JP2006038111A - 自動変速機のディテント機構 - Google Patents

自動変速機のディテント機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2006038111A
JP2006038111A JP2004219252A JP2004219252A JP2006038111A JP 2006038111 A JP2006038111 A JP 2006038111A JP 2004219252 A JP2004219252 A JP 2004219252A JP 2004219252 A JP2004219252 A JP 2004219252A JP 2006038111 A JP2006038111 A JP 2006038111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
detent
automatic transmission
detent spring
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004219252A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4634753B2 (ja
Inventor
Tokiari Saka
時存 坂
Takashi Nakada
孝志 中田
Yuichi Ito
裕一 伊藤
Keiya Hashiguchi
啓也 橋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Chuo Hatsujo Kogyo KK
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Chuo Hatsujo Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp, Chuo Hatsujo Kogyo KK filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2004219252A priority Critical patent/JP4634753B2/ja
Publication of JP2006038111A publication Critical patent/JP2006038111A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4634753B2 publication Critical patent/JP4634753B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

【課題】 ローラ支持のためにディテントスプリングに寸法バラツキの要因となる曲げ加工をする必要がない自動変速機のディテント機構を提供する。
【解決手段】 ディテントスプリング14とローラ支持部材16とを別体とし、ローラ支持部材16は、ローラ15の両端部の外周を支持するローラ支持部21a,21bと、ディテントスプリング14によりローラ15が付勢される方向とは逆方向にはディテントスプリング14により係止される係止部22a,22b,22c,22dと、ディテントスプリング14によりローラ15が付勢される方向にはディテントスプリング14に対し係脱可能に保持される係脱部23a,23bとを備え、ワンタッチ式でディテントスプリング14に組み付け可能とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動変速機のディテント機構に関する。
自動変速機の油圧制御回路を切換えるマニュアルバルブの操作系は、マニュアルバルブを各切換え位置に保持するとともにシフトレバーの操作に節度感を付与するためのディテント機構を備えている。そして、そのディテント機構は、ディテント溝を有するディテントプレートと、ディテント溝に嵌合可能なローラと、そのローラを付勢してディテント溝に押圧し嵌合状態に保持可能とするディテントスプリングとで構成されるもので、従来は、ディテントスプリングの先端二股部に、ローラピンを支持する部位を曲げ加工により設けていた(例えば、特許文献1、2等参照。)
実開平6−56564号公報 特開2002−267012号公報
従来の自動変速機のディテント機構は、上記のようにディテントスプリングの先端二股部に、ローラピンを支持する部位を曲げ加工により設けるもので、通常はディテントスプリングに対しローラの軸心がオフセットするが、曲げ加工による寸法バラツキがあって、オフセット量が一定せず、そのため、組み付けた状態でバネ荷重(付勢力)が規格外となることがあり、製造の歩留まりが良くないものであった。
