JP2006024280A - 光記録媒体、ディスク基板及びその製造方法並びに成形金型装置 - Google Patents

光記録媒体、ディスク基板及びその製造方法並びに成形金型装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 保護層が設けられた側からレーザ光を照射することにより、情報信号の記録および/または再生が行われる光記録媒体において、カートリッジに収納せずに使用した場合にも、情報読み取り面に傷が付いたり埃が付着したりすることを防止できるようにする。
【解決手段】 光記録媒体は、中央部に開口1aを有する基板1上に、情報信号を記録可能および/または再生可能に構成された情報信号部2と、情報信号2の記録および/または再生に用いられる光を透過可能に構成された光透過層3とが順次積層されて構成される。ディスク基板1は、光透過層3側に突起を有し、その突起4が、開口1aと光透過層3との間に位置する。これにより、光記録媒体をカートリッジに収納せずに用いた場合に、読み取り面側をテーブルなどに載置したときにも、読み取り面とテーブルなどとの間に空間を形成することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、情報読み取り面における傷などの発生を防止できる光記録媒体、ディスク基板及びその製造方法並びに、そのディスク基板を製造するための成形金型装置に関する。
近年、ディスク基板側からではなく、情報信号部を保護する保護層が設けられた側からレーザ光を照射することにより、情報信号の記録および/または再生が行われる光記録媒体が提案されている。
図10は、保護層側から情報信号の記録および/または再生が行われる光記録媒体の構成を示す断面図である。図10に示すように、この光記録媒体は、情報信号を記録可能および/または再生可能に構成された情報信号部102、情報信号の記録および/または再生に用いられるレーザ光を透過可能に構成された光透過層(保護層)103を、中心部に開口(センターホール)101aを有するディスク基板101上に順次積層してなる。
また、上述の光記録媒体では、信頼性向上のために、光透過層103の内周端をクランピングエリア101bよりも内側まで延長することが提案されている(例えば特許文献1参照)。
さらに、上述の光記録媒体では、従来のCD(Compact Disc)などの光記録媒体と同様に、情報信号部102とクランピングエリア101bとの間(例えば、直径Φ35〜Φ37mmの範囲)に、エレベーション(スタックリブ)と称する突起104を設けることが提案されている。上述の提案のように、信頼性向上のために光透過層103の内周端を延長すると、光透過層103側には突起104を設けることができないので、突起104は光透過層103とは反対側の面に設けられることになる。
ところが、光透過層とは反対側の面に突起を設けると、光記録媒体をカートリッジに収納しないで使用した場合には、以下のような問題が生じる。すなわち、従来、CD−R(Recordable)のようの単板型の光記録媒体などでは、情報読み取り面側に突起が設けられているために、ユーザが情報読み取り面を下にして光記録媒体をテーブルなどに載置したときにも、突起によって情報読み取り面における傷の発生やゴミの付着などを防止することができる。これに対して、保護層側から情報信号の記録および/または再生が行われる光記録媒体では、ユーザが光透過層側を下にしてテーブルなどに載置したときには、光透過層側の面、すなわち情報読み取り面に傷が付いたりゴミが付着したりして、その結果、正確なデータの読み書きができなくなってしまうことがある。
また、突起の形成を省略してしまうと、光記録媒体の製造時にさらに以下に示す問題が生じてしまう。すなわち、ディスク基板に突起が設けられていないと、光記録媒体をポールマガジンなどに積層するときに、光透過層同士が接触しないように、積層される光記録媒体間にスペーサを挿入する必要が生じてしまう。よって、スペーサという副資材を要するばかりではなく、スペーサを入れたり外したりする装置も必要となり、光記録媒体の製造コストの上昇を招いてしまう。更には、スペーサを挿入する工程により製造タクトもアップしてしまう。
そこで、上述の問題を解決するために、リング状の部材を光透過層上に貼り合わせてなる光記録媒体が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−117584号公報
特開2003−157582号公報
