JP2006037556A - 車両用ドア操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作レバーの所定ストロークを段階的に規定できるようにする。
【解決手段】 車両ドア1を車両ボデーに対して閉状態で保持するラッチ機構3と、車両ドア1に設けられた操作ハンドル11に連係されると共にラッチ機構3に連係され操作ハンドル11の操作で予め定められた初期位置から一方向に所定ストローク回動して車両ドア1の車両ボデーに対する保持を解除すべくラッチ機構2を作動させる操作レバー52と、操作レバー52が所定ストローク回動する途中において操作レバー52と係合して操作レバー52の一方向の回動に節度を付与する節度部材85とを有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両ドアの車両ボデーに対する閉状態での保持を解除すべくラッチ機構を作動させる車両用ドア操作装置に関するものであり、詳しくは、ラッチ機構の作動をレリーズアクチュエータの駆動によって行う車両用ドア操作装置に適用される。
従来、この種の車両用ドア操作装置は、車両ドアを車両ボデーに対して閉状態で保持するラッチ機構と、車両ドアに設けられた操作ハンドルに連係されると共にラッチ機構に連係され操作ハンドルの操作で予め定められた初期位置から一方向に所定ストローク回動して車両ドアの車両ボデーに対する保持を解除すべくラッチ機構を作動させる操作レバーと、ラッチ機構に連係され車両ドアの車両ボデーに対する保持を解除すべくラッチ機構を作動させるレリーズアクチュエータと、レリーズアクチュエータを駆動すべく動作する起動スイッチとを有するものである。又、起動スイッチは、操作レバーの所定ストローク途中で操作レバーに形成されたカム面と係合し、これにより、起動スイッチが動作するようになっている。そして、このような構成では、通常、ラッチ機構を作動させる力は、操作ハンドルの操作力つまり人的な操作力に依存することになるが、レリーズアクチュエータが駆動することで、このレリーズアクチュエータの駆動力によりラッチ機構を作動させる力の一部が補助され、これにより、操作ハンドルの軽い操作力でのラッチ機構の作動を実現している。
特開2003−278426号公報
しかし、上記した従来装置では、操作レバーの所定ストローク内でレリーズアクチュエータが駆動している区間を明確に規定していない。このため、人がレリーズアクチュエータの駆動を意識せずに操作ハンドルを操作する恐れがあり、しかも、この場合、レリーズアクチュエータが駆動停止(正規動作での駆動停止や不具合による駆動停止)した後も操作ハンドルを操作し続ける恐れがある。そして、レリーズアクチュエータの駆動停止によってレリーズアクチュエータの駆動力によるラッチ機構を作動させる力の補助がなくなると、操作ハンドルには、これまで以上の高い操作力を必要とする状態が急激に生じることとなり、結果、人的な操作ハンドルの操作に違和感を与える恐れがある。
故に、本発明は、操作レバーの所定ストロークを段階的に規定できるようにすることを、その技術的課題とする。
上記技術的課題を解決するために本発明において講じた技術的手段は、車両ドアを車両ボデーに対して閉状態で保持するラッチ機構と、前記車両ドアに設けられた操作ハンドルに連係されると共に前記ラッチ機構に連係され前記操作ハンドルの操作で予め定められた初期位置から一方向に所定ストローク回動して前記車両ドアの前記車両ボデーに対する保持を解除すべく前記ラッチ機構を作動させる操作レバーと、該操作レバーが前記所定ストローク回動する途中において前記操作レバーと係合して前記操作レバーの一方向の回動に節度を付与する節度部材とを有した、ことである。
より好ましくは、前記ラッチ機構に連係され前記車両ドアの前記車両ボデーに対する保持を解除すべく前記ラッチ機構を作動させるレリーズアクチュエータと、前記操作レバーが前記節度部材と係合するまでの間で前記レリーズアクチュエータを駆動すべく動作する起動スイッチを有する、と良い。
より好ましくは、前記操作レバーを回動自在に支持するハウジングと、前記操作レバーに形成された係合片とを有し、さらに、前記節度部材は、前記ハウジングに支持され一端が前記ハウジングに係止され且つ他端が前記係合片と係合すべく前記操作レバーの前記一方向の回動に伴う前記係合片の移動軌跡上に配されたスプリングである、と良い。
