JP2006035229A - 鋳造金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャビティ型の熱膨張による力が加圧ピンに作用した場合でも、加圧ピンにたわみが生じることを防止することができる鋳造金型を提供する。
【解決手段】加圧ピン3は、加圧ピン連結部材4aと油圧シリンダ連結部材4bと連結リング部材4cとで構成された連結部材4を介して油圧シリンダ5のシリンダロッド5aに連結されており、加圧ピン3の後端側に連結されている加圧ピン連結部材4aの軸部4dが開口穴4h内において加圧ピン3の軸線方向に対して垂直方向に微動自在に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、金型本体にキャビティ型が嵌め込まれている鋳造金型に関し、詳しくはキャビティ内の溶湯を一部又は全部を加圧する加圧ピンと該加圧ピンを移動させる加圧ピン移動手段とを備えた鋳造金型に関する。
金型本体に嵌め込まれているキャビティ型のキャビティ内に充填された溶湯(充填物)が半凝固状態にあるときに、得られる鋳造品の品質向上等の目的で、キャビティ内の溶湯を部分的に加圧するための部分加圧機構が設けられている。従来の部分加圧機構は、加圧ピンと、この加圧ピンを移動させる油圧シリンダ(加圧シリンダ)のシリンダロッドとが同軸線上にて直結されるように構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
即ち、図4に示すように、従来では油圧シリンダ100は金型本体101にボルト102によって固定され、加圧ピン103はキャビティ型104内に形成したガイド孔104a内を摺動自在に挿通されている。加圧ピン103の他端側(図の右端側)には雌ねじが螺刻されており、油圧シリンダ100のシリンダロッド105の先端側に螺刻された雄ねじをねじ込むことにより、加圧ピン103と油圧シリンダ100のシリンダロッド105が同軸上で直結されている。なお、キャビティ型104のキャビティ内の溶湯(不図示)がガイド孔104a側に侵入しないように、ガイド孔104aと加圧ピン103との間の隙間は100μm程度以下に設定されている。
特開平7−308748号公報(図1)
ところで、従来では、加圧ピン103の摺動方向は、通常型開き方向に平行であり、油圧シリンダ(加圧シリンダ)100のシリンダロッド105と加圧ピン103とが同軸線上にて直結されるように構成され、ガイド孔104aと加圧ピン103との隙間100μm程度の公差が設けられている。
また、上記キャビティ型104の材質はある程度硬質な材料(例えば、工具鋼(SKD60)を使用し、金型本体101は上記工具鋼(SKD60)よりも廉価な材料(例えば鋳鋼(FCD60)を使用して、コストの低減を図っている。よって、上記工具鋼(SKD60)と鋳鋼(FCD60)は熱膨張係数が異なることから、熱膨張量に差が生じる。
即ち、鋳造時に高温になる金型本体101とキャビティ型104の熱膨張量がそれぞれ異なる(この場合には、キャビティ型104側の方が熱膨張量が大きい)ことによって、例えば図4の場合では、キャビティ型104が加圧ピン103に対して直角方向(図の矢印A方向)に大きく熱膨張することにより、加圧ピン103を矢印A方向に曲げようとする力が働くことになる。
このため、加圧ピン103の他端側(図の右端側)は、油圧シリンダ100のシリンダロッド105に螺合によって直接結合されているので、キャビティ型104の矢印A方向への熱膨張による力によって加圧ピン103にたわみが生じ、部分加圧時に加圧ピン103がガイド孔104a内に片当たりして移動不良が発生することがあった。
また、加圧ピン103の摺動方向は、上記したように通常型開き方向に平行であり、油圧シリンダ(加圧シリンダ)100のシリンダロッド105と加圧ピン103とが同軸線上にて直結されるように構成されている。この場合、型の熱膨張量の差は、型開き方向即ち、金型本体101とキャビティ型104とが接する面から製品面たるキャビティの向きに生じ易く、通常の加圧ピン103の摺動方向、即ち型開き方向に平行の場合であると、この差からくるガイド孔104aの位置変化の影響は少なく、ガイド孔104aと加圧ピン103との隙間100μm程度の公差にて、熱膨張量の差を吸収できることが多かった。
ところで、加圧ピンの移動不良の発生は、型開き方向に対して角度がつけばつくほど生じ易く、型開き方向に対し90°即ち、垂直方向に摺動させるような構造のものに移動不良が発生し、特に型開き方向に垂直に摺動する加圧ピンを備えた鋳造金型を製造することはできなかった。
