JP5375589B2 - 車両用ドアロック装置 - Google Patents
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Description
ところで、上記した特許文献1に記載されている車両用ドアロック装置では、オープンリンクにリンク長手方向に延びる長孔を形成する必要があるため、これに伴ってオープンリンク自体が大型化して、部品コストが上昇するおそれがある。また、オープンリンクが、オープンレバーとの連結部を支点として傾動可能であるとともに、アンロック位置およびロック位置の各位置においてリンク長手方向に移動可能であるため、これらの動きを許容する空間が当該装置には必要であって、当該装置が大型化し、車両搭載性が悪化することがある。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、上記した本発明が対象とする車両用ドアロック装置において、前記オープンリンクが、前記アクティブレバーの回転に伴って変位する部位に、初期位置から作動位置に前記アクティブレバーに対して相対回転可能に組付けられ、このオープンリンクを前記初期位置に向けて付勢する付勢部材が設けられていて、前記アクティブレバーがアンロック位置にあるときには、前記オープンリンクもアンロック位置にあって、前記オープンリンクと前記オープンレバーが係合可能であり、前記アクティブレバーがロック位置にあるときには、前記オープンリンクもロック位置にあって、前記オープンリンクと前記オープンレバーが係合不能となることに特徴がある。
本発明による車両用ドアロック装置においては、オープンリンクがアクティブレバーに回転可能に組付けられていて、オープンリンクに長孔(従来装置のリンク長手方向に延びる長孔)が不要であるため、オープンリンクの小型化を図って、部品コストの低減を図ることが可能である。また、オープンリンクがアクティブレバーに相対回転可能に組付けられて支持されるという支持構成が採用されているため、従来の支持構成(回転可能な支持構成に比して自由度が大きい傾動可能な支持構成)に比して、オープンリンクの支持を安定化することができて、オープンリンクの作動の信頼性を向上させることが可能である。
車両用ドアロック装置100が図1に示したようにアンロック状態であるとき、インサイドドアハンドル(図示省略)のドア開操作に伴ってインサイドオープンレバー21がドア開方向に作動すると、図4に示したように、アンロック位置にあるオープンリンク23がインサイドオープンレバー21によって初期位置(図1の位置)から図4の作動位置にまで反時計回転方向に回転されてリフトレバー13に係合する。このため、インサイドオープンレバー21のドア開方向作動がオープンリンク23を介してリフトレバー13に伝えられて、リフトレバー13がアンラッチ方向に回転し、ラッチ機構10がラッチ状態からアンラッチ状態となり、ドアを開くことが可能である。
また、車両用ドアロック装置100が図1に示したようにアンロック状態であるとき、アウトサイドドアハンドル(図示省略)のドア開操作に伴ってアウトサイドオープンレバー22がドア開方向に作動すると、図5に示したように、アンロック位置にあるオープンリンク23がアウトサイドオープンレバー22によって初期位置(図1の位置)から図5の作動位置にまで反時計回転方向に回転されてリフトレバー13に係合する。このため、アウトサイドオープンレバー22のドア開方向作動がオープンリンク23を介してリフトレバー13に伝えられて、リフトレバー13がアンラッチ方向に回転し、ラッチ機構10がラッチ状態からアンラッチ状態となり、ドアを開くことが可能である。
また、車両用ドアロック装置100が図6に示したようにロック状態であるとき、アウトサイドドアハンドル(図示省略)のドア開操作に伴ってアウトサイドオープンレバー22がドア開方向に作動すると、ロック位置にあるオープンリンク23に対してアウトサイドオープンレバー22が係合することなく空振りする。このため、アウトサイドオープンレバー22のドア開方向作動がオープンリンク23に伝わらなくて、リフトレバー13は回転せず、ラッチ機構10がラッチ状態に維持されて、ドアを開くことができない。