より好ましくは、前記操作レバーと前記ラッチ機構との間に連係され前記ラッチ機構を作動させるリフトレバーと、前記操作レバーの回動により前記リフトレバーと接触して前記ラッチ機構を作動させる作動レバーを有し、前記スプリングの他端と前記係合片との係合は、前記作動レバーが前記リフトレバーと接触するまでの前記操作レバーの回動で成される、と良い。
本発明の請求項1に係る発明によれば、操作レバーを一方向に回動させると、そのストローク途中で節度部材によってその回動が規制される。これにより、操作レバーの所定ストロークを段階的に規定することができる。
本発明の請求項2、4に係る発明によれば、ラッチ機構を作動させるべく操作レバーを回動させる人的な操作力を軽いものとすることができ、操作性を向上させることができる。
本発明の請求項3に係る発明によれば、スプリングを追加するという簡単な構造で操作レバーの所定ストロークを段階的に規定することができ、コスト的にも有利なものとすることができる。
図1に示されるように、車両のリヤサイドドア1を閉状態で保持するドアロック装置2は、リヤサイドドア1の内部に配設されており、車両ボデー(図示せず)に固定されたストライカ13(図2示)と係脱可能なラッチ機構3(図3示)、リヤサイドドア1のインサイドドアハンドル11及びアウトサイドドアハンドル12の操作に基づいてリヤサイドドア1を開可能状態とすべくラッチ機構3を作動させるレバーユニット4(図4示)とを有して構成されている。さらに、レバーユニット4は、インサイドドアハンドル11及びアウトサイドドアハンドル12とラッチ機構3とを連係するオープン系レバー機構5(図4示)、インサイドドアハンドル11とラッチ機構3の連係を解除可能な第1ロッキング系レバー機構6(図4示)及びアウトサイドドアハンドル11とラッチ機構3の連係を解除可能な第2ロッキング系レバー機構7(図5示)とを有して構成されている。
ラッチ機構3について説明する。
図2に示されるように、ラッチ機構3は、ラッチ軸31によりベースプレート21に回転自在に支持されたラッチ32及びラッチ軸31と平行なポール軸33によりベースプレート21に回転自在に支持されたポール34を主として構成されており、ベースプレート21に取り付けられた樹脂ボディ22内に収容されてユニット化されている。ラッチ32の周面には、ストライカ13が嵌挿される嵌合溝32a及びポール34と係脱自在な爪部32bが形成されている。図2は、ラッチ機構3のラッチ状態を示し、ストライカ13がラッチ32の嵌合溝32aに嵌合し且つラッチ32の爪部32bにポール34が係合してラッチ32の図2示時計方向の回転が規制されている。これにより、リヤサイドドア1が車両ボデーに対して閉状態で保持されている。このラッチ機構3のラッチ状態で、ポール33を図2示時計方向に回転させると、ラッチ32の爪部32bとポール33との係合が解除されてラッチ32が図2示時計方向に回転可能となる。すなわち、ラッチ機構3は、ストライカ13がラッチ32の嵌合溝32aより離脱可能なアンラッチ状態となる。これにより、リヤサイドドア1は、車両ボデーに対して開動作可能な状態となる。尚、ラッチ32は、スプリング35によって図2示時計方向に常時、回転付勢されており、ポール34は、スプリング36によって図2示反時計方向に常時、回転付勢されている。
レバーユニット4のオープン系レバー機構5について説明する。
図4ないし図9に示されるように、オープン系レバー機構5は、ケース23、カバー24及び中間フレーム25よりなる2層内部空間構造のハウジング26内に収容されており、リフトレバー51、インサイドレバー52、オープンリンク53、第1オープンリフトレバー54、第2オープンリフトレバー55及びオープンレバー56を主として構成されている。
リフトレバー51は、図2及び図3に示されるように、ポール軸33を介してポール34と一体回転するようにポール軸33に固着されている。このリフトレバー51の先端には、係合フランジ51aが屈曲形成されている。
インサイドレバー52は、ピン52a周りでハウジング26のカバー24に回転自在に支持されている。このインサイドレバー52は、ケーブル(図示せず)を介してインサイドドアハンドル11に連係されている。