そこで本発明は、キャビティの熱膨張による力が加圧ピンに作用した場合でも、加圧ピンにたわみが生じることを防止することができ、特に加圧ピンの摺動方向が型開き方向に垂直であっても確実に摺動し、加圧ピンの配設自由度が高い鋳造金型を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、金型本体に嵌め込まれているキャビティ型に形成されたガイド孔に摺動自在に挿通され、先端側をキャビティの内部に入れて前記キャビティの内部に充填された溶湯の一部又は全部を加圧する加圧ピンと、前記加圧ピンを移動させて前記キャビティ内に出し入れさせる加圧ピン移動手段とを備えた鋳造金型であって、前記金型本体内にて前記加圧ピンの後端側と前記加圧ピン移動手段との間を連結手段を介して連結し、前記連結手段は、前記加圧ピンの後端側を該加圧ピンの軸線方向に垂直な面に対して微動自在に連結したことを特徴としている。
また、前記加圧ピンの摺動方向が、前記鋳造金型の型開き方向に対して垂直であることを特徴としている。
(作用)
本発明によれば、鍛造時に高温になるキャビティ型と金型本体との熱膨張係数が異なる場合に、キャビティ型と金型本体との熱膨張量の違いによって、加圧ピンと加圧ピン移動手段との間の連結部分に加圧ピンの軸線方向に対して垂直の力が作用する場合でも、連結手段によって加圧ピンの後端側を該加圧ピンの軸線方向に垂直な面に対して微動自在に連結しているので、加圧ピンの軸線方向に対して垂直に作用する力を吸収することができる。
請求項1に記載の発明によれば、金型本体内にて加圧ピンの後端側と加圧ピン移動手段との間を連結手段を介して連結し、連結手段は、加圧ピンの後端側を該加圧ピンの軸線方向に垂直な面に対して微動自在に連結しているので、キャビティ型と金型本体との熱膨張量の違いによって、加圧ピンと加圧ピン移動手段との間の連結部分に加圧ピンの軸線方向に対して垂直の力が作用する場合でも、加圧ピンの軸線方向に対して垂直に作用する力を吸収することができ、加圧ピンのたわみを防止することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、加圧ピンの摺動方向が、鋳造金型の型開き方向に対して垂直であっても、連結手段によって加圧ピンの後端側を該加圧ピンの軸線方向に垂直な面に対して微動自在に連結しているので、加圧ピンの軸線方向に対して垂直に作用する力を吸収して、加圧ピンにたわみが生じることが防止されることにより、加圧ピンを確実に摺動させることができ、加圧ピンの配設自由度を高めることができる。
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る鍛造金型を示す概略断面図である。
〈実施形態1〉
図1に示すように、本実施形態における鍛造金型は、金型本体1にキャビティ型2を嵌め込むようにして構成されており、キャビティ型2に形成したガイド孔2aには、加圧ピン3が図の左右方向に摺動自在に挿通されている。なお、キャビティ型2の材質はある程度硬質な材料(例えば、工具鋼(SKD60)であり、金型本体1は工具鋼(SKD60)よりも廉価な材料(例えば鋳鋼(FCD60)であることにより、金型本体1とキャビティ型2の熱膨張係数は異なっている。加圧ピン3の後端側(図の右側)は、連結部材4を介して油圧シリンダ5のシリンダロッド5aに連結されている(連結部材4による連結構造については後述する)。油圧シリンダ5は金型本体1にボルト6によって固定されている。
加圧ピン3は、油圧シリンダ5の駆動によりキャビティ型2の内部(図では不図示)に対してその先端側(図の左側)が出し入れ自在に移動し、キャビティ型2のキャビティ内部(不図示)に充填された溶湯(不図示)が半凝固状態にあるときに、加圧ピン3の先端側(図の左側)をキャビティ型2のキャビティ内部(不図示)に入れて、この半凝固の溶湯(充填物)を部分的に加圧するものである。なお、キャビティ型2のキャビティ内部の溶湯がガイド孔2a側に侵入しないように、ガイド孔2aと加圧ピン3との間の隙間は100μm程度以下に設定されている。
連結部材4は、加圧ピン連結部材4aと油圧シリンダ連結部材4bと連結リング部材4cとで構成されている。
加圧ピン連結部材4aの一端側(加圧ピン3側)には、周囲に雄ねじが螺刻された小径の軸部4dが形成され、他端側(油圧シリンダ5側)には、加圧ピン3と同じ径の円頭部4eが形成されており、軸部4dは、加圧ピン3の後端面側に形成した雌ねじに螺合されて連結されている。また、円頭部4eの端面には、レンチ等によって軸部4dの雄ねじを加圧ピン3内の雌ねじにねじ込むための角穴4fが形成されている。
