JP2006030147A - 環境認識システムおよび移動機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】
測距ターゲットが移動しているときや測距システムが移動しているときでも、正確に測距ターゲットを認識する。
【解決手段】
環境認識システム1は、変調されたビーム102を用いて相対的に移動する物体2を認識する。ビーム発射手段12は、ビームを発射する。ビーム走査手段13は、ビームを走査する。物体からの反射ビームをビーム受信手段が16検出する。ビーム受信手段が受信した信号に基づいて距離画像を距離計測手段17が取得する。距離計測手段が取得した複数の画像を比較して距離画像に含まれる物体の歪みを歪み除去手段が除去する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、周囲環境を自動的に認識する環境認識システムおよびそれを用いた移動機構に係り、特に、レーザビームを用いて周囲環境における物体を認識する環境認識システムおよびそれを用いた移動機構に関する。
従来の測距システムの例が、特許文献1に記載されている。この公報に記載の測距方法においては、所定の周波数を有する第1のPN符号により符号変調された搬送波を測距ターゲットに発信し、ターゲットから反射された搬送波を受信している。そして第1のPN符号と同一符号で微小に異なる周波数を有する第2のPN符号を作成する。第1、第2のPN符号の相関から第1のバースト状相関信号を、搬送波と第2のPN信号から第2のバースト状相関信号を求め、これらの位相差および第1、第2のバースト状信号を積分した信号の位相差から、ターゲットまでの距離を求めている。
測距装置の他の例が、特許文献2に記載されている。この公報に記載の測距装置では、送信信号発生部が所定チップ長のPN符号を発生し、発光部がPN符号に対応したレーザ光を出射する。ターゲットからの反射波を受光部が受光し、2値化した後PN符号との相関を取り、距離測定している。その際受信信号から直流分および低周波信号を除去するとともに、送信信号発生部は、受光部が受信してから安定した受信信号を出力するまでPN符号を発生している。
特開2002−368720号公報
特開2002−55158号公報
従来の測距システムでは、レーザを機械的に走査しなければならず、測距ターゲットまでの距離を検出するのに時間がかかり、この測距ターゲットが移動しているときには見落とすおそれがあった。また、測距ターゲットが移動中であったり、測距ターゲットが移動中の物体内にあるときは、検出した測距ターゲット形状が歪んでいる恐れがあった。このため、測距ターゲットが高速に移動していたり、逆に測距システムが高速に移動しているときには、正確に周囲環境を把握することが困難である。また、上記特許文献1または2に記載の測距装置ではたしかに測定した信号の処理については詳述されているものの、上記従来技術の有する不具合を解決することについては何ら考慮されていない。
本発明は、上記従来技術の不具合に鑑みなされたものであり、その目的は測距ターゲットが移動しているとき、または測距システムが移動しているときでも、正確に測距ターゲットを認識することにある。本発明の他の目的は、高速に移動する移動体であっても確実に環境認識システムが捕捉することにある。
上記目的を達成する本発明の特徴は、変調したビームを用いて相対的に移動する物体を認識する環境認識システムにおいて、ビームを発射するビーム発射手段と、ビームを走査するビーム走査手段と、物体からの反射ビームを検出するビーム受信手段と、このビーム受信手段が受信した信号に基づいて距離画像を取得する距離計測手段と、この距離計測手段が取得した複数の画像を比較して距離画像に含まれる物体の歪みを除去する歪み除去手段とを備えたものである。