しかしながら、この光記録媒体では、工程数の増加による歩留まりの悪化や、コストアップを招いてしまうという問題がある。よって、光透過層側からレーザ光を照射して情報信号の記録および/または再生を行う光記録媒体では、工程数の増加およびコストアップを招くことなく、上述の機能を有する突起を設けることができる光記録媒体が待望されていた。
したがって、この発明の目的は、光透過層側からレーザ光を照射して情報信号の記録および/または再生を行う光記録媒体において、工程数の増加およびコストアップを招くことなく、情報信号読み取り面に接触傷が付いたり埃が付着したりすることを防止する突起を設けることができる光記録媒体、ディスク基板およびその製造方法、金型成形装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、中央部に開口を有するディスク基板上に、
情報信号を記録可能および/または再生可能に構成された情報信号部と、
情報信号部の記録および/または再生に用いられる光を透過可能に構成された光透過層とが順次積層された光記録媒体において、
ディスク基板が、当該ディスク基板に一体成形された突起を光透過層側に有し、
突起が、開口と光透過層との間に設けられることを特徴とする光記録媒体である。
請求項1記載の発明では、開口と光透過層との間に、基板に一体成形された突起が設けられているので、光記録媒体製造後に、例えばリング状部材などを光記録媒体上に貼りあわせて突起を形成せずに済む。また、情報読み取り面を下にして載置面に載置したときに、載置面と情報読み取り面との間に空間を形成することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の光記録媒体において、突起が、ディスク基板の開口を中心とする円環状を有することを特徴とする。
請求項2の発明では、情報読み取り面を下にして載置面に載置したときに、円環状の突起により載置面と情報読み取り面との間に空間を一様に形成することができる。
請求項3記載の発明は、情報信号部が形成される側の一主面に一体成形された突起を有し、
突起が、中央部に設けられた開口部付近に設けられていることを特徴とするディスク基板である。
請求項3記載の発明では、ディスク基板の情報信号部が形成される側の一主面には突起が一体成形されているので、ディスク基板の一主面に、情報信号部、光透過層を順次積層するだけで、読み取り面側の内周部に突起が設けられた光記録媒体を製造することができる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のディスク基板において、突起が、中央部に設けられた開口と、一主面に設定された光透過層形成エリアとの間に位置することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3記載のディスク基板において、突起が、直径17.5mm以上19.5mm以下の範囲に設けられていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項3記載のディスク基板において、突起が、開口を中心とする円環状を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明では、情報信号部、光透過層が順次積層されたディスク基板を、情報読み取り面を下にして載置面に載置したときに、円環状の突起により載置面と光透過層との間に空間を一様に形成することができる。
請求項7記載の発明は、内周部に突起を備えたディスク基板の製造方法であって、
対向する一対の金型を閉じてディスク基板の形状に応じたキャビティを形成し、キャビティ内に樹脂を注入した後に固化してディスク基板を成形し、金型を開くとともにディスク基板の内周部に形成された突起を排出手段により金型から突き出すことを特徴とするディスク基板の製造方法である。
請求項7記載の発明では、金型を開くとともにディスク基板の内周部に形成された突起を排出手段により金型から突き出すので、突起を金型から容易に離型することができる。
請求項8記載の発明は、互いに対向する一対の金型を備え、
金型の一方に、情報読み取り面を形成するためのスタンパが装着される成形金型装置において、
スタンパが装着される金型の内周部には、ディスク基板の内周部に突起を設けるための凹部が設けられ、
凹部内には、その凹部内で固化した樹脂を突き出すための排出手段が設けられていることを特徴とする成形金型装置である。
請求項8記載の発明では、金型の内周部に設けられた凹部内で固化した樹脂を、排出手段により突き出すので、固化した樹脂を凹部から容易に離型することができる。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の成形金型装置において、排出手段が、エアーにより可動することを特徴とする。