油圧シリンダ連結部材4bの一端面側(油圧シリンダ5側)内径には雌ねじが螺刻されており、この雌ねじに油圧シリンダ5のシリンダロッド5aの先端側に螺刻された雄ねじが螺合されて連結されている。油圧シリンダ連結部材4bの他端面側には、加圧ピン連結部材4aの円頭部4eの端面が摺動自在に接している。油圧シリンダ連結部材4bの軸部は、加圧ピン連結部材4aの円頭部4eよりも数mm程度大径に形成されており、油圧シリンダ連結部材4bの、加圧ピン連結部材4aの円頭部4e側付近の外周には雄ねじが螺刻されている。
なお、この雄ねじが螺刻されている部分は、油圧シリンダ5側付近の外周よりも少し小径に形成されている。また、油圧シリンダ連結部材4bの外周面には偶数個の締め付け用面座(不図示)が形成されており、スパナ等によってシリンダロッド5aに容易に締め付けることができる。
連結リング部材4cの一端側(油圧シリンダ5側)は大口径(油圧シリンダ連結部材4bの直径と同じ径)の筒状に形成されており、この内周面の端面から中央部には雌ねじが螺刻されており、この雌ねじに油圧シリンダ連結部材4bの周面に螺刻された雄ねじが螺合されて連結されている。また、連結リング部材4cの前記内周面の後方側には、1〜2mm程度の隙間を有するようにして加圧ピン連結部材4aの円頭部4eが位置している。
連結リング部材4cの他端側(加圧ピン3側)には、内側方向に厚みを有する係止部4gが形成されており、係止部4gの中央部には、加圧ピン連結部材4aの軸部4dの円頭部4e側(この部分には雄ねじは形成されていない)が、1〜2mm程度の隙間を有するようにして挿通される円形状の開口穴4hが設けられている。連結リング部材4cの係止部4gの両面には、加圧ピン連結部材4aの円頭部4eと加圧ピン3の端面がそれぞれ摺動自在に接している。また、連結リング部材4cの周面には偶数個の締め付け用面座(不図示)が形成されており、スパナ等によって容易に着脱することができる。
図1のように、加圧ピン3と加圧ピン連結部材4aと油圧シリンダ連結部材4bと油圧シリンダ5のシリンダロッド5aは、それぞれ同軸線上に位置している。よって、油圧シリンダ5のシリンダロッド5aを駆動することにより、連結部材4を介して連結されている加圧ピン3は、キャビティ型2のガイド孔2a内を左右方向に摺動自在に移動することができる。
そして、キャビティ型2のキャビティ内部(不図示)に溶湯(充填物)を充填した初期時には、図2(a)に示すように、油圧シリンダ5のシリンダロッド5aは駆動されておらず、加圧ピン3の先端側はキャビティ型2のキャビティ内部に押し出されていない。その後、キャビティ型2のキャビティ内部に充填された溶湯が半凝固状態にあるときに、得られる鋳造品の品質向上等の目的で、キャビティ型2のキャビティ内部の溶湯を部分的に加圧するために、図2(b)に示すように、油圧シリンダ5のシリンダロッド5aを駆動する。
シリンダロッド5aが駆動されると、シリンダロッド5aに連結されている油圧シリンダ連結部材4bの端面が加圧ピン連結部材4aの円頭部4eを押すことにより(このとき、連結リング部材4cの係止部4gの加圧ピン3側の端面も加圧ピン3の後端面を押している)、シリンダロッド5aと同軸上に加圧ピン3がガイド孔2a内を図の左方向に摺動自在に移動し、加圧ピン3の先端でキャビティ2の内部(不図示)の溶湯を部分加圧する。
ところで、この加圧ピン3による溶湯の部分加圧時、及びこの部分加圧時における鍛造動作中には、金型本体1とキャビティ型2は高温になっている。このため、材質の異なる金型本体1とキャビティ型2は、熱膨張係数がそれぞれ異なることによって熱膨張量に差が生じる(この場合には、キャビティ型2側の方が熱膨張量が大きい)。よって、図2(c)に示すように、キャビティ型2が加圧ピン3に対して直角方向(図の矢印A方向)に大きく熱膨張することにより、加圧ピン3を矢印A方向に曲げようとする力が働くことになる。
なお、図2(c)は、上記した溶湯の部分加圧を終えてキャビティ型2のキャビティ内部から加圧ピン3を引き戻して元の位置まで移動させた状態である。このとき、シリンダロッド5aの駆動によって連結リング部材4cの係止部4gの円頭部4e側の面が円頭部4eを押すことにより、加圧ピン3が元の位置(図2(a)の位置)に戻る。
この際、本発明においては、図2(c)に示すように、キャビティ型2が熱膨張して加圧ピン3に対して矢印A方向への力が作用すると、加圧ピン3の矢印A方向への微動に応じて加圧ピン3の後端側に連結されている加圧ピン連結部材4aの軸部4dが開口穴4h内において矢印A方向に微動することにより、加圧ピン3に対して矢印A方向に曲げようとする力を吸収することができる。
