JP2006042629A - 栄養付加着色米の製造方法及びその製造装置 - Google Patents

栄養付加着色米の製造方法及びその製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006042629A
JP2006042629A JP2004225538A JP2004225538A JP2006042629A JP 2006042629 A JP2006042629 A JP 2006042629A JP 2004225538 A JP2004225538 A JP 2004225538A JP 2004225538 A JP2004225538 A JP 2004225538A JP 2006042629 A JP2006042629 A JP 2006042629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
coating
coating agent
added
colored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004225538A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryukichi Tashiro
隆吉 田代
Kazuhiro Ikeda
一博 池田
Tsutomu Takahoshi
勉 高星
Manabu Takahoshi
学 高星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RYUKYU SHOKURYO KK
TAKABOSHI ENGINEERING KK
Original Assignee
RYUKYU SHOKURYO KK
TAKABOSHI ENGINEERING KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RYUKYU SHOKURYO KK, TAKABOSHI ENGINEERING KK filed Critical RYUKYU SHOKURYO KK
Priority to JP2004225538A priority Critical patent/JP2006042629A/ja
Publication of JP2006042629A publication Critical patent/JP2006042629A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cereal-Derived Products (AREA)

Abstract

【課題】 新たな栄養成分を付加するとともに、外観上も食欲をそそるような着色であり、安全性の高い薬用植物など天然素材による新たな栄養成分及び新たな食味を提供できる栄養付加着色米を提供すること。
【解決手段】 無洗米もしくは胚芽精米の表層全体を所定の被覆剤により被覆し、該被覆剤は、薬用植物を主原料とした水溶液であり、該水溶液に使用する水は、米に対して1〜5%の割合で調整し、米に対して重量比で0.1〜1.0%の割合の被覆剤を噴霧被覆処理し、乾燥処理することにより、加工前の無洗米もしくは胚芽精米の水分含量に対して0.5%以内の水分上昇に収まる範囲に調整し、水分含量16.0%以下に加工し栄養付加着色米とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無洗米もしくは胚芽精米の表層全体に、薬用植物などの水溶液を被覆処理した栄養付加着色米とその製造方法およびその製造装置に関する。
従来より、保存性と外観を良くする光沢処理などを目的として、糖液などをコーティング処理した加工精米(タルクコーティングなど)が欧米諸国では知られている。
被覆により空気と遮断することで保存性を向上させようとするものである。
また、食品衛生上好ましくない、タルクに変えて、乳化剤混融油脂類を精米にコーティング処理する方法が特公昭51−6737号公報に開示されている。
また、精米の表面に水溶性食物繊維の水溶液を被覆する方法も開示されている(特公平6−26507)。
しかしながら、これらの精米に対するコーティング処理においては、炊飯時における洗米によって被覆物が洗い流されてしまい、期待通りの効果が得られないという問題があった。
近年、精米の表層より残存糠層及び澱粉層を除去した無洗米が注目されている。
無洗米は、様々な無洗米製造装置により、炊飯時に洗米する必要がなく、その利便性から広く普及している。
また、無洗米と同様に洗米せずに炊飯する胚芽精米も広く普及している。
この胚芽精米は、玄米からぬか(糠)だけを取り除き、胚芽を80%以上保有した精米であり、洗うと胚芽の部分がとれたり、水に溶けやすいビタミンB1が流出しやすいので、無洗米と同様に研がずに炊飯するものである。
無洗米に対する加工処理方法についても、無洗米の加工処理中に生じる糠粉や胚乳部外層部等の副産物を、酵素処理して糖化して溶液とし、無洗米にコーティングする加工方法(特開2003−61595号公報)や、無洗米に対してみずあめやセルロースをコーティング剤とし、米飲料やトレハロース、米糠、無洗米加工時の洗い糠などの有効成分を被覆する方法(特開2003−169611号公報)なども開示されている。
特公昭51−6737号公報 特公平6−26507号公報 特開2003−61595号公報 特開2003−169611号公報