そしてこの特徴において、距離画像に含まれる複数の測定点の測定間隔を変更する手段を備えるのが好ましい。測定間隔を変更する手段は、初めに大きな間隔で距離画像全域に測定位置を設定し、この大間隔で測定した距離画像中に相対的に移動する物体を検出したら、その物体を含む近傍についてそれまでの間隔よりも小間隔に測定位置を定めるものであってもよく、距離画像の中央部で測定位置間隔を狭くし、周囲部で測定位置間隔を広くするものでもよい。
また上記目的を達成する本発明の他の特徴は、上記特徴を有する環境認識システムを搭載し、物体に対し相対的に移動可能であり、ビームがレーザ光である移動機構である。
上記目的を達成する本発明のさらに他の特徴は、ビーム発信器と、このビーム発信器から発信されたビームを走査するビーム走査器と、このビーム操作器を制御する操作制御手段と、ビームを受信するビーム受信器と、ビーム発信器がビームを発信してからビーム受信器がビームを受信するまでの経過時間を測定する手段と、この測定された経過時間に基づいて相対的に移動する物体までの距離を測定する距離計測手段とを備える環境認識システムにおいて、距離計測手段が測定した形状情報から物体の位置を検出する移動物体検出手段を設け、走査制御手段に、標準走査領域を走査する標準走査モードと移動物体検出手段が検出した物体の位置を含む標準走査領域の中の部分走査領域を走査する部分走査モードとを切り換える手段を設けるものである。
そしてこの特徴において、相対的に移動する物体の速度を検出する移動物体速度検出手段と、この移動物体速度検出手段が検出した物体の相対速度に基づいて、距離計測手段が測定した形状情報を補正する形状補正手段とを設けるのが好ましく、ビーム発信器が発信するビームを変調する擬似ノイズ信号を発生する変調信号発生手段を設け、距離計測手段に、変調信号発生手段が発生した変調信号を異なる所定の遅延時間だけ遅延させた遅延変調信号とビーム受信器が受信した受信信号との相関を演算する複数の相関器と、この複数の相関器の中から、それぞれの相関器に設定した閾値よりも出力が大きくかつ遅延時間が最小である一の相関器を選択する選択手段と、この選択手段が選択した一の相関器の出力とこの一の相関器の遅延時間に最も近い遅延時間を有する他の相関器の出力とに基づいて物体までの距離を算出する距離算出手段を設けるのが好ましい。
上記目的を達成するさらに他の特徴は、周囲の物体の形状情報を取得する環境認識システムを搭載し、この環境認識システムが取得した周囲環境の距離画像に基づいて移動経路を制御する移動機構において、環境認識システムは、取得する距離画像において、この移動機構の移動方向である中心部分領域について、周辺部分領域よりも細かい間隔で距離情報を取得するものである。そして、移動機構の移動速度を検出する速度検出手段を設け、環境認識システムにこの速度検出手段が検出した移動機構の移動速度に基づいて距離画像を補正する形状補正手段を設けるのが好ましい。
本発明によれば、ビームを変調して反射させ反射したビームから距離画像を形成し、この距離画像に含まれる歪みを歪み補正手段で補正するので、測距ターゲットが移動しているとき、または測距システムが移動しているときでも、正確に測距ターゲットを認識できる。
以下、本発明に係る環境認識システムの一実施例を、図面を用いて説明する。図1は、環境認識システムのブロック図である。環境認識システム1は、変調信号101を発生する変調信号発生器11を有する。レーザ発信器12は、発生した変調信号101を用いて変調されたレーザビーム102を発信する。変調されたレーザビーム102は、ミラー駆動装置14が駆動する可動ミラー13により向きを偏向させられ、走査される。可動ミラー13の角度は、ミラー角度センサ18で検出される。
レーザ発信器12から出射されたレーザビーム103は、測距ターゲットである外部の物体2に反射して反射光104となる。この反射光104は、ビームスプリッタ15で出射光103等と分離される。分離されたたレーザビーム105は、レーザ受信器16で受信される。レーザ受信器16から出力される受信信号106は、距離計測回路17に送信される。距離計測回路17には、変調信号発生器11が発生した変調信号101も入力されている。距離計測回路17は、変調信号101とレーザ受信器16の受信信号106とから、物体2までの距離108を計測する。この測定結果は、計測制御装置19に送られる。計測制御装置19はミラー駆動装置14のような本システム構成する各機器を制御する。