一方、車両用ドアロック装置100が図6に示したようにロック状態であるとき、インサイドドアハンドル(図示省略)のドア開操作に伴ってインサイドオープンレバー21がドア開方向に作動すると、ロック位置にあるアクティブレバー31のインサイドオープンレバー21によるアンロック位置に向けた駆動開始タイミング(すなわち、押動アーム部21dの係合ピン部31fとの係合開始タイミング)が、インサイドオープンレバー21の開作動開始タイミングに比して、所定量遅れる。
また、この実施形態においては、車両用ドアロック装置100にキーレスロックレバー41、スプリング42、キャンセルレバー43等が設けられているため、ドアを開いた状態で例えばロックノブ(図示省略)を操作して図6に示したようにロック状態とし、その状態でドアを閉じると、周知のようにラッチ機構10のラッチ11がストライカ(図示省略)と係合して一時的に回転されることにより、ラッチ機構10のリフトレバー13が一時的にアンラッチ方向に回転した後に元の状態に戻る。このため、図6に示したキャンセルレバー43が、リフトレバー13によって一時的に押動されて反時計回転方向に所定量回転して、係合ピン部43bにてキーレスロックレバー41を時計回転方向に押動する。
上記した(e)のドア閉操作によるアンロック作動は、ドアを開いた状態でロックノブ(図示省略)を操作して図6に示したようにロック状態とした後に、アウトサイドドアハンドル(図示省略)をドア開操作し、その状態でドアを閉じることによって、キャンセルすることが可能である。この場合には、図8および図9に示した状態が得られて、アクティブレバー31とオープンリンク23がロック位置に維持される。このため、その後にアウトサイドドアハンドル(図示省略)を元に戻せば、アウトサイドオープンレバー22とキーレスロックレバー41、スプリング42等が図6に示した状態に戻って、ロック状態が維持され、キーレスロックが可能である。なお、キャンセルレバー43は、アウトサイドドアハンドル(図示省略)を元に戻す前に、図6に示した状態に戻っている。
Claims (2)
- 車両のドアをボデーに対して閉じた状態で保持可能なラッチ機構と、前記ドアの内側または外側に設けたドアハンドルの操作に伴って駆動されるオープンレバーと、このオープンレバーと前記ラッチ機構が備えるリフトレバーとの間に介装されて前記ドアハンドルのドア開操作に伴う前記オープンレバーのドア開方向作動を前記リフトレバーに伝えるアンロック位置と前記リフトレバーに伝えないロック位置とに切り替え可能なオープンリンクと、このオープンリンクを前記アンロック位置または前記ロック位置に切り替えるためのロック操作ユニットを備えていて、
前記ロック操作ユニットが、回転駆動可能でアンロック位置とロック位置とに切り替え可能なアクティブレバーと、このアクティブレバーを駆動させる駆動機構を備えている車両用ドアロック装置において、
前記オープンリンクが、前記アクティブレバーの回転に伴って変位する部位に、初期位置から作動位置に前記アクティブレバーに対して相対回転可能に組付けられ、このオープンリンクを前記初期位置に向けて付勢する付勢部材が設けられていて、前記アクティブレバーがアンロック位置にあるときには、前記オープンリンクもアンロック位置にあって、前記オープンリンクと前記オープンレバーが係合可能であり、前記アクティブレバーがロック位置にあるときには、前記オープンリンクもロック位置にあって、前記オープンリンクと前記オープンレバーが係合不能となることを特徴とする車両用ドアロック装置。 - 請求項1に記載の車両用ドアロック装置において、前記オープンレバーが、前記ドアの内側に設けたインサイドドアハンドルの操作に伴って駆動されるインサイドオープンレバーと、前記ドアの外側に設けたアウトサイドドアハンドルの操作に伴って駆動されるアウトサイドオープンレバーであって、前記インサイドオープンレバーと前記アウトサイドオープンレバーが同軸的に配置されていることを特徴とする車両用ドアロック装置。
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