これらの無洗米に対する被覆処理においては、近年の玄米食ブームや国民の健康志向などを視野に入れたものであり、無洗米に玄米と同様な栄養素を付加させようとするものであり、無洗米処理に当たって廃棄されていた糠粉や胚乳外層部に含まれる栄養成分を有効利用しようとするものである。
これら無洗米の加工方法は、米の本来持つ栄養素を補強するものであり、新たな栄養素を付加させるものではない。
近年の食生活の多様化、欧米化に伴い、米食が減少し、少子高齢化の進行により国民の米の消費が減退していることも事実である。
現在、上記のような、洗米せずに炊飯できる手軽な米が急速に普及し、おいしくて、簡単に食できるお米が注目されているが、同時に、発芽玄米や古代米などの特別な健康増進効果を期待する米も販売されている。
従来の精白米の加工方法においては、新たな有効成分の添加が試みられていたが、日本人の特別な米に対する食味感覚から、白米の食味の変化が生じないように、ビタミン剤やミネラル剤などの有効成分を添加処理するものであった。
よって、現在の多様化する食生活に対応した、外観上、食味上、用途上での新たな米食を提案するような加工方法ではなかった。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、新たな栄養成分を付加するとともに、外観上も食欲をそそるような着色であり、安全性の高い薬用植物など天然素材による新たな栄養成分及び新たな食味が提供可能な栄養付加着色米を提供することを課題とし、米飯の新たな調理や用途を提供することによって、国民の健康志向と米の消費拡大を目的とするものである。
本発明は、上記の課題を以下の手段により解決することができる。
請求項1では、無洗米もしくは胚芽精米の表層全体を所定の被覆剤により被覆して成る被覆無洗米もしくは、被覆胚芽精米であって、該被覆剤は、薬用植物を主原料とした水溶液であり、該水溶液に使用する水は、米に対して1〜5%の割合で調整し、薬用植物が米に対して重量比で0.1〜1.0%の割合の被覆剤を用いて被覆処理され、加工前の無洗米もしくは胚芽精米の水分含量に対して0.5%以内の水分上昇に収まる範囲に調整し、水分含量16.0%以下に加工したことを特徴とする栄養付加着色米とするものである。
該無洗米は、精米の表層部の残存糠層と澱粉層とを除去したうるち米ともち米であり、炊飯の際に米を研ぐという洗米を省くことができる無洗化処理米のことであり、一般に「無洗米」として販売されているものである。
該胚芽精米は、玄米から糠層だけを取り除き、胚芽を80%以上保有した精米のことである。
米の胚芽には、イネの生長に必要なビタミン、ミネラルが濃縮されており、糖質を体内でエネルギー源にかえるビタミンB1やこどもの発育を促進するB2、たんぱく質の代謝には欠かせないB6等が含まれている。
また、若さを保つ秘薬ともてはやされているビタミンEが、精白米の5倍も多く含まれており、近年の研究では、注目の「ギャバ」が含まれている事が判明し、コレステロール・中性脂肪を減らす、血液を浄化し、動脈硬化を防ぐ効果が大、肝臓の働きを活発化させ、利尿作用を促し、血圧を下げる効果があるとされている。
該薬用植物は、健康増進効果のある植物であり、ウコンやゴーヤー、シークワーサーなどを使用でき、色素成分で着色される。
被覆剤水溶液に使用する水は、米に対して1〜5%の割合で調整する。
1%以下では水分が少なすぎて被覆が不十分となり、斑になる。
5%以上では、最終的な水分上昇を0.5%以内とすることが困難となり、品質の劣化(保存性の低下)や食味の低下の問題がある。
また、農林水産大臣が定める米の品位基準である、精米の水分含量16.0%以下の基準を確保しなければならない。
米に対して重量比で0.1〜1.0%の割合の被覆剤を用いて被覆処理する。
0.1%未満では、着色が困難となり、1.1%以上では、着色には影響しないが、コストの問題、食味の問題がある。
請求項2は、前記の被覆剤の主原料となる薬用植物が、ハイビスカス、アロエ、ゴーヤー、ウコン、長命草、グァバ、月桃、シークワーサー、八重山アオキ、クミスクチン、緑茶、ケール、大麦青葉、明日葉、ヨモギ、サトウキビの中の少なくとも1つからなることを特徴とする栄養付加着色米である。
ハイビスカス、グァバは赤色様に、アロエ、ゴーヤー、長命草、月桃、八重山アオキ、クミスクチン、緑茶、ケール、大麦青葉、明日葉、ヨモギは緑色様に、ウコン、シークワーサーは黄色様に、サトウキビは茶色様に着色できる。
請求項3は、前記の薬用植物に替えてイカスミを主原料とする被覆剤を用いたことを特徴とする栄養付加着色米である。
イカスミは、イカの墨汁嚢という袋にある腺で作られ、たんぱく質・脂質・糖・メラニンが成分である。
イカスミに含まれるペプチドグルカン(イカスミから抽出したたんぱく質と糖の結合した成分)がガンをやっつける細胞を強化し、予防に効果をあげると言われており、胃液の分泌を促進する効果とされている。
被覆剤に用いることで黒色様に着色できる。
請求項4は、前記の薬用植物を主原料とする被覆剤に、ニガリ又は珊瑚カルシウムを添加したことを特徴とする栄養付加着色米である。
ニガリは、海水を濃縮して塩を結晶させて取り出した残りの液体であり、豆腐の凝固剤として用いられ、これまでは粉末の状態で95%以上塩化マグネシウムのニガリが主流でしたが、最近では塩化マグネシウム以外のミネラルを豊富に含んだ天然のニガリも多く出回っており、現代人のマグネシウム不足を解消する有効な天然素材である。