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、光記録媒体製造後に、例えばリング状部材などを光記録媒体上に貼りあわせて突起を形成せずに済む。また、情報読み取り面を下にして載置面に載置したときに、載置面と情報読み取り面との間に空間を形成することができる。よって、工程数の増加およびコストアップを招くことなく、情報信号読み取り面に接触傷が付いたり埃が付着したりすることを防止する突起を設けることができる。
請求項3記載の発明によれば、ディスク基板の一主面に、情報信号部、光透過層を順次積層するだけで、読み取り面側の内周部に突起が設けられた光記録媒体を製造することができる。よって、工程数の増加およびコストアップを招くことなく、情報信号読み取り面に接触傷が付いたり埃が付着したりすることを防止する突起を設けることができる。
請求項7記載の発明では、金型を開くとともにディスク基板の内周部に形成された突起を排出手段により金型から突き出すので、突起を金型から容易に離型することができる。よって、ディスク基板に歪みなどを生じさせることなく、ディスク基板の内周部に突起を形成することができる。また、ディスク基板を射出成形する際に、ディスク基板の一主面に突起を一体成形することができる。よって、工程数の増加およびコストアップを招くことなく、情報信号読み取り面に接触傷が付いたり埃が付着したりすることを防止する突起を設けることができる。
請求項8記載の発明では、金型の内周部に設けられた凹部内で固化した樹脂を、排出手段により突き出すので、固化した樹脂を凹部から容易に離型することができる。よって、ディスク基板に歪みなどを生じさせることなく、ディスク基板の内周部に突起を形成することができる。また、ディスク基板を射出成形する際に、ディスク基板の一主面に突起を一体成形することができる。よって、工程数の増加およびコストアップを招くことなく、情報信号読み取り面に接触傷が付いたり埃が付着したりすることを防止する突起を設けることができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態の全図においては、同一または対応する部分には同一の符号を付す。
本発明の実施形態について以下の順序で説明する。
(1)光記録媒体の構成
(2)成形金型装置の構成
(3)光記録媒体の製造方法
(1)光記録媒体の構成
図1は、この発明の一実施形態による光記録媒体の一構成例を示す断面図である。図1に示すように、この光記録媒体は、ディスク基板1と、このディスク基板1の一主面に形成された情報信号部2と、この情報信号部2上に形成された光透過層3とを備える。
この一実施形態による光記録媒体では、光透過層3の側からレーザ光を情報信号部2に照射することにより、情報信号の記録および/または再生が行われる。例えば、400nm以上410nm以下の範囲の波長を有するレーザ光を、0.84以上0.86以下の範囲の開口数を有する対物レンズにより集光し、光透過層3の側から情報信号部2に照射することにより、情報信号の記録および/または再生が行われる。このような光記録媒体としては、例えばBlu−ray Disc(登録商標)が挙げられる。なお、以下では、情報信号の記録および/または再生を行うためのレーザ光が照射される側の面を、情報読み取り面と称する。
ディスク基板1は、中央に開口(以下、センターホールと称する)1aが形成された円環形状を有する。このディスク基板1の情報信号部2が形成される側の一主面には、情報信号の記録および/または再生を行う際に光学スポットを導くための案内溝となる凹凸が形成されている。この溝を案内としてレーザ光が光記録媒体上の任意の位置へと移動できる。この溝の形状としては、スパイラル状、同心円状、ピット列等、各種の形状が挙げられる。ディスク基板1の直径は、例えば120mmに選ばれる。ディスク基板1の厚さは、剛性を考慮して選ばれ、好ましくは0.3mm〜1.3mmから選ばれ、より好ましくは0.6mm〜1.3mmから選ばれ、例えば1.1mmに選ばれる。また、センタホール1aの径(半径)は、15mmに選ばれる。
また、センターホール1aの周辺には、円環状にクランピングエリア1bが設定されている。このクランピングエリア1bの内径(直径)は、例えば23mmに選ばれ、外径(直径)は、例えば33mmに選ばれる。
情報信号部が形成される側の一主面には、情報信号部2を形成するための情報信号部形成エリア1cと、光透過層3を形成するための光透過層形成エリア1dとが設定されている。光透過層形成エリア1dは、少なくとも情報信号部形成エリア1cより広く設定され、好ましくは情報信号部形成エリア1cとクランピングエリア1bとより広く設定される。すなわち、光透過層形成エリア1dの内周は、少なくとも情報信号部形成エリア1cよりも内側に設定され、好ましくはクランピングエリア1bよりも内側に設定される。