オープンリンク53は、その一端でインサイドレバー52にピン53aにより回転自在に支持されており、その他端には、後述詳しく説明する第1ロッキング系レバー機構6との連係を成すための長孔53bが形成されている。又、オープンリンク53には、当接部53cが突出形成されている。
第1オープンリフトレバー54は、略L字状を呈しており、ピン54a周りでハウジング26のカバー24に回転自在に支持されている。この第1オープンリフトレバー54の一端には、リフトレバー51の係合フランジ51aと当接可能な当接フランジ54b及びオープンリンク53の当接部53cが当接可能な係合フランジ54cが形成されており、第1オープンリフトレバー54は、各々との当接状態を介してオープンリンク53及びリフトレバー51との間で動力伝達を成すべく連係されている。又、第1オープンリフトレバー54の他端には、異形長穴54dが形成されている。
第2オープンリフトレバー55は、略L字状を呈しており、ピン54aと同軸のピン55a周りでハウジング26の中間フレーム25に回転自在に支持されている。第2オープンリフトレバー55の一端には、長孔55bが形成されており、この長孔55bには、後述詳しく説明する第2ロッキング系レバー機構7との連係を成すためのスライドピン57が摺動自在に支持されている。このスライドピン57は、第1オープンリフトレバー54の異形長穴54dにその壁部と当接可能に挿通されており、第1オープンリフトレバー54は、この当接状態を介して第2オープンリフトレバー55との間で動力伝達を成すべく連係されている。
オープンレバー56は、図2及び図3に示されるように、略L字状を呈しており、ラッチ機構4を収容する樹脂ボディ22上に支持されたサブベースプレート27に支持され且つハウジング26のケース23に支持されたピン56a周りで回転自在に支持されている。このオープンレバー56は、その一端で連結リンク58を介して第2オープンリフトレバー55の他端に連結されている。又、このオープンレバー56は、ピン56a周りでに回転自在に支持されたアウトサイドレバー59及びロッド(図示せず)を介してアウトサイドドアハンドル12に連係されている。アウトサイドレバー59とオープンレバー56との間の動力伝達は、アウトサイドレバー59に形成された係合フランジ59aがオープンレバー56と係合することで成されており、この係合によりアウトサイドレバー59からオープンレバー56へと図2示時計方向の回転力を伝達している。
レバーユニット4の第1ロッキング系レバー機構6について説明する。
図4ないし図9に示されるように、第1ロッキング系レバー機構6は、アクティブレバー61、インサイドロッキングレバー62及び電動モータ63を主として構成されている。
アクティブレバー61は、略扇形を呈しており、出力軸61aによりハウジング26のケース23に回動自在に支持されている。このアクティブレバー61の周面には、歯部61bが形成されている。アクティブレバー61の出力軸61aの先端は、ハウジングの中間フレーム25を貫通して延びており、インサイドロッキングレバー62は、出力軸61aを介してアクティブレバー61と一体回動する出力軸61aの先端に固着されている。このインサイドロッキングレバー62の先端には、ピン部62aが突出形成されており、このピン部62aは、オープンリンク53の長孔53bに挿通されている。このような構成において、電動モータ63は、ハウジング26の中間フレーム25に支持されており、その回転出力シャフト63aにアクティブレバー61の歯部61bと噛合するウォームギヤ64が固着されている。このような構成において、電動モータ63の駆動によるインサイドロッキングレバー62の回動は、オープンリンク53をピン53a周りで回動させ、これにより、オープンリンク53と第1オープンリフトレバー54との連係を許容するレバーユニット4のインサイドアンロック状態及びオープンリンク53と第1オープンリフトレバー54との連係を断つレバーユニット4のインサイドロック状態を作り出している。
レバーユニット4の第2ロッキング系レバー機構7について説明する。
図4ないし図9に示されるように、第2ロッキング系レバー機構7は、アクティブレバー71、アウトサイドロッキングレバー72及び電動モータ73を主として構成されている。