珊瑚カルシウムは、珊瑚を原料としたカルシウムであり、このサンゴはミネラルの塊と言われ、カルシウム分はもちろん、マグネシウム分が他のカルシウム素材に比べて5〜13,75倍と多く、また40種類以上の微量元素がバランスよく含まれており、吸収率が高いカルシウムであり、現代人のカルシウム不足を解消する有効な天然素材である。
米はカルシウムやマグネシウムの含有量が比較的少ない食品であり、カルシウムは、パン粉の約1/4、小麦胚芽の約1/7であり、マグネシウムは、約1/9である。
請求項5は、前記の薬用植物を主原料とする被覆剤に、食品多糖類が添加されていることを特徴とする栄養付加着色米である。
該食品多糖類は、食品添加剤として使用できる多糖類であればいずれでも良く、例えば、水あめやブドウ糖、麦芽糖やデキストリンなどが使用できる。
請求項6は、無洗米もしくは胚芽精米の表層全体を所定の被覆剤により被覆して成る被覆無洗米もしくは、被覆胚芽精米の製造方法であって、該被覆剤は、薬用植物を主原料とした水溶液であり、該水溶液に使用する水は、米に対して1〜5%の割合で調整し、薬用植物が米に対して重量比で0.1〜1.0%の割合の被覆剤を噴霧被覆処理し、乾燥処理することにより、加工前の無洗米もしくは胚芽精米の水分含量に対して0.5%以内の水分上昇に収まる範囲に調整し、水分含量16.0%以下に加工することを特徴とする栄養付加着色米の製造方法である。
該薬用植物は、エキスまたは粉末を用い、水を加えて水溶液として使用する。
噴霧処理しやすいように、粉末は100ミクロン以下のパウダー状とすることが好ましい。
該噴霧被覆処理は、上記の被覆剤水溶液を原料となる無洗米もしくは胚芽精米を攪拌処理しながら均等に噴霧することが好ましい。
該乾燥処理は、被覆処理された米から余分な水分を除去するためであり、ドラム乾燥装置などで攪拌しながら温風で乾燥させるものでも良い。
請求項7は、前記の被覆剤の主原料となる薬用植物が、ハイビスカス、アロエ、ゴーヤー、ウコン、長命草、グァバ、月桃、シークワーサー、八重山アオキ、クミスクチン、緑茶、ケール、大麦青葉、明日葉、ヨモギ、サトウキビの中の少なくとも1つからなることを特徴とする栄養付加着色米の製造方法である。
色素成分の異なる薬用植物のエキスまたは粉末を混合し、混合色に着色するようにしても良い。
また、単色で噴霧被覆後、再度重ねて他の色を噴霧被覆してもよい。
請求項8は、前記の薬用植物に替えてイカスミを主原料とする被覆剤を用いたことを特徴とする栄養付加着色米の製造方法である。
イカスミは、液状のものや粉末のものを使用することができる。
請求項9は、前記の薬用植物を主原料とする被覆剤に、ニガリ又は珊瑚カルシウムを添加したことを特徴とする栄養付加着色米の製造方法である。
ニガリは、液状のものを使用し、塩が析出している場合にはろ過して使用すると良い。
珊瑚カルシウムは、珊瑚を微粉砕してパウダー状のものを使用することが好ましい。
いずれも薬用植物の粉末と混合して使用しても良く、先にニガリ又は珊瑚カルシウムによる噴霧被覆を施した後に、着色効果の高い薬用植物による被覆剤を噴霧被覆しても良い。
請求項10は、前記の薬用植物を主原料とする被覆剤に、食品多糖類が添加されていることを特徴とする栄養付加着色米の製造方法である。
食品多糖類は、粘性を高めることができ、付着量を増やすことができる。
最初にこの食品多糖類を噴霧被覆した後に、上記の薬用植物やサンゴカルシウムによる被覆剤を噴霧被覆しても良い。
また、薬用植物及び珊瑚カルシウムによる被覆層をコーティングするように噴霧しても良く、さらにまた、挟む様に最初の層と最後の層に食品多糖類を噴霧被覆しても良い。
請求項11は、被覆剤を調合した水溶液を貯留するための被覆剤水溶液タンクと、原料となる無洗米もしくは胚芽精米を所定流量で連続的に供給するとともに攪拌しながら搬送するための攪拌搬送装置と、該攪拌搬送装置の上流部で、攪拌搬送中の無洗米もしくは胚芽精米に前記の被覆剤水溶液タンク内の被覆剤水溶液を噴霧するための噴霧装置と、噴霧により被覆処理された無洗米もしくは胚芽精米を乾燥するための乾燥装置とを有する栄養付加着色米の製造装置である。
該被覆剤水溶液タンクは、被覆剤水溶液を貯留するためのタンクであり、被覆剤を調整することができるように、攪拌機やヒーターなどが内臓されているものでも良い。
該攪拌搬送装置は、攪拌しながら搬送できるものであればいずれでも良く、たとえば、攪拌機能付のべルトコンベアーや傾斜させた回転ドラムなどでも良い。
該噴霧装置は、上記の攪拌搬送装置内の原料米に被覆剤水溶液を噴霧できるものであればいずれでも良く、被覆剤水溶液タンクからホースで接続した噴射ノズルをコンプレッサーの圧縮空気で噴霧するものでも良い。
該乾燥装置は、被覆処理された原料米の表面から余分な水分を除去できるものであればいずれでも良く、ドラム式乾燥装置などで連続攪拌乾燥させるものでも良い。
請求項12は、前記の攪拌搬送装置は、複数の攪拌羽根とそのケーシングと駆動モータとからなるスクリューコンベアにより攪拌しながら搬送されることを特徴とする栄養付加着色米の製造装置である。
該ケーシングは、上流側に原料米を投入するホッパーを設けても良く、ケーシングの上部に噴霧装置を取り付けても良く、上部を開放しても良い。
該スクリューは、攪拌と搬送を同時にできるものであれば良く、粉体用のパドル羽根を複数スクリュー軸に取り付けたものでも良く、スクリューの刃の外周部がギザギザとなった三角羽根や、螺旋帯状のドーナツ羽根などでも良い。