各構成部品の詳細は、以下のとおりである。矩形状の可動ミラー13は、中心部に位置する矩形の可動ミラー31と、この可動ミラー31との間に間隙をもって配置された第1の枠体13aと、この第1の枠体13aとさらに間隙をもって配置された第2の枠体13bとを有する。可動ミラー31の対向する2辺と、その辺に対向する第1の枠体13aの辺間にねじりバネ32を配置し、可動ミラー31を第1の枠体13aが回動可能に支持する。
第1の枠体13aの外側の辺であって、可動ミラー31が第1の枠体13aに支持される辺に直交する方向の辺と,この辺に対向する第2の枠体13bの辺2箇所間にばね33を配置し、第1の枠体13aを第2の枠体13bが回動可能に支持する。可動ミラー13は、電磁力または静電力によりこの可動ミラー31を駆動する図示しない駆動機構を有する。そして、電気的に可動ミラー31の角度を、縦および横の2方向に自由に変化させる。
可動ミラー13は、微細デバイス技術(MEMS)を用いて製作される。可動ミラー31の一辺は、10mm以下に形成されている。可動ミラー31を小型化したので、可動ミラー31の慣性質量が低減され、ミラー触れ角度を高速に変化させることが可能となり、レーザビーム103を高速に走査することができる。
計測制御装置19はレーザビーム103の走査領域を制御するために、ミラー触れ角度をミラー駆動装置14に指示する。ミラー駆動装置14は、ミラー角度センサ18が検出した可動ミラー31の検出角度を参照して、計測制御装置19からの指示に応じて可動ミラー31を駆動する。変調信号101が変調したレーザビーム103は、可動ミラー31により曲げられ、物体2を含む領域に照射される。そして、物体2で反射されてレーザ受信機16に到達し、受信信号106に変換される。距離計測装置17は、変調信号101と受信信号106との差時間である遅れ時間から、環境認識システム1から物体2までの距離108を求める。計測制御装置19は、距離計測装置17が求めた物体2までの距離の2次元情報から、走査領域における物体2の形状情報を取得する。
図2に、図1に示した環境認識システム1を搭載した移動機構3の側面図を断面図で示す。移動機構3は、前側および後ろ側に配置され、モータ41により駆動される複数の車輪45と、底面側にこの車輪45を取り付けた基台部46とを有する。基台部46上には、モータ41の回転等を制御する移動制御装置44と、この移動機構3の回転速度を検出するジャイロ43とが搭載されている。
基台部46の下面には、車輪45の回転数を計測して移動機構3の移動速度を検出する速度センサ42が取り付けられている。移動機構3の上部であって進行方向前側には、移動機構3の周囲にある物体2の形状情報を取得する環境認識システム1が取り付けられている。移動機構3の基台部46よりも上部側は、カバー57で覆われている。移動制御装置44は、環境認識システム1が取得した周囲の物体2の形状情報に基づいて、移動機構3を周囲の物体との接触を回避して目的地に移動させる。
図3に、環境認識システム1に搭載した距離計測回路17の詳細構成を、ブロック図で示す。変調信号発生器11は、0あるいは1のビットをランダム的に複数(N個)並べた符号列を繰り返す擬似ランダム信号(PN符号)を発生する。変調信号発生器11の変調信号101は、時間T毎に0あるいは1の信号を発生し、N×Tの周期で同じ信号を繰り返す。変調信号発生器11から送信された変調信号101をレーザ発信機12は受信し、受信した変調信号101の値が1のときは、レーザビーム102を発信する。変調信号が0のときは、レーザビーム102を停止する。レーザ発信機12から発信されたレーザビーム102は可動ミラー部13で出射光103となり、物体2に到達する。その後、物体2で反射され、反射光104がレーザ受信器16の受信信号106として検出される。