また、ディスク基板1は、エレベーション(スタックリブ)と称する突起4を情報信号部が形成される側の面に有する。この突起4は、センターホール1aと光透過層3との間の領域、例えば直径φ17.5mm〜19.5mmの間の領域に設けられる。突起4の高さhは、情報信号部2と光透過層3との厚さの合計より大きく選ばれ、例えば0.05mm〜0.32mmの範囲から選ばれる。突起4の形状は、光透過層3が形成された側を下にしてテーブルなど載置した場合に、光透過層3とテーブルなどとの間に空間を保持できる形状であれば特に限定されるものではなく、例えば、円環状、スポット状およびリブ状などを挙げることができる。なお、突起4とディスク基板1本体とを射出成形により一体成形する場合には、突起4の成形の容易性の観点から、突起4の形状を円環状とすることが好ましい。
図2は、円環状の突起4を情報読み取り面に備えた光記録媒体の平面図である。図2に示すように、センターホール1aと光透過層3との間の領域には、センターホール1aを中心とする円環状の突起4が設けられている。
図3は、スポット状の突起4を情報読み取り面に備えた光記録媒体の平面図である。図3に示すように、センターホール1aと光透過層3との間の領域には、スポット状の突起4が複数設けられている。この突起4は、例えば、光記録媒体と中心を同じくする仮想的な円周上に設けられている。テーブルなどに光記録媒体を載置した際の安定性を考慮すると、隣り合う突起4同士の距離を等しくすることが好ましい。また、同様に安定性の観点からすると、スポット状の突起4の数は3以上であることが好ましい。
図4は、リブ状の突起4を情報読み取り面に備えた光記録媒体の平面図である。図4に示すように、センターホール1aと光透過層3との間の領域には、センターホール1aに倣うようにしてリブ状の突起4が複数設けられている。
ディスク基板1の材料としては、例えばポリカーボネート系樹脂、ポリオレフィン系樹脂若しくはアクリル系樹脂などのプラスチック材料、またはガラスなどが用いられる。なお、コストを考慮した場合には、ディスク基板1の材料として、プラスチック材料を用いることが好ましい。
情報信号部2は、反射膜または記録膜である。反射膜の材料としては、例えば、金属元素、半金属元素、これらの化合物または混合物が挙げられ、より具体的には例えば、Al、Ag、Au、Ni、Cr、Ti、Pd、Co、Si、Ta、W、Mo、Geなどの単体、またはこれらの単体を主成分とする合金が挙げられる。そして、実用性の面を考慮すると、これらのうちのAl系、Ag系、Au系、Si系またはGe系の材料を用いることが好ましい。
また、記録膜は、光記録媒体が追記型または書換可能型であるかに応じて選ばれる。光記録媒体が追記型の場合には、記録膜としては、例えば、反射膜、有機色素膜をディスク基板1上に順次積層して構成される記録膜が挙げられる。光記録媒体が書換可能型である場合には、記録膜としては、例えば、反射膜、下層誘電体層、層変化記録膜、上層誘電体層をディスク基板1上に順次積層して構成される記録膜が挙げられる。情報信号部の内径(直径)は、例えば40mmに選ばれる。
光透過層3は、例えば、平面円環形状を有する光透過性シート(フィルム)と、この光透過性シートを情報信号部2が形成されたディスク基板1に対して貼り合わせるための接着層とから構成される。接着層は、例えば紫外線硬化樹脂または感圧性粘着剤(PSA:Pressure Sensitive Adhesive)からなる。
光透過性シートは、記録および/または再生に用いられるレーザ光に対して、吸収能が低い材料からなることが好ましく、具体的には透過率90パーセント以上の材料からなることが好ましい。光透過性シートの材料としては、例えばポリカーボネート樹脂材料、ポリオレフィン系樹脂(例えばゼオネックス(登録商標))が挙げられる。
また、この光透過性シートの厚さは、好ましくは0.3mm以下に選ばれ、より好ましくは3〜177μmの範囲内から選ばれる。例えば、光透過性シートの厚さは、この光透過性シートと接着層との合計の厚さが例えば100μmになるように選ばれる。このような薄い光透過層3と、0.85程度の高NA(numerical aperture)化された対物レンズとを組み合わせることによって、高密度記録を実現することができる。また、光透過層3の内径(直径)は、例えば22.7mmに選ばれる。
(2)成形金型装置の構成
図5は、この発明の一実施形態による成形金型装置の一構成例を示す断面図である。図6は、この発明の一実施形態による成形金型装置の一構成例を示す拡大断面図である。