請求項13は、前記の攪拌搬送装置は、攪拌速度の調整手段と搬送速度の調整手段が設けられていることを特徴とする栄養付加着色米の製造装置である。
該攪拌速度の調整手段や搬送速度の調整手段は、例えば、スクリューコンベアの駆動モータの回転数を制御する制御装置などが使用できる。
回転数は、50〜300rpm程度で良い。
請求項14は、前記の噴霧装置は、被覆剤水溶液タンク内の被覆剤水溶液を供給するための圧送ポンプと、該被覆剤水溶液を攪拌搬送装置で攪拌搬送中の無洗米もしくは胚芽精米に噴霧するための噴霧ノズルと、噴霧量の調整するための噴霧量調整手段とが設けられていることを特徴する栄養付加着色米の製造方法である。
該圧送ポンプは、コンプレッサーで代用しても良い。
噴霧ノズルは、市販の塗装用噴霧ノズルが使用できる。
噴霧調整手段は、噴霧ノズルに圧送される被覆剤水溶液の流量調整ができる調整バルブなどでも良く、攪拌搬送装置と連動し、攪拌速度や搬送速度に対応して調整可能な装置としても良い。
本発明では、以下の効果を奏する。
1)無洗米や胚芽精米に対して、薬用植物を主原料とする被覆剤水溶液を用いることにより、洗米せずに炊飯できるため、その被覆剤に含まれる有効成分を損失することなく、摂取することができる。
2)上記同様に、薬用植物の色素成分がそのまま損失せずに炊飯できるので、外観的にも今までにない、薬用植物の色素に応じた色を呈する米を製造できる。
3)抗菌作用を有する薬用植物を使用すると、保存性を高めることができる。
4)イカスミを使用することにより、黒色着色が可能となり、イカスミの高い有効成分とともに、黒色系の着色により他の着色の濃淡を調整することに効果的である。
5)ニガリを使用することにより、日本人に不足しているマグネシウムを米食とともに摂取することができる。
6)珊瑚カルシウムを使用することにより、日本人に不足しがちなカルシウムを摂取することができ、かつ、他のミネラルもバランスよく含んでいるので吸収しやすくなる。
7)食品多糖類を使用することにより、米の表層部に対して、被覆剤の有効成分の定着性を高め、付着量を増やすことができる。
8)攪拌状態で噴霧被覆するにより、均一な被覆が可能となる。
また、余分な水分を与える必要がなく、米の水分上昇を0.5%以下に調整することができ、品質の劣化や食味低下を防止できる。
9)連続的に均一に被覆及び着色することができる栄養付加着色米の製造装置を提供でき、大量生産が可能となる。
本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明による栄養付加着色米の製造工程を示すフロー図である。
本実施例では、原料米として無洗米を使用した場合について説明する。
S−1)被覆剤調合工程最初に、無洗米に被覆するための被覆剤水溶液を調合する。
被覆剤原料としては薬用植物にハイビスカスを用い、ハイビスカスの花びらを用いた市販のハイビスカスパウダー02を6gと、珊瑚カルシウムパウダー03を3gと、食品多糖類の一つとしてとして、デキストリン04を3g使用し、水40gと攪拌混合し、被覆剤水溶液05を調合する。
S−2)噴霧被覆工程無洗米06を1Kgを用意し、攪拌装置07で攪拌しながら、噴霧装置08により、前記の被覆剤水溶液5を無洗米06に噴霧した。
S−3)攪拌搬送工程噴霧被覆した無洗米をさらに攪拌しながら搬送し、乾燥装置へ送る。
S−4)乾燥工程被覆された無洗米を乾燥装置により余分な水分を除去し乾燥処理し、鮮やかに赤色様に着色された栄養付加着色米09が出来上がる。
本工程においては、被覆剤水溶液は、ハイビスカスと珊瑚カルシウムとデキストリンを同時に調合して使用したが、デキストリン水溶液と、ハイビスカスおよび珊瑚カルシウムの水溶液とを2回に分けて噴霧しても良い。
デキストリン水溶液を先に噴霧することで、無洗米の表面が粘性を帯び、次にハイビスカスと珊瑚カルシウムの水溶液が付着しやすくなる。
また、ハイビスカスの水溶液を最終層となるように最後に噴霧すると、ハイビスカスの鮮やかな赤色をそのままに着色することができる。
また、デキストリン水溶液を最後に噴霧すると、無洗米の表面に光沢が出すことができる。
次に図2を用いて、本発明による栄養付加着色米の製造装置について説明する。
原料米である無洗米もしくは胚芽精米を1のホッパーに投入し、2の昇降機で3のタンクに一時貯留する。
上限レベル計4でタンク満杯を表示し、下限レベル計5がタンク空杯を表示する。
一時貯留された原料米は、ロータリーバルブ7の回転数を可変して、流量を制御し、9の攪拌装置に供給する。
6のシャッターは手動ないし自動にして開閉して、米の供給を制御する。
米の攪拌装置9への供給は8のセンサにより、自動検知して、水溶液の供給を制御する。
8のセンサにより、米が供給されていないときは、水溶液の供給を自動停止する。
9の攪拌装置は、長さ0.5〜2mの範囲とし、水平もしくは傾斜調整できる構造とする。
さらに、10の攪拌ロール(スクリュー)を装備しており、11のモータにインバーターを取り付けて、回転数を50〜300rpmまで可変可能とし、攪拌速度を制御する。
11の攪拌ロールには羽根板11aを取り付け、回転することにより、米を攪拌すると同時に23の乾燥仕上装置へ米を送る。
この羽根板11aは、長さを調整できる構造として、攪拌状態を制御する。
12の水溶液タンクに噴霧しようとする主剤と水を一定量入れ、13の攪拌機と14のモータで攪拌する。