本発明は、ローラ支持のためにディテントスプリングに寸法バラツキの要因となる曲げ加工をする必要がない自動変速機のディテント機構を提供することを目的とする。
請求項1に係る自動変速機のディテント機構は、ディテント溝を有するディテントプレートと、前記ディテント溝に嵌合可能なローラと、該ローラを支持するローラ支持部材と、前記ローラを付勢して前記ディテント溝に押圧し嵌合状態に保持可能とするディテントスプリングとからなり、シフトレバーのレンジセレクト操作に節度感を付与する自動変速機のディテント機構であって、前記ローラ支持部材は、前記ディテントスプリングとは別体で、前記ディテントスプリングにより前記ローラが付勢される方向とは逆方向には前記ディテントスプリングにより係止される係止部と、前記ディテントスプリングにより前記ローラが付勢される方向には前記ディテントスプリングに対し係脱可能に保持される係脱部とを備え、前記ローラが付勢される方向とは逆方向に押し込むことにより前記ディテントスプリングにワンタッチ式で組み付け可能であることを特徴とする。
この自動変速機のディテント機構は、ディテントスプリング自体にはローラ支持のための曲げ加工がないので、ディテントスプリング自体の寸法バラツキが抑制されるとともに、多少の寸法バラツキが生じても、寸法の異なる複数種類のローラ支持部材を用意して適宜組み換える選択組付けによりバネ荷重を規格に適合するよう調整することが可能で、そのため、不良品の発生が少なくなり、製造の歩留まりが良くなる。そして、ローラ支持部材は、ディテントスプリングに対し一方向(ローラが付勢される方向とは逆方向)に押し込むことによりワンタッチ式で組み付け可能である。ローラ支持部材は、ローラが付勢される方向とは逆方向には係止部がディテントスプリングに係止され、ローラが付勢される方向には係脱部がディテントスプリングに係脱可能に保持される。
請求項2に係る自動変速機のディテント機構は、上記請求項1に係る自動変速機のディテント機構であって、前記ローラの両端部の外周を支持するローラ支持部が前記ローラ支持部材に設けられるとともに、前記ローラの両端部の端面が前記ディテントスプリングに当接することで前記ローラの軸方向の変位を規制するよう構成されたことを特徴とする。
この自動変速機のディテント機構は、上記請求項1に係る自動変速機のディテント機構と同様の作用を有し、また、特に、ローラ支持部材に設けられたローラ支持部がローラの両端部の外周を支持するので、ローラピンを必要とせず、また、ローラの両端部の端面がディテントスプリングに当接することでローラの軸方向の変位が規制されるので、ローラの軸方向の変位を規制する部材を別途設ける必要がなくて、簡素な構造を実現できる。
請求項3に係る自動変速機のディテント機構は、上記請求項2に係る自動変速機のディテント機構であって、前記ディテントスプリングが平板状で、前記ローラ支持部材を組み付ける挿通部を有し、前記ローラの端面が前記挿通部の内縁に当接することで前記ローラの軸方向の変位が規制されるよう構成されたことを特徴とする。
この自動変速機のディテント機構は、上記請求項2に係る自動変速機のディテント機構と同様の作用を有し、また、特に、ディテントスプリングの挿通部の内縁がローラの軸方向の変位を規制する部材として作用するので、ローラの軸方向の変位規制のためにディテントスプリング自体を追加加工する必要がなく、簡素な構造を低コストに実現できる。
請求項4に係る自動変速機のディテント機構は、上記請求項3に係る自動変速機のディテント機構であって、前記ローラ支持部材は、前記ローラ支持部と前記ディテントスプリングとの間に空隙ができ、前記係止部が各ローラ支持部を挟む2箇所ずつの配置となるよう構成されたことを特徴とする。
この自動変速機のディテント機構は、上記請求項3に係る自動変速機のディテント機構と同様の作用を有し、また、特に、ローラ支持部材は、ローラが付勢される方向とは逆方向には、係止部が各ローラ支持部を挟む2箇所ずつで計4個の係止部によって支持され、ローラ支持部とディテントスプリングとの間には空隙ができるため、ローラを支持する領域での変形の発生を防止し、ローラのスムーズな回転とローラ支持剛性の確保を両立させることができる。
請求項5に係る自動変速機のディテント機構は、上記請求項4に係る自動変速機のディテント機構であって、前記係止部に対し前記ローラの軸線方向の内側に隣接する配置で前記ディテントスプリングに当接する弾性腕部が前記ローラ支持部材に設けられ、該弾性腕部に前記係止部に対し前記ローラが付勢される方向に隣接する配置で前記係脱部が設けられたことを特徴とする。
この自動変速機のディテント機構は、上記請求項4に係る自動変速機のディテント機構と同様の作用を有し、また、特に、ローラ支持部材を組み付ける際には弾性腕部が変形して係脱部がディテントスプリングの挿通部を乗り越え、組み付けた後は弾性腕部が係脱部をディテントスプリングに押圧するので、ローラ支持部自体の剛性は確保しつつ係脱を容易なものとすることができ、ローラのスムーズな回転とローラ支持剛性の確保を両立させることができる。