以下、図5〜6を参照しながら、この一実施形態による成形金型装置について説明する。図5に示すように、この成形金型装置は、固定側金型11と、可動側金型21とを備え、これらの固定側金型11と、可動側金型21とを突き合わせることにより成形空間であるキャビティ31が形成される。この成形金型装置では、溶融したディスク基板材料をキャビティ31に充填してディスク基板を成形する。
固定側金型11は、可動側金型21と対向する側の面に固定ミラー12を備え、キャビティ31を形成する側の面にスタンパ32が取り付けられる。また、固定側金型11には、スタンパ32を取り付けるためのスタンパ外周ホルダ13が設けられている。このスタンパ外周ホルダ13は、例えば、キャビティ31の外径よりもやや大径とされ、かつスタンパ32の外径よりもやや小径とされた開口を有する円環状である。このスタンパ外周ホルダ13は、取付ねじなどによって固定側金型11に組み付けられている。
スタンパ32は、中心孔を有する円環状であり、その一主面32aにはランドおよびグルーブなどに対応した凹凸が形成されている。スタンパ32は、一主面32a側が可動側金型21と対向するようにして固定側金型11に装着される。スタンパ32を固定側金型に取り付ける際には、スタンパ32の外周部をスタンパ外周ホルダ13と固定ミラー12との間に挟み込ませる。
また、固定側金型11の略中心部には、スプルブッシュ14が設けられている。このスプルブッシュ14は円柱状を有し、その中心には樹脂射出孔15が設けられている。この樹脂射出孔15は、材料供給装置(図示せず)と連結されている。樹脂射出孔15を介して材料供給装置からキャビティ31内に溶融したディスク基板材料が供給される。
また、固定ミラー12とスプルブッシュ14との間には、突起4をディスク基板1に設けるための凹部17が設けられている。凹部17の深さd1は、ディスク基板1に設けられる突起4の高さと同一に選ばれ、例えば0.05mm〜0.32mmの範囲に選ばれる。
凹部17の形状は、ディスク基板1に設けられる突起4の形状に応じて選ばれ、例えば、樹脂射出孔15を中心とする円環状、スポット状またはリブ状などに選ばれ、突起4の成形の容易さを考慮すると、円環状に選ばれる。凹部17は、例えば直径φ17.5mm〜19.5mmの間の領域に設けられている。
この凹部17内には、固定側エジェクタ16を備えられている。固定側エジェクタ16は、エアにより可動側金型21の方向に対して突出および埋没する方向に移動可能に構成されている。固定側エジェクタ16は、凹部17の開口位置まで突出することが好ましく、その突出幅は、例えば0.2mm〜0.5mmの範囲に選ばれる。
この固定側エジャクター14は、可動側金型21を固定側金型11から離間する方向に移動させるときに、可動側金型21の方向に向けて突出して、凹部17内で固化した樹脂を排出するように作用する。
図7は、この発明の一実施形態による成形金型装置に備えられた固定側エジェクタ16の一構成例を示す拡大断面図である。固定ミラー12とスプルブッシュ14との間には、断面L字状を有する空間18が設けられ、この空間18に固定側エジェクタ16が嵌め合わされる。固定側エジェクタ16は、凹部17内にて固化した樹脂を排出するエジェクト部16aと、エアを受けてエジェクト部16aを突出または埋没する方向に移動させるエア受け部16bとを有する。
より具体的には例えば、固定側エジェクタ16は、円環状のエジェクタ部16aと、固定側エジェクタ16aの外周に鍔状に周設されたエア受け部16bとからなる。このエア受け部16bの上方には、エア受け部16bを覆うように固定ミラー12から突出して設けられたエア受け部押さえ12aが設けられている。エア受け部とエア受け部押さえ12aとの間には空間が設けられ、この空間の幅d2が、固定側エジェクタ16の突出幅となる。
この空間18の底面には、1または2以上のエア通路19が設けられており、このエア通路19を介して圧縮空気がエア供給装置(図示せず)から空間18内に供給される。また、空間18の上面には、1または2以上のエア通路20が設けられており、このエア通路20を介して圧縮空気がエア供給装置(図示せず)から空間18内に供給される。
一方、可動側金型21は、固定側金型11に対して対向して配置されるとともに、図示しないガイド手段により固定側金型11に対して近接離間自在とされている。可動側金型21は、その略中心部に、キャビティ31内で固化されたディスク基板の中心部を切断するゲートカットパンチ24と、このゲートカットパンチ24により切断された中心部を押し出す押出ピン25と、ディスク基板を可動側金型より離型させる可動側エジェクタ23とを備える。