機械が運転中は、絶えず攪拌機13が回転して、水溶液タンク12内で一定濃度に保つ。
水溶液を15のポンプで供給し、16の水量調節弁で調節し、17の水量メータで水量を確認できるようにして、21の噴霧機へ水溶液を供給する。
21の噴霧機には、18のコンプレッサから圧縮空気が送され、19の圧力調整弁で空気圧を調整し、20の圧力計で確認する。
21の噴霧機は、ノズルもしくはパイプの種類のうち、いずれか1種類を装備できるようにして、水溶液タンク12から供給される水溶液をコンプレッサ18から供給される圧縮空気により、霧状にして9の攪拌装置に供給する。
22の水量検知センサにより、水溶液が供給されていることを自動検知して、3のタンクからの米の供給を自動制御する。
攪拌機で噴霧され攪拌された米は、23の乾燥仕上装置に供給される。
24の羽根板11aは回転しながら、米を円盤状の乾燥仕上装置23に送り、23の底面がスクリーン25となった上を回転しながら、米は流れていく。
底面の下から27のダクトを装備し、29の吸引ファンで30のバグフィルタへ吸引する。
ダクト27には28の風量調節ダンパーを設け、風量を調節する。
バグフィルタ30には、31のロータリーバルブを設け、バグフィルタ30で分離されたごみを排出する。
吸引ファン29から吸引することによって、米の表層部の水分を蒸散して、加工前の米の水分含量に対して、0.5%以内の水分上昇の範囲に収まるように、水分16.0%以下に乾燥仕上げを行う。
環境湿度が高いときは、26の電熱ヒータを使い、加湿して乾燥仕上げを行う。
乾燥仕上げされた米は、32の昇降機で33のタンクに一時貯留する。
33のタンクには34の上限レベル計と35の下限レベル計を設け、タンクの満杯と空杯を表示する。
さらに、36のシャッターを設け、次に供給を手動もしくは自動で行う。
33で一時貯留された米は、37の昇降機で精米精選機38に送られ、砕米や糠玉等の異物を除去する。
39の昇降機から40の色彩選別機により、黒米、ガラス、プラスチック等の異物を除去する。
41の昇降機から42の金属検出機へ供給され、金属類を除去し、43の昇降機から44のタンクへ製品を一時貯留する。
最後に45の計量包装機で製品を袋詰めする。
45の計量包装機は、100g〜30kgまでの範囲の量目の製品を袋詰めするため、1〜3機種の計量包装機を装備する。
46の操作盤は、各機械の手動運転もしくは自動運転を可能とした装置全体の操作・制御盤である。
以上のように、無洗米もしくは胚芽精米に対して、薬用植物や珊瑚カルシウムなどの栄養成分及び色素成分を被覆することが可能となる。
尚、本実施例では、噴霧機は1台であったが、複数台設けて、原料米に複数の被覆層を形成することも可能であり、栄養成分と保存性を高める抗菌成分と増粘成分、着色成分及び光沢成分などを各々独立した噴霧機で噴霧被覆できるようにし、各々順序を変更できるようにしても良い。
本発明による栄養付加着色米の製造工程を示すフロー図である。 本発明による栄養付加着色米の製造装置の一実施例を示す概略構成図である。
符号の説明
01 水
02 ハイビスカスパウダー
03 珊瑚カルシウムパウダー
04 デキストリン
05 被覆剤水溶液
06 原料米
07 攪拌装置
08 噴霧装置
09 栄養付加着色米
1 ホッパー
2、32、37、39、41,43 昇降機
3、33 タンク
4、34 上限レベル計
5、35 下限レベル計
6、36 シャッター
7 ロータリーバルブ
8 米流れ検知センサー
9 攪拌装置
10 攪拌ロール(スクリュー)
11、14 モータ
12 水溶液タンク
13 攪拌機
15 ポンプ
16 水量調節弁
17 水量メータ
18 コンプレッサ
19 圧力調整弁
20 圧力計
21 噴霧機
22 水量検知センサ
23 乾燥仕上装置
24 回転羽根板
25 スクリーン
26 電熱ヒータ
27 ダクト
28 風量調節ダンパー
29 吸引ファン
30 バグフィルタ
31 ロータリーバルブ
38 精米精選機
40 色彩選別機
42 金属検出機
45 計量包装機
46 操作盤

Claims (14)

  1. 無洗米もしくは胚芽精米の表層全体を所定の被覆剤により被覆して成る被覆無洗米もしくは、被覆胚芽精米であって、該被覆剤は、薬用植物を主原料とした水溶液であり、該水溶液に使用する水は、米に対して1〜5%の割合で調整し、薬用植物が米に対して重量比で0.1〜1.0%の割合の被覆剤を用いて被覆処理され、加工前の無洗米もしくは胚芽精米の水分含量に対して0.5%以内の水分上昇に収まる範囲に調整し、水分含量16.0%以下に加工したことを特徴とする栄養付加着色米。
  2. 前記の被覆剤の主原料となる薬用植物が、ハイビスカス、アロエ、ゴーヤー、ウコン、長命草、グァバ、月桃、シークワーサー、八重山アオキ、クミスクチン、緑茶、ケール、大麦青葉、明日葉、ヨモギ、サトウキビの中の少なくとも1つからなることを特徴とする請求項1に記載の栄養付加着色米。
  3. 前記の薬用植物に替えてイカスミを主原料とする被覆剤を用いたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の栄養付加着色米。
  4. 前記の薬用植物を主原料とする被覆剤に、珊瑚カルシウム又はニガリを添加したことを特徴とする請求項1から請求項3までの項に記載の栄養付加着色米。
  5. 前記の薬用植物を主原料とする被覆剤に、食品多糖類が米に対して重量比で0.1〜1.0%の割合で添加されていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかの項に記載の栄養付加着色米。