請求項6に係る自動変速機のディテント機構は、上記請求項3、4または5に係る自動変速機のディテント機構であって、前記挿通部は環状に取り囲まれた開口であることを特徴とする。
この自動変速機のディテント機構は、上記請求項3、4または5に係る自動変速機のディテント機構と同様の作用を有し、また、特に、ローラ支持部材が二股状でなく環状に取り囲まれた開口を有するものであり、その環状に取り囲まれた開口がローラ支持部材を組み付ける挿通部を構成することにより、ローラ支持剛性の確保が容易である。
請求項7に係る自動変速機のディテント機構は、上記請求項3、4、5または6に係る自動変速機のディテント機構であって、前記ローラの軸心は前記ディテントスプリングに対しオフセットしていることを特徴とする。
この自動変速機のディテント機構は、上記請求項3、4、5または6に係る自動変速機のディテント機構と同様の作用を有し、また、特に、ローラの軸心がディテントスプリングに対しオフセットしていることにより、ローラの軸方向の変位を規制する部材として作用する平板状のディテントスプリングの挿通部内縁に対し、ローラの接触面積を小さくして回転摩擦による抵抗を抑制し、ローラの回転をスムーズなものとすることができる。
請求項8に係る自動変速機のディテント機構は、上記請求項1〜7のいずれか1項に係る自動変速機のディテント機構であって、前記ローラ支持部材は断面略U字形状であることを特徴とする。
この自動変速機のディテント機構は、上記請求項1〜7のいずれかに係る自動変速機のディテント機構と同様の作用を有し、また、特に、ローラ支持部材の構造の簡素化を促進できる。
以上のとおり、請求項1に係る発明は、ディテントスプリング自体の寸法バラツキを抑制できるとともに、複数種類のローラ支持部材との選択組付けによりバネ荷重を適宜調整できて、不良品の発生が少なく、製造の歩留まりが良い自動変速機のディテント機構を提供することができる。
そして、請求項2に係る発明は、さらにローラの軸方向の変位を規制する部材を別途設ける必要のない簡素な構造を実現できる。
また、請求項3に係る発明は、さらにローラの軸方向の変位規制のためにディテントスプリング自体を追加加工する必要のない簡素な構造を低コストに実現できる。
また、請求項4に係る発明は、さらにローラを支持する領域での変形の発生を防止し、ローラのスムーズな回転とローラ支持剛性の確保を両立させることができる。
また、請求項5に係る発明は、さらにローラ支持部自体の剛性を確保しつつ係脱を容易なものとすることができ、ローラのスムーズな回転とローラ支持剛性の確保を両立させることができる。
また、請求項6に係る発明は、さらにローラ支持剛性の確保を容易なものとすることができる。
また、請求項7に係る発明は、さらにローラの軸方向の変位を規制する挿通部内縁に対し、ローラの接触面積を小さくして回転摩擦による抵抗を抑制し、ローラの回転をスムーズなものとすることができる。
また、請求項8に係る発明は、さらにローラ支持部材の構造の簡素化を促進できる。
図1〜図8は本発明の実施の形態の一例を示している。図1はディテント機構を配置した自動変速機の要部断面図、図2はディテント機構におけるローラ支持部材とディテントスプリングとの組立体の平面図(a)、側面図(b)および正面図(c)、図3は図2の(a)の要部詳細図、図4は図2の(b)の要部詳細図、図5は図2の(c)の要部詳細図、図6はディテントスプリング単体の平面図(a)および側面図(b)、図7はローラ支持部材単体の平面図(a)、側面図(b)および正面図(c)、図8はローラ単体の正面図(a)および側面図(c)である。
図1において、1はミッションケースであり、2はマニュアルシャフトである。マニュアルシャフト2は、シフトレバー(図示せず)のレンジセレクト操作に連動して回転する。そして、そのマニュアルシャフト2の回転が直線運動に変換されて、マニュアルバルブ(図示せず)のスプールに伝達され、スプールが軸線方向に移動してレンジ位置毎に油路が切換えられる。
そして、この実施の形態の自動変速機は、図1に示すように、マニュアルシャフト2に、各レンジ位置に対応した6個のディテント溝11(ディテント溝11の個数は6個に限られるものではない。)を有するディテントプレート12が固定され、ミッションケース1に固定された支持アーム13に、ディテントスプリング14が固定されている。そして、そのディテントスプリング14の先端部には、ディテント溝11に嵌合可能なローラ15を支持する別体のローラ支持部材16が組み付けられ、ローラ15がディテントスプリング14で付勢され、ディテントプレート12外周のディテント溝11に嵌合保持可能に押圧されるよう構成されている。