このゲートカットパンチ24は、スプルブッシュ14からキャビティ31内に供給されて固化されたディスク基板材料のうちでランナー部などを切断するものであり、ディスク基板1のセンターホール1aと略同一寸法の外径を有している。このゲートカットパンチ24は、図示しないガイド手段や駆動手段によりキャビティ31内に突き出す方向に移動可能とされている。
押出ピン25は、棒状に形成されてゲートカットパンチ24の中心部に配置される。この押出ピン25は、図示しないガイド手段や駆動手段によりキャビティ31内に突き出す方向に移動可能とされ、上述したゲートカットパンチ24により切断された部分を除去する。したがって、キャビティ31内に充填されたディスク基板材料が固化した後、この押出ピン25を押し出すことにより、ランナー部とスプルとを、すなわち、ランナー部とスプルブッシュ部14の供給部に溜まったディスク基板材料とを除去することができる。
可動側エジェクタ23は、ゲートカットパンチ24の外径と略同寸法の内径を有する筒状を呈して構成され、ゲートカットパンチ24を囲むように配設されている。この可動側エジェクタ23は、図示しなガイド手段や駆動手段によりキャビティ31内に突き出す方向に移動可能とされる。したがって、キャビティ31内にディスク基板材料が充填され、上述したようにディスク基板のセンターホールが形成された後、この可動側エジェクタ23がディスク基板の内周側を押圧して可動側金型21からディスク基板を離型させる。
(3)光記録媒体の製造方法
次に、この発明の一実施形態による光記録媒体に製造方法について説明する。まず、可動側金型21を固定側金型11に対して近接する方向に移動し、固定側金型11と可動側金型21とを突き合わせてキャビティ31を形成する。
次に、キャビティ31内に溶融したディスク基板材料を充填する。このディスク基板材料としては、例えば、ポリカーボネートなどの合成樹脂材料を用いることができる。このディスク基板材料は、材料供給装置内で加熱され溶融状態とされ、樹脂射出孔15を供給路としてキャビティ31内に供給される。
次に、キャビティ31内に充填されたディスク基板材料を冷却して固化させるとともに、当該ディスク基板材料に対して型締めを行う。なお、ディスク基板材料に対して型締めを行う際には、可動側金型21を固定側金型11に対して更に近接する方向に移動させる。これにより、キャビティ31内に充填されたディスク基板材料は加圧されることとなり、スタンパ32の一主面32aに形成されたグルーブなどが確実に転写される。
次に、ディスク基板材料が十分に冷却されて固化した後、ゲートカットパンチ24を固定側金型11に対して近接する方向、すなわち、キャビティ31内に突き出す方向に移動させる。ゲートカットパンチ24をキャビティ31内に突き出す方向に移動させることによって、固化したディスク基板材料のうちランナー部およびスプール部を切断することができる。これにより、キャビティ31の内部に充填されたディスク基板材料が固化された後、センターホールが形成されることとなる。
次に、可動側金型21を固定側金型11から離間する方向に移動させる。これにより、固化したディスク基板は、固定側金型11に取り付けられたスタンパ32から離間することとなり、一主面を外側に露出することとなる。また、可動側金型21を固定側金型11から離間するときに、固定側エジェクタ16を可動側金型21に向けて突出させる。これにより、固化した樹脂が凹部17から排出される。
次に、押出ピン25をキャビティ31内に突き出す方向に移動させることにより、上述のゲートカットパンチ24により切断された部分を除去する。次に、可動側エジェクタ23をキャビティ31内に突き出す方向に移動させることにより、ディスク基板の内周部を押圧して可動側金型21からディスク基板を離型させる。
以上の工程により、この発明の一実施形態によるディスク基板1が成形される。
次に、例えばスパッタリング法により、ディスク基板1上に情報信号部2を形成する。具体的には、例えば、最終製品としての光記録媒体が再生専用型である場合には、ディスクディスク基板1の凹凸が形成された一主面に、例えば真空蒸着法あるいはスパッタリング法などにより、Al、Al合金またはAg合金などからなる反射層を成膜する。
次に、ディスク基板1の情報信号部2が形成された一主面に、光透過層3を形成する。例えば、接着層を介して光透過性シートをディスク基板1に対して貼り合わせることにより、光透過層3を形成する。また、ディスク基板1の情報信号部2が形成された一主面に紫外線硬化樹脂などの樹脂を均一に塗布後硬化して、光透過層3を形成するようにしてもよい。
以上の工程により、この発明の一実施形態による光記録媒体を得ることができる。