レーザ受信器16受信信号106は、距離測定回路17に送信される。距離測定回路17は、M個の相関器U〜UM−1と(M−1)個のディレイD〜DM−1を備えている。ここでMは、PN符号の長さN以下の整数である。ディレイD〜DM−1は、変調信号101から、遅延時間Tずつ遅延させた遅延変調信号S〜SM−1を生成する。なお、変調信号101は、遅延時間0、すなわち遅延がない遅延変調信号Sである。相関器U〜UM−1は、遅延変調信号S〜SM−1と受信信号106との相関値R〜RM−1を演算する。
相関値R〜RM−1は、遅延変調信号S〜SM−1と受信信号106を掛け合わせた後、積分して得られる。距離演算部51は、相関値R〜RM−1を用いて、変調信号101に対する受信信号106遅れ時間tを検出し、この遅れ時間tに基づいて環境認識システム1から物体2までの距離108を求める。
距離測定回路17が物体2までの距離を求める具体的な方法を、以下に説明する。受信信号106は変調信号101よりも、環境認識システム1から物体2までの往復距離に応じた時間tだけ遅れる。光速度をcとすると、環境認識システム1から物体2までの距離Lは、遅れ時間tを用いて次式で表される。
L=c×t/2
遅れ時間tを測定すれば、距離Lを求めることができる。
PN符号はランダム信号であるから、強い自己相関性を有する。そのため、あるPN符号の信号と、そのPN符号の信号を時間tだけ遅らせた信号との相関を求めると、時間遅れtが1ビットの時間Tに比して小さいときは相関値が大きい。一方、時間遅れtが1ビットの時間T以上であると、相関値がほぼ0になる。したがって、受信信号106の遅れ時間tと相関器U〜UM−1の出力である相関値R〜RM−1の関係は、図4に示すように、基準の山形の波形を時間t軸方向に移動させた波形を重ね合わせた波形で表される。
すなわち、Aを受信信号106の振幅により定まる値として、以下の関係となる。
(i−1)×T≦t≦i×T のとき
=A×(t/T−i+1)
i×T<t≦(i+1)×T のとき
=A×(i+1−t/T)
t<(i−1)×T または (i+1)×T<t のとき
=0
図4では、Aを一定と仮定している。PN符号はNビット毎に繰り返されるので、遅れ時間がT×Nに近づくと再び相関値のピークが現れる。そこで、遅れ時間tがT×Nよりも小さいものと仮定した。
相関値R〜RM−1が求められたので、距離演算部51は遅れ時間tを演算する。隣り合う2個の相関値RとRi+1の和をWとするとき、相関値の和Wの中から予め定めた閾値Hよりも大きくかつ最大のものを選択する。この選択された相関値の和Wに対応する並び順番iを、kとする。これにより、遅れ時間tはk×Tと(k+1)×Tとの間にあると判定する。閾値Hは、空気中の塵や霧などにより反射された光が物体2までの距離検出を乱すのを防止するために設定する。受信される反射光104の強度が距離の2乗に反比例するので、閾値Hiは遅延時間に対応する並び順番iに対応して以下のように定める。
=H/(i+1)
ここで、Hは最も近距離における相関値の和Wの閾値であり、実験から定める。2個の相関値RとRk+1を用いて、次式から遅れ時間tを求める。
t=T×(((Rk+1−R)/(R+Rk+1)+1)/2+k)
ここで、相関値Rの和と差の比を用いて遅れ時間tを求めているから、受信信号104の光量の影響、すなわち、物体2の表面の反射率の影響が除かれる。次式を用いて、遅れ時間tから距離Lを求める。
L=c×t/2
本実施例によれば、物体2表面の反射率や空気中の塵および霧の影響を受けずに正確に距離を検出できる。なお、本実施例における演算を、アナログ回路とデジタル回路を有するハードウェアで実行してもよいし、マイクロコンピュータとソフトウェアを用いて実行してもよい。