アクティブレバー71は、略扇形を呈しており、出力軸71aによりハウジング26のケース23に回動自在に支持されている。このアクティブレバー71の周面には、歯部71bが形成されている。アクティブレバー71の出力軸71aの先端は、ハウジング26の中間フレーム25を貫通して延びており、アウトサイドロッキングレバー72は、アクティブレバー71と共に回動するよう出力軸71aの先端に支持されている。このアウトサイドロッキングレバー72には、第1及び第2オープンリフトレバー54、55のピン54a、55aを中心とした円弧長孔72aが形成されており、この円弧長孔72aには、スライドピン57が挿通されている。電動モータ73は、ハウジング26の中間フレーム25に支持されており、その回転出力シャフト73aにアクティブレバー71の歯部71bと噛合するウォームギヤ74が固着されている。このような構成において、電動モータ73の駆動によるアウトサイドロッキングレバー72の回動は、スライドピン57を摺動させ、これにより、第1オープンリフトレバー54と第2オープンリフトレバー55との連係を許容するレバーユニット4のアウトサイドアンロック状態及び第1オープンリフトレバー54と第2オープンリフトレバー55との連係を断つレバーユニット4のアウトサイドロック状態を作り出している。
このような構成において、図2及び図3に示されるように、ラッチ機構3を収容する樹脂ボディ22は、レバーユニット4を収容するハウジング26のケース23に組み付けられ、これにより、ドアロック装置2がユニット化されている。この状態では、ハウジング26は、ベースプレート21及びサブベースプレート27に対して直交しており、ハウジング26のケース23は、サブベースプレート27、リフトレバー51及びオープンレバー56を覆っている。
上記した構成によるドアロック装置2の作動について説明する。
図4ないし図9は、レバーユニット4のインサイドアンロック状態及びアウトサイドアンロック状態を示し、第1オープンリフトレバー54は、スプリング54eにより図4示時計方向に、第2オープンリフトレバー55は、オーウンレバー56を付勢するスプリング56b(図2示)により図5示時計方向に、それぞれ付勢されて初期位置にある。又、インサイドレバー52は、インサイドドアハンドル11により図4示時計方向にケーブルを介して引っ張られて初期位置にある。図2は、ドアロック装置2のラッチ状態を示し、オープンレバー56は、スプリング56bにより図2示反時計方向に付勢されて初期位置にあり、アウトサイドレバー59は、スプリング59bにより図2示反時計方向に付勢されて初期位置にある。
アウトサイドドアハンドル13を操作すると、アウトサイドレバー59が初期位置(図2示の位置)から図2示時計方向に回転すると共にアウトサイドレバー59の係合フランジ59aがオープンレバー56と当接してオープンレバー59が初期位置(図2示の位置)から図2示時計方向に回転する。オープンレバー56が回転すると、連結リンク58が図5示上方に移動し、第2オープンリフトレバー55が図5示反時計方向に回転する。第2オープンリフトレバー55が回転すると、スライドピン57が第1オープンリフトレバー54の異形長穴54dの壁部と当接する。これにより、第2オープンリフトレバー55の回転力が第1オープンリフトレバー54へと伝達されて第1オープンリフトレバー54が図4示反時計方向に回転し、第1オープンリフトレバー54の当接フランジ54bがリフトレバー51の係合フランジ51aと当接する。これにより、第1オープンリフトレバー54の回転力がリフトレバー51へと伝達されてリフトレバー51が図2示時計方向に回転する。この結果、ポール34が図2示時計方向に回転して、ラッチ機構3がアンラッチ状態となる。尚、この時の第1オープンリフトレバー54の図4示反時計方向の回転は、第1オープンリフトレバー54の係合フランジ54cをオープンリンク53の当接部53cから離なすこととなるので、アウトサイドドアハンドル12の操作に伴なう第1オープンリフトレバー54の回転によってインサイドレバー52が回転する、すなわち、インサイドドアハンドル11が動作する、ことはない。