よって、従来のように加圧ピン3がガイド孔2a内に片当たりして移動不良が発生することが防止されることにより、溶湯の部分加圧時において加圧ピン3を長期にわたって安定して円滑に移動させることができる。
また、上記した連結部材4を加圧ピン3及び油圧シリンダ5のシリンダロッド5aとの連結状態を解除して取り外すときは、油圧シリンダ5のボルト6を外して、油圧シリンダ5のシリンダロッド5aと一体に連結部材4と加圧ピン3を金型本体1の外側に露出するまで引っ張り出し、油圧シリンダ連結部材4b、連結リング部材4cの周面に形成した面座(不図示)にスパナ等を当てて回すことによってシリンダロッド5aとの連結状態を容易に解除することができ、更に、加圧ピン連結部材4aの端面の角穴4fにレンチ等を入れて回すことによって、加圧ピン3との連結状態を容易に解除することができる。
〈実施形態2〉
本実施形態では、図3に示すように、金型本体としての固定金型10と移動金型11を有する鍛造金型において、固定金型10に嵌め込まれているキャビティ型12の両側に形成された各ガイド孔12aには上記した加圧ピン3が水平方向に摺動自在に挿通されており、加圧ピン3の先端側をキャビティ13の内部に入れて、キャビティ13の内部に充填された溶湯14の一部(両側の縁部)を加圧するように構成されている。
加圧ピン3の後端側(図の右側)には、図1、図2に示した実施形態1と同様に、連結部材4を介して油圧シリンダ5が連結されている。連結部材4の構成は上記した実施形態1と同様であり、本実施形態では重複する説明は省略する。なお、図3に示した本実施形態の鍛造金型では、固定金型10と移動金型11の型開き方向は矢印A1、A2(図の上下方向)であり、加圧ピン3の摺動方向(図の左右方向)に対して垂直である。
このように、加圧ピン3の摺動方向が、鋳造金型(固定金型10と移動金型11)の型開き方向に対して垂直であっても、実施形態1で述べたように、連結部材4によって加圧ピン3の後端側を該加圧ピン3の軸線方向に垂直な面に対して微動自在に連結しているので、加圧ピン3の軸線方向に対して垂直に作用する力を吸収して、加圧ピン3にたわみが生じることが防止されることにより、加圧ピン3を確実に摺動させることができ、加圧ピン3の配設自由度を高めることができる。
よって、図3に示すような、型開き方向に垂直に摺動する加圧ピン3を備えた鋳造金型を製造することができるので、溶湯(薄物ワーク)の縁を良好に部分加圧することが可能となり、得られる鍛造品の内部品質を高めることができる。
本発明の実施形態1に係る鍛造金型を示す概略断面。 図2(a)は、本発明の実施形態1における連結部材を介して加圧ピンがシリンダロッドに連結されている状態を示す概略断面図、図2(b)は、油圧シリンダの駆動により本発明の実施形態1における連結部材を介して加圧ピンを移動させた状態を示す概略断面図、図2(c)は、キャビティに熱膨張が生じたときの本発明の実施形態1における連結部材の加圧ピン連結部材が微動した状態を示す概略断面図。 本発明の実施形態2に係る鍛造金型を示す概略断面。 従来例における加圧ピンの連結構造を示す概略断面。
符号の説明
1 金型本体
2 キャビティ型
3 加圧ピン
4 連結部材(連結手段)
4a 加圧ピン連結部材
4b 油圧シリンダ連結部材
4c 連結リング部材
4d 軸部
5 油圧シリンダ(加圧ピン移動手段)
5a シリンダロッド(加圧ピン移動手段)

Claims (2)

  1. 金型本体に嵌め込まれているキャビティ型に形成されたガイド孔に摺動自在に挿通され、先端側をキャビティの内部に入れて前記キャビティの内部に充填された溶湯の一部又は全部を加圧する加圧ピンと、前記加圧ピンを移動させて前記キャビティ内に出し入れさせる加圧ピン移動手段とを備えた鋳造金型であって、
    前記金型本体内にて前記加圧ピンの後端側と前記加圧ピン移動手段との間を連結手段を介して連結し、前記連結手段は、前記加圧ピンの後端側を該加圧ピンの軸線方向に垂直な面に対して微動自在に連結した、
    ことを特徴とする鋳造金型。
  2. 前記加圧ピンの摺動方向が、前記鋳造金型の型開き方向に対して垂直である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の鋳造金型。

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