これらディテント溝11を有するディテントプレート12と、ディテントスプリング14とは別体のローラ支持部材16と、ローラ支持部材16に支持されディテント溝11に嵌合可能とされたローラ15と、ローラ15を付勢してディテント溝に押圧し嵌合状態に保持可能とするディテントスプリング14とは、マニュアルバルブを各切換え位置に保持するとともにシフトレバーの操作に節度感を付与するためのディテント機構を構成する。
ディテントスプリング14は平板状で、図6に示すように、ローラ支持部材16を組み付ける挿通部17が設けられている。この挿通部17は、剛性確保のため環状に取り囲まれた開口としたもので、ディテントスプリング14の幅方向両側に段差をつけて広がった略矩形の拡大部分18を有し、その拡大部分18は、四隅が幅方向外側へ円弧状に逃げた形状となっている。なお、ディテントスプリング14は、先端を二股状にして挿通部を形成することも可能である。
ローラ支持部材16は、図7に示すように、断面略U字形状で、ローラ15の両端部の外周を支持する一対のローラ支持部21a,21bと、ディテントスプリング14によりローラ15が付勢される方向とは逆方向にはディテントスプリング14により係止されるよう構成された4個の係止部22a,22b,22c,22dと、ディテントスプリング14によりローラ15が付勢される方向にはディテントスプリング14に対し係脱可能に保持されるよう半球状に形成された2個の係脱部23a,23bとを備えている。
ローラ支持部材16は、ローラ支持部材16の断面略U字形状を上下逆にしたときの頂部となる部位が支柱部16aを構成し、その支柱部16aの幅方向両側の延設部16b,16cが、同じ向きに略直角に折れ曲がり、また、支柱部16aの軸線方向両側の幅方向には互いに反対側となる位置に曲折腕状の延設部16d,16eが形成されている。そして、その幅方向両側の延設部16b,16cの略中央に上記ローラ支持部21a,21bが形成され、それら延設部16b,16cの、ローラ支持部21a,21bを挟む2箇所ずつとなる配置で上記係止部22a,22b,22c,22dが設けられている。また、軸線方向両側の曲折腕状の延設部16d,16eは、先端側が上記幅方向両側の延設部16b,16cと同じ向きに略直角に折れ曲がり、係止部22a,22dに対しローラ15の軸線方向(ディテントスプリング14の幅方向)の内側に隣接する配置でディテントスプリング14の挿通部17内縁に当接する弾性腕部16f,16gを構成し、これら弾性腕部16f,16gに、係止部22a,22dに対しローラ15が付勢される方向に隣接する配置で上記半球状の係脱部23a,23bが設けられている。
ローラ支持部材16は、ローラ支持部21a,21bに図8に示す円柱形状のローラ15を組み込んだ状態で、支柱部16aをディテントスプリング14の挿通部17の拡大部分18に合わせ、支柱部16aを前に向けて、ディテントスプリング14によりローラ15が付勢される方向とは逆方向に押し込むことにより、ワンタッチ式でディテントスプリング14に組み付けられる(ローラ支持部材16をディテントスプリング14の挿通部17に押し込む方向は、ディテント機構の作動時にディテントスプリング14によりローラ15が付勢される方向とは逆方向に相当する。)。こうしてローラ支持部材16とディテントスプリング14とは図2に示す組立体となる。そして、この組立体が図1に示すようにミッションケース1の支持アーム13に取り付けられる。そして、ローラ15はディテントプレート12の外周に当接し、ディテントスプリング14は反り返る形となってローラ15をディテントプレート12側に付勢し、ローラ15を、ディテントプレート12の外周に沿って転動可能としつつ、ディテント溝11に嵌合保持可能に押圧する。
ローラ支持部材16は、上述のように支柱部16aを挿通部17の拡大部分18に合わせて押し込むことによりディテントスプリング14に組み付けるが、その際、ローラ支持部材16は、半球状の2個の係脱部23a,23bがディテントスプリング14に当たることによって、弾性腕部16f,16gが図7の(c)に二点鎖線で示すように内側へ弾性変形し、係脱部23a,23bがディテントスプリング14を乗り越える。そして、係脱部23a,23bが乗り越えたところで、図3〜図5に示すように4個の係止部22a,22b,22c,22dがディテントスプリング14に突き当たり、ローラ支持部材16はそれ以上押し込めなくなるとともに、反対方向(ディテントスプリング14によりローラ15が付勢される方向)へは、弾性腕部16f,16gがディテントスプリング14を押圧する位置に復帰し、係脱部23a,23bがディテントスプリング14に当たることによって、係脱可能に保持される。
ローラ支持部材16のローラ支持部21a,21bは、ディテントスプリング14に組み付けられ、組立体となったときに、図3〜図5に示すように、ローラ支持部21a,21bに支持されたローラ15の両端部の端面が、ローラ15の軸心がディテントスプリング14に対しオフセットした配置(図4参照)で、ディテントスプリング14の挿通部17の拡大部分18の内縁に当接し、ディテントスプリング14によってローラ15の軸方向の変位が規制されるよう設定されている。そして、そのローラ支持部21a,21bは、バーリング加工により内面側をリング状に盛り上げることにより支持面が確保されている。