測定できる距離の範囲は、単位時間Tと相関器の数Mによる。測定できる遅れ時間tは(T×M)以下であるから、最大測定距離LmaxはLmax=(c×T×M/2)である。距離測定の分解能は、PN符号を用いた変調における単位時間Tと、変調の長さNに依存する。遅れ時間tの測定分解能は、概ねT/Nになるから、距離測定分解能LresはLres=c×T/N/2となる。測定時間Tmは、相関演算の時間により決定される。最小の相関演算時間はPN符号の周期に等しいので、測定時間TmはTm=T×Nである。
例えば、T=1ns=10−9s,M=100、N=100であれば、光速cはc=3×10mであるから、最大測定距離LmaxはLmax=0.5×3×10×1×10−9×100=15mである。距離測定分解能LresはLres=0.5×3×10×1×10−9/100=1.5×10−3m=1.5mmである。測定時間Tmは、Tm=1×10−9×100=100nsである。
上記最大測定距離Lmax、距離測定分解能Lresおよび測定時間Tmの式から分かるように、PN符号変調の単位時間Tを短くし符号の長さを長くすれば、高速かつ高分解能で距離を測定することができる。また、相関器Uの数を増せば、距離測定範囲が広がる。
次に、環境認識システム1がレーザ光102を走査する走査モードについて説明する。図5に、異なる2つの走査モードにおける物体2を含む領域61とその領域61内の距離測定点63、66の例を示す。環境認識システム1は、標準走査モードと部分走査モードを備える。図5(a)に示す標準走査モードでは、可動ミラー13の触れ角をを大きくする。レーザビーム103を標準走査領域61の中に定めた走査線62に沿い右から左、またはその逆に動かす。その際、走査線62を中心にして2次元にジグザグに走査する。走査中に、予め定めた時間間隔で計測点63において周囲の物体2までの距離を計測し、距離画像を得る。
図5(b)に示す部分走査モードでは、可動ミラー13の触れ角小さくし、レーザビーム103を標準走査領域61の中から選択した部分走査領域64の中だけで走査する。この場合、標準走査モードよりもレーザビーム103の走査線65の間隔を狭める。それとともに、レーザビーム103の移動速度を遅くし、計測点66の間隔を狭める。
これらの2つの走査モードを、下記の手順で切り換えて使用する。
初めに標準走査モードを選択し、物体2を含む広い領域(標準領域)の中から物体の形状情報すなわち距離画像を粗く取得する(ステップ100)。この距離画像の取得を繰り返す。異なる時刻に取得した距離画像を比較し、その変化から移動している物体2の位置を検出する(ステップ110)。検出した移動物体2を中心に部分走査領域を設定する。そして部分走査モードに切り換え、移動している物体2の形状情報を高分解能にに取得する(ステップ120)。取得した移動物体2の形状情報に基づいて、移動物体2の種別を認識する。
本方法によれば、標準領域から部分走査領域へと走査領域を狭めているので、高分解能で走査するときでも走査に要する時間はほとんど変わらず、高速にかつ高分解能で移動する物体を認識できる。
上記移動する物体2の認識においては、レーザ走査の開始時と終了時との時間差に起因して、物体2の形状をゆがんだ形状として認識する恐れがある。すなわち、レーザ走査中に物体2も移動しているので、形状認識においては物体2の運動成分が含まれる。そこで、このゆがみを補正して真の物体形状を認識する。この様子を、図6を用いて説明する。図6(a)は、ある瞬間における移動物体2と距離測定点との関係を示す図であり、同図(b)は距離測定した結果得られた移動する物体2の形状情報である。
レーザビーム103を走査領域61中の走査線62に沿ってジグザグに走査しているので、走査の初期の時点と走査の後の時点では、物体71はその位置を変えている。そのため、高速に移動する移動物体71について形状情報を取得すると、取得した移動物体71の形状情報72に歪みが生じる。図7に歪み補正を説明する図を、以下に歪み補正の手順を示す。
レーザ光103を移動物体71を含む領域内に走査させる。この操作を複数回繰り返し、複数の距離画像75を得る。得られた複数の距離画像75を比較し、移動物体71の移動速度73と回転速度74を演算する(ステップ200)。移動物体71を含む領域をレーザ走査する。そして、環境認識システム1から移動物体71の表面上の点Pまでの距離Lを測定し、点Pの3次元座標を求める。同時に、走査開始時刻からの経過時間を計測する(ステップ210)。
移動物体71の移動速度73と回転速度74から、点Pの移動速度ベクトルVを求める。移動速度ベクトルVと走査開始からの経過時間とを用いて、走査開始時刻における点Pの位置を推定する。推定した点を、点Pとする(ステップ220)。推定した点Pに対応する距離画像75上の点Qの属性データに、環境認識システム1から推定した点Pまでの距離Lを書き込む(ステップ230)。この操作により、距離画像75から歪みが除去される。
上記実施例では、環境認識システム1が固定位置に置かれている場合を想定していたが、上述したように環境認識システム1を移動機構3に搭載することもできる(図2参照)。環境認識システム1が移動機構3に搭載されているときは、移動機構3の移動により環境認識システム1が取得した形状情報全体に歪みが生じる。形状情報がゆがんでいると、移動機構3が周囲の物体2に接触する恐れがある。そこで、移動機構3に、歪みを補正する手段を設ける。この様子を、図7を用いて説明する。本実施例では、符号71で示したものは周囲の物体で移動しないものであり、符号1で示した環境認識システムの方が移動する。
移動機構3に搭載された速度センサ42とジャイロ43の出力を用いて、移動制御装置44が移動機構3の移動速度45と回転速度46を演算する(ステップ300)。周囲の物体71を含む領域をレーザ光103が走査する。そして、移動機構3から周囲の物体71の表面上の点Pまでの距離Lを測定する。移動機構3を基準とした点Pの相対3次元座標を求める。同時に、走査開始時刻からの経過時間を計測する(ステップ310)。
移動機構3の移動速度45と回転速度46とを用いて、移動機構3に対する点Pの相対的な移動速度ベクトルVを求める。移動速度ベクトルVと走査開始からの経過時間とに基づいて、走査開始時刻における点Pの位置を推定する。この推定した点を、点Pとする(ステップ320)。推定した点Pに対応する距離画像75上の点Qの属性データに、移動機構3から推定した点Pまでの距離Lを書き込む(ステップ330)。距離画像75から歪みを除去できるので、移動制御装置44は、周囲の物体71に接触することなく移動機構3を移動させることができる。
移動機構3が移動しているときには、移動予定経路は移動方向の前方中央部に出現することが多い。そこで、移動予定経路の延長上にある前方中央について重点的にレーザ光103を走査させる中央部重点走査モードを環境認識システム1に設ける。この様子を、図8を用いて説明する。
環境認識システム1は、距離画像81を取得する。この距離画像81は属性データとして距離情報を有している。廊下82や障害物83までの距離を計測し、属性データに書き込む。遠近法の効果により、移動機構3の近傍の物体は大きく、遠方の物体は小さくなる。移動機構3の現在位置近くの物体は、距離画像81の全域に現れるが、移動機構3の今後の移動経路近くの物体は、移動機構3の進行方向に対応する距離画像81上の点84近くに集中する。
移動制御装置44は、移動機構3の進行方向の情報を計測制御装置19に送る。計測制御装置19は送られた進行方向の情報に基づいて、ミラー駆動装置14を制御する。その際、図8に示すように進行方向84を中心とする領域87については、狭い間隔で低速にレーザ光103を走査し、間隔を狭く定めた計測点85で距離を計測する。それ以外の領域88については、広い間隔で高速にレーザ光103を走査し、間隔を粗く定めた計測点86で距離を計測する。