  6. 無洗米もしくは胚芽精米の表層全体を所定の被覆剤により被覆して成る被覆無洗米もしくは、被覆胚芽精米の製造方法であって、該被覆剤は、薬用植物を主原料とした水溶液であり、該水溶液に使用する水は、米に対して1〜5%の割合で調整し、薬用植物が米に対して重量比で0.1〜1.0%の割合の被覆剤を噴霧被覆処理し、乾燥処理することにより、加工前の無洗米もしくは胚芽精米の水分含量に対して0.5%以内の水分上昇に収まる範囲に調整し、水分含量16.0%以下に加工することを特徴とする栄養付加着色米の製造方法。
  7. 前記の被覆剤の主原料となる薬用植物が、ハイビスカス、アロエ、ゴーヤー、ウコン、長命草、グァバ、月桃、シークワーサー、八重山アオキ、クミスクチン、緑茶、ケール、大麦青葉、明日葉、ヨモギ、サトウキビの中の少なくとも1つからなることを特徴とする請求項6に記載の栄養付加着色米の製造方法。
  8. 前記の薬用植物に替えてイカスミを主原料とする被覆剤を用いたことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の栄養付加着色米の製造方法。
  9. 前記の薬用植物を主原料とする被覆剤に、ニガリ又は珊瑚カルシウムを添加したことを特徴とする請求項6から請求項8までのいずれかの項に記載の栄養付加着色米の製造方法。
  10. 前記の薬用植物を主原料とする被覆剤に、食品多糖類が米に対して重量比で0.1〜1.0%の割合で添加されていることを特徴とする請求項6から請求項9までのいずれかの項に記載の栄養付加着色米の製造方法。
  11. 被覆剤を調合した水溶液を貯留するための被覆剤水溶液タンクと、原料となる無洗米もしくは胚芽精米を所定流量で連続的に供給するとともに攪拌しながら搬送するための攪拌搬送装置と、該攪拌搬送装置の上流部で、攪拌搬送中の無洗米もしくは胚芽精米に前記の被覆剤水溶液タンク内の被覆剤水溶液を噴霧するための噴霧装置と、噴霧により被覆処理された無洗米もしくは胚芽精米を乾燥するための乾燥装置とを有する栄養付加着色米の製造装置。
  12. 前記の攪拌搬送装置は、複数の攪拌羽根とそのケーシングと駆動モータとからなるスクリューコンベアにより攪拌しながら搬送されることを特徴とする請求項11に記載の栄養付加着色米の製造装置。
  13. 前記の攪拌搬送装置は、攪拌速度の調整手段と搬送速度の調整手段が設けられていることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の栄養付加着色米の製造装置。
  14. 前記の噴霧装置は、被覆剤水溶液タンク内の被覆剤水溶液を供給するためのポンプと、該被覆剤水溶液を攪拌搬送装置で攪拌搬送中の無洗米もしくは胚芽精米に噴霧するための噴霧ノズルと、噴霧量の調整するための噴霧量調整手段とが設けられていることを特徴する請求項11から請求項13までのいずれかの項に記載の栄養付加着色米の製造方法。
JP2004225538A 2004-08-02 2004-08-02 栄養付加着色米の製造方法及びその製造装置 Pending JP2006042629A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004225538A JP2006042629A (ja) 2004-08-02 2004-08-02 栄養付加着色米の製造方法及びその製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004225538A JP2006042629A (ja) 2004-08-02 2004-08-02 栄養付加着色米の製造方法及びその製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006042629A true JP2006042629A (ja) 2006-02-16

Family

ID=36021879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004225538A Pending JP2006042629A (ja) 2004-08-02 2004-08-02 栄養付加着色米の製造方法及びその製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006042629A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007097348A1 (ja) 2006-02-20 2007-08-30 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho 情報同期システム
KR102094783B1 (ko) * 2018-10-02 2020-03-30 김현철 식물성 염료 추출물을 이용한 기능성 컬러 쌀 제조방법

Citations (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61128847A (ja) * 1984-11-23 1986-06-16 Ishibashi Kogyo Kk ハト麦の予備調質装置
JPH03175936A (ja) * 1989-09-25 1991-07-31 Atsushi Seto 着色米