また、ローラ支持部材16は、ディテントスプリング14に組み付けられ、組立体となったとき、図3に示すように、ローラ支持部21a,21bとディテントスプリング14(挿通部17の拡大部分18の内縁)との間に所定の空隙sができるよう設定されている。
以上、図面に基づいて実施の形態の一例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、様々な実施の形態が可能である。
例えば、上記実施の形態は自動変速機のマニュアルバルブ操作系においてマニュアルシャフト側にディテント機構を設けた例であるが、他の実施の形態として、シフトレバー側にディテント機構を設けることも可能である。
本発明の実施の形態のディテント機構を配置した自動変速機の要部断面図である。 本発明の実施の形態のディテント機構におけるローラ支持部材とディテントスプリングとの組立体の平面図(a)、側面図(b)および正面図(c)である。 図2の(a)の要部詳細図である。 図2の(b)の要部詳細図である。 図2の(c)の要部詳細図である。 本発明の実施の形態のディテント機構におけるディテントスプリング単体の平面図(a)および側面図(b)である。 本発明の実施の形態のディテント機構におけるローラ支持部材単体の平面図(a)、側面図(b)および正面図(c)である。 本発明の実施の形態のディテント機構におけるローラ単体の正面図(a)および側面図(c)である。
符号の説明
1 ミッションケース
2 マニュアルシャフト
11 ディテント溝
12 ディテントプレート
13支持アーム
14 ディテントスプリング
15 ローラ
16 ローラ支持部材
16f,16g 弾性腕部
17 挿通部
18 拡大部分
21a,21b ローラ支持部
22a,22b,22c,22d 係止部
23a,23b 係脱部
s 空隙

Claims (8)

  1. ディテント溝を有するディテントプレートと、前記ディテント溝に嵌合可能なローラと、該ローラを支持するローラ支持部材と、前記ローラを付勢して前記ディテント溝に押圧し嵌合状態に保持可能とするディテントスプリングとからなり、シフトレバーのレンジセレクト操作に節度感を付与する自動変速機のディテント機構であって、
    前記ローラ支持部材は、前記ディテントスプリングとは別体で、前記ディテントスプリングにより前記ローラが付勢される方向とは逆方向には前記ディテントスプリングにより係止される係止部と、前記ディテントスプリングにより前記ローラが付勢される方向には前記ディテントスプリングに対し係脱可能に保持される係脱部とを備え、前記ローラが付勢される方向とは逆方向に押し込むことにより前記ディテントスプリングにワンタッチ式で組み付け可能であることを特徴とする自動変速機のディテント機構。
  2. 前記ローラの両端部の外周を支持するローラ支持部が前記ローラ支持部材に設けられるとともに、前記ローラの両端部の端面が前記ディテントスプリングに当接することで前記ローラの軸方向の変位を規制するよう構成されたことを特徴とする請求項1記載の自動変速機のディテント機構。
  3. 前記ディテントスプリングが平板状で、前記ローラ支持部材を組み付ける挿通部を有し、前記ローラの端面が前記挿通部の内縁に当接することで前記ローラの軸方向の変位が規制されるよう構成されたことを特徴とする請求項2記載の自動変速機のディテント機構。
  4. 前記ローラ支持部材は、前記ローラ支持部と前記ディテントスプリングとの間に空隙ができ、前記係止部が各ローラ支持部を挟む2箇所ずつの配置となるよう構成されたことを特徴とする請求項3記載の自動変速機のディテント機構。
  5. 前記係止部に対し前記ローラの軸線方向の内側に隣接する配置で前記ディテントスプリングに当接する弾性腕部が前記ローラ支持部材に設けられ、該弾性腕部に前記係止部に対し前記ローラが付勢される方向に隣接する配置で前記係脱部が設けられたことを特徴とする請求項4記載の自動変速機のディテント機構。
  6. 前記挿通部は環状に取り囲まれた開口であることを特徴とする請求項3、4または5記載の自動変速機のディテント機構。
  7. 前記ローラの軸心は前記ディテントスプリングに対しオフセットしていることを特徴とする請求項3、4、5または6記載の自動変速機のディテント機構。
  8. 前記ローラ支持部材は断面略U字形状であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の自動変速機のディテント機構。
