JP2006035934A - 車体後部構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 車体左右のリアサイドフレーム4,4間に架設されてリヤフロアパネル3の下面に接合されるリヤクロスメンバー5を、その後側のスペアタイヤパン3aとの干渉を避けるように中央付近で幅の狭い中細りの形状とする。この結果、断面積の小さくなるクロスメンバー5の左右方向中間部を別体の中間部材61として、高張力鋼板により形成する。該中間部材51の左右両側には、それぞれ、車体外方のリヤサイドフレーム4側から車体内方の中間部材に向かって断面積の減少する左側部材52及び右側部材53を配設し、この左側及び右側部材52,53には、その車体内方端を閉塞するようにリブ52e,53eを一体成形する。
【選択図】 図4
Description
図1〜3には、本発明の実施形態に係る自動車の車体後部フロアの構造(車体後部構造)Aを示し、図1に示すように自動車の車体後部においては、車室の床部分を構成するフロントフロアパネル1の後端から立ち上がるようにキックアップ部2(センタフロアパネル)が配設され、このキックアップ部2のの後側に連続してリヤフロアパネル3が配設されて、車体後部フロアを構成している。また、前記キックアップ部2からリヤフロアパネル3に掛けてのフロア下面の左右両側には、それぞれ、車体前後方向に延びるリヤサイドフレーム4,4が配設されているとともに、これらのリヤサイドフレーム4,4の間にはリヤクロスメンバー5が架設されている。
図5は、本発明の実施形態2に係るリヤクロスメンバー6の概略構造を示す。この実施形態2の車体後部構造Aは、前記リヤクロスメンバー6の構造以外は前記実施形態1のものと同じなので、以下、同一部材には同一の符号を付してその説明は省略する。そして、この実施形態2のものでは、前記実施形態1のリヤクロスメンバー5のようにスペアタイヤパン3aとの隣接部位で幅を狭めるのではなく、長手方向に略一定の幅としながら、スペアタイヤパン3aの前側に隣接するフランジ部を、平面視で該スペアタイヤパン3aの前端側を取り囲むように切り欠いたものである。
図6は、本発明の実施形態3に係るリヤクロスメンバー7の構造を示す。この実施形態3の車体後部構造Aも前記リヤクロスメンバー7の構造以外は前記実施形態1、2のものと同じなので、以下、同一部材には同一の符号を付してその説明は省略する。そして、この実施形態3のものも、前記実施形態2のリヤクロスメンバー6と同様に、スペアタイヤパン3aの前側に隣接するフランジ部を切り欠くとともに、これによる剛性や強度の低下を補完するための補強部材を備えたものである。
本発明の構成は、前記実施形態1〜3のものに限定されることはなく、その他の種々の構成をも包含するものである。すなわち、例えば前記実施形態1のリヤクロスメンバー5においては、中細りの形状とすることでスペアタイヤパン3aとの干渉を回避するようにしており、その代わりにフランジ部5aは切り欠かないでリヤフロアパネル3との間の接合強度を確保するようにしているが、これに限らず、例えば前記実施形態2のもののようにリヤクロスメンバー5の中間部材51の後側フランジ部51dを切り欠くようにしてもよい。
3 リヤフロアパネル(車体後部フロア)
3a スペアタイヤパン(スペアタイヤ収納部)
4 リヤサイドフレーム
5 リヤクロスメンバー
5a フランジ部
51 中間部材
51d フランジ部
52 左側部材
52a 前面部
52b 後面部
52c 底面部
52d フランジ部
52e リブ
53 右側部材
53a 前面部
53b 後面部
53c 底面部
53d フランジ部
53e リブ
6 リヤクロスメンバー
61 第1部材
61d フランジ部
61e 切り欠き
62 第2部材の左側部
63 右側部
64 ブリッジ部
65 第2部材
7 リヤクロスメンバー
71 本体部材
71c 底面部
71d フランジ部
71e 切り欠き
72 補強部材
L 仮想線
Claims (5)