インサイドドアハンドル11を操作すると、インサイドレバー52が初期位置(図4示の位置)から図4示反時計方向に回転する。インサイドレバー52が回転すると、オープンリンク53が図4示上方に移動し、オープンリンク53の当接部53cが第1オープンリフトレバー54の係合フランジ54cと当接する。これにより、オープンリンク53の移動力が第1オープンリフトレバー54へと伝達されて第1オープンリフトレバー54が図4示反時計方向に回転し、第1オープンリフトレバー54の当接フランジ54bがリフトレバー51の係合フランジ51aと当接する。これにより、第1オープンリフトレバー54の回転力がリフトレバー51へと伝達されてリフトレバー51が図2示時計方向に回転する。この結果、ポール34が図2示時計方向に回転して、ラッチ機構2がアンラッチ状態となる。尚、この時の第1オープンリフトレバー54の図4示反時計方向の回転は、スライドピン57、第2オープンリフトレバー55及び連結リンク58を介してオープンレバー56を図2示時計方向に回転させるが、このオープンレバー56の図2示時計方向の回転は、オープンレバー56をアウトサイドレバー59の係合フランジ59aから離なすこととなるので、インサイドドアハンドル11の操作に伴なう第1オープンリフトレバー54の回転によってアウトサイドレバー59が回転する、すなわち、アウトサイドドアハンドル12が動作する、ことはない。
図4ないし図9に示されるように、オープン系レバー機構5は、さらに、レリーズレバー81を備えている。第1オープンリフトレバー54の他端には、係合フランジ54fが屈曲形成されている。レリーズレバー81は、第1オープンリフトレバー54の係合フランジ54fの近傍のピン81a周りでハウジング26のケース24に回転自在に支持されている。このレリーズレバー81の一端には、当接部81bが形成されており、他端は、ケーブル82を介して既知のレリーズアクチュエータ8に連結されている。レリーズレバー81の当接部81bは、第1オープンリフトレバー54が回転する際の係合フランジ54fの回動軌跡上に係合フランジ54fと当接可能に位置しており、レリーズレバー81が図4示時計方向に回転することで、レリーズレバー81の当接部81bが第1オープンレバー54の係合フランジ54fと当接するようになっている。
図2に示されるように、ハウジング26のケース23には、オンオフ動作するマイクロスイッチ83がオープンレバー56の近傍でビス止めされて保持されている。オープンレバー56には、起動フランジ56cが屈曲形成されており、この起動フランジ56cは、オープンレバー56が初期位置(図2示の位置)にある時、マイクロスイッチ83の接点83aと接触してマイクロスイッチ83をオン状態としている。又、マイクロスイッチ83は、制御装置(図示せず)に電気的に接続されており、制御装置は、マイクロスイッチ83からの信号を受けてレリーズアクチュエータ8を駆動制御している。
このような構成において、インサイドドアハンドル11又はアウトサイドドアハンドル12の操作により第1レリーズレバー54が図4示反時計方向に回転してリフトレバー51を図2示時計方向に回転している際、つまり、インサイドドアハンドル11又はアウトサイドドアハンドル12の操作でラッチ機構2をアンラッチ状態とさせている際、オープンレバー56が初期位置(図2示の位置)から図2示時計方向に回転すると、オープンレバー56の起動フランジ56cがマイクロスイッチ83の接点83aから離れ、マイクロスイッチ83がオフ状態となる。マイクロスイッチ83がオフ状態となると、その信号を制御装置が受け、制御装置は、レリーズアクチュータを駆動させる。レリーズアクチュエータ8が駆動すると、レリーズレバー81が初期位置(図4示の位置)から図4示時計方向に回転し、レリーズレバー81の当接部81bが第1オープンリフトレバー54の係合フランジ54fと当接して第1レリーズレバー54を図4示反時計方向に回転させる。このように、インサイドドアハンドル11又はアウトサイドドアハンドル12の操作でラッチ機構2を作動させている最中にレリーズアクチュエータ8がラッチ機構2を作動させるべく駆動するので、インサイドドアハンドル11又はアウトサイドドアハンドル12の操作でラッチ機構2を作動させる力の一部つまりインサイドドアハンドル11又はアウトサイドドアハンドル12の人的な操作力がレリーズアクチュエータ8の駆動力によって補助される。これにより、インサイドドアハンドル11又はアウトサイドドアハンドル12の軽い人的な操作力でラッチ機構2を作動をさせることができる。
