a〜35dに専用の分割模様表示データを、大型刺繍模様の模様表示データに付随させて記憶させるのではなく、大型刺繍模様35の模様表示データのうちの、各分割模様の表示サイズで規定される分割模様領域の部分表示データを抽出することで、分割模様表示データを作成するようにしてもよい。
この場合には、分割模様の為の分割模様表示データを別途記憶させる必要がなく、表示データメモリ19bのメモリ容量を小型化させることができ、大型刺繍模様の模様表示データの有効利用が図れ、しかも各分割模様についても、刺繍状態に近い状態でリアルな縫い上がり体裁で表示させることができる。
3〕前述した表示模様切換え処理制御を図18に示すように部分的に変更し、大型刺繍模様をラフイメージで表示するものの、縫製対象として選定された分割模様についてだけ詳細に表示するようにしてもよい。
即ち、ROM18の表示データメモリに大型刺繍模様をディスプレイ8にラフイメージで表示させる為のラフ表示データを記憶しておく。そのラフ表示データは、縫目を表示しないモノクロのビットマップデータで構成されている。大型刺繍模様表示キー9uが操作された場合には(S41:Yes )、刺繍データメモリ18aに記憶された分割模様の刺繍縫製データに基づいて、縫製対象として選定されている分割模様を刺繍状態に近い状態で、つまり糸色コードに基づいた表示色により縫目をイメージさせる詳細模様としてディスプレイ8に表示させる為の詳細表示データが演算される(S42A)。
次に、ROM18の表示データメモリに記憶されたラフ表示データに代えて、S42Aで演算された分割模様の詳細表示データを書き込んだ部分詳細大型刺繍模様の表示データが合成演算され(S42B)、その合成された部分大型大型刺繍模様35Aが縫製領域を伴って表示される(S42C)。ここで、表示模様切換え処理制御のS42A等が表示データ演算手段に相当し、また表示模様切換え処理制御のS42B及び42C等が表示制御手段に相当する。
例えば、図19に示すように、1番目の分割模様35aを縫製する場合には、ラフイメージの大型刺繍模様「花束1」35Aに加えて、1番目の分割模様35aの矩形状の縫製領域14aだけは、刺繍状態に近い状態で表示される。
この場合、大型刺繍模様を表示するに際してはラフイメージで表示されるものの、分割模様を順次縫製する場合に、その縫製対象として選定された分割模様については、リアルな縫い上がりの縫目模様を有する部分詳細大型刺繍模様として表示されるため、大型刺繍模様の緻密性の高い模様表示を実現させることができる。
更に、縫製対象の分割模様を選定する毎に、その分割模様に関する詳細表示データだけを演算するので、演算時間を迅速化でき、しかもその詳細表示データのデータ量が少ないため、作成した詳細表示データをRAM19に格納する有する表示データメモリ及びROM18に有する表示データメモリの大型化を抑制することができる。
4〕大型刺繍模様の模様表示データは、カラー情報を含めたカラーの表示データであってもよい。
5〕本発明は以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、当業者でれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施形態に種々の変更を付加して実施することができ、本発明はそれらの変更形態をも包含するものである。
本発明の実施例に係る刺繍縫いが可能な電子ミシンの斜視図である。 電子ミシンの制御系のブロック図である。 大型刺繍模様の模様データ内容を示す図表である。 大型刺繍模様と分割模様の位置関係を示す説明図である。 刺繍模様縫製制御のフローチャートである。 大型刺繍模様の表示処理制御のフローチャートである。 分割模様縫製順序決定処理制御のフローチャートである。 表示模様切換え処理制御のフローチャートである。 分割模様の縫製処理制御のフローチャートである。 メニュー画面の表示例を示す図である。 刺繍模様選択画面の表示例を示す図である。 大型刺繍模様表示画面の表示例を示す図である。 分割模様縫製順序確認画面の表示例を示す図である。 縫製領域付き大型刺繍模様表示画面の表示例を示す図である。 分割模様表示画面の表示例を示す図である。 刺繍枠付き分割模様表示画面の表示例を示す図である。 変更形態に係る図11相当図である。 変更形態に係る図8相当図である。 変更形態に係る図14相当図である。
符号の説明
M 刺繍縫いが可能な電子ミシン
8 液晶ディスプレイ
14 刺繍枠
15 制御装置
18 ROM
19 RAM
18a 刺繍データメモリ
18b 模様表示データメモリ
35 大型刺繍模様「花束1」
35A 部分詳細大型刺繍模様「花束1」
35a〜35d 分割模様

Claims (6)

  1. 刺繍枠の刺繍領域よりも大きな大型刺繍模様を複数の分割模様に分割して刺繍縫製する為に、複数の大型刺繍模様の各々に関する複数の分割模様の刺繍縫製データを記憶した刺繍データ記憶手段と、ディスプレイを含む表示手段とを備えた刺繍縫製可能なミシンにおいて、
    前記複数の大型刺繍模様を前記ディスプレイに刺繍状態に近い状態で夫々表示する為の複数の模様表示データを記憶した模様表示データ記憶手段と、
    指定された大型刺繍模様の模様表示データを、前記模様表示データ記憶手段から読み出して表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする刺繍縫製可能なミシン。
  2. 何れかの大型刺繍模様が選択された際に、前記表示制御手段は模様表示データ記憶手段から前記選択された大型刺繍模様の模様表示データを読み出して表示手段に表示させること特徴とする請求項1に記載の刺繍縫製可能なミシン。
  3. 前記表示制御手段は、各大型刺繍模様の模様表示データから、その大型刺繍模様を構成する複数の分割模様の各々を表示手段に表示させる為の分割模様表示データを作成できるように構成したこと特徴とする請求項1又は2に記載の刺繍縫製可能なミシン。
  4. 前記表示制御手段は、前記大型刺繍模様を構成する複数の分割模様の各々を刺繍縫製する際には、模様表示データ記憶手段から読み出した大型刺繍模様の模様表示データと、縫製する分割模様の縫製領域の領域表示データとを合成して表示手段に表示させること特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の刺繍縫製可能なミシン。
  5. 刺繍枠の刺繍領域よりも大きな大型刺繍模様を複数の分割模様に分割して刺繍縫製する為に、複数の大型刺繍模様の各々に関する複数の分割模様の刺繍縫製データを記憶した刺繍データ記憶手段と、ディスプレイを含む表示手段とを備えた刺繍縫製可能なミシンにおいて、
    前記大型刺繍模様を前記ディスプレイにラフイメージで表示させる為のラフ表示データを記憶した表示データ記憶手段と、
    前記刺繍データ記憶手段に記憶された分割模様の刺繍縫製データに基づいて、分割模様を刺繍状態に近い状態でディスプレイに表示させる為の詳細表示データを演算する表示データ演算手段と、
    前記表示データ記憶手段に記憶されたラフ表示データと前記表示データ演算手段で演算された分割模様の詳細表示データとを合成して前記ディスプレイに部分詳細大型刺繍模様を表示させるように制御する表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする刺繍縫製可能なミシン。
  6. 前記表示データ演算手段は大型刺繍模様のうちの縫製対象として選定されている分割模様の詳細表示データを演算し、前記表示制御手段は前記縫製対象として選定された分割模様の部分ラフ表示データに代えて表示データ演算手段により演算された分割模様の詳細表示データを書き込んだ部分詳細大型刺繍模様の表示データを合成演算して前記ディスプレイに表示させることを特徴とする請求項5に記載の刺繍縫製可能なミシン。
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