JPH07125A (ja) * 1991-05-24 1995-01-06 Eijiyuurou Yoneyama 米研ぎ不要の精白米の製造方法と、その装置
JPH09121792A (ja) * 1995-11-07 1997-05-13 Satake Eng Co Ltd 早炊き米の製造方法
JP2001086954A (ja) * 1999-09-20 2001-04-03 Yakult Honsha Co Ltd 健康飲食品
JP2001224330A (ja) * 2000-02-17 2001-08-21 Hideko Uechi 乳酸菌共棲培養物と薬用植物とからなる食品及びその製造法
JP2003055244A (ja) * 2001-08-06 2003-02-26 Maruzen Pharmaceut Co Ltd ヒアルロン酸産生促進剤、該ヒアルロン酸産生促進剤を配合した皮膚化粧料及び飲食物
JP2003153667A (ja) * 2001-11-19 2003-05-27 Taro Nakasone ヤエヤマアオキを含む食品
JP2003169621A (ja) * 2001-12-03 2003-06-17 Okinawa Hakko Kagaku:Kk 苦瓜茶及びその製造方法
JP2003169611A (ja) * 2001-12-06 2003-06-17 Nippon Seimai Kogyokai 被膜無洗米とその製造方法および製造装置
JP2003189803A (ja) * 2001-12-25 2003-07-08 Shimada Noki Shokai:Kk 薬膳米
JP2003245050A (ja) * 2002-02-25 2003-09-02 Takeda Food Products Ltd 米飯用カルシウム強化剤
JP2003339367A (ja) * 2002-05-29 2003-12-02 Ryuukyuu Cement Kk 黒糖を原料にした食酢の製造方法
JP2004033115A (ja) * 2002-07-04 2004-02-05 National Agriculture & Bio-Oriented Research Organization コメのミネラル組成を改質した食品素材及びその製造法
JP2004107286A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Ichimaru Pharcos Co Ltd 化粧料組成物及び美容・健康食品組成物
JP2004155656A (ja) * 2002-11-01 2004-06-03 Kao Corp 糖衣錠
JP2004201615A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Nippon Seimai Kogyokai 被膜無洗米とその製造方法および製造装置
JP2004210653A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Kose Corp 皮膚外用剤

Patent Citations (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61128847A (ja) * 1984-11-23 1986-06-16 Ishibashi Kogyo Kk ハト麦の予備調質装置
JPH03175936A (ja) * 1989-09-25 1991-07-31 Atsushi Seto 着色米
JPH07125A (ja) * 1991-05-24 1995-01-06 Eijiyuurou Yoneyama 米研ぎ不要の精白米の製造方法と、その装置
JPH09121792A (ja) * 1995-11-07 1997-05-13 Satake Eng Co Ltd 早炊き米の製造方法
JP2001086954A (ja) * 1999-09-20 2001-04-03 Yakult Honsha Co Ltd 健康飲食品
JP2001224330A (ja) * 2000-02-17 2001-08-21 Hideko Uechi 乳酸菌共棲培養物と薬用植物とからなる食品及びその製造法
JP2003055244A (ja) * 2001-08-06 2003-02-26 Maruzen Pharmaceut Co Ltd ヒアルロン酸産生促進剤、該ヒアルロン酸産生促進剤を配合した皮膚化粧料及び飲食物
JP2003153667A (ja) * 2001-11-19 2003-05-27 Taro Nakasone ヤエヤマアオキを含む食品
JP2003169621A (ja) * 2001-12-03 2003-06-17 Okinawa Hakko Kagaku:Kk 苦瓜茶及びその製造方法
JP2003169611A (ja) * 2001-12-06 2003-06-17 Nippon Seimai Kogyokai 被膜無洗米とその製造方法および製造装置
JP2003189803A (ja) * 2001-12-25 2003-07-08 Shimada Noki Shokai:Kk 薬膳米
JP2003245050A (ja) * 2002-02-25 2003-09-02 Takeda Food Products Ltd 米飯用カルシウム強化剤