JP2004219252A 2004-07-27 2004-07-27 自動変速機のディテント機構 Expired - Fee Related JP4634753B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004219252A JP4634753B2 (ja) 2004-07-27 2004-07-27 自動変速機のディテント機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004219252A JP4634753B2 (ja) 2004-07-27 2004-07-27 自動変速機のディテント機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006038111A true JP2006038111A (ja) 2006-02-09
JP4634753B2 JP4634753B2 (ja) 2011-02-16

Family

ID=35903311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004219252A Expired - Fee Related JP4634753B2 (ja) 2004-07-27 2004-07-27 自動変速機のディテント機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4634753B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927925U (ja) * 1982-08-17 1984-02-21 株式会社東海理化電機製作所 自動変速機のシフトレバ−装置
JPH0656564U (ja) * 1993-01-13 1994-08-05 ジャトコ株式会社 自動変速機のディテントスプリング
JPH09290660A (ja) * 1996-04-25 1997-11-11 Nissan Motor Co Ltd シフトレバー装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927925U (ja) * 1982-08-17 1984-02-21 株式会社東海理化電機製作所 自動変速機のシフトレバ−装置
JPH0656564U (ja) * 1993-01-13 1994-08-05 ジャトコ株式会社 自動変速機のディテントスプリング
JPH09290660A (ja) * 1996-04-25 1997-11-11 Nissan Motor Co Ltd シフトレバー装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4634753B2 (ja) 2011-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014031839A (ja) 手動変速機のシフト装置
JP2008087607A (ja) 遊星歯車式変速比切換機構を備えたトランスファ装置
JP2011256962A (ja) 変速機
JP4634753B2 (ja) 自動変速機のディテント機構
JP2012007672A (ja) 変速機のシフトアンドセレクトシャフトアッセンブリ
JP2015113849A (ja) テーパスナップリング
JP2007071325A (ja) 手動式変速機のシフト機構
JP2017168002A (ja) 車両用シフト装置
JP6171738B2 (ja) テーパスナップリング
JP4775137B2 (ja) 駐車ブレーキ装置
JP4784468B2 (ja) 操作装置
EP2131077B1 (en) Power transmission device
JP7243927B2 (ja) 逆入力遮断クラッチ
JP2013185608A (ja) 車両用変速機のシフト装置
JP5297923B2 (ja) 自動変速機のディテント構造
WO2022168466A1 (ja) 逆入力遮断クラッチ
JP2006183821A (ja) 摺動装置
JP2008215450A (ja) 変速機の同期装置
JP2018017373A (ja) シャフトアッセンブリ
JP2018076951A (ja) レンジ切替装置のディテント機構
JP6221080B2 (ja) コントロールシャフトの取付構造
JP2017101710A (ja) シンクロメッシュ
JP2008175234A (ja) 切換シャフトのインターロック装置
KR20230022116A (ko) 캠 클러치
JP2018054055A (ja) 変速操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4634753

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees