JP2006029541A - ワンウェイクラッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】 エンドベアリングを備えたワンウェイクラッチにおいて、安定した引きずりトルクが得られると共に、構成簡単で軸方向長を短縮できるワンウェイクラッチを提供する。
【解決手段】 半径方向に離間され、相対回転自在に同心状に配置されると共に環状の軌道面を有する内輪及び外輪と、前記内輪及び外輪間に配置されて該軌道面間でトルクを伝達するトルク伝達部材と、該トルク伝達部材を円周方向等分に保持する保持器と、前記内輪及び外輪間に配置され、前記内輪及び外輪を同心状態に保持するため、前記外輪に密嵌したエンドベアリングから成るワンウェイクラッチにおいて、前記保持器は前記エンドベアリング内に配置され、前記保持器は前記エンドベアリングに対して摩擦力を発生するため前記エンドベアリングの内周面に当接する当接部分を備えていることを特徴とするワンウェイクラッチ。
【選択図】 図1
【解決手段】 半径方向に離間され、相対回転自在に同心状に配置されると共に環状の軌道面を有する内輪及び外輪と、前記内輪及び外輪間に配置されて該軌道面間でトルクを伝達するトルク伝達部材と、該トルク伝達部材を円周方向等分に保持する保持器と、前記内輪及び外輪間に配置され、前記内輪及び外輪を同心状態に保持するため、前記外輪に密嵌したエンドベアリングから成るワンウェイクラッチにおいて、前記保持器は前記エンドベアリング内に配置され、前記保持器は前記エンドベアリングに対して摩擦力を発生するため前記エンドベアリングの内周面に当接する当接部分を備えていることを特徴とするワンウェイクラッチ。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば自動車などの駆動装置内でトルク伝達、バックストップ等の部品として使用されるワンウェイクラッチに関するものであり、より詳細にはワンウェイクラッチのエンドベアリングの改良に関する。
従来、ワンウェイクラッチを産業機械などの回転部分に組み込み使用する場合、振動、慣性などによりその機能が損なわれないように、回転部材である外輪もしくは内輪に一定の引きずりトルクをもたせて保持している。
例えば、外輪の回転に急加減速があるとスプラグは慣性のため外輪軌道面で滑り、摩擦を生じるので外側保持器と外輪との間に、摩擦力、すなわち引きずりトルクを与え、回転する外輪と常に一体で回転させる必要がある。これは、外輪の動きを敏速に外側保持器に伝えると共に、スプラグの動きを確実にするためである。
上述のように一定の引きずりトルクを得るため、従来のワンウェイクラッチでは外側保持器に切欠き加工、すなわちTバー加工やiバー加工を施したり、別部材としてドラグクリップなどのバネ部材を取りつけたりしていた。また、これらの加工性や構成部品の増加などの問題が生じるため、外側保持器のフランジ部を楕円形状とするなどの方策が提案されていた。
例えば、特許文献1では保持器の保持面の一部または全部を切り欠いて、外輪の環状内面に当接する平面部を設け、この平面部により必要な引きずりトルクを得る構成を開示している。
また、特許文献2では保持器のフランジ部を楕円形状に形成し、長軸の両端で外輪の環状内面に当接させ必要な引きずりトルクを得る構成を開示している。
特許文献3では、保持器のフランジの一部に、径方向外方へ延在する突起を形成し、この突起を外輪の環状内面に当接させ、必要な引きずりトルクを得る構成を開示している。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
実開昭60−127128号公報(図9、図10等)
実開昭62−188632号公報(図4等)
実開平5−54831号公報(図5等)
しかしながら、上述した従来のワンウェイクラッチには以下のような問題点がある。一般に、ステータ用のワンウェイクラッチでは、軸方向の両端に、例えばアルミニウム等の軸受合金製のブッシュを並列配置して、内外輪の軸受としていることが多い。この場合、ブッシュの分、ワンウェイクラッチ全体の軸方向長が長くなることが多かった。従って、ブッシュの代わりにエンドベアリングを用いることにより軸方向長を短縮できる。
エンドベアリングは、環状の板部材の内径及び外径から軸方向に延在するフランジ部を備えている。このフランジ部が内外輪に対する軸受機能を有する。よって、保持器のフランジ部は、エンドベアリングのフランジ部によって包囲されるため、保持器のフランジ部が内輪または外輪に直接引きずりトルクを与える構成は採用できない。
従って、本発明の目的は、エンドベアリングを備えたワンウェイクラッチにおいて、安定した引きずりトルクが得られると共に、構成簡単で、軸方向長を短縮できるワンウェイクラッチを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明のワンウェイクラッチは、
半径方向に離間され、相対回転自在に同心状に配置されると共に環状の軌道面を有する内輪及び外輪と、前記内輪及び外輪間に配置されて該軌道面間でトルクを伝達するトルク伝達部材と、該トルク伝達部材を円周方向等分に保持する保持器と、前記内輪及び外輪間に配置され、前記内輪及び外輪を同心状態に保持するため、前記外輪に密嵌したエンドベアリングから成るワンウェイクラッチにおいて、
前記保持器は前記エンドベアリング内に配置され、前記保持器は前記エンドベアリングに対して摩擦力を発生するため前記エンドベアリングの内周面に当接する当接部分を備えていることを特徴としている。
半径方向に離間され、相対回転自在に同心状に配置されると共に環状の軌道面を有する内輪及び外輪と、前記内輪及び外輪間に配置されて該軌道面間でトルクを伝達するトルク伝達部材と、該トルク伝達部材を円周方向等分に保持する保持器と、前記内輪及び外輪間に配置され、前記内輪及び外輪を同心状態に保持するため、前記外輪に密嵌したエンドベアリングから成るワンウェイクラッチにおいて、
前記保持器は前記エンドベアリング内に配置され、前記保持器は前記エンドベアリングに対して摩擦力を発生するため前記エンドベアリングの内周面に当接する当接部分を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、次のような効果が得られる。
保持器に設けた当接部分がエンドベアリングを介して内輪または外輪に当接し、保持器が弾性変形するため、簡単な構成で、安定した引きずりトルクが得られると共に、寿命低下の恐れのないワンウェイクラッチを提供することができる。当接部分が単純な構造であるので、寸法管理が容易となり、機械加工も容易である。保持器のフランジ部に突起を設けるだけなので、加工工程を増加させることなく、また強度の低下もなく、製造コストが低いと共に寿命の向上したワンウェイクラッチを提供できる。保持器のフランジ部を楕円形やほぼ多角形に変形した円形に形成すれば、または保持器全体を楕円形に形成すれば、更に製造が容易になる。また、以上の構造により、軸方向寸法の短いワンウェイクラッチの製造が可能となる。
保持器に設けた当接部分がエンドベアリングを介して内輪または外輪に当接し、保持器が弾性変形するため、簡単な構成で、安定した引きずりトルクが得られると共に、寿命低下の恐れのないワンウェイクラッチを提供することができる。当接部分が単純な構造であるので、寸法管理が容易となり、機械加工も容易である。保持器のフランジ部に突起を設けるだけなので、加工工程を増加させることなく、また強度の低下もなく、製造コストが低いと共に寿命の向上したワンウェイクラッチを提供できる。保持器のフランジ部を楕円形やほぼ多角形に変形した円形に形成すれば、または保持器全体を楕円形に形成すれば、更に製造が容易になる。また、以上の構造により、軸方向寸法の短いワンウェイクラッチの製造が可能となる。
保持器のフランジ部に半径方向外方に突出する突出部を設けたことにより、突出部の先端がエンドベアリングの内周面に接すると共に、突出部と対向する保持器のフランジ部の一部が真円であるエンドベアリングの内周面に接して、保持器が半径方向に弾性変形し、外輪に密嵌したエンドベアリングを介して外輪との間に適当な摩擦力を得ている。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。尚、以下説明する実施例は本発明を例示として説明するものであって、本発明を限定するものではないことは言うまでもない。また、各図面中同一部分は同一符号で表わしてある。
図1は、本発明の一実施例を示すワンウェイクラッチ10の一部破断した正面図であり、図2は、図1のA−A線に沿った軸方向断面図である。トルク伝達部材としてひょうたん形のスプラグを用いた例で示してあるが、本発明はその他の形式のワンウェイクラッチにも適用できる。図1では、外輪1及び内輪2は省略してある。
図2において、外輪1はほぼ真円の内周面1aとなっている。また、内輪2はほぼ真円の外周面2aとなっている。外輪1と内輪2とは内周面1a及び外周面2aとを互いに対向させた状態で、相対回転自在となっている。
外輪1と内輪2とで画成される環状の空間には、両輪間でトルクを伝達するトルク伝達部材、すなわちひょうたん形のスプラグ3が円周方向等分に複数個配置され、内外輪間でトルクを伝達している。スプラグ3は、一対の保持器、すなわち外側保持器5及び内側保持器6にそれぞれ設けたほぼ矩形の窓8内に保持されている。外側及び内側保持器5、6の間にはリボンスプリング4が配置され、スプラグ3に係合面とかみ合う方向の起き上がりモーメントを与えている。
図1から明らかなように、ほぼ真円の内径を有する環状の内側保持器6は、軸方向の一端部でほぼ垂直にすなわち半径方向内方に所定距離延在する環状のフランジ部6aを有しており、フランジ6aの先端部は所定のクリアランスをもって内輪2に対向している。
また、ほぼ真円の内径を有する環状の外側保持器5は、軸方向の一端部でほぼ垂直にすなわち半径方向外方に所定距離延在する環状のフランジ部5aを有しており、フランジ5aの突起13以外の先端部は所定のクリアランスをもってエンドベアリング12の内周面に対向している。
図2は、図1のA−A線に沿った軸方向断面図であり、ワンウェイクラッチ10の詳細を示している。ワンウェイクラッチ10は、内輪2及び外輪1との間にほぼ環状のエンドベアリング11及び12が軸方向の端部にそれぞれ設けられている。エンドベアリング11及び12は、内輪2及び外輪1間に配置され、内輪2及び外輪1を同心状態に保持している。すなわち、内外輪の軸受の機能を果たしている。
エンドベアリング11及び/または12は、外輪1の内周面1aに対して固着状態で係合、すなわち密嵌し、外輪1にほぼ固定された状態となっている。すなわち外輪1とほぼ一体となるように構成されている。エンドベアリング11及び/または12は、外径側及び内径側からそれぞれ軸方向内方に延在するフランジ部11a、11b及び12a、12bを備えている。従って、フランジ部11a及び12aの外周面で、外輪1の内周面1aに密嵌している。またフランジ部11b及び12bの外周は内輪2の外周面2aに所定のクリアランスで摺動可能に対向している。
エンドベアリングは、上述の他、次のように外輪1に対して固定することもできる。図3は、エンドベアリングの他の例を示す軸方向断面図である。エンドベアリング12は、初期状態では角度θで外径側へ広げたフランジ部12cを備えている。フランジ部12cの外径は外輪1の内径より大きい。
フランジ部12cを内径側へ変形させながら、エンドベアリング12を外輪1の内周面にバネ力をもって挿入する。挿入後は、フランジ部12cは、図1と同様なフランジ部12aとなるが、変形されたフランジ部が外径側に復元しようとするばね力によりエンドベアリング12が外輪1に対して固定状態となる。尚、図3では、説明の便宜上フランジ部の外径への拡がりが大きくなっているが、実際には僅かな量拡がっているだけである。
図4は、外輪1とエンドベアリング11及び12の直径と温度の関係を示すグラフである。例えば鋼製の外輪1は、熱膨張により実線Aのような勾配で直径が増大する。また、例えば銅製のエンドベアリング11及び12は、熱膨張により破線Bのような勾配で直径が増大する。
温度が低いときには、外輪1の内径とエンドベアリング11及び12の外径との間には所定のクリアランスが存在する。ワンウェイクラッチの作動に伴って、温度が僅かに上昇すると、外輪より熱膨張率の高い材質のエンドベアリング11及び12の外径は、温度Pで外輪1の内径と同じになる。その後は、外輪1の内径とエンドベアリング11及び12の外径とは同一直径の状態となり、外輪1にエンドベアリング11及び12は確実に固定される。
すなわち、熱膨張を利用して、エンドベアリングの外径が外輪の内径に対してシメ代を発生し、エンドベアリングが外輪に対して確実に固定されるのである。
エンドベアリング11及び12は、円周方向等分に設けられ軸方向に貫通する複数の貫通孔14及び15を備えている。この貫通孔14及び15は、ワンウェイクラッチ10を潤滑する潤滑油の経路となっている。
図1及び2に示すように、外側保持器5のフランジ部5aは周方向の一部に突起13を備えている。突起13はエンドベアリング12の内周面に当接するように配置されている。フランジ部5aは、エンドベアリング12のフランジ部12aで包囲されているので、外輪1に対して接することはできない。しかしながら、エンドベアリング12が外輪1に対して固定状態で密嵌しているので、必要な引きずりトルクはエンドベアリング12を介して外輪1に与えられる。
以上のように、外輪1に対する引きずりトルクは、エンドベアリング12を介して、外輪1に与えられる。外側保持器5のフランジ部5aに設けた突起13が、エンドベアリング12の内周面に当接する一方で、突起13と周方向でほぼ180度反対側の一部が、エンドベアリング12の内周面に当接し、外側保持器5が弾性変形することで、外輪1に対して必要な引きずりトルクを与えることができる。
突起13は2個であることが好ましいが、必要であれば1個もしくは多数個設けることもできる。また、外側保持器5の環状のフランジ部5aをほぼ多角形の円形状に形成してもよい。
上記実施例では、ほぼ真円のフランジ部5aに突起を設けて、保持器の弾性変形を利用して突起をエンドベアリング12の内周面に、当接させ、結果として外輪1に押圧力を作用させることで外輪1に対する安定した引きずりトルクを生じさせている。しかしながら、突起を設けないで、フランジ部5a全体を楕円形に形成、または保持器全体を楕円形に加工して、楕円長軸の両端でエンドベアリング12のフランジ部12aの内周面に当接させ、引きずりトルクを与えるように構成することもできる。
尚、上述の実施例の説明においては外側保持器及び内側保持器の2つの保持器を有するものとしてワンウェイクラッチを説明したが、保持器が1つだけの形式のワンウェイクラッチにも本発明が適用できることは言うまでもない。
1 外輪
2 内輪
3 スプラグ
4 リボンスプリング
5 外側保持器
6 内側保持器
10 ワンウェイクラッチ
11、12 エンドベアリング
13 突起
2 内輪
3 スプラグ
4 リボンスプリング
5 外側保持器
6 内側保持器
10 ワンウェイクラッチ
11、12 エンドベアリング
13 突起
Claims (7)
- 半径方向に離間され、相対回転自在に同心状に配置されると共に環状の軌道面を有する内輪及び外輪と、前記内輪及び外輪間に配置されて該軌道面間でトルクを伝達するトルク伝達部材と、該トルク伝達部材を円周方向等分に保持する保持器と、前記内輪及び外輪間に配置され、前記内輪及び外輪を同心状態に保持するため、前記外輪に密嵌したエンドベアリングから成るワンウェイクラッチにおいて、
前記保持器は前記エンドベアリング内に配置され、前記保持器は前記エンドベアリングに対して摩擦力を発生するため前記エンドベアリングの内周面に当接する当接部分を備えていることを特徴とするワンウェイクラッチ。 - 前記当接部分は、前記保持器の外周から径方向外方へ延在する突起であることを特徴とする請求項1に記載のワンウェイクラッチ。
- 前記当接部分は、前記保持器の内周から径方向内方へ延在する突起であることを特徴とする請求項1に記載のワンウェイクラッチ。
- 前記保持器のフランジ部または前記保持器全体が楕円形に形成され、前記当接部分は楕円の長軸の両端部に設けられることを特徴とする請求項1に記載のワンウェイクラッチ。
- 前記保持器のフランジ部または前記保持器全体が、ほぼ多角形に変形した円形で形成され、前記当接部分は前記多角形の頂点の少なくとも2点以上であることを特徴とする請求項1に記載のワンウェイクラッチ。
- 前記エンドベアリングは、銅系の材料から形成され、所定温度以上になると熱膨張により膨張し、それにより前記外輪の内周面に固定されることを特徴とする請求項1に記載のワンウェイクラッチ。
- 前記エンドベアリングは、前記外輪の内径より大きい外径を有するフランジ部を備えており、該フランジ部を変形させることで、前記外輪に対して固定されていることを特徴とする請求項1−6のいずれか1項に記載のワンウェイクラッチ。
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