図4ないし図9に示されるように、インサイドレバー52には、係合フランジ52bが屈曲形成されている。ハウジング26のカバー24には、支持ピン84がインサイドレバー52を支持するピン52aと並行に且つインサイドレバー52の近傍に立設されている。この支持ピン84周りには、コイルスプリング85が支持されている。コイルスプリング85のコイル部85aは、支持ピン84周りで巻回され、一端85b側は、支持ピン84に形成されたツバ84aと所定の隙間を持って対面し、他端85c側は、ハウジング26のカバー24と所定の隙間を持って対面している。これにより、コイルスプリング85の支持ピン84からの抜けが防止されている。コイルスプリング85の一端85bは、ハウジング26のカバー24に形成された突部24aにてコイル部85aの拡開方向の移動が規制されてハウジング26のカバー24に保持され、固定端を構成している。コイルスプリング85の他端85cは、ハウジング26のカバー24に形成された突部24bにてコイル部85aの拡開方向の移動が規制されてハウジング26のカバー24に保持され、且つ、インサイドレバー52がインサイドドアハンドル11の操作により図4示反時計方向に回転する際の係合フランジ52bの回動軌跡上に延在して、係合フランジ52bと当接可能に位置しており、自由端を構成している。これにより、コイルスプリング85は、コイル部85aが縮小されることで、自由端となる他端85cに反発力が発生するようハウジング26のケース24に対して取り付けられている。尚、コイルススプリング85が発生する反発力は、その線径やコイル部85aの巻数によって非常に高く設定されている。又、インサイドレバー52が初期位置(図4示の位置)にあるとき、インサイドレバー52の係合フランジ52bとコイルスプリング85の他端85cとの間に所定のスキAを設けている。この結果、インサイドレバー52の係合フランジ52bがコイルスプリング85の他端85cと当接するまでインサイドレバー52を図4示反時計方向に回転させるに必要な力とインサイドレバー52の係合フランジ52bがコイルスプリング85の他端85cと当接したあとインサイドレバー52を図4示反時計方向に回転させるに必要な力とでは、その大きさに格段の差があることになる。これにより、コイルスプリング85は、インサイドレバー52の図4示反時計方向の回転に対して節度を付与し、コイルスプリング85の他端85cは、インサイドレバー52の図4示反時計方向の回転をインサイドレバー52の係合フランジ52bがコイルスプリング85の他端85cと当接するまでのスキAで一旦規制するよう機能している。
図10に示されるように、インサイドレバー52の係合フランジ52bとコイルスプリング85の他端85cとの間のスキAは、インサイドレバー52の図4示反時計方向に回転により第1レリーズレバー54がリフトレバー51を図2示時計方向に回転させた際のインサイドレバー52の回転ストロークBに対して、その回転ストロークBの初期に所定の回転ストロークCを設定している。又、この回転ストロークCは、オープンリンク53の当接部53cが第1レリーズレバー54の係合フランジ54cと当接して第1レリーズレバー54を図4示反時計方向に回転させる回転ストロークEより長いが、第1レリーズレバー54の当接フランジ54bがリフトレバー51の係合フランジ51と当接してリフトレバー51を図2示時計方向に回転させる回転ストロークFより短く設定されている。そして、オープンレバー56の図2示時計方向の回転によってマイクロスイッチ83がオフ状態となるタイミングDは、回転ストロークCの途中に設定している。
このような構成において、先ず、ドアインサイドハンドル11を操作してインサイドレバー52をその係合フランジ52bとコイルスプリング85の他端85cとの当接によってその回転が規制されるまでの回転ストロークCだけ図4示反時計方向に回転させる。インサイドレバー52が回転すると、オープンリンク53、第1オープンリフトレバー54、第2オープンリフトレバー55及び連結リンク58を介してオープンレバー56が図2示時計方向に回転するので、マイクロスイッチ83がオフ状態となってレリーズアクチュエータ8が駆動する。これにより、第1オープンリフトレバー54がレリーズアクチュエータ8の駆動力で図4示反時計方向に回転してリフトレバー51を図2示時計方向に回転させ、ラッチ機構2がアンラッチ状態となる。