- 車体後部フロアの下面の左右両側にそれぞれ前後方向に延びるサイドフレームが接合されているとともに、そのフロアから下方に膨出するスペアタイヤ収納部の前方で左右に延びるクロスメンバーの両端部がそれぞれ前記各サイドフレームに結合されており、且つ、該クロスメンバーが上開きのハット状断面を有していて、その上端に形成されたフランジ部が前記フロア下面に接合されている車体後部の構造であって、
平面視で、前記クロスメンバーと各サイドフレームとの各結合部位におけるフランジ部を含めた車体後端部位同士を結んだ仮想線が、前記スペアタイヤ収納部と交差しており、
前記クロスメンバーが、
高張力鋼により形成され、前記スペアタイヤ収納部の前側に隣接して略直線的に左右に延びる中間部材と、
前記中間部材よりも破壊強度の低い鋼材により形成され、該中間部材の左右両端部から前記左右の各サイドフレームまで延びるとともに、それぞれ、該各サイドフレームから中間部材に向かって断面積の減少する部位を有する左側及び右側部材と、
を備えていることを特徴とする車体後部構造。 - 請求項1に記載の車体後部構造において、
クロスメンバーの左側及び右側部材には、それぞれ、中間部材に結合される端部のハット状断面を閉塞するように当該各部材の前面部、後面部及び底面部に亘るリブが一体成形されていることを特徴とする車体後部構造。 - 請求項1に記載の車体後部構造において、
クロスメンバーの中間部材の後側フランジ部が、平面視でスペアタイヤ収納部の前端側を囲むように切り欠かれ、また、左側及び右側部材はそれらの底面部同士を連結するブリッジ部とともに一体成形されており、
前記ブリッジ部が、前記中間部材によって下方から覆われているとともに、この中間部材の後側フランジ部に前記切り欠きの形成されている車幅方向範囲において車体後部フロアの下面に接合されていることを特徴とする車体後部構造。 - 車体後部フロアの下面の左右両側にそれぞれ前後方向に延びるサイドフレームが接合されているとともに、そのフロアから下方に膨出するスペアタイヤ収納部の前方で左右に延びるクロスメンバーの両端部がそれぞれ前記各サイドフレームに結合されており、且つ、該クロスメンバーが上開きのハット状断面を有していて、その上端に形成されたフランジ部が前記フロア下面に接合されている車体後部の構造であって、
平面視で、前記クロスメンバーと各サイドフレームとの各結合部位におけるフランジ部を含めた車体後端部位同士を結んだ仮想線が、前記スペアタイヤ収納部と交差しており、 前記クロスメンバーが、
高張力鋼により形成され、前記スペアタイヤ収納部の前側に隣接して略直線的に左右に延びるとともに、そのスペアタイヤ収納部の前端側を平面視で囲むように後側のフランジ部が切り欠かれた第1部材と、
前記第1部材よりも破壊強度の低い鋼材によって、該第1部材の左右両端部から前記左右の各サイドフレームまでそれぞれ延びる左側及び右側部と、それらを連結するブリッジ部とが一体成形された第2部材と、を備え、
前記ブリッジ部が、前記第1部材によって下方から覆われているとともに、この第1部材の後側フランジ部に前記切り欠きの形成されている車幅方向範囲において車体後部フロアの下面に接合されていることを特徴とする車体後部構造。 - 車体後部フロアの下面の左右両側にそれぞれ前後方向に延びるサイドフレームが接合されているとともに、そのフロアから下方に膨出するスペアタイヤ収納部の前方で左右に延びるクロスメンバーの両端部がそれぞれ前記各サイドフレームに結合されており、且つ、該クロスメンバーが上開きのハット状断面を有していて、その上端に形成されたフランジ部が前記フロア下面に接合されている車体後部の構造であって、
平面視で、前記クロスメンバーと各サイドフレームとの各結合部位におけるフランジ部を含めた車体後端部位同士を結んだ仮想線が、前記スペアタイヤ収納部と交差しており、 前記クロスメンバーは、略直線的に左右に延びていて、その後側のフランジ部が前記スペアタイヤ収納部の前端側を平面視で囲むように切り欠かれており、
高張力鋼により形成され、少なくとも前記切り欠きの形成されている車幅方向範囲に亘って前記クロスメンバーの底面部上面とその上方のフロア下面との間を複数回往復しつつ、両者にそれぞれ接合された波板状の補強部材が配設されていることを特徴とする車体後部構造。
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