本方法によれば、距離画像81の全域で狭い間隔で定めた計測について、計測する場合に比べ、移動機構3の移動に支障のない範囲で計測点数を減らすことができるので、計測の効率が向上する。また、距離画像81の全域についてレーザ光103を粗く走査するだけで、移動機構3が現在いる位置付近の障害物を検出できる。移動経路に沿った遠方の障害物は、距離画像81の中央部を細かくレーザ光103を走査させれば、検出できる。したがって、移動機構3が走行中に接触するおそれのある障害物を、漏れなく効率良く検出できる。
環境認識システム1を、建物内に設置すれば防犯に利用できる。具体的には、環境認識システム1を部屋の角部情報に取り付ける。部屋の中に、移動する人物が現れると、上記手法に基づいて環境認識システム1は、移動物体として認識する。これにより、室内への侵入者を見落とさずに発見できる。移動物体の検出に伴う歪みを補正するので、侵入者の顔の3次元形状を歪みなく検出でき、高い確度で人を識別することができる。
移動機構3をサービスロボットとすれば、家庭内等の防犯に利用できる。移動機構3は、家庭やオフィス、公共空間においてセキュリティや物流に用いるサービスロボットである。ロボットが、家庭内やオフィス内を徘徊し、高速に物体や人物を認識する。その際、距離画像から得られた物体や人物に歪み補正を施すので、物体や人物を高精度で識別できる。また、障害物検出機能をも有しているので、移動する人物等にロボットが接触する恐れもない。
環境認識システム1を自動車に搭載すれば、衝突事故の防止に利用できる。自動車の後部および/または前部に環境認識システム1を搭載し、前後車との距離を常時測定する。この測定結果をブレーキ等と連動させれば、前車の急ブレーキ等による接触事故を回避できる。また、側面や前方に環境認識システムを搭載すれば、人物の飛び出しにも対応できる。この場合、必ずしも歪み補正をする必要はない。
さらに、レーザ光の走査領域と検出点の間隔を制御すれば障害物を漏れなく検出でき、高速で移動する自動車であっても障害物を確実に検出できる。自動車での距離計測においては、屋外の霧や塵の影響を受けやすい。その場合、擬似ノイズ信号を使用する距離検出方法を用いれば、ロバストに障害物を検出できる。
なお、上記各実施例では、レーザビームを走査するのにMEMS技術を応用して製作した可動ミラーを用いている。しかし、可動ミラーに限らず、ガルバノミラーやポリゴンミラーなどの他の可動ミラーをも単独でまたは組み合わせて使用できる。レーザ光を高速で走査するのに、ミラーとねじりバネにより振動共振を発生させてミラーを動かすようにしてもよい。
上記実施例では、1個のレーザ発信器と1個のレーザ受信器を用いているが、複数のレーザ発信器と複数のレーザ受信器を設けて、複数のレーザビームで同時に空間を走査するようにしてもい。その場合、高速に広範囲の物体の形状を取得できる。距離測定にレーザビームを用いたが、LED光やミリ波などの他の波長領域の電磁波や超音波などを用いることもできる。
本発明に係る環境認識システムの一実施例のブロック図。 図1に示した環境認識システムを搭載した移動機構の一実施例の側面断面図。 図1に示した環境認識システムに搭載する距離計測回路のブロック図。 相関信号を説明するグラフ。 走査モードを説明する図。 形状情報の歪みを説明する図。 歪み補正を説明する図。 中央部重点走査モードを説明する図。
符号の説明
1…環境認識システム、2…物体、3…移動機構、11…変調信号発生器、12…レーザ発信器、13…可動ミラー、14…ミラー駆動装置、15…ビームスプリッタ、16…レーザ受信器、18…ミラー角度センサ、17…距離計測回路、19…計測制御装置、31…ミラー、32、33…ねじりバネ、34、35…ミラー駆動機構、40…本体、41…駆動機構、42…速度センサ、43…ジャイロ、44…移動制御装置、61…標準走査領域、62…走査線、63…計測点、64…部分走査領域、65…走査線、66…計測点、71…移動物体または周囲の物体、72…形状情報、73…移動速度、74…回転速度、81…距離画像、82…廊下、83…障害物、84…進行方向、85、86…計測点、101…変調信号、102〜105…レーザビーム、106…受信信号。

Claims (10)