JP2003339367A (ja) * 2002-05-29 2003-12-02 Ryuukyuu Cement Kk 黒糖を原料にした食酢の製造方法
JP2004033115A (ja) * 2002-07-04 2004-02-05 National Agriculture & Bio-Oriented Research Organization コメのミネラル組成を改質した食品素材及びその製造法
JP2004107286A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Ichimaru Pharcos Co Ltd 化粧料組成物及び美容・健康食品組成物
JP2004155656A (ja) * 2002-11-01 2004-06-03 Kao Corp 糖衣錠
JP2004201615A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Nippon Seimai Kogyokai 被膜無洗米とその製造方法および製造装置
JP2004210653A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Kose Corp 皮膚外用剤

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007097348A1 (ja) 2006-02-20 2007-08-30 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho 情報同期システム
KR102094783B1 (ko) * 2018-10-02 2020-03-30 김현철 식물성 염료 추출물을 이용한 기능성 컬러 쌀 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1061832C (zh) 锅巴多重熟化和多重调味的生产方法
US4551347A (en) Process of preparing instant, flaked, wheat farina
CN104431789B (zh) 一种杂粮营养米粉方便食品及其生产工艺
US4844936A (en) Cohesive vegetable products and process for manufacture
MXPA02007860A (es) Cereal pre-endulzados y enriquecidos con calcio listos para comer, y sus metodos de preparacion.
US5252351A (en) Cohesive vegetable products and process for manufacture
CA2520955A1 (en) A process for preparation of hypoglycemic foods and formulations thereof
CN105851797A (zh) 糖尿病和高血脂适用的代餐粉及其制作方法
KR100895002B1 (ko) 기능성 영양쌀 및 그 제조방법
EP1764003A1 (en) Natural ingredient, color-stable, ready-to-eat colored food product, food composition and method
US20100203212A1 (en) Snack Food Chip Containing Cooked Grain And Method Of Making Same
JP2006042629A (ja) 栄養付加着色米の製造方法及びその製造装置
KR102063868B1 (ko) 조리 편의성 곡물 및 그를 이용한 곡물 가공품의 제조방법
AU8034687A (en) Cohesive vegetable products and process for manufacture
CN1050819A (zh) 天然果粒悬浮饮料的制造方法
CN111772055A (zh) 一种草鱼繁殖期用高营养芦苇饲料及其加工装置
CN105919083A (zh) 一种山药牛蒡滋补蔬菜纸及其制备方法
CN112042711A (zh) 一种生姜谷物气流膨化早餐食品的制备方法
CN109699915A (zh) 一种红豆薏米怀山药营养粉及其制作工艺
CN108464475A (zh) 一种紫薯板栗及其加工方法
CN104938582A (zh) 一种木耳曲奇及其制备方法
CN105767697A (zh) 一种奶香蜜豆山药糕
CN109287744A (zh) 一种鲜板栗加工***及其加工方法
CN108077868A (zh) 一种竹炭板栗及其加工方法
JP2004201615A (ja) 被膜無洗米とその製造方法および製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20051207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070807

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070821

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080107