この発明の一実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
情報読み取り面側にはセンターホール1aと光透過層3との間に突起4が設けられているので、カートリッジに収納せずに光記録媒体を使用した場合に、情報読み取り面側が下となるようにしてテーブルなどに載置したときにも、情報読み取り面とテーブルなどとの間に空間を形成することができる。また、ユーザが光記録媒体を複数枚積載した場合にも、光透過層3同士が接触することを防止することができる。したがって、塵埃、埃、塵芥などの付着および傷の発生を防止することができる。すなわち、記録および/または再生時におけるエラーの発生を低下することができる。
また、光記録媒体の製造時に、光記録媒体をポールマガジンなどに積層するときに、光透過層3同士が接触することを防止するためにスペーサなどを光記録媒体間に挿入する必要がない。したがって、光記録媒体の製造に要するコストを安価に抑え、且つ、光記録媒体の製造工程をより簡略化することができる。
固定側金型11と可動側金型21とを突き合わせてキャビティ31を形成し、キャビティ31内に樹脂を注入した後固化させて、固定側金型11と可動側金型21とを開くとともにディスク基板1の内周部に形成された突起4を突き出すので、凹部17内で固化した樹脂を固定側金型11から容易に離型することができる。よって、チルト特性の低下を招くことなく、内周部に突起4が設けられた光記録媒体を製造することができる。また、形状および高さにばらつきがない突起4を光記録媒体に設けることができる。さらに、稼働率の低下を招くことなく、内周部に突起4が設けられた光記録媒体を製造することができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
実施例
まず、可動側金型21を固定側金型11に対して近接する方向に移動し、固定側金型11と可動側金型21とを突き合わせてキャビティ31を形成した。次に、キャビティ31内に溶融したポリカーボネートを充填した。
次に、キャビティ31内に充填されたポリカーボネートを冷却して固化させるとともに、当該ポリカーボネートに対して型締めを行う。次に、ポリカーボネートが十分に冷却されて固化した後、ゲートカットパンチ24を固定側金型11に対して近接する方向、すなわち、キャビティ31内に突き出す方向に移動させて、センターホール1aを形成した。
次に、可動側金型21を固定側金型11から離間する方向に移動させるとともに、固定側エジェクタ16を可動側金型21に向けて突出させて、固化した樹脂を凹部17から排出した。なお、凹部17の深さを0.25mmとし、固定側エジェクタ16の突き出し幅を0.25mmとした。
次に、押出ピン25をキャビティ31内に突き出す方向に移動させることにより、上述のゲートカットパンチ24により切断された部分を除去した。次に、可動側エジェクタ23をキャビティ31内に突き出す方向に移動させることにより、ディスク基板1の内周部を押圧して可動側金型21からディスク基板1を離型させた。
そして、上述の工程と繰り返してディスク基板1を25枚作成した。
比較例
エアによる固定側エジェクタ16の突き出しをしない以外は、実施例とすべて同様にして25枚のディスク基板を得た。なお、この比較例においては、突起4を凹部17から離型できないディスク基板があったため、実際には25枚以上のディスク基板を作製した。
次に、上述のようにして得られた実施例および比較例の25枚ディスク基板について、チルト(Tilt)を測定し、チルトの平均値およびばらつき(標準偏差)を算出した。なお、チルトの測定には、小野測器社製のLM1200(装置名)を使用した。表1に、実施例および比較例のチルトの平均値、最大値、最小値およびばらつきを示す。
Figure 2006024280
表1から以下のことが分かる。すなわち、固定側金型11と可動側金型21とを離型させるときに、固定側エジェクタ16を可動側金型21の方向に突出させて、固化した樹脂を凹部17から排出することにより、良好なチルト特性を有するディスク基板が得られることが分かる。
また、上述の実施例および比較例より、固定側エジェクタ16を可動側金型21に突出させて、固化した樹脂を凹部17から排出することにより、ディスク基板を容易に金型から離型できることが分かった。
以上、この発明一実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の一実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の一実施形態において挙げた数値はあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる数値を用いてもよい。