  1. 変調されたビームを用いて相対的に移動する物体を認識する環境認識システムにおいて、ビームを発射するビーム発射手段と、ビームを走査するビーム走査手段と、物体からの反射ビームを検出するビーム受信手段と、このビーム受信手段が受信した信号に基づいて距離画像を取得する距離計測手段と、この距離計測手段が取得した複数の画像を比較して距離画像に含まれる物体の歪みを除去する歪み除去手段とを備えたことを特徴とする環境認識システム。
  2. 距離画像に含まれる複数の測定点の測定間隔を変更する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の環境認識システム。
  3. 前記測定間隔を変更する手段は、初めに大きな間隔で距離画像全域に測定位置を設定し、この大間隔で測定した距離画像中に相対的に移動する物体を検出したら、その物体を含む近傍についてそれまでの間隔よりも小間隔に測定位置を定めることを特徴とする請求項2に記載の環境認識システム。
  4. 前記測定間隔を変更する手段は、距離画像の中央部で測定位置間隔を狭くし、周囲部で測定位置間隔を広くしたことを特徴とする請求項2に記載の環境認識システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の環境認識システムを搭載し、物体に対し相対的に移動可能であり、前記ビームがレーザ光であることを特徴とする移動機構。
  6. ビーム発信器と、このビーム発信器から発信されたビームを走査するビーム走査器と、このビーム操作器を制御する操作制御手段と、ビームを受信するビーム受信器と、前記ビーム発信器がビームを発信してからビーム受信器がビームを受信するまでの経過時間を測定する手段と、この測定された経過時間に基づいて相対的に移動する物体までの距離を測定する距離計測手段とを備える環境認識システムにおいて、前記距離計測手段が測定した形状情報から物体の位置を検出する移動物体検出手段を設け、前記走査制御手段に、標準走査領域を走査する標準走査モードと、前記移動物体検出手段が検出した物体の位置を含む標準走査領域の中の部分走査領域を走査する部分走査モードとを切り換える手段を設けたことを特徴とする環境認識システム。
  7. 相対的に移動する物体の速度を検出する移動物体速度検出手段と、この移動物体速度検出手段が検出した物体の相対速度に基づいて、前記距離計測手段が測定した形状情報を補正する形状補正手段とを設けたことを特徴とする請求項6に記載の環境認識システム。
  8. 前記ビーム発信器が発信するビームを変調する擬似ノイズ信号を発生する変調信号発生手段を設け、前記距離計測手段に、前記変調信号発生手段が発生した変調信号を異なる所定の遅延時間だけ遅延させた遅延変調信号とビーム受信器が受信した受信信号との相関を演算する複数の相関器と、この複数の相関器の中から、それぞれの相関器に設定した閾値よりも出力が大きくかつ遅延時間が最小である一の相関器を選択する選択手段と、この選択手段が選択した一の相関器の出力とこの一の相関器の遅延時間に最も近い遅延時間を有する相関器の出力とに基づいて物体までの距離を算出する距離算出手段を設けたことを特徴とする請求項6に記載の環境認識システム。
  9. 周囲の物体の形状情報を取得する環境認識システムを搭載し、この環境認識システムが取得した周囲環境の距離画像に基づいて移動経路を制御する移動機構において、前記環境認識システムは、取得する距離画像において、この移動機構の移動方向である中心部分領域について、周辺部分領域よりも細かい間隔で距離情報を取得することを特徴とする移動機構。
  10. 移動機構の移動速度を検出する速度検出手段を設け、前記環境認識システムにこの速度検出手段が検出した移動機構の移動速度に基づいて距離画像を補正する形状補正手段を設けたことを特徴とする請求項9に記載の移動機構。
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