このように、ラッチ機構2をアンラッチ状態とするためのインサイドドアハンドル11の操作は、インサイドレバー52を回転ストロークCだけ回転させればよいものとなるので、人的なインサイドドアハンドル11の操作力を非常に軽いものとすることができ、これにより、リヤサイドドア1を車両室内から開動作させる際の操作性を向上させることができる。又、インサイドレバー52の回転ストロークCは、コイルスプリング85の他端85cとインサイドレバー52の係合フランジ52bとの当接によって確実に設定できるので、インサイドレバー52を回転ストロークCを超える回転ストロークでインサイドドアハンドル11が操作されるのを未然に防止できる。
インサイドレバー52を回転ストロークCだけ回転させるべくドアインサイドハンドル11を操作してもレリーズアクチュエータ8が駆動しないなどの要因でラッチ機構2が作動しない場合には、インサイドレバー52をコイルスプリング85をたわませながら図4示反時計方向に回転させるべくインサイドドアハンドル11を操作すれば良い。これにより、オープンリンク53、第1オープンリフトレバー54及びリフトレバー51を介してラッチ機構2が作動する。
本実施の形態においては、コイルスプリング85をインサイドレバー52と関連して設けたが、アウトサイドレバー59と関連して設けても良い。
本発明に係る車両用ドア操作装置を搭載した車両ドアの斜視図である。 本発明に係る車両用ドア操作装置の正面図である。 図2のG―G線断面図である。 本発明に係る車両用ドア操作装置のレバーユニットのオープン系レバー機構を示す正面図である。 本発明に係る車両用ドア操作装置のレバーユニットのロッキング系レバー機構を示す正面図である。 本発明に係る車両用ドア操作装置のレバーユニットのロッキング系レバー機構の電動モータを示す正面図である。 図5のH―H線断面図である。 図5のK−K線断面図である。 図5のJ―J線断面図である。 本発明に係る車両用ドア操作装置のレバーユニットのオープン系レバー機構のインサイドレバーの作動を示す概略図である。
符号の説明
1 リヤサイドドア(車両ドア)
2 ドアロック装置(車両用ドア操作装置)
3 ラッチ機構
8 レリーズアクチュエータ
11 インサイドドアハンドル(操作ハンドル)
26 ハウジング
51 リフトレバー
52 インサイドレバー(操作レバー)
54 第1オープンリフトレバー(作動レバー)
83 起動スイッチ
85 コイルスプリング(節度部材)
52b 係合フランジ(係合片)

Claims (4)

  1. 車両ドアを車両ボデーに対して閉状態で保持するラッチ機構と、前記車両ドアに設けられた操作ハンドルに連係されると共に前記ラッチ機構に連係され前記操作ハンドルの操作で予め定められた初期位置から一方向に所定ストローク回動して前記車両ドアの前記車両ボデーに対する保持を解除すべく前記ラッチ機構を作動させる操作レバーと、該操作レバーが前記所定ストローク回動する途中において前記操作レバーと係合して前記操作レバーの一方向の回動に節度を付与する節度部材とを有する車両用ドア操作装置。
  2. 前記ラッチ機構に連係され前記車両ドアの前記車両ボデーに対する保持を解除すべく前記ラッチ機構を作動させるレリーズアクチュエータと、前記操作レバーが前記節度部材と係合するまでの間で前記レリーズアクチュエータを駆動すべく動作する起動スイッチを有する、請求項1記載の車両ドア操作装置。
  3. 前記操作レバーを回動自在に支持するハウジングと、前記操作レバーに形成された係合片とを有し、さらに、前記節度部材は、前記ハウジングに支持され一端が前記ハウジングに係止され且つ他端が前記係合片と係合すべく前記操作レバーの前記一方向の回動に伴う前記係合片の移動軌跡上に配されたスプリングである、請求項1又は2記載の車両用ドア操作装置。
  4. 前記操作レバーと前記ラッチ機構との間に連係され前記ラッチ機構を作動させるリフトレバーと、前記操作レバーの回動により前記リフトレバーと接触して前記ラッチ機構を作動させる作動レバーを有し、前記スプリングの他端と前記係合片との係合は、前記作動レバーが前記リフトレバーと接触するまでの前記操作レバーの回動で成される、請求項3記載の車両用ドア操作装置。
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