また、上述の一実施形態の光記録媒体において、突起4の幅を、その突出の先端から突出の起点に向かうに従って拡げるようにしてもよい。例えば、図8に示すように、突出の先端から突出の起点に向かうに従って広がるテーパ部分を突起4に設けてもよい。このテーパの角度は、例えば45度に選ばれる。このような形状にした場合、ディスク基板1を成形金型装置からより容易に離型させることができるという利点を得ることができる。
また、上述の一実施形態の成形金型装置において、成形金型装置の凹部17の幅を、その底面から開口端の方向に向かうに従って拡げるようにしてもよい。例えば、図9に示すように、底面側から開口端の方向に向かうに従って広がるテーパ部分を凹部17に設けてもよい。このテーパの角度は、例えば45度に選ばれる。このような形状にした場合、ディスク基板1を成形金型装置からより容易に離型させることができるという利点を得ることができる。
この発明の一実施形態による光記録媒体の一構成例を示す断面図である。 円環状の突起を情報読み取り面に備えた光記録媒体の平面図である。 スポット状の突起を情報読み取り面に備えた光記録媒体の平面図である。 リブ状の突起を情報読み取り面に備えた光記録媒体の平面図である。 この発明の一実施形態による成形金型装置の一構成例を示す断面図である。 この発明の一実施形態による成形金型装置の一構成例を示す拡大断面図である。 この発明の一実施形態による成形金型装置に備えられた固定側エジェクタの一構成例を示す拡大断面図である。 この発明の一実施形態による光記録媒体の変形例を示す断面図である。 この発明の一実施形態による成形金型装置の変形例を示す断面図である。 従来の光記録媒体の構成を示す断面図である。
符号の説明
11・・・固定側金型、12・・・固定ミラー、12a・・・エア受け部押さえ、13・・・スタンパ外周ホルダ、14・・・スプルブッシュ、15・・・樹脂射出孔、16・・・固定側エジェクタ、16a・・・エジェクト部、16b・・・エア受け部、17・・・凹部、18・・・空間、19・・・エア通路、20・・・エア通路、21・・・可動側金型、22・・・可動ミラー、23・・・可動側エジェクタ、24・・・ゲートカットパンチ、25・・・押出ピン、31・・・キャビティ、32・・・スタンパ、32a・・・一主面

Claims (9)

  1. 中央部に開口を有するディスク基板上に、
    情報信号を記録可能および/または再生可能に構成された情報信号部と、
    上記情報信号部の記録および/または再生に用いられる光を透過可能に構成された光透過層とが順次積層された光記録媒体において、
    上記ディスク基板が、当該ディスク基板に一体成形された突起を上記光透過層側に有し、
    上記突起が、上記開口と光透過層との間に設けられることを特徴とする光記録媒体。
  2. 上記突起は、上記ディスク基板の開口を中心とする円環状を有することを特徴とする請求項1に記載の光記録媒体。
  3. 情報信号部が形成される側の一主面に一体成形された突起を有し、
    上記突起が、中央部に設けられた開口部付近に設けられていることを特徴とするディスク基板。
  4. 上記突起が、上記中央部に設けられた開口と、上記一主面に設定された光透過層形成エリアとの間に位置することを特徴とする請求項3記載のディスク基板。
  5. 上記突起が、直径17.5mm以上19.5mm以下の範囲に設けられていることを特徴とする請求項3記載のディスク基板。
  6. 上記突起は、上記開口を中心とする円環状を有することを特徴とする請求項3記載のディスク基板。
  7. 内周部に突起を備えたディスク基板の製造方法であって、
    対向する一対の金型を閉じて上記ディスク基板の形状に応じたキャビティを形成し、上記キャビティ内に樹脂を注入した後に固化してディスク基板を成形し、上記金型を開くとともに上記ディスク基板の内周部に形成された突起を排出手段により上記金型から突き出すことを特徴とするディスク基板の製造方法。
  8. 互いに対向する一対の金型を備え、
    上記金型の一方に、情報読み取り面を形成するためのスタンパが装着される成形金型装置において、
    上記スタンパが装着される金型の内周部には、ディスク基板の内周部に突起を設けるための凹部が設けられ、
    上記凹部内には、その凹部内で固化した樹脂を突き出すための排出手段が設けられていることを特徴とする成形金型装置。
  9. 上記排出手段は、エアーにより可動することを特徴とする請求項8記載の成形金型装置。
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